本記事の監修者:
清水 俊明(しみず としあき)医師
順天堂大学医学部 小児科学講座 教授。元 日本小児栄養消化器肝臓学会(JSPGHAN)理事長。小児の栄養、消化器疾患の第一人者として、数多くの診療と研究に携わる29。
この記事の科学的根拠
本記事は、引用された研究レポートで明示されている最高品質の医学的根拠にのみ基づいています。以下は、提示された医学的指導に直接関連する、実際に参照された情報源のリストです。
- 世界保健機関 (WHO): 本記事における消耗症(Wasting)の定義、評価、および重度の栄養失調に対する国際標準治療に関する指針は、WHOのガイドラインに基づいています4。
- 米国小児科学会 (AAP): 体重増加不良(Growth Faltering)の定義、および家庭での栄養戦略に関する段階的なアプローチは、AAPの臨床ガイダンスに基づいています7。
- 厚生労働省 / こども家庭庁: 成長曲線の基準や日本の乳幼児の標準的な発育に関するデータは、日本の公的機関による「乳幼児身体発育調査」に基づいています16。
- 日本小児科学会 (JPS): 幼児の「やせ」の判断基準に関する指針は、日本の小児医療における最高権威である日本小児科学会のガイドラインに基づいています21。
- 欧州小児栄養消化器肝臓学会 (ESPGHAN): 科学的根拠に基づく離乳食・幼児食の進め方に関する解説は、ESPGHANのポジションペーパーに基づいています11。
要点まとめ
- 子どもの成長評価は、母子健康手帳の「成長曲線」のカーブに沿っているかが最も重要です。日本の基準(肥満度)と国際基準(Zスコア)の両方を知ることで、客観的に状態を把握できます152146。
- 体重増加不良の原因の約8割は、特定の病気ではない「非器質的」な要因(栄養摂取の不足など)ですが、これは決して保護者の責任ではありません46。
- 家庭での対策は、食事回数を増やし、きな粉やしらす等の高栄養な食材を少量加えることで、無理なく摂取カロリーを増やすことが基本です7。
- 体重が全く増えない、活気がないなどの危険なサインが見られる場合は、速やかに小児科を受診する必要があります。
- 専門的な治療は、医師、管理栄養士、心理士などが連携するチームアプローチで行われます。一人で抱え込まず、かかりつけ医や地域の保健師に相談することが解決への第一歩です50。
1. まず確認:我が子の成長は本当に「心配」な状態か? – 成長の正しい評価方法
お子様の成長を客観的に評価することは、不必要な不安を減らし、適切な対応をとるための第一歩です。ここでは、ご家庭でできる正しい評価方法を解説します。
1.1. すべての基本「成長曲線」を正しく読み解く
すべての保護者様が持つ母子健康手帳に必ず載っている「身体発育曲線(パーセンタイル曲線)」は、お子様の成長を評価するための最も基本的なツールです。この曲線は、厚生労働省が約10年ごとに実施する「乳幼児身体発育調査」の結果に基づいて作成されており、日本の赤ちゃんの標準的な発育を示しています15。最新の調査は令和5年(2023年公表)に行われました16。
曲線の見方のポイントは2つです。まず、お子様の測定値が3パーセンタイルから97パーセンタイルの間の帯状のゾーンに入っているかを確認します。しかし、それ以上に重要なのは、「その子自身の成長カーブに沿って伸びているか」という点です。たとえ測定値が3パーセンタイルを下回っていても、その線に沿って平行にカーブが伸びていれば、それはその子の個性である可能性が高いです。逆に、これまで50パーセンタイルに沿っていた子が、急に10パーセンタイルに下降するような「下方横断」が見られる場合は、注意深い観察が必要です。
1.2. 「体重増加不良(Failure to Thrive)」とは? – 日本と世界の基準
医学的には、成長が著しく妨げられている状態を「体重増加不良(Failure to Thrive: FTT)」または「Growth Faltering」と呼びます746。この状態を判断するための基準は、日本と世界で少し異なります。この違いを知ることが、お子様の状態をより深く理解する助けとなります。
- 日本の基準(肥満度): 日本小児科学会のガイドラインでは、特に幼児期(1歳以上6歳未満)の「やせ」の目安として「肥満度」が用いられます21。肥満度が-15%以下の場合に「やせ」、-20%以下で「高度のやせ」と判断されることがあります。肥満度は「(実測体重 – 標準体重) ÷ 標準体重 × 100 (%)」で計算されます。
- 国際的な基準(AAP/WHO): 米国小児科学会(AAP)は、成長曲線上でパーセンタイル値を2つ以上、下向きに横切る場合を一つの目安としています7。一方、世界保健機関(WHO)は、特に低中所得国における栄養評価で、身長に対して体重が極端に少ない状態を「消耗症(Wasting)」と定義し、身長に対する体重のZスコアが-2SD未満(標準偏差から2つ分以上下回る)を基準としています34。
これらの基準は複雑に感じるかもしれませんが、大切なのは一つの数値だけで判断しないことです。例えば、母子健康手帳の3パーセンタイルを下回る状態は、国際基準では中等度の低栄養状態と判断される可能性があり、専門家への相談が推奨される一つのサインと捉えることができます。この「基準の翻訳」を理解することで、保護者様はご自身の状況をより客観的に把握できるのです。
1.3.【重要】すぐに小児科を受診すべき危険なサイン
体重の増え方だけでなく、以下のサインが見られる場合は、背景に何らかの病気が隠れている可能性があります。ためらわずに、速やかにかかりつけの小児科医を受診してください44。
受診を急ぐべき7つの危険なサイン
- 体重が横ばい、または減少し続けている2。
- 母乳やミルクを飲む力が弱い、いつもぐったりしていて活気がない。
- 飲んだり食べたりした後に、噴水のような嘔吐を繰り返す。
- 下痢が長く続いている。
- おしっこの量が極端に少ない、または回数が少ない(1日に5回未満など)。
- 呼吸が速い、苦しそう、顔色が常に悪い。
- その他、保護者から見て「普段と明らかに様子が違う」と感じる場合。
2. なぜ体重が増えないのか? – 考えられる2つの大きな原因
子どもの体重が増えない原因は、大きく分けて「非器質的要因」と「器質的要因」の2つに分類されます。研究によれば、その約80%は特定の病気が直接の原因ではない「非器質的」なものであると報告されています46。
2.1.【原因の大半】非器質的な要因:病気ではないけれど、栄養が足りていない
「非器質的」とは、体に明らかな病気がないにもかかわらず、栄養の「摂取」「吸収」「消費」のバランスが崩れている状態を指します。ここで最も強調したいのは、これは決して保護者様の育て方が悪いわけではないということです52。授乳の困難、不適切な食事指導、保護者自身のストレス、経済的な問題など、非常に多様な要因が複雑に絡み合っており、適切な知識とサポートによって改善できるケースがほとんどです。
- ① 摂取カロリーそのものが不足している:
- ② 食事環境や心理・発達的な問題:
- ③ 消費カロリーが多すぎる:
- 体質・活動性: 生まれつき代謝が活発であったり、非常に活動的でよく動く子の場合、摂取カロリーが消費カロリーに追いつかないことがあります。
2.2. 器質的な要因:背景に病気が隠れている可能性
頻度は低いものの、体重増加不良の背景に治療が必要な病気が隠れている場合もあります。非器質的要因への対策を行っても改善が見られない場合、医師はこれらの可能性を慎重に探っていきます46。
- 消化器系の疾患: 食べたものを適切に消化・吸収できない病気です。胃食道逆流症、重度の食物アレルギー(牛乳アレルギーなど)、セリアック病のような吸収不良症候群、炎症性腸疾患(IBD)などが挙げられます。
- 心臓や肺の疾患: 先天性心疾患など、心臓や肺に負担がかかっている病気では、呼吸するだけで多くのエネルギーを消費するため、体重が増えにくくなります。
- 内分泌・代謝系の疾患: 甲状腺機能亢進症や成長ホルモン分泌不全性低身長症、SGA性低身長症、先天性代謝異常症など、ホルモンや代謝の異常が成長に影響します23。
- その他の疾患: 繰り返す腎盂腎炎などの慢性的な感染症、染色体異常、治療されていない重度の鉄欠乏性貧血なども原因となり得ます。
3. 家庭でできる!健康的な体重増加をサポートする8つの実践的アプローチ
原因が非器質的なものであれば、ご家庭での工夫によって改善が期待できます。ここでは、米国小児科学会(AAP)や欧州小児栄養消化器肝臓学会(ESPGHAN)などの専門機関の推奨を基に、日本の食文化に合わせて実践しやすい8つのアプローチをご紹介します711。
3.1. 栄養戦略:まずは「量」より「質」でカロリーアップ
小食の子どもに無理やりたくさん食べさせるのは逆効果です。まずは食事の「質」を見直し、少量でも効率よく栄養が摂れるように工夫しましょう。
- 食事回数を増やす: 3回の食事の間に、栄養価の高い「補食(おやつ)」を1日1~2回取り入れましょう。これにより、一度に食べる量が少なくても、1日の総摂取カロリーを増やすことができます。
- 高栄養・高密度の食材を選ぶ: 通常の食事に、良質な脂質やタンパク質を少量プラスする方法が非常に効果的です。以下の表を参考に、お子様が好きな料理に少しだけ加えてみてください。
カテゴリ | 食材例(日本で使いやすいもの) | 使い方・ポイント |
---|---|---|
油脂類 | 植物油(キャノーラ油、オリーブ油など)、バター、マヨネーズ | 炒め物やスープ、和え物に少量加える。マヨネーズは野菜と和えるだけで手軽。 |
乳製品 | プロセスチーズ、粉チーズ、生クリーム、ヨーグルト(無糖・全脂肪) | スープやシチューに溶かす、ハンバーグに混ぜ込む、デザートに添える。 |
種実類 | きな粉、すりごま、ピーナッツバター(※アレルギー確認後) | ご飯やヨーグルトに振りかける、和え衣に使う。風味もアップします。 |
タンパク質 | しらす、ツナ缶(オイル漬け)、鶏ひき肉、卵、高野豆腐、味噌 | お粥やうどんに混ぜる、そぼろにする。高野豆腐は煮物にすると栄養満点。 |
- 「飲む」栄養を賢く使う: 食事が進まない時は、牛乳やフォローアップミルクも良い栄養源になります。ただし、ジュースやイオン飲料などの糖分が多いだけの「エンプティカロリー」は、満腹感を与えてしまい食事の妨げになるため避けましょう。
3.2. 食事環境の改善:楽しい食事が食べる意欲を育む
「食べなさい!」と叱られる食事が楽しい子どもはいません。食事の時間をポジティブな体験に変えることが、食べる意欲を引き出す鍵です。
- 食事の時間をルール化する: 食事と補食の時間をある程度決め、空腹感を感じられるようにします。だらだらと食べ続けるのはやめましょう。
- 食事に集中できる環境を作る: テレビを消し、おもちゃを片付けるなど、食事に集中できる環境を整えましょう。
- 家族で一緒に食べる: 保護者や兄弟が「おいしいね」と言いながら楽しそうに食べる姿を見せることは、何よりの食育になります。
- 無理強いは絶対にしない: 食事の時間は20~30分程度を目安に切り上げましょう。食べなくても叱ったり、無理やり口に入れたりするのは逆効果です。落ち着いて「ごちそうさま」をしましょう。
3.3. 心理的サポート
- 保護者がリラックスする: 最も大切なことかもしれません。保護者の不安やイライラは子どもに伝わり、食事の時間を緊張させてしまいます。「食べない」ことに悩みすぎず、「食べられた」ことを褒めてあげましょう。一人で抱え込まず、パートナーやかかりつけ医、地域の保健師、栄養士に相談することが、状況を好転させるための重要な第一歩です2。
4. 専門家による診断と治療の全貌
家庭での対策を行っても改善が見られない場合や、器質的な原因が疑われる場合は、専門家による診断と治療が必要になります。
4.1. 小児科での診察の流れ:日本の乳幼児健診の活用
日本では、1か月、3-4か月、1歳6か月、3歳など、定期的に「乳幼児健康診査」が行われます15。これは、成長や発達の問題を早期に発見するための非常に重要な機会です。健診で体重増加不良を指摘された場合はもちろん、保護者が不安に思うことがあれば、積極的に相談しましょう。
- 問診: 非常に詳細な聞き取りが行われます。母乳やミルクの量・回数、離乳食の内容(24時間思い出し法など)、排便・排尿の状況、睡眠などの生活リズム、発達の様子、家族の病歴など、多角的に情報を集めます46。
- 身体診察: 身長、体重、頭囲を正確に測定し、母子健康手帳の成長曲線に記録します。医師は、皮膚の状態、活気、心音、呼吸音、お腹の様子などを丁寧に診察します。
- 検査: 診察の結果、病気が疑われる場合には、原因を特定するために検査が行われます。一般的には、貧血や栄養状態、肝臓・腎臓の機能、甲状腺ホルモンなどを調べる「血液検査」や、「尿検査」「便検査」などがあります。
- 専門家への紹介: 特定の専門分野の精査が必要と判断された場合、小児消化器科、内分泌科、アレルギー科、遺伝科、循環器科などの専門医に紹介されます。また、食事指導のために日本栄養士会が認定するような小児栄養分野の管理栄養士や、心理的なサポートのために臨床心理士や公認心理師への紹介も行われます39。
4.2. 多職種によるチームアプローチ
特に体重増加不良の背景が複雑な場合、その治療は一人の医師だけで完結するものではありません。医師、看護師、管理栄養士、ソーシャルワーカー、理学療法士、臨床心理士などが連携し、医学的、栄養学的、心理社会的側面から総合的にサポートする「多職種チームアプローチ」が理想とされています50。
4.3. 具体的な治療法
治療は原因に応じて多岐にわたりますが、中心となるのは栄養療法です。
- 栄養療法:
- 栄養指導: 管理栄養士が、保護者と協力して、子どもの状態や家庭の状況に合わせた個別具体的な食事プランを作成します。
- 高カロリーミルク・経腸栄養剤: 医師の判断により、通常のミルクや食事だけではカロリーが不足する場合に、特別な治療用のミルクや栄養剤が処方されることがあります。
- 入院による栄養管理: 外来での介入で改善が難しい重度のケースでは、入院が必要となることもあります。その場合、鼻から胃まで細いチューブを入れて栄養を投与する「経管栄養」や、点滴で高カロリーの栄養を補給する「中心静脈栄養」といった、より積極的な医療介入が行われることがあります13。
- 原因疾患の治療: 胃食道逆流症や食物アレルギー、心疾患など、背景にある病気が特定された場合は、その病気自体の治療を最優先で行います。
- 心理社会的サポート:
- カウンセリング・プレイセラピー: 子ども自身の心理的な問題や摂食への抵抗感に対して、遊びを通してアプローチするプレイセラピーなどが行われます。
- 家族療法: 親子関係や家族全体の関わり方に焦点を当て、食事や育児に関するストレスを軽減するためのサポートが行われます50。
よくある質問
Q1. とても活発でよく動く子ですが、そのせいで体重が増えないのでしょうか?
A1. はい、活動量が多く消費カロリーが高いことも体重が増えにくい一因と考えられます。しかし、健康な子どもの場合、通常は消費量が増えれば食欲も増し、摂取量とのバランスが取れるものです。活動量が多いことだけで体重が増えない、あるいは減少することは稀ですので、まずは食事からの摂取カロリーが年齢に見合って足りているかを見直すことが大切です。
Q2. 生後8ヶ月ですが、離乳食を全く食べません。母乳やミルクだけで栄養は大丈夫ですか?
Q3. 低出生体重児で生まれました。この子の成長はずっと他の子より遅いままなのでしょうか?
A3. 低出生体重で生まれたお子様は、乳児期早期の成長がゆっくりなことが多いですが、多くの場合、2~3歳頃までに成長曲線に沿って身長や体重が追いついてくる「キャッチアップグロース(追いつき成長)」が見られます。お子様が元気に過ごし、その子なりのペースで発達しているのであれば、過度に心配する必要はありません。ただし、一部のお子様ではキャッチアップが見られず、SGA性低身長症などの診断に至る場合もあるため、定期的な乳幼児健診で専門家のフォローアップを受け続けることが重要です23。
結論
お子様の体重が増えないという悩みは、単一の原因ではなく、栄養、身体、心理、社会的な要因が複雑に絡み合って生じます。この記事を通して、その多様な側面をご理解いただけたことと思います。最も大切なのは、保護者様が「自分のせいだ」と一人で抱え込まないことです。母子健康手帳の成長曲線を丁寧に記録し、少しでも不安や疑問に思う点があれば、それを専門家に見せて相談することからすべてが始まります。かかりつけの小児科医、地域の保健センター、管理栄養士など、日本には保護者をサポートするための多くの専門家や制度が存在します。本記事で得た知識を「お守り」として、専門家と手を取り合いながら、お子様一人ひとりのペースに合わせた健やかな成長を、社会全体で見守っていきましょう。
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