はじめに
ウイルス性イボ(いわゆる「尋常性疣贅」)は、主にヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じる皮膚の隆起性病変です。多くの場合、手指や足裏、膝、顔などにできやすく、見た目の問題や日常生活の不快感、さらには周囲へのウイルス感染リスクを高める場合もあります。とくに大きく増殖したり、痛みを伴ったりするイボがある場合、早めの対応が望ましいです。近年は、イボを焼灼して除去するさまざまな方法が登場していますが、治療後の傷跡や痛みなどのリスクにも注意が必要です。この記事では電気焼灼やレーザー治療など、代表的な焼灼法の仕組みや注意点、治療後のケア方法について詳しく解説します。
免責事項
当サイトの情報は、Hello Bacsi ベトナム版を基に編集されたものであり、一般的な情報提供を目的としています。本情報は医療専門家のアドバイスに代わるものではなく、参考としてご利用ください。詳しい内容や個別の症状については、必ず医師にご相談ください。
さらに、いくつかの信頼できる最新研究(2021年以降に国際的に評価されている医学雑誌に掲載された論文など)を参考にしながら、どのようなイボにどの焼灼法が向いているのか、ケアのポイントは何かなど、より深く理解していただくための情報を補足します。皮膚科受診の判断基準や、焼灼以外の選択肢との比較も踏まえ、実際に治療を検討する際のヒントになれば幸いです。
専門家への相談
本記事の内容は皮膚科専門医などによる診察を置き換えるものではありません。実際にイボが増えたり痛みがあったりする場合には、まずは専門医による診察を受け、医師の判断のもとで最適な治療方針を決めることが重要です。特に、大きなイボが複数個所に広がっていたり、妊娠中や基礎疾患がある場合などは、事前にリスクや適応を十分に確認する必要があります。なお、本記事では「Phòng khám Da liễu Thái Hà」の専門的な見解がもとになっている部分がありますが、実際の治療法や診療方針は個人差や施設ごとの判断で異なります。
イボの焼灼治療とは?
イボ(尋常性疣贅)は身体のさまざまな部位に現れますが、外観上の問題や周囲への感染拡大を防ぐ目的から、焼灼などの物理的な除去が推奨される場合があります。とりわけ人目につきやすい部位や、歩行に支障をきたす足裏などでは早めの対応をとるケースが多くみられます。焼灼治療は、高温または特定の光エネルギーでイボ組織を破壊し、病変そのものを取り除く手法です。代表的には以下のような方法が挙げられます。
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電気メス(電気焼灼)
電気的エネルギーによる熱で、イボを焼いて破壊する方法。局所麻酔下で行い、比較的小さめのイボに対応しやすいですが、治療後の痛みや傷跡、色素沈着などが生じる可能性があります。 -
レーザー焼灼
特定のレーザー光を照射し、イボ組織に含まれる水分や色素に反応させて焼灼する方法。高い精度で病変を狙いやすく、部位によっては周囲組織へのダメージを最小限に抑えることが期待されますが、治療に伴う痛みや施術後の色素沈着リスクがあるため、こちらも注意が必要です。
近年では、イボの種類や部位に応じて複数の焼灼法や薬剤塗布などを併用することもあり、そのほうが再発リスクを抑えられる場合も報告されています(Kim, SYら, 2021, Dermatologic Therapy, 34(2), e14800, doi:10.1111/dth.14800)。この研究では、局所麻酔下に行う長パルスNd:YAGレーザーと塗り薬を併用することで、単独治療より再発率が下がる可能性が示唆されています。ただし、イボの大きさや位置、患者さんの体質によって効果は異なるため、医師の評価が必須です。
電気焼灼によるイボ除去(電気メス)
電気焼灼の手順
- 局所麻酔の実施
焼灼する部位の周囲に局所麻酔を注射して、施術中の痛みを抑えます。 - 焼灼の実施
電気メスを利用し、熱エネルギーでイボ組織を焼き切ります。 - 焼灼後の止血
電気焼灼には止血効果もある程度期待できますが、必要に応じて軽い圧迫止血や軟膏塗布などを行います。
電気焼灼は、1つのイボが小さく、数が多くない場合に有効といわれています(American Academy of Dermatology: WARTS – DIAGNOSIS AND TREATMENT, 最終アクセス日 2022年12月5日)。しかし、広範囲にわたる大きいイボや多数のイボにはやや不向きで、治療後に瘢痕(はんこん)や色素沈着を生じることがあります。また、完全にウイルス感染源を除去できない場合、イボが再発するリスクもあります。
電気焼灼のメリット・デメリット
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メリット
- 比較的短時間で施術が完了する
- 器具もシンプルで、クリニックや病院で広く行われている
- 止血効果も同時に期待できる
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デメリット
- 焼灼時に痛みがあるため、局所麻酔が必要
- やや深く焼くため、瘢痕が残るリスクがある
- 大きいイボには適応しづらい
たとえば、手指のイボが1~2個程度で小さい場合や、他の治療法では効果が薄かったが、「取りきりたい」という患者さんに対して電気焼灼が検討されるケースがあります(Healthcentre.org.uk: Electrosurgery (Electrocautery) for Wart Removal, 最終アクセス日 2022年12月5日)。また、焼灼後の経過観察では、患部が過度に腫れたり痛んだりしないか確認することが重要です。
レーザーによるイボ除去
レーザー焼灼の仕組み
レーザー焼灼は、特定の波長の光エネルギーがイボに含まれる水分や血液などに吸収され、熱エネルギーとして病変を破壊する方法です。代表的なものにNd:YAGレーザーや色素レーザーなどがあり、イボの大きさや部位、皮膚の色調に合わせて選択されます(Wiley Online Library: Wart removal without anesthesia using long-pulse 1064-nm Nd:YAG laser, 最終アクセス日 2022年12月5日)。
- 長パルスNd:YAGレーザー(波長1064nm)
皮膚の深部まで到達しやすく、周囲組織へのダメージを最小限に抑えつつ、イボ組織を破壊できるとされています。治療時の痛みがある程度強いため、局所麻酔を行うことが多いです。 - 色素レーザー(パルスダイレーザーなど)
血液中のヘモグロビンをターゲットとして、血管を通じてイボを焼灼します。痛みや副作用が少ない場合がありますが、複数回の施術が必要なケースもあります。
最近の研究(Xu, Y.ら, 2022, Journal of Dermatological Treatment, 33(7), 3642–3646, doi:10.1080/09546634.2022.2030338)では、227名のイボ患者に対し長パルスNd:YAGレーザーまたはパルスダイレーザーを用いた回顧的検証が行われ、いずれも高い治療効果が得られると報告されています。ただし、イボの部位や大きさ、患者自身の免疫状況などにより、何度か通院が必要となる点には注意が必要です。
レーザー焼灼の手順
- 診察・部位確認
医師がイボの部位や数、大きさ、皮膚の状態を確認し、レーザーの種類や出力を決定します。 - 麻酔の実施
局所麻酔(塗布麻酔または注射による局所麻酔)を行い、痛みを軽減します。イボの数が多かったり、部位が広範囲の場合、別の手法で麻酔することもあります。 - レーザー照射
設定した波長・出力でレーザーを照射し、イボ組織を破壊します。 - 治療後のケア
焼灼後は患部を清潔に保ち、抗菌薬の塗布やガーゼ保護などを必要に応じて行います。色素沈着や瘢痕リスクがあるため、紫外線ケアも推奨されます。
レーザー焼灼のメリット・デメリット
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メリット
- 病変部位への照射が比較的正確で、周囲組織へのダメージが少ない
- 状況によっては治療回数が少なくて済む
- 血管や水分など標的を明確にできる場合、再発リスクを低減できる可能性がある
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デメリット
- 強い痛みをともなう場合がある
- 麻酔が必要になることが多い
- 保険適用外の場合、費用面で負担が大きい
- 色素沈着や瘢痕化、まれに過剰な炎症反応が起きるリスクも
治療を受ける前に知っておきたいポイント
どのようなイボが焼灼の対象になる?
一般的に、小さめのイボや単発で目立つイボは電気焼灼、大きいイボや深部にまで達しているイボ、または再発を繰り返すイボにはレーザー焼灼が検討されるケースがあります(Kaiser Permanente: Warts – Electrosurgery and Curettage, 最終アクセス日 2022年12月5日)。ただし、実際の選択は医師が患者の状態や希望を考慮しながら決定します。
痛みやダウンタイム(休養期間)は?
- 電気焼灼
術後に痛みや腫れが数日続く場合があります。傷がやや深く残りやすいので、日常生活でこすれないよう注意したり、保護テープなどを用いたりする必要があります。 - レーザー焼灼
痛みに関しては個人差が大きいですが、波長や出力によっては強い痛みがあります。大きなイボだと、複数回治療を要する場合もあり、その都度ダウンタイムを計画する必要が出てくる場合があります。
焼灼後の合併症や再発
どちらの焼灼法でも、再発リスクはゼロではありません。イボはHPVが原因であるため、完全にウイルスが排除できなかったり、周辺部位にウイルスが残っていたりすると、時間を置いて再度イボができることがあります。また、過度な焼灼による皮膚損傷が起きると、瘢痕形成や色素沈着、あるいは逆に色素脱失を引き起こすこともあります。
焼灼後のアフターケア:傷を早くきれいに治すために
焼灼後の傷を早期に回復させ、再発や感染リスクを抑えるためには、下記のようなポイントに注意します(American Academy of Dermatology: HOW TO HEAL WARTS MORE QUICKLY AND PREVENT NEW ONES, 最終アクセス日 2022年12月5日)。
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清潔な状態を保つ
焼灼直後の部位はバリア機能が低下しているため、入浴やシャワー時には刺激の強い石鹸やタオルでゴシゴシ洗うのを避け、やさしく洗います。その後、しっかり乾燥させ、必要に応じて皮膚科医から処方された塗り薬を塗りましょう。 -
傷の保護
外部刺激や細菌感染を防ぐため、ガーゼや絆創膏などを貼り替えて保護します。
ただし、部位によってはむれやすい場合もあるため、医師の指示どおりに定期的に貼り替えを行いましょう。 -
触らない、引っかかない
痂皮(かさぶた)ができた場合、はがれそうでも無理に引っ張らずに自然に落ちるのを待ちます。引っかいたりして出血したり二次感染を起こすと、治りが遅れたり瘢痕が残るリスクが高まります。 -
紫外線対策
治療後の皮膚は色素沈着を起こしやすい場合があるため、日光に当たりやすい部位の場合はUVカット製品を使うなど、紫外線から保護することが大切です。 -
皮膚の免疫を高める生活習慣
ストレスを溜めず、栄養バランスの良い食事や十分な睡眠などを心がけることにより、イボの再発リスクが低下すると考えられています。HPVの感染は免疫力とも関連があるため、体調管理は重要です。
病院やクリニック選びのポイント
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皮膚科専門医が在籍しているか
イボは一見簡単に焼灼できそうですが、部位や深さ、ウイルスの種類によって再発率が異なります。専門医が適切な機器と手技で施術を行うことが望ましいでしょう。 -
保険診療か自由診療か
一部のイボ治療は保険適用の場合もありますが、施術方法やクリニック方針によっては自費診療になることがあります。費用を事前に確認しましょう。 -
治療方針の説明が丁寧か
電気焼灼なのかレーザー焼灼なのか、回数や痛み、アフターケアまで含めて丁寧に説明してくれる医療機関を選ぶと安心です。
治療後に注意したい再発のリスクと対策
イボは治療によって一時的に消失しても、体内や周囲の皮膚に潜在的にウイルスが残っていれば再発する可能性があります。特に、足裏や指先などは日常的に摩擦や圧迫を受けやすく、傷ができるとウイルスが侵入しやすい環境になりがちです。再発を防ぐうえでは、下記のようなセルフケアや日常生活の見直しが大切です。
- 爪を適切な長さに保つ
引っかいてしまうリスクが減り、患部へのダメージを少なくできます。 - 共用物品に注意
家族間でもタオルやスリッパ、靴下などの共有は避け、感染を広げないようにしましょう。 - 皮膚の保湿・角質ケア
角質が厚くなった状態で亀裂などが生じると、そこからウイルスが侵入しやすくなります。適度な角質ケアと保湿が有効です。 - 免疫力を高める
規則正しい生活習慣に加え、医師の指示がある場合はビタミン類やサプリメントなどを検討することもあります。
併用療法の可能性
電気焼灼やレーザー治療だけではなく、塗り薬(サリチル酸、イミキモドなど)や凍結療法(液体窒素)を同時に行うケースも増えています。最近の海外文献(Laser Surgery for Warts, PeaceHealth, 最終アクセス日 2022年12月5日)では、小さなイボであれば液体窒素による凍結療法が第一選択になることが多い一方、大きなイボや何度も再発を繰り返すイボには、レーザーや電気焼灼を組み合わせることでより高い除去率が得られると報告されています。とはいえ、併用療法は専門的な判断と経験が必要で、費用や治療回数が増えるデメリットもありますので、医師との相談が不可欠です。
日本国内における状況と注意点
日本国内では、保険適用の範囲内で実施できるイボ治療として液体窒素療法や切除が広く行われてきました。しかし近年は、自費診療であっても痛みの少ない治療や、確実性が高い治療を求めて、レーザーや電気焼灼を選ぶ人も増えています。特に見た目を気にする患者さんにとっては、ダウンタイムや傷の美しさを重視するため、複数回にわたるレーザー治療を選ぶケースもみられます。
ただし、日本国内でもクリニックによって使用できるレーザー機器や電気焼灼の設備、医師の経験はさまざまです。事前にカウンセリングや説明を受け、納得したうえで治療に臨むことが望ましいでしょう。
具体的なケア方法・注意事項のおさらい
- 当日から数日は安静に
長い入浴や激しい運動、サウナなどは避け、患部が強い刺激を受けないように注意します。 - 患部をこすらない
ガーゼや保護テープなどで保護し、タオルなどで強くこする行為は避けます。 - 処方された薬は正しく使用
抗生物質や鎮痛薬、保湿剤などが処方されたら、医師の指示どおりに使用することが大切です。 - 腫れや痛みが長引く場合
通常は数日~1週間程度で落ち着いてきますが、腫れが引かず痛みも増すようなら、二次感染や深い炎症の可能性があるため、早めに医師に相談してください。
今後の展望:新たな治療法や研究
HPVワクチンによって特定の型のヒトパピローマウイルス感染リスクを下げることは知られていますが、一般的なウイルス性イボに有効な予防策としてはまだ議論が続いています。一部の研究(Laser Surgery for Warts, Healthy.kaiserpermanente.org, 最終アクセス日 2022年12月5日)では、焼灼治療と免疫賦活剤の併用が効果的な症例もあると報告されています。ただし、大規模臨床試験の結果はまだ限られており、全員に有効とはいえないのが現状です。
また、よりピンポイントでイボ組織のみにダメージを与える新しいレーザー機器や、創傷治癒を促進する薬剤の研究も進められています。国際的な皮膚科学会でも、難治性のイボに対するさまざまな治療法が検討・試験されており、今後さらに患者さんの負担を軽減できる選択肢が増えていくことが期待されます。
医師の指導に基づく治療の必要性
イボは時間がたてば自然に治る場合もありますが、長期化したり、増殖して周囲にもうつしたりするリスクを軽視できません。早めに皮膚科専門医を受診し、適切な治療方法とケアを受けることで、再発のリスクを最小限に抑えながらスムーズに回復を目指すことが可能です。
特に焼灼を伴う治療は、痛みや術後管理の問題があるため、自己判断で市販薬だけで治そうとするよりも、専門家との連携が推奨されます。治療後のアフターケアや再発防止策についても、医師のサポートを得ながら取り組むと安心です。
結論と提言
イボの焼灼治療には主に電気焼灼とレーザー焼灼の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。イボの大きさや深さ、数、部位、患者さんのライフスタイルなどを考慮して、皮膚科専門医が総合的に判断し治療法を選択することが基本です。以下のポイントを改めて整理します。
- 小型のイボや少数のイボなら電気焼灼が適していることが多い
ただし、傷や瘢痕が残りやすいリスクがあるため、術後のケアが重要。 - 大型のイボや再発を繰り返すイボは、レーザー焼灼が検討される
状況によっては数回の照射が必要。費用や痛みの面での負担が大きいが、周囲組織へのダメージが少なく、美観上のメリットも得られる場合がある。 - アフターケアとして、傷の清潔保持や保湿ケア、紫外線対策、免疫力の維持などが欠かせない
- 治療選択に迷ったら皮膚科専門医に相談し、十分にカウンセリングを受けたうえで決める
どちらの治療法であっても、術後すぐには痛みや腫れが出ることがあります。傷口をこすらない、むやみに触らない、医師の指示どおりに薬を塗るなどの注意点を守り、皮膚が自然に治癒するのをサポートしましょう。
※本記事の情報は参考提供を目的としたものであり、いかなる医療行為の推奨や診断を行うものではありません。イボの状態や治療法の選択については、必ず専門の医師や医療機関へご相談ください。
参考文献
- WARTS: DIAGNOSIS AND TREATMENT (American Academy of Dermatology) アクセス日: 2022/12/05
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18214400/ アクセス日: 2022/12/05
- Electrosurgery (Electrocautery) for Wart Removal アクセス日: 2022/12/05
- Warts: Electrosurgery and Curettage (Kaiser Permanente) アクセス日: 2022/12/05
- Wart removal without anesthesia using long-pulse 1064-nm Nd:YAG laser アクセス日: 2022/12/05
- Laser Surgery for Warts (PeaceHealth) アクセス日: 2022/12/05
- Laser Surgery for Warts (Kaiser Permanente) アクセス日: 2022/12/05
- HOW TO HEAL WARTS MORE QUICKLY AND PREVENT NEW ONES (American Academy of Dermatology) アクセス日: 2022/12/05
- Kim SY, Ko HC, Kim BS (2021). “Efficacy of 1064-nm long-pulsed Nd:YAG laser therapy for verrucae and associated factors for treatment success: A retrospective study.” Dermatologic Therapy 34(2): e14800. doi:10.1111/dth.14800
- Xu Y, Li R, Song Z, Gong Y, Zheng Y, Zhang M, Liu B (2022). “Long-pulsed 1064-nm Nd:YAG laser or pulsed dye laser for the treatment of warts: A retrospective study of 227 patients.” Journal of Dermatological Treatment 33(7): 3642–3646. doi:10.1080/09546634.2022.2030338
【重要】本記事は一般的な健康情報をお伝えするものであり、医学的アドバイスの提供や医師・医療機関の診察行為の代替とはなりません。症状や治療に関しては必ず専門の医師にご相談ください。