水虫(足白癬・爪白癬)
最終更新: 2026年7月 | 編集: JHO編集部(AI技術活用・公的資料に基づく)
✦ 結論から言うと
「水虫」は医学的には白癬菌という皮膚糸状菌が皮膚の角層に感染する病気で、日本皮膚科学会のガイドラインでは足に生じる足白癬が最も多く、次いで爪白癬、体部白癬(たむし)、股部白癬(いんきん)の順に多いとされています[1]。同じ「水虫」でも部位や病型によって治療薬の種類・塗る期間・内服が必要かどうかがまったく違うため、自己判断で市販薬を使い続けるより先に皮膚科で顕微鏡検査を受けることが遠回りに見えて一番の近道です[1]。かゆみがない角質増殖型や爪白癬もあり、「かゆくないから水虫ではない」と決めつけるのは危険です[1]。本記事は日本皮膚科学会の診療ガイドラインに基づき、足白癬・爪白癬・体部白癬・股部白癬という4つの病型を横断的に整理し、それぞれ何が違い、何が共通しているのかを一つのページでまとめて確認できるようにしています。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」/JHO編集部が作図[1]
| 原因 | 白癬菌(皮膚糸状菌)というカビの一種が皮膚の角層のケラチンを栄養にして感染する[1] |
|---|---|
| 主な病型 | 足白癬(指趾間型・小水疱型・角質増殖型)、爪白癬、体部白癬(たむし)、股部白癬(いんきん)[1] |
| 頻度 | 本邦の足白癬の有病率は21.6%(推定患者数約2,500万人)、爪白癬は10.0%(約1,200万人)と推計されている[1] |
| 主な症状 | 指趾間の紅斑・浸軟・鱗屑、水疱を伴うかゆみ、あるいはかゆみのない足裏全体の角質肥厚など、病型によって大きく異なる[1] |
| 受診の目安 | 市販薬を2〜4週間使っても改善しない、爪の変色・肥厚がある、範囲が広がる場合は自己判断を続けず皮膚科の直接鏡検を受ける[1] |
水虫(白癬)とは?原因と症状が出る仕組み
水虫は医学的には「白癬(はくせん)」と呼ばれ、皮膚糸状菌という真菌(カビ)の一種である白癬菌が、皮膚表面の角層に含まれるケラチンというタンパク質を栄養源として感染することで起こります[1]。日本皮膚科学会の「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」では、表在性皮膚真菌症(皮膚の表面や爪・粘膜など体表に限られる真菌感染症)の代表的なものが皮膚糸状菌症であり、そのほぼ全例が白癬であると説明されています[1]。
白癬菌は湿度が高く皮膚が柔らかい指趾間(指と指の間)から角層に侵入しやすい性質があり、靴の中のような高温多湿の環境が感染・悪化の温床になります[1]。感染した部位や菌の広がり方によって、同じ白癬菌の感染でも「足白癬」「爪白癬」「体部白癬」「股部白癬」と呼び名と治療の考え方が変わるのが、水虫という病気の最大の特徴です[1]。さらに足白癬の中でも、菌が指趾間から指趾腹や足裏(掌蹠)へと寄生領域を広げていくと、紅斑・浸軟・鱗屑が中心の指趾間型から、かゆみを伴う水疱がみられる小水疱型(汗疱型)へと病状が移行していきます[1]。つまり水虫は「治療しなければ自然に治る」病気ではなく、時間の経過とともに病型そのものが変化しうる感染症だと理解しておくことが大切です。
出典:日本皮膚科学会皮膚真菌症診療ガイドライン改訂委員会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」日本皮膚科学会雑誌129巻13号(2019年)
診断の目安となる数値・基準
日本皮膚科学会のガイドラインは、本邦における疫学調査の数値を根拠として白癬の頻度を示しています。自分の症状がどの程度「よくある」ものかを知る手がかりとして、まず数字で全体像をつかんでおきましょう[1]。
| 項目 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 足白癬の有病率(本邦) | 21.6% | 推定患者数は約2,500万人[1] |
| 爪白癬の有病率(本邦) | 10.0% | 推定患者数は約1,200万人[1] |
| 皮膚科新患患者に占める真菌症の割合 | 13.8% | そのうち99.9%が表在性皮膚真菌症[1] |
| 白癬全症例に占める足白癬の割合 | 63.0% | 白癬の中で最多の病型[1] |
| 白癬全症例に占める爪白癬の割合 | 34.0% | 足白癬に次いで多い(重複例含む)[1] |
| 白癬全症例に占める体部白癬の割合 | 7.4% | いわゆる「たむし」[1] |
| 白癬全症例に占める股部白癬の割合 | 4.1% | いわゆる「いんきん」[1] |
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」(日本臨床皮膚科医会Foot Check 2007/日本医真菌学会疫学調査に基づく)[1]
足白癬(趾間型・小水疱型・角質増殖型)・爪白癬・体部白癬・股部白癬の見分け方
「水虫」とひとくくりに呼ばれていても、日本皮膚科学会のガイドラインでは部位と病型によって明確に区別されており、それぞれ治療薬・治療期間が異なります[1]。ここが最も誤解されやすいポイントで、足白癬の治し方をそのまま爪白癬に当てはめると治りません。
| 病型 | 好発部位 | 主な症状 | かゆみ | 外用治療の目安期間 |
|---|---|---|---|---|
| 指趾間型(足白癬) | 足の指の間 | 紅斑・浸軟・鱗屑が指趾間に限局[1] | あり | 2ヵ月以上[1] |
| 小水疱型(汗疱型・足白癬) | 足底・指趾腹 | かゆみを伴う水疱、汗疱状の鱗屑[1] | 強い(急性炎症期) | 3ヵ月以上[1] |
| 角質増殖型(足白癬) | 足底全体 | 炎症は軽微、過角化が主症状[1] | ほとんどなし | 6ヵ月以上[1] |
| 爪白癬 | 足の爪(多くは遠位側縁部から) | 爪の白濁・肥厚・変形(DLSO型が多い)[1] | なし | 内服が中心・テルビナフィンで6ヵ月連続内服が目安[1] |
| 体部白癬(たむし) | 顔・体幹・四肢の生毛部 | 境界明瞭な環状の紅斑、鱗屑、中心治癒傾向[1] | 強い | 外用中心、範囲が広い・再発例は内服も検討[1] |
| 股部白癬(いんきん) | 外陰部とその周囲 | 体部白癬と同様の環状紅斑が陰部周囲に[1] | 強い | 外用中心、範囲が広い・再発例は内服も検討[1] |
見分けるカギ:かゆみの有無だけで水虫かどうかを判断しないことです。角質増殖型の足白癬や爪白癬はほとんどかゆみがなく、「ただの乾燥」「ただの爪の変形」と見過ごされやすいため、皮膚がガサガサする・爪が濁ってきたという段階でも直接鏡検(顕微鏡検査)を受ける価値があります[1]。もうひとつのカギは「今の症状が足のどの範囲まで広がっているか」と「爪に変化があるかどうか」です。指趾間だけにとどまっているのか、足裏全体に及んでいるのか、爪の色や厚みに変化が出ているのかによって、治療のゴールまでの見通し(数週間で済むのか、数ヵ月単位の内服が必要になるのか)が大きく変わってきます。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」1.1手・足白癬/1.2爪白癬・爪真菌症/1.3体部・股部白癬の各項[1]
正しい診断の受け方:なぜ自己判断で薬を塗る前の検査が大切か
白癬の確定診断は、病巣から採取した鱗屑をKOH(水酸化カリウム)溶液で処理して顕微鏡で観察する直接鏡検によって行われます[1]。ガイドラインは、菌種の同定には培養検査が必要なものの、白癬菌のコロニー形成には2週間以上かかることが多いため、診療現場では直接鏡検による迅速診断で治療が開始されるとしています[1]。
ここで重要なのは検体を採る「場所」です。ガイドラインは、偽陰性を防ぐために菌が多く存在する病巣部位(例えば足白癬では水疱の蓋、体部白癬では辺縁の環状部)からできるだけ多くの鱗屑を集めることが重要だと述べています[1]。爪白癬の検査でも、爪切りで爪甲剝離部位や先端部を除去し、とくに爪床に近い深部を検査材料とすることが求められます[1]。
市販の水虫薬を自己判断で先に塗ってしまうと、皮膚表面の菌量が一時的に減り、直接鏡検で菌が検出されにくくなることがあります。ガイドラインが検体採取部位や偽陰性の防止に紙幅を割いているのは、それだけ「見た目は治ったようでも菌は残っている」という状態が診断を難しくするからです[1]。気になる症状がある場合は、市販薬を試す前、あるいは少なくとも一度は皮膚科での顕微鏡検査を挟むことをおすすめします。検査自体は数分で終わることが多く、痛みもほとんどないため、「検査が面倒だから」と自己判断のケアだけで済ませるより、結果的に治療期間を短くできる可能性があります。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」第2章 真菌検査法 1.直接顕微鏡検査(直接鏡検法)[1]
経過と治療:病型別のケア(足白癬と爪白癬は治療の考え方がまったく違う)
足白癬(指趾間型・小水疱型・角質増殖型)
外用抗真菌薬による治療が中心で、ガイドラインは足白癬に対する外用抗真菌療法を推奨度Aで強く勧めています[1]。塗布は1日1回でよいとされる薬剤が多く、塗布期間は病巣の角層の厚さによって異なり、指趾間型では2ヵ月以上、小水疱型(汗疱型)では3ヵ月以上、角質増殖型では6ヵ月以上が目安とされています[1]。ガイドラインは、肉眼で確認できる病巣より十分広い範囲(例えば足全体)に塗るよう指導し、直接鏡検で菌が陰性化してもしばらくは治療を継続するよう勧めています[1]。角質増殖型や接触皮膚炎を合併して難治な症例では、抗真菌薬の内服も選択肢になります[1]。
爪白癬
足白癬とは治療の主軸が異なり、ガイドラインは経口抗真菌薬による内服療法を第一の選択としています[1]。代表的な内服薬として、テルビナフィン125mg/日を6ヵ月連続で内服する方法(推奨度A、定期的な血液検査が必要)、イトラコナゾール400mg/日を1週間投与後3週間休薬するサイクルを3回繰り返すパルス療法(推奨度A)、比較的新しいホスラブコナゾール(推奨度A)が挙げられています[1]。内服ができない・希望しない場合の選択肢として、エフィナコナゾール爪外用液(推奨度B)やルリコナゾール爪外用液(推奨度B)が保険適用を持ちますが、ガイドラインは経口抗真菌薬に比べて外用薬は完全治癒率が低いと明記しています[1]。
体部白癬(たむし)・股部白癬(いんきん)
足白癬・爪白癬とはまた別の考え方が必要な病型です。ガイドラインは、体部白癬・股部白癬への抗真菌薬外用療法(CQ8、推奨度A)と、外用薬の塗布が十分行えない例や再発を繰り返す例に対する内服療法(CQ9、推奨度A)をいずれも推奨しています[1]。
⚠ この3つの病型グループ(足白癬/爪白癬/体部・股部白癬)は治療期間の「桁」が違います。足白癬の外用薬を爪白癬に同じ感覚で使っても治らず、逆に爪白癬用の長期内服の考え方を足白癬の軽症例にそのまま当てはめる必要もありません。自分がどの病型かを診断確定させることが治療期間の見通しを立てる第一歩です[1]。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」CQ1・CQ2(足白癬)/CQ5〜CQ7(爪白癬内服)/CQ3・CQ4(爪白癬外用)/CQ8・CQ9(体部・股部白癬)[1]
外用抗真菌薬にはどんな系統があるのか(成分の分類)
薬局やドラッグストアには数多くの水虫薬が並んでいますが、有効成分の「系統(グループ)」で見ると、ガイドラインが整理しているのは主に5系統です[1]。特定の製品を勧めるものではなく、あくまで成分の分類として理解しておくと、皮膚科で処方された薬や薬局で選ぶ薬の位置づけがわかりやすくなります。
| 系統 | 特徴 |
|---|---|
| イミダゾール系 | 最も種類が多い系統。カンジダ症や癜風にも保険適用がある薬剤が含まれる[1] |
| モルホリン系 | イミダゾール系と同様の適応を持つ系統[1] |
| アリルアミン系 | カンジダ症には保険適用がないが、白癬に有効とされる系統[1] |
| ベンジルアミン系 | アリルアミン系と同じく白癬に有効で、カンジダ症には保険適用がない系統[1] |
| チオカルバミン酸系 | 同じく白癬に有効で、カンジダ症には保険適用がない系統[1] |
ガイドラインは、ある系統すべての薬剤に対して接触過敏性(かぶれ)を起こすことがあるため、系統の異なる抗真菌薬を何種類か使い分けられるようにしておくとよいと述べています[1]。「今使っている薬でかぶれた」という場合、同じ系統の別製品に変えても同じ反応が出ることがあるため、皮膚科で系統ごと変更してもらう相談をするとよいでしょう。どの系統・どの製品が自分に適しているかは、症状や合併症、体質によって異なるため、薬機法上も特定の商品名を優劣付きで案内することはできません。必ず薬剤師・医師に相談のうえで選んでください。また、同じ系統でも製品によって基剤(クリーム・液・軟膏など)が異なり、患部の状態(じゅくじゅくしているか、乾燥してひび割れているかなど)によって塗り心地や刺激感が変わることもあるため、この点も薬剤師に相談すると選びやすくなります。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」1.1手・足白癬 治療の項[1]
薬を塗って悪化した?「かぶれ」と市販薬の限界を知る
水虫の薬を塗り始めてから症状がひどくなったと感じたら、それは白癬の悪化ではなく、薬による「かぶれ」(接触皮膚炎)の可能性があります。ガイドラインは、外用抗真菌薬のある系統すべての薬剤に対して接触過敏性を起こすことがあると明記しており[1]、これは市販薬・処方薬を問わず起こりうる反応です。かゆみや赤みが治療前より強くなった、範囲が急に広がった、といった変化に気づいたら、白癬そのものの悪化と自己判断せず、皮膚科でかぶれの可能性を確認してもらうのが安全です。
市販の水虫薬(一般用医薬品)には、法律上あらかじめ決められた「できること・できないこと」があります。厚生労働省の通知「みずむし・たむし用薬製造(輸入)承認基準等について」(平成10年)は、一般用医薬品としての水虫・たむし薬の効能又は効果について、「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」の範囲とすると定めています[2]。剤型についても、エアゾール剤、軟膏剤、外用液剤及び外用散剤と決められています[2]。つまり市販薬は、対象となる病気の範囲と剤型があらかじめ法律で決められた枠内で作られており、爪白癬のように内服治療が中心となる病型は、この一般用医薬品の外用薬だけでカバーする設計にはなっていません。「薬局で買える薬を試したのに治らない」と感じたら、その薬がそもそもカバーしていない病型(爪白癬など)である可能性も考えてみてください。
内服薬についても、市販されているものではなく医師の管理下で使う薬だからこそ、稀な重い副作用の情報が継続的に更新されています。医薬品医療機器総合機構(PMDA)は2013年、経口テルビナフィン製剤の「使用上の注意」改訂として、「紅皮症(剥脱性皮膚炎)」「薬剤性過敏症症候群」「亜急性皮膚エリテマトーデス」を重大な副作用の項目に追記したと公表しています[3]。頻度としては、直近3年度の国内副作用症例の集積状況で紅皮症関連1例、薬剤性過敏症症候群2例が報告されており、死亡例は0例とされています[3]。数としては稀ですが、内服中に発疹や高熱など普段と違う症状が出た場合は自己判断で様子を見ず、すぐに処方医に連絡することが大切です。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」1.1手・足白癬 治療の項[1]/厚生労働省医薬安全局長通知「みずむし・たむし用薬製造(輸入)承認基準等について」(平成10年5月15日 医薬発第447号)[2]/独立行政法人医薬品医療機器総合機構「テルビナフィン塩酸塩(経口剤)の『使用上の注意』の改訂について」(平成25年4月23日)[3]
受診の目安:今すぐ皮膚科を受診すべきか、自宅で様子見してよいか
次のいずれかに当てはまる場合は、自己判断でのセルフケアを続けず皮膚科の受診を検討してください[1]。
- 市販の水虫薬を2〜4週間続けても症状の範囲が広がる、あるいは改善しない
- 爪が白く濁ってきた、厚くなってきた、変形してきた(爪白癬は市販の塗り薬だけでは治りにくく、内服が必要になることが多いため[1])
- 強いかゆみ・水疱・患部からの浸出液があり、日常生活に支障が出ている
- 糖尿病などの持病があり、足の傷や感染から重症化しやすい状態にある
- 自分では水虫だと思っていたが、湿疹・接触皮膚炎など他の病気の可能性を否定できない(ガイドラインも、直接鏡検を怠ったために診断を誤り患者に迷惑をかけている例が少なくないと指摘しています[1])
逆に、指の間の軽いかゆみ・皮むけ程度で範囲が狭く、市販の外用抗真菌薬を正しい範囲・期間で使い始めたばかりという段階であれば、まずは決められた期間(指趾間型で2ヵ月以上が目安[1])続けて経過をみても差し支えありません。ただし「治ったように見えても市販薬をすぐにやめない」ことが再発予防の基本です[1]。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」1.1〜1.3各項、第2章 直接顕微鏡検査[1]
「病院の薬」と「薬局の薬」はどう違うのか — 制度上の境界線
同じ「水虫の薬」でも、皮膚科で処方される医療用医薬品と、薬局・ドラッグストアで買える一般用医薬品(市販薬)とでは、法律上カバーできる範囲が最初から異なります。この境界線を知っておくと、「なぜ市販薬では足りないと言われたのか」が理解しやすくなります。
| 項目 | 一般用医薬品としての水虫薬の範囲 |
|---|---|
| 対象となる効能・効果 | 「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」の範囲と定められている[2] |
| 認められている剤型 | エアゾール剤、軟膏剤、外用液剤及び外用散剤[2] |
| 爪白癬(爪水虫)の内服治療 | 一般用医薬品の対象外。ガイドラインは内服抗真菌薬を第一選択としている[1] |
厚生労働省の通知は、一般用医薬品としての水虫・たむし薬の承認基準を定めており、対象となる効能・効果は「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」の範囲とすると明記しています[2]。認められている剤型も、エアゾール剤、軟膏剤、外用液剤及び外用散剤の4種類に限られています[2]。一方でガイドラインが示すとおり、爪白癬の治療は内服抗真菌薬が第一選択とされており[1]、これは医師の処方が必要な医療用医薬品の領域です。つまり「市販薬を試したのに爪の白濁が治らない」というのは薬の選び方の問題というより、そもそも市販薬の制度上の対象外だった可能性が高いということです。
うつり方・原因と家庭内での予防
白癬菌は皮膚の表面(角層)に感染する真菌で、感染した皮膚から剥がれ落ちた鱗屑(フケのような角質片)に菌が付着した状態で床やバスマット、スリッパなどに残ることがあります。ガイドラインは家庭内での接触感染そのものを主題として詳述しているわけではありませんが、白癬菌が湿度の高い環境で皮膚に侵入しやすいという性質は明記されています[1]。
家庭内での共用バスマット・スリッパなどを介した具体的な感染率の統計については、今回参照した日本皮膚科学会のガイドラインには明確な記載が見当たりませんでした。断定的な感染率の数字が出せない以上、「家族の誰かが水虫なら自分もほぼ確実にうつる」といった言い切りは避けます。ただし、市販の水虫薬(一般用医薬品)は法律上「みずむし、いんきんたむし、ぜにたむし」を対象として承認されており[2]、家庭内の他の人に症状がある場合は、その人自身も対象となる薬で治療を進めてもらうことが、感染源を減らす合理的な考え方だといえます。
体部白癬に関しては、ガイドラインが感染経路をより具体的に記載している菌種があります。Trichophyton tonsurans(トリコフィトン・トンズランス)は患部との接触で感染するため、柔道やレスリングなど組み合う格闘技を通じた選手間の伝播や、小外傷を受けたあとに好発すると説明されています[1]。また、Microsporum canis(ネコ・イヌ)やT. mentagrophytes(ネコ・イヌ・げっ歯類・ハリネズミ)、T. verrucosum(ウシ)など、動物が保有する菌(好獣性菌)による感染例もあり、これらはいずれも肌の露出部に好発するとされています[1]。ペットや部活動などで動物・人との接触機会が多い環境では、体部白癬の感染源として意識しておく価値があります。好獣性菌(動物由来の菌)による例は治療開始後に一時的に炎症が強まることがあり、あらかじめ患者に説明しておくことが望ましいともガイドラインは述べています[1]。
予防の基本として、ガイドラインの治療指導からも読み取れるのは「病巣や好発部位を蒸れさせないこと」です。治療の項目でも、過角化をもたらす機械的刺激(健康サンダルの使用や軽石でこすりすぎることなど)を避けるよう指導することが明記されています[1]。足を清潔にして毎日しっかり乾かす習慣、共用の履物やバスマットを避ける・こまめに洗うといった対策は、再発予防の観点からも理にかなっています。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」1.1手・足白癬 治療の項/1.3体部・股部白癬 診断・治療の項[1]/厚生労働省医薬安全局長通知「みずむし・たむし用薬製造(輸入)承認基準等について」[2]
参考:頭部にできる白癬(頭部白癬)について — 本記事の対象外だが知っておきたいこと
本記事は足白癬・爪白癬・体部白癬・股部白癬を中心に解説していますが、白癬菌は頭皮にも感染することがあります。ガイドラインでは頭部の皮膚糸状菌症を、化膿性炎症の強いケルスス禿瘡(頭部の炎症性白癬)と、それ以外の頭部(浅在性)白癬に分類しており、頻度は足白癬の1%未満と比較的稀な病型とされています[1]。落屑を伴う脱毛斑や、脱毛後の毛包に黒点(ブラックドット)が見られることが特徴で、頭部脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、頭部の慢性膿皮症などとの鑑別が必要なため、少しでも疑われる場合は真菌検査を積極的に行うべきだとされています[1]。
治療では、直接鏡検の感度が必ずしも高くなく偽陰性になりやすいため、直接鏡検より感度の高い培養検査の実施が強く推奨されています[1]。経口抗真菌薬に関しては、本邦では欧米より少ない投与量が標準とされていますが、おおむね良好な治療成績が得られているとガイドラインは述べています[1]。小児例ではテルビナフィンの安全性が添付文書上未確認とされ、イトラコナゾールは有益性がある場合のみ使用するとされているため、保護者への十分な説明のうえで治療方針が決められます[1]。頭皮に脱毛や黒点、フケのような症状がある場合は、体の水虫とは別の病気の可能性も含めて皮膚科に相談してください。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」1.4頭部の皮膚糸状菌症(頭部白癬)[1]
爪白癬の5つの病型 — 「爪が濁る場所」で診断が変わる
ひとくちに爪白癬といっても、菌が爪のどこから侵入したかによって国際的に5つの病型に分類されています[1]。自分の爪の変化がどのタイプに近いかを知っておくと、皮膚科での説明も理解しやすくなります。
| 病型(略称) | 菌の侵入経路 | 特徴 |
|---|---|---|
| 遠位側縁爪甲下真菌症(DLSO) | 爪甲の遠位部または側縁部の爪甲下 | 爪白癬の多くを占める最も一般的な型[1] |
| 表在性白色爪真菌症(SWO) | 爪表面の損傷部 | 爪甲下角質増殖は目立たず、表面に点状・斑状の白濁[1] |
| 近位爪甲下爪真菌症(PSO) | 近位側の爪上皮(甘皮側) | 足の爪ではまれな病型[1] |
| endonyx onychomycosis(EO) | 爪のほぼ全層 | 爪甲の肥厚が見られないことが多い[1] |
| 全異栄養性爪真菌症(TDO) | 爪甲全体に病変が及んだ終末像 | DLSOなどが徐々に増悪して移行することが多い[1] |
複数の型が混在するケース(Mixed pattern)もあるとされており[1]、見た目だけで正確な病型を判断するのは専門医でも簡単ではありません。だからこそ、爪切りで爪甲剝離部位や先端部を除去し、爪床に近い深部を検査材料として直接鏡検・培養を行う手順が重視されています[1]。また、遠位側縁爪甲下真菌症(DLSO)を放置して菌が爪の根元近くまで広がると、最終的に爪甲全体が侵される全異栄養性爪真菌症(TDO)に移行することがあるとされ[1]、これは病型の「早い段階」で治療を始めたほうが、治療にかかる期間そのものを短くできる可能性を示しています。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」1.2爪白癬・爪真菌症(1)爪白癬[1]
足白癬の治療エビデンス — 実際の臨床試験ではどれくらい効くのか
「外用抗真菌薬は足白癬の治療に有用」という推奨度Aの結論は、複数のランダム化比較試験(RCT)の積み重ねに基づいています[1]。ガイドラインが引用する代表的な試験のひとつでは、105名の指趾間型足白癬患者を対象にブテナフィン外用と対照薬を1日1回4週間比較したところ、4週後の菌陰性化率はブテナフィン群91%(対照群63%)と有意に高く、治療終了4週間後の時点で83%が再発しなかったと報告されています[1]。
内服治療についても、プラセボと比較したRCTがあります。角化型足白癬の患者をテルビナフィン群23名とプラセボ群18名に分け、テルビナフィン250mg/日を6週間投与した試験では、6週間の治療終了時点でテルビナフィン群の59%が菌学的治癒(直接鏡検・培養ともに陰性)かつ症状が軽微またはない状態を達成し、2週間のフォローアップ後には65%まで上昇しました。一方プラセボ群はいずれの時点でも治癒率0%でした(統計的に有意差P<0.001)[1]。有害事象はテルビナフィン群・プラセボ群とも3例のみで、いずれも軽微なものでした[1]。イトラコナゾール400mg/日についても同様に、プラセボ群と比較して有意な改善を示すRCTが報告されています[1]。
数字が示しているのは、「塗り薬・飲み薬のどちらも、プラセボ(偽薬)と比べて明確に効果があると科学的に確認されている」という事実です。裏を返せば、指定された期間より短く自己判断でやめてしまうと、この臨床試験が示した治癒率には届かない可能性があるということでもあります。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」CQ1・CQ2 解説および引用文献(Reyes BA et al. 1998/Savin RC, Zaias N. 1990 ほか)[1]
培養検査・Wood灯検査でわかること — 直接鏡検だけで終わらないケース
皮膚科での検査は、直接鏡検(顕微鏡での即日診断)だけで終わらない場合があります。ガイドラインによれば、菌種の同定にはコロニーの形態・色調・発育の早さの観察や、分生子・菌糸の形状を光学顕微鏡で確認する培養検査が必要で、白癬か、白癬に似た別の真菌症(カンジダ症など)かの区別にも役立ちます[1]。培養は直接鏡検より感度が高く原因菌も多彩に判定できるため、とくに診断が難しい例や治療がうまくいかない例では培養の実施が強く推奨されています[1]。
また、Wood灯という365nmの長波長紫外線を使った検査も補助的に用いられます。暗所で病巣に照射し、蛍光の色を観察するもので、頭部白癬の一部の原因菌では毛包の開口部が緑黄色に輝くため病変範囲の確認や治療判定に役立つとされています[1]。前述の紅色陰癬との鑑別でも、病巣が鮮やかなピンク色の蛍光を発するかどうかがポイントになります[1]。これらの検査はいずれも自宅では行えないため、「治らない」「見た目が変」と感じたときほど、皮膚科での再検査が近道になります。とくに培養検査は結果が出るまでに時間がかかりますが、原因菌の種類まで特定できれば、その菌の性質に合わせて内服薬の種類(テルビナフィンかイトラコナゾールかなど)をより的確に選ぶ助けになります。「検査に時間がかかるから」という理由だけで培養を省略してしまうと、後から治療方針を見直す必要が出てくることもあります。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」第2章 真菌検査法 2.培養検査/3.3 Wood灯検査[1]
爪白癬の内服薬を使うときに知っておきたい注意点
爪白癬の内服治療は効果が高い一方、他の薬との飲み合わせや肝機能への影響など、自己判断で始められない理由もあります。ガイドラインが挙げる主な注意点は次のとおりです。
- テルビナフィン(125mg/日を6ヵ月連続内服):定期的な血液検査が必要とされ、併用注意薬としてシクロスポリン、シメチジンなどが挙げられています[1]。
- イトラコナゾール(400mg/日、パルス療法):多くの併用禁忌薬・併用注意薬があるとされ、後発品(ジェネリック)の品質が必ずしも先発品と同等とは言えないという報告があることにも触れられています[1]。
- ホスラブコナゾール:投与中の血液検査は義務付けられていないものの、肝機能障害を生じることがあるため肝機能検査を行うことが望ましいとされています[1]。
これらはいずれも医師の管理のもとで内服する薬であり、「ネットで見た他人の体験談」だけを根拠に自己判断で薬の種類や量を決めることは避けてください。持病がある方、他の薬を服用中の方は、内服治療を始める前に必ず担当医にすべての服用中の薬を伝えることが、安全に治療を続ける第一歩です。妊娠中・授乳中の方や、肝臓・腎臓の持病がある方も、内服の可否や用量調整について事前に相談が必要になる場合があります。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」1.2爪白癬・爪真菌症(1)爪白癬 治療の項[1]
内服・外用だけでは難しいときの補助的な治療法
爪白癬の中には、内服や爪外用液だけでは十分に改善しない難治例もあります。ガイドラインは、こうした難治性の爪真菌症に対する補助療法として、尿素軟膏を使った密封療法による爪甲除去や、外科的な抜爪術が行われることがあると述べています[1]。保険適用外にはなりますが、レーザーや光線療法を用いた治療の報告もあります[1]。ただし、いずれの方法も病変部の爪甲を十分に除去できるかどうかが治療効果に影響し、抜爪術は爪甲に変形を残すことがあるため注意が必要だとされています[1]。
これらは「内服が効かなかったから終わり」ではなく、標準治療を補う選択肢が複数あることを示しています。長期間治療を続けても改善が乏しい場合は、自己判断で治療をあきらめたり民間療法に頼ったりする前に、皮膚科で他の治療の組み合わせについて相談することをおすすめします。
出典:日本皮膚科学会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」1.2爪白癬・爪真菌症(1)爪白癬 治療の項 3)その他の治療法[1]
「治らない水虫」と言われたときに考えられること
長く水虫薬を使っているのに治らないと感じる場合、いくつかの可能性が考えられます。
①診断そのものが違う可能性 — ガイドラインは、皮膚真菌症には貨幣状湿疹や接触皮膚炎、汗疱など鑑別すべき疾患が多く、直接鏡検を怠ったために診断を誤り患者に迷惑をかけている例が少なくないと述べています[1]。水虫だと思っていたものが実は他の皮膚病で、そもそも抗真菌薬が効く病気ではなかったというケースです。
②治療期間が足りていない可能性 — 角質増殖型の足白癬は6ヵ月以上、爪白癬の内服は6ヵ月連続が目安とされており[1]、症状が軽くなったからと自己判断で早くやめてしまうと、菌が残ったまま再燃することがあります。
③爪白癬を合併していて、そちらの治療をしていない可能性 — ガイドラインは、爪白癬を合併した足白癬の症例では内服抗真菌薬を第一選択とすべきだとしています[1]。足の皮膚だけ塗り薬で治療していても、爪の中に菌の温床が残っていれば足の皮膚に再感染を繰り返します。
⚠ いずれの場合も、まず必要なのは「今使っている薬が本当に効いていないのか」「そもそも診断は合っているのか」を、皮膚科で直接鏡検を受け直して確認することです。自己判断で市販薬の種類だけを次々に変えるのは、原因の特定を遠回りにしてしまいます。
「治らない」という感覚の裏には、①診断違い、②治療期間不足、③爪白癬の合併という3つの代表的な理由がある一方で、稀に薬剤そのものへの反応性の問題(耐性・アレルギー性の接触皮膚炎の併発など)が関わることもあります。いずれのケースも自己判断で見分けることは難しく、同じ「治らない水虫」という訴えでも、原因によって次に必要な一手はまったく異なります。だからこそ、市販薬をいくつも試して回るより先に、一度専門医の目で病巣を見てもらうことが、結果的に最短ルートになります。何ヵ月も同じ薬を使い続けて変化がないと感じたら、「薬が合っていない」だけでなく「そもそも診断からやり直す」という選択肢があることを覚えておいてください。
医療費の目安
水虫の治療費は、外用薬中心の足白癬治療か、内服薬・定期的な血液検査が必要になる爪白癬治療かによって大きく変わります。保険診療の範囲や自己負担の目安は下記を参照してください。
| 適用時期 | 年収の目安 | 計算式 | 100万円の場合 |
|---|---|---|---|
| ~2026年7月診療分 現行 | 年収約370万~770万円(区分ウ) | 80,100円+(医療費-267,000円)×1% | 87,430円 |
| 2026年8月診療分から 見直し後(第1段階) | 年収約370万~770万円(区分ウ) | 85,800円+1%(PDF原文の表記) | 約92,940円<br><small>(編集部試算)</small> |
| + 年間上限 53万円(新設) | |||
※「100万円の場合」の金額のうち、現行(~2026年7月)欄は出典PDFに記載の計算例そのものです。2026年8月欄について、出典PDFに印字されているのは「85,800+1%」という表記のみです。1%を乗じる基準額(現行の267,000円に相当する部分)と、100万円の場合の約92,940円は、PDFに印字されておらず、現行制度と同じ計算方法にもとづくJHO編集部試算です。正確な金額は加入されている健康保険組合等にご確認ください。
※ 制度は改定されることがあります。受診・手術の時期によって自己負担額が変わるため、最新の情報は
厚生労働省の高額療養費制度ページで必ずご確認ください。
出典:厚生労働省「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」(令和7年12月16日) (PDF)
|JHO確認日:2026-07-16
よくある質問(FAQ)
水虫は市販薬だけで治りますか?
水虫はうつりますか?家族にうつさないためにはどうすればいいですか?
かゆくない水虫もあるって本当ですか?
爪水虫(爪白癬)はなぜ塗り薬で治りにくいのですか?
水虫の薬はどれくらいの期間塗ればいいですか?
症状がよくなったら薬をやめてもいいですか?
体部白癬(たむし)と股部白癬(いんきん)はどう違いますか?
爪白癬の内服薬は他の薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか?
培養検査の結果はどれくらいで出ますか?なぜ時間がかかるのですか?
水虫だと思ったら実は違う病気だったということはありますか?
ステロイド配合のかゆみ止めを使っても大丈夫ですか?
爪白癬の内服薬にはどんな種類がありますか?
爪白癬の検査はどうやって行いますか?痛いですか?
爪が白く濁っていますが、水虫ではなく爪カンジダ症の可能性はありますか?
水虫の治療費はどれくらいかかりますか?
| 適用時期 | 年収の目安 | 計算式 | 100万円の場合 |
|---|---|---|---|
| ~2026年7月診療分 現行 | 年収約370万~770万円(区分ウ) | 80,100円+(医療費-267,000円)×1% | 87,430円 |
| 2026年8月診療分から 見直し後(第1段階) | 年収約370万~770万円(区分ウ) | 85,800円+1%(PDF原文の表記) | 約92,940円<br><small>(編集部試算)</small> |
| + 年間上限 53万円(新設) | |||
※「100万円の場合」の金額のうち、現行(~2026年7月)欄は出典PDFに記載の計算例そのものです。2026年8月欄について、出典PDFに印字されているのは「85,800+1%」という表記のみです。1%を乗じる基準額(現行の267,000円に相当する部分)と、100万円の場合の約92,940円は、PDFに印字されておらず、現行制度と同じ計算方法にもとづくJHO編集部試算です。正確な金額は加入されている健康保険組合等にご確認ください。
※ 制度は改定されることがあります。受診・手術の時期によって自己負担額が変わるため、最新の情報は
厚生労働省の高額療養費制度ページで必ずご確認ください。
出典:厚生労働省「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」(令和7年12月16日) (PDF)
|JHO確認日:2026-07-16
糖尿病がある場合、水虫の治療で気をつけることはありますか?
子どもの水虫(体部白癬など)は大人と治療が違いますか?
水虫の水疱がつぶれて、手や体に別のブツブツが出てきました。これも水虫ですか?
水虫(白癬)に関する記事一覧
記事一覧 15件
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食事・生活 2
治療・薬 11
- 「水虫・たむし、再発させない最終結論-専門ガイドが示す治療と予防の科学」
- 【完全ガイド】水虫(足白癬・爪白癬)- 皮膚科医が日本の診療ガイドラインに基づき症状・治療・予防を徹底解説
- 【専門医が解説】爪水虫が市販薬で治らない理由と正しい治療法
- 【皮膚科医が解説】ぜにたむし・水虫の自然治癒は危険。再発させないための最新治療ガイド
- 水虫・カンジダ症の市販薬と処方薬:正しい塗り方から治療期間、爪水虫の最新治療まで徹底解説
- 治らない手の水虫(手白癬)、原因は耐性菌?2025年最新治療・薬を専門家が解説
- 爪水虫(爪白癬)完全ガイド:なりやすい人・原因から最新治療、予防法まで専門医が徹底解説
- 白癬菌(水虫)とカンジダ症の違いとは?皮膚科医が症状の見分け方・正しい治療薬・予防法を徹底解説
- 皮膚真菌症(水虫・たむし)完全ガイド:原因の深掘りと治癒を目指す治療法
- 自宅で治す白癬(はくせん)・水虫・たむしの科学的アプローチ:9つの効果的な治療法・治し方完全ガイド
- 足白癬(水虫)の効果的な治療法:臨床ガイドラインと治療選択肢の完全ガイド
その他 1
体部白癬・股部白癬における再発予防の生活習慣の具体的なエビデンス(推奨される洗濯温度や共用タオルの扱いなど)については、今回参照した資料には記載が見当たりませんでした。
参考文献
- 日本皮膚科学会皮膚真菌症診療ガイドライン改訂委員会「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」日本皮膚科学会雑誌129巻13号、2639-2673頁(2019年) dermatol.or.jp/…/shinkin_GL2019.pdf
- 厚生省医薬安全局長通知「みずむし・たむし用薬製造(輸入)承認基準等について」平成10年5月15日 医薬発第447号 mhlw.go.jp/web/t_doc(dataId=00ta7531)
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)「テルビナフィン塩酸塩(経口剤)の『使用上の注意』の改訂について」平成25年4月23日 pmda.go.jp/files/000144656.pdf
