性行為におけるカロリー消費とは?
はじめに
近年、健康維持やフィットネスへの関心がかつてないほど高まっており、日常生活のあらゆる行為がどの程度のカロリーを消費するのかを気にする方が増えています。その中でも、性行為によって実際どれほどのカロリーを消費するのかは、多くの人が一度は疑問に思ったことのあるテーマではないでしょうか。性行為はごく身近でありながら、その生理学的・心理学的側面については意外と知られていない部分も少なくありません。
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当サイトの情報は、Hello Bacsi ベトナム版を基に編集されたものであり、一般的な情報提供を目的としています。本情報は医療専門家のアドバイスに代わるものではなく、参考としてご利用ください。詳しい内容や個別の症状については、必ず医師にご相談ください。
本記事では、性行為のカロリー消費を中心としながら、それが体にもたらす多面的な健康効果について、最新の科学的データや研究知見を交えて詳しく解説します。さらに、日々の健康や体重管理、メンタルヘルスなどの面で、性行為がどのように役立つのかを考察します。なお、本記事の内容はあくまで参考情報であり、具体的な健康相談や治療方針に関しては必ず専門家(医師、保健師、栄養士など)にご相談ください。
専門家への相談
性行為は個人差が大きく、身体的・精神的状態や年齢、パートナーとの関係性など、さまざまな要因が相互に影響する複雑なテーマです。万が一、性行為にともなう不安や身体的トラブルがある場合は、泌尿器科や婦人科、性感染症に関する専門外来など、適切な医療機関へ相談することが推奨されます。また、性行為に関する悩みや疑問は心理面にも深く関わりますので、必要に応じてカウンセラーや精神科医など専門家の力を借りることも大切です。
さらに、本記事ではいくつかの学術論文や研究データを紹介しますが、それらは大規模調査から小規模の観察研究まで多岐にわたります。研究の対象者や国・地域、研究デザイン(介入研究、横断研究、縦断研究など)によって結果が異なる場合もあります。したがって、同じテーマを扱った別の研究では必ずしも同じ結論が得られないこともある点を理解したうえで、自身の健康状態やライフスタイルに合わせて活用してください。
性行為中のカロリー消費に関する科学的データ
性行為のカロリー消費量の調査
性行為は、日常で行われる身体活動の一つとして、多くの筋肉群を使い、心拍数や呼吸数を増加させる行為です。運動に近い側面があるため、一定のカロリーを消費することは当然と考えられます。特に性行為後の疲労感は、多くのエネルギーを使った結果として実感しやすいものです。
この点について有名なのが、2013年にPLOS ONEで発表された研究です。研究チームは、平均年齢約22.6歳の健康な若年成人カップル21組を対象に、自宅での性行為時の消費カロリーを計測しました。具体的には、リストバンド型の計測装置を装着し、性行為の最中にどの程度のエネルギー消費があるかを数値化しています。その結果、平均24分間の性行為で
- 男性は約101キロカロリー
- 女性は約74.5キロカロリー
を消費することがわかりました。さらに、この研究では身体活動の強度を示すMET(Metabolic Equivalent of Task)の値でも評価がおこなわれ、性行為は中程度の身体活動に分類されるという結果が示されています。これは、例えば散歩や軽いジョギングと同程度のエネルギー消費に相当します。
ただし、これらの数値はあくまで平均的な目安であり、個人の年齢・体格・体力や性行為の具体的な内容によって、実際の消費カロリーは大きく変動します。さらに、1回の性行為の時間や強度も多様ですので、一概に「性行為は○○キロカロリー消費する」というふうには断定できない点を押さえておきましょう。
消費カロリーに影響する要因
性行為によるカロリー消費に影響を及ぼす要因は多岐にわたります。たとえば、
- 体重:体重が大きいほど、同じ動作でもより多くのエネルギーを消費します。
- 性行為の強度:激しい動きや多くの筋肉を使う体位では消費カロリーが増えやすいです。
- 時間の長さ:性行為が長時間にわたるほど、その分カロリー消費量も増加します。
- 年齢や代謝:若年層ほど基礎代謝率が高く、同じ運動量でも消費カロリーが多くなる傾向があります。
といった要因があります。とりわけ体位の選択は消費カロリーに大きく関わります。自分が積極的に体を動かす体位や、多くの筋群を使う体位を意識することで、より高い運動効果を期待できるでしょう。
性行為でカロリー消費を増やす方法
性行為中にカロリー消費を増やすための具体的なポイント
カロリー消費を増やすには、単に激しく動くだけでなく、以下のような総合的な工夫が考えられます。
1. 性行為の時間を延ばす
性行為の持続時間を長く取ることで、その間に心拍数が上昇し、筋肉を動かす時間も増えるため、結果的に消費されるカロリーは多くなります。具体的な工夫としては、呼吸法や骨盤底筋(PC筋)のトレーニングを取り入れて射精をコントロールする方法があります。
- 呼吸法を使う:深くゆったりとした呼吸を意識することで興奮をコントロールしやすくなり、より長時間の性行為が可能になります。これは消費カロリーを増やすだけでなく、パートナーとのリズムを合わせるメリットもあるでしょう。
- 骨盤底筋(PC筋)の強化:骨盤底筋は膀胱や直腸の支えとなる筋肉ですが、ここを鍛えることで性行為のコントロール力が高まり、持続時間を延ばすことが可能です。
- サプリメントの活用:市販のサプリメントには、性的興奮を緩やかにして持続時間を延ばすことをうたうものも存在しますが、副作用や安全性のリスクがあるため、使用を検討する際は医師に相談することが重要です。
2. 性行為の頻度を増やす
1回あたりのカロリー消費量はそれほど大きくなくても、頻度を増やすことで月単位・年単位でのトータルカロリー消費を高めることができます。
- 体力の向上:頻度を増やすうちに心肺機能や筋持久力が高まり、同じ性行為でも以前よりも長く続けられるようになるケースがあります。
- 心血管系の強化:性行為は一時的に心拍数を高め、血流量を増やす効果があります。これを繰り返すことで、心血管系の健康維持や改善が期待できるとする研究報告もあります。
3. さまざまな体位を試す
性行為中に使われる筋肉は、体位によって大きく変わります。自らが積極的に動く体位や、相手を支える・持ち上げるような体位は、全身の筋肉を総動員するため、より多くのカロリーを消費しやすいでしょう。
- スタンディングポジション:立った状態で互いに支え合うポジションは、脚や腹筋、背筋など多様な筋群を使うため負荷が高めです。
- プランクスタイル:腕や腹部を中心に姿勢を保つような体位では、体幹(コア)の筋肉を維持しながら行為を行うことになるため、消費カロリーが高くなります。
- リフトポジション:相手を一部持ち上げる・支えるような体位では腕力や背筋力が必要となり、強度の高い筋肉運動が期待できます。
さまざまな動きを取り入れ、全身運動として性行為をとらえることで、より多くのエネルギーを使う可能性があります。ただし、無理な体位はケガや関節を痛めるリスクもあるため、安全面を考慮しながら楽しむことが大切です。
性行為がもたらす心身へのメリット
カロリー消費以外の健康上の利点
性行為はカロリー消費だけでなく、多面的に心身へ良い影響を及ぼすと考えられています。以下にその代表的な例を挙げます。
- ストレスの低減:性行為やオルガズムの際に分泌されるオキシトシンやエンドルフィンなどのホルモンには、リラックス効果や幸福感の増強が期待できます。また、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑制されるとの報告もあり、結果的に精神的安定につながるでしょう。
- 免疫力の向上:性的興奮時やオルガズム後には、**免疫グロブリンA(IgA)**などの免疫機能に関与する物質が増加する可能性があるとする研究があります。IgAは粘膜免疫に関わるため、風邪や感染症のリスク低減に寄与する可能性が示唆されています。
- 心血管系の健康維持:性行為中の一時的な心拍数上昇や血圧上昇は、心血管系を適度に刺激してトレーニング効果をもたらすと考えられています。定期的に行うことで、長期的には心臓の機能や血管の健康をサポートする可能性があります。
メンタルヘルスへの寄与
心身がリラックスすると不安やストレスが軽減されるように、性行為には心理的な面でも良好な影響が期待されます。特にオキシトシンは「愛情ホルモン」と呼ばれ、パートナーとの絆を深める作用があるとされています。これはパートナーとのコミュニケーションや信頼感の向上につながり、さらには自己肯定感の向上や幸福感の増幅にも寄与すると言われています。
ここで参考になるのが、Taylor & Francis Onlineで2021年に発表されたCabañero-Martínezらの研究(Journal of Sex & Marital Therapy, 47巻8号, 774–785, doi:10.1080/0092623X.2021.1953134)です。この研究は女性の性機能や精神的健康状態との関係をクロスセクショナル(横断的)に調査したもので、良好な性的関係を維持しているグループほどストレス指標が低く、自己肯定感が高い傾向が示唆されました。日本と異なる文化圏でのデータではありますが、性行為がメンタルヘルスに対してプラスに作用する可能性を裏づける一例といえます。
また、性行為後の満足感やリラクゼーション効果は短期的な気分改善だけでなく、長期的にはうつ症状の予防や軽減に役立つ可能性があるとの指摘もあります。これはまだ研究段階であり、個人差も大きいため「十分な臨床的エビデンスが欠如している」部分もありますが、少なくともストレス軽減やパートナーとの良好な関係構築に役立つことは多くの研究で示されています。
性行為と体重管理:どこまで効果があるのか?
性行為だけで体重は減るのか?
「性行為は運動だから、ダイエットになる」という話を耳にすることがあります。確かに性行為は身体を動かす行為であり、先述したように一定のカロリーを消費します。しかし、体重管理の観点からすると、性行為だけで大幅な体重減少を狙うのは非現実的といえます。
1回の性行為で消費できるカロリーは、研究にもよりますが、数十~百数十キロカロリー程度とされます。体重を減らすには、摂取カロリーより消費カロリーを大きくする必要がありますが、その差を埋めるには日常的な食習慣や生活習慣全体を見直すことが不可欠です。つまり、性行為によるカロリー消費は「ダイエット効果の補助的要素」にとどまり、食事管理やジョギング、筋力トレーニングなど他の運動習慣と組み合わせることで初めて大きな効果を期待できます。
- バランスの良い食事:過剰摂取を控え、たんぱく質・脂質・炭水化物をバランスよく取り入れる食事を心がける。
- 定期的な運動:ウォーキングやジョギング、筋トレ、ヨガなど、全身を使った運動を定期的に行う。
- 睡眠の確保:睡眠不足はホルモンバランスを崩し、食欲のコントロールを乱す要因になります。
こうした総合的なライフスタイル改善の一環として性行為を捉えることで、健康や体重管理に対してより良い効果が期待できるでしょう。
性行為に関する具体的な研究とデータ
オルガズム時のカロリー消費
オルガズムに達する瞬間は、身体的興奮がピークに達し、心拍数や血圧が急上昇します。多くの筋肉が短時間で強く収縮するため、そのタイミングで一時的に消費カロリーが上がります。これに関連するデータとしてしばしば引用されるのが、Psychreg(2021年頃の記事)で言及されている「How Many Calories Does Orgasm Burn?」というトピックです。これによると、15分程度のマスターベーションでオルガズムに達した場合、男性で約60〜100キロカロリーを消費すると見積もられています。
もっとも、性別や年齢、体調、興奮度合いなどによっても変わるため、これらの数値を厳密に当てはめるのは難しい部分があります。しかし、オルガズム時には体全体の一時的なエネルギー消費が高まることは多くの研究で支持されています。
免疫機能との関連
先に述べたように、定期的な性行為によって免疫グロブリンA(IgA)などが増加する可能性があります。ここで例として挙げられるのが、アメリカの大学で行われた研究(中規模の観察研究)で、週1~2回程度の性行為を行っているグループのIgAレベルが、性行為の頻度が極端に少ないグループに比べてやや高い傾向がみられたという報告です。ただし、この研究は因果関係を直接示すものではなく、生活習慣やストレスレベルなどほかの要因も考慮する必要があるため、「十分な臨床的エビデンスが欠如している」部分も残されています。
心血管系への影響
性行為中は心拍数が上昇し、一時的に血圧も上がります。この生理的な変化は、心臓や血管に適度な負荷をかけることで、継続的な心血管系の健康維持に役立つ可能性があります。性行為時の心拍数上昇はウォーキングや軽度のジョギングに近い水準との報告もあり、週に数回程度の性行為は運動量の底上げとして一定の価値を持つと考えられています。ただし、高血圧症や心疾患などを抱える方は、性行為が負担になる恐れもあるため、専門医と相談のうえで無理のない範囲で行うことが重要です。
性行為とメンタルヘルスの関係
親密感と自己肯定感の向上
先述のように、オキシトシンやエンドルフィンなどのホルモンはストレスを緩和し、気分を高揚させる作用があると考えられています。パートナーとのコミュニケーション不足が続くと、気分の落ち込みや自己肯定感の低下につながるという研究報告もあり、性行為を通じたスキンシップは精神的な健康を保つ一助となる可能性があります。
長期的ストレスの軽減
仕事や家庭、社会的プレッシャーが高まる現代では、ストレス管理の重要性が高まっています。性行為は「触れ合い」を通じて短期的なストレスを緩和するだけでなく、パートナーシップを円滑に保ち、長期的にも精神的な安定感をもたらすとする見解があります。もちろん、性行為だけでストレスのすべてを解消できるわけではありませんが、適度な性行為の継続が総合的なストレスマネジメントの一要素として有益である可能性は高いでしょう。
性行為に対するよくある質問
Q1. 性行為で確実に痩せられますか?
性行為は一定のカロリーを消費しますが、確実に体重を減らすまでの効果を得るには十分ではありません。体重管理には総合的な生活習慣、特に食事制限・栄養バランス・運動の継続が欠かせません。性行為はその中の「プラスアルファの運動要素」や「モチベーション維持」に役立つ程度と考えたほうが良いでしょう。
Q2. オルガズムが多ければ多いほどカロリー消費も大きくなる?
オルガズムの瞬間は短時間ではありますが身体全体が興奮状態になり、消費カロリーが一時的に増えます。しかし、それだけを繰り返したとしても、全体としてのカロリー消費量は限定的です。また、オルガズムの回数をむやみに増やすことを優先すると、逆にパートナーとのコミュニケーションや満足度に悪影響を及ぼす可能性もあるため、バランスを重視することが大切です。
Q3. 高齢者や持病を持つ人でも性行為は安全?
高齢者や持病を持つ方であっても、多くの場合は無理のない範囲での性行為は健康維持に役立つと考えられます。ただし、心臓病や高血圧などを抱えている場合は、性行為中の急激な心拍数・血圧上昇が負担になる恐れがあるため、事前に医師に相談することを強くおすすめします。
Q4. 性行為の前に何か準備や注意点はある?
激しい動きや複雑な体位を試す際は、関節や筋肉への負担を考慮する必要があります。また、感染症予防の観点から、コンドームなどの適切な避妊具を使用することも大切です。アルコールを過度に摂取した状態での性行為は、安全面にも影響が出ることがあるため控えたほうが良いでしょう。
総合的な推奨事項
性行為を健康面でプラスに活かすには
- バランスの良い食事と運動習慣の併用
性行為のカロリー消費だけでは体重減少や健康維持は難しいため、日常的にバランスの良い食事を心がけ、ウォーキングやジョギング、筋力トレーニングなど他の運動も組み合わせることが大切です。 - パートナーとのオープンなコミュニケーション
性的嗜好や体位、頻度について、パートナーと率直に話し合うことで、より満足度の高い性行為が可能になります。精神的な安定と親密感の向上にもつながるため、結果的にストレス軽減や免疫力向上といった相乗効果が期待できます。 - 無理のない範囲で体位や動きを工夫
ケガや痛みを伴うような無理な体位は避ける一方、全身を使う動きや、コア筋群を意識して使う工夫をすることでカロリー消費を増やすことができます。また、性行為の頻度を増やしたり、持続時間を長くしたりすることで、より多くのエネルギーを消費しやすくなります。 - 心身の状態を定期的にチェック
性行為に関わる体力やリズムは、体調や年齢、ホルモンバランスなどの影響を受けます。定期的な健康診断や、必要に応じた専門科(泌尿器科・婦人科など)の受診を行うことで、自身の身体状態を把握しながら安全に性行為を楽しむことが大切です。 - 精神面のケアにも配慮する
性行為はメンタルヘルスにも影響を与えます。パートナーとの関係が良好であれば、愛情ホルモンのオキシトシンによってストレスが軽減され、自己肯定感の向上にもつながります。しかし、逆に精神的に不安定な状態で無理をすると、満足度が得られずストレスを助長する可能性もあります。必要に応じて心理カウンセラーや精神科医などに相談することも検討しましょう。
注意喚起と免責事項
- 本記事の内容は、医学的助言や診断、治療の代替を意図するものではありません。症状や疑問がある場合は、必ず医師や専門家の指導を受けてください。
- 性行為に関する身体的・心理的なトラブルが生じた場合も、速やかに医療機関や専門家へ相談することを強くおすすめします。
- 本記事で紹介した研究や数値は、特定の国や文化圏、特定の集団を対象としたものを含んでいます。必ずしもすべての人に当てはまるわけではなく、個人差があります。
参考文献
- Energy Expenditure during Sexual Activity in Young Healthy Couples | PLOS ONE (アクセス日: 25.10.2023)
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0079342 - How Many Calories Do You Burn Having Sex – SexualDiversity.Org (アクセス日: 25.10.2023)
https://www.sexualdiversity.org/sexuality/1016.php - The Health Benefits of Sexual Expression – PlannedParenthood.org (アクセス日: 25.10.2023)
https://www.plannedparenthood.org/files/3413/9611/7801/Benefits_Sex_07_07.pdf - Calories Burned During Sex May Surprise You – HealthyWomen (アクセス日: 25.10.2023)
https://www.healthywomen.org/content/article/calories-burned-during-sex-may-surprise-you - Cabañero-Martínez MJ, Oliver-Barreda C, Richart-Martínez M (2021). Relationship between female sexual function, socio-demographic factors, and mental health: a cross-sectional study. Journal of Sex & Marital Therapy, 47(8), 774–785. doi:10.1080/0092623X.2021.1953134
以上の内容は、性行為にまつわるカロリー消費や健康効果についての一般的な情報をまとめたものです。十分な臨床的エビデンスが確立されていない部分も多分に含まれますので、あくまで参考として受け止め、具体的な疑問点や不安がある場合は専門家に相談するようにしてください。 性行為は単なるカロリー消費の手段ではなく、パートナーとの絆を深め、心身の健康をサポートする大切な営みです。適切な理解とコミュニケーションのもとで、安全かつ豊かな性生活を育むことが、長期的な健康増進にもつながるでしょう。