【2025年版】乳がん薬剤耐性の克服|最新治療(ADC・阻害薬)とサブタイプ別戦略を専門医が徹底解説
がん・腫瘍疾患

【2025年版】乳がん薬剤耐性の克服|最新治療(ADC・阻害薬)とサブタイプ別戦略を専門医が徹底解説

この記事は、乳がん治療、特に「薬剤耐性」という深刻な課題に直面している患者さんやそのご家族の方々に向けて、最新かつ信頼性の高い情報を提供することを目的としています。日本人女性の9人に1人が生涯のうちに罹患するとされる乳がんは1、もはや誰にとっても他人事ではありません。近年、治療法は目覚ましく進歩していますが、それでもなお、治療薬が効かなくなる「薬剤耐性」は、多くの患者さんと医療者が向き合わなければならない大きな壁です。しかし、薬剤耐性は決して「治療の終わり」を意味するものではありません。むしろ、それは「新たな治療戦略の始まり」の合図です。本稿では、なぜ薬剤耐性が起きるのかという科学的根拠から、最新の臨床試験データに基づいたサブタイプ(病型)ごとの具体的な治療選択肢までを深く掘り下げて解説します。この記事が、あなたにとって最適な「次の一手」を見つけ、希望を持って治療に臨むための信頼できる羅針盤となることを心から願っています。

この記事の科学的根拠

この記事は、提供された研究報告書に明示的に引用されている、最高品質の医学的証拠にのみ基づいて作成されています。以下に、本稿で提示される医学的指針の根拠となった主要な情報源とその関連性を示します。

  • 日本乳癌学会(JBCS)診療ガイドライン2022年版: 本記事の各サブタイプ別治療戦略の骨格は、日本における乳がん治療の標準を定めるこのガイドラインに基づいています。特に、特定の治療法の推奨度に関する記述は、本ガイドラインの結論を正確に反映しています2
  • DESTINY-Breast04試験(The New England Journal of Medicine掲載): 「HER2低発現」という新たな乳がん分類に対するエンハーツ(トラスツズマブ デルクステカン)の画期的な有効性に関する記述は、この第III相臨床試験の結果に基づいています3
  • CAPItello-291試験(The New England Journal of Medicine掲載): ホルモン受容体陽性乳がんにおける特定の遺伝子変異に対するAKT阻害薬トルカプ(カピバセルチブ)の有効性に関する解説は、この第III相臨床試験のデータに基づいています4
  • TROPION-Breast01試験(欧州臨床腫瘍学会発表): ホルモン受容体陽性/HER2陰性乳がんに対する最新の抗体薬物複合体(ADC)であるダトロウェイ(ダトポタマブ デルクステカン)に関する情報は、この第III相臨床試験の最新データに基づいています5
  • 国立がん研究センター: 日本における乳がんの罹患率や死亡率に関する最新の統計データ6、および薬剤耐性の基礎的メカニズムに関する研究成果7は、同センターの公表データを典拠としています。

要点まとめ

  • 薬剤耐性は「治療の終わり」ではなく、がんの特性に基づいた「新たな治療戦略の始まり」です。
  • 最新の治療法である抗体薬物複合体(ADC)や各種阻害薬により、これまで選択肢が限られていた状況でも効果が期待できるようになりました。
  • 「HER2低発現」という新しい分類が登場し、これまでHER2陰性とされていた患者さんの一部にも、抗HER2薬(エンハーツ)が著しい効果を示すことが証明されました3
  • 治療選択には、ホルモン受容体やHER2といった従来の分類に加え、PIK3CAなどの遺伝子変異の有無を調べることが、これまで以上に重要になっています。
  • 最適な治療法を見つけるためには、ご自身の状況を正確に理解し、最新の科学的根拠に基づいて主治医と深く話し合うことが不可欠です。

第1部:なぜ薬は効かなくなるのか?「薬剤耐性」の基本メカニズム

がん治療において「薬剤耐性」とは、これまで有効だった薬の効果が弱まったり、失われたりする現象を指します。これは、がん細胞が薬剤の攻撃から生き延びるために、自らの性質を変化させることで起こります。がん細胞が獲得する巧妙な生存戦略は、主に3つの要因に分類できます89

1.1. がん細胞の巧妙な生存戦略:耐性の3大要因

  • 要因1:薬剤を細胞外に汲み出す(排出する)
    がん細胞の表面には、細胞にとって有害な物質を外に排出するための「ポンプ」のような役割を持つ「薬剤排出トランスポーター」(P糖タンパク質などが知られています)が存在します。このポンプの働きが活発になると、せっかく細胞内に入った抗がん剤がすぐに外に汲み出されてしまい、十分な効果を発揮できなくなります。国立がん研究センターの研究では、特定のマイクロRNA(miR-27b)がこの薬剤排出トランスポーター(ABCG2)を活性化させ、抗がん剤耐性を引き起こすことが報告されています7
  • 要因2:薬剤の標的(ターゲット)が変化する
    多くの分子標的薬は、がん細胞の増殖に不可欠な特定のタンパク質(受容体など)に鍵と鍵穴のように結合し、その働きを阻害します。しかし、がん細胞の遺伝子に変異が起こると、この標的タンパク質の形が変わり、薬剤がうまく結合できなくなります。これが耐性の原因となります。
  • 要因3:がん細胞が自ら死ぬことをやめる(アポトーシスの回避)
    薬剤によって細胞がダメージを受けると、通常は「アポトーシス」と呼ばれる、プログラムされた細胞死のスイッチが入ります。しかし、がん細胞ではこの細胞死を促すブレーキ機能が壊れていることがあり、ダメージを受けても生き延びてしまうことがあります8

これらの要因に加え、治療抵抗性の根源として、少数ながらも薬剤が効きにくく、自己複製能を持つ「がん幹細胞」の存在も指摘されています9

1.2. 【ホルモン療法】への耐性メカニズム

ホルモン受容体陽性乳がんの治療の主軸であるホルモン療法(内分泌療法)は、女性ホルモンであるエストロゲンが、がん細胞のエストロゲン受容体(ER)に結合して増殖のスイッチが入るのを防ぐ治療です。しかし、長期間治療を続けるうちに、がん細胞はエストロゲンに頼らなくても増殖できる別の経路(バイパス経路)を活性化させることがあります1011。その代表的な経路が「PI3K/AKT/mTOR経路」です。この経路に異常(PIK3CA、AKT1、PTENといった遺伝子の変異が原因)が生じると、ホルモン療法の効果が及ばなくなります412。また、エストロゲン受容体(ESR1)の遺伝子そのものに変異が起こり、常に活性化した状態になることも耐性の一因です。

1.3. 【抗がん剤(化学療法)】への耐性メカニズム

抗がん剤(化学療法)は、細胞分裂が活発ながん細胞を標的に、そのDNAを損傷させるなどして攻撃します。これに対し、がん細胞は自らのDNA修復能力を高めることで、抗がん剤によるダメージから回復し、生き残ろうとします。これが化学療法における耐性の一つのメカニズムです8


第2部:【サブタイプ別】再発・転移乳がんの最新治療戦略

重要: ここで解説する治療方針は、日本における乳がん診療の最高権威である日本乳癌学会(JBCS)の診療ガイドライン2022年版を基本としています2。実際の治療選択は、個々の患者さんの全身状態、がんの進行度、過去の治療歴、そして価値観などを総合的に考慮し、主治医と患者さんが共に話し合って決定されます。

2.1. ホルモン受容体陽性・HER2陰性(HR+/HER2-)乳がん

このタイプの乳がんは、最も患者数が多く、治療の基本はホルモン療法です。

  • 一次治療の基本: 現在の標準治療は、ホルモン療法薬にCDK4/6阻害薬を併用する治療法です。CDK4/6阻害薬(パルボシクリブ、アベマシクリブ、リボシクリブ)は、細胞増殖のエンジンであるCDK4とCDK6という酵素の働きを阻害し、ホルモン療法の効果を大幅に高め、病気の進行を遅らせます13
  • 二次治療以降の選択肢(耐性獲得後): CDK4/6阻害薬を含む一次治療が効かなくなった後でも、複数の強力な選択肢が存在します。
    • 戦略1:遺伝子変異に応じた個別化医療(プレシジョン・メディシン)
      血液や組織を用いた遺伝子パネル検査により、がん細胞の遺伝子変異を調べ、その結果に基づいて最適な薬剤を選択する治療法です。
      • PIK3CA、AKT1、PTENいずれかの遺伝子に変異がある場合: 新たな分子標的薬であるAKT阻害薬「カピバセルチブ(製品名:トルカプ)」と、ホルモン療法薬「フルベストラント」の併用療法が強力な選択肢となります。国際共同第III相臨床試験(CAPItello-291試験)において、この併用療法は、ホルモン療法単独と比較して病気が進行するまでの期間(無増悪生存期間)を有意に延長することが証明され、2024年3月に日本でも承認されました414
      • ESR1遺伝子に変異がある場合: 現在、この変異を標的とする新しい経口SERD(選択的エストロゲン受容体分解薬)などの薬剤開発が活発に進められており、将来的な選択肢として期待されています。
    • 戦略2:別の増殖経路を標的
      mTOR阻害薬である「エベロリムス」と、ホルモン療法薬「エキセメスタン」を併用する治療法も、長年の実績がある選択肢の一つです10
    • 戦略3:新たな武器「抗体薬物複合体(ADC)」
      ADCは、がん細胞を狙い撃ちする「ミサイル(抗体)」に、強力な「弾頭(抗がん剤)」を搭載した薬剤で、近年目覚ましい成果を上げています。
      • 抗TROP-2 ADC「ダトポタマブ デルクステカン(製品名:ダトロウェイ)」:ホルモン療法および化学療法による治療歴のある患者さんを対象とした第III相臨床試験(TROPION-Breast01試験)において、従来の化学療法を上回る効果を示し、新たな標準治療の一つとして期待されています5
      • 抗TROP-2 ADC「サシツズマブ ゴビテカン(製品名:トロデルビ)」:こちらも同様に、治療歴のあるHR+/HER2-乳がんに対して有効性が示されており、重要な選択肢です15
    • 戦略4:従来からの化学療法
      上記の分子標的薬やADCが適さない場合でも、様々な種類の化学療法が選択肢として存在します。

2.2. HER2陽性(HER2+)乳がん

HER2タンパク質が過剰に発現しているタイプで、進行が速い一方で、HER2を標的とする優れた薬剤が多数開発されています。

  • 一次治療の標準: 抗HER2薬である「トラスツズマブ」と「ペルツズマブ」、そしてタキサン系の抗がん剤を組み合わせた3剤併用療法が世界的な標準治療です1617
  • 二次治療の革命:抗HER2 ADC「トラスツズマブ デルクステカン(製品名:エンハーツ)」
    この薬剤の登場は、HER2陽性乳がんの治療を劇的に変えました。JBCSの診療ガイドラインでは、一次治療後に病気が進行した場合の二次治療として、エンハーツを「強く推奨する(推奨度1)」と結論づけています1819。その根拠となった第III相臨床試験(DESTINY-Breast03試験)では、エンハーツはそれまでの標準治療であったT-DM1(カドサイラ)と比較して、無増悪生存期間、全生存期間ともに圧倒的に上回る、驚異的な効果を示しました18
  • 三次治療以降: エンハーツによる治療後でも、他の抗HER2薬(例:ツカチニブ)や、エンハーツ以外のADC、化学療法などが検討されます。

2.3. トリプルネガティブ(TNBC)乳がん

ホルモン受容体もHER2も陰性であるため、ホルモン療法や抗HER2薬の効果が期待できず、治療選択肢が限られていました。しかし近年、この分野でも大きな進歩が見られます。

  • 一次治療: 化学療法が治療の中心となります。がん細胞のPD-L1が陽性の場合には、免疫チェックポイント阻害薬である「ペムブロリズマブ」を化学療法に併用することが標準治療です。
  • 二次治療以降のブレークスルー:
    • 抗TROP-2 ADC「サシツズマブ ゴビテカン(製品名:トロデルビ)」が、治療歴のあるTNBC患者さんにとって極めて重要な選択肢となります15
    • 遺伝性乳がんの原因となるBRCA遺伝子に変異がある場合(生殖細胞系列変異陽性)、PARP阻害薬「オラパリブ」が著しい効果を示すことがあります20

2.4. 【最重要の新分類】HER2低発現(HER2-low)乳がん

これは、近年の乳がん治療における最大のパラダイムシフトの一つです。

  • HER2低発現とは?
    病理検査(免疫組織化学染色、IHC法)でHER2タンパク質の発現が「1+」、または「2+かつISH法で陰性」と判定された乳がんを指します。これまで「HER2陰性」として一括りにされていた患者さんのうち、実に約6割がこの「HER2低発現」に該当するとされています3。ご自身の病理レポートを再度確認することが重要です。
  • 画期的な治療法:抗HER2 ADC「トラスツズマブ デルクステカン(製品名:エンハーツ)」
    驚くべきことに、HER2陽性乳がんに絶大な効果を発揮するエンハーツが、このHER2低発現乳がんに対しても極めて高い有効性を示すことが証明されました。JBCS診療ガイドラインでは、化学療法歴のあるHER2低発現の転移・再発乳がんに対して、エンハーツを「強く推奨する(推奨度1)」と位置づけています21。根拠となった第III相臨床試験(DESTINY-Breast04試験)では、エンハーツは従来の化学療法と比較して、無増悪生存期間を9.9か月対5.1か月と、ほぼ倍に延長するという画期的な結果を示しました321
  • 注意点: エンハーツの適応を正確に判断するためには、コンパニオン診断薬として承認された特定の検査試薬と方法を用いてHER2低発現の診断を行うことが必須です。主治医に、ご自身のがんがHER2低発現に該当するか、またその検査方法について確認することが重要です21

第3部:未来へのかけ橋 – 開発中の新薬と今後の展望

乳がん治療、特に薬剤耐性の克服に向けた研究開発は、今この瞬間も世界中で精力的に進められています。さらなる新規ADC(抗体薬物複合体)の開発競争は激化しており、HER2やTROP-2以外の新たな標的に対する薬剤も登場しつつあります。また、より利便性の高い経口SERD(経口選択的エストロゲン受容体分解薬)のようなホルモン療法薬の開発も進んでいます。将来的には、薬剤耐性の発生そのものを遅らせたり、克服したりするために、作用機序の異なる薬剤をいかに最適に組み合わせるかという研究がさらに重要になっていくでしょう。

結論

本稿で見てきたように、乳がん治療における「薬剤耐性」は、もはや治療の行き止まりを意味するものではありません。それは、がんの生物学的な特性をより深く理解し、それに基づいた最適な個別化医療へと移行するための新たな出発点です。自分のがんの正確なサブタイプ、そしてPIK3CAやBRCAといった遺伝子変異の有無を知ることが、これまで以上に重要な時代になりました。
この記事で得られた情報を基に、ご自身の状況や今後の治療の選択肢について、主治医の先生と深く話し合うことが、あなたにとって最適な治療への最も重要な第一歩です。科学的根拠に基づいた正しい知識は、不安を和らげ、希望を持って治療に立ち向かうための力となります。JAPANESEHEALTH.ORGは、これからも最新かつ信頼できる情報を発信し、あなたの歩みを支え続けます。

免責事項
本記事は情報提供を目的としたものであり、個別の医学的アドバイスに代わるものではありません。健康に関する問題や治療に関する決定については、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

よくある質問

遺伝子パネル検査は誰でも、いつでも受けられますか?
遺伝子パネル検査は、標準治療が終了した、あるいは終了が見込まれる固形がんの患者さんなどを対象に、特定の条件下で保険適用となっています。しかし、全ての患者さんに適応となるわけではなく、検査のタイミングや得られる情報の有用性も個々の状況によって異なります。まずは主治医に、ご自身の状況で遺伝子パネル検査を受けるメリットがあるか、保険適用の対象となるかについてご相談ください。
エンハーツやトルカプなどの新薬の副作用が心配です。どうすればよいですか?
エンハーツで特に注意すべき副作用として間質性肺疾患が、トルカプでは下痢や皮疹などが報告されています。しかし、これらの副作用の多くは、早期に発見し、適切な対応(休薬や支持療法など)を行うことで管理が可能です。治療を開始する前に、どのような副作用が起こりうるか、どのような症状が出たらすぐに医療機関に連絡すべきかについて、主治医や看護師、薬剤師から詳しい説明を受けてください。副作用を恐れて治療の機会を逃すのではなく、副作用を正しく理解し、医療チームと連携して上手に管理していくことが重要です。
主治医に今後の治療について、どのように質問すればよいか分かりません。
ご自身の考えや疑問を整理し、メモにまとめて持参することをお勧めします。以下に質問の例を挙げますので、参考にしてください。

  • 「私の乳がんのサブタイプと、病理レポートに書かれているHER2のスコア(0, 1+, 2+, 3+)を改めて教えていただけますか?」
  • 「私のがんは、HER2低発現に該当する可能性はありますか?」
  • 「今の治療が効かなくなった場合、どのような選択肢が考えられますか?」
  • 「私の状況で、遺伝子パネル検査やコンパニオン診断薬による検査を受けるメリットはありますか?」
  • 「新しい治療法の〇〇(例:エンハーツ)について、私の場合の有効性と注意すべき副作用を教えてください。」

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