要点まとめ
- 大人の主要な中耳炎には、急激な痛みを伴う「急性中耳炎」、聞こえにくさが主症状の「滲出性中耳炎」、耳だれを繰り返す「慢性中耳炎」の3種類があります2。
- 子どもの中耳炎が耳管の未熟さに起因することが多いのに対し、大人の場合は風邪などの感染症、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、喫煙などが複雑に関与します345。
- 日本の臨床現場では、症状や鼓膜の状態、リスク因子を点数化し、重症度(軽症・中等症・重症)を判定して治療方針を決定する体系的なアプローチが採用されています6。
- 片耳だけの滲出性中耳炎が長引く場合、まれに鼻の奥に腫瘍ができている可能性も考えられるため、専門医による詳細な診察が不可欠です3。
- 抗菌薬(抗生物質)は全てのケースで必要とは限らず、日本のガイドラインでは軽症の場合、まず鎮痛薬で症状を和らげながら慎重に経過観察することが推奨されています6。
大人の「中耳炎」とは? なぜ、どのように発症するのか
中耳炎とは、鼓膜の奥にある「中耳」という空間に炎症が起きる病気の総称です。この中耳は、耳管(じかん)と呼ばれる管で鼻の奥(上咽頭)とつながっています。耳管には、中耳の圧力を外の気圧と同じに保つという重要な役割があります2。しかし、風邪やインフルエンザなどの上気道感染症にかかると、鼻や喉にいる細菌やウイルスがこの耳管を通って中耳に侵入し、炎症を引き起こすのです7。これが大人の急性中耳炎の最も一般的な発症メカニズムです。
子どもの場合は耳管が大人に比べて短く、傾きも水平に近いため、細菌やウイルスが中耳に到達しやすいという解剖学的な特徴があります8。一方、大人の場合は、解剖学的要因よりも後天的な要因が大きく関わってきます。主なリスクファクターは以下の通りです。
- 上気道感染症:風邪やインフルエンザは、鼻や喉の粘膜に炎症を起こし、耳管の機能を低下させます7。
- アレルギー性鼻炎:アレルギー反応による鼻粘膜の腫れは、耳管の開口部を塞ぎ、中耳の換気を悪化させます3。
- 慢性副鼻腔炎(蓄膿症):副鼻腔の慢性的な炎症は、鼻全体の環境を悪化させ、中耳炎のリスクを高めることが研究で示されています5。
- 喫煙:喫煙は、粘膜の線毛運動を阻害し、耳管の機能を直接的に低下させることが知られています3。
- 気圧の変化:飛行機の離着陸やダイビングなど、急激な気圧の変化は耳管に負担をかけ、中耳炎の引き金になることがあります9。
あなたはどのタイプ? 大人の中耳炎、3つの主要な分類
大人が発症する中耳炎は、その症状や経過によって主に3つのタイプに分類されます。それぞれの特徴を正しく理解することは、適切な対処への第一歩です。多くの情報源ではこれらが混同されがちですが、JAPANESEHEALTH.ORGでは、専門的な観点からこれらを明確に区別し、解説します10。
タイプ | 主な症状 | 特徴 |
---|---|---|
急性中耳炎 (AOM) | 激しい耳の痛み(耳痛)、発熱、聞こえにくさ、耳だれ(耳漏)7 | 症状が急激に現れる最も一般的なタイプ。鼓膜が破れて膿が出ると、痛みが和らぐことがある。 |
滲出性中耳炎 (OME) | 聞こえにくさ、耳の閉塞感(詰まった感じ)、耳鳴り、自分の声が響く感じ3 | 急性のような激しい痛みや発熱はない。中耳に滲出液という液体が溜まった状態。 |
慢性中耳炎 (CSOM) | 繰り返す耳だれ、進行性の難聴211 | 鼓膜に穴が開いたままの状態(鼓膜穿孔)が続き、感染を繰り返す。治療には長期的な管理が必要。 |
1. 急性中耳炎 (Acute Otitis Media – AOM)
急性中耳炎は、中耳の急性の細菌またはウイルス感染によって引き起こされます。症状は突然現れ、ズキズキとした激しい耳の痛み(耳痛)が特徴です7。しばしば発熱を伴い、中耳に溜まった膿が鼓膜を圧迫するため、聞こえにくさや耳が詰まった感じがします。炎症が強くなると、鼓膜が自然に破れて膿が耳の外に流れ出すこと(耳漏)があります。この場合、中耳の圧力が下がるため、激しかった痛みは急速に和らぐことが多いです12。
2. 滲出性中耳炎 (Otitis Media with Effusion – OME)
滲出性中耳炎は、急性感染の兆候がないにもかかわらず、中耳に液体(滲出液)が溜まってしまう状態です3。急性中耳炎の後に起こることもあれば、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などで耳管の機能が慢性的に悪い場合に発症することもあります。AOMのような激しい痛みや発熱はなく、主な症状は難聴、耳の閉塞感、耳鳴りなどです3。音が水の中で聞こえるように感じたり、自分の声が頭の中で響くように感じたりすることもあります。症状がはっきりしないため、気づかないうちに進行していることもあるため注意が必要です。AOMとOMEでは治療法が大きく異なるため、この二つを正確に区別することが非常に重要です13。
3. 慢性化膿性中耳炎 (Chronic Suppurative Otitis Media – CSOM)
慢性化膿性中耳炎は、鼓膜に穴が開いたまま(鼓膜穿孔)になり、そこから断続的に耳だれ(膿性の耳漏)を繰り返す状態です2。これは中耳と乳突蜂巣(耳の後ろの骨の中にある空洞)の慢性的な炎症であり、急性中耳炎が治りきらずに移行したり、外傷によって鼓膜が破れた後に感染したりすることで発症します。CSOMはより深刻な病態であり、進行性の難聴や、まれにめまい、顔面神経麻痺、さらには頭蓋内合併症などを引き起こすリスクがあるため、専門医による長期的な管理と治療が不可欠です11。
放置は危険!すぐに医療機関を受診すべき「危険な兆候」
ほとんどの中耳炎は適切に治療すれば後遺症なく治癒しますが、中には緊急の対応を要する危険な状態(レッドフラグ)も存在します。以下のような症状が現れた場合は、合併症の可能性も考えられるため、夜間や休日であっても速やかに医療機関(耳鼻咽喉科または救急外来)を受診してください。
- 高熱が続く、または解熱剤が効かない激しい痛み
- 耳の後ろの強い痛みや腫れ(乳様突起炎の疑い)9
- 顔の片側が動きにくい、口がうまく閉じられない(顔面神経麻痺の疑い)9
- 立っていられないほどの激しいめまいや吐き気(内耳炎の疑い)
- 激しい頭痛、嘔吐、首が硬くなる(髄膜炎など頭蓋内合併症の疑い)9
【特に重要な警告】片側だけの滲出性中耳炎には要注意
成人において、特に片方の耳だけに滲出性中耳炎の症状(聞こえにくさ、耳の詰まり)がなかなか治らない場合、それは単なる中耳炎ではない可能性があります。耳管の入り口がある鼻の奥(上咽頭)に腫瘍(nasopharyngeal tumor)が発生し、それが耳管を圧迫して症状を引き起こしているケースが稀に報告されています3。これは見逃してはならない重要なサインです。思い当たる症状がある場合は、必ず耳鼻咽喉科の専門医を受診し、詳細な検査を受けるようにしてください。
診察室では何が行われる? 日本の臨床現場における診断プロセス
耳鼻咽喉科の診察室では、医師はどのような手順で診断を下すのでしょうか。プロセスを理解することで、安心して診察に臨むことができます。
1. 問診と視診
まず、医師はどのような症状が(Symptom)、いつから(Onset)、どのくらい続いているか(Duration)など、詳しい病歴を尋ねます(問診)14。その後、耳鏡(じきょう)または内視鏡を使って鼓膜の状態を直接観察します(視診)。これにより、鼓膜が赤く腫れていないか(発赤・膨隆)、中に液体や膿が溜まっていないか、鼓膜に穴が開いていないかなどを詳細に確認します1516。
2. 日本の急性中耳炎診療における「重症度スコアリングシステム」
多くの患者さんが抱く「私の症状は抗生物質が必要なほど重いのだろうか?」という疑問。実は、日本の急性中耳炎の診療(特に専門医向け)では、その重症度を客観的に評価するための「スコアリングシステム」が参考にされています6。これは、患者さんの状態を点数化し、軽症・中等症・重症の3段階に分類することで、過剰な抗菌薬の使用を避け、最適な治療法を選択するための重要なツールです。一般のウェブサイトではほとんど解説されていませんが、この「診断のブラックボックス」を理解することは、ご自身の状態を把握する上で非常に役立ちます。
スコアは主に以下の3つの要素から算出されます6。
- 臨床症状:耳の痛みの程度。
- 鼓膜所見:内視鏡で見たときの鼓膜の発赤や膨隆の程度、耳漏の有無。
- 易感染性リスクファクター:成人特有の重症化リスク。70歳以上の高齢者、糖尿病や肝硬変などの基礎疾患、栄養不良、ステロイドや免疫抑制薬の使用などが含まれます。
重症度 | 合計スコア | 主な症状・所見 | 推奨される初期治療 | 代替・追加の選択肢 |
---|---|---|---|---|
軽症 (Mild) | ≤ 5点 | 軽い耳の痛み、鼓膜の一部分のみが赤い、膨隆は軽度または無し。 | 抗菌薬は投与せず、アセトアミノフェンやNSAIDsなどの鎮痛薬で対症療法を行い、3日間経過を観察する。 | – |
中等症 (Moderate) | 6-11点 | 持続する耳の痛み、鼓膜全体が赤い、部分的に膨隆している。 | アモキシシリン(例:500mgを1日3-4回)を5日間投与する。 | – |
重症 (Severe) | ≥ 12点 | 耐えがたいほどの激しい痛み、鼓膜が全体的に強く膨隆している、耳漏がある、または重症化リスク因子を有する。 | 高用量のアモキシシリンを5日間投与する。 | キノロン系抗菌薬(例:レボフロキサシン)の使用を検討。膿を排出させ圧力を下げるための鼓膜切開を考慮する。 |
この体系的なアプローチは、画一的な治療ではなく、個々の患者さんの状態に合わせた「個別化医療」を実践する上で極めて重要です。
3. その他の精密検査
診断を確定するため、または難聴の程度を評価するために、以下のような追加検査が行われることがあります。
- ティンパノメトリー:鼓膜の動きやすさを調べる検査です。中耳に液体が溜まっていると鼓膜の動きが悪くなるため、滲出性中耳炎の診断に非常に有用です2。
- 聴力検査:どの高さの音がどの程度聞こえにくいかを調べる検査で、難聴の種類と程度を正確に評価します2。
治療法の選択肢:経過観察から手術まで
大人の「中耳炎」の治療は、その種類と重症度に基づいて決定されます。前述のスコアリングシステムに基づき、日本の医療現場で推奨される治療の選択肢を詳しく見ていきましょう6。
1. 薬物療法
- 鎮痛薬:痛みが主な症状である急性中耳炎では、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)による痛みのコントロールが治療の基本となります14。これは国際的なガイドラインでも共通して推奨される第一歩です9。
- 抗菌薬(抗生物質):中等症から重症の細菌感染が疑われる場合に処方されます。日本のガイドラインでは、ペニシリン系のアモキシシリンが第一選択薬として推奨されています6。重症例や初期治療で効果が見られない場合は、より広範囲の細菌に有効なキノロン系の抗菌薬が選択されることもあります。これは、薬剤耐性のパターンが国や地域によって異なることを反映しており、国際的なガイドラインで推奨される第二選択薬(アモキシシリン・クラブラン酸配合剤など9)とは異なる場合があります17。
- 点鼻薬・抗ヒスタミン薬:アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎が背景にある場合、鼻の通りを良くする点鼻薬や抗ヒスタミン薬の併用が症状の改善に役立つことがあります。ただし、これらの薬剤は小児の中耳炎には推奨されていません7。
2. 処置・手術
- 鼓膜切開(こまくせっかい):重症の急性中耳炎で、強い痛みや高熱が続く場合、または薬物療法で改善しない場合に検討される処置です6。鼓膜を小さく切開して、中に溜まった膿を排出させます。これにより、痛みや熱が劇的に改善することが多く、切開した穴は通常数日で自然に塞がります18。
- 鼓膜換気チューブ留置術(こまくかんきチューブりゅうちじゅつ):滲出性中耳炎が長引く場合や、急性中耳炎を頻繁に繰り返す場合に行われる小手術です。鼓膜に小さなチューブを留置し、中耳の換気を強制的に行い、液体が溜まらないようにします18。チューブは数ヶ月から数年で自然に脱落することもあれば、医師が除去することもあります。
抗菌薬の役割と「薬剤耐性」の問題
中耳炎治療において、抗菌薬(抗生物質)は重要な役割を果たしますが、「細菌感染」が原因の場合にのみ有効です。ウイルス性の風邪に伴う初期の中耳炎や、多くの軽症例では抗菌薬は不要であり、むしろ慎重な経過観察が推奨されます19。これは、不必要な抗菌薬の使用が「薬剤耐性菌」を生み出す一因となるためです。
急性中耳炎の主な原因菌として、肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)、モラクセラ・カタラーリス(Moraxella catarrhalis)が知られています20。近年、日本では特にインフルエンザ菌の中で、第一選択薬であるアモキシシリンが効きにくい耐性菌(BLNAR株など)の割合が増加していることが大きな問題となっています21。このような背景から、医師はガイドラインに基づき、本当に抗菌薬が必要な症例を見極め、適切な薬剤を適切な期間使用する「抗菌薬の適正使用」を心がけています19。処方された抗菌薬は、症状が改善しても自己判断で中断せず、必ず指示された期間飲み切ることが、耐性菌の出現を防ぐ上で非常に重要です。
データで見る日本の実情:見過ごされがちな高齢者の中耳炎
一般的に「子どもの病気」というイメージが強い中耳炎ですが、厚生労働省の「患者調査」(2023年)のデータは、意外な実態を明らかにしています1。調査日に中耳炎で治療を受けていた患者のうち、0歳から14歳の小児が12,100人と最も多い一方で、65歳以上の高齢者も8,400人と、全体の約3分の1近くを占めていました1。15歳から64歳の層は約5,600人でした。この事実は、高齢者が中耳炎の重要なリスクグループであることを示しており、注意喚起が必要です。高齢者は免疫機能の低下や糖尿病などの基礎疾患を持つことが多く、症状が非典型的であったり、重症化しやすかったりする傾向があります。本記事は、こうした見過ごされがちな成人、特に高齢者の患者さんにも寄り添った情報提供を目指しています。
よくある質問 (FAQ)
Q1: 大人の「中耳炎」は自然に治りますか?
A1: 軽症の急性中耳炎であれば、体の免疫力によって自然に治癒することもあります。日本のガイドラインでも、軽症の場合はまず3日間、鎮痛薬で症状をコントロールしながら経過を見ることが推奨されています6。しかし、痛みが改善しない、悪化する、または滲出性中耳炎や慢性中耳炎の場合は、自然治癒は難しいため、専門医による適切な治療が必要です。
Q2: 完治するまで、どれくらいの期間がかかりますか?
A2: 急性中耳炎の場合、適切な治療を受ければ、痛みは2〜3日で和らぎ、1〜2週間で完治することが一般的です15。滲出性中耳炎の場合は、原因となっている鼻や喉の状態にも左右されるため、数週間から数ヶ月と、より長い期間がかかることもあります。
Q3: 中耳炎の時に、飛行機に乗ったり、プールで泳いだりしても大丈夫ですか?
A3: 急性中耳炎の最中は、飛行機の離着陸時の気圧の変化で激しい痛みを引き起こす可能性があるため、搭乗は避けるべきです9。滲出性中耳炎の場合も、耳管の機能が低下しているため、耳抜きがうまくできずに痛みを伴うことがあります。水泳に関しては、鼓膜に穴が開いていない限り(急性中耳炎や滲出性中耳炎)、耳に水が入っても直接中耳に影響はありませんが、体力の消耗は避けるべきです。慢性中耳炎で鼓膜に穴が開いている場合は、感染のリスクがあるため、水泳は原則として禁止です。いずれの場合も、必ず主治医に相談し、許可を得るようにしてください。
Q4: 中耳炎は他の人にうつりますか?
A4: 中耳炎そのものが、空気感染や飛沫感染で人から人にうつることはありません。ただし、中耳炎の引き金となる風邪やインフルエンザのウイルスは感染力があります。手洗いやうがいなどの基本的な感染対策を心がけることが、結果的に中耳炎の予防にもつながります。
結論
大人の「中耳炎」は、単なる耳のトラブルではなく、背後にアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎といった関連疾患、さらには稀ながらも重大な病気が隠れている可能性もある、多角的な理解が求められる病気です。日本の医療現場では、科学的根拠に基づいた詳細なガイドラインと重症度分類システムを用いて、個々の患者さんに最適な治療を提供する努力がなされています。激しい痛みや聞こえにくさといった症状に悩んだ時、あるいは長引く不調に不安を感じた時、この記事が正確な知識を提供し、適切な医療機関を受診する一助となれば幸いです。ご自身の症状を正しく理解し、専門医と協力して、健やかな「聞こえ」の生活を取り戻しましょう。
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