はじめに
人間の体内において、腎臓は老廃物や余分な水分をろ過・排泄する重要な器官です。ところが、腎臓に何らかのトラブルが起こっている初期段階では、しばしばはっきりとした症状が現れにくく、ほかの病気と見分けがつかないケースも多いとされています。そのため、腎臓の異常が進行してから発覚し、治療が遅れてしまう事例も少なくありません。腎機能が低下すると体内に毒素が溜まりやすくなり、重症化すれば腎不全などのリスクが高まります。
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日本では高齢化が進むなか、高血圧や糖尿病などの生活習慣病も広くみられるようになり、それに伴って慢性腎臓病を含む腎臓のトラブルを抱える方が増えつつあると言われています。腎臓病は進行すると、人工透析が必要になったり、日常生活が著しく制限されたり、さらには死亡リスクを上昇させる可能性も否めません。腎臓病の早期発見は非常に重要であり、異変に気づいた時点で速やかに対処することで、合併症や後遺症を防ぐことにもつながります。
そこで本記事では、腎臓にトラブルが起きている際によく見られる兆候や注意すべき症状について、詳しく解説します。腎臓病が引き起こされる背景や、代表的な10のサイン、さらに腎機能低下が疑われる場合の検査や注意点も交えて整理し、可能な範囲で最新の信頼できる研究を補足しながら、より深く理解できるようまとめました。腎機能が低下すると身体全体への影響も大きくなるため、少しでも「おかしいかも…」と感じた段階で医療機関を受診することが大切です。
本記事は一般的な健康情報として作成されており、専門的な診断や医療的アドバイスを代替するものではありません。実際に症状や不調を感じる場合や治療方針を決める際には、必ず医師などの専門家にご相談ください。
専門家への相談
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腎臓に異常が生じたときに考えられる10のサイン
腎臓は体内の水分と電解質のバランスを保ち、老廃物を排泄する「ろ過装置」の役割を担っています。初期の異常が見過ごされやすい一方で、進行すると著しい身体的症状を引き起こすリスクが高まるため、「早期発見」が重要です。ここでは腎臓病の疑いを示す代表的な10のサインについて整理します。ただし、以下のサインがあっても腎臓病に限らない場合もあるため、気になる方は医療機関で検査を受けるようにしてください。
1. 体のだるさ・疲労感・集中力の低下
腎機能が低下すると、血液中の老廃物や毒素の排泄が十分に行われず、体内に蓄積されてしまいます。その結果、赤血球への栄養分・酸素の供給バランスが崩れてしまい、慢性的な疲労や集中力の低下につながることがあります。加えて、腎機能低下に伴い貧血が起こりやすくなる場合があり、疲れやすさをより一層強く実感することが報告されています。慢性腎臓病の患者さんを対象とした国内外の調査でも、病初期から「疲れやすい」「集中しづらい」という自覚症状を訴える事例が一定数みられるとのデータがあります。
さらに、2022年にKidney Internationalで発表された研究では、慢性腎臓病の早期段階においても体内の炎症因子や代謝不均衡が疲労感と関連している可能性が示唆されました(Matsushita Kら, 2022, Kidney International, 101(3), 505-512, DOI:10.1016/j.kint.2021.11.034)。研究はアメリカや日本の患者を含む大規模コホートを対象に行われており、疲労や倦怠感は慢性的に腎機能が低下していく過程で早期から感じやすい症状の一つであるとしています。日本の生活習慣や食習慣にも当てはまり得る知見といえます。
2. なかなか寝つけない・睡眠の質が下がる
腎臓のろ過機能が低下すると、血液中に老廃物が残りやすくなることに加え、体内の水分バランスや電解質バランスが乱れやすくなると考えられています。こうした状態が不眠や睡眠の質の低下と関連し、深い眠りを妨げるケースがあると複数の報告があります。また、肥満や高血圧との関連で、慢性腎臓病の方には睡眠時無呼吸症候群が生じるリスクが高いとの指摘もあります。
2021年のClinical Journal of the American Society of Nephrology(CJASN)の報告によると、日常的に睡眠障害を抱えている慢性腎臓病患者は、腎機能のさらなる悪化リスクや心血管合併症のリスクが高まる可能性が示唆されています。日本国内でも睡眠衛生の乱れやストレスが増加している現状を踏まえ、腎臓だけでなく生活習慣全般を見直す必要があります。
3. 皮膚の乾燥とかゆみ
腎臓は老廃物や余分な水分の排泄だけでなく、体内のミネラルバランスを一定に保ち、骨の健康維持にも寄与しています。腎機能が低下すると、血液中のミネラルや栄養素のバランス維持が困難になり、骨や皮膚に影響が及ぶリスクが高まります。この結果として、皮膚が乾燥しやすくなったり、かゆみを感じたりしやすいと言われています。
実際、2021年に発表された皮膚科学分野の研究(International Journal of Dermatology)の報告では、慢性腎臓病患者のうち約4割ほどが皮膚の慢性的かゆみや乾燥を訴えているとのデータが示されました。腎機能が低下した状態でかゆみが生じる背景には、リンやカリウムなどの電解質が正常範囲に調整されないことや、老廃物が皮膚に影響を及ぼすことが関わると考えられています。
4. 尿の回数が増える(特に夜間頻尿)
夜間にトイレに何度も起きるようになった…という人は、加齢や前立腺の問題なども考えられますが、腎機能の低下が理由の場合もあります。本来、腎臓は血液中の老廃物を効率的にろ過・排泄しますが、その機能が衰えると体が排泄を頻繁に促す状態になることがあります。ただし、頻尿は尿路感染症や糖尿病の症状である可能性もあるため、専門医の診断が重要です。
5. 血尿(尿に血が混じる)
通常、腎臓のろ過機構は血球成分を尿に混入させません。しかし、慢性腎臓病などで腎機能が損なわれると、ろ過機能が不十分になり、赤血球が尿中に漏れ出ることがあります。血尿は腎臓だけでなく、尿路系や膀胱、前立腺などの疾患が原因である場合もあり、放置すると深刻な状態に進展しかねません。定期的な健康診断で尿検査を受けると早期発見につながります。
6. 尿に泡立ちが多くみられる
尿に異常なほどの泡が立ち、しばらくしても消えにくい場合、尿蛋白が混入している可能性があります。本来、腎臓のろ過膜は蛋白質などの大きな分子が血液中にとどまるように機能していますが、腎機能の低下によってろ過がうまく働かず、蛋白質が尿へ漏れ出してしまうのです。とくにアルブミンと呼ばれる蛋白質が尿に出始める「アルブミン尿」は、慢性腎臓病の初期に多くみられる代表的サインとされます。
7. 目の下のむくみ(たるみ)が続く
腎臓機能の低下によって体内の蛋白質が尿に漏出すると、本来細胞や血管内に保たれるべき蛋白質量が減り、血管内の浸透圧バランスが崩れます。その結果、余分な水分が組織間へ移動しやすくなり、まぶたや目の下がむくんだり、たるみが出やすくなることが知られています。通常の生活リズムを送っているのに「目の下のむくみが何日も続いている」といった場合は、腎臓や心臓などのトラブルを疑って医療機関を受診すると安心です。
8. 足首や足の甲のむくみ
腎臓のろ過機能低下は、ナトリウムや水分の排泄がうまくいかなくなることを意味し、血液中や組織間の水分が増加しやすい状態になります。そのため足首や足の甲など重力の影響を受けやすい部位に水分が溜まり、むくみ(浮腫)が起きます。ただし、これは心不全、肝機能障害、静脈還流不全など他の原因でも起こる可能性があります。むくみが長期間続く場合は、医師の診察による鑑別が必要です。
9. 食欲不振・味覚の変化
腎臓に異常があると、体内に老廃物が残りやすくなり、血液や体液全体のバランスを乱すため、食欲減退や味覚の異常を引き起こす場合があります。とくに高齢者では食事量の減少が栄養不足を招きやすく、腎機能のさらなる低下を加速させるリスクも指摘されています。最近になって急に食べる量が減った、味がわかりにくいなどの変化に気づいたら、一度腎臓を含む身体全体の検査を検討してもよいでしょう。
10. 筋肉のけいれん(こむら返り)
腎臓の働きが落ちることで電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンなど)のバランスが崩れると、筋肉細胞や神経の正常な働きにも支障をきたします。とくにカルシウムやリンがコントロール不能な状態に陥ると、こむら返りのような筋肉のけいれんが起きやすくなるとされています。夜間に足がつりやすい、日中でも筋肉のけいれんを感じることが増えた、という症状を自覚した場合は、腎機能を含めた総合的な健康チェックが推奨されます。
腎臓病とその予後について
腎臓病は初期の段階では大きな症状が現れにくいため、健康診断や人間ドックなどで発見されるケースも少なくありません。また、慢性腎臓病(CKD)は自覚症状がほとんどないまま進行し、最終的に腎不全や透析が必要になる恐れもあります。したがって、定期的な検査によって早期に異常を見つけることが何よりも重要です。
日本国内では、健康診断や特定健診の中で尿検査や血清クレアチニン検査などのチェックが行われるため、これらを活用して腎機能の数値を確認することが推奨されます。腎機能の評価指標としては、GFR(糸球体濾過量)やクレアチニン値などが代表的です。異常が見つかった場合でも、食事療法や投薬など適切な対応を行うことで進行を抑えられる可能性が高まります。
腎臓病の予後に関する研究
慢性腎臓病の予後に関しては、以下のような研究報告があります。
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1/50程度が末期腎不全に進行する可能性
早期から継続的に治療・管理を行った場合、多くの方は透析や腎移植が必要なほど悪化せずに済むとする報告があります。とくに、高血圧や糖尿病など生活習慣病のコントロールを徹底することで、腎機能を安定化できる可能性が高いことが示されています。 -
生活習慣改善による予後の向上
2020年以降に発表されたメタアナリシス(Nephrology Dialysis Transplantationでの報告を含む)では、塩分摂取の管理や適度な運動の導入、飲酒や喫煙の制限が慢性腎臓病患者の予後を改善する一助になるとまとめられています。
具体的には、週150分ほどの中等度運動を行うことや、塩分摂取を1日6g以下に抑えることで腎機能低下のリスクを下げられる可能性が示唆されています。 -
新規治療薬への期待
近年、SGLT2阻害薬などの糖尿病治療薬が腎臓を保護する効果を示す可能性があるとして注目を集めています。2022年にMayo Clinic Proceedingsで発表された研究によれば、SGLT2阻害薬を使用している2型糖尿病患者は、そうでない患者と比較して腎機能の低下が緩やかになる傾向が確認されました(Cheungpasitporn Wら, 2022, Mayo Clinic Proceedings, doi:10.1016/j.mayocp.2022.10.005)。ただし、患者個々の状態によって適応可否や副作用リスクは異なるため、専門医の判断が必要です。
いずれの研究でも、早期受診や生活習慣の見直し、医師の指示に基づく投薬管理が腎臓病の進行を食い止めるカギになると報告されています。特に日本では、塩分摂取量が多い食文化や、過労などによる睡眠不足が慢性腎臓病の進行リスクに影響を与える可能性が指摘されており、幅広い年代での予防意識の向上が望まれます。
検査・診断のポイント
腎臓の問題を早期発見し、適切な治療につなげるためには、以下のような検査・診断がよく用いられます。
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尿検査(尿蛋白、尿潜血など)
尿蛋白や血尿が認められる場合、腎臓のろ過機能に異常が生じている可能性があります。慢性的に尿蛋白が続く場合は、さらに詳しい検査が必要となります。 -
血液検査(クレアチニン、BUN、推定GFRなど)
クレアチニンやBUN(血中尿素窒素)は、腎臓が老廃物を排泄できているかを示す重要な指標です。推定GFR(eGFR)は、年齢や性別、血清クレアチニン値から計算される腎機能の推定値で、CKDのステージ分類にも使われます。 -
画像検査(超音波エコー、CT、MRIなど)
腎臓の形態的な変化や結石、腫瘍の有無を確認するために行われます。特に慢性化している病変や構造的異常を特定するのに有用です。 -
専門的検査(腎生検など)
必要に応じて、腎組織を直接採取・検査(腎生検)することがあります。組織学的に詳細を調べることで、糖尿病性腎症や糸球体腎炎といった特定の疾患の診断を確定できますが、侵襲性の高い検査のため医師が必要性を総合的に判断します。
日本では健康診断などで定期的に尿検査・血液検査を受ける機会が比較的多いため、腎機能を早期にチェックできる可能性があります。特に、高血圧や糖尿病、家族に慢性腎臓病の患者がいる場合は、年に1回以上の腎機能チェックが推奨されます。
腎臓を守る生活習慣のポイント
腎機能の低下を予防または進行を遅らせるためには、日常の生活習慣を見直すことが欠かせません。ここでは、日本人の食文化やライフスタイルを考慮しながら、具体的な改善ポイントを挙げます。
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塩分を控える
厚生労働省の指針では、成人の1日あたりの塩分摂取量を男性7.5g未満、女性6.5g未満とすることが推奨されています。漬物や加工食品、外食中心の生活では塩分をとり過ぎる傾向があるため、醤油や味噌、ソース類の使い方に気を配ることも重要です。 -
たんぱく質摂取を適度に管理する
腎臓に負担をかけないため、過度の高タンパク質食を避け、タンパク質源を魚や大豆製品などからバランスよく摂取するとよいとされています。ただし、極端に制限しすぎると栄養失調に陥る恐れがあるため、医師や管理栄養士の指導を仰ぐのが安全です。 -
水分補給の適正化
水分をしっかり補給して尿量を確保することは、腎臓が老廃物を排泄する助けになります。ただし、腎機能低下が既に始まっている場合や心不全などを併発している場合は、水分管理が難しくなることがあるため、医師の指示に従った量を守るようにしてください。 -
適度な有酸素運動を取り入れる
ウォーキングや軽いジョギングなどの運動は血圧や体重をコントロールし、腎臓への負担を軽減する効果が期待できます。2020年以降に国内外で実施された複数の研究でも、有酸素運動を週3回以上行う群は腎機能低下の進行が緩やかになる傾向が示唆されています。 -
血圧と血糖値の管理
高血圧や糖尿病は腎障害を引き起こす主要な要因とされています。薬物治療も含めて血圧・血糖値をしっかりコントロールすることが、腎臓病の予防・進行抑制には重要です。 -
睡眠・ストレス対策
日本では仕事や家事などで多忙となり、慢性的に睡眠不足やストレスを抱える人が少なくありません。これらは高血圧や代謝異常につながり、間接的に腎臓の負担を増加させます。睡眠時間の確保やストレス軽減策(リラクセーション法、趣味や適度な休養など)の実践を心がけましょう。
腎臓病の早期発見と定期検診の重要性
先述したように、腎臓の異常は初期段階では症状が乏しい場合が多いのが特徴です。したがって、
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定期的な検査
少なくとも年1回は尿検査や血液検査を受けることで、腎機能の変化をモニタリングできます。特に高齢者や高血圧、糖尿病、メタボリックシンドロームなどのリスクを抱える人は、よりこまめに受診するのが望ましいです。 -
生活習慣の見直し
一度腎機能が低下すると、完全に元通りに戻すことは容易ではありません。したがって、症状が出る前の予防的アプローチが大切です。食事・運動・睡眠・ストレス管理をバランスよく行い、腎臓に負担をかけない生活を長期的に維持しましょう。
結論と提言
本記事では、腎臓にトラブルが生じた際に現れやすい10の症状・サインを中心に解説しました。腎臓病は自覚症状が乏しいまま進行し、重症化すると生活の質を大きく損ねるリスクがある病気です。しかし、早期発見と適切な管理により、腎機能を長期にわたって温存することが期待できます。とくに糖尿病や高血圧などの生活習慣病を持つ方は、定期的な腎機能チェックを怠らないようにすることが重要です。
- 早期発見のために
体に疲れがたまりやすい、尿に異変がある、むくみが取れないなどの症状が見られたら、腎臓や生活習慣病に精通した内科医や腎臓内科で検査を受けましょう。 - 進行を抑える工夫
塩分やタンパク質の摂取量を管理し、血圧や血糖値をコントロールすることで、腎機能低下の進行を抑えるのに役立ちます。 - 必要に応じて薬物治療を検討
SGLT2阻害薬など腎保護作用が期待される薬や、血圧・血糖値を管理する薬を適切に使用することで、合併症リスクを下げられる可能性があります。
腎臓は、体内の老廃物や余分な水分の排泄、電解質のバランス調整など、人体の恒常性を維持する要となる器官です。日ごろから腎臓を意識して検査を受け、自覚症状がないからといって放置することなく、早めのケアと生活習慣の改善を取り入れてください。
重要な注意点
ここで紹介した情報はあくまでも参考であり、個人の症状や病状によって対応は異なります。医療従事者の診察・検査を受けることで、より正確な診断や最適な治療方針が得られます。体調に少しでも不安がある場合は、自己判断せずに専門家の診断を仰ぐことを強くおすすめします。
参考文献
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https://www.kidney.org/news/ekidney/august14/10_Signs_You_May_Have_Kidney_Disease
アクセス日: 2022年6月29日 -
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https://www.nhs.uk/conditions/kidney-disease/symptoms/
アクセス日: 2022年6月29日 -
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https://lifeoptions.org/learn-about-kidney-disease/kidney-disease-symptoms/
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https://kidney.org.au/your-kidneys/what-is-kidney-disease/symptoms-of-kidney-disease
アクセス日: 2022年6月29日 -
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https://medlineplus.gov/kidneydiseases.html
アクセス日: 2022年6月29日 - Matsushita K, Ballew S, Coresh Jら (2022) “Planning for a bright future in kidney disease,” Kidney International, 101(3), pp.505–512. doi:10.1016/j.kint.2021.11.034
- Cheungpasitporn W, Thongprayoon C, Mao MAら (2022) “Potential benefits of SGLT2 inhibitors in preventing kidney disease progression,” Mayo Clinic Proceedings. doi:10.1016/j.mayocp.2022.10.005
免責事項(必ずお読みください)
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