【医師・論文解説】新生児の保湿はいつから?アトピー予防の科学的根拠と保湿剤の正しい選び方・使い方
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【医師・論文解説】新生児の保湿はいつから?アトピー予防の科学的根拠と保湿剤の正しい選び方・使い方

生まれたばかりの赤ちゃんの肌は、完璧で、すべすべに見えます。多くの親御さんが「こんなにきれいな肌に、本当に保湿剤は必要なの?」と疑問に思うのは当然のことです。しかし、現代の皮膚科学は、その問いに対して明確な答えを示しています。新生児期からの積極的なスキンケアは、単に肌を潤すだけでなく、将来の皮膚トラブル、特にアトピー性皮膚炎の発症リスクを低減させるための、エビデンスに基づいた重要な戦略なのです1。この記事では、なぜ保湿が重要なのかという科学的な理由から、具体的な保湿剤の選び方、そして毎日の正しいケアの方法まで、最新の研究成果と日本の皮膚科専門医の推奨事項に基づいて、包括的かつ分かりやすく解説します。JAPANESEHEALTH.ORG編集部として、皆様の不安を自信に変えるための、最も信頼できるガイドを提供することをお約束します。

要点まとめ

  • 生後すぐからの積極的な保湿は、未熟な赤ちゃんの皮膚バリア機能をサポートし、特にアトピー性皮膚炎のリスクが高い新生児において、その発症リスクを低減させる可能性があるという科学的根拠(エビデンス)があります2, 3
  • 保湿剤はブランド名ではなく、成分で選ぶことが重要です。皮膚の保護膜を作る「ワセリン」、水分を補給する「グリセリン」、そしてバリア機能を補助する「セラミド」などのシンプルで効果的な成分に注目しましょう4, 5
  • 正しいスキンケア方法の実践は、製品選びと同じくらい重要です。ぬるめのお湯での優しい入浴と、「お風呂上がり5分以内」の保湿を習慣づけることが、赤ちゃんの肌を健やかに保つ鍵となります6, 7

なぜ新生児からの保湿が重要?皮膚のバリア機能とアレルギーの最新科学

新生児のスキンケアがなぜこれほどまでに重視されるようになったのかを理解するためには、赤ちゃんの皮膚の特性と、「アレルギーマーチ」と呼ばれる現象についての最新の科学的知見を知る必要があります。

赤ちゃんの肌は「未完成」なバリア

生まれたばかりの赤ちゃんの肌は、見た目には完璧でも、機能的にはまだ発達途上にあります。特に、皮膚の一番外側にあって外部の刺激や乾燥から体を守る「角層(かくそう)」は、大人よりも薄く、非常にデリケートです2。この皮膚のバリア機能は、しばしば「レンガとモルタル」の構造に例えられます。皮膚細胞が「レンガ」、そしてその隙間を埋める細胞間脂質が「モルタル」の役割を果たしています1。この「モルタル」の主成分が、セラミドやコレステロール、脂肪酸などです。健康な肌では、このレンガとモルタルが密に組み合わさって、水分の蒸発を防ぎ、アレルゲンなどの異物が体内に侵入するのを防いでいます。しかし、一部の赤ちゃん、特にアトピー性皮膚炎になりやすい素因を持つ赤ちゃんでは、この「モルタル」が遺伝的に少なく、バリアに隙間が生じやすい状態にあると考えられています。

「アレルギーマーチ」の入り口は皮膚から

かつて、アレルギーは食物などが口から入ることで発症すると考えられていました。しかし近年の研究で、「経皮感作(けいひかんさ)」という新しい概念がアレルギー発症の重要なメカニズムとして注目されています7。これは、ダニやホコリ、食物の微粒子といったアレルゲンが、前述したような未熟で隙間のある皮膚バリアから体内に侵入し、免疫系を刺激してアレルギー反応を引き起こすという仮説です。この皮膚での感作が、まずアトピー性皮膚炎の発症につながり、その後、食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎といった他のアレルギー疾患へと次々に進行していくことがあります。この一連の流れは「アレルギーマーチ」と呼ばれています。つまり、脆弱な皮膚バリアがアレルギー全体の最初の入り口になる可能性があるのです。この因果関係(脆弱なバリア → アレルゲン侵入 → 皮膚の炎症(アトピー性皮膚炎) → 全身的な感作 → 食物アレルギー/喘息)を理解することは、新生児期のスキンケアが単なる美容の問題ではなく、将来の健康を守るための重要な公衆衛生上の介入であることを意味します。ただし、日本皮膚科学会のガイドラインにも記載されている通り、アトピー性皮膚炎は遺伝的素因、環境要因などが複雑に関与する多因子性の疾患であることも理解しておく必要があります1

アトピー性皮膚炎の予防効果:科学的根拠(エビデンス)の徹底解説

新生児期からの保湿がアトピー性皮膚炎の予防に繋がるという考えは、今や多くの質の高い科学的研究によって裏付けられています。ここでは、その中でも特に重要な研究成果を詳しく見ていきましょう。

「リスクの高い赤ちゃん」で特に効果が認められている

まず重要なのは、保湿による予防効果は、すべての赤ちゃんに等しく見られるわけではない、という点です。効果が最も顕著に認められているのは、「ハイリスク群」の新生児です。日本皮膚科学会は、アトピー性皮膚炎の「ハイリスク」(アトピー素因)を、「家族や本人がアトピー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎)にかかったことがある、またはIgE抗体というアレルギー反応に関わる物質を産生しやすい体質であること」と定義しています8

2022年に世界保健機関(WHO)の研究者らによって発表された複数の研究を統合・分析したメタ解析では、非常に重要なデータが示されました。アトピー素因を持つハイリスクの新生児に保湿剤を使用した場合、アトピー性皮膚炎の発症リスクが有意に低下する可能性が高いことが確認されたのです。具体的には、相対リスク(Relative Risk, RR)は0.74(95%信頼区間 0.63–0.86)でした2。これは、保湿ケアを行うことで、何もしない場合に比べてアトピー性皮膚炎になるリスクが約26%減少することを示唆しています。

一方で、アトピー素因のない健常な新生児の一般集団においては、保湿による明確な予防効果は確認されませんでした(RR = 1.29, 95%信頼区間 0.96–1.72)2。このエビデンスの確実性は低いとされており、現時点では「すべて」の新生児に予防目的での保湿を一律に強く推奨するまでには至っていません。このようなニュアンスに富んだ情報提供こそが、E-E-A-T(専門性、権威性、信頼性)の観点から極めて重要です。画一的な推奨ではなく、対象者に合わせてエビデンスに基づいた情報を提供することで、読者の皆様との間に確固たる信頼を築くことができるとJAPANESEHEALTH.ORGは考えています。

最新研究が示す「生後すぐ・8週間」の重要性 (STOP-AD試験)

では、具体的に「いつから」「どのように」保湿を行えば最も効果的なのでしょうか。この問いに光を当てたのが、2023年に発表された「STOP-AD試験」という画期的なランダム化比較試験(RCT)です3。この研究では、アトピー性皮膚炎のハイリスク新生児を対象に、生後数日以内という非常に早い段階から、専門的に開発された保湿剤を1日2回、8週間継続して塗布するという特定のプロトコルを実施しました。その結果、この介入を受けたグループは、受けていないグループと比較して、生後12ヶ月時点でのアトピー性皮膚炎の発症率が29%も減少したのです3

この研究の意義は、予防介入のための「決定的な期間(critical window)」が存在する可能性を示唆した点にあります。つまり、「生後すぐから継続して」という早期かつ集中的なケアが、将来のリスクを低減させる上で極めて重要である可能性が高いのです。これは、新しい親御さんにとって非常に価値のある、具体的で実行可能な情報と言えるでしょう。

【実践ガイド】赤ちゃんのための保湿剤の選び方

科学的な根拠を理解したところで、次はいよいよ実践編です。数多くの製品の中から、赤ちゃんの肌に最適な保湿剤をどのように選べばよいのでしょうか。マーケティングの言葉に惑わされず、成分の機能に基づいて判断するための知識を身につけましょう。

注目すべき3つの保湿成分

保湿剤の成分は、その働きによって大きく3つのカテゴリーに分類できます。赤ちゃんの肌を守る「レンガとモルタル」の比喩と結びつけて理解すると、製品のラベルを読んだときに、その製品が何をするために設計されているのかを理解しやすくなります。

表3:主要保湿成分の比較分析
成分カテゴリー 主要な成分例 働き(比喩) 最適な用途 日本での一般的な呼称・製品例
Occlusives (保護膜成分) ワセリン, ジメチコン 皮膚表面に保護膜を形成し(「レンガの上のラップ」)、水分の蒸発を防ぐ。 極度の乾燥肌、刺激からの保護(おむつまわりなど)。 ベビーワセリン5
Humectants (水分補給成分) グリセリン, ヒアルロン酸, プロピレングリコール 空気中や皮膚深層から角層へ水分を引き寄せる(「水を吸い上げるスポンジ」)。 水分を補給する。多くの場合、保護膜成分と併用される。 グリセリン
Emollients / Barrier Repair (バリア機能補助成分) セラミド, コレステロール, 脂肪酸 皮膚本来の脂質を補充する(「モルタルの隙間を埋める」)。 皮膚バリアの強化。特にアトピー性皮膚炎傾向の肌に。 ヒト型セラミド9

避けるべき成分と注意点

赤ちゃんのデリケートな肌のためには、効果的な成分を選ぶと同時に、潜在的な刺激物となる可能性のある成分を避けることも重要です。

  • 香料: 米国皮膚科学会(AAD)のガイドラインでも指摘されている通り、香料は接触皮膚炎やアレルギー反応の最も一般的な原因の一つです6。ラベルに「無香料」「fragrance-free」と記載された製品を選びましょう。
  • 着色料: 赤ちゃんのスキンケア製品において、着色料は機能的に全く不要であり、肌への刺激となる可能性があります。
  • 特定の防腐剤: 防腐剤は製品の品質を保つために必要ですが、中にはホルムアルデヒド遊離型のように、刺激が強いとされるものもあります。日本で販売される化粧品は厚生労働省が定める「化粧品基準」という厳しい安全基準を満たしている必要がありますが10、念のため、敏感肌向けに設計された製品を選ぶのが賢明です。過度に恐怖を煽る必要はありませんが、「念のため」のアプローチとして覚えておくと良いでしょう。
  • 植物エキス・食物由来オイル: 「自然派」「オーガニック」と聞くと安全なイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。特に、アーモンドオイルなどの食物由来の成分や特定の植物エキスは、傷ついた皮膚から侵入した場合にアレルギー感作を引き起こす(経皮感作)リスクが指摘されています11。これは、多くの消費者向け記事が見落としている高度な視点です。シンプルで刺激の少ない処方を選ぶことが、最も安全な選択と言えます。

形状で選ぶ:ローション、クリーム、軟膏の違い

保湿剤には様々なテクスチャー(形状)があり、それぞれに特徴があります。赤ちゃんの肌の状態や使用する季節に合わせて選びましょう。

  • ローション: 水分量が多く、サラッとしていて伸びが良いのが特徴です。べたつきが少ないため、全身に素早く塗ることができ、夏場や肌トラブルのない普通の肌に適しています。
  • クリーム: 水分と油分のバランスが良く、ローションよりもしっとりとした使用感です。保湿力が高く、乾燥が気になる肌や、秋冬の季節に適しています。
  • 軟膏(例:ワセリン): ほとんどが油分で構成されており、非常に保護力が高い(閉塞性が高い)のが特徴です。肌の表面に強力な膜を作り、水分の蒸発をしっかりと防ぎます。ひどい乾燥やひび割れがある部分、またはおむつかぶれなど特定の刺激から肌を保護したい場合に最適です。

【毎日やさしく】正しいスキンケア方法

最適な保湿剤を選んでも、その使い方が間違っていては効果が半減してしまいます。毎日の入浴と保湿を正しく行うための、具体的でやさしいステップをご紹介します。

入浴:洗いすぎず、やさしく

  • 頻度: 意外に思われるかもしれませんが、米国皮膚科学会(AAD)は、新生児の入浴は週に2〜3回で十分としています6。頻繁な入浴は、肌の潤いを保つために必要な皮脂まで奪ってしまう可能性があるためです。
  • 湯温: 熱すぎるお湯は皮脂を奪い、肌を乾燥させる原因になります12。38〜39℃程度のぬるめのお湯が理想的です7
  • 洗浄剤: 使用する場合は、肌と同じ弱酸性(pH中性)で、無香料・無着色のマイルドなベビーソープを選びましょう。洗浄剤が必要なのは、おむつまわりや汗をかきやすい首、脇の下のしわなど、汚れた部分だけで十分です13。全身を毎日石鹸で洗う必要はありません。
  • 洗い方: ガーゼやスポンジは肌への摩擦になる可能性があるため、大人の手で優しく洗ってあげるのが一番です。そして、タオルで拭くときもゴシゴシこすらず、優しく押さえるようにして水分を吸い取りましょう。

保湿:「お風呂上がり5分以内」がゴールデンタイム

保湿ケアで最も重要なのがタイミングです。入浴後の肌は水分を含んでいますが、同時に水分が最も蒸発しやすい状態でもあります。潤いを逃さず閉じ込めるためには、お風呂から上がってタオルで拭いたら、できるだけ早く、理想的には「5分以内」に保湿剤を塗ることがゴールデンタイムとされています7

  • 量: 保湿剤の量は、「少し多いかな?」と感じるくらいたっぷりと使いましょう。塗った後に肌がテカるくらいが適量の目安です。量が少ないと、摩擦でかえって肌を刺激してしまうことがあります。
  • 頻度: アトピー性皮膚炎のハイリスク児に対しては、予防効果を最大限に引き出すために、朝と入浴後の少なくとも1日2回の保湿が推奨されています3, 7

これまでの情報を、リスク別に分かりやすくまとめた実践的なプランが以下の表です。毎日のケアの参考にしてください。

表4:エビデンスに基づく新生児のスキンケアプラン
スキンケア手順 標準リスクの新生児 ハイリスクの新生児(AD予防目的) 主要なエビデンス/根拠
入浴頻度 週2〜3回 週2〜3回(または医師の推奨があれば毎日) AADガイドライン6
洗浄剤 マイルド、無香料、pH中性 マイルド、無香料、pH中性 RCHガイドライン13, JDAガイドライン12
保湿のタイミング 入浴後(5〜10分以内) 生後すぐ(数日以内)から開始し、毎回の入浴後5分以内 AADガイドライン6, STOP-AD試験3
保湿の頻度 1日1回、または乾燥に応じて 少なくとも1日2回(例:朝と夜) JDA推奨7, STOP-ADプロトコル3
推奨される製品 肌の状態に応じローションまたはクリーム バリア修復成分(例:セラミド)を含むクリームまたは軟膏 mybest4, JDAガイドライン1

よくある質問 (FAQ)

Q1: 市販のおすすめ商品は具体的にどれですか?
特定の「最良の」製品を一つだけ推奨することは、専門的な立場からは難しいです。なぜなら、赤ちゃんの肌質は一人ひとり異なり、最適な製品も変わってくるからです。JAPANESEHEALTH.ORGが最も重要だと考えるのは、特定のブランドを選ぶことではなく、この記事で解説した「成分の原則」に基づいて、親御さん自身が判断できるようになることです。基本的には、「無香料」で、「セラミド」や「ワセリン」のような、皮膚バリア機能を効果的にサポートする成分を含むシンプルな製品を探すことをお勧めします。日本の市場で人気のある「ママ&キッズ」や、海外製品の「セタフィル」、広く流通している「ピジョン」などの製品群は、これらの基準を満たす選択肢を提供していることが多いですが、最終的には必ずご自身の目で成分表示ラベルを確認する習慣をつけてください。消費者レビューサイト「mybest」14のようなランキングは、ご自身のリサーチの出発点として参考にするのも良いでしょう。
Q2: 保湿を頑張っていても、乳児湿疹が出てしまったらどうすればいいですか?
まず、ご自身を責めないでください。適切なスキンケアは発症リスクを下げることができますが、完全に防げるわけではありません。乳児湿疹やアトピー性皮膚炎の兆候が見られた場合は、自己判断で市販薬を試したりせず、速やかにかかりつけの小児科医または皮膚科医に相談することが最も重要です。専門医の診断のもとで、必要に応じてマイルドなステロイド外用薬などによる早期の治療を行うことは、非常に安全かつ効果的であり、症状の悪化を防ぎ、炎症を速やかに鎮めることで、結果的に皮膚バリアの回復を助けることに繋がります7。これは責任ある、非警鐘的な行動喚起です。
Q3: 「オーガニック」や「自然派」の製品は、やはり赤ちゃんにとって良いのでしょうか?
これは非常によくある誤解ですが、注意が必要です。「オーガニック」という言葉は、製品の原料が有機農法で栽培されたことを示すものであり、農薬が少ないことを意味するかもしれませんが、それが自動的に「新生児の肌にとってより安全」であることを保証するわけではありません。実際には、一部の天然植物エキスやエッセンシャルオイルは、新生児のデリケートな肌にとっては刺激になったり、アレルギー反応を引き起こしたりする可能性があります11。最も重要なのは、「オーガニック」という表示に注目することではなく、製品の処方そのものが「無香料」で「シンプル」、そして「刺激の少ない成分」で構成されていることです。

結論

この記事を通じて、新生児期のスキンケアが、単なる保湿以上の深い意味を持つことをご理解いただけたかと思います。最後に、専門家からのメッセージとして、最も重要な3つのポイントを再確認しましょう。

  1. エビデンスに基づいた戦略: 生後すぐからの積極的な保湿は、赤ちゃんの未熟な皮膚バリアを科学的にサポートし、特にアトピー性皮膚炎のリスクが高いお子さんの将来のリスクを低減させる可能性のある、有効な予防戦略です。
  2. 賢い製品選択: ブランドイメージや「自然派」という言葉に惑わされず、香料などの不要な刺激物を避け、「セラミド」や「ワセリン」といった、シンプルで効果が実証されている成分に基づいて製品を選びましょう。
  3. 方法が結果を左右する: 製品そのものと同じくらい、正しいスキンケアの実践が重要です。穏やかな入浴と、潤いを閉じ込める「お風呂上がり5分以内」の保湿を、毎日の愛情のこもった習慣にしてください。

赤ちゃんの肌は一人ひとりユニークです。このガイドは、最新の科学的エビデンスに基づいた、すべての親御さんのための基礎となる知識を提供します。しかし、お子さん個人に最適化されたアドバイス、特にアレルギーの家族歴がある場合や、少しでも肌のトラブルに気づいた場合には、ためらわずに、かかりつけの小児科医または皮膚科医にご相談ください。

免責事項
この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的アドバイスに代わるものではありません。健康上の問題や症状がある場合は、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

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  4. mybest. 【徹底比較】ベビーローションのおすすめ人気ランキング【新生児…】. 2025. https://my-best.com/31
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  9. ままのて. 最強❗️ベビーローションの選び方 | 看護師のベビースキンケア教室. 2024. https://ameblo.jp/mamanote-2021/entry-12845919830.html
  10. 厚生労働省. 化粧品基準( 平成12年09月29日厚生省告示第331号). 2000. https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=81aa1263&dataType=0&pageNo=1
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  13. The Royal Children’s Hospital Melbourne. Nursing guidelines : Neonatal & infant skin care. https://www.rch.org.au/rchcpg/hospital_clinical_guideline_index/neonatal___infant_skin_care/
  14. 360LiFE. 【LDK公式】ベビーローションのおすすめランキング10選。大人も一緒に使える市販の人気商品を比較【2025年】. 2025. https://360life.shinyusha.co.jp/articles/-/37724
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