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✍️ 記事執筆: JHO編集部
サプリメント・健康食品だけでなく、OTC医薬品(第2類・第3類)も対象に、成分の作用機序と臨床研究(PubMed等)をもとに「過不足のない判断材料」を提供するデータアナリストチームです。
📅 最終更新: 2026年1月21日 | 📊 データソース: PubMed / PMDA / メーカー公式情報
結論から言うと… ビーエスバンEαは、サリチル酸メチル+l-メントールを中心とした「外用鎮痛消炎貼付剤(第3類医薬品)」で、軽度〜中等度の筋肉痛・関節痛などに対して短期的な痛みの緩和が期待できる一方、メタ解析では効果が不確実とされる領域でもあり、過信せず「安全に使い切る設計」が重要です。
根拠: 製品成分(メーカー公式配合)+貼付型メチルサリチル酸/メントールの二重盲検RCT(例: PMID:20171409)+サリチル酸系外用剤のシステマティックレビュー(例: PMID:25425092)を総合評価。
※ Amazonのカテゴリ表示と実際の効能表示が一致しない場合があります。本製品はメーカー・販売ページの効能効果(筋肉痛・関節痛等)に基づき評価します。
購入判断ガイド
✅ 適している可能性がある方
- 軽度〜中等度の筋肉痛・肩こり・関節痛を、まず外用で様子を見たい方(外傷が重くないケース)
- 「貼るだけ」でケアしたい方(塗布剤が苦手、手が汚れるのが嫌な方)
- 局所の痛み・だるさを短期(数日)でコントロールしたい方
⚠️ 様子見(慎重使用)がおすすめ
- 皮膚が弱く、かぶれやすい方(まず小片でテスト貼付)
- 同じ部位へ繰り返し貼る必要がある方(刺激性・皮膚炎リスク)
- 他の鎮痛薬(内服・外用)を併用している方(重複や刺激に注意)
❌ 使用を避ける/相談が必要な方
- 目の周囲・粘膜、湿疹・かぶれ・傷口など、添付文書で禁忌の部位に貼りたい方
- サリチル酸系成分でアレルギー症状を起こしたことがある方
- 抗凝固薬(ワルファリン等)使用中、または出血傾向がある方(相互作用の報告があり要相談)
⚡ 知っておくべき3つの重要ポイント
🔬 ポイント1: “効く/効かない”は成分より「研究の質」で分かれる
サリチル酸系の外用鎮痛剤は古くから使われていますが、メタ解析では「効果を強く支持できない」という結論もあります(例: Cochraneレビュー PMID:25425092)。一方で、貼付型メチルサリチル酸+メントールの二重盲検RCTでは短期的な痛み軽減が報告されています(PMID:20171409)。つまり、製品の“効き目の確度”は研究の設計と再現性に左右されやすい領域です。
💡 ポイント2: 配合比率は“同じ成分名”でも製品ごとに別物
ビーエスバンEαは膏体100g中に、サリチル酸メチル6.29g、l-メントール5.71g、dl-カンフル1.24g、トコフェロール酢酸エステル2.0gを含みます(メーカー公式情報)。研究で検証された貼付剤(例: サリチル酸メチル10%+メントール3%)と比べると、サリチル酸メチルは低め、メントールは高めという特徴があり、体感は人により変わり得ます。
⚠️ ポイント3: “貼ったまま温める”はリスクを増やす可能性
メチルサリチル酸含有外用剤では、体温上昇・加温・密閉で吸収が増える可能性があります。過去にはメントール/メチルサリチル酸外用剤と温熱の併用で有害事象が報告された例もあり(例: PMID:3556044)、貼付中の長時間の加温は避け、皮膚症状が出たら中止してください。
科学的評価まとめ
✅ 科学的に支持される点
- 貼付型メチルサリチル酸+メントールで、急性の筋肉痛に対し痛み軽減が示された二重盲検RCTがある(PMID:20171409)
- メントールはTRPM8など温度感受性チャネルを介し、痛み感覚を調整しうる(作用機序のレビュー・臨床報告あり)
- 局所使用であり、内服鎮痛薬より全身性副作用が少ない設計(ただしゼロではない)
- メーカー公式で成分量(膏体100g中)が明示され、成分の透明性が比較的高い
- 1枚あたりコストが低く、短期使用の経済性は良好(後述)
⚠️ 注意すべき点
- サリチル酸系外用剤はメタ解析で「効果を強く支持できない」とされた報告があり、確実性は高くない(PMID:25425092)
- 貼付剤の「1回あたりの正確な使用量(mg/日)」は実運用で個人差が大きく、研究推奨量と単純比較しにくい
- 皮膚刺激(発疹・発赤・かゆみ等)が起こり得るため、敏感肌ではテスト貼付が望ましい
- 抗凝固薬使用中など、サリチル酸系の相互作用報告があるケースでは注意が必要(症例報告あり)
- 症状が強い・改善しない場合は外用のみで引っ張らず受診が必要(添付文書でも中止・相談が推奨)
| 製品名 | 【第3類医薬品】ビーエスバンEα 140枚 |
| メーカー | 株式会社大石膏盛堂 |
| 販売元 | くすりのiQ |
| 価格 | ¥1,179(2026年1月21日取得時点) |
| 内容量 | 140枚(20枚×7)/ 1枚サイズ 6.5cm×4.2cm |
| 目安コスト | 1枚あたり約8.4円(¥1,179÷140枚) |
| Amazon評価 | 評価情報なし(評価件数0件)※2026年1月21日取得時点 |
🔬 主要成分の科学的分析
ビーエスバンEαは、いわゆる「温感・清涼感(カウンターイリタント)」を利用して痛みを和らげるタイプの外用貼付剤です。ここでは、主要成分ごとに臨床研究(ヒト)→レビュー論文→作用機序の順で、エビデンスの強さを整理します。
サリチル酸メチル / Methyl Salicylate
エビデンス Level B(ただしメタ解析で不確実性)
これは何?
サリチル酸系の外用成分で、局所の血流増加や温感刺激を通じて痛みを紛らわせる目的で使われます。内服NSAIDsのような直接的な抗炎症作用とは性質が異なり、体感の個人差が大きいのが特徴です。
本製品の配合
膏体100g中 6.29g(約6.29%)※メーカー公式情報
研究で検証された濃度(目安)
貼付型でサリチル酸メチル10%+メントール3%の二重盲検RCTが報告されています(PMID:20171409)。ただし本製品は配合比が異なるため、完全同等とは言えません(部分一致)。
配合量評価
⚠️ 部分一致(研究で検証された貼付剤よりサリチル酸メチルは低め)
※「1日あたりの正確な使用量(mg)」は貼付枚数・貼付時間・部位で変動するため、mg/日換算は一律に断定できません。
作用機序(わかりやすく)
サリチル酸メチルは皮膚に塗布・貼付すると、局所に温感刺激や血流変化を起こし、痛みの注意を“別の感覚”に移す働きが示唆されます。さらに、メントールやカンフルと併用されることで皮膚透過が変化する可能性が報告されています(例: in vitro/間接関連)。
臨床エビデンス(ヒト)
- 研究: Higashi Y, et al.(2010)二重盲検RCT(貼付剤)
規模: n=208、1回貼付(8時間)
結果: 軽度〜中等度の筋肉痛に対して、貼付型メチルサリチル酸+メントールがプラセボより痛み軽減を示した
PMID:20171409 ✅ - 研究: Derry S, et al.(2014)システマティックレビュー(Cochrane)
規模: 急性/慢性の複数試験を統合(ただし研究品質は低いと評価)
結果: サリチル酸含有外用剤は、効果を強く支持できない(不確実性が大きい)
PMID:25425092 ✅
JHOの解釈: RCTで肯定的結果がある一方、メタ解析では全体として確実性が低い評価です。したがって「短期で合えば助けになる可能性はあるが、確実に効く前提で使うべきではない」という位置づけになります。
l-メントール / L-Menthol
エビデンス Level C+(小規模RCT+間接的臨床)
これは何?
ミント由来の清涼成分で、冷感刺激を通じて痛みの感覚を調整する目的で外用剤に配合されます。皮膚の温度感覚を司るチャネル(TRPM8など)に関与することが知られています。
本製品の配合
膏体100g中 5.71g(約5.71%)※メーカー公式情報
研究で検証された濃度(目安)
サリチル酸メチル10%+メントール3%の貼付剤RCTが存在(PMID:20171409)。メントール単独では研究設計が多様で、濃度の“推奨値”を一律に断定しにくいのが現状です。
配合量評価
✅ 研究で検証された貼付剤(3%)よりメントール比率は高め(ただし体感や刺激性は個人差)
作用機序
皮膚の冷感受容に関わるTRPM8を活性化し、冷感刺激として知覚されます。冷却が痛みを軽減するのと同様に、感覚入力の再配線によって痛みの主観を下げる可能性があります。メントールはTRPM8以外のチャネルにも影響し得るため、作用は単純ではありません。
臨床エビデンス
- 研究: Sundstrup E, et al.(2014)二重盲検クロスオーバー(局所塗布)
規模: n=16(小規模)、運動誘発筋肉痛モデル
結果: プラセボと比較して痛みの主観評価が改善した報告(小規模のため追加検証が必要)
PMID:25298894 ✅ - 研究: Fallon MT, et al.(2015)臨床でのproof-of-concept(神経障害性疼痛領域)
規模: 対象はがん治療関連の神経障害性疼痛で、筋肉痛とは異なる(間接関連)
結果: トピカルメントールに可能性はあるが、系統的評価が必要と結論
関連情報
JHOの解釈: メントールの“痛み緩和”は理論的には説明しやすい一方、筋肉痛・関節痛に対する大規模RCTは多くありません。ビーエスバンEαでは、サリチル酸メチルと組み合わせた貼付剤RCTの存在がプラス材料です(ただし配合比は完全一致ではありません)。
dl-カンフル / Camphor
エビデンス Level D+(主に作用機序・補助的)
これは何?
樟脳(しょうのう)由来の外用成分で、温感刺激や感覚の変調を通じて痛みを紛らわせる目的で使われます。民間薬としての歴史は長い一方、現代的な大規模臨床試験は限定的です。
本製品の配合
膏体100g中 1.24g(約1.24%)※メーカー公式情報
研究推奨量
外用カンフルの有効濃度は製剤により幅があり、貼付剤での確立した「推奨濃度」は断定できません。
配合量評価
ℹ️ 確認不可(臨床での最適域が定義しにくい)
作用機序
研究では、カンフルがTRPV1を活性化しつつ迅速に脱感作させ、TRPA1を抑制する可能性が示されています(主に基礎研究)。この「刺激→脱感作」という流れは、カプサイシン系外用剤にも共通する“痛みの鈍麻”の説明になります。
エビデンス(主に基礎/間接)
- 研究: Xu H, et al.(2005)基礎研究
結果: カンフルがTRPV1を活性化・脱感作し、TRPA1を抑制しうることを報告
PMID:16192383 ✅(作用機序の根拠)
JHOの解釈: カンフルは“補助的に効きやすい構造”を持ちますが、単独で強い臨床根拠を置くより、メチルサリチル酸・メントールの補完として評価するのが妥当です。
トコフェロール酢酸エステル / Tocopherol Acetate(ビタミンE誘導体)
エビデンス Level D(目的は補助・血行関連の可能性)
これは何?
ビタミンEの誘導体で、外用では皮膚のコンディション維持や血行関連の補助を目的に配合されることがあります。ただし、筋肉痛・関節痛の痛み緩和をこの成分単独で説明するだけの臨床根拠は限定的です。
本製品の配合
膏体100g中 2.0g(約2.0%)※メーカー公式情報
研究推奨量
外用の適正濃度・投与量は目的(皮膚保護/循環補助)により異なり、一律の推奨量を断定できません。
配合量評価
ℹ️ 確認不可(主目的が鎮痛の主役ではない可能性)
作用機序
抗酸化や皮膚保護の観点で語られる成分ですが、貼付剤における位置づけは「刺激成分による皮膚負担を抑える補助」「局所循環の補完」など、間接的な役割が想定されます。
臨床エビデンス
- 現時点の整理: しもやけ(凍瘡)を含む末梢循環の問題は、治療選択肢のエビデンスが限定的な領域です。トコフェロール外用を本製品の主要効果根拠として扱うのは慎重であるべきです。
参考: 凍瘡(chilblains/pernio)の治療エビデンス整理(レビュー)
PMID:33653127 ✅

📊 配合量の現実チェック
🔍 JHO独自分析: ビーエスバンEαは「膏体100g中」の配合が明示されている一方、使用者側で変動する要素(貼る枚数・貼付時間・部位)が大きく、mg/日で断定しにくい製品です。そこで、研究で検証された貼付剤の濃度を“現実的なベンチマーク”として比較します。
ベンチマーク研究(貼付剤): サリチル酸メチル10%+メントール3%(PMID:20171409)
本製品(膏体100g中): サリチル酸メチル6.29%+メントール5.71%
判定: ⚠️ 部分一致(サリチル酸メチルは低め/メントールは高め)
※ 研究は「1回8時間貼付」で評価。実際の貼付時間・枚数が大きく異なる場合、体感と安全性は変動します。
📋 配合量 vs 研究で検証された目安
| 成分 | 本製品(膏体100g中) | 研究で検証された濃度(目安) | 出典 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| サリチル酸メチル | 6.29g(6.29%) | 10%(貼付剤) | PMID:20171409 | ⚠️ やや低め |
| l-メントール | 5.71g(5.71%) | 3%(貼付剤) | PMID:20171409 | ✅ 高め |
| dl-カンフル | 1.24g(1.24%) | —(最適域は確立困難) | PMID:16192383 | ℹ️ 比較困難 |
| トコフェロール酢酸エステル | 2.0g(2.0%) | —(目的が補助的) | PMID:33653127 | ℹ️ 比較困難 |
🎯 エビデンス信頼度メーター
本製品の代表的な効能(添付文書の範囲)について、科学的根拠の強さを“現実的”に可視化します。貼付剤は個体差が大きく、ここでは「短期の痛み緩和」を中心に評価します。
📋 効果のエビデンス評価
※ エビデンスレベル: A=メタ分析, B=RCT(n≥30目安), C=観察研究, D=症例報告/小規模, E=基礎研究
| 効果(添付文書の範囲) | レベル | 研究規模 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 軽度〜中等度の筋肉痛(短期の痛み軽減) | B | 二重盲検RCT n=208 | PMID:20171409 ✅ |
| サリチル酸系外用剤の全体的有効性(急性・慢性) | A | Cochraneレビュー(不確実性大) | PMID:25425092 ✅ |
| メントールの痛み緩和(筋肉痛モデル) | D | 小規模二重盲検クロスオーバー n=16 | PMID:25298894 ✅(小規模) |
| 皮膚刺激・かぶれ | C | 製品添付文書(注意事項) | メーカー公式 ✅ |
| 抗凝固薬との相互作用(外用サリチル酸) | D | 症例報告 | PMID:8926909 ✅ |
| 温熱併用による有害事象リスク | D | 症例報告 | PMID:3556044 ✅ |
🔍 メーカー表示(効能) vs 科学的検証
| メーカーの効能表示 | 科学的にどう見る? | エビデンス | JHO判定 |
|---|---|---|---|
| 筋肉痛・筋肉疲労 | 貼付型メチルサリチル酸+メントールで短期的な痛み軽減が示されたRCTがあり、方向性は一致。ただし配合比・使用条件は完全一致ではない。 | Level B(PMID:20171409) | ✅ 概ね一致 |
| 関節痛・肩こり・腰痛 | rubefacients系の統合評価では不確実性が大きい。軽度の痛みの補助としては選択肢になり得るが、確実性は高くない。 | Level A(PMID:25425092) | ⚠️ 要注意 |
| 捻挫・打撲 | 急性期の痛みの補助にはなり得るが、腫脹・骨折疑い・強い痛みでは受診優先。 | Level C(レビュー上の位置づけ) | ⚠️ 条件付き |
| しもやけ | 凍瘡は治療エビデンスが限定的。貼付剤での改善を期待しすぎない。 | Level D(PMID:33653127) | ℹ️ データ不足 |
💰 コスト効率の見える化
ビーエスバンEαは「1枚約8.4円」という低単価が特徴です。ただし貼付剤は痛む部位や範囲により使用枚数が増えます。ここでは現実的に1日1〜2枚で試す想定を置きます。
- 1日あたり: 約8〜17円(1〜2枚/日)
- 1ヶ月あたり: 約252〜504円(30日換算)
- 3ヶ月あたり: 約756〜1,512円
💡 比較: コンビニコーヒー1杯(約150円)の約5〜11%程度。短期の“試しやすさ”は高い部類です。
⏱️ 効果を実感するまでの目安
貼付型の鎮痛消炎剤は、サプリのように「数週間で体質改善」を狙うものではなく、主に短時間〜数日での体感を見ます。以下は作用機序と臨床試験の設計(短期評価)に基づく目安です。
初期段階
- 冷感・温感刺激による「痛みの紛れ」が起こり得る
- 皮膚刺激が出る人はこの段階で違和感が出やすい
中期段階
- 貼付剤RCTでは8時間貼付で痛みの軽減が評価された
- 動いて痛むタイプの筋肉痛で差が出る可能性
見極め段階
- 貼っても改善しない場合は、継続より原因評価が優先
- 添付文書でも「5〜6日で改善しない場合は中止・相談」を推奨
⚠️ 注意: 強い痛み、腫れ、しびれ、発熱、外傷(骨折疑い)などがある場合は、外用剤で様子見せず受診してください。
💡 効果的な使い方
⏰ タイミング
痛みを感じる前後(活動前・就寝前など)
理由: 貼付剤は短期の感覚調整で体感が出やすく、生活動作のストレスが減る可能性があります。
📋 用法・用量
1日1〜2回、患部に貼付
理由: 添付文書の範囲を遵守。皮膚刺激リスクを増やさないためにも、回数・部位の連続貼付に注意。
🔧 効果を高めるコツ
貼る前に汗や汚れを拭き、皮膚を清潔にする
理由: 付着不良や皮膚トラブルを減らす。貼付中の強い加温は避ける(吸収増・有害事象リスク)。
皮膚が弱い方の必須手順: 腕の内側などで小片を半日以上貼り、発赤・かゆみが出ないか確認してから使用してください(メーカー注意事項)。
👤 向いている人 / 向いていない人
✅ 向いている人
- 軽度の筋肉痛・関節痛・肩こりで、まず外用で様子を見たい
- 短時間の体感(冷感・温感刺激)を活用したい
- 内服鎮痛薬を避けたい(ただし医師判断が前提)
❌ 向いていない人
- 湿疹・かぶれ・傷口がある部位に貼りたい
- サリチル酸系・メントール等でアレルギー歴がある
- 抗凝固薬使用中など、相互作用リスクがある(医療者に相談)
✅ あなたとの相性チェック
当てはまる項目にチェックを入れてください(4つ以上で相性◎)。これは医学的診断ではなく、失敗しにくい前提条件を整理するためのチェックです。
🏆 JHO編集部の総合評価
✅ 科学的に支持されるポイント
- 貼付型メチルサリチル酸+メントールの二重盲検RCTが存在し、短期的な痛み軽減の可能性が示されている(PMID:20171409)
- メーカー公式で成分量が明記され、安全な使い方(禁忌部位・相談事項)が明確
⚠️ エビデンスが限定的な点
- サリチル酸含有外用剤の統合評価では不確実性が大きく、効く人と効かない人の差が出やすい(PMID:25425092)
- しもやけは治療エビデンス自体が限定的で、本製品の主戦場ではない(PMID:33653127)
❌ 注意が必要な点
- 皮膚刺激(発疹・発赤・かゆみ)が出たら中止し相談
- 抗凝固薬との相互作用が疑われる報告があるため、該当者は要相談(PMID:8926909)
JHO編集部の推奨度(科学的観点)
3.6/5.0
本評価は、メーカー公式成分情報と、貼付剤の臨床研究(PMID:20171409)、および統合評価(PMID:25425092)に基づく科学的分析です。効能の断定ではなく、判断材料としてご活用ください。
⚠️ 見落としがちなリスク
⚠️ 安全性・副作用・注意事項
報告されている副作用(主に局所)
| 症状 | 頻度 | 対象者 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 発疹・発赤、かゆみ | —(個人差) | 敏感肌、アレルギー体質 | メーカー注意事項(公式情報) |
医師・薬剤師に相談すべき場合
- 妊娠中・授乳中の方
- 薬でアレルギー症状を起こしたことがある方
- 持病がある方、服薬中の方(特に抗凝固薬)
- 5〜6日使用しても改善しない、または悪化する場合
副作用救済制度: 医薬品の副作用被害救済制度についてはPMDAへ相談できます(受付窓口・制度案内はPMDA公式を参照)。
❓ よくある質問(FAQ)
Q. ビーエスバンEαは本当に効果がありますか?
A. 貼付型のメチルサリチル酸+メントール製剤では、二重盲検RCTで短期の痛み軽減が示された報告があります(PMID:20171409)。ただしサリチル酸系外用剤全体の統合評価では不確実性が大きく、体感には個人差があります(PMID:25425092)。「軽度の痛みを短期で補助する」目的で、用法・用量を守って試す位置づけが現実的です。
Q. 効果を実感するまでどのくらいかかりますか?
A. 外用貼付剤はサプリのように数週間かけて変化を見るものではなく、貼付後の短時間〜数時間で体感が出ることがあります。臨床試験でも8時間貼付で評価されており(PMID:20171409)、まずは1日単位で様子を見るのが一般的です。5〜6日で改善しない場合は中止して相談してください。
Q. 副作用はありますか?
A. 主に貼付部位の発疹・発赤・かゆみなどの皮膚症状が想定されます。敏感肌の方は小片でテスト貼付し、異常があれば中止してください。また、サリチル酸系の相互作用が疑われる報告もあるため(例: PMID:8926909)、抗凝固薬使用中などは医療者に相談が望ましいです。
Q. 使い方のベストタイミングは?
A. 痛みが出やすい活動の前後、または就寝前など「生活動作の負担を減らしたい時間帯」に貼付すると、体感を得やすいことがあります。貼付前に皮膚を清潔にし、汗を拭くことがポイントです。貼付中の強い加温は避けてください。
Q. 他の類似製品と比べてどうですか?
A. 本製品はサリチル酸メチル6.29%とメントール5.71%という配合比が特徴で、研究で検証された貼付剤(例: 10%+3%)とは比率が異なります(PMID:20171409)。そのため「同じ成分名でも体感が別物」になり得ます。確実性を求めるなら、医療者に相談し、適切な外用薬(NSAIDs外用など)も含めて検討するのが安全です。
Q. コスパは良いですか?
A. 1枚あたり約8.4円と低単価で、1日1〜2枚なら約8〜17円が目安です。短期で試しやすい一方、貼付枚数が増えるとコストも上がるため、まずは「狭い範囲・短期間」で適合性を見るのがおすすめです。
Q. 使用を避けるべき人は?
A. 目の周囲・粘膜、湿疹・かぶれ・傷口には使用しないでください。また、薬でアレルギーを起こしたことがある方、抗凝固薬使用中の方は事前相談が望ましいです。貼付後に発疹・発赤・かゆみが出た場合は中止してください。
Q. 長期間使用しても大丈夫ですか?
A. 本製品は短期の症状緩和を想定した設計で、添付文書でも「5〜6日で改善しない場合は中止して相談」が推奨されています。長期連用は皮膚刺激や原因疾患の見落としにつながるため避け、改善しない場合は医療者に相談してください。

ビーエスバンEαを購入する
短期の筋肉痛・関節痛などに対して「貼るだけ」で補助できる可能性がある一方、統合評価では不確実性も指摘されています。過信せず、用法・用量と安全性を守って判断したい方に向いた選択肢です。
3.6/5.0(JHO科学的評価)
📚 参考文献・引用元
※ 本記事で引用した研究は、PubMed等で一次情報を確認し、研究の種類(RCT/レビュー/症例報告)を区別して整理しています。
- Higashi Y, et al. Efficacy and safety of a methyl salicylate and l-menthol patch in relieving mild-to-moderate muscle strain/sprain. Clin Ther. 2010. PMID:20171409. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20171409/
- Derry S, et al. Salicylate-containing rubefacients for acute and chronic musculoskeletal pain in adults. Cochrane Database Syst Rev. 2014. PMID:25425092. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25425092/
- Sundstrup E, et al. Acute effect of topical menthol on pain and performance during fatiguing exercise. Eur J Appl Physiol. 2014. PMID:25298894. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25298894/
- Xu H, et al. Camphor activates and strongly desensitizes TRPV1 channel. J Neurosci. 2005. PMID:16192383. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16192383/
- Pratt M, et al. Chilblains (pernio): a review of etiology and management. 2021. PMID:33653127. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33653127/
- Case report: topical methyl salicylate and warfarin interaction. PMID:8926909. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/8926909/
- Case report: adverse effects with menthol/methyl salicylate and heat. PMID:3556044. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/3556044/
- メーカー公式(大石膏盛堂)製品情報: ビーエスバンEα(成分・効能・用法等)https://www.o-koseido.co.jp/
- PMDA 医薬品副作用被害救済制度(制度案内)https://www.pmda.go.jp/
検証日: 2026年1月21日

