【医師・言語聴覚士監修】子どもの言葉の発達のすべて：月齢別目安から言葉の遅れのサイン、親ができることまで

お子さんの言葉の発達について、「うちの子は順調なのだろうか？」「他の子と比べて遅れていないだろうか？」といったご心配や、ご自身の関わり方に対する不安をお持ちではありませんか。子どもの発達には大きな個人差があり、そのペースは一人ひとり異なります。大切なのは、平均的な目安に一喜一憂するのではなく、お子さん一人ひとりの成長を理解し、その子に合った方法で温かく見守り、適切なサポートをしてあげることです。この記事は、JAPANESEHEALTH.ORG編集部が、国内外の信頼できる公的機関や学術団体の最新の知見に基づき、保護者の皆様が抱えるそのような不安に寄り添い、確かな情報を提供することを目的としています。言葉の発達の全体像から、家庭でできる具体的な関わり方、そして専門家への相談を考えるべきサインまで、包括的な情報をお届けします。

この記事の科学的根拠

本記事は、以下に示す国内外の主要な公的機関および学術団体のガイドラインや研究報告書など、最高水準の医学的エビデンスにのみ基づいて作成されています。読者の皆様に最も信頼性の高い情報を提供するため、すべての重要な記述には明確な典拠を紐付けています。

厚生労働省・こども家庭庁: 日本の公的な乳幼児健康診査の基準、発達支援ガイドラインに関する記述は、これらの機関が公表する「乳幼児健康診査身体診察マニュアル」²⁴や「児童発達支援ガイドライン」⁴⁰などに基づいています。
日本小児科学会・日本言語聴覚士協会: 日本国内の専門家による提言、特にメディア視聴のリスク⁵⁴や健診における専門的視点¹⁶に関する内容は、これらの専門団体の公式見解を根拠としています。
米国小児科学会 (AAP)・米国国立聴覚・伝達障害研究所 (NIDCD): 言語発達の国際的なマイルストーンや、言葉の遅れに関する医学的見解は、これらの世界的に権威のある機関の指針³ ⁹ ²⁰に基づき、日本の状況と統合して解説しています。
理化学研究所・その他学術研究: マザリーズの効果⁴²や対話型読み聞かせの有効性⁴⁷ ⁴⁸など、特定の介入方法に関する記述は、質の高い科学論文や研究報告に基づいています。

この記事の要点まとめ

子どもの言語発達には大きな個人差があり、目安はあくまで「範囲」です。平均より多少前後しても、過度に心配する必要はありません。
言葉の発達で最も重要なのは、保護者との応答的で豊かな対話です。「言葉のシャワー」や「対話型読み聞かせ」は科学的根拠のある効果的な方法です。
日本小児科学会は、2歳までのテレビ・スマートフォンの長時間視聴が言葉の発達に与えるリスクを指摘し、控えるよう提言しています。
特定の時期に特定の能力が見られない「危険なサイン（レッドフラッグ）」がある場合は、自己判断せず、かかりつけ医や地域の保健センターなど公的な専門機関に相談することが重要です。
1歳6か月児健診や3歳児健診は、発達を確認し、必要な支援につなげるための重要な機会です。テストではなく、親子を支えるサポートの場と捉えましょう。

【一覧表】ひと目でわかる！0歳から6歳までの言葉の発達段階の目安

子どもの言葉がどのように発達していくのか、その全体像を把握することは、お子さんの成長を理解する第一歩です。以下の表は、日本の厚生労働省や日本言語聴覚士協会の指針¹⁶ ²²と、米国小児科学会（AAP）などの国際的な基準³ ⁵ ⁹を統合して作成した、言語発達の目安です。ただし、これは診断ツールではなく、あくまで大まかな参考であることをご理解ください。子どもの成長は一直線ではなく、一人ひとり異なるユニークな道をたどるものです。この表は、お子さんの成長を見守る際の、温かい道しるべとしてご活用ください。

包括的言語発達マイルストーン一覧表（0歳～6歳）
年齢の目安	わかること（受容言語）	話せること・できること（表出言語）	やりとり・社会性
0～6ヶ月	養育者の声を認識し、音のする方へ向く⁹。声のトーンの変化に反応する¹⁵。	欲求に応じて泣き分ける⁹。クーイング（「あー」「うー」）²。笑う、喜んで声を出す³。	目を合わせる。あやされると笑う⁵。
6～12ヶ月	自分の名前や「だめ」などの簡単な言葉を理解する³。「バイバイ」などのジェスチャーを理解する¹⁶。	喃語（「だだだ」「まんま」など）を盛んに話す²。身振り手振りの模倣。欲しいものを指さす²。1歳頃に初語が出始めることがある³。	人見知りをする。簡単なまねっこ遊びを楽しむ²。
1歳～1歳半	簡単な指示（「〇〇持ってきて」）に従う⁷。体の部位や身近な物の名前をいくつか理解する。	意味のある単語（一語文）を数語～十数語話す⁷。「まんま」「わんわん」など。	興味のあるものを指さして共感を求める（共同注意）。大人の身振りや手振りを真似する⁷。
1歳半～2歳	ジェスチャーなしで1段階の簡単な指示に従う。絵本の中の絵を指さす。語彙の理解が急速に進む。	語彙数が50～300語に増加⁸。二語文（「ママ、とって」など）を話し始める⁵。自分の名前を言う。	簡単なごっこ遊びをする。自分の欲求を言葉で伝えようとする。
2～3歳	2段階の指示（「ボールを取って、箱に入れて」）を理解する³。「大きい・小さい」などの簡単な概念を理解する。	三語文以上の文を話す⁷。「どうして？」などの質問が増える⁷。語彙数は1000語近くになることがある。	大人の会話を真似する。簡単なルールのある遊びに興味を持つ。
3～4歳	3段階の指示に従う。色や形の名前を理解する。複雑な文（複文）の意味を理解する⁷。	複文を使い、出来事を説明する。発音がかなり明瞭になり、家族以外にも通じやすくなる（明瞭度75%程度）³ ¹⁴。	友達との会話を楽しむ。自分の思いを言葉で伝え、簡単な問題解決を試みる。
4～6歳	時間の前後関係（きのう、あした）を理解する³。物語の筋を追える。なぜ、どうして、の質問に答えられる。	複雑な文法を使い、自分の体験や空想を物語として話す³。相手や場面に応じて言葉を使い分ける（語用論的能力）¹⁸。	ルールのある集団遊びができる。しりとりなどの言葉遊びを楽しむ²³。自分の意見に理由をつけて話す。

近年、公衆衛生の考え方において重要な変化がありました。米国疾病予防管理センター（CDC）は2022年、発達の目安に関するガイドラインを更新し、一部の目安を「平均的な子ども（50パーセンタイル）」が達成する時期から、「75パーセンタイルの子ども」が達成する時期へと変更しました。例えば、「50語を話す」という目安は、従来の24ヶ月から30ヶ月へと更新されています¹³。これは、正常な発達の範囲内にある個人差によって保護者が過度な不安を抱えることを減らし、真に支援が必要な子どもをより正確に見つけることを目的としています。この視点は、子どもの多様な発達ペースを尊重する現代的な考え方を反映するものであり、本記事もこの立場に基づいています。

家庭でできる！言葉の発達を豊かに育む３つの黄金律

子どもの言葉を育む上で、遺伝的な素質も影響しますが、それと同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが、日々の生活における環境、特に保護者との関わり方です。ここでは、科学的な研究によってその効果が証明されている、家庭で実践できる3つの大切な原則をご紹介します。

黄金律１：親子の「対話」を増やす（言葉のシャワーとマザリーズ）

用語解説：受容言語と表出言語
子どもの言語能力は二つの側面から成り立っています。一つは「受容言語」で、これは言葉を理解する能力です。もう一つは「表出言語」で、これは言葉を話したり、身振りで伝えたりする能力です¹。発達の初期段階では、話せる言葉（表出）よりも、理解している言葉（受容）の方がはるかに多いのが一般的です。

言語発達における最も強力なエンジンは、保護者との豊かで応答的な相互作用（インタラクション）です。これは、子どもが発した声、身振り、視線に保護者が気づき、愛情を込めて応えるという、双方向のコミュニケーションの積み重ねを意味します⁴⁰。このやりとりを通じて、子どもは「自分の働きかけが相手に伝わる」という喜びを学び、話す意欲を育んでいきます。

言葉のシャワー: 日常生活の中で、子どもの行動や目にするものを言葉で実況中継するように語りかけることです⁴⁴。「お着替えしようね、腕をばんざいして」「ブーブーが走っているね、速いね」といった語りかけは、子どもを豊かな言語環境に浸し、言葉と実体験を結びつけます。
マザリーズ（ペアレンティーズ）: 大人が乳幼児に話しかける際に自然と使う、少し高めの声で、抑揚が大きく、ゆっくりとした話し方です。これは単なる「赤ちゃん言葉」ではなく、赤ちゃんの注意を引きつけ、言葉の音の区切りなどを学習しやすくする効果が科学的に証明されています²。日本の理化学研究所の研究では、母親がマザリーズを使う際の脳活動が、子どもの言語発達段階に応じて変化することも示されており、親子の絆が脳科学のレベルでも深く関わっていることを示唆しています⁴²。

黄金律２：科学的根拠のある「対話型読み聞かせ」を実践する

絵本の読み聞かせは、言語発達を促す上で非常に有効な手段ですが、その効果を最大限に引き出す手法として「対話型読み聞かせ（Dialogic Reading）」が世界的に注目されています。これは、保護者が一方的に物語を読むのではなく、絵本を介して子どもと「対話」をすることを目的としています⁴⁷。

やってみよう！対話型読み聞かせの3ステップ

質問する: 絵を指さして、「ワンワンはどこにいるかな？」「これは何色かな？」など、子どもが答えやすい質問をします。
広げる: 子どもの答えを繰り返してから、情報を付け加えます。「そうだね、ワンワンだね。大きな茶色いワンワンだね。」（Expansion）
結びつける: 物語の内容を子どもの実体験と結びつけます。「この前、公園で見たワンワンと同じだね。楽しかったね。」

この対話型読み聞かせの効果は、数多くの質の高い研究によって証明されています。複数のメタアナリシス（多数の研究結果を統合・分析する手法）により、この手法が子どもの語彙力や物語の理解力を著しく向上させることが一貫して示されています⁴⁸ ⁴⁹ ⁵¹。これは、保護者が家庭で実践できる、最も科学的根拠の確かな言語発達支援法の一つです。

黄金律３：メディアとの上手な付き合い方（日本小児科学会の提言）

スマートフォンやタブレットが普及した現代、乳幼児期のメディア視聴が言語発達に与える影響は、多くの保護者が懸念するテーマです。この点について、日本の小児医療の最高権威である日本小児科学会は、明確な提言を出しています。

専門家の警告：日本小児科学会によるメディア視聴の提言⁵⁴ ⁵⁶

2歳以下の子どもには、テレビ・ビデオを長時間見せないようにしましょう。
授乳中や食事中はテレビをつけないようにしましょう。

この提言の背景には、「置き換え効果（Displacement Effect）」という深刻な懸念があります。これは、メディア視聴の時間が、言語発達に不可欠な保護者との双方向のやりとりや遊びの時間を奪ってしまうことを意味します³²。ある研究では、母親が短時間スマートフォンを使用しているだけで、乳児への語りかけが26%も減少したと報告されています⁵⁷。乳幼児の脳は、応答のある生身の人間との対話の中で言葉を学んでいきます。テレビや動画からの一方的な情報は、この大切なプロセスを代替することはできないのです。

「言葉が遅いかも？」と感じたら。受診を考えるべき危険なサイン（レッドフラッグ）

子どもの発達には個人差が大きいことを繰り返しお伝えしてきましたが、一方で、特定の時期に特定の能力が見られない場合は、専門家による評価を検討することが推奨されます。これらは「危険なサイン（レッドフラッグ）」と呼ばれ、問題の早期発見と早期支援への介入のために重要視されています。以下に示すサインが一つでも当てはまる場合は、自己判断せずに、かかりつけの小児科医や地域の保健センターに相談することを強くお勧めします³⁴。

生後9ヶ月までに、喃語（「ばばば」「だだだ」など）が全く見られない。
1歳（12ヶ月）までに、指さしや「バイバイ」のような身振りが見られない。
1歳3ヶ月（15ヶ月）までに、他者と視線を合わせて興味を共有しようとする様子（共同注意）が見られない。
1歳4ヶ月（16ヶ月）までに、意味のある単語が一つも言えない。
2歳（24ヶ月）までに、自発的な二語文（例：「わんわん、いた」「もっと、ちょうだい」など、オウム返しではないもの）が全く見られない。
2歳（24ヶ月）までに、「座って」「おいで」などの簡単な指示に応じられない。
3歳（36ヶ月）までに、話す言葉が家族にもほとんど理解できない。
どの年齢でも、一度獲得した言葉や社会的なスキルが失われる（言語退行）。

言葉の遅れの背景には、聴覚障害（難聴）³、自閉スペクトラム症（ASD）²⁰、知的発達症、あるいは言語の習得に特異的な困難を示す発達性言語障害（DLD）¹⁸など、様々な可能性が考えられます。これらの判断は保護者自身で行うことは困難であり、専門家による正確な評価が不可欠です。早期に相談することは、お子さんにとって最適なサポートへの第一歩となります。

日本の公的サポート：1歳半・3歳児健診の役割と相談先

日本には、子どもの健やかな成長を社会全体で支えるための優れた公的制度があります。特に乳幼児健康診査（健診）は、保護者が抱える育児の不安や悩みを専門家と共有し、必要な支援へと繋がるための重要な機会です。

乳幼児健康診査で確認されること

母子保健法に基づき、すべての市町村で1歳6か月児と3歳児を対象とした健康診査が実施されます²⁴。健診は、子どもの能力を試す「テスト」の場ではありません。むしろ、核家族化や地域の繋がりの希薄化により「孤育て」²⁸に陥りがちな保護者にとって、専門家と直接対話し、安心を得るための「サポート」の機会です。言語発達に関しては、以下のような項目が確認されます。

乳幼児健診における主な言語関連の確認項目
健診	主な確認項目	質問・観察の例
1歳6か月児健診	有意味語の表出	「ママ、ブーブーなど意味のあることばをいくつか話しますか。」²²
	簡単な指示の理解	「『〇〇をもって来て』などのことばの指示に応じられますか。」¹⁶
	共同注意・指さし	「何かに興味を持った時に、指さしで伝えようとしますか。」²²
	聴覚の反応	「うしろから名前を呼んだとき、振り向きますか。」²²
3歳児健診	会話能力	「自分の名前が言えますか。」「同年齢の子どもと会話ができますか。」¹⁶
	発音（構音）の明瞭度	会話の中で、発音が不明瞭で聞き取りにくい点はないか観察する¹⁶。
	言語理解（複雑な指示）	「（会場で）自分の靴をとってきて、はいてください」などの指示に従えるか¹⁶。
	社会性・遊び	ごっこ遊びや、友達と関わって遊ぶ様子があるか³⁰。

健診以外でも相談できる！地域の専門機関・窓口一覧

健診の時期を待たずとも、また健診で特に指摘されなかった場合でも、言葉の発達に関して気になることがあれば、いつでも専門家に相談することができます。一人で悩まず、ぜひ以下の公的な窓口を活用してください。

市町村保健センター: 地域で最も身近な母子保健の相談窓口です。保健師が常駐しており、育児全般の相談に乗ってくれます。
子ども家庭支援センター（児童相談所）: より専門的な相談や支援が必要な場合に、適切な機関へつないでくれる役割を担っています。
児童発達支援センター: 発達に支援が必要な子どもとその家族に対し、療育などの専門的なサービスを提供する中核施設です²⁷。
都道府県言語聴覚士会: お住まいの地域の言語聴覚士（ことばの専門家）を探す際の相談窓口となります。
かかりつけの小児科医: お子さんの全体的な発達を継続的に診てくれている、最も頼りになる相談相手の一人です。

これらの機関は連携しており、一つの窓口に相談することで、お子さんとご家族にとって最適なサポート体制へとつながっていきます⁵⁹。

よくある質問（Q&A）

Q1: バイリンガル環境で育つと、言葉の発達は遅れるのですか？

A1: バイリンガル環境が直接的に言語発達障害を引き起こすという科学的根拠はありません。二つの言語を同時に学ぶ子どもは、一時的にそれぞれの言語の語彙数が単一言語の子どもより少なく見えることがありますが、両方の言語を合わせた総語彙数は同等かそれ以上であることが多いです。それぞれの言語に触れる機会を豊かに保つことが重要です。

Q2: 発語は少ないですが、こちらの言うことは理解しているようです。内気な性格なだけでしょうか？

A2: 言葉の理解（受容言語）が進んでいる一方で、発話（表出言語）がゆっくりなケースは珍しくありません。性格的な要因も考えられますが、言葉を話すための口の動き（構音）に課題がある場合や、表出性言語に特化した困難がある可能性も否定できません。特に2歳半を過ぎても二語文が見られないなど、目安から大きく離れている場合は、一度専門家に相談してみることをお勧めします。

Q3: 3歳ですが、「サカナ」を「タカナ」のように言います。発音が悪いのですが大丈夫ですか？

A3: 3〜4歳の段階では、特定の音（サ行、カ行、ラ行など）を正しく発音できないことはよく見られます。これは構音（こうおん）の発達段階であり、多くは成長とともに自然に改善していきます⁸。ただし、5〜6歳になっても発音が不明瞭でコミュニケーションに支障がある場合や、お子さん自身が発音のしにくさを気にしているような場合は、言語聴覚士に相談するのが良いでしょう。

結論

子どもの言語発達は、驚きと喜びに満ちた素晴らしい旅路です。その道のりは一人ひとり異なり、決められた地図通りに進むわけではありません。本記事でご紹介した月齢別の目安は、あくまで広大な発達の道のりを示す一つの道しるべに過ぎません。最も大切なのは、日々の生活の中で、お子さんの小さなサインに応え、豊かな言葉で対話し、愛情を伝えることです。科学的にも証明された「対話の力」は、お子さんの言葉の世界を何よりも豊かに育むでしょう。そして、もし「少し遅いかな？」と心配になった時は、決して一人で抱え込まないでください。日本には、乳幼児健診をはじめとする、親子を支えるための優れた公的サポートシステムがあります。早期に専門家と連携することは、お子さんの可能性を最大限に引き出すための、そして何より保護者自身の安心のための、賢明な選択です。お子さんのユニークなペースを信じ、地域社会や専門家と手を携えながら、その成長を温かく見守っていきましょう。

免責事項
本記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。健康に関する懸念や、ご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

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