【皮膚科専門医が徹底解説】顔のアトピー性皮膚炎|原因・最新治療からスキンケア・メイクの全て
皮膚科疾患

【皮膚科専門医が徹底解説】顔のアトピー性皮膚炎|原因・最新治療からスキンケア・メイクの全て

顔のアトピー性皮膚炎は、見た目への影響が大きく、生活の質(QOL)を著しく低下させる可能性のある深刻な疾患です。厚生労働省の2017年の調査によれば、日本国内のアトピー性皮膚炎の総患者数は約51.3万人にのぼり、これは決して稀な病気ではないことを示しています1。多くの方が「単なる肌荒れ」ではない深い悩みを抱え、正しい情報と効果的な対策を切実に求めています。本記事では、日本皮膚科学会および日本アレルギー学会の最新診療ガイドラインと、国際的な科学的根拠に基づき、顔のアトピー性皮膚炎の根本的な原因から、標準治療、最新の薬剤、そして日々の生活を劇的に改善するための具体的なスキンケアやメイクアップの方法に至るまで、専門的かつ網羅的に解説します。この記事が、あなたの長く続く悩みを解決し、より快適な毎日を取り戻すための一助となることを、JAPANESEHEALTH.ORG編集委員会は確信しています。

この記事の科学的根拠

この記事は、ご提供いただいた研究報告書に明示された、最高品質の医学的エビデンスにのみ基づいて作成されています。以下は、本記事で提示される医学的指導の根拠となる主要な情報源とその関連性です。

  • 日本皮膚科学会・日本アレルギー学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2024」: 本記事における診断基準、治療アルゴリズム、薬剤の使用法、スキンケア指導など、医学的内容の根幹をなす日本の公式指針です2
  • Journal of Allergy and Clinical Immunology (JACI) のシステマティックレビュー: 外用薬3および全身療法薬4に関する国際的な有効性と安全性の比較データを提供し、日本のガイドラインを補強する高次の科学的根拠として引用しています。
  • 厚生労働省「患者調査」: 日本国内におけるアトピー性皮膚炎の患者数に関する公的統計データを提供し、記事の導入部で問題の重要性を示すために使用しています1
  • 国内の患者支援団体(NPO法人日本アトピー協会、認定NPO法人日本アレルギー友の会): 患者が直面する具体的な悩みや心理的側面に関する情報を提供し、記事が単なる医学情報の羅列ではなく、患者の「経験」に寄り添う内容となるための根拠としています56

要点まとめ

  • 顔のアトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能低下と免疫系の過剰反応(2型炎症など)が原因で起こる複雑な疾患です。
  • 治療の基本は「薬物療法」「スキンケア」「悪化因子の対策」の三本柱であり、どれか一つでも欠けてはなりません。
  • 治療目標は「完治」ではなく、症状がコントロールされた快適な状態を維持することです。自己判断での服薬中断は再発の危険性を高めます。
  • ステロイド外用薬に加え、タクロリムスや新規のJAK阻害薬など、顔にも使用できる安全性の高い選択肢が増えています。
  • 正しい洗顔、保湿、そして肌に優しい髭剃りや化粧品の選択が、症状の悪化を防ぎ、生活の質を大きく向上させます。

顔のアトピー性皮膚炎とは? – 科学的視点からの再定義

顔のアトピー性皮膚炎は、単に「肌が弱い」という言葉で片付けられる状態ではありません。現代の医学では、主に二つの要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

1.1. 皮膚バリア機能の低下と免疫異常の二大要因

第一の要因は、「皮膚のバリア機能の低下」です。健康な皮膚は、角層がレンガ塀のように細胞と細胞間脂質で構成され、外部からの刺激物(アレルゲン、細菌など)の侵入を防ぎ、内部からの水分の蒸発を防いでいます。しかし、アトピー性皮膚炎の患者さんの皮膚では、このバリア機能に重要な役割を果たすフィラグリンというタンパク質の遺伝的な異常などにより、バリアが脆弱になっています7

第二の要因は、「免疫系の異常」です。バリア機能が低下した皮膚からはアレルゲンなどが侵入しやすくなり、これに免疫系が過剰に反応します。特に「2型炎症」と呼ばれる、インターロイキン4 (IL-4)やインターロイキン13 (IL-13)といったサイトカイン(細胞間の情報伝達を担うタンパク質)が中心となるアレルギー性の炎症が引き起こされ、強いかゆみや湿疹の原因となります7

1.2. 【年齢別】顔の症状はこう現れる:日本皮膚科学会ガイドラインに基づく診断基準

日本皮膚科学会は、アトピー性皮膚炎の診断基準として、①かゆみ、②特徴的な皮疹と分布、③慢性・反復性の経過、の3つを挙げています2。特に顔の症状は、年齢によって現れ方が異なる特徴があります。

  • 乳児期(2歳未満): 症状は頬や額から始まることが多く、じゅくじゅくして滲出液を伴う湿潤性の皮疹が特徴的です。
  • 幼小児期(2歳から12歳): この時期には顔の症状は一度軽快する傾向が見られますが、皮膚全体の乾燥は持続します。
  • 思春期・成人期(13歳以上): 再び顔、首、胸の上部といった上半身に、赤みや乾燥が強く、ごわごわと厚くなるような皮疹が出現しやすくなります。

なぜ悪化するのか?顔のアトピー性皮膚炎の主な悪化因子

アトピー性皮膚炎の症状は、様々な要因によって悪化します。これらを正しく理解し、対策を講じることが治療の重要な一部となります。

2.1. アレルゲン因子:ダニ、ホコリ、花粉、食物

ダニ、ホコリ、花粉などの環境アレルゲンは、バリア機能の低下した皮膚から侵入し、アレルギー反応を引き起こす主要な悪化因子です。食物アレルギーが関与することもありますが、日本アレルギー学会は、自己判断での安易な食物除去は、栄養上の問題や新たなアレルギーの発症につながる危険性があるため、必ず医師の正確な診断に基づいて行うべきであると強く警告しています8

2.2. 非アレルゲン因子:汗、乾燥、衣類の摩擦、そしてストレス

汗自体はアレルゲンではありませんが、汗に含まれる成分や、汗が蒸発する際の急激な乾燥が皮膚への刺激となり、かゆみを誘発します。しかし、発汗は重要な体温調節機能であるため、汗をかくことを避けるのではなく、かいた後に速やかに洗い流したり、優しく拭き取ったりするケアが重要です9。また、皮膚の乾燥はバリア機能をさらに低下させ、外部からの刺激を受けやすくします。衣類、特に化学繊維やウールによる摩擦、そして精神的なストレスも、免疫系や神経系を介してかゆみを増強させることが科学的に知られています9

治療の最前線:ガイドライン2024に基づく標準治療から最新薬まで

3.1. 治療のゴール:目指すは「症状がコントロールされた快適な毎日」

アトピー性皮膚炎治療の現代的な目標は、「完治」という言葉に固執することではありません。日本皮膚科学会の診療ガイドラインでは、治療のゴールを「症状がないか、あっても軽微で、日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態」を達成し、それを維持することと定義しています10。この現実的な目標を患者さんと医療者が共有することで、過度な期待や絶望を防ぎ、長期にわたる治療への意欲を保つことができます。

3.2. 治療の三本柱:①薬物療法 ②スキンケア ③悪化因子の対策

治療は、これら三つのアプローチを同時に行うことで最大の効果を発揮します。どれか一つでもおろそかになると、十分な改善は望めません。薬で炎症を抑え、スキンケアで皮膚のバリア機能を補い、悪化因子を避けることで負の連鎖を断ち切ることが、治療の基本戦略です11

3.3. 【外用薬(塗り薬)】の完全ガイド:ステロイド・タクロリムス・新規外用薬の正しい使い方

顔の皮膚は他の部位に比べて薄く、薬剤の吸収率が高いため、特に慎重な薬剤選択と使用法が求められます。外用薬を塗る量の目安として、チューブから大人の人差し指の第一関節までの長さに出した量(約0.5g)で、大人の手のひら2枚分の面積に塗る「フィンガーティップユニット(FTU)」という考え方が推奨されています。

表1:顔への使用が想定される主な外用薬の比較
薬剤名(一般名/商品名例) 分類 作用機序 顔への使用における特徴と注意点 ガイドライン推奨度2
ヒドロコルチゾン酪酸エステル (ロコイド®など) ステロイド外用薬 (IV群: ミディアム) 抗炎症作用 顔の炎症に広く用いられる標準的な薬剤。長期連用による皮膚萎縮、毛細血管拡張などの副作用に注意が必要なため、専門医の指導が不可欠。原則としてミディアムクラス以下のランクを使用する。 1 (強く推奨)
タクロリムス水和物 (プロトピック®軟膏) カルシニューリン阻害薬 免疫抑制作用 ステロイドでみられる皮膚萎縮の危険性が低く、顔や首などのデリケートな部位の皮疹に特に有効。使用初期に灼熱感やほてり感が出ることがあるが、多くは継続使用で軽減する。2歳未満は使用不可。 1 (強く推奨)
デルゴシチニブ (コレクチム®軟膏) JAK阻害薬 サイトカインシグナル伝達阻害 炎症とかゆみの両方に関わるシグナル伝達(JAK/STAT経路)を阻害する新しい作用機序を持つ。副作用として毛包炎など。生後6ヶ月から使用可能。 1 (強く推奨)
ジファミラスト (モイゼルト®軟膏) PDE4阻害薬 抗炎症作用 炎症細胞内の情報伝達物質を調整することで抗炎症作用を発揮する、比較的新しい非ステロイド系外用薬。副作用として色素沈着障害など。生後3ヶ月から使用可能。 1 (強く推奨)

国際的な大規模研究(ネットワークメタアナリシス)においても、タクロリムスや中程度の強さのステロイド外用薬は、アトピー性皮膚炎の治療において最も効果的な選択肢の一つであることが示されています3

3.4. 【全身療法(内服薬・注射薬)】の選択:中等症~重症例の新たな希望

外用薬だけでは十分に症状をコントロールできない中等症から重症の患者さんには、内服薬や注射薬による全身療法が選択肢となります。近年、この分野の進歩は目覚ましく、多くの患者さんに新たな希望をもたらしています。

  • 生物学的製剤(デュピルマブなど): 2型炎症の中心的な役割を担うIL-4とIL-13の働きをピンポイントで抑える注射薬です。国際的な研究では、効果は中程度であるものの、安全性が比較的高いことが報告されています4
  • JAK阻害薬(ウパダシチニブなど): 炎症に関わる幅広いサイトカインの働きを強力に抑える内服薬です。効果の発現が速く、非常に強力ですが、その分、帯状疱疹などの感染症のリスクが生物学的製剤よりも高いことが報告されており4、専門医による慎重な管理が必要です。

3.5. 再発を防ぐ鍵「プロアクティブ療法」とは?

多くの患者さんが経験するのが、治療で良くなってもすぐに再発してしまう、という悩みです。これは、見た目には綺麗になった皮膚にも、炎症の火種(「かくれ炎症」とも呼ばれる)が残っているためです。「プロアクティブ療法」とは、症状が改善した後も、週に数回など定期的に保湿剤に加えて抗炎症外用薬を塗布し続けることで、この目に見えない炎症をコントロールし、再燃(フレア)を防ぐ治療法です12。生活の質を長期的に維持するために極めて重要な考え方であり、自己判断で薬を中断することの危険性を理解する必要があります。

生活の質(QOL)を劇的に改善するセルフケア戦略

薬物療法と並行して、日々のセルフケアを徹底することが、症状の安定に不可欠です。

4.1. 【実践編】皮膚科医が推奨する正しい洗顔・保湿

スキンケアの基本は「洗浄」と「保湿」であり、その目的は皮膚を清潔に保ち、失われたバリア機能を補うことです。特に顔は常に外部に晒されているため、丁寧なケアが求められます。

  • 洗顔の5原則13:
    1. ぬるま湯(32~36℃が目安)で予洗いします。熱いお湯は皮脂を奪いすぎるため避けてください。
    2. 洗顔料は、皮膚への刺激が少ない低刺激性のものを選択し、手で十分に泡立てます。
    3. 泡をクッションにして、皮膚を直接こすらないように優しく撫でるように洗います。特に皮脂の多いTゾーン(額、鼻)から始めます。
    4. すすぎ残しがないように、20回以上を目安に丁寧に洗い流します。
    5. 清潔で柔らかいタオルを顔に優しく押し当て、水分を吸い取らせるように拭きます。摩擦は絶対に避けるべき最大の敵です。
  • 保湿の鉄則12:保湿は、入浴や洗顔後5分以内の、肌がまだ潤っているうちに可及的速やかに行うのが最も効果的です。十分な量の保湿剤(塗った後にティッシュペーパーが軽く付着する程度が目安)を手に取り、擦り込まずに、手のひらで優しく押さえるように顔全体に均一に塗布します。

4.2. 【悩み解決】メイクと髭剃りの科学的アプローチ

顔のアトピー性皮膚炎を持つ人々にとって、メイクや髭剃りは症状悪化の引き金になりかねない、切実な問題です。しかし、正しい知識と方法で行えば、これらを諦める必要はありません。

  • メイクアップの科学1415:
    • 原則: 炎症が強く、じゅくじゅくしている時は、症状のある部位へのメイクは避け、ポイントメイクに留めるのが賢明です。
    • 下準備: メイクの前に、スキンケアによる徹底した保湿を行うことが何よりも重要です。保湿剤が皮膚の上に薄い膜を作り、化粧品による直接的な刺激からのバリアとしても機能します。
    • 製品選び: 油分や界面活性剤が少なく、クレンジング不要で石鹸で落とせるような、パウダータイプのミネラルファンデーションが最も推奨されます。肌への密着度が高いリキッドやクリームタイプのファンデーションは、毛穴を塞ぎやすく、落とす際の負担も大きいため、避けるべきです。
    • 手順と注意: ファンデーションは薄く、パフや清潔なブラシで優しく肌に乗せるように塗布します。スポンジやブラシなどのメイク道具は、雑菌の繁殖を防ぐため、常に清潔に保つことが極めて重要です。
  • 髭剃りの唯一の正解1617:
    • 道具の選択: T字カミソリは、刃が直接肌に当たり、髭だけでなく健康な角層まで削り取ってしまうため、アトピー性皮膚炎の肌には厳禁です。刃が直接肌に触れにくい構造の電動シェーバーが、唯一の選択肢であると強く推奨されます。
    • 正しい手順: ①シェービングの前に、蒸しタオルなどで髭を十分に温め、柔らかくします。②肌への負担が少ない、アルコールフリーのシェービング剤を使用します。③毛の流れに沿って、肌を引っ張らずに優しく剃ります。④剃り終わった後は、必ずアルコールを含まない低刺激性の保湿ローションやクリームで保湿し、失われた皮脂膜を補います。

あなたは一人ではない:患者支援団体と相談窓口

アトピー性皮膚炎との付き合いは長く、時に孤独を感じることもあるかもしれません。しかし、同じ悩みを持つ仲間や、専門的な支援を提供する団体が存在します。

6.1. 悩みを分かち合う場所:NPO法人日本アトピー協会

情報誌「あとぴいなう」の発行や、電話・面談による相談事業などを通じて、患者さんやそのご家族を支援しています。同じ悩みを持つ人々と繋がることは、大きな心理的支えとなります18

6.2. 専門家と繋がる:認定NPO法人日本アレルギー友の会

医師やカウンセラーだけでなく、同じ疾患を経験した患者によるピアカウンセリング(仲間相談)など、専門的なサポート体制を提供しています。治療への不安や生活上の工夫など、様々な相談に応じてもらえます6

よくある質問(FAQ):専門家があなたの疑問に答えます

Q1: 顔の赤みは冷やすと治りますか?

A: 濡れたタオルなどで冷やすことは、一時的に血管を収縮させ、かゆみや熱感を和らげる効果(対症療法)はあります。しかし、炎症そのものを治しているわけではありません。赤みの根本的な原因である炎症を抑えるためには、医師から処方された抗炎症作用のある外用薬を正しく使用することが不可欠です19

Q2: ステロイドの副作用が怖いのですが…

A: ステロイド外用薬に対する不安は多くの患者さんが抱えています。しかし、皮膚科専門医の指導のもと、症状の重症度や部位(顔、体など)に応じて適切な強さの薬剤を、適切な量・期間使用すれば、副作用のリスクは最小限に抑えられます。むしろ、不十分な治療で炎症を長引かせてしまうことの方が、皮膚にごわつきや色素沈着といった好ましくない変化を残す原因となります。自己判断で薬をやめたり減らしたりすることが最も危険です20

Q3: アトピー肌でも使える化粧品ブランドはありますか?

A: 特定のブランドを推奨することはできませんが、化粧品を選ぶ際の重要な基準はあります。「敏感肌用」「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」「ノンコメドジェニックテスト済み」といった表示があるかを確認しましょう。また、可能であれば購入前にサンプルで試供し、自分の肌に合うかどうかを確認することが望ましいです。一般的に、配合されている成分の種類が少ない、シンプルな製品の方が刺激のリスクは低いと考えられます21

Q4: 食事制限は必要ですか?

A: 医師による検査で明確な食物アレルギーがあると診断された場合を除き、自己判断で厳格な食事制限を行うことは、栄養の偏りを招き、かえって健康を損なう可能性があるため推奨されません。特定の食品を食べた後に必ず皮膚症状が悪化するという明確な関連性がなければ、バランスの取れた食事が基本となります22

Q5: 妊娠中も薬は使えますか?

A: 妊娠中でも、多くのステロイド外用薬やタクロリムス軟膏は、通常の使用量であれば胎児への影響は非常に少なく、安全に使用可能とされています。しかし、薬の種類や使用量については、必ず治療の利益と危険性を考慮した上で主治医とよく相談し、その指示に従ってください。特に内服薬や注射薬の使用は、より慎重な判断が必要となります21

結論:正しい知識と適切なケアで、より良い毎日を目指して

顔のアトピー性皮膚炎は、その複雑な病態と見た目への影響から、時に患者さんの心を深く疲弊させる疾患です。しかし、この10年で病態の理解は飛躍的に深まり、治療法も次々と新しい選択肢が生まれ、大きく進歩しています。もはや、為すすべなく諦める病気ではありません。本記事で得た科学的根拠に基づく正しい知識を武器に、信頼できる皮膚科専門医と二人三脚で粘り強く治療に取り組むことが、症状を良好にコントロールし、あなたらしい快適な毎日を取り戻すための最も確実な道です。

免責事項本記事は情報提供を目的としたものであり、医学的診断や治療に代わるものではありません。皮膚に異常を感じた場合は、自己判断せず、必ず皮膚科専門医の診察を受けてください。

参考文献

  1. 厚生労働省. 平成29年(2017)患者調査の概況 [インターネット]. 東京: 厚生労働省; 2018 [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/17/index.html
  2. 日本皮膚科学会, 日本アレルギー学会. アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2024 [インターネット]. 東京: 日本皮膚科学会; 2024 [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/ADGL2024.pdf
  3. Chu DK, et al. Topical treatments for atopic dermatitis (eczema): Systematic review and network meta-analysis of randomized trials. J Allergy Clin Immunol. 2023;152(6):1493-1519. doi:10.1016/j.jaci.2023.08.030. 入手先: PMID: 37678572
  4. Drucker AM, et al. Systemic treatments for atopic dermatitis (eczema): Systematic review and network meta-analysis of randomized trials. J Allergy Clin Immunol. 2023;152(6):1470-1492. doi:10.1016/j.jaci.2023.08.029. 入手先: PMID: 37678577
  5. 特定非営利活動法人日本アトピー協会. 日本アトピー協会 患者会パディナ [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: http://nihonatopy.or.jp/
  6. 認定NPO法人 日本アレルギー友の会. 患者による患者のための療養相談 [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: http://allergy.gr.jp/consult/counseling
  7. ポルトクリニック. アトピー性皮膚炎の原因は?最新治療とスキンケアについて [インターネット]. 横浜: ぽるとクリニック; [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.porto-hifuka.com/atopic-dermatitis/
  8. アレルギーポータル. アレルギーについて | アトピー性皮膚炎 [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://allergyportal.jp/knowledge/atopic-dermatitis/
  9. 日本皮膚科学会, 日本アレルギー学会. アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021 [インターネット]. 東京: 日本皮膚科学会; 2021 [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/ADGL2021.pdf
  10. 加研製薬株式会社. 明日から使える診療のTips:『アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024』をひも解く | Derma times [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://medical-pro.kaken.co.jp/dermatology/derma_times/tips_tomorrow_01.html
  11. 社会福祉法人 恩賜財団 済生会. 治療法が大きな進歩を遂げている⁉ 「アトピー性皮膚炎」治療の最新事情 [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/atopic_dermatitis/
  12. なかの皮膚科クリニック. 顔、頭皮、首などのアトピー性皮膚炎はどうやって治すの?治し方… [インターネット]. 東京: なかの皮膚科クリニック; [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.nakanohifuka.com/scalp-atopy/
  13. 持田ヘルスケア株式会社. 敏感肌とは?正しいスキンケア(洗顔・保湿)の方法について [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://hc.mochida.co.jp/skincare/atopic/atopic2.html
  14. 有楽町高野美容クリニック. アトピー肌でもメイク可能|有楽町高野美容クリニックは東京の美容外科・美容皮膚科 [インターネット]. 東京: 有楽町高野美容クリニック; 2018 [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.takano-beauty.jp/biyou_column/2018/01/17/column29/
  15. 株式会社廣昌堂. vol.28 アトピー肌のベースメイクの選び方 | 薬剤師のエナジーチャージ 薬+読 [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://yakuyomi.jp/lifestyle/beauty_health/03_028/
  16. 株式会社ONE.POINT. アトピーで髭剃りがつらい!悪化しないようにするにはどうすればいい? – ナノミックスブログ [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://one-point21.com/blog/atopy-higesori-akka/
  17. パナソニック株式会社. カミソリ負けの原因と対策を皮膚科医が徹底解説! | UP LIFE [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://panasonic.jp/life/beauty/150034.html
  18. 内閣府NPOホームページ. 特定非営利活動法人日本アトピー協会 | NPO法人ポータルサイト [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/113002415
  19. Ubie株式会社. アトピー性皮膚炎の顔の赤みをとる方法を教えてください。 – ユビー [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://ubie.app/byoki_qa/clinical-questions/kfeby70t-a
  20. 公益社団法人日本皮膚科学会. アトピー性皮膚炎 – 皮膚科Q&A [インターネット]. 東京: 日本皮膚科学会; [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.dermatol.or.jp/qa/qa1/index.html
  21. サノフィ株式会社. アトピー性皮膚炎の症状がある部分に、お化粧をしても大丈夫でしょうか? – アレルギーi [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.allergy-i.jp/kayumi/atopic/faq/25.html
  22. 一般社団法人 日本アレルギー学会. アトピー性皮膚炎/Q&A [インターネット]. 東京: 日本アレルギー学会; [引用日: 2025年6月25日]. 入手先: https://www.jsaweb.jp/modules/citizen_qa/index.php?content_id=4
この記事はお役に立ちましたか?
はいいいえ