【皮膚科医監修】乾燥肌を根本から改善する保湿ケアの科学｜自宅でできる７つの対策
皮膚科疾患

【皮膚科医監修】乾燥肌を根本から改善する保湿ケアの科学｜自宅でできる７つの対策

📆 記事公開日:
かゆみ、粉ふき、つっぱり感、そして目立ってくる小じわ。乾燥肌がもたらす尽きない悩みに、多くの方が日々向き合っておられることでしょう。手軽さを求めて、インターネットで見かける食品を使った「手作り保湿マスク」に心惹かれた経験はございませんか？しかし、JapaneseHealth.org編集委員会は、皮膚科学の専門的知見に基づき、その手軽さの裏に潜む深刻な健康上の危険性を警告します。本稿は、単なる表面的な潤い補給ではなく、乾燥肌の根本原因に科学的にアプローチし、ご自宅で安全かつ効果的に実践できる本格的な保湿ケアの全貌を解き明かすことを目的としています。本稿は、日本皮膚科学会の公式ガイドラインや、第一線で活躍される皮膚科専門医の研究成果といった、信頼性の高い情報源のみを基に構成されています。読者の皆様が抱える「痛み」に寄り添い、誤った情報から肌を守り、真に健やかな肌を取り戻すための、確かな羅針盤となることをお約束します。

本記事の科学的根拠

この記事は、入力された研究報告書で明示的に引用されている最高品質の医学的証拠にのみ基づいています。以下に示すリストには、実際に参照された情報源と、提示された医学的ガイダンスとの直接的な関連性のみが含まれています。

  • 日本皮膚科学会（JDA）: 本記事における保湿剤の推奨（ヘパリン類似物質、尿素、セラミド）、入浴法、生活習慣の調整に関する指導は、日本皮膚科学会発行の「皮脂欠乏症診療の手引き 2021」67および「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021」71に基づいています。
  • Danby SG, et al. (英国皮膚科学会誌): オリーブオイルの局所塗布が皮膚バリア機能を損なう可能性があるという指摘は、Danby氏らによる研究結果4に基づいています。これは、食品由来のオイルを安易に肌に使用するリスクを示す重要な科学的証拠です。
  • Lack G, et al. (二重抗原曝露仮説): 損傷した皮膚への食物アレルゲンの接触が食物アレルギー発症のリスクを高めるという「二重抗原曝露仮説」に関する記述は、この分野の基礎となる複数の研究91114に基づいています。
  • 日本人皮膚科専門医（佐伯秀久教授、藤本学教授、椛島健治教授ら）: 日本の臨床現場に即した専門的な見解、特にアトピー性皮膚炎や皮膚バリア機能に関する深い洞察は、これらの日本のトップエキスパートが主導または執筆した学術論文や診療ガイドライン7076808285に基づいています。

要点まとめ

  • 食品を使った手作り保湿マスクは、細菌汚染、皮膚バリアの破壊、さらには食物アレルギーを誘発する「経皮感作」という深刻なリスクを伴うため、絶対に避けるべきです。
  • 乾燥肌の根本原因は、皮膚の潤いを保つ「皮膚バリア機能」の低下、特にセラミドなどの細胞間脂質や天然保湿因子（NMFs）の不足にあります。
  • 効果的な保湿ケアの鍵は、「保湿成分のゴールデンスタンダード」（セラミド、尿素など）を理解し、科学的根拠に基づいて製品を選ぶことです。
  • 日本皮膚科学会のガイドラインでは、保湿剤の正しい塗り方（入浴後すぐ、たっぷりと）、肌に優しい入浴法（38～40℃のぬるま湯）、生活習慣の改善が推奨されています。
  • 製品選びでは、特定の有効成分を含み、効果が認められた「医薬部外品」の表示が一つの信頼性の指標となります。
  • 紫外線対策や、科学的に効果が示されたサプリメントなどによる「内側からのケア」も、乾燥肌対策の重要な一環です。

なぜ肌は乾燥するの？皮膚科学が解き明かす「乾燥肌（乾皮症）」のメカニズム

多くの方が悩む「乾燥肌」は、医学的には「乾皮症（かんぴしょう）」とも呼ばれ、皮膚の水分が不足し、柔軟性が失われた状態を指します47。この状態を理解するためには、まず私たちの肌がどのようにして潤いを保っているのか、その精巧な仕組みを知る必要があります。

肌の潤いを守る「皮膚バリア機能」とは

私たちの皮膚の最も外側には、わずか0.02mmほどの厚さの「角層（かくそう）」が存在します49。この薄い層こそが、外部の刺激から体を守り、内部の水分が逃げないようにする「皮膚バリア機能」の主役です。このバリア機能は、主に二つの要素によって支えられています49。

  • 細胞間脂質: 角層細胞の隙間を埋める脂質で、その主成分はセラミド、コレステロール、遊離脂肪酸です。特にセラミドは全体の約50%を占め、水分を挟み込んで逃がさない「ラメラ構造」という層状の構造を形成し、バリア機能の根幹を担っています61。
  • 天然保湿因子（NMFs）: 角層細胞内に存在する、水分を捕まえて保持する能力を持つ物質群です。アミノ酸、尿素、乳酸などが含まれ、角層の柔軟性と潤いを保ちます47。

乾燥肌の根本原因：バリア機能の低下

乾燥肌の直接的な原因は、この皮膚バリア機能が何らかの理由で低下することにあります47。具体的には、セラミドなどの細胞間脂質や天然保湿因子が減少すると、角層の構造が乱れ、水分を保持する力が弱まります。その結果、皮膚内部の水分が過剰に蒸発してしまう「経皮水分蒸散量（TEWL）」が増加し、肌が乾燥してしまうのです51。

乾燥を悪化させる内的・外的要因

皮膚バリア機能は、様々な要因によって影響を受けます。これらの要因を理解し、対策を講じることが乾燥肌改善の第一歩です19。

  • 内的要因: 加齢による皮脂やセラミドの自然な減少、アトピー性皮膚炎などの遺伝的素因、睡眠不足やストレスによるホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。
  • 外的要因: 空気が乾燥する冬の気候、エアコンによる室内の乾燥、過度な洗浄や熱いお湯での入浴、紫外線によるダメージ、そして不適切なスキンケアなどがバリア機能を著しく低下させます1998。

【警告】「手作り保湿マスク」が危険な理由｜皮膚科医が指摘する３つのリスク

インターネット上には、ヨーグルトや蜂蜜、オリーブオイルなどキッチンにある食材を使った「手作り保湿マスク」のレシピが溢れています。しかし、皮膚科専門医の立場から見ると、これらの行為は効果が期待できないばかりか、肌に深刻なダメージを与える危険性をはらんでいます。

リスク①：皮膚バリアの破壊と刺激

健康な肌の表面はpH4.5～6.0の弱酸性に保たれており、この酸性の膜がアルカリ性を好む悪玉菌の繁殖を防いでいます。しかし、レモン汁（強酸性）や重曹（アルカリ性）のような食品を直接肌に塗布すると、このpHバランスが大きく崩れ、バリア機能が損なわれ、かえって刺激や乾燥を招くことがあります1。さらに、良かれと思って使用される「天然オイル」にも注意が必要です。例えば、オレイン酸を豊富に含むオリーブオイルを肌に塗布した結果、角層の結合性を低下させ、皮膚バリア機能を著しく損傷させたという衝撃的な研究報告があります4。これは特にアトピー性皮膚炎の素因を持つ方にとっては重大なリスクとなり得ます。

リスク②：細菌汚染

市販の化粧品には、製品の品質を保ち、細菌の繁殖を防ぐために、厳格な基準のもとで防腐剤が配合され、無菌状態で製造されています。一方、家庭で手作りしたマスクには当然ながら防腐剤は含まれず、製造過程も非衛生的です。食品そのものに付着した細菌や、作成時に混入した雑菌が、時間の経過とともに爆発的に増殖する可能性があります2。このような汚染されたマスクを肌に乗せることは、ニキビや皮膚感染症を引き起こす原因となり、非常に危険です3。

リスク③：食物アレルギーの発症（経皮感作）

手作りマスクにおける最大かつ最も深刻なリスクは、「経皮感作（けいひかんさ）」による食物アレルギーの発症です9。これは「二重抗原曝露仮説」として知られており、食物アレルゲン（アレルギーの原因物質）を口から摂取すると免疫寛容（アレルギー反応を起こさない状態）が誘導される一方、バリア機能が低下した皮膚を通して侵入すると、体はその食物を「異物」と認識し、攻撃するための準備を始めてしまうという理論です11。具体的には、皮膚から侵入した食物抗原が免疫細胞を刺激し、その食物に対するIgE抗体という武器を作り出します。そして、次にその食物を食べた際に、全身的なアレルギー反応（じんましん、呼吸困難、アナフィラキシーショックなど）を引き起こす可能性があるのです13。乾燥肌でバリア機能が既に弱っている状態の皮膚に、アレルゲンとなりうる食品（小麦、卵、牛乳、ナッツ、果物など）を塗る行為は、自ら食物アレルギーへの扉を開いているに等しい、極めて無責任かつ危険な行為と言わざるを得ません14。

日本皮膚科学会ガイドラインに学ぶ！自宅でできる本格保湿ケア７選

危険な民間療法を避け、科学的根拠に基づいた正しいスキンケアを実践することが、乾燥肌改善への唯一の道です。ここでは、日本の皮膚科診療の最高権威である日本皮膚科学会（JDA）が発行する診療ガイドライン6771や、最新の研究知見を基にした、ご自宅でできる7つの本格的な対策をご紹介します。

対策①：保湿成分の「ゴールデンスタンダード」を理解する

保湿剤を選ぶ際は、単に「しっとりする」という感覚だけでなく、どのような成分が、どのようなメカニズムで効果を発揮するのかを理解することが重要です。以下の表は、科学的根拠のレベルに基づいて専門家が信頼度を評価した、主要な保湿成分のまとめです。

表2：乾燥肌に対する保湿成分の有効性評価（科学的根拠に基づく）
成分（成分名） 作用機序 科学的根拠のレベル JDAガイドライン言及 信頼度
セラミド (Ceramides) 細胞間脂質を補充し、バリア機能を直接修復する。 高（多数の系統的レビュー6163） あり67 ★★★★★ (必須レベル)
尿素 (Urea) 天然保湿因子（NMF）の一員として水分を保持し、硬くなった角質を柔らかくする。 高（系統的レビュー5657） あり67 ★★★★★ (強く推奨)
グリセリン (Glycerin) 強力な吸湿性を持ち、角層に水分を引き込み、保持する。 高（多数の研究5455） 保湿剤として言及 ★★★★☆ (非常に有効)
コロイド状オートミール バリア修復、抗炎症、かゆみ抑制、皮膚マイクロバイオーム調整。 高（多数の臨床試験6466） 明確ではないが原則に合致 ★★★★☆ (非常に有効、特にかゆみに)
ヒアルロン酸 (Hyaluronic Acid) 自重の数千倍の水分を保持できる強力な吸湿性を持つ。 高（系統的レビュー58） 一般的に言及 ★★★☆☆ (水分補給に良好)
オリーブ油 (Olive Oil) 水分蒸発を防ぐが、未精製の場合、バリア機能障害のリスクがある。 相反4。アトピー肌ではバリアを損傷する可能性。 なし ★☆☆☆☆ (手作りでの使用は非推奨)
蜂蜜 (Honey) 抗菌作用、創傷治癒作用が報告されているが、医療用特定品に限る。 中程度（医療用蜂蜜において102105） なし ★☆☆☆☆ (手作りでの使用は非推奨)

対策②：正しい保湿剤の選び方

保湿剤には様々な剤形があり、肌の状態や使用する部位、季節によって使い分けることが推奨されます53。

  • ローション・乳液: 水分が多く、さっぱりとした使用感。広範囲に塗りやすく、夏の時期や日中の使用に適しています。
  • クリーム: 油分と水分のバランスが良く、高い保湿力を持ちながら、軟膏よりはべたつきが少ないため、顔にも体にも使いやすい剤形です。
  • 軟膏（ワセリンなど）: ほぼ油分で構成され、皮膚の表面に膜を作って水分の蒸発を強力に防ぎます（閉塞効果）。非常に乾燥が強い部位や、特に保護したい部位に適しています。

また、製品選びの際には「医薬部外品」という表示も一つの目安になります。これは、厚生労働省が許可した、特定の効果（例：「肌荒れを防ぐ」「にきびを防ぐ」など）が期待できる有効成分が、一定の濃度で配合されている製品です3442。単なる「化粧品」よりも、一歩進んだ予防的な効果が期待できると言えます。

対策③：効果を最大化する塗り方

高価な保湿剤を使っていても、塗り方が間違っていては効果が半減してしまいます。日本皮膚科学会のガイドラインでは、以下のポイントが強調されています6771。

  • タイミング: 保湿剤を塗る最適なタイミングは、入浴後5分以内です。肌が最も水分を含んでいるこの時に塗ることで、水分を閉じ込めることができます。
  • 量: 「べったり塗る」と表現されるように、十分な量を使いましょう。目安として、ティッシュペーパーを肌に当てても落ちないくらいの量が理想的です71。量が少ないと、摩擦でかえって肌を傷つけることもあります。
  • 塗り方: 手のひらで優しく、擦らずに押さえるように塗布します。シワの方向に逆らわず、顔だけでなく、乾燥しやすい首や体全体にも忘れずに塗りましょう。

対策④：肌にやさしい入浴法

毎日の入浴習慣も、乾燥肌を左右する重要な要素です。以下の点に注意しましょう6799。

  • 湯温: 42℃以上の熱いお湯は、肌の保湿成分であるセラミドや皮脂を溶かし出してしまいます。お湯の温度は38～40℃のぬるま湯に設定しましょう。
  • 洗い方: ナイロンタオルなどでゴシゴシ擦る行為は、バリア機能を破壊する最たるものです。石鹸やボディソープはよく泡立て、泡でなでるように手で優しく洗いましょう。洗浄力の強い製品は避け、低刺激性のものを選びます。
  • 入浴後: 浴室から出たら、すぐに柔らかいタオルで水分を優しく押さえるように拭き取り、間髪入れずに保湿ケアを行います。

対策⑤：生活習慣の見直し

肌は体の内側を映す鏡です。スキンケアと並行して、生活習慣の改善にも取り組みましょう96。

  • 湿度管理: 特に空気が乾燥する冬場は、加湿器を使用して室内の湿度を50～60%に保つことが効果的です。
  • バランスの取れた食事: 肌の細胞を作るタンパク質や、代謝を助けるビタミン・ミネラルを豊富に含む、バランスの取れた食事を心がけましょう。
  • 質の良い睡眠: 睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌のターンオーバー（新陳代謝）を促進します。十分な睡眠時間を確保することが重要です。

対策⑥：紫外線対策の徹底

紫外線は、肌の乾燥を悪化させる大きな要因の一つです。紫外線A波（UVA）は肌の奥深くまで到達し、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを破壊します。紫外線B波（UVB）は、肌表面の細胞にダメージを与え、バリア機能を直接低下させます19。季節や天候に関わらず、一年を通して日焼け止めを使用する習慣をつけましょう。乾燥肌の方は、保湿成分が配合された、紫外線吸収剤不使用（ノンケミカル）の低刺激性の製品を選ぶと良いでしょう22。

対策⑦：「内側からのケア」を取り入れる

近年、スキンケアは「塗る」だけでなく、「飲む」ことによるアプローチも科学的に検証されています。特に注目されているのが、経口摂取用のセラミドです。特定のグルコシルセラミドを摂取することで、肌の水分蒸散量が減少し、バリア機能が改善することが複数の臨床試験で示されています5962。日本では、その有効性と安全性が国によって審査され、消費者庁から「特定保健用食品（トクホ）」として許可されている製品も存在します2995100。外側からのケアと組み合わせることで、より包括的な乾燥肌対策が期待できます。

【成分別】乾燥肌におすすめの市販製品｜専門家が選ぶ保湿アイテム

ここでは、これまで解説してきた科学的根拠に基づき、特定の有効成分を含み、日本国内で高い評価を得ている市販製品の例をいくつかご紹介します。これらは推奨であり、個々の肌に合うかどうかは試してみる必要がありますが、製品選びの一助としてください。

セラミド配合のおすすめ

皮膚バリア機能の修復に不可欠なセラミドは、乾燥肌・敏感肌ケアの王道です。特に、人の肌に存在するセラミドと同じ構造を持つ「ヒト型セラミド」を配合した製品が効果的とされています。アトピー肌の研究から生まれたブランドなどは、セラミドケアに特化した製品ラインナップで定評があります2528。

ヘパリン類似物質・尿素配合のおすすめ

これらは医薬品または医薬部外品として、その保湿効果が認められている成分です。ヘパリン類似物質は血行促進と保湿作用を、尿素は水分保持と角質軟化作用を持ち、特に硬くなったかかとやひじなどのケアに有効です。多くの製薬会社から、これらの成分を配合した製品が販売されています20。

ヒアルロン酸配合のおすすめ

優れた水分保持能力で知られるヒアルロン酸は、肌表面に潤いの膜を作り、しっとりとした感触をもたらします。多くの化粧水や美容液に主要な保湿成分として配合されており、手軽に水分補給をしたい場合に適しています33。

よくある質問

乾燥肌で皮膚科に行くべきかどうかの目安はありますか？
はい、あります。日本皮膚科学会のガイドラインなどを参考にすると、市販の保湿剤を1～2週間使用しても改善しない、かゆみが非常に強い、赤みや湿疹、ひび割れなどを伴う、といった場合には、専門家による診断と治療が必要です20。乾皮症だけでなく、アトピー性皮膚炎やその他の皮膚疾患が隠れている可能性もありますので、自己判断で悪化させる前に、皮膚科専門医を受診してください。
「医薬部外品」と「化粧品」は何が違うのですか？
日本の「薬機法」という法律で定められた分類です93。「化粧品」は、主に体を清潔にしたり、美化したりすることを目的としており、効果・効能は非常に穏やかなものに限られます。一方、「医薬部外品」（薬用化粧品とも呼ばれる）は、それに加えて、厚生労働省が認めた有効成分が一定濃度配合されており、「肌荒れ・あれ性」「にきびを防ぐ」といった、特定の効果を予防する目的で使用されます34。つまり、「医薬部外品」は、化粧品と医薬品の中間に位置し、より積極的な効果が期待できる製品と言えます。
結局、オリーブオイルや蜂蜜を肌に塗ってもいいのですか？
結論から言うと、食品グレードのものを自己判断で肌に塗ることは強く推奨されません。一部の精製されたオイル誘導体や特定の医療用蜂蜜が化粧品や医薬品に使用されることはありますが5102、それは厳格な品質管理と製法のもとでの話です。前述の通り、未精製のオリーブオイルは皮膚バリアを損傷するリスクがあり4、蜂蜜もアレルギーや細菌汚染のリスクを伴います。安全性が確立された市販の製品を使用することが賢明です。

結論

乾燥肌との戦いは、根拠のない民間療法や危険な手作りレシピに頼るのではなく、皮膚科学という確かな地図を手に進めるべき旅です。本稿で詳述したように、その核心は、弱った「皮膚バリア機能」を科学的に理解し、それを再建するための正しい知識を身につけることにあります。セラミドや尿素といった「ゴールデンスタンダード」の成分を選び、日本皮膚科学会が推奨する正しいケアを日々実践すること。そして何よりも、肌に食品を塗布するという危険な行為の代わりに、安全性が確立された製品を選ぶこと。これこそが、乾燥肌の悩みから解放され、健やかで潤いに満ちた肌を取り戻すための、最も確実で賢明な道筋です。もし症状が改善しない場合は、ためらわずに皮膚科専門医の扉を叩いてください。皆様の肌が、科学の力で本来の輝きを取り戻せるよう、JHO編集委員会は心から願っております。

免責事項
本記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的アドバイスを構成するものではありません。健康に関する懸念がある場合や、ご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

  1. Woman’s Kitchen Cinnamon Mask Sends Her to Urgent Care Within 4 Hours [インターネット]. Journee-Mondiale.com; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.journee-mondiale.com/en/womans-kitchen-cinnamon-mask-sends-her-to-urgent-care-within-4-hours/
  2. The Dangers Of Homemade Face Masks | Thrive Skin + Wellness [インターネット]. Thrive Skin + Wellness; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.hsskin.com/blog/the-dangers-of-homemade-face-masks/
  3. DIY Masks for Acne: Effective Solutions or Risky Business? – The Clifford Clinic [インターネット]. The Clifford Clinic; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://cliffordclinic.com/diy-masks-for-acne-effective-solutions-or-risky-business/
  4. Danby SG, Al-Enezi T, Sultan A, Chittock J, Kennedy K, Cork MJ. Effect of olive and sunflower seed oil on the adult skin barrier: implications for neonatal skin care. Pediatr Dermatol. 2013;30(1):42-50. doi:10.1111/j.1525-1470.2012.01865.x. PMID: 22995032.
  5. Fu S, et al. Topical use of olive oil to treat dermatological diseases: A systematic review. ResearchGate; 2025. [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.researchgate.net/publication/391014929_Topical_use_of_olive_oil_to_treat_dermatological_diseases_A_systematic_review
  6. Fu S, et al. Topical use of olive oil to treat dermatological diseases: A systematic review. Our Dermatol Online. 2025;16(1):e2. doi:10.7241/ourd.20251.2. 全文リンク.
  7. Shahid F, et al. Olive Oil in Dermatology: Bridging Ancient Traditions with Modern Medicine. SKIN. 2025;9:2823. 全文リンク.
  8. Shahid F, et al. Olive Oil in Dermatology: Bridging Ancient Traditions with Modern Medicine. ResearchGate; 2025. [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.researchgate.net/publication/389907950_Olive_Oil_in_Dermatology_Bridging_Ancient_Traditions_with_Modern_Medicine
  9. Kim J. Skin and oral intervention for food allergy prevention based on dual allergen exposure hypothesis. Clin Exp Pediatr. 2022;65(1):1-2. doi:10.3345/cep.2021.01168. 全文リンク.
  10. Does exposure to a potential food allergen through a break in the skin increase the risk of developing an allergy to that food, even if the child has been eating it with no issue for a while? : r/ScienceBasedParenting [インターネット]. Reddit; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.reddit.com/r/ScienceBasedParenting/comments/1gwyim6/does_exposure_to_a_potential_food_allergen/
  11. Stone, K. Transcutaneous Sensitization: The Real Skinny on Food-based Emollients and Skincare Products. The Dermatology Digest. 2022. [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://thedermdigest.com/transcutaneous-sensitization-the-real-skinny-on-food-based-emollients-and-skincare-products/
  12. Duan, R., et al. The airway as a route of sensitization to peanut: an update to the dual allergen exposure hypothesis. Curr Opin Allergy Clin Immunol. 2021;21(5):517-522. 全文リンク.
  13. Wang, J. Food allergy: an updated review on pathogenesis, diagnosis, prevention and management. Postgrad Med J. 2021;97(1150):526-533. 全文リンク.
  14. Skin Exposure May Contribute to Early Risk for Food Allergies | Mount Sinai – New York [インターネット]. Mount Sinai; 2014 [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.mountsinai.org/about/newsroom/2014/skin-exposure-may-contribute-to-early-risk-for-food-allergies
  15. Food allergy is linked to skin exposure and genetics – Northwestern Now [インターネット]. Northwestern University; 2018 [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://news.northwestern.edu/stories/2018/april/food-allergy-is-linked-to-skin-exposure-and-genetics/
  16. Mechanisms of epicutaneous sensitization and possible immune pathways associated with the progression to food allergy [インターネット]. ResearchGate; 2023 [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.researchgate.net/figure/Mechanisms-of-epicutaneous-sensitization-and-possible-immune-pathways-associated-with-the_fig1_368709454
  17. 【SEO対策】化粧品をECサイトで販売！キーワードの選定方法やサイトの信頼性とは？ [インターネット]. デジタルアイデンティティ; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://digitalidentity.co.jp/blog/pmd-act/cosmetics.html
  18. 記事の書き方とは？SEOライティングのコツや注意点も解説 [インターネット]. 株式会社Verte; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://verse-type.co.jp/column/seo_howto_writing/
  19. 乾燥肌の原因は？スキンケアや治療などの効果的な対策を解説 [インターネット]. アラガン・ビューティー; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.allerganbeauty.jp/column/dryskin
  20. 乾燥肌の対策｜くすりと健康の情報局 [インターネット]. 第一三共ヘルスケア; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/45_kansouhada/index2.html
  21. 敏感肌向けスペシャルケアおすすめ人気ランキング200選【2025年6月】 [インターネット]. LIPS; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://lipscosme.com/rankings/207?skin_type=5
  22. 乾燥敏感肌の日焼け止めおすすめ6選！スプレーや下地も！美白＆美肌ケアにも！私的ランキング上位これ [インターネット]. Amebaブログ; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://ameblo.jp/ayacosmeholic/entry-12852565445.html
  23. 冬の乾燥肌におすすめ！保湿重視のうるおいスキンケア19選 [インターネット]. @cosme; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.cosme.net/matome/I0020126/
  24. アプリ読者が選ぶ「推しアイテム総選挙2023」結果発表！ [インターネット]. オルビス; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.orbis.co.jp/archives/detail/2121/
  25. アトピー仲間で話題の化粧品ブランド・トップ10を発表！ 日本最大級のアトピー患者向けアプリ「アトピヨ」 [インターネット]. PR TIMES; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000035958.html
  26. 乾燥肌の症状・原因｜くすりと健康の情報局 [インターネット]. 第一三共ヘルスケア; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/45_kansouhada/
  27. 【薬剤師が解説】アトピーで顔が赤くならないために！基礎化粧品と選び方を紹介 [インターネット]. くすりの窓口; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/atopy-face
  28. 角層セラミドプロファイルがアトピー性皮膚炎の寛解*1指標となる可能性を発見 [インターネット]. PR TIMES; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000316.000070897.html
  29. セラミドの関連商品 [インターネット]. オルビス; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.orbis.co.jp/itemlist?tag=%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%89
  30. 乾燥肌におすすめの洗顔料ランキング17選｜ニキビ・毛穴悩みを抱える方に [インターネット]. HAIR; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://hair.cm/news/beauty/news/1214
  31. 乾燥肌向けフェイスクリームおすすめ人気ランキング200選【2025年6月】 [インターネット]. LIPS; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://lipscosme.com/rankings/148?skin_type=3
  32. 角質オフの美肌を作るには？｢拭き取り化粧水｣使い方＆おすすめ6選 | キナリノ [インターネット]. キナリノ; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://kinarino.jp/cat5/35221
  33. 【本日更新】化粧水のおすすめ人気ランキング200選。皮膚科医が選び方や使い方を監修【2025年】 [インターネット]. LIPS; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://lipscosme.com/rankings/139
  34. “医薬部外品”とは？“化粧品”と何が違うの？改めて教えます！ | FABIUSのブログ [インターネット]. @cosme; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.cosme.net/beautist/article/2693746
  35. ホワイトトリュフナリシングトリートメントマスク／ダルバのショート動画をLIPSでチェック！ [インターネット]. LIPS; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://lipscosme.com/products/427119/videos
  36. 潤いに関する調査（2023年） [インターネット]. 株式会社クロス・マーケティング; 2023 [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.cross-m.co.jp/report/trend-eye/20231122moisture
  37. 『乾燥調査』の結果発表！ハンドクリームなど保湿ケア用品の需要は気温14度以下で増加 [インターネット]. ウェザーニュース; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://jp.weathernews.com/news/42152
  38. 肌トラブルを感じている人が昨年の1.6倍に！コロナ禍2年目の夏は、お肌の“うるおい勘違い”に要注意 | 第一三共ヘルスケアのプレスリリース | 共同通信PRワイヤー [インターネット]. 共同通信PRワイヤー; 2021 [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://kyodonewsprwire.jp/release/202107137589
  39. 季節の変わり目に起こる肌トラブルについての調査結果を発表！774人の女性を対象にした調査で、「ゆらぎ肌」を経験した9割以上が精神的ストレスを実感し、行動制限も。春に向けた「ゆらぎ肌対策」とは？ [インターネット]. FNNプライムオンライン; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.fnn.jp/articles/-/833899
  40. 化粧品購入行動に関する調査結果 [インターネット]. NTTコム リサーチ; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://research.nttcoms.com/database/data/002191/
  41. Qoo10、「コスメの買い方とレビューに関する調査」結果発表：EC利用者の4割以上がレビューを「毎回見る」 [インターネット]. PR TIMES; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000782.000022933.html
  42. 医薬部外品とは？薬用との違いは？【スキンケアで医薬部外品を選ぶメリット】 [インターネット]. アクア・アクア; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://aqua-cosme.com/topics/20241008/
  43. 【コスメ購買意欲調査】購入タイミングはZ世代がSNSで話題が54%、インフルエンサーなどの紹介が39%。ミレニアル世代はポイント還元、ストックが切れそうになった時で4割超 | ネットショップ担当者フォーラム [インターネット]. ネットショップ担当者フォーラム; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://netshop.impress.co.jp/node/13735
  44. ネットで化粧品をよく購入する全国2000人の女性に聞いた「化粧品のEC購入に関する調査」 [インターネット]. PR TIMES; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000080048.html
  45. お肌のタイプから選ぶ,乾燥肌 | BS-COSME [インターネット]. BS-COSME; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.bs-cosme.com/view/category/skintype-03
  46. 乾燥肌におすすめのスキンケア用品10選｜美容家が商品を試してレビュー [インターネット]. マツキヨココカラ; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.matsukiyococokara-online.com/useful-info/recommend/110
  47. Harwood A, Nassereddin A, Krishnamurthy K. Moisturizers. [Updated 2024 May 8]. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2025 Jan-. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK545171/
  48. Mekić S, et al. Restoring Skin Hydration and Barrier Function: Mechanistic Insights from Basic Emollients for Xerosis Cutis in Atopic Dermatitis: A Review of Clinical Studies. PubMed; 2025. [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40265493/
  49. Elias PM, Feingold KR. Skin Barrier Function. Exp Dermatol. 2006 Feb;15(2):147-56. doi: 10.1111/j.1600-0625.2005.00390.x. PMID: 16420164.
  50. Kim BE, Leung DYM. Skin barrier function. Postgrad Med J. 2018;94(1112):347-353. doi:10.1136/postgradmedj-2017-135311. PMID: 29555776.
  51. Spada F, et al. Epidermal barrier function in dry, flaky and sensitive skin: A narrative review. J Cosmet Dermatol. 2024;23(2):412-421. doi:10.1111/jocd.16104. PMID: 38140732.
  52. Harwood A, Nassereddin A, Krishnamurthy K. Moisturizers. [Updated 2024 May 8]. In: StatPearls [Internet]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2025 Jan-. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK545171/.
  53. Emollients and Moisturizers (Moisturisers) [インターネット]. DermNet NZ; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://dermnetnz.org/topics/emollients-and-moisturisers
  54. Cowdell F, et al. Skin cleansing and emolliating for older people: A quasi-experimental pilot study. Int J Older People Nurs. 2017;12(4):e12154. doi:10.1111/opn.12154. PMID: 28078772.
  55. Verdier-Sévrain S, Bonté F. Glycerol replacement corrects defective skin hydration, elasticity, and barrier function in aquaporin-3-deficient mice. Proc Natl Acad Sci U S A. 2007;104(28):11772-7. doi:10.1073/pnas.0700140104. PMID: 17606909.
  56. Pan M, et al. Effect of topical treatment with urea in ichthyosis, atopic dermatitis, psoriasis, and other skin conditions-a systematic review. J Cosmet Dermatol. 2025;24(4):1096-1104. doi:10.1111/jocd.16545. PMID: 40109645.
  57. Celleno L. Urea in Dermatology: A Review of its Emollient, Moisturizing, Keratolytic, and Antimicrobial Properties. J Cosmet Dermatol. 2021;20(12):3943-3949. doi:10.1111/jocd.14516. PMID: 34596890.
  58. Lee J, et al. The Effect of Local Hyaluronic Acid Injection on Skin Aging: A Systematic Review and Meta-Analysis. J Clin Med. 2025;14(5):1621. doi:10.3390/jcm14051621. PMID: 39807700.
  59. Kawai M, et al. Ingested hyaluronan moisturizes dry skin. Nutr J. 2014;13:70. doi:10.1186/1475-2891-13-70. PMID: 25015339.
  60. Hsu T-F, et al. Oral administration of hyaluronic acid to improve skin conditions via a randomized double-blind clinical test. J Cosmet Dermatol. 2023;22(11):3139-3147. doi:10.1111/jocd.15989. PMID: 37705193.
  61. Gade A, et al. Ceramides and Skin Health: New Insights. J Clin Med. 2025;14(4):1225. doi:10.3390/jcm14041225. PMID: 39912256.
  62. Vasileva, E., et al. Effectiveness of Dietary Supplement for Skin Moisturizing in Healthy Adults: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials. Nutrients. 2022;14(12):2422. 全文リンク.
  63. Spada, F., et al. Clinical significance of the water retention and barrier function-improving capabilities of ceramide-containing formulations: A qualitative review. J Cosmet Dermatol. 2022;21(7):2841-2849. 全文リンク.
  64. Efficacy and Tolerability of an Oatmeal Moisturizer Containing Colloidal Oatmeal for Dry Skin Conditions: A Post-marketing Study [インターネット]. ResearchGate; 2018 [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.researchgate.net/publication/326440013_Efficacy_and_Tolerability_of_an_Oatmeal_Moisturizer_Containing_Colloidal_Oatmeal_for_Dry_Skin_Conditions_A_Post-marketing_Study
  65. Is colloidal oat an effective emollient ingredient for the treatment of atopic dermatitis? A systematic review. J Dermatolog Treat. 2025:2487945. doi:10.1080/09546634.2025.2487945. 全文リンク.
  66. Reynertson KA, et al. Anti-Inflammatory Activities of Colloidal Oatmeal (Avena sativa) Contribute to the Effectiveness of Oats in Treatment of Itch Associated With Dry, Irritated Skin. J Drugs Dermatol. 2015;14(1):43-8. PMID: 25607907.
  67. 皮脂欠乏症診療の手引き 2021 [インターネット]. 公益社団法人日本皮膚科学会; 2021 [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/131_2255.pdf
  68. 皮脂欠乏性湿疹 と症状の関連性をAIで無料でチェック [インターネット]. ユビー; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://ubie.app/lp/search/sebum-deficiency-eczema-d531
  69. 皮脂欠乏症診療の手引き2021. 日皮会誌. 2021;131(10):2255-2270. 全文リンク.
  70. 乾燥肌の方に知ってほしい入浴時のポイントと入浴後のスキンケア [インターネット]. 持田ヘルスケア; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://hc.mochida.co.jp/skincare/atopic/atopic21.html
  71. アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021 [インターネット]. 公益社団法人日本皮膚科学会; 2021 [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/ADGL2021.pdf
  72. アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021. アレルギー. 2021;70(10):1257-1339. 全文リンク.
  73. （旧版）アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021 [インターネット]. Mindsガイドラインライブラリ; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00694/
  74. アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2024 [インターネット]. 公益社団法人日本皮膚科学会; 2024 [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/ADGL2024.pdf
  75. スキンケア｜大人のアトピー性皮膚炎 [インターネット]. サノフィ; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://atopic-dermatitis.jp/adult/treatment/life.html
  76. アトピー外来｜日本医科大学付属病院 [インターネット]. 日本医科大学付属病院; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.nms.ac.jp/hosp/section/dermatology/guide/outpatient009.html
  77. 新型コロナウイルス感染症と免疫 高齢者・乾燥肌のスキンケア： 皮膚の洗浄と保護・保湿の [インターネット]. 花王プロフェッショナル・サービス; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://pro.kao.com/content/dam/sites/kao/pro-kao-com/jp/ja/medical-hygiene/gakujutsu/hygiene-solution/no32/hygiene-solution_no32.pdf
  78. 院長ブログ５ 乾燥肌を予防するためのスキンケア：生活上の注意点 | 新宿区西新宿の皮膚科・内科 [インターネット]. 新宿駅西口クリニック; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://ns-scl.com/388/
  79. 役員構成 [インターネット]. 公益社団法人日本皮膚科学会; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.dermatol.or.jp/modules/about/index.php?content_id=6
  80. No.29 日本皮膚科学会 [インターネット]. 日本医学会; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://jams.med.or.jp/members-s/29.html
  81. 藤本 学 教授(皮膚科学)が着任しました | 大阪大学医学系研究科・医学部 [インターネット]. 大阪大学医学系研究科・医学部; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.med.osaka-u.ac.jp/archives/15748
  82. 皮膚免疫学 | People | IFReC 大阪大学免疫学フロンティア研究センター [インターネット]. 大阪大学免疫学フロンティア研究センター; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.ifrec.osaka-u.ac.jp/jpn/laboratory/manabu_fujimoto/index.htm
  83. アトピー性皮膚炎｜千葉県船橋市北習志野のふじもと皮膚科クリニック [インターネット]. ふじもと皮膚科クリニック; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://fujimoto-derma.com/medical/%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%BC%E6%80%A7%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%82%8E
  84. 皮膚への飽くなき探求心で世界に先駆けたアトピー新薬を開発 椛島 健治 [インターネット]. 民間医局; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.doctor-agent.com/service/career-column/2023/202305
  85. 皮膚バリア機能を高めることでアトピー性皮膚炎の症状を改善させる内服化合物を発見 | 京都大学 [インターネット]. 京都大学; 2013 [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/archive/prev/news_data/h/h1/news6/2013/130918_2
  86. 表皮を標的としたアトピー性皮膚炎の治療の最適化を目指す新規薬剤の開発 [インターネット]. 厚生労働科学研究成果データベース; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/24917
  87. 役員： （2025年6月現在） [インターネット]. 日本小児皮膚科学会; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://jspd.umin.jp/01_2.html
  88. 役員構成｜一般社団法人日本研究皮膚科学会 [インターネット]. UMIN PLAZAサービス; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: http://plaza.umin.ac.jp/~jsid/about/boardleadershipstaff.html
  89. 役員一覧｜日本皮膚科学会東京支部 [インターネット]. UMIN PLAZAサービス; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://plaza.umin.ac.jp/~dermatky/boardmember.html
  90. 日本美容皮膚科学会 役員 [インターネット]. 日本美容皮膚科学会; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.aesthet-derm.org/hihuka_y.html
  91. Fujimoto M, et al. Current Status of Prurigo Nodularis in Japan: A Retrospective Study Using a Health Insurance Claims Database. J Clin Med. 2025;14(6):1872. doi:10.3390/jcm14061872. 全文リンク.
  92. 化粧品、医薬部外品の「毛穴」にまつわる薬機法の表現ルール！毛穴レスや引き締めは言える？ [インターネット]. 株式会社Maclogic; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://maclogi.co.jp/column/2614/?type=lecture
  93. 薬機法（旧・薬事法）NGをOK表現に言い換えるには｜化粧品広告編 [インターネット]. デジタルアイデンティティ; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://digitalidentity.co.jp/blog/pmd-act/expression-paraphrase-cosmetics.html
  94. 薬機法管理者 [インターネット]. [リンク切れの可能性あり]
  95. オルビス / オルビス ディフェンセラの公式商品情報｜美容・化粧品情報はアットコスメ [インターネット]. @cosme; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.cosme.net/products/10163929/
  96. 乾燥肌（ドライスキン）について｜健康トピックス｜新着情報 [インターネット]. 新潟ウェルネス; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.niwell.or.jp/news/health/000308.html
  97. ボディの乾燥肌対策とは？乾燥しやすい人の特徴と予防・ケア方法｜肌トラブルとスキンケア [インターネット]. 持田ヘルスケア; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://hc.mochida.co.jp/skincare/atopic/atopic15.html
  98. 春は肌荒れや乾燥肌に注意｜原因とスキンケアのポイント、対策、おすすめ商品 [インターネット]. コットン・ラボ; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://store.cotton-labo.co.jp/blog/917/
  99. 季節を問わず悩まされる乾燥肌。スキンケアを見直して健康な肌に [インターネット]. TAISHO Beauty online; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://taisho-beauty.jp/TB/shop/pages/article004.aspx
  100. 【ベスコス37冠 】オルビスの「飲む」スキンケアが爆売れする理由【乾燥対策】 [インターネット]. YouTube; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.youtube.com/watch?v=84g149uT66s
  101. 乾燥対策、基本のキ｜“セラミド”の力でうるおいをブーストしたい [インターネット]. オルビス; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.orbis.co.jp/archives/detail/2170/
  102. Al-Waili N, et al. Honey Combination Therapies for Skin and Wound Infections: A Systematic Review of the Literature. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2021;14:87-98. doi:10.2147/CCID.S286595. 全文リンク.
  103. McLoone P, et al. Honey: A Therapeutic Agent for Disorders of the Skin. Cent Asian J Glob Health. 2016;5(1):241. doi:10.5195/cajgh.2016.241. PMID: 29093863.
  104. Lodén M. Instrumental and dermatologist evaluation of the effect of glycerine and urea on dry skin in atopic dermatitis. Skin Res Technol. 2002;8(1):44-7. doi:10.1034/j.1600-0846.2002.00282.x. PMID: 11737814.
  105. Jull AB, et al. Honey as a topical treatment for wounds. Cochrane Database Syst Rev. 2015;(3):CD005083. doi:10.1002/14651858.CD005083.pub4. PMID: 25742878.
  106. 【実例つき】SEOライティング～美容クリニック編～ | BLOG | デジタルマーケティングエージェンシー [インターネット]. 株式会社コミクス; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.comix.co.jp/blog/beauty-clinic/
  107. 記事数とSEOの関係性｜成果を最短で出す記事の増やし方も解説 [インターネット]. Webma!; [参照日: 2025年6月23日]. Available from: https://webma.xscore.co.jp/study/seo-number-of-articles/
この記事はお役に立ちましたか？
はいいいえ