唾液腺のしこり、痛くないからと放置は危険?がんとの違いと早期発見の全知識
耳鼻咽喉科疾患

唾液腺のしこり、痛くないからと放置は危険?がんとの違いと早期発見の全知識

顔や首の周りに原因不明の「しこり」を見つけると、誰しも不安になるものです。特に、そのしこりに痛みが伴わない場合、「たいしたことはないだろう」と自己判断し、様子を見てしまうことがあるかもしれません。しかし、JapaneseHealth.org編集委員会が最新の医学的知見を分析した結果、その「痛みのないしこり」こそが、唾液腺腫瘍、特に悪性腫瘍(がん)の最も一般的な初期症状である可能性が示されています1。米国国立がん研究所(NCI)の報告によれば、多くの唾液腺がんは初期段階では痛みを引き起こさないため、早期発見の機会を逸する一因となっています10。本記事では、日本国内の診療ガイドラインと国際的な研究に基づき、唾液腺腫瘍の基本知識、良性と悪性の見分け方、専門医による正確な診断プロセス、そして最新の治療法まで、皆様が抱える不安を解消し、適切な行動をとるための一助となる情報を包括的に解説します。

本記事の医学的根拠


本稿の科学的根拠

この記事は、入力された研究報告書で明示的に引用されている最高品質の医学的証拠にのみ基づいています。以下に示すリストには、実際に参照された情報源と、提示された医学的指導との直接的な関連性のみが含まれています。

  • 日本頭頸部癌学会 (JSHNC): この記事における診断や治療に関する主要な指針は、JSHNCが発行した「頭頸部癌診療ガイドライン 2022年版」に基づいています1718。これは日本の臨床現場における標準的なアプローチを反映しています。
  • 世界保健機関 (WHO): 腫瘍の種類の分類と定義は、2022年に発行されたWHOの「頭頸部腫瘍分類 第5版」に準拠しています14。これは、病理診断における国際的なゴールドスタンダードです。
  • 米国国立がん研究所 (NCI): 治療法、病期分類、および危険信号に関する国際的な視点は、NCIが提供する医療専門家向け情報(PDQ®)に基づいています10
  • 広島大学腫瘍組織登録の論文: 日本人における唾液腺腫瘍の疫学的データ(良性・悪性の割合など)は、5015例を対象とした大規模な臨床病理学的研究に基づいています11

要点まとめ

  • 唾液腺のしこりの最も一般的な症状は「痛みのない腫れ」であり、痛くないからといって安全とは限りません110
  • 顔面神経麻痺、急激に大きくなるしこり、痛み、皮膚の変化は、悪性(がん)の可能性を示唆する危険信号(レッドフラグ)であり、直ちに専門医の診察が必要です310
  • 診断は主に「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」で行われ、超音波検査や穿刺吸引細胞診(FNA)が重要な役割を果たします419
  • 唾液腺腫瘍の約80%は良性ですが、顎下腺など部位によっては悪性の割合が高まります1131
  • 治療の第一選択は手術であり、特に顔面神経の温存が重要視されます。進行度によっては放射線治療や薬物療法が追加されます2010

唾液腺腫瘍とは?基本を理解する

唾液腺腫瘍を正しく理解するためには、まず唾液腺そのものの役割と種類、そして良性と悪性の違いを知ることが不可欠です。

唾液腺の役割と種類

唾液腺は、その名の通り唾液を分泌する器官です。唾液は食事の消化を助けるだけでなく、口腔内の乾燥を防ぎ、細菌の繁殖を抑えるなど、重要な役割を担っています。主要な唾液腺として、耳の下にある耳下腺(じかせん)、顎の下にある顎下腺(がっかせん)、舌の下にある舌下腺(ぜっかせん)の3つの大唾液腺があります。これらに加え、口腔内の粘膜には無数の小唾液腺が分布しています31。唾液腺腫瘍の発生頻度は耳下腺が最も高く、次いで顎下腺、舌下腺の順となります。

主な唾液腺の位置を示す図解
図1:主な唾液腺の位置 (出典: JAPANESEHEALTH.ORG, 2025)

良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)の違い

唾液腺腫瘍は、大きく「良性」と「悪性」に分けられます。良性腫瘍は増殖が比較的緩やかで、周囲の組織に浸潤(しみ込むように広がること)したり、他の臓器に転移したりすることはありません。一方、悪性腫瘍(がん)は、放置すると周囲の組織を破壊しながら増殖し、リンパ節や肺、骨などに転移する可能性があります。

広島大学の研究グループによる5000例以上の日本人患者のデータ分析によると、唾液腺腫瘍全体のうち約80%が良性、約20%が悪性(がん)でした11。しかし、この割合は腫瘍が発生する部位によって大きく異なります。例えば、耳下腺にできる腫瘍の約80%が良性であるのに対し、顎下腺にできる腫瘍では良性と悪性の割合がほぼ半々になり、舌下腺や小唾液腺では悪性の割合がさらに高くなる傾向があります31。したがって、しこりが見つかった部位も、その危険性を判断する上での重要な要素となります。


これが見えたら要注意!唾液腺がんの初期症状とサイン

唾液腺がんの早期発見には、そのサインを見逃さないことが何よりも重要です。ここでは、一般的な症状から特に注意すべき危険信号までを詳しく解説します。

最も一般的な症状:痛みのない「しこり」や「腫れ」

多くの医療機関や専門学会が指摘するように、唾液腺腫瘍の最も一般的で、かつ見過ごされやすい症状は、耳の前、顎の下、あるいは口の中に現れる痛みのない「しこり」や「腫れ」です117。このしこりは通常、硬く、ゆっくりと数ヶ月から数年かけて大きくなります。この「痛みがない」という特徴が、受診を遅らせる最大の原因となっています。「痛くないから大丈夫だろう」という自己判断は非常に危険であり、この段階で専門医に相談することが、良好な治療結果を得るための鍵となります。

危険信号(レッドフラグ):直ちに受診を検討すべき症状

以下の症状は、悪性腫瘍(がん)の可能性を強く示唆する「危険信号」です。一つでも当てはまる場合は、決して放置せず、速やかに専門の医療機関を受診してください。

表1:唾液腺がんの危険信号(レッドフラグ)
症状 解説 主な参考文献
痛み しこりの部分に持続的な痛みがある場合。良性腫瘍は通常痛みを伴いませんが、がんは増大する過程で神経を圧迫・浸潤し、痛みを引き起こすことがあります。 3, 5
顔面神経麻痺 顔の片側が動きにくくなる(目が閉じにくい、口角が下がるなど)。これは、耳下腺の中を走行する顔面神経にがんが浸潤したことを示す非常に重大な兆候です。 3, 10
急激な増大 しこりが数週間から数ヶ月という短期間で急速に大きくなる場合。悪性度の高いがんでは増殖スピードが速いことがあります。 32
皮膚の変化 しこりの上の皮膚が硬くなったり、赤みを帯びたり、潰瘍ができたり、しこりと皮膚が癒着して動かなくなる場合。 10
嚥下困難・開口障害 食べ物や唾液が飲み込みにくくなる、または口が開きにくくなる場合。これは腫瘍が周囲の筋肉や組織に影響を及ぼしているサインです。 8, 33

その他の注意すべきサイン

上記の典型的な症状以外にも、顔面のしびれ感、原因不明の耳垂れ、首のリンパ節の腫れなども、唾液腺がんのサインである可能性があります933。これらの症状に気づいた場合も、専門医に相談することが重要です。


専門医による診断プロセス

唾液腺のしこりに気づいた際、正確な診断を受けるためには、適切な専門科を受診し、段階的な検査を受ける必要があります。

何科を受診すればよいか?

唾液腺腫瘍が疑われる場合に受診すべき専門科は、「耳鼻咽喉科・頭頸部外科(じびいんこうか・とうけいぶげか)」です45。これらの科の医師は、頭頸部(脳と眼を除く、首から上の領域)の解剖と疾患に精通しており、診断から治療までを一貫して担当します。診断や治療方針の決定には、手術を行う外科医、放射線治療医、腫瘍内科医、病理診断医などが連携する「多職種チーム」によるアプローチが重要となります4

検査の流れ:問診から確定診断まで

診断は通常、以下のステップで進められます。

  1. 問診・触診: 医師はまず、しこりに気づいた時期、大きさの変化、痛みの有無などの詳細を尋ねます。その後、しこりの位置、大きさ、硬さ、可動性(周囲との癒着の有無)などを手で触って確認します1
  2. 画像検査: しこりの内部構造や周囲への広がりを評価するために行われます。
    • 超音波(エコー)検査: 体への負担が少なく、簡便に行えるため、最初の画像検査として選択されることが多いです。しこりの大きさや形状、内部の血流などを評価できます。
    • CT・MRI検査: より詳細な情報が必要な場合に行われます。CTは骨への浸潤を、MRIは軟部組織や神経への広がりを評価するのに優れています19
  3. 細胞診・生検(確定診断): 腫瘍が良性か悪性かを最終的に判断するための最も重要な検査です。
    • 穿刺吸引細胞診(FNA: Fine-Needle Aspiration): 最も一般的に行われる方法で、超音波でしこりの位置を確認しながら、細い針を刺して細胞を吸引し、顕微鏡で調べます19。この検査により、多くの場合、手術前に良性か悪性かの見当をつけることができます。病理報告には、悪性の可能性を評価する国際基準「ミラノシステム」が用いられることもあり、治療方針の決定に役立ちます15
    • 生検: FNAで診断が確定しない場合や、より多くの組織が必要な場合に、局所麻酔下で組織の一部を切り取って調べることがあります。

唾液腺腫瘍の種類:WHO最新分類に基づく解説

唾液腺腫瘍には非常に多くの種類が存在します。ここでは、世界保健機関(WHO)の2022年最新分類に基づき14、代表的な良性腫瘍と悪性腫瘍(がん)を紹介します。

主な良性腫瘍

  • 多形腺腫(たけいせんしゅ): 全唾液腺腫瘍の中で最も頻度が高い良性腫瘍です2833。増殖は非常にゆっくりですが、長年放置すると稀にがん化することがあるため、原則として手術による摘出が推奨されます。
  • ワルチン腫瘍: 耳下腺に好発する良性腫瘍で、特に高齢の喫煙男性に多いとされています28。がん化することは極めて稀です。

主な悪性腫瘍(がん)

  • 粘表皮癌(ねんひょうひがん): 唾液腺がんの中で最も頻度が高い種類です16。悪性度によって低悪性度、中悪性度、高悪性度に分類され、悪性度が高いほど進行が速く、転移しやすい傾向があります。
  • 腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん): 増殖は比較的ゆっくりですが、神経に沿って広がる(神経周囲浸潤)という特徴があり、再発しやすい難治性のがんとして知られています16
  • その他の種類: WHOの最新分類では、微小分泌癌や粘液腺癌など、新たな種類のがんも定義されており34、正確な病理診断が治療方針を決定する上で極めて重要です。

もし「がん」と診断されたら:治療と予後について

唾液腺がんと診断された場合、その治療は病期(ステージ)、がんの種類(組織型)、悪性度、患者さん自身の全身状態などを考慮して総合的に決定されます。

標準的な治療法

日本頭頸部癌学会の診療ガイドライン17や米国国立がん研究所の情報10に基づくと、標準的な治療法は以下の通りです。

  • 手術: 唾液腺がん治療の根幹をなす最も重要な治療法です。目標は、がん細胞を残さずに腫瘍を完全に取り除くことです。特に耳下腺がんの手術では、顔の動きを司る顔面神経をいかに温存するかが、術後の生活の質を保つ上で最大の課題となります20。経験豊富な頭頸部外科医による手術が不可欠です。
  • 放射線治療: 手術後に再発の危険性が高いと判断された場合(例:高悪性度のがん、断端陽性など)に追加治療として行われるのが一般的です。手術が困難な進行がんに対しても用いられます10
  • 薬物療法(化学療法・新しい治療法): 従来の化学療法は唾液腺がんに対して効果が限定的でしたが、近年、がん細胞の特定の分子を狙い撃ちする「分子標的薬」やホルモン療法などの研究が進んでいます。例えば、特定の唾液腺がんではHER2やアンドロゲン受容体といった標的が見つかることがあり、それに応じた治療薬が有効な場合があります213517

生存率に関するデータ

ご注意ください: 以下のデータは多数の患者さんの統計的な平均値であり、個々の患者さんの予後(病状の見通し)を示すものではありません。生存率は、がんの種類、病期、治療法、患者さん自身の健康状態など多くの要因によって変動します。

がん研有明病院などの日本の主要な医療機関から報告されている病期別の5年相対生存率(同じ年齢や性別の日本人集団と比べて、がんと診断された人が5年後に生存している割合)の目安は以下の通りです。

表2:唾液腺がんの病期別5年相対生存率(参考値)
がんの種類 病期(ステージ) 5年生存率 参考文献
耳下腺がん I-II期 約92-93% 36
III期 約88% 36
IV期 約43% 36
顎下腺がん I-II期 約95% 26, 36
III期 約64% 26, 36
IV期 約25% 26, 36

このデータが示すように、早期(I-II期)に発見されれば非常に高い生存率が期待できますが、進行した状態(IV期)では予後が厳しくなります。このことからも、早期発見・早期治療がいかに重要であるかがわかります。


よくある質問

Q1: 唾液腺がんは遺伝しますか?

現在のところ、唾液腺がんの明確な遺伝的要因はほとんど特定されていません。大半の症例は遺伝とは無関係に偶発的に発生すると考えられています37。ただし、非常に稀な遺伝性症候群の一部として唾液腺がんのリスクが高まることが報告されていますが、一般的ではありません。家族に唾液腺がんの患者さんがいるからといって、必ずしもご自身の発症リスクが高いとは限りません。

Q2: 唾液腺がんを予防する方法はありますか?

唾液腺がんのほとんどは原因が不明であるため、確実な予防法は確立されていません。しかし、いくつかの危険因子は特定されており、それらを避けることが予防につながる可能性があります。具体的には、喫煙(特にワルチン腫瘍のリスクを高める)27、過度のアルコール摂取、過去の頭頸部への放射線被ばくなどが挙げられます27。禁煙や節度ある飲酒、不必要な放射線被ばくを避けるといった一般的な健康習慣が、リスクを低減する上で重要です。

Q3: 手術後にはどのような後遺症(合併症)が考えられますか?

最も注意が必要な合併症は、耳下腺手術に伴う顔面神経麻痺です。神経を温存できた場合でも、手術操作の影響で一時的に麻痺が生じることがありますが、多くは数ヶ月で回復します。しかし、がんが神経に浸潤している場合は、神経を切除せざるを得ず、永続的な麻痺が残ることもあります。もう一つの特徴的な合併症として「フライ症候群(Frey’s syndrome)」があります。これは、食事の際に手術した側の耳の前の皮膚から汗が出る現象で、神経の再生過程で起こるものです28。これらのリスクについては、手術前に担当医から十分な説明を受けることが大切です。

結論:あなたの行動が未来を決める

本記事を通して、唾液腺のしこり、特に「痛みのないしこり」に対する警戒の重要性をご理解いただけたことと思います。唾液腺腫瘍の多くは良性ですが、悪性の可能性も常に念頭に置く必要があります。顔面神経麻痺や急な増大といった危険信号を見逃さず、早期に「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」を受診することが、最良の治療結果への第一歩です。診断技術や治療法は日々進歩しており、早期発見できれば、がんであっても根治を目指すことが十分に可能です。

もしあなたやあなたの大切な人が、本記事で述べたような症状に気づいたなら、決してためらわずに専門医の扉を叩いてください。この記事で得た知識が、医師との対話を深め、ご自身の状態をより良く理解し、納得のいく治療を選択するための一助となることを心から願っています。

免責事項本記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。健康に関する懸念がある場合、またはご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

  1. 酒井耳鼻咽喉科・頭頸部外科. 唾液腺腫瘍 (良性・悪性). [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://sakai-ent.clinic/%E5%94%BE%E6%B6%B2%E8%85%BA%E8%85%AB%E7%98%8D-%E8%89%AF%E6%80%A7%E3%83%BB%E6%82%AA%E6%80%A7
  2. gan-chiryou-clinic.com. 唾液腺がんの総合情報「原因から現代治療法までの詳細解説」. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://gan-chiryou-clinic.com/cancer-knowledge/salivary-gland-cancer/
  3. 千葉西総合病院. 唾液腺がん. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.chibanishi-hp.or.jp/special/head_neck_surgery/salivary_gland_cancer
  4. ユビー. 唾液腺がんが疑われる場合、何科を受診したらよいですか?. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://ubie.app/byoki_qa/clinical-questions/96bdngguzn
  5. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会. 唾液を分泌する耳下腺に生じるまれながん. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.jibika.or.jp/owned/toukeibu/topics/parotid-cancer.html
  6. Wikipedia. 唾液腺腫瘍. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%94%BE%E6%B6%B2%E8%85%BA%E8%85%AB%E7%98%8D
  7. ユビー. 唾液腺がんの初期症状にはどのようなものがありますか?. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://ubie.app/byoki_qa/clinical-questions/rcc341c60
  8. American Cancer Society. Salivary Gland Cancer Symptoms. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.cancer.org/cancer/types/salivary-gland-cancer/detection-diagnosis-staging/signs-and-symptoms.html
  9. Cancer Research UK. Symptoms of salivary gland cancer. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.cancerresearchuk.org/about-cancer/salivary-gland-cancer/symptoms
  10. National Cancer Institute. Salivary Gland Cancer Treatment (PDQ®)–Health Professional Version. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.cancer.gov/types/head-and-neck/hp/adult/salivary-gland-treatment-pdq
  11. Ida-Yonemochi H, Saku T, et al. Characteristics of 5015 Salivary Gland Neoplasms Registered in the Hiroshima Tumor Tissue Registry over a Period of 39 Years. J Clin Med. 2019;8(5):566. doi:10.3390/jcm8050566. Available from: https://www.mdpi.com/2077-0383/8/5/566
  12. 認定NPO法人5years. 唾液腺がんの登録者(161名)のプロフィール一覧. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://5years.org/contents/page/userkind/?diseaseId[]=17
  13. 日刊ゲンダイDIGITAL. TBS向井政生アナが他界…唾液腺がんは顔面神経の再建が重要. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/health/354723
  14. El-Naggar AK, Chan JKC, Grandis JR, et al., eds. World Health Organization Classification of Head and Neck Tumours. 5th ed. IARC; 2022. PMID: 38448262. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38448262/
  15. Hirokawa M, Higuchi M, et al. Update on the WHO Classification of Salivary Gland Pathology and the Milan System for Reporting Salivary Gland Cytopathology. J Jpn Soc Clin Cytol. 2022;69(4):174-184. Available from: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjoms/69/4/69_174/_article/-char/en
  16. American Cancer Society. What Is Salivary Gland Cancer?. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.cancer.org/cancer/types/salivary-gland-cancer/about/what-is-salivary-gland-cancer.html
  17. 日本頭頸部癌学会. 頭頸部癌診療ガイドライン 2022年版. 金原出版; 2022.
  18. 日本頭頸部癌学会. ガイドライン. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: http://www.jshnc.umin.ne.jp/guideline.html
  19. Mayo Clinic. Salivary gland tumors – Diagnosis and treatment. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/salivary-gland-cancer/diagnosis-treatment/drc-20354155
  20. Mayo Clinic. Parotid tumors – Diagnosis and treatment. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/parotid-tumor/diagnosis-treatment/drc-20579012
  21. 国立がん研究センター. 唾液腺がんに対する新規抗アンドロゲン療法における 奏効例の特徴と治療抵抗性に関連する遺伝子異常について報告. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.ncc.go.jp/jp/information/researchtopics/2024/0805/index.html
  22. 国立がん研究センター がん情報サービス. 口腔・咽頭:[国立がん研究センター がん統計]. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/3_oral.html
  23. 厚生労働省. 『頭頸部癌診療ガイドライン2022年版』 評価用ドラフト. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/202108032A-sonota15_2.pdf
  24. 日本唾液腺学会. 日本唾液腺学会. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: http://www.daekisen.org/
  25. 大阪大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室. 腫瘍外来|専門外来のご案内. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/ent/sp/speciality/tumor.html
  26. がん研有明病院. 唾液腺がん|頭頸部がん. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/headneck/salivary.html
  27. ユビー. 「唾液腺がん」の原因やなりやすい人の特徴には、何がありますか?. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://ubie.app/byoki_qa/clinical-questions/3xlu9t-ansr
  28. 千葉西総合病院. 頭頸部良性腫瘍. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.chibanishi-hp.or.jp/special/head_neck_surgery/benign_tumor
  29. ユビー. 「顎下腺がん」の原因やなりやすい人の特徴には、何がありますか?. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://ubie.app/byoki_qa/clinical-questions/psdrh-rigpmg
  30. 内田歯科. 唾液腺の腫瘍. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.uchidashika.jp/news/news_1143/
  31. 伊勢赤十字病院. 各種がんの解説:唾液腺がん. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.ise.jrc.or.jp/cancer/ca06-12.html
  32. Mount Sinai. Salivary Gland Cancer Symptoms & Treatment NYC. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.mountsinai.org/locations/head-neck-institute/cancer/salivary-gland/symptoms-treatment
  33. Apollo Hospitals. 唾液腺腫瘍:症状、原因、治療. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.apollohospitals.com/ja/health-library/salivary-gland-tumors-symptoms-causes-treatment
  34. Ihrler S, Guntinas-Lichius O, et al. Neues zu Tumoren der Speicheldrüsen: WHO-Klassifikation 2022. HNO. 2023. doi:10.1007/s00106-023-01303-3. Available from: https://www.researchgate.net/publication/371237297_Neues_zu_Tumoren_der_SpeicheldrusenNew_information_about_tumours_of_the_salivary_glands_WHO-Klassifikation_2022WHO_classification_2022
  35. Chugai Pharmaceutical Co., Ltd. Anti-Cancer Agent Herceptin Approved for Additional Indication of Salivary Gland Cancer. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://www.chugai-pharm.co.jp/news/cont_file_dl.php?f=211125_eHerceptin_SGC_approval.pdf&src=[%0],[%1]&rep=130,875
  36. ユビー. 唾液腺がんの余命はどれくらいですか?. [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://ubie.app/byoki_qa/clinical-questions/ra45hc08gzi
  37. がん情報サイト「オンコロ」. 唾液腺がんとは(疾患情報). [インターネット]. [2025年7月29日引用]. Available from: https://oncolo.jp/cancer/salivary-gland-about
この記事はお役に立ちましたか?
はいいいえ