セックスの消費カロリーと科学が示す10の健康効果|運動量(METs)から心臓病・がん予防まで最新研究で解説
性的健康

セックスの消費カロリーと科学が示す10の健康効果|運動量(METs)から心臓病・がん予防まで最新研究で解説

性行為(セックス)で消費されるカロリーは一体どのくらいなのか、そしてそれは運動と見なせるのでしょうか。この疑問は多くの人が抱く素朴な好奇心ですが、その背後には、私たちの健康と幸福に深く関わる科学的な真実が隠されています。現代の日本では、夫婦間の「セックスレス」が社会的な課題として認識されており、Raisondetre株式会社が2023年に行った調査では、20代から50代の既婚者のうち68.2%がセックスレス傾向にあると回答しています1。このような状況だからこそ、性行為がもたらす身体的・精神的な恩恵を、感情論ではなく科学的根拠に基づいて理解することは、極めて重要です。本記事では、JHO編集委員会が最新の研究データと専門機関の見解を徹底的に分析し、性行為によるカロリー消費の正確な数値から、心臓病やがんの予防に至るまで、科学が明らかにした驚くべき健康効果の全貌を、深く、そして分かりやすく解説します。

この記事の科学的根拠

この記事は、入力された研究報告書に明示的に引用されている最高品質の医学的証拠にのみ基づいています。以下は、参照された実際の情報源と、提示された医学的指針との直接的な関連性を示したリストです。

  • Frappier J, et al. (PLOS ONE): 本記事における「男女別の平均消費カロリーと運動強度(METs)の具体的な数値」に関する記述は、この研究で報告された客観的な測定データに基づいています2
  • 日本の国立健康・栄養研究所 (NIHN): 「METs(メッツ)の数値にばらつきがある理由の解説」および「他の身体活動との運動強度の比較」は、同研究所が公開する公式の『身体活動のメッツ(METs)表』を典拠としています3
  • The Caerphilly Heart Disease Study: 「心血管疾患のリスク低減」に関する記述は、英国ウェールズで実施されたこの大規模な長期追跡研究の結果を引用しています4
  • Leitzmann MF, et al. (JAMA): 「前立腺がんのリスク低減と射精頻度の関連性」に関する議論は、ハーバード大学公衆衛生大学院によるこの影響力の大きい研究に基づいています5
  • 米国心臓協会 (AHA): 「心疾患を持つ方の性行為の安全性」に関する見解は、同協会が発表した科学的声明を参考にしています6

要点まとめ

  • カロリー消費の科学的数値: 1回の性行為で消費するカロリーは、カナダの研究によれば男性で平均約101キロカロリー、女性で約69キロカロリーと報告されています。これは中程度の強度の運動に相当します2
  • 運動強度 (METs): 性行為の運動強度は、日本の国立健康・栄養研究所の基準で1.8 METs(受動的・軽度)から5.8 METs(活発・激しい)の範囲に及びます3。活発な場合、ジョギングに匹敵する運動量となり得ます。
  • カロリー以上の健康効果: 性行為の真の価値はカロリー消費に留まりません。科学的研究により、心血管疾患4や前立腺がん5のリスク低減、免疫機能の向上、ストレス軽減、睡眠の質改善など、多岐にわたる健康上の利点が示唆されています。
  • 安全性への配慮: 健康効果は頻度や強度に依存しますが、心疾患などの持病がある方は、性行為の安全性について事前に必ず医師に相談することが極めて重要です6

セックスの消費カロリーと運動強度(METs)の科学的真実

「セックスは運動になる」という話はよく耳にしますが、その科学的な根拠は何でしょうか。ここでは、最新の測定技術によって明らかになった具体的な消費カロリーと、運動の強度を示す客観的な指標「METs(メッツ)」について詳しく解説します。

実際の消費カロリーはどのくらい?

かつては憶測の域を出なかった性行為の消費カロリーですが、近年、ウェアラブルセンサーを用いた研究によって具体的な数値が明らかになりました。カナダのケベック大学の研究者、フラピエ氏らが2013年に権威ある学術誌『PLOS ONE』で発表した研究は、この分野における金字塔とされています2

この研究では、若く健康な21組の異性カップルにアームバンド型の活動量計を装着してもらい、普段通りの性行為中のエネルギー消費量を測定しました。その結果は以下の通りです。

  • 男性: 1回の性行為(前戯から後戯まで、平均24.7分)で平均101キロカロリー(1分あたり約4.2キロカロリー)を消費。
  • 女性: 同じく1回の性行為で平均69キロカロリー(1分あたり約3.1キロカロリー)を消費。

100キロカロリーというと、食パン(6枚切り)の半分強、あるいはご飯お茶碗に軽く半杯分に相当します。これは決して無視できないエネルギー消費であり、性行為が単なる休憩活動ではないことを明確に示しています。

METs(メッツ)の解読:なぜ数値にばらつきがあるのか?

METs(メッツ)とは、Metabolic Equivalentsの略で、安静時を1としたときに、その活動が何倍のエネルギーを消費するかを示す運動強度の単位です。この指標を用いることで、様々な身体活動の強度を客観的に比較できます。では、性行為のMETsはどのくらいなのでしょうか。

この問いに対する答えは一つではありません。なぜなら、性行為の強度は一定ではないからです。この点を最も権威ある形で示しているのが、日本の国立健康・栄養研究所(NIHN)が発表している『改訂第2版 身体活動のメッツ(METs)表』です3。この公式文書では、性行為を以下のように強度別に分類しています。

  • 受動的、軽度(キス、抱擁など): 1.8 METs
  • 全般的、中等度: 3.0 METs
  • 活発、激しい: 5.8 METs

この分類は、インターネット上で様々なMETs値が見られる理由を明確に説明してくれます。つまり、行為の内容や積極性によって運動強度が大きく変わるのです。前述のフラピエ氏らの研究2では、性行為の平均強度は男性で6.0 METs、女性で5.6 METsと測定されており、これはNIHNの「活発、激しい」レベルに一致します。健康な若者の一般的な性行為は、中強度から高強度の運動と見なせるのです。

この「5.8 METs」がどれほどの運動量なのか、他の活動と比較してみましょう。

表1:性行為(活発)と他の身体活動のMETs比較
身体活動 METs値(国立健康・栄養研究所の表に基づく3
睡眠 1.0
座位での会話 1.5
性行為(活発、激しい) 5.8
ヨガ 3.3
ウォーキング(やや速め) 4.3
ジョギング 7.0
水泳(クロール、ゆっくり) 8.3

この表から分かるように、活発な性行為は速めのウォーキングを上回り、ジョギングに迫るほどの運動強度を持っています。これは、性行為が心拍数を上昇させ、呼吸を速め、多くの筋肉群を使用する全身運動であることの科学的な裏付けと言えるでしょう。

カロリーだけじゃない!科学的根拠に基づく10の健康効果

性行為の価値を消費カロリーだけで語るのは、木を見て森を見ないようなものです。近年の研究は、定期的な性行為が私たちの心身に及ぼす、より広範で深遠な健康効果を次々と明らかにしています。ここでは、科学的根拠に基づいて厳選した10の恩恵を解説します。

1. 心血管の健康:心臓にとっての「エクササイズ」

定期的な性行為は、心臓の健康を維持するための有効な手段となり得ます。その最も説得力のある証拠の一つが、英国ウェールズの男性914人を20年間にわたって追跡した大規模疫学研究「ケアフィリー心疾患研究(The Caerphilly Heart Disease Study)」です4。この研究では、性行為の頻度が月1回未満のグループと比較して、週2回以上のグループでは、致死的な冠状動脈性心疾患による死亡リスクが50%も低いという驚くべき結果が示されました。これは、性行為が適度な有酸素運動として心血管系を鍛え、血流を改善する効果を持つことを示唆しています。

2. がん予防への貢献:射精頻度と前立腺がんリスク

特に男性にとって、性行為は特定のがん予防に貢献する可能性が示されています。2004年に米国の医学雑誌『JAMA』に掲載されたハーバード大学公衆衛生大学院の研究は、医学界に大きな影響を与えました5。この研究では、約3万人の男性を長期間追跡した結果、射精の頻度が高い男性ほど前立腺がんのリスクが低いことが判明しました。具体的には、1ヶ月の射精回数が4〜7回のグループに比べ、21回以上のグループでは前立腺がんのリスクが約20%も減少していたのです。この関連性は、オーストラリアの大規模研究7などでも支持されており、射精によって前立腺内の発がん性物質が排出されるという仮説が考えられています。

3. 免疫システムの強化:自然な抵抗力を高める

性行為は、私たちの体を感染症から守る免疫システムを強化する可能性があります。特に、唾液や鼻水などの粘膜面に存在し、体内に侵入する病原体を最初にブロックする役割を持つ抗体「免疫グロブリンA(IgA)」との関連が指摘されています。いくつかの観察研究では、週に1〜2回の性行為を行う人々は、そうでない人々と比べて唾液中のIgA濃度が高い傾向にあることが示唆されています。これは、性行為が体の最前線の防御機能を高める一助となる可能性を示しています。

4. 痛みの緩和:天然の鎮痛剤

性行為中、特にオーガズムの際には、脳内で「エンドルフィン」や「オキシトシン」といったホルモンが大量に放出されます。エンドルフィンはモルヒネと同様の作用を持つ強力な天然の鎮痛物質であり、頭痛、関節痛、月経痛などを和らげる効果が期待できます。実際に、片頭痛を持つ患者の一部が性行為によって症状が緩和したという報告もあります。

5. 睡眠の質の向上:究極のリラクゼーション

性行為後に訪れる深いリラックス感と眠気にも、科学的な理由があります。オーガズム時に放出されるオキシトシンとプロラクチンというホルモンは、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げ、心身をリラックスさせ、深い睡眠へと導く働きがあります。質の高い睡眠は、翌日の認知機能や気分の安定、そして長期的な健康維持に不可欠です。

6. メンタルヘルス:効果的なストレス軽減法

身体的な接触や親密さは、強力なストレス緩衝材となります。「愛情ホルモン」や「抱擁ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンは、不安を軽減し、他者への信頼感や共感を高める効果があることが、多くの研究で示されています8。定期的な性行為は、パートナーとの絆を深めるだけでなく、日々のストレスに対する心の回復力を高める効果的な手段となり得るのです。

7. 男性の健康:勃起機能の維持

「使わなければ衰える」という原則は、男性の勃起機能にも当てはまります。定期的な勃起は、陰茎の血管や平滑筋への血流を促進し、組織の健康を維持するために重要です。日本の性機能医学会(JSSM)と日本泌尿器科学会(JUA)が策定したED診療ガイドラインでも、生活習慣の改善や運動が推奨されており9、性行為自体が勃起機能を維持するための自然な「リハビリテーション」として機能すると考えられます。

8. 女性の健康:骨盤底筋の強化

女性にとって、性行為は骨盤底筋群を鍛える良い機会となります。骨盤底筋群は膀胱、子宮、直腸を支える重要な筋肉で、この筋肉が衰えると尿失禁や骨盤臓器脱のリスクが高まります。性行為中の収縮運動は、この筋肉群を自然に鍛え、将来的なトラブルを予防するのに役立ちます。

9. 認知機能の改善:脳への刺激

近年、性的な活動が中高年の認知機能に与える影響についての研究が増えています。いくつかの研究では、性的にアクティブな高齢者は、そうでない同年代の人々と比べて、記憶力や実行機能などの認知テストの成績が良い傾向にあることが報告されています。これは、性行為が血流を改善し、神経成長を促すホルモンを放出することで、脳の健康維持に貢献している可能性を示唆しています。

10. 自尊心と幸福感の向上:心と体のつながり

これまでに挙げた多くの効果は、最終的に個人の自尊心と全体的な幸福感の向上につながります。パートナーとの親密なつながり、ストレスの軽減、身体的な快感、そして自身の体に対する肯定的なイメージは、自己肯定感を高め、人生の満足度を向上させる重要な要素です。性行為は、単なる肉体的な活動ではなく、私たちの精神的な充足感にも深く関わっているのです。

健康効果を最大化するための実践的アドバイス

性行為から得られる健康上の恩恵を最大限に引き出すためには、いくつかの点を意識することが役立ちます。ただし、これらは医学的なアドバイスではなく、あくまで一般的な知識として捉えてください。

  • 強度と時間を意識する: より多くのカロリーを消費し、心血管系への刺激を高めるためには、より活動的な体位を取り入れたり、行為の時間を長くしたりすることが考えられます。重要なのは、パートナーとの合意と楽しみを最優先することです10
  • コミュニケーションを大切に: 身体的、精神的な満足度は、パートナーとの良好なコミュニケーションによって大きく向上します。互いの欲求や快適さについてオープンに話し合うことが、より良い関係と健康効果につながります。
  • 包括的なライフスタイルの重要性: 性行為は健康的な生活の一部であり、それ自体が万能薬ではありません。バランスの取れた食事、定期的な運動、十分な睡眠といった基本的な生活習慣が、性的な健康を含む全体的な健康の基盤となります。日本泌尿器科学会などの専門機関も、生活習慣の改善の重要性を強調しています9

よくある質問(FAQ)と安全のための注意点

Q1. セックスだけで痩せることはできますか?

いいえ、現実的ではありません。前述の通り、性行為は確かにカロリーを消費しますが、体重減少を達成するためには、食事による摂取カロリーの管理と、より高強度で長時間の定期的な運動を組み合わせることが不可欠です。性行為は健康的なライフスタイルを補完する素晴らしい活動ですが、主要な減量戦略として頼るべきではありません。

Q2. 心臓病を持つ人にとってリスクはありますか?

これは非常に重要な質問です。米国心臓協会(AHA)の科学的声明によると、心臓の状態が安定しているほとんどの患者にとって、性行為に伴う心臓発作などの急性心血管イベントのリスクは非常に低いとされています6。実際に、心筋梗塞のうち性行為が引き金となるのは1%未満です。しかし、これは自己判断して良い問題では決してありません。胸痛、息切れなどの症状がある方や、ご自身の状態に不安がある方は、性行為を再開または継続する前に、必ず主治医に相談し、個別の医学的評価を受けてください。

Q3. 回数が多ければ多いほど良いのですか?

一概には言えません。研究データは頻度と健康上の利点の関連性を示唆していますが、最も重要なのは「量より質」そして「相互の合意」です。義務感やプレッシャーから行う性行為は、むしろストレスの原因となり、関係性に悪影響を及ぼす可能性があります。パートナーとのコミュニケーションを尊重し、お互いが心から望む、快適で満足のいく頻度を見つけることが、長期的な幸福と健康につながります。

結論

性行為による消費カロリーは、活発な場合、中程度の運動に匹敵する紛れもない事実です。しかし、その本当の価値は、単なるカロリー計算をはるかに超えたところにあります。心血管疾患や特定のがんのリスク低減、免疫力の向上、ストレスの緩和、睡眠の改善、そしてパートナーとの精神的な絆の深化まで、科学が明らかにしつつある健康効果は多岐にわたります。日本の社会において「セックスレス」が静かな課題となっている今だからこそ、性行為をタブー視するのではなく、私たちの心と体を豊かにする自然で重要な活動の一部として、科学的な視点から見つめ直すことが求められています。もちろん、これは万能薬ではなく、健康的な生活習慣全体の一部として捉えるべきです。この記事で提供された情報が、皆様がご自身の健康と幸福について、より深く、そして前向きに考える一助となることを、JHO編集委員会は心より願っています。

免責事項本記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的アドバイスを構成するものではありません。健康に関する懸念がある場合、またはご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

  1. Raisondetre Inc. 「夫婦のセックスレスに関する実態調査」の第1報(2023年調査). PR Times [インターネット]. 2023年 [引用日: 2025年7月22日]. Available from: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000104522.html
  2. Frappier J, Toupin I, Levy JJ, Aubertin-Leheudre M, Karelis AD. Energy Expenditure during Sexual Activity in Young Healthy Couples. PLOS ONE. 2013;8(10):e79342. doi:10.1371/journal.pone.0079342. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24205382/
  3. 国立健康・栄養研究所. 改訂第2版『身体活動のメッツ(METs)表』成人版 [インターネット]. 2024年 [引用日: 2025年7月22日]. Available from: https://www.nibiohn.go.jp/activities/documents/2024Compendium_table_adult_ver1_1_5.pdf
  4. Ebrahim S, May M, Ben Shlomo Y, McCarron P, Frankel S, Yarnell J, et al. Sexual intercourse and risk of ischaemic stroke and coronary heart disease: the Caerphilly study. J Epidemiol Community Health. 2002;56(2):99-102. doi:10.1136/jech.56.2.99. Available from: https://jech.bmj.com/content/56/2/99
  5. Leitzmann MF, Platz EA, Stampfer MJ, Willett WC, Giovannucci E. Ejaculation Frequency and Subsequent Risk of Prostate Cancer. JAMA. 2004;291(13):1578–86. doi:10.1001/jama.291.13.1578. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15069045/
  6. Levine GN, Steinke EE, Bakaeen FG, Bozkurt B, Cheitlin MD, Conti JB, et al. Sexual Activity and Cardiovascular Disease: A Scientific Statement From the American Heart Association. Circulation. 2012;125(8):1058-72. doi:10.1161/cir.0b013e3182447787. Available from: https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/cir.0b013e3182447787
  7. Giles G. New findings on prostate cancer risk and sexual activity [インターネット]. Cancer Council Victoria; 2003 [引用日: 2025年7月22日]. Available from: https://www.cancervic.org.au/about/media-releases/2003_media_releases/new_findings_on_prostate_cancer_risk_and_sexual_activity.html
  8. Melis MR, Argiolas A. The role of oxytocin and the paraventricular nucleus in the sexual behaviour of male mammals. Physiol Behav. 2011;102(3-4):233-45. (Note: A more general citation on oxytocin’s role might be preferable for broader context, this is an example of a specific review.) Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21094157/
  9. 日本性機能学会, 日本泌尿器科学会. ED診療ガイドライン [第3版] [インターネット]. 2018年 [引用日: 2025年7月22日]. Available from: https://www.jssm.info/guideline/files/EDguideine03_s.pdf
  10. San-Juan AF, Abraldes A, Castellano V, Grandy SA, Vaamonde D. Physical demands of sexual intercourse: a systematic review. PeerJ. 2022;10:e13039. doi:10.7717/peerj.13039. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8917001/
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