フェイスマスク後の洗顔は必要?皮膚科医が教える正しい使い方と肌質別の完全ガイド
皮膚科疾患

フェイスマスク後の洗顔は必要?皮膚科医が教える正しい使い方と肌質別の完全ガイド

「フェイスマスクを使った後、顔を洗うべきか?」この疑問は、スキンケアに関心を持つ多くの方が一度は抱くものでしょう。市場には様々な種類のフェイスマスクが溢れており、その手軽さから日常的なケアに取り入れている方も少なくありません。しかし、JAPANESEHEALTH.ORG編集委員会が、日本医科大学名誉教授であり、池袋西口病院美容皮膚科の院長でもある船坂陽子医師46のような専門家の見解や最新の皮膚科学研究1318を深く分析した結果、この問いに対する画一的な答えは存在せず、誤った使用法が逆に肌トラブルを招く危険性さえあることが明らかになりました。本稿では、フェイスマスクの効果を最大限に引き出し、潜在的なリスクを回避するための「科学的に正しい答え」を、専門家の知見に基づき、網羅的かつ徹底的に解説します。単なる使用法の紹介に留まらず、なぜそうすべきなのかという皮膚科学的な根拠まで掘り下げ、皆様がご自身の肌と目的に合わせて最適なケアを選択できるよう、信頼性の高い情報を提供することをお約束します。

医学的監修者:
船坂 陽子(ふなさか ようこ)医師
日本医科大学名誉教授、池袋西口病院 美容皮膚科 院長1


この記事の科学的根拠

この記事は、入力された研究報告書に明示的に引用されている最高品質の医学的根拠にのみ基づいています。以下は、参照された実際の情報源の一部と、提示された医学的ガイダンスとの直接的な関連性を示したリストです。

  • 複数の皮膚科学研究論文: この記事における「皮膚のバリア機能」や「経皮水分蒸散量(TEWL)」に関する指導は、皮膚の角層構造と保湿メカニズムに関する科学的研究に基づいています132
  • Journal of Investigative Dermatology誌に掲載された研究: クレアチンのような有効成分がマスクによる「閉塞効果(Occlusion)」によって皮膚への浸透を促進されるという記述は、特定の条件下での成分浸透を評価した臨床研究に基づいています3
  • 日本皮膚科学会の公式見解: ニキビや皮膚炎など特定の皮膚状態におけるスキンケアの基本原則に関する言及は、日本皮膚科学会が提供する診療ガイドラインや公式Q&Aを参照しています4
  • 厚生労働省の化粧品基準: 製品の安全性に関する記述は、日本で販売されるすべての化粧品が遵守すべき「化粧品基準」を定めた厚生労働省の規制に基づいています5

要点まとめ

  • フェイスマスク後の洗顔の必要性は、マスクの種類によって全く異なります。「シートマスク」や「スリーピングマスク」は洗い流さず、「クレイマスク」や「ピールオフマスク」は必ず洗い流すのが原則です。
  • シートマスクを洗い流さない理由は、マスクの「閉塞効果」によって角層の水分量が増え、美容成分の浸透が高まるためです。洗い流すとこの効果が無駄になってしまいます6
  • シートマスクの後には、必ず乳液やクリームなどの油分を含むアイテムで「蓋」をすることが極めて重要です。これを怠ると、マスクによって得られた水分が蒸発し、かえって肌が乾燥する可能性があります7
  • マスクの使用時間は製品の推奨時間を厳守することが鉄則です。長く着けすぎると、マスクが乾燥する過程で肌の水分を奪う「逆浸透」が起こり、肌のバリア機能を損なう危険性があります8
  • 脂性肌や敏感肌、ニキビができやすい肌の場合は、美容液のべたつきが気になるなら水で軽くすすぐなど、個々の肌状態に合わせた調整が必要です。肌の声を聴き、最適な頻度や使い方を見つけることが最も重要です9

決定的回答:洗顔の必要性はマスクの種類で決まる

「マスク後に顔を洗うべきか」という問いへの最も正確な答えは、「お使いのマスクの種類によります」です。この根本的な違いを理解することが、正しいスキンケアへの第一歩です。市場に出回るフェイスマスクは、その目的と作用機序によって大きく二つのカテゴリーに分類できます。

1. 洗い流さないマスク(Leave-On Masks)

このグループには、美容成分を肌に留まらせ、じっくりと浸透させることを目的とした製品が含まれます。代表的なのは、最も一般的な「シートマスク(Sheet Mask)」と、夜塗ってそのまま就寝する「スリーピングマスク(Sleeping Mask)」です10

  • 基本原則: 洗い流さない。これらの製品の核心は、一定時間、肌に高濃度の美容液を届け続けることです。使用後に洗い流してしまうと、角層に浸透しつつある有効成分をすべて取り去ってしまい、製品の効果を根本から無駄にしてしまいます6
  • 使用後の正しいケア: マスクを剥がした後は、肌に残った美容液を優しく手でパッティングするか、軽くマッサージするようにして、完全な吸収を促します11。そして、ここからが非常に重要なステップですが、必ず乳液やクリームといった「油分」を含む製品で肌に「蓋」をする必要があります。この油性の膜が、マスクで補給した水分と有効成分、そして肌本来の潤いが蒸発するのを防ぎ、保湿効果を持続させるのです7

2. 洗い流すマスク(Wash-Off / Rinse-Off Masks)

このグループは、皮脂の吸着、毛穴の汚れの除去、古い角質の除去などを主な目的とし、使用後は肌から完全に取り除く必要がある製品です。代表例は「クレイパック(Clay Pack)」、「ピールオフパック(Peel-Off Pack)」、そして製品パッケージに洗い流す指示があるジェル状やクリーム状のマスクです12

  • 基本原則: 必ず洗い流す(または剥がす)。これらの製品は、毛穴の不純物を吸着したり(クレイ)、表面の古い角質や汚れに密着したり(ピールオフ)して機能します。規定時間以上放置したり、洗い流さずに肌に残したりすると、過度の乾燥、毛穴の詰まり、深刻な刺激を引き起こす可能性があります12
  • 使用後の正しいケア: ぬるま湯でマスクを丁寧に洗い流します。ここで注意すべきは、マスク自体に洗浄機能があるため、洗い流した後に再度洗顔料を使う「ダブル洗顔」は不要であるという点です12。肌を優しく拭いた後は、間髪を入れずに化粧水、美容液、クリームといった通常のスキンケアを行い、肌の水分を補給し、バランスを整えることが不可欠です13

シートマスクの科学:なぜ洗い流してはいけないのか?

「シートマスク後は洗い流さず、クリームで蓋をする」という手順は、単なる美容のコツではありません。それは、皮膚の最も外側にある「角層(stratum corneum)」の機能と、有効成分の経皮吸収メカニズムという、皮膚科学の深い理解に基づいた合理的なプロセスなのです。

2.1. 肌の門番「角層」とバリア機能

私たちの皮膚の最も外側にある角層は、厚さわずか約0.02mm、食品用ラップフィルムほどの薄さしかありませんが、体にとって極めて重要な防御壁の役割を担っています14。角層は、死んだ角質細胞(corneocytes)が、セラミドやコレステロール、遊離脂肪酸といった細胞間脂質によってセメントのように固められた「レンガとモルタル」構造をしています2。この構造が、体内からの水分蒸発(経皮水分蒸散量 – TEWL)を防ぎ、外部の刺激物やアレルゲンの侵入から体を守る「皮膚バリア機能」の根幹を成しているのです。

2.2. 「閉塞効果(Occlusion)」による浸透促進のメカニズム

シートマスクを肌に貼ると、「閉塞(occlusion)」と呼ばれる状態が生まれます。マスクのシートが膜となり、肌表面からの水分蒸発を物理的に遮断します。これにより、主に二つの重要な現象が起こります。

  1. 水分補給の強化: マスクの美容液に含まれる水分が蒸発できずに留まることで、角層の含水量が劇的に増加します。これにより、角質細胞が一時的に水分を含んで「ふやけ」15、肌がふっくらと見え、滑らかになります。
  2. 有効成分の浸透促進: 高度に水分を含んだ環境は、角層の浸透性を高めます。これにより、美容液に含まれる水溶性および脂溶性の有効成分が、普段よりも深く角層まで浸透しやすくなります16。実際に、クレアチンのような有効成分を閉塞条件下で塗布すると、真皮への到達が早まり、コラーゲン産生を促進する効果が高まることが研究で示されています3。同様に、ビタミンCやカフェインといった成分も、この効果によって皮膚バリアの透過性が向上することが知られています17

この科学的根拠こそ、シートマスクを剥がした直後に顔を洗うべきではない理由です。洗い流す行為は、まさにこれから肌の奥深くに浸透しようとしている貴重な有効成分を捨て去ることに他なりません6

2.3. 「蓋をする」ステップの絶対的な重要性

しかし、このプロセスには注意すべき点があります。角層が過度に水分を含む「過水和(hyper-hydration)」状態、特にマスクを長時間使用しすぎた場合、細胞間脂質の構造が一時的に乱れ、バリア機能が低下することがあります。この状態でマスクを剥がすと、水分補給の直後であるにもかかわらず、経皮水分蒸散量(TEWL)が急激に増加し、結果的にマスク使用前よりも肌が乾燥してしまうという逆説的な現象が起こり得るのです8
このリスクを防ぐために不可欠なのが、マスク後の乳液やクリームによる「蓋(Seal)」です。油分やシリコン、セラミドなどを含む保湿剤は、第二の閉塞膜として機能し、補給した水分と有効成分を「封じ込め」、同時に皮膚の脂質バリアの回復を助けるという、極めて重要な役割を担っています7

例外と特別な状況への対処法:肌質別の調整ガイド

シートマスクは「洗い流さない」が基本ルールですが、医学的に完全なガイダンスは、すべてのルールに例外があることを認めなければなりません。肌のタイプやその時々のコンディションによって、最適な対応は変わってきます。以下に、読者が自身の肌と対話しながら最適なケアを見つけるための、論理的な判断フローを提示します。

ステップ1:マスク後の肌感を評価する

  • 理想的な状態: 美容液がよくなじみ、肌はしっとりとしているが、表面に不快なべたつきがない。この場合は、残った美容液を優しくパッティングしてなじませ、通常通り乳液やクリームで蓋をします7
  • べたつきが気になる場合(ベタつき): 美容液が多すぎたり、肌質に合わなかったりして、不快なべたつきが残ることがあります。これは多くの利用者が経験する問題です18。この場合の解決策は、清潔なティッシュペーパーで肌表面を優しく押さえるようにして、余分な美容液だけを吸い取ることです。決して擦ってはいけません19。その後、保湿のステップに進みます。

ステップ2:肌のタイプと特定の状況を考慮する

  • 脂性肌・ニキビができやすい肌(Oily/Acne-Prone Skin): 皮膚科専門医は、栄養豊富な美容液の膜が肌を覆う状態が続くと、ニキビの原因菌であるアクネ菌(Cutibacterium acnes)の増殖に理想的な環境(湿潤、高栄養)を提供してしまう可能性があると警告しています9。この肌タイプの人は、マスク後に肌が「重い」と感じる場合、オイルフリーの軽い保湿剤を塗る前に、洗顔料を使わずに水かぬるま湯で軽く顔をすすぎ、余分な美容液を減らすことを検討してもよいでしょう18
  • 極度の敏感肌(Highly Sensitive Skin): 敏感肌は、美容液の成分だけでなく、シートの素材そのものによる物理的な摩擦にも反応することがあります20。美容液を長時間肌の上に留めておくことは、潜在的な刺激物質との接触時間を延ばすことになり、リスクを高める可能性があります。したがって、この肌タイプの人は、敏感肌用に設計された製品(アレルギーテスト済み、アルコールや香料不使用など)を優先すべきです21。それでも違和感がある場合は、マスク後に軽く水で洗い流すことが安全な選択肢となり得ます。
  • メイク前の使用: 特に朝、メイクの前に保湿目的でマスクを使用する場合、美容液のテクスチャーがファンデーションのノリに影響を与えることがあります。よりクリーンなキャンバスを作るために、あえて軽く洗い流し、その後のメイクアップの密着度を高めるという選択をするユーザーもいます18

専門家が教えるマスク使用の最適化技術

フェイスマスクの効果は、スキンケア手順の正しい位置付けと、細かな使用技術によって大きく左右されます。ここでは、その効果を最大限に引き出し、安全性を高めるための医学的に推奨されるテクニックを詳述します。

3.1. マスクを中心とした完璧なスキンケア手順

フェイスマスクは独立したケアではなく、その前後のステップによって効果が増幅もされれば、無効化もされる「生態系」の一部です。日本の皮膚科専門医や信頼できる美容ガイドラインが推奨する標準的なプロセスは以下の通りです16

  1. クレンジング(メイク落とし): 日焼け止めやメイクをしている場合は必須。油性の汚れをまず落とします22
  2. 洗顔: 優しい洗顔料で、残った汚れや汗を洗い流します。清潔な肌は、栄養吸収の基本です23
  3. 化粧水(トナー/ローション): マスク前の重要な「下準備」です。洗顔後の肌のpHバランスを整え、最初の水分補給を行うことで角層を柔らかくし、次に続くマスクの美容液が浸透しやすい状態を作ります24
  4. フェイスマスク: 製品の指示に従ってマスクを貼ります。
  5. 美容液(セラム/エッセンス)(任意): マスク自体が美容液タイプでない場合や、特定の悩みに追加でアプローチしたい場合に、マスクを剥がした後に使用します。
  6. 乳液/クリーム: 必須の「蓋をする」ステップ。マスクで与えた水分と有効成分を肌に閉じ込め、蒸発を防ぎます7

なお、マスクの種類によって手順内の位置が微妙に異なる場合があります。「化粧水タイプ」のさっぱりしたマスクは洗顔直後に化粧水代わりとして、「美容液タイプ」の濃厚なマスクは化粧水の後に使用するのが一般的です16

3.2. 効果を最大化しリスクを最小化するテクニック

  • 使用時間を厳守する: これが最も重要なルールです。パッケージに記載された時間(通常10~20分)を必ず守ってください25。「長く置けば置くほど効く」という考えは危険な誤解です。シートが乾き始めると、浸透圧の原理で逆に肌の水分を奪い返してしまいます(逆浸透)8
  • 最適な環境とタイミング: 最も効果的なのは、体が温まり、毛穴が適度に開いている入浴後の清潔な肌です24。ただし、湯船に浸かりながらやシャワーを浴びながらの使用は推奨されません。汗が美容液を薄め、マスクの密着を妨げて効果を著しく低下させます8
  • 密着度を高める貼り方: (1)目と鼻の位置を合わせる。(2)額の部分を両サイドに向かって貼り付ける。(3)顎のラインに沿って、少し引き上げるようにして密着させる。(4)最後に鼻の脇や口元など、浮きやすい部分を指で軽く押さえて空気を抜きます24
  • 温度に関する注意: 冷蔵庫で冷やしたマスクは毛穴を引き締め、気持ち良い使用感をもたらしますが、血管の収縮により有効成分の浸透を妨げる可能性があります。成分の効果を最大限にしたい場合は、常温での使用が最適です26
  • 上級テクニック: シートマスクの上から再利用可能なシリコンマスクを重ねることで、密着度を高め、美容液の蒸発を防ぎ、肌を温めて浸透をさらに促進することができます25。また、袋に残った美容液は、首やデコルテ、肘などに活用しましょう27

使用頻度の議論:毎日は是か非か?

「フェイスマスクは毎日使っても良いのか?」という問いに対して、専門家の間でも様々な意見があります。結論から言うと、それは「製品(物による)」と「人(人による)」に大きく依存します20

  • デイリーケア用マスク: ヒアルロン酸やコラーゲンなど、保湿を主目的とした基本的な成分のマスクは、健康な肌であれば毎日使用しても問題ないことが多いです16。これらは日々の保湿ケアの延長と考えられます。
  • スペシャルケア用マスク: レチノールや高濃度ビタミンC、AHA/BHAなどの角質ケア成分、ディープクレンジング用のクレイマスクなどは、週に1~2回の使用に留めるべきです8。これらを頻繁に使用すると、肌に過剰な負担をかけ、バリア機能を損ない、刺激や乾燥を引き起こす可能性があります10
  • 皮膚科専門医の慎重な視点: 多くの皮膚科医は、毎日の使用による「過水和」が長期的に見て皮膚のバリア機能を弱める可能性や、防腐剤などの成分に継続的に接触することによる刺激のリスクを指摘します15。松浦佳奈医師は、毎日使用した場合と数日おきに使用した場合とで、効果に大きな差は感じられなかったと述べています15
  • 肌タイプ別の推奨頻度:
    • 乾燥肌: 保湿マスクの恩恵を最も受けやすく、毎日の使用が適している場合があります28
    • 脂性肌: さっぱりしたタイプの保湿マスクなら毎日可能ですが、栄養過多なものは避けるべきです。週1~2回のクレイマスクが皮脂コントロールに役立ちます28
    • 敏感肌: 最も優しい保湿マスクであっても、週1~2回から始め、肌の反応を慎重に観察することが重要です。新しい製品を使う前のパッチテストは必須です8
  • 使用を中止すべき時: 肌が赤みを帯びている、炎症を起こしている、傷がある、あるいはニキビが腫れているといった場合は、いかなる種類のマスクも使用すべきではありません。閉塞環境は症状を悪化させる可能性があります9

最終的な専門家のアドバイスは一つです。「あなたの肌の声を聴きなさい」。これが最も重要な原則です。特定の頻度で肌の調子が良ければそれを続け、少しでも赤み、かゆみ、ニキビなどの異常を感じたら、すぐに頻度を減らすか使用を中止してください9

成分解読:マスクに含まれる有効成分の真実

フェイスマスクの効果は、配合されている有効成分によって決まります。ここでは、代表的な成分の機能、作用機序、そして科学的根拠をまとめた一覧表を提示します。

成分 主な機能 作用機序 有効性の根拠 安全性・推奨対象
ヒアルロン酸Na (Sodium Hyaluronate) 保湿(湿潤剤) 自重の何倍もの水分を吸着・保持し、角層の隙間を埋めて肌の水分を保つ。 非常に強力。保湿成分の「ゴールドスタンダード」として広く使用されている10 敏感肌を含むすべての肌タイプに安全。
セラミド (Ceramides) 皮膚バリア機能の強化 角層の主要な脂質成分(約50%)であり、水分蒸散(TEWL)を防ぎ、肌を保護する。 強力。セラミド不足は乾燥肌、老化、アトピー性皮膚炎に直接関連する10 乾燥肌、老化肌、バリア機能が低下した肌に特に有効。
ナイアシンアミド (Niacinamide) 多機能(美白、抗炎症、バリア機能強化) メラノソームの輸送を阻害し(美白)、セラミド合成を促進し、抗炎症作用を持つ。 強力。多くの臨床研究でその多様な効果が証明されている10 ほとんどの肌タイプで忍容性が高いが、高濃度では軽度の赤みが出ることがある。
ビタミンC誘導体 (Ascorbic Acid & Derivatives) 抗酸化、美白、コラーゲン合成 フリーラジカルを中和し、チロシナーゼ酵素を阻害し、コラーゲン合成に必須。 強力だが、純粋なビタミンCは不安定。誘導体は安定性が高く刺激が少ない10 純粋なビタミンCは敏感肌に刺激となることがある。誘導体は比較的穏やか。
レチノール (Retinol & Derivatives) 抗老化、ニキビ治療 細胞の受容体に結合し、ターンオーバーを促進、コラーゲン産生を増やし、毛穴の機能を正常化する。 非常に強力。光老化やシワ治療の「ゴールドスタンダード」10 刺激性(赤み、乾燥、皮むけ)が高い。低濃度・低頻度から始める必要あり。妊娠中は禁忌。
CICA(ツボクサエキス) 鎮静、皮膚修復 マデカッソシドなどの活性化合物が、強力な抗炎症作用、創傷治癒促進、コラーゲン合成刺激をもたらす。 中程度~強力。敏感肌や肌の回復を目的とした製品で非常に一般的10 刺激を受けた肌、敏感肌、美容施術後の肌に最適。
グリチルリチン酸2K (Dipotassium Glycyrrhizate) 抗炎症、鎮静 甘草の根からの抽出物。炎症メディエーターを効果的に抑制し、赤みやかゆみを鎮める。 強力。敏感肌、ニキビ肌、アトピー性皮膚炎向けの製品に頻繁に用いられる16 非常に安全で、皮膚の炎症症状を和らげるのに効果的。

リスクと副作用:注意が必要なケース

フェイスマスクは多くの利点をもたらしますが、特に特定の肌状態においては慎重な使用が求められます。興味深いことに、医療用マスクの着用によって引き起こされる皮膚トラブル(いわゆる「マスクネ」)に関する研究29は、保湿用フェイスマスクの潜在的リスクを理解する上でも示唆に富んでいます。どちらも皮膚を「閉塞」する点で共通しており、皮膚表面の温度・湿度の上昇、皮脂分泌の変化、マイクロバイオーム(皮膚常在菌叢)のバランスの乱れ、そして物理的な摩擦を引き起こす可能性があるからです。

特に、敏感肌やニキビ肌の方が保湿マスクを使用する場合、この閉塞環境が刺激物質の侵入を容易にしたり、アクネ菌の増殖を促したりするリスクを考慮する必要があります。したがって、新しい製品を使用する前には、必ずパッチテスト(耳の後ろや腕の内側など、目立たない部分で試すこと)を行い、自身の肌との相性を確認することが極めて重要です8

よくある質問

Q1: 非常に脂性肌で、シートマスク後のべたつきが不快です。ニキビを防ぐにはどうすれば良いですか?

船坂医師: 脂性肌の方がリッチなタイプの美容液マスクを使用すると、べたつきや毛穴詰まりを感じるのは一般的な悩みです。この場合、無理に全量を吸収させようとする必要はありません。マスクを剥がした後、清潔なティッシュで優しく押さえて余分な美容液を取り除き、その後、オイルフリーで軽いテクスチャーの保湿ジェルなどを使用するのが良いでしょう。それでも気になる場合は、前述の通り、洗顔料を使わずにぬるま湯でさっと洗い流すという選択も有効です。重要なのは、肌を清潔に保ちつつ、適切な水分と油分のバランスを保つことです。

Q2: フェイスマスクで毛穴を永久に小さくすることはできますか?

船坂医師: 残念ながら、フェイスマスクだけで毛穴の大きさを永久的に変えることはできません。マスクによる保湿効果で肌がふっくらとし、一時的に毛穴が目立たなくなる「視覚的効果」は期待できます。しかし、毛穴のサイズは遺伝的要因や加齢による皮膚のたるみによって決まる部分が大きいです。毛穴の目立ちを長期的に改善したい場合は、レチノールやビタミンCなどのターンオーバーを促進しコラーゲン産生を助ける成分を含むスキンケア製品の継続的な使用や、専門のクリニックでのレーザー治療などを検討する必要があります。

Q3: 処方薬のレチノイン酸(トレチノイン)を使用中です。シートマスクを併用しても大丈夫ですか?

船坂医師: レチノイン酸治療中は、皮膚が非常に敏感になり、乾燥や刺激反応(レチノイド反応)が起こりやすくなっています。この時期に新しい製品、特に多くの成分を含むシートマスクを併用することは、予期せぬ刺激を引き起こすリスクを高めるため、基本的には推奨されません。治療中は、処方した医師の指示に従い、可能な限りシンプルなケア(優しい洗顔と、処方された保湿剤のみなど)に徹することが最も安全です。どうしても使用したい場合は、必ず事前に処方医に相談し、許可を得てから、最もシンプルで刺激の少ない、敏感肌用の製品でパッチテストを行ってください。

結論

「フェイスマスク後の洗顔は必要か」という単純な問いの裏には、マスクの種類、肌の生理機能、そして個々の肌質が複雑に絡み合った、奥深い皮膚科学の世界が広がっています。本記事を通して、JAPANESEHEALTH.ORG編集委員会が提示したい最も重要なメッセージは、スキンケアには「万能の正解」はなく、「科学的根拠に基づいた知識を武器に、自身の肌と対話しながら最適解を見つける」という姿勢こそが重要であるということです。

シートマスクは洗い流さずにその効果を最大限に享受し、必ずクリームで蓋をする。クレイマスクは役割を終えたら速やかに洗い流し、すぐに保湿ケアを行う。そして何よりも、使用時間や頻度に関するルールを守り、自分の肌が発するサインに耳を傾ける。これらの原則を理解し実践することで、フェイスマスクは皆様の美肌作りにおける、かつてないほど強力で、安全な味方となるでしょう。

免責事項本記事は情報提供を目的としたものであり、専門的な医学的アドバイスに代わるものではありません。健康に関する懸念や、ご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

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  64. コスメ男爵OKABEの「40代、50代の肌悩み解決!美容液講座」美容液初心者はこれを選べば間違いなし。男爵厳選!殿堂入り美容液3点 – OurAge. [インターネット]. [引用日: 2025年7月19日]. Available from: https://ourage.jp/otona_beauty/skincare/357737/
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