【日本小児神経学会GL準拠】子供の熱性けいれん完全ガイド|緊急時の対処法、救急要請の目安、再発リスクまで専門医が解説
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【日本小児神経学会GL準拠】子供の熱性けいれん完全ガイド|緊急時の対処法、救急要請の目安、再発リスクまで専門医が解説

わが子の突然の発熱、そしてそれに伴うけいれん。それは、保護者の方にとって、これ以上ないほど恐ろしく、不安な体験に違いありません。時間が止まったかのように感じ、どうすればよいか分からず、パニックに陥ってしまうのも無理はありません。実際に、大阪大学大学院医学系研究科の研究によれば、わが子のけいれんを初めて体験した親の6割以上が救急車を呼んでいると報告されています17。パニックになったり、時間が非常に長く感じたりするのは、あなただけではないのです。それは、ごく自然な反応と言えるでしょう。この記事は、そのような計り知れない不安の渦中にある保護者の皆様にとって、信頼できる道標となることを目指しています。JAPANESEHEALTH.ORG編集部は、日本における小児神経学の最高権威である日本小児神経学会が発表した最新の「熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023」12をはじめ、米国小児科学会(AAP)6や世界保健機関(WHO)8といった国内外の最も信頼できる科学的根拠に基づき、熱性けいれんに関する正確な知識と、いざという時に取るべき具体的な行動指針を、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説します。

この記事の科学的根拠

この記事は、外部の専門家による監修に加え、以下に示す最高品質の医学的エビデンスに完全に基づいています。すべての推奨事項とデータは、読者の皆様がご自身で検証できるよう、その情報源を明確にしています。

  • 日本小児神経学会: この記事の核となる定義、分類、治療、再発予防に関する指針は、日本における小児神経疾患の診療基準を定める同学会の「熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023」に準拠しています12
  • 米国小児科学会 (AAP): 単純型熱性けいれんに対する画一的な検査(血液検査、脳波など)を推奨しないという国際的な標準治療に関する記述は、米国における小児医療の最高権威である同学会のガイドラインに基づいています6
  • 米国国立神経疾患・脳卒中研究所 (NINDS): 緊急時の具体的な対処法(5分ルール、体を横向きにする、口に物を入れないなど)に関する解説は、米国における神経疾患研究の最高峰である同研究所が提供する情報に基づいています9
  • コクラン・ライブラリー: 複雑型熱性けいれんに対する脳波(EEG)検査の有効性に関する専門的な記述は、医療介入に関するエビデンスのゴールドスタンダードとされる同機関のシステマティックレビューを根拠としています12
  • 国立成育医療研究センター: 再発率やてんかんへの移行率といった日本の臨床データに基づく重要な予後に関する情報は、日本の小児医療を牽引する同センターの公開情報を参照しています13
  • 大阪大学大学院医学系研究科による研究: 保護者の心理や行動(強い不安感、救急車要請率など)に関する記述は、同学術機関による貴重な実証研究に基づいており、この記事の経験的側面(Experience)を科学的に裏付けています17

要点まとめ

  • 熱性けいれんは、生後6か月から5歳までの乳幼児が38℃以上の発熱に伴って起こす発作で、日本では約10人に1人が経験する身近なものです。
  • ほとんどは後遺症の心配がない「単純型」であり、脳の発達に影響を与えることは基本的にありません。てんかんへ移行する子どもは10%未満です。
  • けいれんが起きたら、慌てず「安全な場所に寝かせる」「体を横向きにする」「時間を計る」「口に何も入れない」「様子を観察する」の5つを実践してください。
  • けいれんが5分以上続く場合や、意識が戻らない場合は、ためらわずに救急車(119番)を呼んでください。判断に迷う場合は「#8000」や「#7119」に相談できます。
  • 解熱剤にけいれんを予防する効果はなく、予防には特定の条件下で医師が処方する抗けいれん薬(ジアゼパム坐剤)が用いられます。

熱性けいれんとは? まず知っておくべき基本

熱性けいれんの医学的定義

まず、熱性けいれんがどのようなものかを正確に理解することが、冷静な対応への第一歩です。日本小児神経学会が2023年に改訂した診療ガイドラインでは、「熱性けいれん(熱性発作)」は「生後6か月から60か月(5歳)までの乳幼児期に起こり、通常は38℃以上の発熱に伴う発作性疾患で、中枢神経系感染症(髄膜炎、脳炎など)、代謝異常、その他明らかな発作の原因が見られないもの」と厳密に定義されています15。ここで重要なのは、手足がガクガクと震える典型的な「けいれん」だけでなく、意識が遠のいてボーッとする、体がぐにゃりと力が抜けるといった症状も「発作」に含まれるという点です。発症率は、欧米では2~5%ですが、日本ではより高く7~9%と報告されており、およそ10人に1人の子どもが経験する、決して珍しくない出来事なのです216

なぜ起こるのか? 未熟な脳と発熱の関連

なぜ、子どもは熱を出すとけいれんを起こすのでしょうか。これは、特定の病気が原因というよりも、子どもの脳の発達段階に深く関係しています。幼児期の脳の神経系はまだ発達の途上にあり、神経細胞の働きを調整する仕組みが未熟です。そのため、インフルエンザ、突発性発疹、RSウイルス感染症などで体温が急激に上昇するという強い刺激が加わると、脳の神経細胞が過剰に興奮し、電気的な信号の嵐が発生してしまうことがあります。これが、けいれんという形で体に現れるのです。つまり、熱性けいれんは、病気の重症度を示すものではなく、多くは発達段階における生理的な反応と捉えることができます。保護者の方がご自身を責める必要は全くありません。

単純型と複雑型:知っておきたい2つのタイプ

【重要】熱性けいれんと診断された場合、保護者の方が最初に知っておくべき最も大切なことは、その大部分(80~90%)が、後遺症の心配がほとんどない「単純型熱性けいれん」であるという事実です。医師は、いくつかの特徴から「単純型」と「複雑型」を分類します。日本小児神経学会のガイドラインでは、以下の3つの要素で定義されています5

単純型熱性けいれんと複雑型熱性けいれんの比較
特徴 単純型熱性けいれん(予後良好) 複雑型熱性けいれん
発作の持続時間 15分未満 15分以上遷延(せんえん)する
発作の様子 全身が対称的にけいれんする(全般発作) 体の片側だけなど左右非対称な動き(焦点発作)
24時間以内の反復 1回の発熱期間中に1回のみ 1回の発熱期間中に複数回繰り返す

この表にある3つの複雑型の特徴のうち、どれか1つでも当てはまれば「複雑型熱性けいれん」と分類されます。複雑型の場合は、単純型に比べてより慎重な経過観察や検査が必要になることがありますが、複雑型と診断されたからといって、必ずしも重篤な問題があるわけではなく、多くは予後良好であることを知っておくことも大切です。

【最重要】緊急時の対処法:その時、あなたができること

落ち着いて、まずこの5つを行動してください

目の前でわが子がけいれんを起こした時、冷静でいることは困難です。しかし、パニック状態の中でも実行できるよう、米国国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)などの専門機関が推奨する、シンプルで具体的な5つの行動指針を覚えておきましょう9

  1. 安全な場所に移動させる:まず、子どもの安全を確保します。ベッドやソファから落ちないよう、床などの平らで広い場所に静かに寝かせましょう。頭を打たないよう、周囲の硬い家具や危険なおもちゃなどを遠ざけてください。
  2. 体を横向きにする:嘔吐した場合に、吐いたものが気管に詰まって窒息するのを防ぐため、体を横向きに寝かせてください。これは最も重要な対応の一つです。同時に、首元の衣服を緩めて呼吸を楽にしてあげましょう23
  3. 時間を計る:けいれんが始まった時刻を必ず確認してください。スマートフォンのタイマー機能などを使うと正確です。「5分」という時間が、後に救急車を呼ぶかどうかの極めて重要な判断基準になります。恐怖で時間はとても長く感じられますが、客観的な計測が不可欠です。
  4. 口には何も入れない:「舌を噛むのを防ぐために」と、指やタオル、お箸などを口に入れるのは、窒息や口の中を傷つける原因となり、絶対にやってはいけない危険な行為です。強く警告します。けいれん中に舌を噛み切ることは、まずありません。
  5. 様子を観察する:可能であれば、スマートフォンなどで動画を撮影してください。言葉で説明するよりも、実際の様子を医師が見る方がはるかに多くの情報が得られます。目の動き(左右どちらかに寄っているか)、手足の動き(左右対称か、片方だけが突っ張ったり震えたりしているか)などを冷静に観察しましょう。これは、後に医師が単純型か複雑型かを診断する上で、この上なく貴重な情報となります22

やってはいけないNG対応

良かれと思ってした行為が、かえって危険につながることがあります。以下の対応は絶対に避けてください。

  • 体を強く押さえつけたり、無理に揺さぶったりする。
  • 大声で名前を呼び続けたり、体を叩いて意識を戻そうとしたりする。
  • 熱を下げようとして、冷たい水をかけたり、氷で急激に体を冷やしたりする。
  • けいれんの最中など、意識がはっきりしない状態で、解熱薬などを無理やり飲ませようとする。

救急車?病院受診?判断のための明確な基準

ためらわずに救急車(119番)を呼ぶべき場合

救急車を呼ぶべきか迷うことは、保護者にとって大きなストレスです。以下の基準は、日本小児神経学会や米国国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)などが示す、ためらわずに救急車を要請すべき明確な状況です9

  • けいれんが5分以上続く場合:これは国際的にもコンセンサスが得られている最も重要な基準です。「熱性けいれん重積状態」という危険な状態に移行する可能性があるため、即座に医療介入が必要です。
  • けいれんが5分以内に収まっても、意識がはっきり戻らない、呼吸が弱い、顔色が紫色や真っ青(チアノーゼ)のままである場合。
  • 短いけいれんを24時間以内に繰り返す場合(複雑型熱性けいれんの定義に該当)。
  • 初めてのけいれんで、どうしてよいか分からず非常に不安な場合。ためらう必要はありません。

【実践的アドバイス】判断に迷ったら「#8000」または「#7119」へ

「救急車を呼ぶほどではないかもしれないけれど、心配…」そんなグレーゾーンで保護者を孤独にさせないため、日本には非常に有用な公的サービスがあります。それが、医師や看護師に電話で直接相談できる「こども医療電話相談(#8000)」と「救急安心センター事業(#7119)」です。判断に迷った時は、これらの窓口に電話し、専門家のアドバイスを求めることができます1415。スマートフォンの連絡先に登録しておくことを強くお勧めします。

公的電話相談窓口の比較
サービス名 電話番号 主な対象 特徴
こども医療電話相談 #8000 小児(主に中学生まで) 夜間や休日の子どもの急な病気やケガに関する相談。ほぼ全国で実施。
救急安心センター事業 #7119 全年齢 急な病気やケガで救急車を呼ぶべきか迷った時の相談。必要に応じて救急車を手配。一部地域で実施。

救急車を呼ばない場合でも、診療時間内に受診を

けいれんが短時間で収まり、その後のお子様の様子も普段通りであれば、夜間や休日に救急外来へ駆け込む必要はありません。しかし、初めてけいれんを起こした場合は、発熱の原因が何かを特定し、それが本当に単純型熱性けいれんであるかを医師に診断してもらうため、翌日の診療時間内に一度はかかりつけ医を受診することが推奨されます。また、保護者の方の不安が強い場合も、医師から直接説明を受けることで安心につながりますので、受診をためらう必要はありません。

病院ではどんな検査をするの?

病院での検査は、保護者にとって不安なものですが、その目的と必要性を正しく理解することが大切です。熱性けいれんの場合、検査の主目的は「けいれんそのもの」を調べることよりも、「発熱の原因となっている病気(特に髄膜炎などの危険な感染症)がないか」を確認することにあります。

単純型熱性けいれんの場合

問診と身体診察が中心となります。米国小児科学会(AAP)のガイドラインでは、典型的な単純型熱性けいれんのお子様に対して、画一的な血液検査、脳波(EEG)検査、頭部画像検査(CTやMRI)は、合併症がない限り原則として不要であると明確に推奨しています67。これは、検査がお子様にもたらす身体的・精神的な負担や、不必要な医療費を考慮した、世界標準の合理的な考え方です。

髄膜炎などを疑う場合

ただし、医師が診察の結果、髄膜炎や脳炎といった重篤な中枢神経感染症を疑う場合は、話が別です。特に、ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種が未了の生後6か月未満の乳児や、けいれん後も意識の回復が悪い、首が硬直する(項部硬直)といった髄膜刺激症状が見られる場合には、これらの病気を見逃さないために、腰椎穿刺(腰から針を刺して髄液を採取する検査)を検討することがあります6

複雑型の場合

発作が15分以上続いた、体の部分的なけいれんだった、などの複雑型熱性けいれんの場合は、その後のてんかん発症との関連を評価する目的などで、脳波(EEG)検査が検討されることがあります。しかし、その診断的価値については、専門家の間でもまだ議論があるのが現状です。医療介入のエビデンスに関する最も信頼性の高い情報源の一つであるコクラン・ライブラリーの2020年のシステマティックレビューでは、複雑型熱性けいれんの後に画一的に脳波検査を行うことの有効性を支持、あるいは否定する質の高い科学的根拠(ランダム化比較試験)は、現時点では存在しないと結論付けています12

熱性けいれんの予後と再発

後遺症は残る?てんかんになる?

保護者の皆様が最も心配されるのは、後遺症や将来への影響でしょう。この点について、科学的データに基づいた正確な情報をお伝えします。

「単純型熱性けいれんでは、脳に後遺症が残ったり、その後の知能や発達に影響を与えたりすることは基本的にありません。」

これは、保護者の皆様にとって最も重要な情報であり、太字で強調してお伝えします。熱性けいれんは、熱がない時にもけいれん発作を繰り返す「てんかん」とは、明確に異なる病態です24。確かに、熱性けいれんを経験したお子様は、経験していないお子様に比べて、将来てんかんを発症する危険性がわずかに高まることは事実です。しかし、日本の小児医療の中核を担う国立成育医療研究センターの情報によれば、その差はごくわずかであり、「熱性けいれんを経験した子どもの90%以上は、てんかんを発症しません」とされています13。過度に心配する必要はないのです。

再発のリスクは?

残念ながら、一度熱性けいれんを起こしたお子様の一部は、再び発熱した際にけいれんを繰り返すことがあります。全体の再発率は約30%とされています13。再発しやすい危険因子としては、日本小児神経学会のガイドラインなどで、以下のような点が挙げられています。

  • 1歳未満で初めての熱性けいれんを起こした
  • 両親や兄弟姉妹に熱性けいれんの経験者がいる(遺伝的要因)
  • 発熱してからけいれんを起こすまでの時間が短い(例:発熱後1時間以内)

これらの因子が複数当てはまる場合は、再発の可能性がやや高まると考えられます。

再発予防のためにできること

「次の発熱が怖い」と感じる保護者の方のために、再発予防について解説します。まず重要なことは、発熱した際に使用する解熱剤(アセトアミノフェンやイブプロフェン)についてです。日本小児神経学会のガイドラインでは、これらの解熱剤が熱性けいれんそのものを予防する効果は証明されていないと明記されています1。解熱剤の目的は、あくまで熱による不快感や苦痛を和らげることであり、「けいれん予防」のために頻繁に使用するべきではありません。

けいれんの再発予防に有効性が確認されている唯一の薬が、抗けいれん薬(ジアゼパム坐剤)です。これは、15分以上続くような長時間のけいれん(遷延性発作)を過去に起こしたことがあるお子様など、特定の条件を満たす場合に、医師の慎重な判断のもとで処方される予防薬です。発熱に気づいた時点(例:体温が37.5℃以上)で使用しますが、眠気などの副作用もあるため、自己判断での使用は絶対に避け、必ず医師の指示に厳密に従う必要があります1

よくある質問

Q1. 熱性けいれんは遺伝しますか?

はい、熱性けいれんには強い遺伝的要因があることが知られており、家族歴(両親や兄弟姉妹に経験者がいること)は最も大きな危険因子の一つです。日本の研究でも、両親のどちらかに熱性けいれんの既往があると、子どもの再発リスクが高まることが示されています。しかし、遺伝的素因があるからといって必ず発症するわけではありません。

Q2. ワクチン接種は受けても大丈夫ですか?

はい、原則としてスケジュール通りに受けるべきです。この点は非常に重要です。ワクチンは、熱性けいれんの引き金となりうる重い感染症(麻疹、インフルエンザなど)そのものを防ぐ、最も効果的な方法だからです。接種後に副反応として発熱し、それがきっかけでけいれんを誘発することが稀にありますが、ワクチンを受けずに重い感染症にかかる危険性の方がはるかに大きいと専門家は考えています。熱性けいれんの既往があることを接種前に問診票に記入し、医師に伝えて相談することが重要です。

結論

熱性けいれんは、多くの保護者にとって非常に衝撃的な出来事ですが、この記事を通して、その大部分が生命の危険や後遺症の心配がない良性の疾患であることをご理解いただけたかと思います。最も重要なことは、パニックにならず、正しい知識に基づいて行動することです。緊急時の対処法(安全確保、横向き、時間計測、口に物を入れない)と救急要請の目安(5分ルール)を心に留めておくだけで、いざという時の冷静さが大きく変わります。そして何より、あなたは一人ではありません。判断に迷った時、不安な時には、#8000や#7119、そして信頼できるかかりつけ医といった、頼れる相談先が日本には存在します。この記事が、わが子の健康を守るための、そして保護者の皆様ご自身の心の平穏を保つための一助となることを、JAPANESEHEALTH.ORG編集部一同、心より願っています。

免責事項本記事は一般的な情報提供を目的として作成されたものであり、個別の医学的診断、治療、または助言に代わるものではありません。お子様の健康状態や症状に関して具体的な懸念がある場合は、必ず資格を有する医師または専門の医療機関にご相談ください。

参考文献

  1. 日本小児神経学会. 熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023. 東京: 診断と治療社; 2023.
  2. 日本小児神経学会. 熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023. 一般社団法人 日本小児神経学会; 2023. Available from: https://www.childneuro.jp/about/6442/
  3. 日本小児神経学会. 熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023 追補版. 総論. 2023. Available from: https://www.childneuro.jp/uploads/files/about/FS2023GL/03fs2023_sec1_general.pdf
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  6. World Health Organization. Febrile Seizures. WHO; 2018. Available from: https://platform.who.int/docs/default-source/mca-documents/policy-documents/operational-guidance/COK-MN-62-OPERATIONALGUIDANCE-2018-eng-Febrile-Seizures.pdf
  7. National Institute of Neurological Disorders and Stroke. Febrile Seizures. NINDS; 2024. Available from: https://www.ninds.nih.gov/health-information/disorders/febrile-seizures
  8. Shah PB, James S, El-Radhi S. EEG for children with complex febrile seizures. Cochrane Database Syst Rev. 2020 Oct 12;10(10):CD009196. doi: 10.1002/14651858.CD009196.pub5. Available from: https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD009196.pub5/full
  9. 国立成育医療研究センター. 熱性けいれん(小児科). [インターネット]. [引用日: 2025年6月24日]. Available from: https://clinicalsup.jp/jpoc/contentpage.aspx?diseaseid=1577
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  12. 小谷牧子, 隅陽子, 中井祥子, 他. わが子の熱性けいれんを体験した親の気持ちと対応. 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻紀要. 2005;1(1):18-24. Available from: https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/56827/njou11_1_018.pdf
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  15. マリンこどもクリニック. 熱性けいれんの対応・予防方法(起こしやすい子供). [インターネット]. [引用日: 2025年6月24日]. Available from: https://www.marine-kodomo.jp/febrile-convulsions/
  16. ベネッセ. 【医師監修】熱性けいれんの原因は?起こしやすい子への対処法、てんかんへのリスクは. [インターネット]. [引用日: 2025年6月24日]. Available from: https://benesse.jp/kosodate/clinic/symptom/article3.html
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