【科学的根拠に基づく】赤ちゃんの健康を育む日光浴のすすめ:紫外線のリスクとビタミンDの恩恵、その完全ガイド
小児科

【科学的根拠に基づく】赤ちゃんの健康を育む日光浴のすすめ:紫外線のリスクとビタミンDの恩恵、その完全ガイド

現代の日本の育児において、多くの保護者が直面する深刻なジレンマ、それが「赤ちゃんの日光浴」です。祖父母世代からは「骨を強くするために日光浴は必須」と教えられ1、一方でインターネットや育児雑誌は「紫外線は皮膚がんのリスクを高めるため危険」と警鐘を鳴らします2。この相反する情報の大洪水の中で、「一体、何を信じれば良いのか?」と不安や罪悪感に苛まれている保護者の方は少なくありません。この混乱の根源には、1998年に日本の母子健康手帳から「日光浴」の推奨が削除され、「外気浴」という言葉に置き換えられたという歴史的な背景があります3。この変更は、増加する紫外線への懸念と、改善された栄養状態を反映したものでしたが、皮肉にも現代の日本において「ビタミンD不足」という新たな、そして深刻な健康問題を引き起こす一因となりました。本稿は、JAPANESEHEALTH.ORG編集部が、小児科学、公衆衛生学を専門とする医学博士の監修のもと、最新の科学的根拠に基づき、この複雑な問題を徹底的に解き明かし、日本の保護者の皆様が自信を持って実践できる「賢い太陽との付き合い方」の最適解を提示するものです。


この記事の科学的根拠

この記事は、入力された研究報告書で明示的に引用されている、最高品質の医学的根拠にのみ基づいています。以下に示すリストには、実際に参照された情報源と、提示された医学的指導との直接的な関連性が含まれています。

  • 日本小児科学会: この記事における「こどもの紫外線対策」や「乳児期のビタミンD欠乏予防」に関する指導は、同学会の提言に基づいています。
  • 厚生労働省: 「日本人の食事摂取基準」や「保育所における感染症対策ガイドライン」からの情報は、栄養摂取や集団生活における健康指導の根拠となっています。
  • 米国小児科学会 (AAP): 特に生後6ヶ月未満の乳児を含む、子どもの紫外線対策に関する国際的な推奨事項は、AAPのガイドラインを重要な典拠としています。
  • 順天堂大学 中野聡医師らの研究: 日本の母乳栄養児におけるビタミンD不足の実態に関する具体的なデータは、この研究に基づいています。
  • 東京大学研究グループおよび厚生労働省研究班: 日本における「くる病」の再燃と発症率に関するデータは、これらの機関による研究報告を基にしています。

要点まとめ

  • 1998年に母子健康手帳から「日光浴」が削除され、「外気浴」に変更された背景には、紫外線リスクの増大と栄養状態の改善があります3
  • 赤ちゃんの皮膚は成人の半分以下の薄さで、紫外線ダメージを非常に受けやすく、生涯浴びる紫外線の多くは子供時代に集中します513
  • ビタミンDは骨の健康維持に不可欠であり、免疫機能の調整にも関与し、不足するとアレルギー疾患のリスクが高まる可能性が示唆されています1821
  • 日本の研究では、母乳だけで育つ乳児の75%がビタミンD不足であり27、骨の病気である「くる病」の発症が再び増加しています33
  • 解決策は「ゼロリスク」ではなく、直射日光を避けつつ間接光を浴びる「賢い外気浴」と、適切な紫外線対策、そして食事やサプリメントによる栄養補給を組み合わせることです。
  • 生後6ヶ月未満の赤ちゃんは直射日光を完全に避け、6ヶ月以上からは石鹸で落とせるノンケミカルタイプの日焼け止めを積極的に使用することが推奨されます1445
  • ビタミンD不足のリスクが高い場合、医師と相談の上で1日400 IU (10μg)を目安にサプリメントで補充することが、日本小児科学会からも推奨されています37

第1部:知っておくべき2つの真実 ― 「紫外線のリスク」と「ビタミンDの恩恵」

太陽光は、私たちに恩恵をもたらす一方で、リスクも内包しています。保護者が賢明な判断を下すためには、この両側面を正確に理解することが不可欠です。

真実① 紫外線のリスク:なぜ赤ちゃんの肌は特別に守る必要があるのか?

赤ちゃんの肌は、単に「小さな大人の肌」ではありません。その構造的な脆弱性ゆえに、紫外線に対して極めて敏感です。紫外線対策の必要性は、単なる「日焼け防止」という美容的な観点ではなく、生涯にわたる健康を守るための医学的な必須事項として認識されなければなりません。

大人の半分以下の薄さ:乳児の皮膚の構造的特徴

乳児の皮膚は、成人と比較して構造的に未熟です。表皮の厚さは成人の約半分から3分の2程度しかなく、特に最外層でバリア機能の主役を担う角層(角質層)は著しく薄いことがわかっています5。さらに、紫外線から皮膚細胞の核(DNA)を守るメラニン色素を生成する機能も未発達です。研究によれば、3歳までの子どもの肌は成人と比べてメラニンの濃度が低いため、同量の紫外線を浴びた場合でも、より多くの紫外線が皮膚の深部まで到達し、細胞にダメージを与えやすいと指摘されています8。この「薄いバリア」と「不十分な防御機能」という二重の脆弱性により、乳児の皮膚は紫外線によるダメージを非常に受けやすい状態にあるのです11

生涯浴びる紫外線の多くは子供時代に

人の生涯における総紫外線曝露量のかなりの部分が、小児期および青年期に集中していることが知られています。いくつかの研究報告では、18歳までに生涯曝露量の25%から、多いものでは80%近くを浴びるとも推定されています13。紫外線のダメージは、皮膚に「蓄積」されるという性質を持ちます。そのため、幼少期に無防備に大量の紫外線を浴びることが、数十年後の皮膚がんや光老化(シミ、しわ)の発生リスクを著しく高めることが、多くの研究で明確に示されています13。したがって、乳児期からの紫外線対策は、将来の健康を守るための極めて重要な「健康投資」と位置づけられるのです。

紫外線が引き起こす短期・長期的な健康リスク

紫外線曝露は、以下のような短期および長期の健康リスクをもたらします。日本小児皮膚科学会もこれらのリスクについて警鐘を鳴らしています16

  • 短期的リスク:
    • 日焼け(サンバーン): 皮膚が赤くなり、ヒリヒリとした痛みを伴う炎症反応です。重度の場合は水ぶくれになることもあります15
    • 免疫機能の低下: 過度な紫外線曝露は、皮膚の免疫機能を一時的に低下させることが科学的に知られています11
  • 長期的リスク:
    • 皮膚がん: 長年にわたる紫外線ダメージの蓄積は、基底細胞がん、有棘細胞がん、そして最も悪性度の高い悪性黒色腫(メラノーマ)の最大のリスク因子です16
    • 光老化: シミ、しわ、たるみといった皮膚の老化現象の主な原因となります16
    • 眼への影響: 紫外線は皮膚だけでなく眼にも影響を及ぼし、白内障や翼状片、網膜へのダメージといった眼疾患のリスクを高めることが米国小児科学会(AAP)などによって指摘されています14

真実② ビタミンDの恩恵:「太陽のビタミン」がなぜ不可欠なのか?

一方で、太陽光(特に紫外線B波、UV-B)は、人体にとって不可欠な栄養素であるビタミンDを皮膚で生成する上で、極めて重要な役割を担っています。

骨の形成を支える立役者

ビタミンDの最もよく知られた役割は、骨の健康維持です。日本内分泌学会によると、ビタミンDは食事から摂取したカルシウムとリンが腸管で吸収されるのを促進し、血液中のカルシウム濃度を適切に維持する働きを持ちます1820。これにより、骨へのカルシウムの沈着(石灰化)が正常に行われ、強く丈夫な骨が作られるのです。ビタミンDが不足すると、このプロセスが滞り、骨が脆弱になってしまいます。

免疫機能とアレルギーとの深い関係

近年、ビタミンDの役割は骨の健康にとどまらないことが明らかになってきています。特に注目されているのが、免疫システムに対する調整機能です。ビタミンDは、免疫細胞の働きをコントロールし、過剰な炎症反応を抑制する役割を担っていると考えられています21。このことから、ビタミンD不足が、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、気管支喘息といったアレルギー性疾患の発症や増悪に関与している可能性が、世界中の研究で示唆されています23。実際に、日本の千葉大学などが主導する研究プロジェクト(D-PAC研究)では、乳児期早期からのビタミンD補充が食物アレルギーの発症を予防できるかを検証する臨床試験が進行中であり、その成果が社会的に大きく期待されています26

第2部:日本の赤ちゃんの「ビタミンD不足」という見過ごせない現実

紫外線対策の重要性が広く認識される一方で、現代の日本では、その「副作用」とも言えるビタミンD不足が、特に乳幼児において深刻な公衆衛生上の問題として顕在化しています。

データが示す衝撃の事実:母乳育児の赤ちゃんの75%がビタミンD不足

2017年に日本外来小児科学会で発表された順天堂大学の中野聡医師らの研究は、日本の育児関係者に大きな衝撃を与えました。この研究によると、調査対象となった母乳栄養で育つ0~6ヶ月齢の乳児のうち、実に75%がビタミンD不足の状態(ビタミンD欠乏:50%、ビタミンD不足:25%)にあったことが報告されたのです27。この背景には、母乳栄養が持つ生物学的な特性があります。母乳は乳児にとって多くの利点を持つ最良の栄養源である一方、ビタミンDの含有量が極めて少ないことが知られています28。日本の食品標準成分表2020年版(八訂)によると、母乳中のビタミンD濃度は100mLあたりわずか0.3μgです30。これは、ビタミンDが強化されている市販の育児用ミルク(100mLあたり0.85~1.21μg)と比較して著しく低い値であり31、母乳のみで育つ赤ちゃんはビタミンD不足に陥るリスクが非常に高いことを示しています。

「くる病」の再燃:過去の病気ではなかった

ビタミンD不足が重度になると、「ビタミンD欠乏性くる病」という骨の疾患を発症します。これは、骨の成長板に十分な石灰化が起こらず、骨が軟化・変形する病気です20。具体的な症状としては、O脚やX脚といった足の変形、頭蓋癆(とうがいろろう:頭蓋骨がへこむほど柔らかくなる)、低身長、歩行開始の遅れなどが挙げられます18。くる病は、かつては栄養状態の悪い時代の病気と考えられていました。しかし、現代の日本でこの「過去の病気」が再び増加していることが、複数の研究データによって示されています。東京大学の研究グループが発表した論文によると、日本においてビタミンD欠乏性くる病と診断された0~15歳の子どもの数は、2009年の人口10万人あたり3.88人から、2014年には12.30人へと、わずか5年間で3倍以上に増加していることが報告されました33。また、厚生労働省の研究班による2016年の全国調査では、15歳未満の小児におけるビタミンD欠乏症の年間推定発症率は、人口10万人あたり1.13人(または1.14人)と算出されています35。この事実は、くる病の再燃が一部の特殊な事例ではなく、日本全体で進行している問題であることを強く示唆しています。

なぜ不足は起きるのか?現代日本の育児環境に潜む3つの要因

現代日本の乳幼児がビタミンD不足に陥りやすい背景には、複数の要因が複雑に絡み合っています。

  • 要因1:過度な紫外線対策の普及
    皮膚がんなどへの懸念から、日焼けを避ける意識が社会全体に浸透しました。特に乳児に対しては、日焼け止めを徹底し、日光を完全に遮断するようなケアが推奨される風潮があります。日本小児科学会は「過度の日焼け止めの使用を行わない」よう注意を促していますが37、この「適度」のバランスを見つけることが、多くの保護者にとって困難となっているのが現状です29
  • 要因2:屋外で遊ぶ時間の減少
    生活様式の変化により、子どもたちが屋外で過ごす時間は全体的に減少傾向にあります37。都市部での生活、安全への配慮、室内での遊びの充実などが、太陽光を浴びる機会を減らしています。特に近年の新型コロナウイルス感染症の流行による外出自粛は、この傾向に拍車をかけた可能性が指摘されています39
  • 要因3:アレルギーへの懸念による食事制限
    食物アレルギーを心配するあまり、ビタミンDが比較的多く含まれる卵や魚などの食品の開始を遅らせたり、除去したりするケースが見られます29。母乳栄養に加えて、離乳食からのビタミンD摂取も不十分になることで、不足のリスクはさらに高まってしまいます。

第3部:【結論】JAPANESEHEALTH.ORGが提案する、日本の赤ちゃんのための最適解

紫外線のリスクとビタミンD不足のリスク。この二つの板挟みになった保護者は、どう行動すべきか。JAPANESEHEALTH.ORGは、国内外の最新の科学的知見と日本の実情を統合し、以下の最適解を提案します。

基本方針:「ゼロリスク」ではなく「賢いリスク管理」へ

目指すべきは、「紫外線を完全に遮断する」というゼロリスク思考ではありません。それはビタミンD不足という別の重大なリスクを生むためです。我々が目指すべきは、「紫外線の有害な影響を最小限に抑えつつ、ビタミンD生成に必要な最低限の恩恵を安全に受ける」という、科学的根拠に基づいた「賢いリスク管理(スマート・サン・エクスポージャー)」です。

「日光浴」ではなく「外気浴」の実践:具体的な方法と時間

この賢いリスク管理を実践するための具体的な行動が「外気浴」です。ここで言う外気浴とは、単に外の空気に触れることではありません。「直射日光を避けながら、空や建物から反射・散乱してくる間接的な紫外線(天空光)を浴びることで、ビタミンDを安全に生成するための生活習慣」と再定義します。

いつから始める?

一般的に、生後1ヶ月健診を終え、医師の許可を得たあたりが開始の目安となります41。しかし、いきなり外に出るのではなく、段階的に慣らしていくことが重要です。

  1. ステップ1(生後3~4週頃): 部屋の窓を開け、室内にいながら外の空気に触れさせることから始めます。時間は5分程度からが目安です43
  2. ステップ2(生後1ヶ月以降): 赤ちゃんが慣れてきたら、ベランダや庭に出てみます。
  3. ステップ3: さらに慣れたら、家の周りを短時間散歩します。

最適な時間帯と長さは?

ビタミンD生成に必要な紫外線(UV-B)は、時間帯や季節、地域(緯度)によって強さが大きく異なるため、画一的な推奨は困難ですが、一般的な目安は以下の通りです。重要なのは、これは直射日光を浴びる時間ではなく、日陰や曇りの日でも行える外気浴の時間であるという点です。日本小児科学会は、例えば「手の甲の面積が15分日光に当たる程度で十分」としており、通常の散歩などを行っていれば、過度に心配する必要はないと示唆しています16

表3.1: 季節別・地域別の外気浴推奨時間帯の目安
季節 時期 推奨時間帯
4月~9月 紫外線の強い午前10時~午後2時(または3時)を避け、比較的涼しい午前中の早い時間や夕方13
10月~3月 日中の比較的暖かい時間帯(午前10時~午後2時頃)44

時間の目安は、1日数分から始め、最終的に1日合計で15分~30分程度が推奨されます16

やってはいけない!外気浴のNG例

  • 窓ガラス越しの「日光浴」: ビタミンD生成に必要なUV-Bは、窓ガラスをほとんど透過しません。そのため、窓を閉めたまま室内で日光に当たっても、ビタミンDは生成されません18。外気浴は必ず窓を開けるか、屋外で行う必要があります。
  • 体調不良時の無理な実施: 赤ちゃんの機嫌が悪い、眠そう、授乳直後、その他体調が優れないときは、無理に行う必要はありません41
  • ベビーカーの完全な覆い: 熱中症や窒息のリスクを高めるため、ベビーカーをブランケットやタオルで完全に覆い隠すことは避けるべきです。風通しの良い、専用のサンシェードを利用してください46

紫外線対策の完全ガイド:守るべき鉄則

外気浴を行う際は、紫外線の過剰曝露を防ぐための対策を同時に行うことが絶対条件です。

生後6ヶ月未満の赤ちゃん

この月齢では、皮膚のバリア機能が極めて未熟なため、米国小児科学会(AAP)などが推奨するように「直射日光を完全に避けること」が最も重要な原則となります14

  • 物理的遮光の徹底:
    • 衣服: 薄手で風通しの良い、長袖・長ズボンの着用が基本です16
    • 帽子: 顔、耳、首の後ろまでを覆う、つばの広い帽子を必ずかぶせましょう45
    • 日陰の利用: 木陰や建物の陰、ベビーカーのサンシェードなどを最大限に活用します47
  • 日焼け止めの使用: 原則として推奨されません。しかし、AAPは「適切な衣服や日陰が確保できない場合に限り、顔や手の甲などの狭い範囲に最小限の量を使用することは許容される」との見解も示しています48

生後6ヶ月以上の赤ちゃん

生後6ヶ月を過ぎたら、物理的遮光に加えて、日焼け止めを積極的に使用することが推奨されます14

日焼け止めの選び方
表3.2: 赤ちゃん用日焼け止めの選び方チェックリスト
チェック項目 推奨される仕様 根拠・理由
紫外線防御剤の種類 紫外線散乱剤(ノンケミカル)タイプ。成分表示で「酸化チタン」「酸化亜鉛」を確認。 紫外線吸収剤に比べ、皮膚への刺激やアレルギーのリスクが低いとされます45
SPF/PA値 日常生活: SPF15~20、PA++
海・山など: SPF20~40、PA++~+++
日本小児科学会は、SPF15以上あれば十分な効果があると示唆。高すぎる数値は肌への負担を増す可能性があります16
落としやすさ 石鹸やお湯で簡単に洗い流せるタイプ。 専用クレンジングが必要なものは、赤ちゃんの肌に負担をかける可能性があります16
その他 「ベビー用」「低刺激性」「アレルギーテスト済み」などの表示があるもの。無香料・無着色。 赤ちゃんのデリケートな肌への配慮がなされている製品を選びます。
日焼け止めの正しい塗り方・落とし方
  • 塗るタイミングと量: 外出の15~30分前に塗ります。量は、クリームならパール粒大、液体なら1円玉大を手に取り、顔全体に伸ばします。薄く伸ばしすぎると効果が落ちるため、十分な量をムラなく塗ることが重要です16
  • 塗り忘れやすい部位: 耳、首の後ろ、あごの下、手の甲、足の甲なども忘れずに塗りましょう45
  • 塗り直し: 汗をかいたり、タオルで拭いたりした後はもちろん、2~3時間ごとを目安にこまめに塗り直すことが効果を持続させる鍵となります45
  • 落とし方: 帰宅後は、ベビーソープなどをよく泡立て、優しく丁寧に洗い流します。

UVインデックスの活用法

環境省や気象庁は、紫外線の強さを分かりやすく示す「UVインデックス」を毎日公表しています。これを外出計画の参考にすることが賢明です52

  • UVインデックス「3(中程度)」以上: 紫外線対策が必要となります。
  • UVインデックス「6~7(強い)」: 日中の外出はできるだけ控え、対策を万全にします。
  • UVインデックス「8以上(非常に強い)」: 日中の外出は極力避けるべきです。

第4部:太陽だけに頼らないビタミンD確保戦略

現代のライフスタイルや、特に日照時間の短い冬、天候の悪い日などを考慮すると、外気浴だけで十分なビタミンDを確保するのは困難な場合があります。そのため、食事や必要に応じた栄養補助食品による補給を組み合わせる、多角的な戦略が推奨されます。

栄養補助の選択肢:ビタミンDサプリメントの賢い使い方

ビタミンD不足のリスクが高い乳児に対して、サプリメントによる補充を考慮することは、国際的にも日本の専門家の間でも推奨されるアプローチとなっています。日本小児科学会は2025年の提言で、「ビタミンD欠乏のリスク要因となる生活環境・食事環境の改善が困難な場合には、天然型ビタミンDの乳児用サプリメントの摂取を考慮する」と明記しています37

  • サプリメントの選択: 日本国内では、多くの小児科医が推奨し、保護者からの評価も高い製品として、森下仁丹の「BabyD(ベビーディー)」などが広く知られています44。これは無味無臭のオイルタイプで、1滴ずつ投与できるため乳児にも与えやすいという特徴があります57
  • 推奨摂取量: 国際的なガイドラインでは、乳児のビタミンD欠乏予防のために、1日あたり10μg(マイクログラム)、国際単位で400 IUの摂取が推奨されています37。日本の食事摂取基準(2020年版)における乳児(0~11ヶ月)の目安量は5.0μg/日とされていますが61、近年の欠乏実態を踏まえ、より積極的な摂取を推奨する専門家も多くなっています。
  • 重要な注意喚起: サプリメントの使用は、必ずかかりつけの小児科医に相談の上で開始し、製品に記載された用法・用量を厳守してください。ビタミンDは脂溶性ビタミンのため、過剰摂取は健康被害を招く可能性があります。

離乳食からの摂取:ビタミンDが豊富な食材

離乳食が開始されたら、ビタミンDを多く含む食材を意識的に取り入れることも重要です18

表4.1: ビタミンDを多く含む離乳食向け食材リスト
食材 1食あたりの目安量 ビタミンD含有量(目安) 調理のポイント
鮭(しろさけ、生) 15g 約4.8μg 44 骨と皮を丁寧に取り除き、十分に加熱して細かくほぐす。
しらす干し(半乾燥) 5g 約3.0μg 熱湯をかけて塩抜きしてから使用する。お粥や野菜と混ぜやすい。
卵黄 1個(約15g) 約0.5μg 44 固茹でにして、裏ごしするか、少量の湯や出汁で溶いてペースト状にする。アレルギーに注意し、少量から始める。
きくらげ(乾) 1g(水で戻す前) 約0.9μg 水で戻した後、十分に加熱してみじん切りにし、スープやあんかけに加える。

これらの食材を、赤ちゃんの咀嚼・嚥下機能の発達に合わせて調理し、日々の食事に取り入れることで、ビタミンD摂取量を底上げすることができます。

結論:未来の健康は、今日の賢い選択から

「赤ちゃんの日光浴」を巡る問題は、単一の正解が存在しない複雑な課題です。紫外線のリスクは実在し、対策は不可欠です。同時に、現代日本におけるビタミンD不足の蔓延もまた、見過ごすことのできない深刻な健康問題です。本稿で詳述したように、この二つの課題は対立するものではなく、正しい知識に基づけば両立可能です。その鍵は、「日光浴」という古い概念を捨て、「賢い外気浴」「徹底した紫外線対策」「食事やサプリメントによる栄養補給」という三位一体の戦略を実践することにあります。保護者が漠然とした不安や、世代間の意見の相違に惑わされることなく、科学的根拠に基づいた具体的な行動を取ること。それこそが、赤ちゃんの現在、そして未来の健康を守るための最も確実な道筋です。もし判断に迷うことがあれば、決して一人で悩まず、最も信頼できる専門家であるかかりつけの小児科医に相談することが、賢明な最終的行動喚起となります。

よくある質問

Q1. 曇りや雨の日は紫外線対策は不要ですか?
A. 不要ではありません。曇りの日でも晴天時の50%~80%の紫外線が地上に届いています。特に薄曇りの日は散乱光が強く、油断は禁物です。UVインデックスを確認し、適切な対策を心がけてください16
Q2. 日焼け止めはいつから使えますか?
A. 生後6ヶ月以降の使用が一般的に推奨されています。それ以前の月齢では、衣服や帽子、日よけによる物理的な遮光を最優先してください14
Q3. 窓際にいれば日光浴(ビタミンD生成)になりますか?
A. なりません。ビタミンDの生成に必要な紫外線B波(UV-B)は、一般的な窓ガラスによってほぼ100%カットされてしまいます。ビタミンD生成を期待する場合は、窓を開けるか屋外に出る必要があります18
Q4. 母乳をあげている母親がビタミンDサプリを飲めば、赤ちゃんは十分ですか?
A. 母親がサプリメントを摂取することで母乳中のビタミンD濃度は多少上昇しますが、赤ちゃんにとって十分な量を確保するのは困難とされています。そのため、特にビタミンD不足が懸念される場合は、赤ちゃん自身への直接の補充がより確実な方法として推奨されています27。最終的な判断は医師にご相談ください。
免責事項
この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的アドバイスを構成するものではありません。健康上の懸念がある場合、またはご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

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  38. ビタミンD不足の子どもが増えています。 – ふかざわ小児科. [インターネット]. [引用日: 2025年6月21日]. 入手可能: https://f-clinic.jp/column/118
  39. 今年は外出自粛で日光浴の機会が減少!約6割の母親が外出自粛中の「適度な日光浴」を意識するも、子供へのビタミンD対策は「できていない」が53%で半数を上回る結果に | 森下仁丹株式会社のプレスリリース – PR TIMES. [インターネット]. [引用日: 2025年6月21日]. 入手可能: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000035073.html
  40. コロナ禍で心配される赤ちゃんのビタミンD不足。感染症予防にも大切な栄養素【専門家】 – たまひよ. [インターネット]. [引用日: 2025年6月21日]. 入手可能: https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=112857
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