要点まとめ
- 日本の現状と背景: 日本では特に初産婦において会陰切開の実施率が高い傾向にありますが、日本産科婦人科学会(JSOG)は一律の実施を推奨していません356。この背景を知ることは、ご自身のケアを理解する上で重要です。
- 回復の目安とセルフケア: 痛みは通常、産後1週間で落ち着き始め、1ヶ月でほぼ解消されますが個人差があります1。回復を早める鍵は、正しい衛生管理、栄養、休息、そして適切な時期に始める骨盤底筋体操です。痛みが増す、熱が出るなどの異常があれば、すぐに医療機関に相談してください。
- 痛みと心のケアは多角的に: 痛みには医療用鎮痛薬のほか、円座クッションの使用、冷却・温め、漢方薬などの選択肢があります11022。また、体の痛みは心の健康にも影響します。産後の気分の落ち込みが長引く場合は、一人で抱え込まず、地域の保健センターや専門家、サポート団体へ相談することが大切です3746。
- 先進的なアプローチと長期的な視点: 乳酸を用いた創傷ケアが回復を早める可能性があるという研究が進んでいます15。また、性生活の再開や将来の出産に関する不安、傷跡の悩みについても、専門家と共に解決の道を探ることができます。
1. 日本の医療における会陰切開:基本の理解を深める
会陰切開後のケアについて知る前に、まずはこの手技が日本の医療現場でどのように位置づけられているのかを理解することが大切です。公式なガイドラインや統計データを参照することで、なぜこのテーマが日本の産後女性にとってこれほど重要なのかが明らかになり、ご自身の状況を客観的に捉える助けとなります。
1.1. 会陰切開とは?
会陰切開とは、分娩の際に赤ちゃんがスムーズに出てこられるように、また会陰部が不規則に大きく裂ける(会陰裂傷)のを防ぐ目的で、腟と肛門の間にある会陰部を外科的に切開する手技です2。これにより、特に赤ちゃんの頭が大きい場合や、吸引分娩・鉗子分娩が必要な場合、あるいは赤ちゃんの心拍に異常が見られる(胎児機能不全)など、迅速な分娩が求められる状況で、安全な出産を助けることができます2。切開にはいくつかの方法がありますが、日本では一般的に、斜めに切開する「正中側切開(mediolateral episiotomy)」が多く行われています2。この方法は、重度の裂傷に比べて傷口が直線的であるため、縫合しやすく、きれいに治りやすいという利点があると考えられています2。
1.2. 日本における会陰切開:実施率と公式ガイドライン
日本の産科医療において、会陰切開は非常に一般的な手技ですが、その実施率と公式な推奨には興味深い乖離が見られます。この点を理解することは、ご自身の経験を客観視する上で役立ちます。
日本の周産期医療に関するデータによると、特に初めて出産する「初産婦」の場合、会陰切開の実施率は非常に高い水準にあります。厚生労働省(MHLW)の助成を受けた研究では、初産婦における実施率が90%近くに達することが示されています5。また、別の研究では、日本の初産婦で30~100%、経産婦(出産経験のある女性)で10~70%と報告されており、これは他の先進国と比較しても高い数値です6。この背景には、アジア人女性は重度の会陰裂傷のリスク因子を持つという研究報告も影響している可能性が指摘されています66。
一方で、日本の産科医療の指針を定める日本産科婦人科学会(JSOG)は、2023年の診療ガイドラインにおいても、「会陰切開を一律に(ルーチンで)行うことは推奨されない」という立場を明確にしています34。JSOGは、会陰切開が重度の会陰裂傷や長期的な骨盤底機能障害の発生頻度を減少させるわけではないとし、その実施は胎児の健康状態や、避けられない大きな会陰裂傷を防ぐ場合に限定されるべきだとしています4。
この「ガイドライン上の限定的な推奨」と「実際の高い実施率」との間のギャップは、日本の産科医療における長年の慣行、医師個々の判断や経験、あるいは重篤な裂傷を避けるための予防的医療といった複雑な要因が絡み合っていることを示唆しています322。この現実があるからこそ、非常に多くの女性が会陰切開後の回復に関する質の高い情報を必要としており、本記事の重要性が一層高まるのです。
項目 | 詳細 |
---|---|
初産婦の実施率 | 非常に高い(研究によっては30-100%6、あるいは約90%5と報告) |
経産婦の実施率 | 初産婦よりは低いが、10-70%と報告されている6 |
日本産科婦人科学会(JSOG)の推奨 | 一律の実施は不要。胎児の健康や重度裂傷の予防など、医学的に必要な場合に限定して行うべきとされる3。 |
日本で実施される主な理由 | 分娩の迅速化(胎児機能不全など)、重度の会陰裂傷の予防、吸引・鉗子分娩の補助など2。 |
1.3. 縫合について:切開後はどうなるの?
切開後、胎盤が娩出されると、医師によって会陰部の縫合が行われます1。この時用いられる糸は、現在ではそのほとんどが「吸収糸」と呼ばれる、時間とともに体内で自然に溶けてなくなるタイプです101。そのため、かつてのように退院後に抜糸のために通院する必要は基本的にはありません10。ただし、例外的に、傷の腫れが強い場合や、糸による引きつれ感(ひきつり)がひどい場合には、回復を促すために一部の糸を抜糸(カット)することがあります1010。縫合の際には、感染予防のために抗生物質や、痛みを和らげるための鎮痛薬が処方されることもあります10。多くの女性が心配される「排便時にいきむと糸が切れてしまうのではないか」という点については、その心配はないとされています1。
2. 治癒の道のり:会陰切開後の経過を理解する
縫合後の回復過程は、多くの女性にとって不安の種です。痛みの期間、傷口の変化、そして注意すべきサインについて、段階的に見ていきましょう。一般的な経過を知ることで、ご自身の状態を落ち着いて観察し、不要な心配を減らすことができます。
2.1. 痛みと不快感:いつまで続く?
会陰切開後の痛みは、個人差が大きいものの、多くの場合、産後1週間ほどでかなり落ち着き、産後1ヶ月を迎える頃にはほとんど感じなくなると言われています1。特に痛みが強いのは産後数日間で、多くの人が5~6日目あたりから楽になってきたと感じるようです13。この期間は、医療機関から処方される鎮痛薬を適切に使用することが大切です13。また、座るときの痛みを和らげるために「円座(えんざ)クッション」、いわゆるドーナツクッションを使用することは非常に効果的です1。ただし、痛みが極端に強い、日に日に悪化する、腫れがひどい、または強い引きつれ感がある場合には、我慢せずに速やかに入院中の病院や担当の産婦人科医に相談することが重要です1。
2.2. 治癒のタイムライン:日ごと、週ごとの変化
回復の過程を時系列で理解すると、日々の変化に一喜一憂せず、落ち着いて対処できます。以下に一般的な治癒の目安を示します。
Khung Thời Gian (時期) | Cảm Giác Dự Kiến (予測される感覚) | Hình Dạng Vết Thương (創部の外観 – 一般的な注意点) | Lời Khuyên Tự Chăm Sóc (セルフケアのポイント) |
---|---|---|---|
Ngày 1-3 | 痛みが最も強い時期。腫れも目立ち、座ったり動いたりする際に強い不快感を伴う。 | 縫合部はまだ新しく、赤みと腫れが顕著に見られることがある。 | 最大限の休息を心がける。処方された鎮痛薬を適切に使用する。医師の指示があれば冷却パックを使用。排泄後はビデやシャワーで優しく洗浄し、清潔を保つ。円座クッションを活用する。 |
Ngày 4-7 (Tuần 1) | 痛みと腫れが徐々に軽減してくる。傷が治り始める過程で、軽いかゆみを感じ始めることがある。 | 赤みと腫れが少しずつ引いてくる。 | 引き続き衛生管理を徹底する。室内での軽い歩行を開始する。長時間同じ姿勢で座るのを避ける。必要であれば円座クッションを継続して使用する。 |
Tuần 2 | 痛みはかなり和らぎ、主に引きつれ感やかゆみが中心になる。 | 傷口がくっつき始め、色が少しずつ薄くなってくる。 | 軽い運動の範囲を少し広げる。医師の許可があれば、ごく軽い骨盤底筋体操を開始できる。感染の兆候に注意する。 |
Tuần 3-4 | ほとんど痛みはなくなり、軽い引きつれ感やかゆみが残る程度。多くの人がほぼ普段通りに感じる。 | 傷跡(瘢痕)が形成され始める。まだ少し硬く感じることがある。 | 骨盤底筋体操を継続する。無理のない範囲で日常活動に戻れるが、激しい運動は避ける。 |
Sau 1 tháng | ほとんどの症状は消失。傷はほぼ完全に治癒している。 | 傷跡は時間とともにより柔らかく、目立たなくなっていく。 | 不快感がなく、医師の同意があれば性生活の再開を検討できる。何か気になる症状があれば、引き続き観察する。 |
2.3. 傷口の見た目と傷跡
出産という大仕事を乗り越えた証であるとはいえ、傷跡がどのように残るかは多くの女性が気にされる点です。会陰切開の傷は、縫合直後は赤みや腫れがありますが、治癒が進むにつれて徐々に色が薄れ、目立たなくなっていきます2。会陰切開は、不規則な裂傷よりもきれいに治ることを目的の一つとしていますが1、体質によっては傷跡が盛り上がってしまう「ケロイド」や「肥厚性瘢痕」になる可能性もゼロではありません1。もし傷跡の見た目や、治癒後も続く引きつれ、痛みなどが気になる場合は、産後検診の際に相談するか、皮膚科や形成外科といった専門医に相談することも選択肢の一つです1。
2.4. 要注意:感染や合併症のサイン
ほとんどの場合、会陰切開の傷は順調に回復しますが、まれに感染などの合併症が起こることがあります。早期発見と対応が非常に重要ですので、以下のサインに注意してください。これらは、速やかに医療機関に連絡・受診すべき危険信号です。
- 痛みが和らぐどころか、日ごとに強くなる、または突然激しい痛みが出現した1
- 傷口の腫れが異常にひどくなる、または硬くなる1
- 傷口から膿(うみ)や、悪臭のする分泌物が出る2
- 傷口周辺が赤く、熱を持っている
- 38度以上の発熱がある10
- 縫合した傷口が開いてしまった
これらの症状は、細菌感染の可能性があります。特に、会陰切開後の創部感染が重症化し、肛門括約筋にまで損傷が及んだという医療訴訟の事例も報告されており、決して軽視できません17。おかしいと感じたら、ためらわずに専門家の助けを求めてください。
健康に関する注意事項
- 本記事で提供する情報は、一般的な知識の提供を目的としており、個別の医学的アドバイスに代わるものではありません。ご自身の症状について不安がある場合は、必ずかかりつけの産婦人科医や助産師にご相談ください。
- 紹介するセルフケアや製品を試す前には、ご自身の健康状態に適しているか、医療専門家に確認することをお勧めします。特に、授乳中の方は使用する薬剤に注意が必要です。
3. 傷を早く治すための実践的ケアプラン
ここからは、あなたの回復を積極的にサポートするための、具体的で実践的なアクションプランを詳しく解説します。「早く元気になりたい」というあなたの想いを、科学的根拠に基づいたケアで形にしていきましょう。
3.1. 最適な治癒のための必須セルフケア
3.1.1. 会陰部の衛生と創傷ケア
傷口を清潔に保つことは、感染を防ぎ、順調な回復を促すための基本中の基本です。しかし、ゴシゴシ洗うのは禁物。優しく、丁寧なケアが求められます。
- 洗浄: 排泄後は、トイレットペーパーで拭く前に、ビデ(ウォシュレット)や、先が曲がったシャワーボトル(会陰洗浄器)20を使って、ぬるま湯で優しく洗い流しましょう。これにより、物理的な刺激と雑菌の付着を最小限に抑えます。
- 乾燥: 洗浄後は、清潔で柔らかいタオルやトイレットペーパーを、こすらずに優しくポンポンと押し当てるようにして水分を拭き取ります。前から後ろへという方向を常に意識し、尿道から肛門への細菌の移動を防ぎましょう2。
- 清潔の維持: 産褥パッドはこまめに交換し、常に清潔で乾いた状態を保つことが大切です。一部の産後ケア施設では、消毒用のガーゼを使用することもあります19。
3.1.2. 痛みの管理:医療的および家庭での対処法
産後の痛みは我慢するものではありません。利用できる様々な方法を賢く組み合わせて、心身の負担を軽減しましょう。
Phương Pháp (方法) | Cách Thức Hoạt Động (作用機序 – 簡潔に) | Bằng Chứng Nói Gì (エビデンスレベル) | Cách Sử Dụng/Lưu Ý cho Phụ Nữ Nhật Bản (使用方法・日本の母親への注意点) |
---|---|---|---|
経口鎮痛薬 (Paracetamol, Ibuprofen) | 炎症を抑え、痛みの信号をブロックする。 | 強い(アセトアミノフェン)、強い(イブプロフェン、授乳中は注意) | 医師の処方に従って服用。イブプロフェンは、日本の医療ガイドラインに基づき、授乳中でも慎重に用いられることがある。自己判断せず必ず相談を。 |
円座クッション | 座る際に会陰部への直接的な圧迫を避ける。 | 経験的に広く推奨されている。 | 痛みを軽減するため、座る際には常に使用する1。 |
冷却パック (Túi đá, gel lạnh) | 一時的に感覚を麻痺させ、炎症による腫れを抑える。 | 限定的、不確実21。 | 産後24~48時間の急性期に、1回15~20分、1日数回行う。タオルで包み、凍傷に注意。実施前に医師に確認を。 |
温罨法・シッツバス | 血行を促進し、筋肉をリラックスさせ、治癒を促す。 | 経験的、不快感の緩和に役立つ可能性。 | 急性期(産後24~48時間)を過ぎてから、温かいお湯に浸かるか、温かいパックを優しく当てる。実施前に医師に確認を。 |
乳酸製品 (Gel, xịt) | 抗菌作用、抗炎症作用、組織再生の促進、痛みの軽減。 | 新しいが有望(システマティックレビュー)15。 | まだ標準的な治療法ではない。関心がある場合は、利用可能な製品があるか、使用法について医師に相談する。 |
芍薬甘草湯 (Shakuyaku-kanzo-to) | 筋肉のけいれんや緊張を和らげ、それに伴う痛みを軽減する25。 | 伝統的、作用機序に関するエビデンスあり22。 | 漢方に詳しい医師や薬剤師の指導のもとで使用。縫合部の筋肉の緊張による痛みに有効な場合がある22。 |
NSAID直腸内坐薬 | 局所的に強力な鎮痛・抗炎症作用を発揮する。 | 短期的な鎮痛効果(最大24時間)が認められている24。 | 医師の処方が必要。特に痛みが強い急性期に有効な選択肢となりうる。 |
3.1.3. 傷の治りを助ける栄養:食事と栄養素
私たちの体は、食べたものから作られます。特に傷の修復には、特定の栄養素が不可欠です。産後の回復と母乳育児のために、バランスの取れた食事を心がけましょう。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、授乳婦は通常時より多くの栄養素を必要とすることが示されています3031。特に傷の治癒に関連する栄養素は意識して摂取することが推奨されます。
Chất Dinh Dưỡng (栄養素) | Vai Trò Trong Lành Thương (治癒における役割) | Lượng Khuyến Nghị Hàng Ngày cho Phụ Nữ Cho Con Bú (授乳婦の推奨摂取量 – MHLWより) | Ví Dụ Thực Phẩm Nhật Bản (日本の食材例) |
---|---|---|---|
タンパク質 | 体の組織を構築し、修復する。 | 通常量に加えて+20g/日(例:50g + 20g = 70g/日)。 | 魚、鶏肉、豆腐、納豆、卵、乳製品。 |
ビタミンC | コラーゲン生成、抗酸化作用、免疫力の強化。 | 110 mg/日(MHLW, 18-49歳授乳婦)30。 | みかん、いちご、キウイフルーツ、ブロッコリー、パプリカ、さつまいも。 |
亜鉛 | タンパク質合成、免疫機能、細胞の修復。 | 11 mg/日(MHLW, 18-49歳授乳婦)30。 | 牡蠣、赤身肉、鶏肉、豆類、ナッツ類、全粒穀物。 |
鉄 | 酸素運搬、貧血予防(エネルギーと回復に重要)。 | 月経なしの成人女性より多く必要。特に分娩時の出血を考慮し、8.5-9.0 mg/日(非授乳時)に加えて、授乳による付加量が必要。詳細は医師・栄養士に相談を。 | レバー、赤身肉、まぐろ、ほうれん草、レンズ豆、乾燥プルーン。 |
食物繊維 | 便秘を防ぎ、排便時のいきみを軽減する。 | 1日18g以上が目標。 | 野菜、果物、全粒穀物、豆類、きのこ類、海藻。 |
水分 | 水分補給、全身体機能のサポート、母乳生産に重要。 | 喉の渇きに応じて、1日2~2.5リットルを目安に十分に摂取。 | 水、麦茶、スープなど。 |
3.1.4. 軽い運動と骨盤底筋体操
産後すぐに激しい運動は禁物ですが、安静にしすぎも回復を遅らせることがあります。血行を促進し、長期的な回復を助けるために、穏やかな運動と骨盤底筋体操を取り入れましょう。
骨盤底筋は、妊娠と出産によって大きなダメージを受けます。この筋肉群を回復させることは、尿もれの予防・改善だけでなく、会陰部のサポートにも繋がります。医師や助産師に開始時期を確認してから、無理のない範囲で始めましょう34。
Tên Bài Tập (エクササイズ名) | Tư Thế Bắt Đầu (開始姿勢 – 簡単な図解と共に) | Hướng Dẫn Từng Bước (ステップバイステップの手順) | Số Lần Lặp/Tần Suất (回数/頻度) | Lưu Ý Quan Trọng (重要な注意点) |
---|---|---|---|---|
基本のケーゲル体操 | 仰向けになり、両膝を立て、足の裏は床につける。(図:仰向けで膝を立てた姿勢) | 1. 全身の力を抜き、鼻からゆっくり息を吸う。 2. 口からゆっくり息を吐きながら、腟・尿道・肛門の周りの筋肉をきゅっと締める(おしっこやガスを我慢するようなイメージ)。骨盤底筋が上に、内側に引き上げられるのを感じる。 3. 5~10秒間、締めたままキープする(最初は短くてもOK)。 4. 5~10秒かけてゆっくりと完全に力を抜く。 |
10~15回を1セットとし、1日2~3セット行う。 | – 息を止めない。 – 痛みが強い時期は避け、医師の許可を得てから始める。 – お腹、太もも、お尻に力を入れず、骨盤底筋だけに集中する。 – 痛みを感じたら中止する35。 |
クイックケーゲル体操 | 基本のケーゲル体操と同じ姿勢。(図:同上) | 1. 骨盤底筋を「きゅっ」と素早く、強く締める。 2. すぐに力を抜く。 |
10~20回連続で行う。1日1~2回。 | 咳やくしゃみをした時の尿もれ対策に効果的。 |
エレベーター式ケーゲル体操 | 基本のケーゲル体操と同じ姿勢。(図:同上) | 1. 骨盤底筋をエレベーターに見立てる。 2. 1階、2階、3階と、少しずつ締め付けを強くしながら引き上げていく。 3. 最上階で数秒キープする。 4. 1階ずつ、ゆっくりと力を抜きながら下ろしていく。 |
5~10回を1セットとし、1日1~2回。 | 筋肉のコントロール力と持久力を高めるのに役立つ。 |
3.1.5. 休息と活動の調整
産後の体は、あなたが思っている以上に休息を必要としています。特に日本では「頑張る」ことが美徳とされがちですが、回復期においては「休むこと」が最も重要な仕事です2。休息は、弱さのしるしではなく、最適な回復のための医療的な必須要素です2。できるだけ横になる時間を確保し、立ち仕事は最小限にしましょう19。家族やパートナーの助けを借りることをためらわないでください。座るとき、赤ちゃんを抱き上げるときも、会陰部に負担がかからないよう、ゆっくりとした動作を心がけましょう。
3.2. 心のケアについて
体の回復と同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが、心のケアです。出産によるホルモンバランスの急激な変化、睡眠不足、そして会陰切開の痛みは、精神的な健康に大きな影響を与えます。産後の気分の落ち込みは、多くの女性が経験する「マタニティブルーズ」かもしれませんが、それが2週間以上続く場合は「産後うつ病(PPD)」の可能性も考えられます。日本では、母親の約10.8%、そして驚くべきことに父親の約11.0%が産後うつ病のリスクを抱えているというデータもあります38。これは、産後のメンタルヘルスが家族全体の問題であることを示しています。
Đặc Điểm (特徴) | Hội Chứng Buồn Sau Sinh (マタニティブルーズ) | Trầm Cảm Sau Sinh (PPD) (産後うつ病) |
---|---|---|
発症時期 | 産後数日以内。 | 産後数週間から数ヶ月、時にそれ以降に始まることもある。 |
持続期間 | 通常、2週間以内に自然に治まる2。 | 2週間以上続き、治療しないと数ヶ月以上続くことがある2。 |
症状の重症度 | 軽度で、一過性。 | 軽度から重度まであり、日常生活に著しい支障をきたす。 |
主な症状 | 涙もろい、気分の浮き沈み、不安、いらいら、不眠42。 | 持続的な悲しみ、興味の喪失、極度の疲労、食欲・睡眠の変化、無価値感・罪悪感、集中困難、死や自傷について考える41。 |
専門家の助けが必要か | 通常は不要。家族のサポートで十分。 | 必要。カウンセリングや薬物療法、またはその両方が治療に含まれる。 |
日本の相談先 |
3.3. 先進的・最新の治癒戦略
標準的なケアに加えて、回復をさらに促進する可能性のある新しいアプローチについても知っておきましょう。これらはまだ一般的ではありませんが、今後の選択肢として注目されています。
3.3.1. 乳酸による創傷治癒:研究からわかること
近年、会陰切開の傷の治癒を促進する方法として「乳酸」を用いたケアが注目されています。複数の研究を統合・分析したシステマティックレビューによると、乳酸を含むジェルなどを創部に使用することで、標準的なケアと比較して、創傷治癒が30%速まり、感染率が50%減少し、痛みが軽減されたという有望な結果が報告されています15。乳酸には、抗菌作用、抗炎症作用、そして組織の再生を促す働きがあるとされています16。日本ではまだ標準治療ではありませんが、一部のデリケートゾーンケア製品にはpHバランスを整える目的で乳酸が配合されており29、その成分自体は知られています。もしこの治療法に関心がある場合は、かかりつけの医師に相談してみる価値はあるでしょう。
3.3.2. その他の治療法(例:縫合後の会陰マッサージ、低出力レーザー療法など)
出産前に会陰マッサージを行うことが裂傷予防に繋がることは知られていますが32、産後、傷がある程度治癒した段階で、オイルなどを用いて優しくマッサージすることも、傷跡を柔らかくし、血行を促進するために一部の産後ケア施設などで実践されています1949。このケアを行う場合は、必ず創部の初期治癒が完了してから、そして非常に優しく行うことが重要です。また、低出力レーザー療法など、他の物理療法についても研究が進められていますが、会陰切開創への適用はまだ一般的ではありません。これらの代替療法を検討する際は、必ず医師に相談し、科学的根拠と安全性を確認してください。
3.4. 長期的視点でのケア
傷の痛みが和らいだ後も、いくつかの長期的な課題が残ることがあります。焦らず、ご自身の体と心に向き合っていくことが大切です。
3.4.1. 性生活の再開
産後の性生活再開は、多くのカップルにとってデリケートな問題です。医学的には、一般的に産後1ヶ月検診で医師の許可が出てからとされていますが、最も重要なのはあなた自身の心と体の準備が整っているかどうかです。会陰切開の傷跡により、最初のうちは痛みや違和感、乾燥を感じることがあります21。焦らず、パートナーと十分にコミュニケーションをとり、潤滑ゼリーを使用するなど、快適さを優先するための工夫をしましょう2。もし痛みが長く続く(性交痛)場合は、我慢せずに産婦人科医に相談してください。治療やケアの方法があります。
3.4.2. 次回以降の妊娠と出産
一度会陰切開を経験すると、「次の出産でもまた切開が必要になるのでは?」と不安に思う方もいるでしょう。しかし、前回の出産で会陰切開をしたからといって、次回も必ず必要になるわけではありません2。赤ちゃんの大きさや産道の伸び具合、分娩の進行状況など、その時々の状況によって判断されます。次回の妊娠の際には、前回の出産経験や不安について、早めに担当の医師や助産師と話し合い、バースプランを立てることが大切です。
3.4.3. 会陰切開の傷跡修正について
ほとんどの傷跡は時間とともに目立たなくなりますが、もし治癒後も傷跡の引きつれによる痛みが続く、見た目が非常に気になる、あるいは機能的な問題(例:性交痛)を引き起こしている場合、傷跡を修正する手術(瘢痕形成術)という選択肢も存在します2。会陰切開そのものは、正常分娩の範囲内と見なされると保険適用外ですが、鉗子分娩など「異常分娩」に伴う場合は保険適用となることがあります51。傷跡の修正が保険適用になるかどうかは、その理由が「美容目的」か「機能的な問題の解決」かによって判断が異なるため、まずは産婦人科や形成外科の専門医に相談し、保険適用の可能性についても確認することが重要です2。
3.5. 日本の産後ケア制度の活用
現在の日本では、出産後の母親と赤ちゃんの心身のケアをサポートするため、厚生労働省が推進する「産後ケア事業」が全国の市町村で実施されています37。これは、核家族化が進み、地域社会との繋がりが希薄になる中で、孤立しがちな産後女性を支えるための重要な制度です。
- サービスの種類: 主に、施設に宿泊する「ショートステイ(宿泊型)」、日帰りで利用する「デイサービス(日帰り型)」、助産師などが自宅を訪問する「アウトリーチ(訪問型)」の3種類があります37。
- 受けられる支援: 母親の心身の健康相談、乳房ケアや授乳指導、育児に関する相談やサポート、休息の確保など、専門家による幅広い支援が受けられます52。
- 利用方法と費用: 対象者や利用期間(多くは産後1年未満)、自己負担額は、お住まいの市町村によって大きく異なります37。多くの場合、利用料の一部を自治体が助成してくれるため、比較的安価に利用できます。まずは、お住まいの市町村の役場(子育て支援課など)の窓口やウェブサイトで、「産後ケア事業」について問い合わせてみましょう。
3.6. あなたのサポートネットワークを築く
産後の回復期を乗り切るためには、医療専門家だけでなく、身近な人々のサポートが不可欠です。パートナー、家族、友人に、あなたの体調や気持ちを率直に伝え、助けを求めましょう。また、同じ経験を持つ母親たちと繋がることも、大きな力になります。日本では、NPO法人マドレボニータ46やWeColla44のように、産後女性の心身のケアやコミュニティ作りを専門とする団体も活動しています。こうした地域のサポートグループやオンラインコミュニティを探してみるのも良いでしょう。あなたは一人ではありません。
3.7. 先輩ママからのアドバイス
この道を先に歩んだ女性たちの経験は、何よりも心強い道しるべとなります。ここでは、会陰切開を乗り越えた先輩ママたちから寄せられる、共通のアドバイスをいくつかご紹介します。
「最初の1週間は本当に辛かったけれど、円座クッションなしの生活は考えられませんでした。痛みが強い時は処方された痛み止めをためらわずに飲み、とにかく横になる時間を確保しました。焦らず『今は休むのが仕事』と割り切ることが、結果的に早い回復に繋がったと思います。」2
「排泄のたびに傷口がしみるのが怖くて、シャワーボトルが手放せませんでした。優しく洗い流して、そっと拭くだけで、感染の不安も和らぎました。夫に辛さをきちんと伝えて、家事や上の子の世話を積極的にお願いできたのも大きかったです。」2
これらの声に共通するのは、①便利な道具を賢く使うこと、②痛みを我慢しないこと、③休息を最優先すること、そして④周りに助けを求めることをためらわないことです。あなたの経験も、いつか誰かのための貴重なアドバイスになります。
よくある質問
Q1: 縫合の糸はいつ溶けますか?抜糸は必要ですか?
Q2: 痛みが1ヶ月以上続きます。これは異常ですか?
ほとんどの場合、痛みは産後1ヶ月でほぼなくなりますが、回復には個人差があります1。1ヶ月経っても座るのが辛い、歩くと響くなどの痛みが続く場合は、一度産婦人科で診てもらうことをお勧めします。傷の治りが遅れている、軽い感染を起こしている、あるいは縫合部の引きつれが原因である可能性などが考えられます。専門家による診察で、原因に応じた適切なアドバイスや治療を受けることができます。
Q3: 傷跡はきれいに治りますか?性生活に影響はありますか?
Q4: 骨盤底筋体操はいつから始めていいですか?傷に影響はありませんか?
Q5: 日本の産後ケア事業について詳しく知りたいです。どうすれば利用できますか?
結論
会陰切開後の痛みと腫れは、多くの産後女性が直面する、辛く、そして不安な経験です。しかし、その痛みは永遠に続くものではありません。本記事でご紹介したように、ご自身の体の状態と回復のプロセスを正しく理解し、適切なセルフケアを根気強く続けることで、回復への道を着実に歩むことができます。大切なのは、一人で抱え込まず、痛みや不安を我慢しないことです。医療専門家、家族、そして公的なサポート制度など、利用できる助けを最大限に活用してください。あなたの体は、生命を育むという偉大な仕事を成し遂げました。今は、その体を慈しみ、労わる時です。一日も早いご回復を、JAPANESEHEALTH.ORG編集部一同、心よりお祈り申し上げます。
参考文献
- 会陰切開・帝王切開の傷の痛みはいつまで?回復までの期間は …, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://jp.moony.com/ja/tips/pregnancy/birth/state/pm0031.html
- 会陰切開は保険適用外?適用されるケースや出産時に利用できる制度を解説 – ナビナビ保険, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.navinavi-hoken.com/articles/woman-episiotomy
- 【第4回】11.会陰切開と満足度 – 日本産婦人科医会, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://www.jaog.or.jp/lecture/%E3%80%90%E7%AC%AC4%E5%9B%9E%E3%80%9111-%E4%BC%9A%E9%99%B0%E5%88%87%E9%96%8B%E3%81%A8%E6%BA%80%E8%B6%B3%E5%BA%A6/
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- 第88回 乳腺炎や化膿、炎症などのトラブルの味方!「タンポポ(蒲公英・ホコウエイ)」の効能【雑草シリーズ】 | 薬剤師のエナジーチャージ 薬+読, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://yakuyomi.jp/knowledge_learning/chinese_medicine/01_094/
- Rectal analgesia for pain from perineal trauma following childbirth – Cochrane, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://www.cochrane.org/CD003931/PREG_rectal-analgesia-for-pain-from-perineal-trauma-following-childbirth
- 基礎疾患別にみたこむらがえりと芍薬甘草湯のエビデンス – 漢方スクエア, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.kampo-s.jp/study/ryouiki_shikkan/kfs/011.htm
- 今すぐ治したいこむら返り~素早く効果を発揮する芍薬甘草湯, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://midori-hp.or.jp/pharmacy-blog/web19_9_04/
- 亜鉛+ビタミンC プロテクションフォーミュラ – ノバスコシアオーガニックス, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://novascotiaorganics.jp/product/zinc-vitaminc/
- 帝王切開後の回復を早める5つの秘訣|術後のケアから生活習慣まで, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.wakuwakubc.com/posts/cesarean-section-recovery-tips
- [PECLIA]VIONEEセンシティブNICO+ | KOBUNSHA SELECT SHOP – kokode.jp, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://kokode.jp/products/detail.php?product_id=4229951
- 2 対象特性 2 1 妊婦・授乳婦 – 厚生労働省, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586574.pdf
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- 助産師が解説!「産後ダイエット」の注意点と1日10分の「骨盤底筋エクササイズ」 – FYTTE, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://fytte.jp/news/diet/148322/
- 妊娠期・産後期トータルサポート – JAPAN SPORT COUNCIL 日本スポーツ振興センター, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/jiss/female_athlete/2020_joseishien-2.pdf
- 骨盤底筋トレーニング |尿もれ対策|- ライフリー – ユニ・チャーム, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://jp.lifree.com/ja/urine-leakage/training.html
- 産後の尿もれ予防・改善のための骨盤底筋トレーニング – ムーニー, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://jp.moony.com/ja/tips/pregnancy/birth/state/pm0033.html
- 産後ケア ~ 産後も安心して子育てができる支援体制 ~ – 岡山県ホームページ(健康推進課), 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://www.pref.okayama.jp/page/941841.html
- 第1章 こころの健康を取り巻く環境とその現状 – 厚生労働省, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/23/dl/1-01.pdf
- 日本の父親における精神的な 不調の頻度とそのリスク要因 – 国立成育医療研究センター, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://www.ncchd.go.jp/scholar/assets/7a9c3db5c293e8016ca72df23efe9877.pdf
- 妊産婦のメンタルヘルスの 基礎知識 – 母子保健指導者養成研修, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://boshikenshu.cfa.go.jp/assets/files/history/r5/tr1_lecture_1.pdf
- 産後うつ病 – Wikipedia, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A3%E5%BE%8C%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85
- 妊娠から出産までに間には、つわりやお腹の張りなど様々な 体の変化が起こります。 この時期は栄養バランスの取れた 食事にも気をつけたいところです。 – 横浜市, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/oyakokenko/ninshin/2020doredore.files/R6doredore_ninnsinnkarasyussan.pdf
- 早産 – 小池病院, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://koike-byoin.com/wp-content/themes/koike-byoin/leben/doc/vol111.pdf
- Our Team – Wecollaウィコラ, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.wecolla.org/about-us/our-team
- 周産期における心理的トラウマに配慮したケアプロトコルの開発に関する研究 – KAKEN, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-21K10846/
- 産後ケア | マドレボニータの産後ケア, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.madrebonita.com/
- 吉岡マコ氏に聞く、NPO法人シングルマザーズシスターフッドが目指す、すべての母親が自分を大切にできる社会 – American Express, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.americanexpress.com/ja-jp/business/trends-and-insights/articles/mako-yoshioka/
- フェミニン ウォッシュ 50ml (身体に優しいフェミニンケア), 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://www.arigatogiving.com/?pid=151198131
- MAMA’S CARE セレクトボックス(ママズケア )|出産祝い – amasia organic store, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://amasiastore.jp/products/1066
- おうちでできるケア方法|ママのための産後ケアセンター Mommy Camp, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://mommycamp.jp/care.html
- 会陰切開は必要?傷や痛みは?保険適用になるの?気になる疑問を解説!, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.ena-clinic.com/column/1329/
- 厚生労働省における妊娠・出産、 産後の支援の取組, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/jyuuten_houshin/sidai/pdf/jyu23-03.pdf
- 産後ケア事業について – 富士見町ホームページ, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.town.fujimi.lg.jp/site/kodomo-kosodate/sanngokeajigyousyukuhakugata.html
- 産後ケア | 江東区の産婦人科, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.gonohashi-sanfujinka.com/postpartum-care.php
- 「裂けた」「毛抜きで一本ずつ…」「切るほうがマシ?!」大変なのは産後だった?会陰切開を拒んだ私たちの体験談5選 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい), 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://akahoshi.net/article/detail/7751/
- 産後4か月、まだ会陰切開の傷が痛みます, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://ameblo.jp/web-midwife/entry-12585678861.html
- もっと世に知られるべきスパルタ産後入院について|mai – note, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://note.com/wisteriaforest/n/n7ef6bc63ae3a
- 20.会陰切開術 (臨床婦人科産科 49巻6号) – 医書.jp, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1409902157
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- こんなとこだよ、ささやま こん – 兵庫医科大学, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://www.hyo-med.ac.jp/department/ryokujukai/backnumber/pdf/ver84.pdf
- 講座・研究室 産婦人科学講座【産婦人科学】 – 順天堂大学, 引用日: 2025年6月9日. 以下より入手可能: https://www.juntendo.ac.jp/academics/graduate/med/research/labo/sanfujin.html
- 研究者詳細 – 市川 智子, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://nmsrdb.nms.ac.jp/html/100000340_ja.html
- 会陰切開縫合術・会陰裂傷縫合術 – CiNii Research – 国立情報学研究所, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://cir.nii.ac.jp/crid/1520292240205642112
- 産婦人科・周産期医学|OGS NOW 10 産科大出血 – メジカルビュー社, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.medicalview.co.jp/catalog/ISBN978-4-7583-1209-7.html
- 会陰切開縫合術 (臨床婦人科産科 75巻10号) – 医書.jp, 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1409210504