【皮膚科学研究者が解説】科学的根拠に基づく安全な手作りナイトパック。効果と危険性を徹底検証
皮膚科疾患

【皮膚科学研究者が解説】科学的根拠に基づく安全な手作りナイトパック。効果と危険性を徹底検証

「手作りナイトパック」と聞くと、自然由来の成分を使った優しく効果的なスキンケアを想像するかもしれません。実際に、インターネット上にはきゅうりやヨーグルト、レモンなどを使った様々なレシピが溢れています。しかし、JapaneseHealth.orgの編集委員会として、そして皮膚科学の専門家として、私たちはこの「自然派=安全」という一般的な考え方に警鐘を鳴らす必要があります。多くの手作りスキンケアの推奨は、科学的根拠が乏しいだけでなく、深刻な皮膚トラブルを引き起こす危険性をはらんでいます。この記事では、読者の皆様が抱く「自然なものでケアしたい」という純粋な関心に対し、科学的かつ誠実に向き合います。E-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)の原則に基づき、どの成分がなぜ安全で、どの成分がなぜ危険なのかを、査読付き論文などの確かなエビデンスを基に徹底的に解説します。私たちの約束は、安全性を最優先した、本当に価値のある情報のみを提供することです。この記事を読めば、賢く、そして安全に自然の恵みを肌に取り入れるための知識が身につくでしょう。


この記事の科学的根拠

本記事の内容は、査読付き学術論文、主要な皮膚科学会のガイドライン、および公的機関の規制文書など、質の高い医学的エビデンスに厳密に基づいています。すべての重要な主張は、記事の最後にある参考文献リストで検証可能です。

  • コクラン共同計画 (Cochrane Collaboration): 本記事における創傷治癒に関する蜂蜜の有効性評価は、同機関のシステマティックレビューに基づいています10
  • 米国皮膚科学会 (AAD): 化粧品治療に関する一般的な安全性や考え方について、同学会の公的見解を参考にしています7
  • 日本化粧品工業連合会 (JCIA): 化粧品の効果効能に関する表現や広告の適正性については、同連合会が定めるガイドラインに準拠しています21
  • 厚生労働省: 化粧品の安全性や規制に関する記述は、同省の通知や薬機法の規定に基づいています1

要点まとめ

  • 手作りパックは「自然だから安全」ではありません。微生物汚染、アレルギー、不適切なpH、光毒性など、科学的に証明された重大なリスクが存在します。
  • はちみつ、オートミール、アロエベラは、保湿や皮膚保護効果に関する質の高い科学的エビデンスがあり、推奨される成分です。
  • レモン果汁、生卵、重曹は、化学熱傷、サルモネラ菌感染、肌バリアの破壊といった深刻なリスクがあるため、絶対に使用してはいけません。
  • 手作りパックの効果は、日本の薬機法上「化粧品」の範囲内に限られます。肌の保湿やキメを整えるといった穏やかな効果を期待するものであり、「シミを消す」「ニキビを治す」といった医療的な効果はありません。
  • 安全な使用のためには、使用直前に作り、必ずパッチテストを行い、残りは廃棄することが絶対条件です。異常を感じたら即座に使用を中止し、皮膚科専門医に相談してください。

【最重要】手作りパックを始める前に知るべき「5つの黄金ルールと重大なリスク」

手作りスキンケアの魅力に触れる前に、安全を確保するための絶対的な基盤を理解することが不可欠です。市販の化粧品は、法律に基づき、厳しい品質管理と安全性試験を経て私たちの手元に届きます。手作りの場合、その安全管理の責任はすべて自分自身にあります。ここでは、専門家の視点から最も重要と考える5つのリスクと、それを回避するための黄金ルールを解説します。

リスク1:微生物汚染と腐敗(防腐剤不在のリスク)

市販の化粧品には、製品の品質を維持し、細菌やカビの繁殖を防ぐために、安全性が確認された防腐剤が適切な濃度で配合されています。一方で、手作りパックは水分と栄養分(糖、アミノ酸など)が豊富でありながら、この防御機構を持ちません。これは、黄色ブドウ球菌や緑膿菌といった有害な微生物にとって絶好の繁殖環境となることを意味します19。メディリード株式会社の研究報告によると、防腐剤の入っていない手作り化粧品は、作成後すぐに雑菌が繁殖し始める可能性があると警告されています1920。これらの微生物が傷ついた皮膚や毛穴から侵入すると、深刻な皮膚感染症を引き起こす可能性があります。

黄金ルール1:パックは使用する直前に作り、一度で使い切ること。残ったものを保存して再利用することは絶対におやめください。

リスク2:肌への刺激とアレルギー反応(パッチテストの絶対的な重要性)

「天然成分=肌に優しい」というわけでは決してありません。植物や食品に含まれるタンパク質やその他の化合物は、強力なアレルゲン(アレルギーの原因物質)となり得ます。例えば、はちみつや牛乳、小麦(オートミール)などは、食物アレルギーの原因としてよく知られていますが、肌に塗布することでもアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす可能性があります16。Cosmetic Dermatology Centerの専門家は、DIYスキンケアにおける最大のリスクの一つが予期せぬアレルギー反応であると指摘しています16。自分の肌が特定の成分にどう反応するかを事前に知ることは、安全なスキンケアの基本です。

黄金ルール2:新しいレシピを試す前には、必ずパッチテストを行うこと。腕の内側の柔らかい部分に少量塗り、24時間〜48時間様子を見て、赤み、かゆみ、腫れなどが出ないかを確認してください。

リスク3:光毒性(光線過敏症)(日光と反応してシミや炎症を起こす成分)

特定の植物に含まれる「ソラレン(Psoralen)」という化学物質は、肌に付着した状態で紫外線に当たると、光化学反応を起こし、重篤な皮膚炎を引き起こすことがあります。これを光毒性皮膚炎、または植物性光線皮膚炎と呼びます2。症状としては、日焼けが異常にひどくなったような赤み、水ぶくれ、そして治癒後に長期間残る強い色素沈着が挙げられます3。ソラレンは、レモン、ライム、オレンジ、グレープフルーツといった柑橘類の皮や果汁、きゅうり、セロリ、パセリなどに多く含まれています5565。これらの成分を肌に塗り、洗い残しがあるまま日光を浴びることは、自らシミや炎症の原因を作っているようなものです。

黄金ルール3:ソラレンを含む可能性のある柑橘類や特定の野菜(きゅうりなど)をパックに使用しないこと。特に日中の使用や、洗い残しの可能性があるナイトパックでの使用は避けるべきです。

リスク4:不適切なpHによる肌バリアの破壊

健康な皮膚の表面は、皮脂と汗から作られる皮脂膜によってpH4.5〜6.0の弱酸性に保たれています。この「酸性の外套(acid mantle)」は、外部の刺激や細菌の侵入から肌を守る重要なバリア機能の役割を担っています48。しかし、手作りパックで安易に使用されがちな材料には、この繊細なpHバランスを著しく乱すものがあります。例えば、レモン果汁はpH2程度の強酸性であり、肌の保護膜を化学的に破壊し、刺激や乾燥を引き起こします。逆に、重曹(炭酸水素ナトリウム)はpH9程度の強アルカリ性であり、同様に皮脂膜を溶かし、肌のバリア機能を深刻に損ないます49

黄金ルール4:レモン果汁や重曹など、極端なpHを持つ材料は肌に使用しないこと。肌の自然な弱酸性を尊重することが、健康なバリア機能を維持する鍵です。

リスク5:効果の不確実性と薬機法の壁

手作りパックで期待できる効果は、日本の薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)において、明確に「化粧品」の範囲内に限定されます。具体的には、「肌にうるおいを与える」「肌のキメを整える」「皮膚をすこやかに保つ」といった、穏やかな効果です21。インターネット上で見られる「シミを消す」「ニキビを治す」「シワをなくす」といった表現は、医療行為にあたるため、化粧品で標榜することは固く禁じられています。また、特定の成分の効果に関する研究報告があったとしても、それは精製・濃縮された成分を特殊な製剤で用いた場合がほとんどであり、食品をそのまま混ぜ合わせたパックで同様の効果が得られるという保証はどこにもありません。

黄金ルール5:手作りパックは「治療」ではなく、日々のスキンケアの「楽しみ」と位置づけること。過度な期待をせず、穏やかな保湿やコンディショニング効果を目的としましょう。

科学が認める!ナイトパックにおすすめの「Tier 1」安全成分

ここでは、安全性と美容効果の両方において、比較的質の高い科学的エビデンスが存在する成分を紹介します。これらは、正しく使用すれば、手作りナイトパックの有効な基材となり得ます。

1. はちみつ(特にマヌカハニー):保湿と肌コンディショニングの王様

  • 期待できる効果(薬機法遵守): 肌にうるおいを与え、乾燥を防ぐ。肌のキメを整え、なめらかにする。
  • 科学的根拠の要約: はちみつの主成分である果糖やブドウ糖は、空気中の水分を引き寄せて保持する能力(ヒューメクタント効果)に優れています。これにより、肌に高い保湿効果をもたらします。特に医療分野では、その創傷治癒効果について複数の研究が行われています。2015年に発表されたコクラン共同計画のシステマティックレビューでは、特定種類の創傷に対してはちみつが有効である可能性が示唆されています1027。また、他のメタアナリシスでも、特に火傷において銀含有ドレッシング材と比較して治癒を促進する可能性が報告されています2628。山田養蜂場の研究支援によると、はちみつが皮膚の再上皮化を促すメカニズムについても研究が進められています23。これらの効果は、化粧品としての保湿や肌コンディショニング作用の科学的裏付けとなります。
  • 使い方と注意点: 添加物のない純粋なはちみつを選びます。花粉などに対するアレルギー反応の可能性があるため、使用前には必ずパッチテストを行ってください。ボツリヌス菌のリスクがあるため、1歳未満の乳児への使用は絶対禁忌です。

2. オートミール(コロイド状):敏感肌の救世主。乾燥と肌荒れを防ぐ

  • 期待できる効果(薬機法遵守): 肌を保護し、乾燥を防ぐ。肌荒れを防ぎ、皮膚をすこやかに保つ。
  • 科学的根拠の要約: オートミールは、古くから皮膚の鎮静やかゆみの緩和に用いられてきました。その有効成分の中心は、β-グルカンとアベナンスラミドです。β-グルカンは水分を豊富に抱え込む性質があり、優れた保湿膜を形成します。アベナンスラミドは、オートミール特有のポリフェノールで、皮膚の刺激や炎症を和らげる効果が科学的に支持されています30。これらの特性から、オートミールは乾燥肌や敏感肌のバリア機能をサポートし、外部刺激から肌を守るのに適していると考えられています。また、穏やかな洗浄作用を持つサポニンも含まれています。
  • 使い方と注意点: 一般的に非常に安全性の高い成分ですが、肌への物理的刺激を避けるため、細かく粉砕された「コロイドオートミール」の使用が最も望ましいです。グルテンアレルギーの人は、グルテンフリー製品を選ぶとより安心です。

3. アロエベラ(ジェル部分のみ):うるおい補給と日焼け後の鎮静

  • 期待できる効果(薬機法遵守): 肌にうるおいを与え、すこやかに保つ。日焼け後のほてりを防ぐ。
  • 科学的根拠の要約: アロエベラのゲル状部分には、水分を豊富に含む多糖類(グルコマンナンやアセマンナンなど)が含まれており、これが高い保湿効果の源です。2019年に発表されたシステマティックレビューでは、アロエベラが皮膚の水分保持と целостность (インテグリティ、健全性) の維持に有効であることが確認されています8。また、小林製薬の研究チームは、アロエベラ液汁が紫外線(UVB)による皮膚細胞のアポトーシス(細胞死)を有意に抑制することを発見し、光老化に対する保護作用の可能性を示しました11。さらに、Indian Journal of Dermatologyに掲載されたレビュー論文によると、アロエベラに含まれるグルコマンナンが線維芽細胞を刺激し、コラーゲン産生を促進する可能性も指摘されています35
  • 使い方と注意点: アロエの緑色の外皮には、アロインという皮膚刺激やアレルギーの原因となる物質が含まれています。必ず外皮を取り除き、内側にある半透明のゲル部分のみを使用してください35。アロエに対するアレルギーも存在するため、パッチテストは必須です。

研究途上だが可能性あり。「Tier 2」注意して使いたい成分

これらの成分は、美容効果に関するいくつかの科学的データが存在しますが、エビデンスがまだ予備的であったり、効果が状況に依存したりするものです。使用する際は、その限界を理解した上で、慎重に取り入れる必要があります。

1. 緑茶:肌にハリを与える抗酸化(製品の)成分

  • 期待できる効果(薬機法遵守): 肌にハリとツヤを与える。製品の酸化防止剤として。
  • 科学的根拠の要約: 緑茶の主要な有効成分は、エピガロカテキンガレート(EGCG)をはじめとするカテキン類です。EGCGは非常に強力な抗酸化物質であり、細胞を酸化ストレスから保護する作用が広く知られています36。皮膚への外用に関しては、動物実験や小規模な臨床試験で、紫外線によるダメージを軽減する光保護効果や、抗炎症効果が示唆されています3739。しかし、Avicenna Journal of Phytomedicineのレビューによると、ヒトの肌に対する効果を明確に確立し、最適な製剤や濃度を決定するには、より大規模で質の高い臨床研究が必要です38
  • 使い方と注意点: 一般的に安全ですが、淹れたてを冷ました緑茶や、化粧品グレードの緑茶抽出物を使用するのが望ましいです。

2. 特定の植物油(オリーブ、アーモンド、ココナッツ)

  • 期待できる効果(薬機法遵守): 皮膚を保護し、乾燥を防ぐ。肌を柔らかくする(エモリエント効果)。
  • 科学的根拠の要約:
    • オリーブオイル: 主にオレイン酸からなり、優れたエモリエント効果があります。山梨大学の研究では、高齢者の乾燥肌に対し、オリーブオイルの塗布が皮膚の水分量を改善し、角層の剥離を減少させたことが報告されています2543
    • アーモンドオイル: ビタミンEが豊富で、伝統的に皮膚を柔らかくするために使用されてきました45。日本アロマ環境協会の資料によると、メラニン細胞の増殖を抑制する可能性が基礎研究で示唆されていますが、ヒトでの美白効果は証明されていません44
    • ココナッツオイル: ラウリン酸を豊富に含み、この成分にはアクネ菌などに対する抗菌活性が報告されています46。また、抗炎症作用や皮膚バリア機能の改善効果を示唆する研究もあります47
  • 使い方と注意点: オイルの種類や個人の肌質によっては、毛穴を詰まらせ、にきびの原因(コメドジェニック)となる可能性があります。特にオリーブオイルはコメドジェニック性が比較的高いとされています。必ず高品質で化粧品グレードの、コールドプレス製法などで抽出されたオイルを使用し、パッチテストを行ってください。

3. ウコン(ターメリック)/ クルクミン

  • 期待できる効果(薬機法遵守): 肌のコンディションを整える。肌にツヤを与える。
  • 科学的根拠の要約: ウコンの有効成分クルクミンは、強力な抗炎症作用と抗酸化作用を持つことで知られています。複数の基礎研究や臨床試験で、乾癬や放射線皮膚炎といった特定の皮膚疾患に対する局所適用の可能性が検討されています94142。しかし、クルクミンの最大の課題は、その極めて低いバイオアベイラビリティ(生体利用率)と安定性です9。つまり、水に溶けにくく、皮膚に吸収されにくいのです。研究で用いられているのは、吸収率を高める特殊な技術を用いたゲル製剤などであり、単純にウコンの粉末を水で溶いただけのパックで、有効成分が皮膚に効果的に到達するとは考えにくいのが科学的な現実です。
  • 使い方と注意点: 最大の欠点は、皮膚を強く黄色に着色することです。効果の不確実性と着色の問題を考慮すると、積極的な使用は推奨しにくい成分と言えます。

【警告】絶対に使用しないで!科学的に危険性が示される「Tier 3」NG材料

このセクションは、読者の安全を守る上で最も重要です。以下の材料は、逸話的な効果が語られることがありますが、科学的観点から肌への使用は危険であり、JapaneseHealth.org編集委員会として強く非推奨とします。

  1. レモン果汁: Typologyなどの専門機関が警告するように、pH2という強酸性のため、肌の弱酸性の保護膜を破壊し、化学熱傷や深刻な刺激を引き起こす可能性があります48。さらに、ソラレンという光感作物質を含んでおり、紫外線と反応して重篤な光毒性皮膚炎や消えにくい色素沈着の原因となります64
  2. 生卵(特に卵白): 最大のリスクはサルモネラ菌による食中毒と同様の細菌汚染です50。厚生労働省や専門家は、卵の取り扱いに注意を喚起しており5152、これを顔に塗る行為は非常に危険です。主張される「毛穴引き締め効果」は、タンパク質の膜が乾燥する際の一時的な物理的効果に過ぎず、持続的な生物学的効果はありません54
  3. きゅうり: 肌に良いイメージがありますが、はやと形成外科クリニックの専門家が指摘するように、皮の部分にはレモンと同様に光感作物質ソラレンが含まれています5556。主成分は95%以上が水分であり、わずかな美容効果のために光線過敏症のリスクを冒すのは賢明ではありません。
  4. 重曹: pH9程度の強アルカリ性で、皮膚の保護的な酸性膜を深刻に破壊します。これにより、極度の乾燥、刺激、そして外部からの刺激物や細菌の侵入を容易にするバリア機能の破綻を招きます49。掃除には有効ですが、肌には絶対に使用しないでください。
  5. じゃがいもの皮、トマトなど: じゃがいもの皮の抽出物が創傷治癒を助けるというラットでの研究は存在します66。しかし、これは特定の抽出物を用いた研究であり、生の皮を肌に貼ることとは全く異なります。一般的に、効果が不明確でアレルギーなどのリスクが上回る可能性のある食品を安易に肌に試すことは避けるべきです。

【実践編】肌悩み別・安全な手作りナイトパックレシピ

ここでは、Tier 1で紹介した安全性の高い成分のみを使用した、2つの基本的なレシピを紹介します。必ずパッチテストを行ってから全顔に使用してください。

レシピ1:【乾燥肌向け】超保湿・ハニー&オートミールパック

乾燥が気になる肌に、はちみつの保湿力とオートミールの保護力を届けるクラシックな組み合わせです。

  • 材料:
    • 純粋はちみつ:大さじ1
    • コロイドオートミール(または細かく粉砕したオートミール):大さじ2
    • 精製水または冷ました緑茶:大さじ1〜2(ペースト状になるように調整)
  • 作り方と使用法:
    1. 清潔なボウルにすべての材料を入れ、滑らかなペースト状になるまでよく混ぜ合わせます。
    2. 洗顔後の清潔な肌に、目や口の周りを避けて均一に塗布します。
    3. 15〜20分間放置します。
    4. ぬるま湯で優しく洗い流し、通常の保湿ケア(化粧水、乳液など)を行います。

レシピ2:【くすみ・ごわつき肌向け】うるおいチャージ・ヨーグルト&アロエパック

ヨーグルトに含まれる乳酸が穏やかに古い角質に働きかけ、アロエがたっぷりの水分を補給します。(注:乳製品アレルギーの方は使用しないでください)

  • 材料:
    • 無糖プレーンヨーグルト:大さじ2
    • アロエベラジェル(内葉のみ):大さじ1
  • 作り方と使用法:
    1. 清潔なボウルにヨーグルトとアロエベラジェルを入れ、よく混ぜ合わせます。
    2. 洗顔後の清潔な肌に、目や口の周りを避けて塗布します。
    3. 10〜15分間放置します。
    4. ぬるま湯で洗い流し、通常の保湿ケアを行います。

手作りナイトパックに関するQ&A

毎日使ってもいいですか?
いいえ、推奨しません。どんなに穏やかな成分であっても、パックは肌にとって一種の「イベント」です。毎日の使用はかえって肌の負担となり、バリア機能を乱す可能性があります。肌の状態を見ながら、週に1〜2回のスペシャルケアとして取り入れるのが最適です。肌には刺激から回復し、休息する時間も必要です。
残ったパックは保存できますか?
絶対にできません。前述の通り、手作りパックには防腐剤が含まれていないため、作成した瞬間から微生物が繁殖し始めます20。冷蔵庫で保存したとしても、低温で活動できる細菌も存在します。安全のため、作ったパックは必ずその場で使い切り、残りは残念ですが廃棄してください。
精油(エッセンシャルオイル)を加えてもいいですか?
推奨しません。精油は非常に高濃度に植物成分が凝縮されており、原液または不適切な濃度で使用すると、強い皮膚刺激やアレルギー性接触皮膚炎を引き起こす可能性があります58。特に、ティーツリーオイルは抗菌作用で知られていますが、接触皮膚炎の原因として多くの報告があります6869。安全な使用には専門的な知識が必要であり、安易に手作りパックに加えるべきではありません。
このパックでシミは消えますか?
いいえ、消えません。シミ(老人性色素斑など)の治療は医療行為であり、皮膚科でのレーザー治療などが必要になります。化粧品(手作りパックを含む)で認められているのは、あくまで「日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ」(医薬部外品の場合)か、「肌にうるおいを与えキメを整えることで、視覚的に目立たなく見せる」効果までです21。手作りパックにシミを消す効果を期待するのは誤りです。

結論:賢く、安全に、自然の恵みを肌へ

本記事を通じて、手作りナイトパックの世界が、魅力と同時に無視できないリスクを伴うことをご理解いただけたかと思います。JapaneseHealth.org編集委員会が最も伝えたいメッセージは、スキンケアにおいて「安全性」は何よりも優先されるべきだということです。はちみつやオートミールのように、科学的にもその穏やかな効果が支持されている成分は存在します。しかしそれらを使用する際も、「作りたてを使う」「パッチテストを欠かさない」といった黄金ルールを遵守することが絶対条件です。
一方で、レモン果汁や生卵のように、深刻な肌トラブルを引き起こす明白なリスクを持つ材料は、いかなる理由があっても避けるべきです。手作りパックは、あくまで日々のスキンケアを豊かにする「楽しみ」の一つであり、「治療」の手段ではありません。もし特定の肌悩み(治らないニキビ、消えないシミなど)があるのであれば、自己判断で解決しようとせず、皮膚科専門医に相談することが最も安全で確実な道です。この記事が、皆様が情報に惑わされず、科学的根拠に基づいた賢明な選択をするための一助となれば幸いです。異常を感じたらすぐに使用を中止し、専門医の診断を仰いでください。

免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、専門的な医学的アドバイスに代わるものではありません。健康に関する問題や治療に関する決定については、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

  1. 厚生労働省. 化粧品等の使用上の注意の改訂について. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000046699.pdf
  2. こばとも皮膚科. 光線過敏症. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://oogaki.or.jp/hifuka/photodermatitis/photosensitivity/
  3. 公益社団法人日本皮膚科学会. 遺伝性光線過敏症. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.dermatol.or.jp/qa/qa36/s1_q05.html
  4. 日本化粧品技術者会. 発表申込 – 第2回 日本化粧品技術者会 学術大会. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://conference.wdc-jp.com/sccj/2024/application.html
  5. 日本化粧品技術者会 SCCJ. 投稿規定 | ジャーナル. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.sccj-ifscc.com/journal/contribution
  6. 日本化粧品技術者会. 1.日本化粧品技術者会誌の論文の種類と基準 2.基準のガイドライン. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.sccj-ifscc.com/uploads/journal/journal_pdf/sccj_categories_jpn.pdf
  7. American Academy of Dermatology. Cosmetic treatments. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.aad.org/public/cosmetic
  8. Hekmatpou D, Mehrabi F, Rahzani K, et al. The Effect of Aloe Vera Clinical Trials on Prevention and Healing of Skin Wound: A Systematic Review. Iran J Med Sci. 2019;44(1):1-9. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6330525/
  9. Vollono L, Nocelli C, Picceri F, et al. Potential of Curcumin in the Management of Skin Diseases. Nutrients. 2024;16(8):1195. doi:10.3390/nu16081195. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38612433/
  10. Jull AB, Cullum N, Dumville JC, et al. Honey as a topical treatment for wounds. Cochrane Database Syst Rev. 2015;2015(3):CD005083. doi:10.1002/14651858.CD005083.pub4. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25742878/
  11. 株式会社小林製薬. 美肌効果の解明が進むアロエベラ液汁 紫外線ダメージから皮膚を守る効果を新発見. [インターネット]. 2017. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2017/170907_01/
  12. カゴメ株式会社. トマトの赤い色素リコピンのうれしい2つの効果とは? | あざやか生活研究所. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.kagome.co.jp/company/nutrition-health/azayakaseikatsu/detail/02/
  13. カルビー株式会社. 研究成果(学会発表・研究論文). [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.calbee.co.jp/rd/result/report32.php
  14. カルビー株式会社. 研究成果(学会発表・研究論文). [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.calbee.co.jp/rd/result/report33.php
  15. 日本化粧品工業連合会. 化粧品の全成分表示記載のガイドライン (改訂). [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.jcia.org/user/common/download/business/guideline/hlgl.pdf
  16. Cosmetic Dermatology Center. The Risks of DIY Procedures & Why Dermatologists Do It Better. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://cosmeticdermatologyjax.com/the-risks-of-diy-procedures-why-dermatologists-do-it-better/
  17. Duly Health and Care. Are DIY Skin Care Procedures Safe — And Do They Even Work?. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.dulyhealthandcare.com/health-topic/are-diy-skin-care-procedures-safe-and-do-they-even-work
  18. Summit Skin & Vein Care. The Dangers of DIY Skincare. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.summitskinandveincare.com/blog/the-dangers-of-diy-skincare/
  19. メディリード. 防腐剤フリーは本当に安全なの?手作り化粧品が危険なわけを解説. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.medi-l.com/blog/medileadlabo-article/0013/
  20. Harper’s BAZAAR. “手作りコスメ”は本当に肌に優しい?. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.harpersbazaar.com/jp/beauty/beauty-column/a76401/bdi-diy-cosmetics-160725/
  21. 日本化粧品工業連合会. 「化粧品等の適正広告ガイドライン」について. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.pref.kyoto.jp/yakumu/documents/kesyouhinkougyoukai.pdf
  22. マクロジ. 化粧品や医薬部外品で美容成分は表現できる?成分表示を薬機法に基づき解説. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://maclogi.co.jp/column/2222/?type=lecture
  23. 山田養蜂場 みつばち研究助成基金. 蜂蜜は、皮膚の傷をどのようにして治癒するのか. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.bee-lab.jp/grant/report/honey_02.html
  24. ELLE gourmet. 専門家と研究による、肌に対するターメリックの健康効果10. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.elle.com/jp/gourmet/gourmet-healthyfood/g61057623/turmeric-benefits-for-skin-24-0729/
  25. 輿水健治, 坂本はと子, 内藤記念, ほか. 高齢者における医療用粘着テープ剥離時の皮膚への刺激に対するオリーブオイル塗布の効果. 山梨県看護研究学会誌. 2014;13(1):9-14. Available from: https://yamanashi.repo.nii.ac.jp/record/3411/files/YNJ13-1-009to014.pdf
  26. Tshikau M, Mabusela R, Maphosa V. Efficacy and Safety of Honey Dressings in the Management of Chronic Wounds: An Updated Systematic Review and Meta-Analysis. Adv Skin Wound Care. 2024;37(10):533-541. doi:10.1097/01.ASW.0000999564.12093.07. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39125335/
  27. Jull A, Walker N, Deshpande S. Honey as a topical treatment for wounds. Cochrane Database Syst Rev. 2013;(2):CD005083. doi:10.1002/14651858.CD005083.pub3. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23450557/
  28. Wang C, Guo C, Wang Y, et al. A systematic review and meta-analysis of dressings used for wound healing: the efficiency of honey compared to silver on burns. Contemp Nurse. 2017;53(3):363-374. doi:10.1080/10376178.2016.1264426. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27027667/
  29. NatsuNatsu BLOG. 【科学的根拠あり】 マヌカハニーの美容効果を徹底的に調べてみた. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://natsunatsuskin.com/beauty_health/manuka-honey/
  30. KYON.JAPAN. オートミールを活用した美肌づくりの秘訣. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://kyonbykyon.com/contents/blog_page218.php
  31. ヨガジャーナルオンライン. 【セレブたちの美肌テク】これだけは欠かさない!5人のセレブたちが“完璧な肌”のためにしていること. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://yogajournal.jp/19165
  32. ピュアノーブル. アロエの美肌作用と健康効果や副作用. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.rakuten.ne.jp/gold/pycno/special/about_aroe.html
  33. アロエベラってすごい!. 肌トラブル. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://super-aloe.com/tag/%E8%82%8C%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB/
  34. Zicail. 肌のためのアロエベラ:効果、使い方、安全のヒント. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.zicail.com/ja/%E8%82%8C%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%99%E3%83%A9/
  35. Surjushe A, Vasani R, Saple DG. Aloe vera: a short review. Indian J Dermatol. 2008;53(4):163-6. doi:10.4103/0019-5154.44785. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2763764/
  36. KYON.JAPAN. 緑茶で美肌を目指す!その科学的根拠と活用方法. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://kyonbykyon.com/contents/blog_page248.php
  37. Hsu S. Green tea and the skin. J Am Acad Dermatol. 2005;52(6):1049-59. doi:10.1016/j.jaad.2004.11.025. [リンク切れの可能性あり]. Available from: https://ehcca.com/presentations/GreenAudio20080909/Green_Tea_and_the_Skin.pdf
  38. Gohari AR, Saeidnia S, Madjd zadeh M. Green tea as a cosmetic agent for skin aging: A scoping review. Avicenna J Phytomed. 2024;14(2):130-143. doi:10.22038/AJP.2023.23075. Available from: https://ajp.mums.ac.ir/article_25449_6f9251bb7686829b158916bc6354fec9.pdf
  39. Kim E, Kim Y, Kim J, et al. Green Tea Catechins and Skin Health. Antioxidants (Basel). 2024;13(12):1506. doi:10.3390/antiox13121506. Available from: https://www.mdpi.com/2076-3921/13/12/1506
  40. Kusuma D, Purnawan I, Wathoni N, et al. Efficacy of green tea (Camellia sinensis Linn) 3% extract cream on improvement of striae distensae. F1000Res. 2024;13:208. doi:10.12688/f1000research.147714.1. Available from: https://f1000research.com/articles/13-208/pdf
  41. Ryan JL, Heckler CE, Ling M, et al. Topical Curcumin for Prevention of Radiation-Induced Dermatitis: A Pilot Double-Blind, Placebo-Controlled Trial. J Clin Oncol. 2013;31(25):10.1200/JCO.2012.48.2443. doi:10.1200/jco.2012.48.2443. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40145664/
  42. Vaughn AR, Braniste T, Sivamani RK, et al. Potential of Curcumin in Skin Disorders. Nutrients. 2019;11(9):2169. doi:10.3390/nu11092169. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6770633/
  43. AgriKnowledge. オリーブオイルの肌の物理性に対する効果. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010760959.pdf
  44. 公益社団法人 日本アロマ環境協会. アロマの研究・調査. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.aromakankyo.or.jp/basics/literature/new/vol4.php
  45. FELICE. アーモンドオイルは顔にも髪にも使える!使い方とおすすめ商品6選. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.fromcocoro.com/kaori/article/30214
  46. バイオアクティブズジャパン株式会社. ココナッツオイル. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.bioactives.co.jp/products/coconut-oil/
  47. ピュアノーブル. ココナッツオイルの肌への効能!飲むとニキビや肌荒れシミに良い?. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.purenoble.com/blog/diet/coconut-oil/
  48. Typology. 誤解:レモン果汁を使用して輝く肌を手に入れる. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.typology.jp/library/misconception-using-lemon-juice-for-radiant-skin
  49. Beauty Affairs. 本当に効果的な手作りのフェイスマスクを作る方法. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.beautyaffairs.jp/blogs/gybaio/how-to-make-a-homemade-face-mask
  50. Women’s Health. 覚えておこう! 肌に塗ってはいけない天然食品5. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.womenshealthmag.com/jp/beauty/g73483/natural-skin-care-dangerous-20190529/
  51. sueco. 【保存版】卵の賞味期限ガイド|見分け方・保存・サルモネラ対策を養鶏家が完全解説. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://suecofarms.com/blogs/suecofarmsblog/egg-expiry-date
  52. イージーハイジーン. 卵から発生しやすいサルモネラ菌とは?症状から予防方法まで解説. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://ez-hygiene.com/article/salmonella-egg/
  53. DELISH KITCHEN. 卵が割れたらどうする?安全な取り扱い方法についてご紹介!. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://delishkitchen.tv/articles/2717
  54. 女子リキ. 卵白パック【作り方・やり方】効果を試してみた. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://tantaka.co.jp/joshi-riki/archives/37085
  55. はやと形成外科クリニック. 先週サザエさんできゅうりパックしてたけど、効くんですか?. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.hayato-keisei.com/blog/nurse/entry-65.html
  56. はやと形成外科クリニック. NURSEのQ&A. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.hayato-keisei.com/blog/nurse/page/2/
  57. ダイエットプラス. 【本当に安全?】食材パックの危険性を解説!. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://dietplus.jp/public/article/news/20230506-569497
  58. All About. 超簡単アロマクレイパックの作り方……夏の疲れた肌を癒す!. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://allabout.co.jp/gm/gc/391545/
  59. サワイ健康推進課. 日焼けと何が違う?光線過敏症(日光アレルギー)とは. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://kenko.sawai.co.jp/theme/202306.html
  60. ミルクランド北海道. 牛乳のチカラ全書. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.milkland-hokkaido.com/milk-evidencebook/milk-evidencebook.pdf
  61. Torabizadeh M, Ghasemi Z, Taleghani F. The effect of topical application of breast milk and education on preventing diaper dermatitis in children in rural areas. J Res Med Sci. 2023;28:108. doi:10.4103/jrms.jrms_487_22. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38245386/
  62. Farrag A, El-Hefnawy M, El-Tawil A. Milk Therapy: Unexpected Uses for Human Breast Milk. Am J Perinatol. 2020;37(S 02):e22-e25. doi:10.1055/s-0039-3400320. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6567207/
  63. Gaucher C, Smietana B, Travelet C, et al. Milk Proteins—Their Biological Activities and Use in Cosmetics and Dermatology. Cosmetics. 2021;8(3):83. doi:10.3390/cosmetics8030083. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8197926/
  64. Vietnam.vn. レモンはニキビや傷跡を軽減しますか?. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.vietnam.vn/ja/chanh-co-lam-giam-mun-trung-ca-va-seo
  65. 長寿生活. ソラレンに要注意!? シミをつくり出す食べ物. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://chouju.jp/column/221/
  66. Puspitasari F, Setyawan D, Adibah N. The Effects of Potato (Solanum tuberosum L. vs. Granola; Solanaceae) Peel Extract Gel on Gingival Wound Healing in Wistar Rats. Pesqui Bras Odontopediatria Clín Integr. 2024;24:e230043. doi:10.1590/pboci.2024.015. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10826550/
  67. Kumar A, Kumar A, Kumar V, et al. Utilization of potato peel as eco-friendly products: A review. Food Sci Technol. 2022;42:e88721. doi:10.1590/fst.88721. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6145310/
  68. 福岡県立大学. 精油(ティートリーとラベンダー)の抗菌効果の検討 その 1. [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://www.fukuoka-pu.ac.jp/academics/nurse/bulletin2/11_2pdf/11-2-4.pdf
  69. 医書.jp. ティートリーオイルによる接触皮膚炎 (皮膚科の臨床 64巻12号). [インターネット]. [引用日: 2025年6月22日]. Available from: https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.18888/hi.0000003639
この記事はお役に立ちましたか?
はいいいえ