では、なぜ妊娠中は特に尿路感染症にかかりやすくなるのでしょうか。その背景には、妊娠に伴う母体の自然な生理的変化があります。これらの変化は、赤ちゃんを育むために不可欠なものですが、同時に尿路感染症のリスクを高める要因にもなります。
- ホルモンの影響:妊娠中に増加するプロゲステロンというホルモンは、腎臓と膀胱をつなぐ尿管の平滑筋を弛緩させる作用があります。これにより尿管が広がり(尿管拡張)、尿の流れが遅くなります。この「尿の停滞(うっ滞)」が、細菌が繁殖するための時間を与えてしまうのです1。
- 物理的な圧迫:赤ちゃんが育つにつれて子宮が大きくなると、膀胱や尿管が物理的に圧迫されます。これにより尿の流れがさらに妨げられ、膀胱が完全に空になりにくくなります3。この状態は「妊娠水腎症」とも呼ばれ、妊娠22~26週頃にピークを迎えます1。
- 尿の成分の変化:妊娠中は尿中に糖が出やすく(妊娠性糖尿)なったり、尿のpHが変化したりすることがあり、これも細菌の増殖を助ける一因となります3。
これらの変化は、正常な妊娠経過の一部ですが、一連のプロセスを通じてリスクを生み出します。まず、これらの生理的変化が尿の停滞を引き起こし、細菌が定着しやすくなります。これが症状のない「無症候性細菌尿」につながり、もし治療されなければ、細菌が腎臓まで上行して「急性腎盂腎炎」という重篤な感染症を引き起こす可能性があります。急性腎盂腎炎は強い炎症反応を全身に引き起こし、それが子宮の過敏性を高めて子宮収縮を誘発し、結果として切迫早産のリスクを高めることがあるのです5。このように、妊娠中の正常な変化が、未治療の場合には深刻なリスクへと連鎖する可能性があることを理解することが、なぜ早期のスクリーニングと治療が非常に重要であるかを説明する鍵となります。幸いなことに、適切な診断と治療によって、これらのリスクは大幅に低減できます1。
この記事の要点まとめ
- 妊娠中はホルモンの変化や子宮の圧迫により、誰でも尿路感染症(膀胱炎など)にかかりやすくなります。
- 症状のない「無症候性細菌尿」でも、放置すると腎盂腎炎や切迫早産のリスクを高めるため、治療が必須です。
- 妊婦健診での定期的な尿検査は、自覚症状のない感染症を早期に発見するために極めて重要です。
- 治療には、妊娠中でも安全に使用できる効果的な抗菌薬(抗生物質)があります。医師の指示通りに服用することが大切です。
- 発熱や背中の痛みは、重篤な腎盂腎炎のサインかもしれません。速やかにかかりつけの医療機関に連絡してください。
妊娠中の尿路感染症の種類:症状のないものから重いものまで
妊娠中の尿路感染症は、同じ細菌感染が原因でありながら、その重症度によっていくつかの異なる病態として現れます。これらは一つのスペクトラム(連続体)として理解することが重要です1。ここでは、その3つの主要なタイプについて解説します。
無症候性細菌尿 (Asymptomatic Bacteriuria – ASB): 「静かな」感染症
無症候性細菌尿(ASB)とは、その名の通り、尿路感染症に典型的な症状が全くないにもかかわらず、尿中に一定量以上の細菌が存在する状態を指します16。
- 頻度:全妊婦の2~10%に見られます3。日本の琉球大学で行われた研究では、妊娠初期で7.9%、中期で9.1%、後期で8.8%の頻度であったと報告されています21。
- 隠れた危険性:ASBの最大の問題点は、「症状がない」ために放置されがちなことです。しかし、未治療のまま放置すると、そのうち最大40%が症状のある膀胱炎や、より重篤な腎盂腎炎に進行する可能性があります3。ASBを適切に治療することで、腎盂腎炎への進行リスクを70~80%も減少させることができます1。これが、妊婦健診で症状がなくても尿検査を行う最大の理由です。
急性膀胱炎 (Acute Cystitis): 一般的な膀胱の感染症
急性膀胱炎は、感染が膀胱に限定され、はっきりとした自覚症状を伴う状態です14。
- 症状:典型的な症状には以下のようなものがあります。
- 重要な鑑別点:通常、急性膀胱炎では高熱は出ません17。もし発熱を伴う場合は、感染が腎臓まで及んでいる腎盂腎炎の可能性を考える必要があります。
急性腎盂腎炎 (Acute Pyelonephritis): 重篤な腎臓の感染症
急性腎盂腎炎は、細菌が尿管を遡って腎臓にまで達した重篤な感染症です。産科以外の理由で妊娠中に入院となる最も一般的な原因の一つです1。
- 症状:膀胱炎の症状に加えて、以下のような全身症状が現れるのが特徴です。
- 母体と胎児へのリスク:腎盂腎炎は、母体にとっては切迫早産、敗血症(血液に細菌が入り込む重篤な状態)、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、貧血などの深刻な合併症を引き起こす可能性があります。胎児にとっても、低出生体重児やその他の合併症のリスクを高めるため、迅速な診断と治療が不可欠です3。
種類 | 主な症状 | 主なリスク(未治療の場合) |
---|---|---|
無症候性細菌尿 (ASB) | なし | 膀胱炎や腎盂腎炎への進行 |
急性膀胱炎 (Acute Cystitis) | 排尿時痛、頻尿、残尿感など。通常、発熱は伴わない。 | 腎盂腎炎への進行 |
急性腎盂腎炎 (Acute Pyelonephritis) | 38℃以上の高熱、背部痛、悪寒、嘔吐など。 | 切迫早産、敗血症など母児への重篤な影響 |
日本での診断:妊婦健診で何が行われるか
尿路感染症の診断プロセスを理解することで、妊婦健診で何が行われているのかが明確になり、安心して検査を受けることができます。日本の診療は、国際的な標準と国内のガイドラインを組み合わせて行われています。
無症候性細菌尿(ASB)の定期スクリーニング
米国産科婦人科学会(ACOG)などの国際的なガイドラインと同様に、日本の専門家の間でも、すべての妊婦に対して妊娠初期に少なくとも1回、ASBのスクリーニング検査を受けることが強く推奨されています4。これは通常、最初の妊婦健診、または妊娠12~16週までに行われます4。
- 診断のゴールドスタンダード:最も信頼性の高い基準とされる検査は尿培養検査です1。これは、尿を専門の検査室で培養し、細菌の有無、種類、そしてどの抗菌薬(抗生物質)が効くか(薬剤感受性)を調べる検査です。
- 正しい採尿法:検査の際は、外陰部を清潔にした後、出始めの尿を少し捨ててから中間部分の尿を採る「中間尿」を採取します。これは、皮膚の常在菌の混入をできるだけ避けるためです5。
尿試験紙(ディップスティック)検査の限界
妊婦健診でよく行われる尿試験紙による検査は、タンパクや糖などを調べるのには有用ですが、ASBのスクリーニングには信頼性が低いとされています5。症状のない細菌尿を見逃す可能性があるため、ASBの診断には必ず尿培養検査が必要となります。
診断基準と原因菌
- 診断基準:尿培養検査の結果、特定の1種類の細菌が10⁵ CFU/mL(CFUはコロニー形成単位の略で、細菌の量を表す単位)以上検出された場合に、尿路感染症と診断されます5。
- 主な原因菌:尿路感染症の最も一般的な原因菌は大腸菌(Escherichia coli)で、全体の70~90%を占めます1。その他、クレブシエラ属、プロテウス属、そしてB群溶血性レンサ球菌(GBS)などが原因となることがあります13。
特別な注意が必要なB群溶血性レンサ球菌(GBS)
尿からGBSが検出された場合は、特別な対応が必要です。最も重要な点は、妊娠中に一度でも尿からGBSが検出された場合、その菌量にかかわらず、分娩時に赤ちゃんへの感染を防ぐために、点滴で抗菌薬の予防投与が必要になるということです5。これは、GBSが新生児に重篤な感染症を引き起こす可能性があるためです。
日本の診療ガイドラインの現状
ここで特筆すべきは、日本の主要な産科の診療ガイドラインである「産婦人科診療ガイドライン―産科編2023」には、尿路感染症に関する独立した項目が存在しないという点です30。関連する指針は、「産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2023」のCQ111や、日本感染症学会と日本化学療法学会が合同で作成した「JAID/JSC感染症治療ガイドライン」に記載されています17。このため、日本の臨床現場では、これらの複数のガイドラインを統合して診療が行われています。この記事は、それらの分散した情報を一つにまとめ、日本の妊婦さんにとって最も分かりやすく、包括的な情報源となることを目指しています。
妊娠中の尿路感染症の治療:安全で効果的な治療法
妊娠中の尿路感染症は、無症候性細菌尿(ASB)であっても、必ず抗菌薬による治療が必要です1。治療の最大の目的は、より重篤な腎盂腎炎への進行を防ぎ、母体と胎児の健康を守ることにあります。治療薬の選択は、胎児への安全性を最優先に、科学的根拠に基づいて慎重に行われます。
無症候性細菌尿(ASB)と膀胱炎の治療
ASBと急性膀胱炎の治療は、経口(飲み薬)の抗菌薬で行うのが基本です。症状がある場合、医師は尿培養の結果を待たずに、最も可能性の高い原因菌に効果が期待できる抗菌薬(経験的治療薬)を処方することがあります。その後、培養結果で原因菌と有効な薬剤が特定され次第、必要に応じて最適な薬に変更(最適化)します11。
- 第一選択薬:日本および世界のガイドラインで共通して推奨されるのがセフェム系抗菌薬です。特にセファレキシンは、妊娠中の各時期において安全性が比較的高く、広く使用されています4。
- その他の推奨薬:
- 経験的治療では避けるべき薬:アモキシシリン/アンピシリンは、現在では大腸菌の多くが耐性を持っているため、初回の治療薬としては推奨されません4。培養検査で感受性(薬が効くこと)が確認された場合に限り使用されます19。
- 治療期間:通常、5日間から7日間の服用が必要です5。短い期間での治療は再発率が高くなることが報告されています1。
急性腎盂腎炎の治療
急性腎盂腎炎は重篤な状態であり、原則として入院して点滴による抗菌薬投与と水分補給を行います1。セフトリアキソンなどの第三世代セフェム系薬が治療の中心となります5。点滴治療により解熱し、症状が改善してから24~48時間後に飲み薬に切り替え、合計で10~14日間の治療を完了します5。
薬剤耐性菌(ESBL産生菌)への対応
近年、日本でもセフェム系などの主要な抗菌薬が効かない薬剤耐性菌(特にESBL産生大腸菌)による尿路感染症が増加しており、臨床現場で大きな問題となっています22。ある日本の医療機関の報告では、外来患者から検出される大腸菌の約30%がESBL産生菌であったとされています34。このため、標準的な治療で改善しない場合や、培養検査でESBL産生菌が検出された場合には、ホスホマイシンやカルバペネム系などの専門的な抗菌薬が選択されることがあります22。これは専門医による適切な診断と薬剤選択の重要性を物語っています。
抗菌薬の安全性:赤ちゃんへの影響は?
妊娠中に薬を服用することへの不安は、誰もが抱くものです。尿路感染症の治療に使われる抗菌薬は、母体と胎児への安全性が十分に考慮されています。以下の表は、主な抗菌薬の安全性に関する一般的な情報です。
抗菌薬クラス/薬剤名 | 妊娠初期(~13週) | 妊娠中期・後期(14週~) | 主な懸念事項 |
---|---|---|---|
ペニシリン系 | 比較的安全 | 比較的安全 | 胎児へのリスクは低いと考えられている。 |
セフェム系 | 比較的安全 | 比較的安全 | 胎児へのリスクは低いと考えられている。第一選択薬として広く使用。 |
ニトロフラントイン | 他に代替薬がない場合に考慮 | 妊娠満期(36週以降)は避ける | 妊娠初期の使用と先天異常との関連が議論されたが、結論は出ていない。満期近くでは新生児の溶血性貧血のリスク。G6PD欠損症では禁忌。 |
ST合剤 | 他に代替薬がない場合に考慮 | 妊娠後期(32週以降)は避ける | 葉酸代謝を阻害するため、妊娠初期の使用と神経管閉鎖障害のリスクが懸念される。後期では新生児の核黄疸のリスク。 |
フルオロキノロン系 | 原則として使用しない | 原則として使用しない | 動物実験で胎児の軟骨への影響が示唆されており、妊娠中は禁忌とされることが多い。 |
テトラサイクリン系 | 原則として使用しない | 原則として使用しない | 胎児の骨や歯の発育に影響を与えるため、妊娠中は禁忌。 |
再発の管理とフォローアップ
妊娠中に2回以上尿路感染症にかかることを再発性尿路感染症と呼び、妊婦の4~5%にみられます5。
- 治癒確認検査:治療後、完全に治ったかを確認するために、1~2週間後に再度尿培養検査を行うことがあります1。ただし、症状がなければ必ずしも毎回行うわけではなく、医師の判断によります5。
- 予防内服(抑制療法):腎盂腎炎にかかった場合や、尿路感染症を繰り返す場合には、残りの妊娠期間中、毎日少量の抗菌薬を服用して再発を予防することがあります5。セファレキシンやニトロフラントインが用いられます5。
予防とセルフケア:リスクを減らすための実践的なステップ
治療はもちろん重要ですが、日常生活の中で尿路感染症のリスクを減らすための工夫も大切です。以下に、科学的根拠に基づいた実践的な予防法と、よくある疑問について解説します。
生活習慣と衛生管理
- 水分を十分に摂る:特に水をたくさん飲むことで尿の量を増やし、膀胱内の細菌を洗い流す効果が期待できます14。
- トイレを我慢しない:尿意を感じたら早めにトイレに行き、膀胱に細菌が留まる時間を短くしましょう38。
- 排便後の拭き方:必ず「前から後ろ」に拭くように心がけ、腸内細菌が尿道口に移動するのを防ぎます14。
- 性交後の排尿:性交後は排尿することで、尿道に入り込んだ可能性のある細菌を洗い流す助けになります14。
- 刺激の強い製品を避ける:デリケートゾーン用の殺菌スプレーやビデの使いすぎは、腟内の正常な細菌バランスを崩し、かえって感染のリスクを高めることがあります14。
- 体を冷やさない:下半身を冷やすと血行が悪くなり、免疫力が低下する一因となるため、温かく保つことが推奨されます36。
よくある疑問:クランベリージュースは効果がある?
多くの健康情報サイトで、クランベリージュースが尿路感染症の予防に良いと紹介されています。しかし、最も信頼性の高い科学的レビューである「コクランレビュー」によると、妊娠中の女性の尿路感染症予防に対してクランベリー製品が有効であるという質の高い科学的根拠は、現在のところありません40。一般の再発性膀胱炎の女性など、他の集団では効果が示唆されることもありますが、妊婦さんへの効果は確認されていないのです。自己判断でサプリメントなどを摂取する前に、必ず医師に相談しましょう。
漢方薬について
日本の臨床現場では、再発予防のために漢方薬が処方されることがあります36。漢方薬も医薬品ですので、必ず医師の診断と処方のもとで使用するようにしてください。
健康に関する注意事項:すぐに医師に連絡すべき時
以下の症状は、重篤な腎盂腎炎のサインである可能性があります。一つでも当てはまる場合は、時間帯にかかわらず、すぐにかかりつけの医療機関に連絡してください。
よくある質問
なぜ妊娠すると尿路感染症になりやすいのですか?
症状がないのに、なぜ治療が必要なのですか?
妊娠中に抗菌薬(抗生物質)を飲んでも赤ちゃんは大丈夫ですか?
クランベリージュースは本当に効きますか?
結論
妊娠中の尿路感染症は、多くの妊婦さんが経験する可能性のある疾患ですが、正しい知識を持つことで、過度に恐れる必要はありません。最後に、重要なポイントをまとめます。
- 妊娠中は体の自然な変化により、誰でも尿路感染症にかかりやすくなります。
- 症状がなくても細菌がいる「無症候性細菌尿」のリスクがあるため、妊婦健診での尿検査は非常に重要です。
- 膀胱炎や腎盂腎炎は、母体と胎児に影響を及ぼす可能性があるため、診断された場合は必ず治療が必要です。
- 治療には、妊娠中でも安全に使用できる抗菌薬が選択されます。自己判断で市販薬を飲んだり、処方された薬の服用を中断したりしないでください。
- 発熱や背中の痛みなど、腎盂腎炎が疑われる症状があれば、ためらわずにすぐに医療機関に連絡してください。
あなたの健康と、赤ちゃんの健やかな成長のために、気になることがあればいつでもかかりつけの医師や助産師に相談しましょう。
この記事は、日本および世界の最新の科学的根拠と臨床ガイドラインに基づいています。妊娠中の尿路感染症に関する正確で信頼できる情報を提供し、あなたと赤ちゃんの健康を守ることを目的としています。しかし、本記事は医学的アドバイスに代わるものではありません。症状がある場合は、必ずかかりつけの産婦人科医にご相談ください。
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