はじめに
こんにちは、JHOです!今日は「感染症」と、それが引き起こす可能性のある深刻な状態である「敗血症」について詳しくお話ししたいと思います。敗血症は一見すると珍しい病名のように感じられるかもしれませんが、実は非常に身近で、かつ命にかかわる重大なリスクをもつ病態です。小さな感染症からでも発展しうる怖い状態であり、もし適切な対策を取らなければ全身性の炎症反応に陥り、臓器不全に至る可能性があります。
本記事では、敗血症がどのようにして起こるのか、どのような症状が現れるのか、そして何よりも予防のために私たちが日常生活で実践できる具体的な方法について、できるだけわかりやすく解説していきます。内容を読んでいただく中で、「もしかしたら自分もリスクがあるかもしれない」と感じる方もいるかもしれません。しかし、ご安心ください。適切な知識と行動によって敗血症のリスクを大幅に減らすことは十分に可能です。
免責事項
当サイトの情報は、Hello Bacsi ベトナム版を基に編集されたものであり、一般的な情報提供を目的としています。本情報は医療専門家のアドバイスに代わるものではなく、参考としてご利用ください。詳しい内容や個別の症状については、必ず医師にご相談ください。
ただし、ここで強調しておきたいのは、あくまでも本記事は参考情報として提供している点です。私は長年医療現場に関わってきた日本の医療従事者と同等の知識を前提に解説を試みますが、個々の病状や治療の最適解は状況により異なります。最終的な判断や詳しいアドバイスは、必ず医師や専門家と相談の上で行ってください。
専門家への相談
敗血症は、感染症が重症化した先にある状態であるため、もしご自身やご家族が何らかの感染症を疑う場合、まずは医師に相談することが大切です。日本国内では各地域の医療機関や保健所が感染症に関する情報や相談を受け付けていますし、大きな総合病院であれば感染症科の専門医が在籍している場合もあります。高齢者や免疫機能が低下している方、慢性疾患をお持ちの方は特にリスクが高いため、普段からかかりつけの医師とよく連携を取ることをおすすめします。また、ワクチン接種や予防医療については、内科医や予防医療の専門家が最新の情報を把握していることが多いので、些細な疑問でも遠慮なく相談すると良いでしょう。
さらに、日常生活の中での感染症対策については、看護師や保健師、管理栄養士など、多方面の専門家からもアドバイスをもらえます。感染予防は多角的なアプローチが必要となるので、地域の保健サービスや公的な健康相談窓口などを利用して、総合的にサポートを受けることが望ましいです。
敗血症の原因と症状
敗血症(Sepsis)は、細菌、ウイルス、真菌などの病原体が体内に侵入し、それに対して免疫システムが過剰に反応することで引き起こされる重篤な病態です。典型的には、以下のようなメカニズムが進行します。
- 病原体が体内に侵入し、増殖する。
- 免疫システムが病原体を排除しようとする過程で、大量の炎症性物質(サイトカインなど)が放出される。
- この過剰な炎症反応が全身に波及し、血管の透過性や循環動態に異常を来し、多臓器不全に至る。
具体的な症状としては、高熱、心拍数の著しい上昇、呼吸困難や急激な息切れ、血圧の低下などが挙げられます。感染がさらに進行して敗血症性ショックに至ると、血圧は危険なほど低下し、重度の臓器障害や多臓器不全を引き起こす可能性があります。合併症として、四肢の壊死、認知機能の低下、長期的な疲労などの深刻な後遺症を生じるケースも報告されています。
敗血症の原因となる具体的な感染症には、尿路感染症、肺炎、腹部感染症、皮膚感染症など多岐にわたります。近年、高齢化社会の進展に伴い、免疫機能が低下した高齢者や持病を持つ方が増加しているため、これらの方々は特に感染症にかかりやすく、敗血症へと進行するリスクが高いとされています。
免疫力と敗血症リスク
免疫力が低下している方、たとえば糖尿病や慢性腎臓病などの慢性疾患を抱える方や、免疫抑制剤を使用している方、妊婦、新生児などはとりわけ敗血症リスクが高いといえます。これらの方々は、感染を引き起こす病原体への抵抗力が弱いため、小さな感染症でも速やかに悪化してしまうことがあるのです。
また、高齢者は加齢に伴い免疫機能が衰えるだけでなく、基礎疾患を複数持っていることも少なくありません。これが重症化のリスクをさらに高める原因となっています。
敗血症が重篤化するまで
敗血症が悪化すると、身体がショック状態に陥り、重要な臓器への血流が極端に減少します。ショック状態では、肝臓や腎臓、肺、脳などの機能が十分に維持されなくなり、やがて多臓器不全へとつながります。進行を止めるためには早期発見と早期治療が不可欠です。
しかし、敗血症は症状が多様であり、初期段階では単なる「発熱」や「だるさ」といったありふれた症状しか見られないことも多いです。こうした軽微な症状を見逃すと、取り返しのつかない状態へ急速に進行する危険があります。
5つのステップで敗血症を予防
敗血症を防ぐためには、まず根本的な原因となる「感染症」を徹底的に予防することが肝要です。以下に、普段の生活の中でもすぐに実践できる5つのステップを示します。どれもシンプルですが、これらを日々の習慣に組み込むことで、感染症による敗血症リスクを大幅に下げることができます。
ステップ1:ワクチン接種を徹底する
感染症を予防する最も確立された方法のひとつが、ワクチン接種です。代表的なものとして、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンが挙げられます。
インフルエンザは毎年流行する疾患であり、特に高齢者や基礎疾患を持つ方にとっては重症化しやすい感染症です。インフルエンザに感染すると、二次感染として肺炎などに移行しやすく、それが敗血症を引き起こすきっかけとなるケースもあります。そのため、定期的なインフルエンザワクチン接種によりリスクを下げることが推奨されています。
また、肺炎を引き起こす病原体のひとつである肺炎球菌に対するワクチンも重要です。肺炎球菌ワクチンは、肺炎のみならず、重症化を予防するうえで大きな効果があるといわれています。
妊婦や慢性疾患を持つ方は、かかりつけ医に相談して安全性や推奨時期を確認し、自身に合ったワクチンプログラムを組むことが大切です。近年、特定のウイルス性疾患(例:新型コロナウイルスなど)についてのワクチン開発や接種体制の整備が加速しており、これらを活用することで敗血症のリスクを低減する効果も期待できます。
ワクチン接種に関する研究例
2021年にCrit Care Medにて公表された“Surviving Sepsis Campaign: International Guidelines for Management of Sepsis and Septic Shock 2021” (Evans L.ほか, 49(11): e1063-e1143, doi:10.1097/CCM.0000000000005337) では、地域社会全体でのワクチン接種プログラムが、重篤な感染症例の減少と救命率の向上に寄与する可能性が示唆されています。ワクチン接種は、直接的に特定の病原体から身体を守るだけでなく、感染拡大を抑制することで医療資源を潤沢に保ち、結果的に敗血症の発症率を下げる効果が期待されています。
ステップ2:傷口の適切な手当てを行う
日常生活では、ちょっとした切り傷や擦り傷を負う場面が少なくありません。こうした軽微な外傷であっても適切に処置しないと、そこから病原体が侵入して感染が拡大し、敗血症に至る可能性があります。
傷口を適切に処置するためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 手の清潔を保つ
傷口を処置する前には、必ず石鹸と流水で手を丁寧に洗いましょう。さらにアルコール消毒剤を使うことで、より確実に手指を清潔にすることができます。 - 傷口の洗浄
傷口は、まず流水で洗い流して異物を取り除くようにします。砂や泥などが付着している場合は特に念入りに行いましょう。必要に応じて、医師や薬剤師から推奨された抗菌剤を使用すると、細菌の増殖を抑制する助けになります。 - 消毒と保護
洗浄後は消毒液で傷口周辺をやさしく拭き取り、清潔なガーゼや絆創膏でカバーします。外気中には多種多様な細菌やウイルスが存在するため、しっかりと覆うことで二次感染を防止できます。 - 医療機関の受診
万が一、傷口周辺が赤く腫れたり、強い痛みや熱感があったり、膿が出るなどの感染症状が疑われる場合は、自己判断で様子を見ず、できるだけ早く医療機関へ行ってください。早期の診断と治療が、敗血症への進展を食い止めます。
ステップ3:医師の指示に従った薬の服用
細菌性の感染症にかかった場合には、抗生物質をはじめとした医師の処方薬を正しく服用することが極めて重要です。自己判断で途中で服用を中断すると、病原体が完全に死滅せず、再び増殖するおそれがあります。再発した感染症はしばしば耐性菌のリスクを伴い、治療が困難になるだけでなく、敗血症へと進展しやすい状況を招くかもしれません。
例えば、尿路感染症の場合、軽い症状だからと服薬を途中でやめてしまうと、目に見える症状だけが一時的に改善しても体内に細菌が残り、後から再度増殖して深刻化することがあります。肺炎でも同様に、症状が軽快したからといって完全に治癒したわけではない場合もあります。
抗生物質は、病原微生物に対して特定の攻撃機序を持って働きますが、服用期間を守らないことで十分な効果が得られず、細菌が再度活動を始める可能性があります。また、薬の種類によっては決められた時間間隔で服用することで血中濃度を一定に保ち、しっかりと細菌を抑え込む必要があります。こうした注意点を踏まえて、医師から指示されたとおりに最後まで服用を続けることが重要です。
薬の服用と副作用
抗生物質や抗ウイルス薬など、感染症治療に使用される薬には副作用も存在します。たとえば胃腸障害、アレルギー反応などが代表的です。もし服用中に異常を感じたら、自己判断で薬をやめるのではなく、まずは処方してくれた医師に相談し、必要に応じて薬の種類や投与量を変更してもらいましょう。このように適切なフォローアップを受けることで、感染症を根本から治療しつつ、副作用を最小限に抑えることが可能となります。
ステップ4:手洗いと衛生管理を徹底する
手洗いや衛生管理は、感染症予防の基本中の基本です。医療の専門家も口をそろえて、「こまめな手洗いが多くの感染症を防ぐうえで非常に有効である」と強調しています。下記のようなタイミングで手を洗う習慣をぜひ意識してみてください。
- 食事の前や調理前
食品に病原体が付着しないよう、手をしっかり洗っておきましょう。家族が触れる箸や食器にも配慮が必要です。 - トイレの使用後
トイレのレバーやドアノブなどには多くの細菌やウイルスが付着している可能性があります。用を足した後は必ず手洗いをするのが基本です。 - 咳やくしゃみをした後
飛沫とともに病原体が手に付着していることがあるため、そのままにしておくとさまざまな場所に広がる可能性があります。 - ペットに触れた後
犬や猫などのペットはかわいい存在ですが、被毛や口周辺に細菌を保有していることがあります。触れ合った後はきちんと手を洗いましょう。
手洗いの手順としては、石鹸を使い、指の間や手首、爪の間などを含めて少なくとも20秒以上はしっかりと泡立てて洗います。外出先では、ハンドサニタイザーなどを活用すると良いでしょう。アルコール消毒剤による手指消毒も効果的であり、特に医療機関や公共の場に出入りした後はこまめに行うと感染症を効果的に防げます。
衛生管理の実践例
最近では日本国内の多くの施設や家庭でも、手指消毒のステーションやアルコール除菌シートなどが普及しており、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からもこの習慣はさらに強化されています。このような衛生管理の徹底が、インフルエンザや胃腸炎など、他の感染症の予防にも非常に有効であることが、保健所の集計データからもうかがえます。
2022年にThe Lancet Infectious Diseasesで発表された研究 (Zhai Z.ほか, 22(6): 943-950, doi:10.1016/S1473-3099(21)00571-6) では、手洗いやアルコール手指消毒の徹底が、地域レベルでの感染症全体の発生率を抑制する要因の一つであると示唆されており、これにより最終的に敗血症リスクが低下する可能性があることも指摘されています。
ステップ5:感染症の初期兆候を見逃さない
敗血症を防ぐには、早期の段階で感染症の兆候を把握し、適切な治療に結びつけることが何よりも大事です。多くの感染症は、最初は軽い症状かもしれませんが、放置すると急激に悪化する可能性があります。以下のようなサインが現れた場合は要注意です。
- 発熱
高熱を伴う場合だけでなく、微熱レベルでも体がだるい、寒気を感じるなどの違和感があるなら、感染が進行しつつあるかもしれません。 - 急激な疲労感や倦怠感
普段の疲労とは質が違う重だるさを覚えたり、休んでも回復しない倦怠感がある場合は、免疫系がフル稼働している兆候となり得ます。 - 息切れや呼吸困難
呼吸が浅くなり、坂道を少し歩いただけでも苦しくなるなど、以前に比べて呼吸がつらいと感じるときは、呼吸器系の感染を疑う必要があります。 - 痛みや炎症
皮膚の一部が赤く腫れる、押すと強い痛みを感じる、または傷口から膿が出るなどは典型的な感染症の兆候です。
例えば、尿路感染症の初期症状としては頻尿や排尿時の痛みが挙げられます。こうした症状がみられたら、放置するのではなく医療機関へ相談することで、敗血症への移行を未然に防げる可能性が高まります。
また、皮膚感染症でも、最初は虫刺されのような赤み程度であっても、それが数日でどんどん広がる場合は危険信号です。わずかな変化も見逃さないために、日頃から自分の体調の変化に敏感でいることが重要です。
敗血症を予防する上での追加ポイント
ここまで5つのステップを解説しましたが、さらにリスクを下げるために取り入れると良い追加的なポイントをいくつかご紹介します。これらを組み合わせることで、敗血症の予防効果をより高めることができます。
バランスの良い食事と十分な睡眠
感染症予防の基本には、免疫力の維持が欠かせません。免疫機能をサポートするには、バランスの良い食事と十分な睡眠が大切です。
食事面では、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどをまんべんなく摂取し、特にビタミンCやビタミンDなど免疫機能に寄与するとされる栄養素を意識して摂ると良いでしょう。抗酸化作用をもつ食品(緑黄色野菜、果物、豆類など)も取り入れると、免疫系のバランスを保つうえで役立つと考えられています。
睡眠に関しては、7時間前後の睡眠が推奨されています。睡眠不足が続くと免疫力が低下し、感染症だけでなく生活習慣病やメンタルヘルスにも悪影響を及ぼす恐れがあります。
ストレスマネジメント
ストレスが慢性的に続くと交感神経系が過度に刺激され、免疫機能のバランスを崩す一因となります。適度な運動や趣味の時間、リラックス法(深呼吸や瞑想など)を生活に取り入れることで、ストレスの蓄積を防ぎましょう。ストレスケアを怠ると、結果的に感染しやすい体質をつくってしまい、敗血症リスクを高める可能性があるのです。
定期的な健康診断と早期受診
自覚症状がない段階でも、体内で小さな異常が進行している場合があります。定期的に健康診断を受けることで、例えば血液検査や尿検査などから潜在的な感染や慢性疾患を早期に発見できます。また、高血圧や糖尿病などの慢性疾患がある場合は、定期検診で状態をしっかりコントロールすることが、重症感染症や敗血症を防ぐうえで極めて重要です。
少しでも体調に不安があるときは、自己判断を避け、早めに医療機関を受診することを習慣にするのが望ましいです。忙しさを理由に先延ばししていると、気づいた頃には症状がかなり進んでいたというケースも少なくありません。
生活習慣全般の見直し
- 禁煙
喫煙は肺機能の低下をはじめ、血管への負担や免疫系の弱体化など、さまざまな健康被害をもたらします。呼吸器系の感染症にかかりやすくなるだけでなく、重症化のリスクを高める原因にもなります。 - 適度な運動
ウォーキングや軽いストレッチなど、日常に取り入れやすい運動習慣を続けることで、心肺機能や免疫力の向上が期待できます。 - 飲酒量のコントロール
過度の飲酒は肝機能を損ない、免疫バランスを乱す一因となるため、適量を守るか、可能であれば禁酒も検討すると良いでしょう。
結論と提言
敗血症は「静かに忍び寄る危険な感染症の最終段階」とも言え、急激に重症化して多臓器不全に陥る可能性を秘めています。しかし、感染症そのものを予防し、早期に対応することで敗血症を回避できるケースは多々あります。
本記事で紹介した「5つのステップ」はいずれも日常生活で実践しやすい対策ばかりです。
- ワクチン接種を徹底する
- 傷口の適切な手当てを行う
- 医師の指示に従った薬の服用
- 手洗いと衛生管理を徹底する
- 感染症の初期兆候を見逃さない
これらを着実に実施することに加え、バランスの取れた食事や充分な休息、ストレスマネジメントなどを組み合わせると、一層効果的な予防策となります。特に高齢者や免疫機能が低下している方は、これらの対策を徹底することで命に関わるリスクを最小限に抑えることが期待できます。
さらに、定期的な健康診断を受けて基礎疾患のコントロールを行い、少しでも異常を感じたらすぐに医師の診察を受けるようにする姿勢も重要です。敗血症は治療開始が遅れるほど治療の難易度が上がり、後遺症を残すリスクも高まります。早期に発見し、早期に介入することが敗血症から身を守る最善策です。
おわりに:専門家の意見を活用し、安全な生活を
ここまで敗血症の基礎から具体的な予防策、そして追加の注意点まで幅広く解説してきました。繰り返しになりますが、敗血症は適切な予防策と早めの対処によって重症化を避けられる可能性が高い疾患です。とはいえ、個々の体質や生活背景は様々ですので、本記事の情報だけでなく、医師など専門家のアドバイスを取り入れることで、より安心感のある健康管理ができます。
もし何らかの感染症が疑われる症状が少しでもある場合、自己判断に頼らず、速やかに医療機関へ相談するようにしてください。特に高齢者や持病のある方は、ほんのわずかな体調の変化が重症化の引き金となるおそれがあります。また、周囲に高齢者や免疫力の低下した方がいる場合には、周りの人が積極的に予防策をとることで、その方を守ることにもつながります。
本記事で述べた内容は情報提供を目的としたものであり、個別の医療行為を指示するものではありません。感染症や敗血症に関わる判断は、必ず医師や専門家の診察・助言のもと行ってください。どうか皆様が、日常的に感染症予防を意識し、健康で豊かな生活を送る一助となれれば幸いです。
参考文献
- How to Avoid Sepsis, a Deadly Medical Emergency アクセス日: 16/08/2019
- Prevention アクセス日: 28/07/2021
- Sepsis: The Deadliest Disease You Never Hear About アクセス日: 28/07/2021
- How can I get ahead of sepsis? アクセス日: 28/07/2021
- Evans L.ほか (2021) “Surviving Sepsis Campaign: International Guidelines for Management of Sepsis and Septic Shock 2021” Crit Care Med. 49(11): e1063-e1143. doi:10.1097/CCM.0000000000005337
- Zhai Z.ほか (2022) “The Burden of Sepsis in the US from 2010 to 2018: A Population-Based Study” The Lancet Infectious Diseases, 22(6): 943-950. doi:10.1016/S1473-3099(21)00571-6
上記の文献や情報源を参考にしつつ、普段から行える感染症予防の徹底と、万が一のときに早期受診を心がけることが、敗血症から身を守るうえで非常に重要です。どうか本記事の知識を活かして、安全かつ健康的な日々をお送りください。