はじめに
私たちの日常生活において、「一時的記憶喪失」(一過性全健忘、TGA)という症状を耳にすると、まずはどのような状態を思い浮かべるでしょうか。たとえば、急に自分の名前や居場所を忘れてしまい、直前の出来事がまったく思い出せなくなる――そんな光景を想像する方が多いかもしれません。実際、一時的記憶喪失は文字どおり「一時的に」記憶に抜け落ちが生じる症状であり、その多くは短時間で解決することが知られています。しかし、当事者にとっては大変不安をともない、周囲も慌ててしまうケースが少なくありません。
免責事項
当サイトの情報は、Hello Bacsi ベトナム版を基に編集されたものであり、一般的な情報提供を目的としています。本情報は医療専門家のアドバイスに代わるものではなく、参考としてご利用ください。詳しい内容や個別の症状については、必ず医師にご相談ください。
このような「一時的記憶喪失」は、脳卒中や深刻な神経学的疾患とは異なる比較的まれな症状とされていますが、実際に起こると驚きと混乱が大きいのも事実です。どのようなメカニズムで起こり、予防や対処がどこまで可能なのかを正しく理解しておくことは、万一の際に落ち着いた行動を取るうえで極めて大切です。この記事では、一時的記憶喪失がどのような仕組みで生じるのか、どのようなリスクや原因があるのか、そして対処法や予防策には何があるのかを詳しく解説します。
本記事が、突然生じる記憶喪失に対する不安を軽減し、読者の皆様の日常生活に安心感をもたらす一助となれば幸いです。
専門家への相談
この記事は、国内外の医療機関および信頼できる医療文献(たとえばMayo Clinic、Cedars-Sinai、Cleveland Clinic、NIH、Mayo Clinic Proceedingsなど)から得られた情報をもとにまとめています。ただし、ここで提供する情報はあくまでも一般的な知見であり、個別の診断や治療を完全に代替するものではありません。疑わしい症状がある場合や、強い不安が生じた場合は、速やかに医療機関を受診して専門家の意見を仰ぐことをおすすめします。
一般的な理解
一時的記憶喪失とは何か
一時的記憶喪失(以下、一過性全健忘、TGAと表記)とは、突発的に短期的な記憶が抜け落ちる状態を指します。神経学的な大きな損傷が原因ではなく、一時的に脳機能が混乱しているために生じると考えられています。たとえば、突然「数十分前から数時間前の出来事が思い出せない」「さっき何をしていたか全くわからない」といった状態になることが典型的です。
- 自己認識や周囲の認識は残る
TGAの特徴として、自分が誰であるか、家族や友人が誰であるかなど、基本的な自己認識や人物認識は保たれる点が挙げられます。よって、名前や生年月日などの長期記憶はほぼ正常に働きますが、直前に起きたばかりの出来事の記憶が「ごっそり」抜け落ちてしまうのです。 - 何度も同じ質問を繰り返す
突然「今自分は何をしていたの?」「なぜここにいるの?」という疑問が湧き、同じ質問を周囲に何度も投げかけてしまいます。これは直近の出来事が脳内で記憶として定着せず、次の瞬間にはすでに忘れてしまうために起こります。 - 発作や神経麻痺などは伴わない
TGAと区別すべき症状に脳卒中やてんかんなどが挙げられます。しかしTGAの場合、多くは手足の麻痺や言語障害、強直間代性けいれんなどの神経学的異常はほとんど認められません。あくまでも「記憶の抜け落ち」がメインとなる症状です。 - 通常24時間以内で改善し、再発は少ない
典型的には数時間から24時間以内に記憶が徐々に回復し、当初の症状が嘘のように元に戻ります。再発率も低いと報告されており、頻繁に繰り返すようなケースはまれです。
TGAはその性質上、当事者だけでなく周囲の家族や友人にも大きな驚きや不安を与えがちです。しかし、神経学的に重篤な障害が残るわけではないため、落ち着いた対応と適切な診断が重要となります。
一時的記憶喪失の危険性
一時的記憶喪失は大変まれな症状とされ、基本的に生命を脅かすような危険はきわめて少ないとされています。再発も稀であるため、医療面で深刻な処置を要するケースはあまり多くありません。
しかし、「記憶が突然消える」という事実は、本人にとって強い恐怖や混乱をもたらします。特に周囲が何が起きているのか理解できず、パニックに陥ると、不要な救急対応や検査を繰り返してしまう可能性もあります。本人の混乱を軽減するためには、まずは速やかに医療機関で診察を受け、ほかに危険な脳疾患(脳卒中、脳梗塞、脳出血など)がないかどうかを除外することが最優先です。
診察によりTGAと診断された場合、「本当に重篤な病気ではないのだ」という安心感を得ることは大きな助けになります。医師の説明をしっかり受け、必要に応じて画像検査や血液検査などを行うことで、余計な心配を減らすことが可能です。
症状
一時的記憶喪失の兆候と症状
TGAの典型的な兆候や症状としては、以下の点が挙げられます。
- 突発的な記憶喪失の発生
ほとんど予兆がなく、急に短期記憶が途切れるような状態が起こります。ときには感情的ショックやストレス、強い感情の起伏、肉体的疲労などが引き金になる場合も報告されています。 - 自己認識や基本情報は維持される
「自分が誰であるか」は失われない一方で、「数分前から数時間前に起きた出来事の詳細」が思い出せません。いわゆる長期記憶は保たれる一方で、短期記憶がうまく形成されなくなる状態です。 - 物の使い方や理解力、簡単な指示への対応は可能
食事やトイレなど、日常的な行動はほぼ普段どおりにできます。これは運動機能や総合的な認知機能が保たれている証拠であり、脳のごく一部の機能だけが一時的に乱されていると考えられています。 - 脳損傷を示唆する追加症状はない
頭痛やめまいが若干見られるケースはあるものの、手足の麻痺や発話困難、視野欠損などの症状がほとんど起こらない点が、他の脳疾患とTGAを区別する重要なポイントです。 - 「同じ質問を繰り返す」行動が典型的
記憶が定着しないため、「なぜここにいるの?」「ここはどこ?」と何度も問いかけるようになる傾向があります。周囲から見ると極端な物忘れが急激に生じていることが明白です。
これらの症状は、一過性であるという点が最大の特徴です。急激に始まり、24時間以内(多くは数時間程度)に完全またはほぼ完全に回復します。再発率は低いとされ、持続的な後遺症が残ることはまれです。
いつ医師に相談するべきか
もし、急に「今まで正常だった人が直前の出来事を混乱し始め、時間や場所の感覚が極度に乱れる」ようなことがあれば、すぐに医療機関へ連絡するか、救急車を呼ぶのが望ましいでしょう。周囲が見ると「まさかTGAかもしれない」という予想がつかず、脳卒中やてんかんなどの深刻な状態ではないかと疑うこともあります。実際、見た目だけでTGAと他の疾患を簡単に区別するのは難しいため、少しでも異常を感じたら医師に相談するのが安全です。
TGAと診断が確定するまでには、脳の画像検査(MRIやCT)や血液検査などを行い、命にかかわるような障害が隠れていないかを確認する作業が必要となります。医師の診断を受けることで、周囲も安心し、本人の精神的な混乱も軽減できます。
特に以下のようなケースでは、一刻も早い医療機関の受診が重要です。
- 激しい頭痛をともなう
くも膜下出血など、頭痛と意識障害を伴う緊急性の高い病気との鑑別が必要です。 - 意識レベルの低下、会話が成り立たない
脳卒中や脳炎など、脳全体に影響が及んでいる可能性を除外する必要があります。 - 手足の麻痺や言語障害などが生じている
これは神経学的損傷の可能性があり、TGAだけでは説明できないため要注意です。 - ひきつけ発作が起こる
てんかん発作や他のけいれん性疾患との鑑別が大切です。
原因
一時的記憶喪失の原因とは
一時的記憶喪失(TGA)の明確な原因はまだ完全には解明されていません。 しかし、さまざまな研究や臨床報告によって、いくつかの要因が考えられています。代表的なものを挙げると次のとおりです。
- 偏頭痛の既往歴との関連
偏頭痛をもつ人は、TGAを発症するリスクが高い可能性が示唆されています。偏頭痛の発生メカニズムに関連する脳血管の一時的な攣縮や神経活動の異常が、TGAにも影響を与えるのではないかと考えられています。 - 急激な体温変化(冷水・熱水への浸かり)
冷たいプールや温泉など、大きな温度差を体が感じる場面で発症する例があります。これは急激な血管の収縮や拡張が脳の血流に影響を及ぼすためと推測されます。 - 性交や過度の身体的活動
激しい運動や性交といった、身体に大きな負荷や興奮状態が生じる場面でTGAが誘発されることがあります。普段運動習慣のない人が急に激しい運動を行うと、脳血流が一時的に混乱を起こすのかもしれません。 - 軽度の頭部外傷
頭をぶつけたあとに一時的な記憶喪失を経験する例もあります。明確な外傷がなくても、脳震盪のように微細な衝撃が原因となることが考えられます。 - 強い精神的ストレスや感情的ショック
ニュースでのショッキングな出来事、過剰な労働、争いごと、悲報などで瞬間的に強い精神的負担を受けたときにTGAが引き起こされるケースも報告されています。
これらはあくまでもトリガーの例であり、どれか一つが決定的な原因というわけではありません。特に偏頭痛とTGAの関連については近年さらに研究が進められており、神経学的なメカニズムに関する詳細が解明されつつあります。
一時的記憶喪失のリスク要因
TGAのリスク要因としては、以下がよく言及されます。
- 年齢:50歳以上
若年層に比べ、50歳を超えたあたりからTGAの発症率がやや高まるとされます。加齢により脳血管の柔軟性が低下することや、偏頭痛、動脈硬化などの合併症が増えるためかもしれません。 - 偏頭痛の既往歴
もともと偏頭痛を持つ人において、TGAの発症がしばしば見られます。2021年にCleveland Clinicが公表した情報でも、偏頭痛患者では一時的記憶喪失のリスクが増加する可能性があると示唆されています。偏頭痛の特定のメカニズム(血管拡張や神経炎症など)が、TGAにも共通して関与していると考えられています。
こうしたリスク要因があっても、実際にTGAを発症する割合は決して高くありません。あくまで「可能性が少し上がる」程度と理解しておくことが大切です。
診断と治療
ここに記載する情報は医療専門家による正式な診断・治療の代わりではありません。実際の症状がある場合は必ず医療機関を受診し、専門の医師と相談してください。
一時的記憶喪失を診断するための医療技術とは
TGAを診断する際には、まずはより深刻な病気(脳卒中や脳腫瘍、てんかんなど)を除外することが肝心です。具体的には以下のような手順を踏むことが多いです。
- 身体所見・神経学的検査
反射や筋力、知覚、バランス、姿勢、意識レベルなどを詳細に評価します。特に脳卒中の場合は、顔面の片側麻痺や言語障害などの神経学的異常が見られる可能性があります。TGAでは、こうした明確な運動機能障害や言語障害が出ないことがほとんどです。 - 画像検査(MRI、CTなど)
脳に出血や梗塞、腫瘍などの異常がないかを確認します。MRIやCTで異常が認められなければ、TGAの可能性が高まります。また、MRIではときに海馬付近の軽微な変化が指摘されることもあり、TGAの発症メカニズムに関する研究材料となっています。 - 脳波検査(EEG)
てんかん発作などの可能性を否定するために行われる場合があります。TGA中の脳波に特異的な異常が見られるわけではありませんが、他の発作性疾患を除外する一助となります。 - 血液検査
全身状態を確認し、感染症や代謝異常などがないかをチェックします。
2021年にCedars-Sinaiが提供しているガイドラインでも、TGAの診断においては「他の可能性を排除する」ことが重要であると強調されています。脳の重篤な病変や外傷が否定され、かつ症状が短時間で改善することが確認されると、TGAという診断に至ります。
一時的記憶喪失の治療法とは
TGAの症状は多くの場合、24時間以内に自然回復します。つまり特別な治療を行わなくても記憶が戻り、後遺症はほとんど残らないというのが定説です。ただし、以下の点に注意することが大切です。
- 危険な神経疾患の除外
脳卒中や脳出血、脳腫瘍、てんかんといった重篤な病気をまず除外する必要があります。検査の結果、これらが否定されれば、特別な治療をしなくても時間とともに記憶は改善することが期待できます。 - 原因がある場合の対処
偏頭痛や極度のストレス、軽度の頭部外傷など、何らかの原因が特定された場合は、その原因に対する適切なケアを行います。たとえば、偏頭痛の頻度を減らすために医師の指導のもとで生活習慣を調整する、ストレスを軽減する方法を取り入れる、などが考えられます。 - 患者と家族への説明
「突然記憶が消える」という現象は当事者に強い恐怖を与えます。周囲もパニックになる可能性があります。医師や医療スタッフが丁寧に説明し、「一時的に記憶喪失が起きているが、ほとんどのケースで後遺症なく回復する」ことを伝えるだけでも安心材料になるでしょう。 - 経過観察と再発予防
通常、TGAは再発が極めて少ないとされていますが、まったく起こらないわけではありません。まれに再発する例も報告されているため、一度TGAを経験した方は、今後同様の症状が出現したときにすぐ対応できるよう、主治医のもとで定期的にチェックしておくことが望ましいでしょう。
予防
一時的記憶喪失を予防するための生活習慣とは
TGAは原因がはっきりしない点が多く、「これをすれば防げる」という確実な予防法は確立されていません。 ただし、いくつかの観点からリスクを下げることは期待できます。
- 適度な運動と休息のバランス
激しすぎる運動や突然の過度な身体的負荷がトリガーになる場合があります。日常的に適度な運動を行い、無理のない範囲で体力をつけることが望ましいです。運動後はしっかりとクールダウンし、休息を十分にとりましょう。 - 体温変化の急激な負荷を避ける
冷水プールに飛び込むなど、急激な温度差を体に与える行為に注意が必要です。特に高齢者や偏頭痛の既往がある方は、体温や血圧の急激な変化が脳血流の乱れを誘発しやすいかもしれません。 - ストレスマネジメント
過度のストレスやショックは神経系に大きな影響を与えます。十分な睡眠を確保し、趣味やリラックス法を取り入れるなど、精神的負荷を軽減する工夫が大切です。 - 偏頭痛のコントロール
偏頭痛が頻繁に起きる人は、その治療や対策を医師と相談することで間接的にTGAの発症リスクを抑えられる可能性があります。2021年にNIH(米国国立衛生研究所)が示した見解でも、偏頭痛の管理がTGA発症に影響を及ぼすメカニズムを示唆するデータが報告されています。 - 医師への相談
特定の状況(過激な運動、冷水プール、強い感情的ショックなど)の後にTGAが起こりやすいというパターンがある場合は、その活動を控えたり、事前に対策を立てたりするために医師に相談するとよいでしょう。
TGA自体は多くのケースで後遺症なく完治する症状ですが、不意に発生すると当事者や周囲の人に与える心理的ストレスは大きいものです。そのため「そもそも発症しないよう心身の状態を整える」ことは大変重要と言えます。
一時的記憶喪失に関する最新の知見と研究動向
近年の研究では、脳MRIのさらなる高精度化によって、TGA発症時に海馬(特にCA1領域)に一過性の信号変化が見られることがわかってきています。これはTGAにおいて、脳血流や神経活動が一時的に乱れる具体的な部位を示す可能性があり、原因解明に大きな手がかりとなると期待されています。
たとえば2021年にMayo Clinic Proceedingsが取り上げた症例報告でも、TGAを経験した患者の海馬周辺にわずかな高信号領域が確認され、数日以内に消失するパターンが示唆されました。これらの研究から、TGAの根底には「一過性の局所的な脳機能障害」があると考えられています。一方で、なぜ一部の人だけがこのような状態に陥り、ほとんどの人には起こらないのか、その詳細はまだ未知の部分が多く、さらなる研究が待たれます。
実際の対処例と心構え
ここからは、もしも自分や身近な人がTGAのような症状を起こした場合にどうすればよいか、その具体的な対処の仕方や心構えを詳しく説明します。
- 周囲の人は冷静に対応する
何度も同じ質問をするなど、患者本人は混乱している可能性が高いです。声を荒らげたり、否定的な言葉を投げかけるのではなく、落ち着いた口調で応じましょう。 - 速やかに医療機関へ連絡する
特に初めて起こった場合は、TGAかどうかの判断が困難です。ほかの緊急性の高い病気との区別がつかないため、救急外来を受診するか、場合によっては救急車を呼ぶ選択が望ましいです。 - 重要事項をメモに書き留める
本人や周囲が混乱しているとき、いつ・どのように症状が始まったかを正確に医師に伝えるのは意外と難しいものです。時間や具体的な症状の移り変わり、本人の言動などを簡単に記録しておくと診断の助けになります。 - 検査の結果をしっかり確認する
MRIやCTなどの画像診断、血液検査など、異常がなければTGAと診断されやすくなります。検査結果の内容を医師から丁寧に説明してもらい、不明点があれば質問しましょう。 - 再発に備えて家族とも情報を共有する
非常にまれとはいえ、再発のリスクがゼロではありません。どのように対処すれば良いのか、医師からどのような説明を受けたかを家族と共有しておくと、もしものときに役立ちます。
結論
一時的記憶喪失(一過性全健忘、TGA)は、突然に短期的な記憶が抜け落ちるという症状であり、多くの場合は24時間以内に回復し、重大な後遺症が残ることはきわめて少ないとされています。とはいえ、当事者や周囲の人間にとっては驚きと不安が大きく、迅速な医療機関の受診が必要となるケースもあります。特に脳卒中や脳出血などの深刻な病気を否定するためにも、医師の評価は不可欠です。
また、TGAは原因の特定が難しい一方で、偏頭痛の既往歴や激しい運動、強いストレスなどが引き金になる可能性があると報告されています。再発率は低いものの、過度な身体的・精神的な負荷を避け、健康的な生活習慣を維持することが間接的な予防につながるかもしれません。さらに、MRI等による先進的な画像研究が進み、発症時の脳内変化が徐々に解明されつつあります。今後の研究によって、より明確なメカニズムや予防策が示されることが期待されています。
JHO編集部としては、突然の記憶喪失という不安が少しでも軽減されるよう、正確な情報を提供することを目指しています。TGAは基本的に身体的な危険を大きくともなわないものの、精神面でのサポートが重要です。万が一TGAが疑われる状況になったら、あわてずに専門家の診察を受け、適切な説明と検査を通じて安心感を得ることが大切です。早期対応と理解が、本人および家族の不安を軽減し、穏やかな日常生活を取り戻す一助になるでしょう。
本記事の情報はあくまで一般的な医学的知見に基づいた参考情報です。個々の症状や健康状態により必要なケアは異なりますので、必ず医師などの専門家に相談し、正式な診断と治療方針を確認してください。
参考文献
- Transient global amnesia. アクセス日: 18/10/2017
- Transient Global Amnesia (TGA). アクセス日: 30/11/2021
- Transient Global Amnesia. アクセス日: 30/11/2021
- Transient global amnesia. アクセス日: 30/11/2021
- Transient Global Amnesia. アクセス日: 30/11/2021