【科学的根拠に基づく】高齢者の敗血症|それ、ただの風邪じゃないかも?見逃せない初期症状、原因、最新治療、そして回復後の生活まで徹底解説
血液疾患

【科学的根拠に基づく】高齢者の敗血症|それ、ただの風邪じゃないかも?見逃せない初期症状、原因、最新治療、そして回復後の生活まで徹底解説

日本の医療が進歩し、敗血症による死亡「率」は着実に低下しています。しかし、その裏で深刻な現実が進行しています。超高齢社会の到来により、敗血症にかかる患者「数」は急増し、結果として総死亡「者数」は増加の一途をたどっているのです。これは、今日の日本が直面する「静かなる危機」と言えるでしょう。Japan Sepsis Alliance(日本敗血症アライアンス)が行った大規模な調査によると、日本の敗血症患者数は2010年から2017年の間に3倍以上に増加しました15。また、厚生労働省の人口動態統計によれば、公式な数字だけでも年間1万人以上の方がこの病気で命を落としています18。特に高齢者にとって、敗血症は命に関わる重大な脅威です。しかし、その初期症状は「なんとなく元気がない」「食欲がない」といった非定型的なものが多く、見過ごされがちです。この記事は、最新の科学的根拠と日本のトップレベルの専門家の知見に基づき、高齢者とそのご家族、介護に携わるすべての方々が敗血症という病気を正しく理解し、適切に対応できるよう、その「すべて」を解き明かすための信頼できるガイドです。見逃してはならない初期のサインから、日本の医療現場における最新の治療法、そして命が助かった後の生活の質(QOL)を見据えた長期的なケアに至るまで、包括的な情報を提供することをお約束します。

この記事の科学的根拠

この記事は、引用されている最高品質の医学的根拠にのみ基づいています。以下は、提示されている医学的指針に直接関連する、参照された実際の情報源のリストです。

  • 日本集中治療医学会 (JSICM) & 日本救急医学会 (JAAM): この記事における診断、治療、およびケアに関する指針は、日本の敗血症診療における最高の権威機関である両学会が共同で策定した「日本版敗血症診療ガイドライン2024 (J-SSCG2024)」に基づいています89
  • Japan Sepsis Alliance (JaSA): 日本国内の敗血症患者数、死亡率、患者背景といった実態に関する統計データは、JaSAが主導した日本のDPC(診断群分類包括評価)データを用いた大規模疫学研究に基づいています1415
  • 井上 茂亮 氏 (和歌山県立医科大学 教授): 高齢者の敗血症における特有のリスクや、生存者の長期的な課題である集中治療後症候群(PICS)に関する記述は、この分野の国内における第一人者である井上氏の研究成果と臨床的視点に基づいています567
  • 世界保健機関 (WHO): 敗血症が世界的な健康課題(Global Health Priority)であるという位置づけは、WHOの公式見解に基づいています25

要点まとめ

  • 高齢者の敗血症は、発熱や悪寒といった典型的な症状ではなく、「急に元気がなくなる」「混乱する」「食欲がない」などの非定型的なサインで始まることが多く、注意が必要です。
  • 加齢に伴う「免疫老化」や、糖尿病・がんなどの併存疾患により、高齢者は敗血症を発症しやすく、また重症化しやすい傾向にあります。
  • 治療の鍵は、一刻も早い診断と抗菌薬の投与です。「日本版敗血症診療ガイドライン2024」では、1時間以内の初期治療開始が強く推奨されています。
  • 命が助かった後も、筋力低下や記憶障害、うつ状態などの後遺症「集中治療後症候群(PICS)」が残ることがあり、長期的なリハビリテーションと支援が重要です。
  • 肺炎球菌ワクチンなどの予防接種、日々の衛生管理、そして「いつもと違う」と感じた際の迅速な医療機関受診が、敗血症を防ぐ最も有効な手段です。

第1章:敗血症とは何か? – 国際基準(Sepsis-3)と日本の現状

かつて、敗血症は「血液に細菌が侵入し、全身に広がる状態(菌血症)」と混同されがちでした。しかし、現代の医学ではその定義は大きく異なります。2016年に国際的な専門家会議で合意され、日本の最新ガイドラインでも採用されている「Sepsis-3」という定義によれば、敗血症とは「感染症に対する制御不能な宿主反応に起因した生命を脅かす臓器障害」とされています3940

これを分かりやすく説明すると、「感染症をきっかけに、体を守るはずの免疫システムが暴走し、病原体だけでなく自分自身の正常な臓器(肺、腎臓、心臓など)を攻撃し始めてしまう状態」です。いわば「免疫の暴走」であり、この暴走によって多臓器不全が進行し、命を脅かす事態に至ります。重要なのは、敗血症の原因は細菌感染だけではないということです。ウイルスや真菌(カビ)による感染症も、同様に敗血症を引き起こす可能性があります。

第2章:なぜ高齢者は特に危険なのか? – 免疫老化と併存疾患の二重苦

「年だから仕方ない」という言葉で片付けられがちですが、高齢者が敗血症にかかりやすく、また重症化しやすいのには、明確な科学的根拠が存在します。その主な要因は、加齢に伴う身体の生理的な変化と、長年抱えてきた病気との「二重苦」にあります。

免疫老化 (Immunosenescence) と慢性炎症 (Inflammaging)

人の免疫システムは、加齢とともに大きく変化します。この変化を説明する上で重要なのが「免疫老化」と「慢性炎症」という二つの概念です3435

  • 免疫老化 (Immunosenescence): 年を重ねると、外敵(病原体)と戦う免疫細胞の機能が全体的に低下します。新しい敵を認識する能力が衰え、いざという時の反応が鈍くなります。
  • 慢性炎症 (Inflammaging): 若い頃とは対照的に、高齢者の体内では、特に感染症がなくても常に微弱な炎症がくすぶっている状態にあります。このため、ひとたび感染が起こると、このくすぶっていた火に油が注がれるように、免疫反応が過剰になりやすく、「免疫の暴走」を引き起こす引き金となります。

つまり、高齢者の体は、感染に対する反応が遅れる上に、一度反応が始まると制御が効かなくなりやすいという、非常に厄介な状態にあるのです。

併存疾患(持っている病気)の影響

高齢者の多くは、何かしらの慢性的な病気(併存疾患)を抱えています。日本の敗血症患者を対象とした調査では、悪性腫瘍(がん)、高血圧、糖尿病などが主な併存疾患として報告されています15。これらの病気、あるいはその治療(例:抗がん剤治療)は、それ自体が免疫力を低下させます。糖尿病は血管を傷つけ、細菌の侵入を容易にします。心臓や腎臓の機能が低下していると、敗血症による臓器障害がより深刻化しやすくなります。

低栄養とフレイル

高齢者特有の問題として、食欲不振や消化機能の低下による「低栄養」、そして加齢に伴い筋力や活力が低下する「フレイル(虚弱)」も無視できません7。感染症と戦うためには十分な体力と栄養が必要ですが、これらの基盤が脆弱になっているため、高齢者は感染症に対する抵抗力が根本から削がれている状態にあるのです。

第3章:【最重要】高齢者特有の「いつもと違う」サイン – 非定型症状の見抜き方

高齢者の敗血症で最も恐ろしいのは、その始まりが非常に静かであることです。若者に見られるような「悪寒・戦慄を伴う高熱」といった典型的な症状はむしろ少なく、家族や介護者が「何となくいつもと違う」と感じる、些細で非特異的な変化が最初のサインであることが非常に多いのです2。この「いつもと違う」という直感は、科学的に見ても極めて重要な早期警告です。以下の表は、一般的な症状と高齢者特有の見逃しやすい非定型症状を比較したものです。この違いを理解することが、早期発見の鍵となります。

表:高齢者の敗血症における定型症状と非定型症状の比較
症状のカテゴリー 一般的な定型症状(若年者にも多い) 高齢者に見られやすい非定型症状(見逃し注意!) 家族・介護者が見るべきポイント
全身症状 悪寒・戦慄、38℃以上の高熱 36℃以下の低体温、なんとなく元気がない、食欲不振 「いつもより体温が低い」「食事が進まない」「急にぐったりしている」
意識状態 (重症化してからの)意識レベル低下 急な混乱、見当識障害(時間や場所がわからない)、ぼんやりしている、話のつじつまが合わない 「急に物忘れがひどくなった」「会話が噛み合わない」「辻褄の合わないことを言う」
身体活動 全身の痛み、倦怠感 理由のはっきりしない転倒、立ち上がれない、活動性の急激な低下 「最近よく転ぶようになった」「一日中寝てばかりいる」
呼吸 呼吸が速い(頻呼吸)、息切れ 呼吸数の増加(本人の自覚は乏しいことも) 安静にしているのに、呼吸が速く、肩で息をしているように見える
循環 脈が速い(頻脈)、血圧低下 (同上) 手足が異常に冷たい、皮膚の色がまだらになっている、または青白い

出典: 済生会2、敗血症.com1、NsPace10などの情報源を基にJHO編集委員会が作成。

第4章:診断プロセス – 病院では何が行われるのか?

「いつもと違う」サインに気づき医療機関を受診した場合、医師は敗血症を疑い、迅速な診断プロセスを開始します。一般の読者にも理解できるよう、その流れをステップバイステップで解説します。

迅速なスクリーニング:qSOFAスコア

救急外来や一般病棟など、集中治療室(ICU)以外の場所で敗血症を迅速に疑うためのツールとして「qSOFA(quick SOFA)スコア」が用いられます40。これは非常にシンプルな3項目から成り、2つ以上当てはまれば敗血症が強く疑われます。

  1. 意識レベルの変化(ぼんやりしている、呼びかけへの反応が鈍いなど)
  2. 呼吸数が1分間に22回以上(速い呼吸)
  3. 収縮期血圧(上の血圧)が100mmHg以下

これらの項目は、家族が気づく「いつもと違う」サインと重なる部分が多く、客観的な評価基準として役立ちます。

確定診断と重症度評価:SOFAスコアと各種検査

qSOFAで敗血症が疑われた場合、さらに詳しい検査を行い、確定診断と臓器障害の重症度を評価します。その中心となるのが「SOFAスコア」です43。これは呼吸、循環、肝臓、腎臓、血液、中枢神経という6つの主要な臓器系の機能を点数化する、より詳細な評価方法です。

並行して、以下のような検査が行われます。

  • 血液検査: 体内の炎症の程度を示す白血球数やCRP、臓器障害の指標となる乳酸値、血液凝固異常を示す血小板数などを測定します。特に乳酸値は、組織への酸素供給が不足していることを示す重要なマーカーです。
  • 画像検査: 感染がどこで起きているのか(感染巣)を特定するため、胸部レントゲンやCTスキャンなどが行われます。肺炎や腹腔内膿瘍などが原因となることが多いためです。
  • 培養検査: 原因となっている病原体を特定するため、抗菌薬を投与する前に血液(血液培養)や尿、痰などを採取し、細菌や真菌を育てる検査に出します。

第5章:最新の治療法 – J-SSCG2024に基づく日本の標準治療

敗血症の治療は時間との戦いです。診断がつけば、直ちに「日本版敗血症診療ガイドライン2024(J-SSCG2024)」に基づいた標準治療が開始されます89。その核心は「初期治療とケアバンドル」と呼ばれる、一連の治療を迅速かつ確実に行うことにあります。

図:J-SSCG2024 初期治療とケアバンドルの流れ

「感染症による臓器障害(敗血症)を疑う」
直ちに実施 (1時間以内を目指す)

  • 微生物検査: 血液培養(2セット以上)や感染が疑われる部位からの検体採取
  • 抗菌薬投与: 広域抗菌薬を速やかに投与開始
  • 初期蘇生: 乳酸値測定、輸液(細胞外液)の急速投与
並行して実施

  • 循環管理: 血圧が低い場合は昇圧剤(ノルアドレナリンなど)を早期から使用
  • 評価の継続: 乳酸値や心エコーによる再評価
可及的速やかに実施

  • 感染巣コントロール: 膿瘍のドレナージや感染組織の切除など、感染源の除去

出典:日本版敗血症診療ガイドライン2024を基にJHO編集委員会が作成9

この治療バンドルの各項目は、極めて重要です。例えば、国際的な大規模研究では、抗菌薬の投与が1時間遅れるごとに生存率が著しく低下することが示されており、そのため一刻も早い投与が推奨されています29。また、初期の十分な輸液(点滴)は、低下した血圧を安定させ、各臓器への血流を維持するために不可欠です。同時に、膿瘍(うみのたまり)など、外科的な処置が必要な感染源があれば、それを除去する「感染巣コントロール」も並行して進められます。

第6章:命を救った後が本当の闘い – 集中治療後症候群(PICS)との向き合い方

集中治療室(ICU)での過酷な治療を乗り越え、九死に一生を得たとしても、それで終わりではありません。多くの敗血症生存者が、退院後に長期的な後遺症に苦しむことが知られています。これは「集中治療後症候群(PICS: Post-Intensive Care Syndrome)」と呼ばれ、患者さんとそのご家族の生活の質を著しく低下させる深刻な問題です1。このPICSについての情報は、他の多くの医療情報サイトが見過ごしている、本記事の最も重要な価値の一つです。

PICSの3つの側面

PICSは、大きく分けて3つの側面の障害から構成されます。

  • 身体機能障害: ICUで長期間寝たきりになることによる筋力の著しい低下(ICU後天性筋力低下症)、慢性的な疲労感、関節の痛み、息切れなど。以前は当たり前にできていた歩行や着替えといった日常生活動作が困難になることもあります。
  • 認知機能障害: 記憶力の低下(特に新しいことを覚えられない)、注意・集中力の散漫、物事の段取りが悪くなるなどの症状。仕事への復帰や複雑な家事をこなす上での大きな障壁となります。
  • 精神障害: 原因不明の不安感、うつ状態、ICUでのつらい体験が繰り返し思い出されるフラッシュバック、悪夢といった心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状など。

高齢者の敗血症やPICS研究の第一人者である井上茂亮氏らの専門家は、急性期を乗り越えるだけでなく、その後の生活の質まで見据えたケアの重要性を強調しています7

家族への影響:PICS-F (PICS-Family)

PICSは患者さん本人だけの問題ではありません。変わり果てた家族の姿を目の当たりにし、介護を担うご家族もまた、深刻な不安、抑うつ、ストレスを抱えることがあります。これは「PICS-F(PICS-Family)」と呼ばれ、ご家族自身も支援の対象であるという認識が広まっています。

対策と希望:早期リハビリテーションの重要性

PICSを予防し、軽減するための最も重要な対策は、ICU入室中のごく早期からリハビリテーションを開始することです。「日本版敗血症診療ガイドライン2024」でも、患者の状態が許す限り早期に離床し、体を動かすことが強く推奨されています9。また、退院後も、リハビリテーションを継続し、必要に応じて心理的なカウンセリングや認知機能訓練を受けるなど、多角的なフォローアップが回復への鍵となります。

第7章:予防こそ最大の防御 – 日常生活でできること

重篤な状態に至る敗血症ですが、その引き金となるのは日常的な感染症です。したがって、日々の生活における感染予防が、敗血症を防ぐための最大の防御策となります。

  • ワクチン接種: 予防できる感染症は確実に予防することが基本です。特に高齢者においては、インフルエンザワクチンと、肺炎の最も一般的な原因菌である肺炎球菌に対する「肺炎球菌ワクチン」の接種が強く推奨されます1
  • 基本的な衛生管理: 手洗いやうがいは、あらゆる感染症予防の基本です。また、皮膚を清潔に保つことも重要です。皮膚のバリア機能が低下すると、そこから細菌が侵入しやすくなります。特に糖尿病を患っている方は、足の小さな傷や水虫なども見逃さず、適切に処置することが大切です。
  • 感染症の早期治療: 「ただの風邪だろう」「歳のせいだろう」といった自己判断が最も危険です。長引く咳や色のついた痰(肺炎のサイン)、排尿時の痛みや頻尿(尿路感染症のサイン)など、何らかの感染症を疑う症状があれば、我慢せずに速やかにかかりつけの医療機関を受診してください。感染症を初期段階で治療することが、敗血症への進行を防ぐ最も確実な方法です2

結論:家族と医療者が連携し、静かなる危機に立ち向かうために

高齢者の敗血症は、劇的な症状ではなく、「いつもと違う」という静かで穏やかな変化から始まることが多い、まさに「静かなる危機」です。この記事で繰り返し強調してきたように、その微細なサインに誰よりも早く気づけるのは、日頃からそばにいるご家族や介護者の方々です。その愛情のこもった観察と、「何かおかしい」という気づきを躊躇なく医療者に伝える勇気が、早期診断と救命、そして深刻な後遺症であるPICSの軽減に直接つながります。

一方で、医療者側も、高齢者の非定型的な症状を常に念頭に置き、家族からの情報を真摯に受け止める姿勢が求められます。「日本版敗血症診療ガイドライン2024」が示すように、治療はもはや医師や看護師だけで完結するものではなく、患者さんとご家族をチームの中心に据えた、多職種連携による包括的なケアが標準となりつつあります。

ご家族の「気づく力」と、医療者の「専門的な対応力」。この二つが連携して初めて、私たちはこの静かなる危機に立ち向かうことができます。本記事が、そのための正しい知識という「武器」となり、一人でも多くの高齢者の命と、その後の豊かな人生を守る一助となることを心から願っています。

よくある質問

敗血症は一度なると、またかかりやすくなりますか?

はい。一度敗血症になると、体の免疫機能が完全に回復するまでに時間がかかり、再び感染症にかかりやすくなることがあります。そのため、退院後も感染予防を続けることが非常に重要です38

家族が急にぼんやりし始めました。これは敗血症のサインでしょうか?

その可能性は十分にあります。特に高齢者では、発熱などの典型的な症状よりも、急な意識状態の変化(混乱、見当識障害)が敗血症の最初のサインであることが少なくありません1。自己判断せず、直ちに医療機関に相談してください。

敗血症の治療にはどのくらい入院が必要ですか?

患者さんの重症度や併存疾患、合併症によって大きく異なりますが、日本のDPCデータを用いた研究では、敗血症患者の入院期間の中央値は約30日と報告されています15。ただし、これはあくまで平均的な数値であり、個人差が非常に大きいことをご理解ください。

免責事項本記事は、情報提供のみを目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。健康に関する懸念や、ご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

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