性的健康

女性の性欲低下はいつから?原因・対策のすべて|更年期から始める心と体のケア

「最近、性的なことに関心が持てない」「パートナーとの関係に悩んでいる」…年齢とともに訪れる性欲の変化は、多くの女性が抱えるデリケートな悩みです。しかし、その悩みを一人で抱え込み、誰にも相談できずにいる方が少なくありません。これは決してあなただけの悩みではありません。本記事は、そうした女性たちの心に寄り添い、科学的根拠に基づいた信頼できる情報を提供するために、JAPANESEHEALTH.ORG編集部が総力を挙げて制作した包括的なガイドです。日本産科婦人科学会(JSOG)や北米閉経学会(NAMS)といった国内外の最新の医学的知見と、日本国内の大規模な調査データを統合し、あなたの心と体のケアに向けた具体的で実践的な道筋を明らかにします123

要点まとめ

  • 女性の性欲は、年齢だけで決まる一本の線ではなく、ホルモン、心理、パートナーとの関係、ライフスタイルなど、多くの要因が複雑に絡み合って生涯を通じて変動します。
  • 特に更年期におけるエストロゲンの低下は、性交痛の原因となる「GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)」を引き起こし、性欲低下の最大の身体的要因となります。日本の調査では、実に女性の62.4%が性交痛を経験しています1
  • ストレス、うつ、自己肯定感の低下といった心理的要因や、パートナーとのコミュニケーション不足も性欲に大きく影響します。
  • 日本国内では、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬治療など、保険適用で利用可能な効果的な治療法が存在します。大切なのは、一人で悩まず専門医に相談することです。

第1章:女性の性欲の真実:年齢と変化の全体像

1.1. 「30代がピーク」説は本当?日本のデータが示す現実

巷で囁かれる「女性の性欲は30代でピークを迎える」という説は、必ずしも日本の実情を正確に反映しているわけではありません。あるクリニックが400人の女性を対象に行った調査では、「セックスが好き」と回答した割合や理想的な性交頻度が最も高かったのは20代でした4。一方で、日本家族計画協会(JFPA)が2020年に実施した大規模な調査では、年齢が上がるにつれて性欲が減退し、「セックスレス」の割合が増加する傾向が明確に示されています1。これらのデータが示すのは、女性の性欲は単純な山なりの曲線を描くのではなく、より複雑で多面的な現実があるということです。

1.2. 性欲は一本の線ではない:生涯を通じた変動要因

女性の性欲は、決して一定ではありません。妊娠、出産、育児、そして更年期といったライフステージの変化、さらには仕事のストレス、パートナーとの関係性など、生涯を通じて様々な要因の影響を受けて波のように変動します。この複雑なメカニズムを理解するためには、身体(生物学的)、心理、そして社会的要因が相互に影響し合う「生物・心理・社会モデル」という視点が不可欠です5。この章では、この全体像を念頭に置き、次の章で性欲を変化させる具体的な要因を科学的に深掘りしていきます。

第2章:なぜ性欲は変化するのか?科学的根拠に基づく4大要因

性欲の変化は、単一の原因によって引き起こされるものではありません。ここでは、科学的根拠に基づき、女性の性欲に影響を与える4つの主要な要因を詳しく解説します。

2.1.【身体的要因】ホルモンと身体の変化

2.1.1. 最大の要因:エストロゲン低下と「GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)」

年齢に伴う性欲低下の最も大きな身体的要因は、更年期における女性ホルモン「エストロゲン」の急激な減少です23。エストロゲンが減少すると、腟の潤いが失われ、組織が薄く、弾力性がなくなります。これは「GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)」と呼ばれ、乾燥、かゆみ、そして何よりも性交時の痛みを引き起こします。日本家族計画協会(JFPA)の調査で、日本の女性の実に62.4%が性交痛を経験したことがあるという衝撃的なデータは、この問題の深刻さを物語っています1。痛みは性的な行為に対する恐怖や不安を生み、それが直接的に性欲を減退させるという「痛みと性欲の負のスパイラル」に陥ってしまうケースは少なくありません。

2.1.2. 「テストステロン優位」説の解説

更年期には、卵巣からのエストロゲンとテストステロン(男性ホルモン)の分泌が共に減少しますが、副腎からはテストステロンが分泌され続けます。そのため、相対的にテストステロンの血中濃度がエストロゲンよりも高くなる時期があり、これを「相対的テストステロン優位」と呼びます6。理論上、テストステロンは性欲を高める作用があるため、この時期に一時的に性欲が増す可能性があるという説も一部で議論されています。しかし、多くの女性にとっては、エストロゲン減少によるGSMの不快な症状や気分の落ち込みといったネガティブな影響が、この潜在的な効果を上回ってしまうのが現実です6

2.2.【心理的要因】ストレス、うつ、自己肯定感

心と体は密接に繋がっており、性欲もまた精神的な健康状態に大きく左右されます。仕事、家庭、人間関係などから生じる慢性的なストレスは、性的なことへの関心を失わせる大きな原因です。また、うつ病や不安障害は、脳内の神経伝達物質のバランスを崩し、性欲を司る脳の報酬系システムの働きを鈍らせることが、多くの科学的レビューで指摘されています75。さらに、加齢による体型の変化や、更年期症状による自信の喪失など、自己肯定感の低下も、性的な場面で自分を解放することを難しくさせます。過去の性的なトラウマが影響している場合も考えられます78

2.3.【関係性の要因】パートナーとのコミュニケーション

長期的な関係においては、パートナーとの関係性の質が性欲に決定的な影響を与えます。カナダの性科学者ローズマリー・バッソン博士が提唱した「女性の性欲の円環モデル」によると、女性の性欲は必ずしも自発的な「欲求」から始まるとは限らず、パートナーとの親密さや भावनात्मकな繋がりを求める動機から性的な行為を受け入れ、その結果として興奮や満足感が得られることで、次の欲求に繋がっていくとされています9。つまり、日常的なコミュニケーション不足、お互いの気持ちのすれ違い、マンネリ化などが भावनात्मकな親密さを損なうと、性欲も自然と低下してしまうのです。JFPAの調査では、セックスの誘いを断れない、本当は望んでいないのに受け入れてしまう女性が少なくないことも示唆されており1、このような関係性の不均衡も問題の根底に存在します。

2.4.【医学・生活習慣の要因】薬の副作用とライフスタイル

特定の薬の副作用や、日々の生活習慣が性欲を低下させている可能性もあります。特に、うつ病の治療に用いられるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)や、一部の降圧剤(血圧を下げる薬)、ホルモン療法薬などは、副作用として性機能不全を引き起こすことが知られています7。また、喫煙は血流を悪化させ、過度のアルコール摂取や運動不足はホルモンバランスの乱れや全体的なエネルギーレベルの低下を招き、間接的に性欲に影響を与える可能性があります10

表:性機能への影響が報告されている主な薬剤の種類7
薬剤分類 具体例 考えられる影響
抗うつ薬 (特にSSRI) エスシタロプラム、パロキセチン、セルトラリンなど 性欲低下、興奮障害、オーガズム障害
降圧剤 β遮断薬(プロプラノロールなど)、サイアザイド系利尿薬 性欲低下、勃起障害(男性)
ホルモン療法薬 抗アンドロゲン薬、GnRHアゴニスト、一部の経口避妊薬 性欲低下、腟乾燥
その他 抗精神病薬、抗ヒスタミン薬、オピオイド鎮痛薬など 性欲低下、鎮静作用

第3章:日本の女性のリアル:最新データから見る性生活の実態

これまで述べてきた要因が、実際の日本の女性たちの性生活にどのように現れているのでしょうか。2020年に日本家族計画協会(JFPA)が行った全国調査の結果は、そのリアルな姿を浮き彫りにしています1。このデータを詳しく見ることで、あなたの悩みが決して特別なものではないこと、そして多くの女性が共有する課題であることが理解できるでしょう。

表1:日本人女性の年代別・性に関する実態(日本家族計画協会 2020年調査より)1
年代 セックスレス率 (%)¹ 性交痛の経験率 (%)² 性的満足度 (%)³ オーガズムの悩み (%)⁴
16~19歳 55.3
20代 35.5
30代 46.9
40代 54.6
全体 49.5 62.4 (減少傾向) 21.5

¹「過去1年間セックスをしていない」と回答した割合。
²「これまでにセックスで痛みを感じたことがある」と回答した女性の割合。
³ 調査では年齢とともに満足度が低下する傾向が見られた。
⁴「オーガズムに達しにくい、達しない」という悩みを持つ女性の割合。

この表から読み取れる最も重要な点は、40代で半数以上の女性がセックスレス状態にあり、全体では6割以上の女性が性交痛を経験しているという事実です。これは、第2章で解説した「痛みと性欲の負のスパイラル」が、日本社会において極めて広範な問題であることを裏付けています。また、性的満足度が年齢と共に低下する傾向や、約5人に1人がオーガズムに悩んでいるというデータも、多くの女性が性に関する何らかの課題を抱えていることを示しています。

第4章:性欲と再び向き合うための具体的アクションプラン

性欲の変化は自然なことですが、それがQOL(生活の質)を低下させていると感じるなら、積極的に対処する方法があります。この章では、ご自身でできるセルフケアから、日本国内で利用可能な専門的な医療選択肢まで、具体的なアクションプランを提示します。

4.1. 自分でできることから:生活習慣とセルフケア

4.1.1. 食事と運動:骨盤底筋トレーニングのすすめ

バランスの取れた食事は、心身の健康の基本です。特に、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを含む食品(豆腐、納豆など)を適度に取り入れることは有益かもしれません。また、ウォーキングなどの有酸素運動は血行を促進し、気分をリフレッシュさせる効果があります。さらに、腟や膀胱を支える「骨盤底筋」を鍛えるトレーニングは、性的な感覚を高めるだけでなく、尿もれ予防にも繋がるため、特におすすめです。

4.1.2. 質の高い睡眠とストレスマネジメント

睡眠不足はホルモンバランスを乱し、ストレスへの抵抗力を弱めます。毎日決まった時間に寝起きする、寝る前にスマートフォンを見ないなど、睡眠の質を高める工夫をしましょう。また、ヨガ、瞑想、深呼吸、趣味の時間を持つなど、自分に合ったストレス解消法を見つけることが、心の余裕を取り戻し、性的な関心へと繋がる第一歩です。

4.2. パートナーとの対話:伝え方とタイミング

もしパートナーがいる場合、あなたの感じていることや悩みを正直に、しかし穏やかに伝えることは非常に重要です。相手を非難するのではなく、「私は今、こう感じている」という「I(アイ)メッセージ」で伝えることを心がけましょう。例えば、「あなたのせいでつまらない」ではなく、「最近、体の変化のせいか、あまり気分が乗らないことがあるの」といった形です。リラックスできるタイミングを選び、お互いの気持ちを尊重しながら、今後の関係について話し合う時間を持つことが、解決への大きな一歩となります。

4.3. 医療の選択肢:日本で利用可能な治療法

セルフケアだけでは改善が難しい場合、専門的な医療の助けを借りることをためらう必要はありません。日本産科婦人科学会の2023年版ガイドライン2に基づき、日本国内で保険適用または標準的な治療として利用可能な選択肢を紹介します。

4.3.1. ホルモン補充療法(HRT):世界的標準治療

HRTは、減少したエストロゲンを補充することで、GSM(乾燥、痛み)やホットフラッシュなどの更年期症状を根本的に改善する、世界的に最も効果的な治療法です23。性交痛が改善されれば、性的な行為への抵抗感がなくなり、結果として性欲の回復に繋がることが期待できます。HRTには飲み薬、貼り薬、塗り薬など様々なタイプがあり、子宮がある場合は黄体ホルモンを併用する必要があります。利益とリスクを専門医と十分に相談し、個々の健康状態に合わせた最適な方法を選択することが重要です。

4.3.2. 漢方薬:日本独自の保険適用アプローチ

HRTに抵抗がある場合や、体質的に合わない場合には、漢方薬も有効な選択肢となります。日本産科婦人科学会のガイドラインでも、更年期障害に対する治療法として推奨されています2。漢方では、個人の体質(「証」)に合わせて処方が選ばれます。代表的な「婦人科三大処方」として、冷え性で体力がなく、めまいなどがある方向けの「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」、体力が中等度でイライラや不安感が強い方向けの「加味逍遥散(かみしょうようさん)」、比較的体力があり、のぼせや肩こりがある方向けの「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」などがあります。専門医の診断のもと、自分に合った漢方薬を見つけることが大切です。

4.3.3. 局所療法:潤滑剤と腟用エストロゲン製剤

性交痛が主な悩みである場合、局所的な治療が非常に効果的です。市販の潤滑ゼリー(例:「リューブゼリー」など)を使用するだけでも、痛みは大幅に軽減されます2。さらに、HRTの全身投与に抵抗がある場合でも、エストロゲンを含む腟錠やクリームを局所的に使用することで、全身への影響を最小限に抑えながら、腟の潤いと弾力性を回復させることができます。これも日本産科婦人科学会が推奨する標準的な治療法です2

4.3.4.【注意点】海外で承認され、日本では未承認の治療薬

インターネット上では、海外で「女性用のバイアグラ」として承認されている薬剤(例:フリバンセリン)の情報を見かけることがあるかもしれません。これらの薬剤は、脳内の神経伝達物質に作用して性欲を高めることを目的としていますが5、2024年現在、日本では承認されておらず、安全性や有効性に関する国内での評価は確立していません2。個人輸入などによる安易な使用は、予期せぬ健康被害を招くリスクがあるため、絶対に避けるべきです。

4.4. 心理的サポート:カウンセリングと性治療

うつや不安、パートナーとの深刻な関係性の問題、過去のトラウマなどが背景にある場合は、心理的なアプローチが不可欠です。婦人科医からの紹介で、臨床心理士によるカウンセリングや、性科学を専門とするセックスセラピストによる治療を受けることができます2。日本性機能学会などの専門機関では、認定された専門家を探すための情報を提供しています。

第5章:どこに相談すればいい?日本の専門医療機関ガイド

これらの悩みを相談する第一歩は、かかりつけの「婦人科」を受診することです。特に、更年期医療に力を入れているクリニックや、「女性外来」「女性ヘルスケア外来」といった専門外来を設けている病院では、より総合的で丁寧なカウンセリングが期待できます。日本女性医学学会が認定する専門医は、更年期や女性の健康に関する高度な知識と経験を持っています。また、日本性機能学会(JSSM)のウェブサイトでは、性機能不全の診療を行っている医療機関のリストが公開されており、専門的な治療を受けたい場合の参考になります11。東京医科歯科大学大学院の寺内公一教授や、女性外来のパイオニアである天野惠子医師のように、この分野には高い専門性を持つ医師が日本にも存在します1213。ためらわずに、信頼できる専門家の扉を叩いてください。

よくある質問 (FAQ)

GSM(閉経関連泌尿生殖器症候群)とは具体的に何ですか?

GSMは、更年期以降のエストロゲン低下によって引き起こされる、外陰部、腟、下部尿路(膀胱や尿道)の一連の症状を指す医学用語です3。主な症状には、腟の乾燥、灼熱感、刺激感、性交時の痛み(性交痛)、そして頻尿や尿意切迫感、再発性膀胱炎などの泌尿器症状が含まれます。かつては「萎縮性腟炎」と呼ばれていましたが、泌尿器系の症状も含むため、より包括的なこの名称が国際的に使われるようになりました。

ホルモン補充療法(HRT)は乳がんのリスクを高めると聞き、不安です。

HRTと乳がんリスクについては、多くの研究が行われています。最新の知見では、HRTによる乳がんリスクの増加は、使用するホルモンの種類、使用期間、開始年齢などによって異なり、一般的に考えられているよりも小さいとされています314。例えば、エストロゲン単独療法(子宮を摘出した人が対象)では、リスクの増加はほとんど見られません。エストロゲンと黄体ホルモンを併用する場合でも、5年未満の使用であればリスクの増加はごくわずかです。大切なのは、リスクをゼロと考えるのではなく、専門医と相談の上で、HRTによって得られる生活の質の向上という利益と比較検討し、定期的な乳がん検診を受けながら、個々人に合った最適な治療を選択することです。

漢方薬はどのくらいで効果が現れますか?副作用はありますか?

漢方薬の効果の現れ方には個人差がありますが、一般的には数週間から2〜3ヶ月程度で体質の変化や症状の改善を感じ始めることが多いです。漢方薬は自然由来の生薬から作られていますが、「薬」であるため副作用が全くないわけではありません。まれに、胃腸症状(食欲不振、吐き気など)や発疹、肝機能障害などが起こることがあります。必ず医師の診断のもとで処方を受け、何か気になる症状が現れた場合はすぐに相談することが重要です2

結論

女性の性欲の変化は、加齢という自然なプロセスの一部であり、ホルモン、心、身体、そしてパートナーとの関係性といった無数の糸が織りなす複雑なタペストリーです。大切なのは、その変化を「衰え」や「終わり」としてネガティブに捉えるのではなく、自分自身の心と体を見つめ直すための重要なサインとして受け止めることです。日本の最新データが示すように、性交痛をはじめとする悩みは、決してあなた一人だけのものではありません1。そして、科学的根拠に基づいたホルモン補充療法や漢方薬、そして専門家によるカウンセリングなど、その悩みを和らげ、再び自分らしい充実感を取り戻すための安全で効果的な選択肢が、日本には確かに存在します。この記事が、あなたが一人で抱え込んでいる悩みから一歩踏み出し、信頼できる専門家への扉を開くきっかけとなることを、JHO編集部一同、心から願っています。

免責事項この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的アドバイスに代わるものではありません。健康上の問題や症状がある場合は、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

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