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JHO 病気ペディア

赤血球

最終更新: 2026年7月 | 編集: JHO編集部(AI技術活用・公的資料に基づく)

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✦ 結論から言うと

赤血球は肺で受け取った酸素を全身の組織に運ぶ血液細胞で、骨髄でつくられ寿命は約120日、毎日およそ1%が入れ替わっています[4]。健診で「赤血球数・ヘモグロビン値(血色素量)・ヘマトクリット値」のいずれかが基準から外れていると指摘された場合、方向は2つに分かれます。少なすぎる=貧血(鉄欠乏性・溶血性・腎性など原因はさまざま)と、多すぎる=多血症(真性多血症と、脱水・喫煙・低酸素などによる二次性)です。原因も対処もほぼ正反対のため、自分がどちら側の指摘を受けたのかをまず確認することが最初の一歩になります。

赤血球の主な役割 ヘモグロビンによる酸素の運搬。骨髄で産生され、寿命は約120日[4]
少ない場合(貧血)の主な症状 倦怠感・立ちくらみ・動悸・息切れ・顔色不良など[4]
多い場合(多血症)の主な症状 顔面紅潮・頭痛・めまい・掻痒感。血栓症のリスク上昇が問題[1]
健診の受診の目安 血色素量が男性12.0g/dL以下、女性11.0g/dL以下は受診勧奨判定値[2]

赤血球とは?酸素を運ぶ仕組みと基準値が測っているもの

赤血球は血液の細胞成分のうち最も数が多く、内部を満たすヘモグロビン(血色素)が肺で酸素と結合し、全身の組織まで運んで放す働きをしています。赤血球は骨髄でつくられ、腎臓から分泌されるエリスロポエチンというホルモンの刺激を受けて産生量が調整されます。ヘモグロビンは鉄とたんぱく質からできており、赤血球1個の寿命は約120日で、毎日およそ1%ずつ新しいものに入れ替わっています[4]。健診の「貧血検査」では、赤血球数・ヘモグロビン値(血色素量)・ヘマトクリット値の3項目を測定し、これらの値の組み合わせから酸素を運ぶ能力が十分かどうかを判定しています[2]。

鉄は体内で2種類の形で摂取され、肉・魚に含まれる「ヘム鉄」は吸収率が約25%と高く、野菜・豆・穀物・海藻に含まれる「非ヘム鉄」は吸収率が約3〜5%にとどまります。ヘモグロビンは鉄だけでなくたんぱく質とも結合してできているため、鉄分と同時にたんぱく質を意識した食事が、赤血球を健康に保つ土台になります[4]。

健診結果表に並ぶ「RBC(赤血球数)」「Hb(ヘモグロビン値)」「Ht(ヘマトクリット値)」は、いずれも同じ酸素運搬能力を別の角度から見ている数値です。赤血球数は血液1マイクロリットル中の赤血球の「個数」、ヘモグロビン値は血液中の血色素の「濃度」、ヘマトクリット値は血液全体に占める赤血球の「体積の割合」を表します。3つのうちどれか1つだけが基準を外れることもあれば、3つ同時に外れることもあり、そのパターンから原因の見当をつけていくのが医師の診断プロセスです。たとえば赤血球数はそれほど減っていないのにヘモグロビン値だけが低い場合は、赤血球1個あたりに詰め込める血色素の量(MCH・MCV)に問題がある鉄欠乏性貧血が疑われやすくなります。

赤血球がつくられる過程では、骨髄の中で幼弱な細胞(赤芽球)が段階的に分裂・成熟し、最終的に核を失った成熟赤血球として血液中に送り出されます。この産生ペースを決めているのが腎臓から分泌されるエリスロポエチンで、体が酸素不足を感じるとエリスロポエチンの分泌が増え、骨髄での赤血球産生が活発になります。慢性腎臓病でこのホルモンの分泌が低下すると「腎性貧血」が起こり、逆に慢性的な低酸素状態(高地生活や呼吸器疾患など)が続くと、エリスロポエチンが増え続けて「二次性多血症」につながることがあります。同じホルモンの働き方の違いが、貧血にも多血症にもつながりうるという点が、赤血球という仕組みの面白さであり、同時に「少ない場合と多い場合を正反対の話として分けて理解する必要がある」理由でもあります。

健診で「貧血」「多血症」のどちらか片方の言葉だけを見て検索すると、正反対の情報にたどり着いてしまうことがあります。たとえば「赤血球を増やす方法」を調べて多血症の人が実践してしまう、逆に「赤血球を減らす瀉血」を調べて貧血の人が不安になってしまう、といった行き違いが起こりえます。この記事では、まず自分がどちらの指摘を受けているのかを健診結果表の「↑(高い)」「↓(低い)」の表示や、医師のコメントで確認してから、該当する章を読み進めることをおすすめします。

診断の目安となる数値・基準

厚生労働省の「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」では、血色素量(ヘモグロビン値)についてWHOの貧血の判定基準等をもとに、次のような「保健指導判定値」「受診勧奨判定値」を設けています[2]。

血色素量(ヘモグロビン値)の健診判定基準
区分 男性 女性 意味
保健指導判定値 13.0g/dL以下 12.0g/dL以下 生活習慣の見直しを勧める段階[2]
受診勧奨判定値 12.0g/dL以下 11.0g/dL以下 医療機関の受診を勧める段階[2]

出典:厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」[2]

このプログラムが参照する国内コホート研究では、貧血(男性ヘモグロビン値13.0g/dL未満、女性12.0g/dL未満と定義)は総死亡のリスク上昇と有意に関連しており、慢性腎臓病(CKD)と貧血を両方持つ人は、循環器疾患死亡のハザード比が男性2.60(95%信頼区間1.80〜3.76)、女性2.00(95%信頼区間1.54〜2.60)にのぼると報告されています[2]。数値がわずかに基準を外れているだけでも軽視せず、健診結果を放置しないことが重要です。

健診結果を受け取ったら、まず「保健指導判定値」と「受診勧奨判定値」のどちらの段階かを確認してください。前者は生活習慣の見直しを促す注意喚起のレベル、後者は医療機関の受診そのものが勧められるレベルであり、同じ「基準値オーバー」でも対応の緊急度は異なります[2]。特に受診勧奨判定値を超えている場合は、症状の有無にかかわらず、次の健診(1年後)まで様子を見るのではなく、早めに医療機関を受診することが推奨されています。健診結果表にこの2段階の判定値が明記されていない場合でも、本記事の表にある数値と照らし合わせることで、自分の結果がどちらの段階にあたるかをおおまかに把握できます。数値がぎりぎり基準内に収まっている場合も、翌年以降に悪化していないかを継続して確認する意味で、健診結果は毎年保管しておくことをお勧めします。

なぜ「貧血くらいで」総死亡や循環器疾患死亡のリスクが上がるのかについては、貧血そのものが直接死因になるというより、健診の時点で隠れている病気(消化管の悪性腫瘍や血液疾患など)が背景にあり、それが長期的な予後に影響している可能性がある、とこの資料では整理されています。また、慢性腎臓病(CKD)の重症化の指標として貧血を捉えることができ、貧血を伴うCKDは循環器疾患の危険因子になると考えられています[2]。つまり「貧血の数値そのもの」だけでなく、「なぜ貧血になっているのか」という背景を確認することが、この健診項目が置かれている本当の目的だといえます。

一方、強い貧血で輸血が必要かどうかの判断では、厚生労働省「血液製剤の使用指針」が、消化管出血など急性貧血における輸血開始の目安(トリガー値)をヘモグロビン値7g/dLとすることを強く推奨し、9g/dL以上では輸血しないことを推奨しています。また、いわゆる「10/30ルール」(ヘモグロビン値10g/dL・ヘマトクリット値30%以上を保つ)は十分なエビデンスがないともしています[3]。これは救急・手術の場での判断基準であり、健診で指摘された段階の数値とは目的が異なる点に注意してください。

同じ指針では、周術期(手術前後)の貧血についても目安が示されています。心血管疾患や肺機能障害・脳循環障害のリスクがない患者では、輸血を始めるかどうかのトリガー値をヘモグロビン値7〜8g/dLとすることが強く推奨される一方、心肺機能に不安がある患者ではヘモグロビン値を10g/dL程度に維持することが引き続き妥当とされています[3]。つまり「何g/dLで輸血するか」は一律の数字ではなく、その人の心肺予備能や出血の速さによって変わる、という点が重要です。健診の基準値と、入院・手術時の基準値は目的も数字も違うため、混同しないようにしてください。

⚠ 少ない=貧血:原因別に見分ける

赤血球やヘモグロビンが基準より少ない状態が「貧血」です。原因はひとつではなく、代表的なものだけでも下表のように分かれます。原因によって検査項目も対処もまったく異なるため、「貧血=鉄を摂れば治る」と決めつけず、まず何が不足・破壊されているのかを調べることが出発点になります。

貧血の主な原因別タイプ
タイプ 主な機序 特徴
鉄欠乏性貧血 ヘモグロビンの材料となる鉄の不足 月経のある女性・妊婦に多い。ヘム鉄の吸収率は約25%、非ヘム鉄は約3〜5%[4]
ビタミン欠乏性貧血 ビタミンB12・葉酸の不足による赤血球産生障害 胃切除後や偏った食事背景で起こりやすい
腎性貧血 腎臓から出るエリスロポエチンの分泌低下 慢性腎臓病(CKD)に伴って進行する[2]
溶血性貧血 赤血球が通常より早く壊される(寿命短縮) 自己免疫性溶血性貧血(AIHA)などが代表[5]
骨髄の産生障害による貧血 骨髄そのものが赤血球をつくれなくなる 再生不良性貧血などが含まれる

出典:厚生労働省 働く女性の心とからだの応援サイト「貧血」[4]/難病情報センター「自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(指定難病61)」[5]

このうち自己免疫性溶血性貧血(AIHA)は、赤血球膜上の抗原と反応する自己抗体がつくられ、抗原抗体反応の結果として赤血球が傷害を受け、赤血球の寿命が著しく短縮(溶血)して貧血をきたす病態です。自己抗体が赤血球に結合する最適温度によって「温式」と「冷式」に分類され、温式AIHAでは脾臓の腫れ(脾腫)が触知される割合が32〜48%と報告されています。治療は副腎皮質ステロイド薬が第一選択で、特発性の温式AIHAの80〜90%はステロイド薬単独で管理可能とされています[5]。

症状としては、倦怠感・立ちくらみ・動悸・息切れ・顔色不良・爪の変形などが共通してみられます。妊婦の貧血は低体重児出産や死産のリスク上昇と関連するという報告もあり、将来の妊娠を考える女性にとっても対策の意味は小さくありません[4]。

これらの症状は「仕事の効率が落ちる」「怠けていると誤解される」といった形で日常生活に影響することも指摘されています。特に月経のある女性は鉄分不足になりやすく、倦怠感・疲労感・立ちくらみ・頭痛といった不調が、単なる疲れではなく貧血由来であるケースが少なくありません。健康診断の血液検査に貯蔵鉄(フェリチン)の検査を加えることで、まだ血色素量には表れていない「隠れ貧血」の段階から気づける場合もあります[4]。倦怠感が続くのに健診の血色素量だけは基準内、という場合は、フェリチン値まで測ってもらえるか医師に相談してみる価値があります。

⚠ 多い=多血症:真性と二次性はまったく別物

赤血球やヘモグロビン、ヘマトクリットが基準より多い状態が「多血症(赤血球増加症)」です。少ない場合の貧血とは原因も対処も正反対で、貧血の話をそのまま多血症に当てはめることはできません。多血症は大きく2つに分かれます。

多血症の主な分類
分類 主な原因 特徴
真性多血症(PV) 造血幹細胞の腫瘍化(骨髄増殖性腫瘍の一種) JAK2遺伝子変異がPV患者の95%以上に認められる[1]
二次性多血症 脱水・喫煙・慢性的な低酸素状態(高地・呼吸器疾患など) 原因となっている状態を解消すれば数値も改善しうる

出典:一般社団法人日本血液学会「造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(2024年版)」[1]

真性多血症(PV)は、慢性骨髄性白血病(CML)などとともに「骨髄増殖性腫瘍(MPN)」に分類される疾患です。MPNはJAK-STATシグナル伝達系を恒常的に活性化する遺伝子変異が共通してみられ、なかでもJAK2変異はPV患者の95%以上に認められます。PV・本態性血小板血症(ET)・原発性骨髄線維症(PMF)の3疾患には発熱・体重減少・倦怠感・掻痒・骨痛などの全身症状が共通してみられるほか、血栓症を合併しやすく、100人・年あたりPVでは5.3回の血栓症が生じると報告されています。一般人口と比較したPVの8年生存割合は0.84(95%信頼区間0.77〜0.90)と、比較的良好とされています[1]。

PVの治療は血栓症のリスクに応じて選択されます。年齢60歳未満かつ血栓症の既往がない「低リスク群」には瀉血(血を抜く処置)と低用量アスピリンの投与が行われ、年齢60歳以上または血栓症の既往がある「高リスク群」には瀉血・アスピリン療法に加えて細胞減少療法(薬でつくられすぎる血球を減らす治療)が行われます[1]。真性多血症で「赤血球を減らす」治療が行われているのは血栓症を防ぐためであり、貧血の人が読む「赤血球を増やす生活習慣」の情報とは目的がまったく逆であることを、はっきり分けて理解してください。

⛔ 「赤血球を増やす」という考え方は貧血の人のための話であり、多血症・真性多血症の人が実践してよいものではありません。多血症の診断・治療方針は自己判断せず、必ず血液内科の専門医の指示に従ってください。

真性多血症を含む骨髄増殖性腫瘍(MPN)は、発症初期には自覚症状に乏しいまま、全身症状を伴いながら段階的に進行し、最終的には骨髄の線維化や、まれに急性転化と呼ばれる状態へ進むことがある疾患群です[1]。健診で赤血球数・ヘマトクリット値が高いだけで自覚症状がない場合でも、「症状がないから大丈夫」と判断せず、血液内科で経過を追ってもらうことが、進行や血栓症を早期に察知する唯一の方法になります。

一方、二次性多血症は、脱水によって血液が濃縮される、喫煙によって一酸化炭素と結びついたヘモグロビンが増えて体が酸素不足と誤認する、慢性の呼吸器疾患や高地生活などで血中酸素濃度が慢性的に低くなり体がエリスロポエチンを増やして赤血球を作り続ける、といった仕組みで起こります。真性多血症のような造血幹細胞そのものの異常ではないため、原因となっている脱水・喫煙・低酸素状態を解消すれば、赤血球数も時間をかけて基準内に戻っていくことが期待できます。ただし自己判断で「二次性だろう」と決めつけず、血液内科でJAK2遺伝子変異の有無などを確認してもらうことが、真性多血症の見落としを防ぐうえで重要です。

真性多血症の症状としては、顔面の紅潮のほか、入浴後などに強くなる皮膚のかゆみ(掻痒感)がよく知られています。これは血液中の血球成分が増えることに関連する症状のひとつとされ、貧血の倦怠感とは異なり、体を動かした後よりも入浴やお湯に触れた後に強く出やすいという特徴があります。頭痛やめまい、まれに手足のしびれ・視覚異常など、血液の粘度が高まることに関連する症状が出ることもあり、これらは血栓症の前兆であることもあるため、繰り返す場合は放置せず血液内科に相談することが勧められます。

赤血球を増やす・健康に保つ生活習慣(貧血の人向け)

⛔ この章は貧血で赤血球・ヘモグロビンが不足している人のための内容です。多血症・真性多血症の人には当てはまりません。

鉄欠乏性貧血の予防・改善では、吸収率の高い「ヘム鉄」(肉・魚に含まれる、吸収率約25%)と、吸収率の低い「非ヘム鉄」(野菜・豆・穀物・海藻に含まれる、吸収率約3〜5%)を組み合わせて摂ることが基本になります。赤血球の寿命は約120日で毎日およそ1%が入れ替わるため、鉄分の補給は一度に大量に摂るより、毎日こつこつ続けることが大切とされています[4]。また、ヘモグロビンは鉄だけでなくたんぱく質とも結合してつくられるため、米飯など必須アミノ酸がそろう主食と組み合わせ、パンや麺が中心の食事の場合はたんぱく質を意識的に追加することが勧められています[4]。

月経のある女性は、月経のない場合に比べて鉄分の推奨量が約4mg多く設定されており、妊娠中期・後期にはさらに多くの鉄分が必要になります[4]。事業主向けの資料では、健康診断の血液検査にフェリチン値の検査を追加したり、食生活に関するセミナーを行ったりすることで、職場全体の貧血対策への意識を高める取り組みも紹介されています[4]。

なお、特定の食品やサプリメントが赤血球数・ヘモグロビン値を確実に改善するかどうかについて、今回参照した公的資料の範囲では断定的な記載は見当たりませんでした。鉄欠乏以外の原因(ビタミン欠乏・腎性・溶血性など)による貧血には、食事の工夫だけでは対応できないため、まずは原因を医療機関で確認したうえで、必要な対策を選ぶようにしてください。

日常生活での注意点としては、極端な減量や偏った食事制限を避けること、月経量が多い・長引くと感じる場合は婦人科での相談も選択肢に入れること、健診を毎年きちんと受けて数値の推移を追うことが挙げられます。数値が1回だけ低かった場合でも、次の健診で改善しているか、変わらず低いままか、さらに下がっているかという「推移」を見ることは、1回の数値だけを見るより多くの情報を与えてくれます。健診結果表を保管しておき、数年分を並べて確認する習慣をつけることも、貧血の早期発見につながります。

職場での健康管理という観点では、貧血対策への意識を高めるために、健康診断の血液検査にフェリチン値の検査を追加したり、食生活に関するセミナーを開催したりする企業の取り組み事例も紹介されています[4]。個人としても、体調がすぐれない・立ちくらみが増えたと感じたら、次の健診を待たずに早めに相談することが、症状を我慢し続けることを防ぐ第一歩になります。「年齢のせい」「忙しさのせい」と自己判断で片付けず、血液検査という客観的な指標で確認できることを、この記事を読んだあとの次の一歩にしていただければと思います。

他の血液疾患との見分け方

貧血や多血症の背景に、より専門的な血液疾患が隠れていることがあります。代表的なものとして、自己免疫性溶血性貧血(AIHA)と発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)があります。両者はともに溶血(赤血球が壊れること)を特徴としますが、機序は異なります。

項目 自己免疫性溶血性貧血(AIHA) 発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)
指定難病番号 指定難病61[5] 指定難病62[6]
機序 自己抗体が赤血球膜上の抗原と反応して赤血球を破壊[5] 造血幹細胞の遺伝子(PIGA等)変異により補体の攻撃を受けやすくなり血管内で溶血[6]
診断時の特徴 脾腫の触知率32〜48%[5] 診断時年齢は平均45.1歳(10〜86歳)、20〜60歳代に幅広く発症[6]

見分けるカギ:AIHAは自己抗体(クームス試験陽性)が主体、PNHは造血幹細胞の遺伝子変異による補体感受性の異常が主体という、破壊の引き金がまったく異なります。どちらも専門的な血液検査でしか確定できないため、原因不明の溶血性貧血を指摘された場合は血液内科での精査が必要です。

AIHAの診断でよく使われる「クームス試験」は、赤血球の表面に自己抗体や補体が結合しているかどうかを調べる検査です。ただし、温式AIHAの中には通常の方法(試験管法)ではクームス試験が陰性に出てしまうケース(クームス陰性AIHA)もあり、その場合はより検出感度の高い「ゲルカラム法」で調べ直したり、患者の赤血球から溶かし出した自己抗体を別の方法(間接クームス試験)で確認したりすることで診断精度を上げています[5]。「1回の検査で陰性だったから溶血性貧血ではない」と早合点せず、症状が続く場合は追加の検査を相談してください。

PNHは、補体介在性の血管内溶血・血栓症・骨髄不全の3つを主な症状とし、それ以外にも腹痛や嚥下障害といった症状を伴うことがあります。日本を含むアジア例では、欧米例で目立つヘモグロビン尿・血栓症よりも、骨髄がうまく血球をつくれない「造血不全」の症状が前面に出やすいという地域差も報告されています[6]。再生不良性貧血のような他の造血不全疾患としばしば合併・相互移行する点も、PNHの特徴のひとつです[6]。いずれの疾患も指定難病に認定されており、診断が確定すれば医療費助成の対象になる場合があります(詳しくは次の「医療費の目安」を参照)。

経過とケア:段階別の考え方

貧血・多血症とも、健診で軽度の異常を指摘された段階から、専門治療が必要な段階まで幅があります。軽度の鉄欠乏性貧血であれば、原因(月経過多・消化管出血・食事内容など)を確認したうえで鉄分・たんぱく質を意識した食事や鉄剤の内服から始めることが一般的です。一方、自己免疫性溶血性貧血のように自己抗体が関与するタイプでは、成人の多くが慢性の経過をとるため、副腎皮質ステロイド薬による治療をまず数か月単位で開始し、経過によって年単位・無期限へと治療期間を見直していきます[5]。

真性多血症のように血栓症のリスク管理が中心となる疾患では、年齢や血栓症の既往によって「低リスク」「高リスク」に分け、瀉血や薬物療法の強度を調整しながら、生涯にわたって定期的に血液検査を受け続けることになります[1]。いずれのタイプでも、自己判断で治療を中断せず、指示された間隔で血液検査を受け続けることが、症状のない時期にリスクを早期に把握するための唯一の方法です。

治療の節目でよくある誤解を整理しておきます。まず、貧血の治療で鉄剤を飲み始めても、ヘモグロビン値がすぐに正常化するわけではありません。赤血球の寿命が約120日であることを踏まえると、体内の血液が入れ替わるまでには数週間から数か月単位の時間がかかります[4]。数値がまだ十分に戻っていない段階で自己判断で服薬をやめると、貯蔵鉄(フェリチン)が回復しきらないまま貧血がぶり返すことがあるため、医師から指示された期間は服薬を続けることが基本です。ヘモグロビン値だけが基準内に戻っても、体内の貯蔵鉄がまだ空の状態であることも多く、医師が「もう少し続けましょう」と説明するのは、この貯蔵鉄まで含めて回復させる意図があるためです。次に、真性多血症の瀉血治療は「一度受ければ終わり」ではなく、ヘマトクリット値をコントロールしながら繰り返し行っていく性質の治療であり、血栓症の高リスク群では瀉血に加えて細胞減少療法を継続することになります[1]。どちらのタイプも、治療の目的は「数値をゼロにする」ことではなく、「症状や合併症のリスクを、安全な範囲に収め続ける」ことにある点を理解しておくと、長期の通院にも納得感を持って向き合いやすくなります。

フォローアップの頻度は病状によって大きく異なります。軽度の鉄欠乏性貧血で原因(月経過多など)が明確な場合は、鉄剤開始後1〜2か月ほどで採血をして効果を確認し、その後は数か月おきの経過観察に移行することが多くあります。一方、自己免疫性溶血性貧血や真性多血症のように慢性の経過をたどる疾患では、症状が安定していても定期的な採血・診察が生涯にわたって続くのが一般的です[5][1]。通院の間隔や検査項目は病状によって主治医が個別に判断するため、「どのくらいの頻度で通えばよいか」は次回の診察で具体的に確認しておくと、通院計画が立てやすくなります。転居や転院で担当医が変わる場合は、それまでの血液検査の推移がわかる資料(お薬手帳や検査結果のコピーなど)を持参すると、新しい担当医が経過を把握しやすくなり、治療方針の引き継ぎがスムーズになります。

受診の目安:今すぐ医療機関へか、健診結果を持って落ち着いて相談かの見分け方

強い立ちくらみで意識を失いそうになった、黒い便(消化管出血のサイン)が出た、動悸・息切れが急に強くなった、皮膚や白目が急に黄色くなった(黄疸)といった症状がある場合は、健診の結果を待たずにすぐに医療機関を受診してください。厚生労働省「血液製剤の使用指針」では、消化管出血に伴う急性貧血でヘモグロビン値が7g/dLを下回る場合に輸血が強く推奨される水準とされており、これは救急対応が必要になりうる目安のひとつです[3]。

一方、健診で血色素量(ヘモグロビン値)が男性12.0g/dL以下・女性11.0g/dL以下(受診勧奨判定値)だった場合は、症状がなくても医療機関を受診することが勧められています。男性13.0g/dL以下・女性12.0g/dL以下(保健指導判定値)の段階であれば、まずは生活習慣(食事内容・月経量・睡眠など)を見直しつつ、次回健診の結果も確認していく段階です[2]。多血症側で健診の赤血球数・ヘマトクリット値が高いと指摘された場合も、自己判断で様子を見るのではなく、血栓症のリスクを評価してもらうために血液内科の受診を検討してください。

受診の目安(症状ベース)
状況 目安
🔴 今すぐ受診・救急 意識が遠のくほどの立ちくらみ、黒い便、急激な動悸・息切れ、急に強くなった黄疸[3]
🟡 早めに医療機関へ 健診で血色素量が男性12.0g/dL以下・女性11.0g/dL以下(受診勧奨判定値)[2]
🟢 生活を見直しつつ次回健診を確認 健診で血色素量が男性13.0g/dL以下・女性12.0g/dL以下(保健指導判定値)[2]

出典:厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」[2]/厚生労働省「血液製剤の使用指針」[3]

日本と海外のガイドライン比較

項目 日本(日本血液学会 造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版・2024年) WHOの貧血判定基準(厚労省が参照)
真性多血症の血栓症高リスクの目安 年齢60歳以上、または血栓症の既往あり[1] -(多血症の年齢区分に関する記載は本ガイドラインの対象外)
貧血の判定に用いるヘモグロビン値 受診勧奨判定値:男性12.0g/dL以下・女性11.0g/dL以下[2] WHOの貧血の判定基準等に基づき、日本の健診プログラムの数値が設定されている[2]

日本の健診制度は、WHOの貧血の判定基準や人間ドック学会の指針をもとに、保健指導判定値・受診勧奨判定値という2段階の目安を設けている点が特徴です[2]。一方、真性多血症の血栓症リスク分類や治療強度の基準は、日本血液学会が国際的な研究(Tefferi Aら、Barbui Tらの報告)を踏まえて国内向けに整理したものです[1]。海外の学会が発表するリスク分類には、JAK2変異の有無や血小板数など、日本のガイドラインとは異なる因子を組み込んだものも存在しており、担当医がどの分類を使っているかは診察の際に確認しておくと安心です。

また、日本の健診制度の基準値(保健指導判定値・受診勧奨判定値)は、あくまで「無症状の集団を対象に、生活習慣病予防の観点から受診・指導のタイミングを示す目安」であり、真性多血症のように治療そのものの強度を決める国際的なリスク分類とは、そもそも作られた目的が異なります[2]。健診の基準値だけを見て「まだ大丈夫」「もう危険」と自己判断するのではなく、症状の有無や既往歴まで含めて医師に相談することが、どちらの方向のガイドラインを参照する場合でも共通して大切な姿勢です。

本態性血小板血症(ET)のリスク分類でも、報告者によって基準が異なる点が同じガイドラインの中で示されています。年齢60歳未満かつ血栓症の既往なしのみを条件とする分類(Barbui Tら)、これに血小板数15万/μL未満などの条件を加える分類(Ruggeri Mら)、さらにJAK2変異の有無を組み込んだ4段階の分類(Barbui Tら、別報告)まで複数存在し、どの因子を血栓症リスクとして重視するかは報告により結論が一致していません[1]。これは、真性多血症・本態性血小板血症といった骨髄増殖性腫瘍の分野が、国際的にも研究が現在進行形で更新され続けている領域であることを示しています。「以前に説明を受けた基準」と「今回の説明」で数字が違って聞こえても、それ自体は医師の説明が誤っているのではなく、参照している報告(版)が違うために起こりうることです。

医療費の目安

貧血の原因調査(血液検査、必要に応じた内視鏡検査など)や、真性多血症・AIHA・PNHのような指定難病の治療は、検査や通院の回数によって自己負担額が大きく変わります。指定難病と診断され医療費助成の対象になった場合や、高額な治療が長期間続く場合には、公的な医療費助成制度を活用できることがあります。制度の詳細・最新の自己負担額の目安は次の通りです。

💰 高額療養費制度の自己負担限度額(医療費100万円の例)
自己負担限度額(70歳未満・区分別)— 適用時期に注意
適用時期年収の目安計算式100万円の場合
~2026年7月診療分
現行
年収約370万~770万円(区分ウ) 80,100円+(医療費-267,000円)×1% 87,430円
2026年8月診療分から
見直し後(第1段階)
年収約370万~770万円(区分ウ) 85,800円+1%(PDF原文の表記) 約92,940円<br><small>(編集部試算)</small>
+ 年間上限 53万円(新設)

※「100万円の場合」の金額のうち、現行(~2026年7月)欄は出典PDFに記載の計算例そのものです。2026年8月欄について、出典PDFに印字されているのは「85,800+1%」という表記のみです。1%を乗じる基準額(現行の267,000円に相当する部分)と、100万円の場合の約92,940円は、PDFに印字されておらず、現行制度と同じ計算方法にもとづくJHO編集部試算です。正確な金額は加入されている健康保険組合等にご確認ください。
※ 制度は改定されることがあります。受診・手術の時期によって自己負担額が変わるため、最新の情報は 厚生労働省の高額療養費制度ページで必ずご確認ください。
出典:厚生労働省「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」(令和7年12月16日) (PDF) |JHO確認日:2026-07-16

よくある質問(FAQ)

赤血球が少ないと言われました。すぐ危険なのでしょうか?
健診の血色素量(ヘモグロビン値)が男性12.0g/dL以下・女性11.0g/dL以下は「受診勧奨判定値」であり、症状がなくても医療機関の受診が勧められる段階です[2]。一方、めまいで倒れそうになる、黒い便が出るなどの症状があれば、健診の結果を待たずすぐ受診してください。
赤血球が多いと言われました。すぐに何か対処すべきですか?
脱水や喫煙、慢性的な低酸素状態による「二次性」の場合は、その原因を解消すれば数値が落ち着くことがあります。ただし真性多血症(骨髄増殖性腫瘍の一種)の可能性もあり、血栓症のリスク評価が必要なため、自己判断せず血液内科を受診してください[1]。
貧血と多血症、どちらが危険ですか?
どちらも軽視できません。貧血は総死亡や循環器疾患死亡のリスク上昇と関連することが国内の追跡調査で示されており[2]、多血症(特に真性多血症)は血栓症のリスクが主な問題です[1]。原因も対処も正反対のため、まずどちらの指摘を受けているのかを確認することが大切です。
赤血球の寿命はどれくらいですか?
約120日です。体内では毎日およそ1%の赤血球が新しいものに入れ替わっているため、鉄分・たんぱく質の補給も毎日こつこつ続けることが大切とされています[4]。
鉄分を摂れば赤血球は増えますか?
鉄欠乏性貧血であれば、鉄分(特に吸収率の高いヘム鉄)とたんぱく質を意識した食事が改善につながります[4]。ただし、貧血の原因がビタミン欠乏・腎性・溶血性などの場合は鉄分だけでは改善しないため、まず原因を調べることが優先です。なお、この点についてサプリメントの効果を断定できる資料は今回確認できませんでした。鉄剤を医師の指示以上に自己判断で多く飲むことは、消化器症状や鉄過剰のリスクにつながりうるため避けてください。
月経のある女性は貧血になりやすいと聞きました。本当ですか?
はい。月経のある女性の鉄分推奨量は、月経のない場合に比べて約4mg多く設定されています。妊娠中期・後期はさらに多くの鉄分が必要になります[4]。
妊娠中の貧血は赤ちゃんに影響しますか?
妊婦が貧血だと、低体重児出産や死産のリスクが増えるという報告があります。妊娠中の血液検査で貧血を指摘された場合は、産科の指示に従って対応してください[4]。妊娠中は循環血液量そのものが増えるため貧血になりやすく、作業効率の低下にもつながりやすいと指摘されています[4]。
ビタミンB12や葉酸が不足すると、なぜ貧血になるのですか?
赤血球は骨髄で幼弱な細胞(赤芽球)が分裂・成熟してつくられますが、ビタミンB12や葉酸はこの分裂の過程に必要な材料です。不足すると赤血球が正常に分裂・成熟できず、通常より大きく数の少ない赤血球ができる「大球性貧血」というタイプの貧血につながります。胃を切除した人や、偏った食事が続いている人で起こりやすいとされています。
腎臓が悪いと貧血になるのはなぜですか?
赤血球をつくるよう骨髄に指令を出すホルモン「エリスロポエチン」は腎臓から分泌されます。慢性腎臓病(CKD)で腎臓の機能が落ちると、このホルモンの分泌が減り、骨髄での赤血球産生が滞ることで「腎性貧血」が起こります。CKDと貧血を両方持つ人は、循環器疾患死亡のリスクがさらに高まると報告されています[2]。
真性多血症とはどんな病気ですか?
造血幹細胞が腫瘍化することで赤血球などが過剰につくられる「骨髄増殖性腫瘍」の一種です。JAK2という遺伝子の変異が患者の95%以上に認められます[1]。血栓症の予防が治療の主眼になります。
真性多血症の治療で「血を抜く」と聞きました。どういうことですか?
「瀉血(しゃけつ)」という処置で、血液を一定量抜くことで血液の粘度や赤血球の量を減らし、血栓症のリスクを下げます。血栓症の低リスク群では瀉血と低用量アスピリンが基本治療とされ、高リスク群では瀉血・アスピリンに加えて、薬で血球のつくられすぎを抑える細胞減少療法が併用されます[1]。瀉血は一度で終わる処置ではなく、ヘマトクリット値の推移を見ながら繰り返し行われます。
溶血性貧血とはどう違うのですか?
通常の貧血が「材料不足でつくれない」タイプであるのに対し、溶血性貧血は「つくられた赤血球が通常より早く壊される」タイプです。自己免疫性溶血性貧血(AIHA)はその代表で、自己抗体が赤血球を攻撃することで起こります[5]。
健診でヘマトクリット値だけ引っかかりました。貧血と同じ意味ですか?
ヘマトクリット値は血液全体に占める赤血球の体積の割合で、赤血球数・ヘモグロビン値とあわせて総合的に判定されます。単独の数値だけでなく、3項目の組み合わせで医師が判断するため、詳しい結果は健診結果表を持って相談してください[2]。ヘマトクリット値だけが高めで赤血球数・ヘモグロビン値は基準内という場合は、採血時の一時的な脱水(水分摂取不足や発汗)で数値が変動していることもあるため、再検査で落ち着くかどうかを確認するよう案内されることもあります。
輸血が必要かどうかは何で決まりますか?
症状の有無や出血の速さ、基礎疾患によって異なります。目安として、消化管出血に伴う急性貧血ではヘモグロビン値7g/dLを下回る場合に輸血が強く推奨され、9g/dL以上では輸血しないことが推奨されています[3]。ただし個々の判断は主治医が行うものです。
発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)とはどんな病気ですか?
造血幹細胞の遺伝子変異により、赤血球が補体という免疫の仕組みに攻撃されやすくなり、血管内で溶血を起こす指定難病です。診断時の平均年齢は45.1歳(10〜86歳)と幅広い年代で発症します[6]。日本を含むアジア例では、欧米で目立つヘモグロビン尿・血栓症よりも骨髄がうまく血球をつくれない造血不全の症状が前面に出やすいという地域差も報告されています[6]。
健診結果表の「↑」「↓」の矢印だけで自己判断してよいですか?
矢印は基準範囲から外れているかどうかの目安に過ぎません。赤血球数・ヘモグロビン値・ヘマトクリット値の3項目の組み合わせや、過去の健診結果との比較、症状の有無まで含めて医師が総合的に判断します[2]。矢印だけを見て自己判断でサプリメントや過度な食事制限を始めるのは避け、詳しい結果は健診結果表を持って医療機関に相談してください。
子どもや高齢者でも同じ基準値が使われますか?
今回参照した厚生労働省の健診プログラムの基準値は、成人を対象とした健診制度のものです。子どもの基準値は年齢によって異なり、高齢者では他の慢性疾患の影響も加わりやすいため、小児科・老年内科などそれぞれの診療科で個別に評価されます。この点について、年代別の詳細な基準値までは今回参照した資料の範囲では確認できませんでした。

赤血球に関する記事一覧

今回参照した資料の範囲では、市販のサプリメントや特定の食品が赤血球数やヘモグロビン値を改善する効果について、断定的な結論は見当たりませんでした。貧血・多血症とも原因が多岐にわたるため、自己判断で対策を進める前に、血液検査の結果を持って医療機関に相談することをお勧めします。

参考文献

  1. 一般社団法人日本血液学会「造血器腫瘍診療ガイドライン 第3.1版(2024年版)」2024年 jshem.or.jp/gui-hemali/1_4.html
  2. 厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」2024年 mhlw.go.jp/content/10900000/001231390.pdf
  3. 厚生労働省医薬・生活衛生局「血液製剤の使用指針」平成29年3月 mhlw.go.jp/…/0000161115.pdf
  4. 厚生労働省 働く女性の心とからだの応援サイト「貧血」 bosei-navi.mhlw.go.jp/health/anemia.html
  5. 難病情報センター「自己免疫性溶血性貧血(AIHA)(指定難病61)」 nanbyou.or.jp/entry/269
  6. 難病情報センター「発作性夜間ヘモグロビン尿症(指定難病62)」 nanbyou.or.jp/entry/3784