要点まとめ
世界の常識:「低リスク妊娠なら安全」という国際的コンセンサス
まず、世界中の産婦人科医が共有する基本的な見解を理解しましょう。これは、長年の研究と臨床経験に基づく国際的な標準治療の考え方です。
1.1. 性行為が流産の直接的な原因になることはない
多くのカップルが最も心配するのが「性行為が流産につながるのではないか」という点です。しかし、健康で合併症のない低リスクの妊娠において、この心配は医学的に根拠がありません。46 胎児は、羊水で満たされた羊膜嚢、厚い子宮の筋肉、そして子宮頸管を塞ぐ粘液栓によって、外部の衝撃から非常に強固に守られています。4 性交渉による物理的な刺激やオーガズムによる子宮収縮が、この保護を破って胎児に害を及ぼすことは通常ありません。3 実際に、妊娠第一トリメスター(妊娠初期)に起こる流産の約80%は、胎児自身の染色体異常が原因であり、両親の行動とは無関係であることが分かっています。7 米国産科婦人科学会(ACOG)やメイヨー・クリニックといった権威ある機関は、標準的な妊娠において性行為が流産のリスクを高めることはないという見解で一致しています。34
1.2. 国際的な医療機関が推奨する「性交渉を避けるべきケース」
ただし、「すべての妊婦にとって絶対に安全」というわけではありません。国際的なガイドラインでは、特定の健康上の問題やリスクがある場合には、医師から性交渉を控えるよう指導されることがあります。これらは「禁忌」と呼ばれ、以下のような状況が含まれます。48
- 原因不明の性器出血がある場合: 出血は切迫流産や前置胎盤など、様々な異常のサインである可能性があります。
- 羊水が漏れている場合(破水): 羊膜が破れている状態であり、感染のリスクが非常に高くなります。
- 頸管無力症(子宮頸管無力症)と診断されている場合: 子宮の出口である子宮頸管が、陣痛がないにもかかわらず開いてしまう状態で、性交渉の刺激が早産を誘発する可能性があります。
- 前置胎盤と診断されている場合: 胎盤が子宮の出口(内子宮口)を覆っている、または非常に近い位置にある状態です。性交渉によって大出血を引き起こす危険があります。
- 早産(早発妊娠)の既往歴がある場合: 以前の妊娠で早産を経験した方は、今回の妊娠でもリスクが高いと考えられ、慎重な管理が求められます。
これらのいずれかに該当する場合、または担当医から特別な指示があった場合は、その指示に必ず従ってください。4
日本からの新提言:最新研究が示す「早産リスク」との関連性
国際的な常識に加え、日本の妊婦さんにとって非常に重要な最新の研究結果があります。これは、これまでの「低リスクなら安全」という考え方を、より慎重に見直すきっかけとなるかもしれません。日本の医療現場や、リスク回避を重視する文化を持つ多くの人々にとって、この知見は大きな意味を持ちます。5
2.1.【重要】近畿大学による2023年の画期的な研究報告
2023年、日本の近畿大学の研究チームが科学誌『Scientific Reports』に発表した前向きコホート研究は、日本の産科医療界に新たな視点をもたらしました。59 この研究は、948人の日本人妊婦を対象に、妊娠中の性交渉の頻度と早産(妊娠37週未満での出産)との関連を調査したものです。その結果、妊娠中の性交渉は、統計的に有意に高い早産率と関連していることが明らかになりました(p=0.018)。5 特に、週に1回以上の頻度で性交渉を行っていたグループで、そのリスクがより顕著に見られました。これは、これまで流産との関連性が低いとされてきた性交渉が、「早産」という別の重要な周産期合併症のリスク因子となりうることを、日本のデータで初めて明確に示した点で画期的です。この研究は、一般的な育児メディアや古い情報源ではまだ十分にカバーされていない、最新の知見です。12
2.2. 細菌性膣症(BV)との相乗効果:特に注意が必要なケース
この研究で最も衝撃的だった発見は、性交渉と「細菌性膣症(Bacterial Vaginosis: BV)」が組み合わさった場合の相乗効果です。5 細菌性膣症とは、膣内の細菌バランスが崩れ、特定の悪玉菌が増殖した状態を指し、しばしば自覚症状がないこともあります。研究によると、妊娠第2トリメスター(妊娠中期)に細菌性膣症と診断され、かつ性交渉を行っていた女性では、早産率が60%にも達するという驚くべき結果が示されました。5 これは、細菌性膣症という特定の条件下で、性交渉が早産リスクを劇的に増大させる強力な引き金となりうることを意味しています。この発見は、画一的なアドバイスではなく、個々の妊婦が持つリスク因子(特に細菌性膣症の有無)を評価することの重要性を強調しています。
2.3. なぜ日本でこのような結果が?考えられる科学的背景
「なぜ、国際的なコンセンサスと日本の研究結果に違いが見られるのか?」という疑問が湧くのは自然なことです。研究者たちは、この差異についていくつかの科学的な仮説を提示しています。5
- 膣内細菌叢(マイクロバイオーム)の人種差: 膣内環境の健康を保つ善玉菌であるラクトバチルス属の細菌の分布には、人種による違いがあることが知られています。日本人女性の膣内細菌叢の特性が、性交渉による影響を受けやすい可能性が考えられます。
- 性交渉の頻度における文化差: 研究では、日本のカップルは他国のカップルに比べて性交渉の頻度が低い傾向があることにも言及されています。5 この頻度の違いが、リスクプロファイルに影響を与えている可能性も否定できません。
これらの要因が複雑に絡み合い、日本人妊婦においては、欧米のデータに基づく一般的な推奨事項だけでは不十分である可能性を示唆しています。この研究は、日本独自のデータを基にした、より慎重で個別化されたアプローチの必要性を浮き彫りにしたのです。
あなたの場合はどう?リスクに基づいた安全な性生活の考え方
これまでの情報を踏まえると、答えは単純な「安全か危険か」の二択ではないことがお分かりいただけたでしょう。最も重要なのは、あなた自身の健康状態に合わせた、パーソナライズされたアプローチです。以下にその考え方のステップを示します。
3.1. リスク評価の第一歩:医師との相談が不可欠
最も重要な行動は、かかりつけの産婦人科医に相談することです。日本産科婦人科学会(JSOG)の公式な診療ガイドラインでは、低リスク妊娠における性交渉について詳細な推奨は明記されていませんが10、臨床医は個々の患者の状態を最もよく理解しています。相談する際には、以下の点を具体的に質問すると良いでしょう。
- 「私は早産のリスクが高いでしょうか?」
- 「細菌性膣症の検査は受けましたか?もし受けていなければ、受ける必要はありますか?」
- 「最近発表された近畿大学の研究について、私の場合はどのように考えればよいでしょうか?」
この記事で得た知識を基に質問することで、より深く、あなたに合ったアドバイスを得ることができます。これは、医師と患者が協力して最善の道を見つけるための重要なコミュニケーションです。
3.2. 低リスクの方:過度な心配は不要、ただし注意点は守る
医師との相談の上で、セクション1.2で挙げた禁忌がなく、早産の既往歴もなく、細菌性膣症も陰性であると確認できた場合、早産のリスクは非常に低いと考えられます。過度に心配する必要はありませんが、後述する普遍的な注意点を守り、自身の体調を最優先に考えることが大切です。
3.3. ハイリスクの方:慎重な判断を
一方で、早産の既往歴がある、現在細菌性膣症と診断されている、または前置胎盤などの他のリスク因子がある女性の場合、近畿大学の研究データは、妊娠中の性交渉を控えることが最も安全な選択肢である可能性を強く示唆しています。5 このような場合は、自己判断せず、必ず担当医の具体的な指示に従ってください。赤ちゃんの安全を最優先に考えた、慎重な判断が求められます。
妊娠初期の性生活:具体的な7つの注意点
どのリスクレベルの方にも共通する、安全なマタニティライフのための具体的な実践方法です。12
- 必ずコンドームを使用する: これは最も重要な予防策の一つです。コンドームは、クラミジアや淋菌などの性感染症(STI)から母体と赤ちゃんを守るだけでなく、精液に含まれる「プロスタグランジン」という物質が子宮頸管を熟化させ、子宮収縮を誘発するのを防ぐ効果もあります。811
- 清潔を保つ: 妊娠中は免疫力が低下し、膣内の自浄作用も弱まりがちです。性交渉の前後にはシャワーを浴びるなど、お互いに清潔を保つことを心がけましょう。1
- お腹を圧迫しない体位を選ぶ: 妊娠が進むにつれてお腹が大きくなりますが、初期であっても圧迫感や不快感を感じる体位は避けるべきです。女性が上になる、横向きになる側臥位、後ろから挿入する後背位など、女性が楽で、お腹への負担が少ない姿勢を工夫しましょう。1
- 無理をしない・すぐに中断する: 少しでもお腹の張りや痛み、出血を感じたら、決して無理をせず、すぐに性交渉を中断し、体を休めてください。症状が続く場合は、速やかにかかりつけの医療機関に連絡しましょう。
- オーラルセックス・アナルセックスは避ける: 妊娠中は特に感染症のリスク管理が重要です。これらの行為は、通常時とは異なる細菌感染のリスクを伴うため、特に慎重になることが推奨されます。2
- 乳首への過度な刺激は避ける: 乳首への強い刺激は、「オキシトシン」というホルモンの分泌を促します。オキシトシンは子宮収縮作用があるため、特に早産のリスクがある方は注意が必要です。
- パートナーとの対話を大切に: 体調の変化や、性的な欲求に対する気持ちの変化を正直にパートナーに伝え、理解を求めることが何よりも大切です。お互いの気持ちを尊重し、無理強いしない関係性を築きましょう。
心と体の変化:性欲の変動とパートナーシップ
妊娠初期は、身体だけでなく心も大きく変化する時期です。性生活においても、これまでとは違う変化を感じるのはごく自然なことです。
5.1. 性欲がなくなるのは自然なこと
妊娠初期には、多くの女性が性欲の減退を経験します。これには明確な理由があります。1213 つわりによる吐き気や気分の不快感、ホルモンバランスの変化による極度の疲労感や眠気、乳房の張りや痛みなど、身体的な不快症状が主な原因です。7 あるシステマティックレビューでは、妊娠前の性交渉頻度が月に6〜21回だったのに対し、妊娠第一トリメスターでは3.7〜9.9回に減少したと報告されています。14 日本のカップルを対象とした研究でも、妊娠中の女性の性的機能スコアが著しく低下することが示されており、これは決して珍しいことではありません。15 この変化を「異常だ」と悩むのではなく、「多くの妊婦が経験する自然なプロセスだ」と受け入れることが大切です。
5.2. パートナーの理解と協力
この時期の変化は女性だけのものではありません。パートナーである男性もまた、父親になることへの不安、妻の体を気遣う気持ち、そして変化する妻との関係に戸惑いを感じることがあります。16 女性の体調や気持ちの変化を理解し、性的な欲求を無理強いせず、思いやりを持って接することが、二人の絆を深める上で不可欠です。逆に、女性側も自分の気持ちを正直に伝えることで、パートナーの不安を和らげることができます。
5.3. 性交だけが愛情表現ではない
性欲が湧かない時期に、無理に性交渉を持つ必要は全くありません。愛情を確かめ合う方法は他にもたくさんあります。17 手をつなぐ、抱きしめる、キスをする、マッサージをし合う、あるいはただゆっくりと二人で話す時間を作る。こうした身体的な触れ合いや情緒的なコミュニケーションは、性交渉以上に親密さを育み、お互いを支え合う力になります。この時期を、カップルとして新しい親密さの形を築く機会と捉えてみましょう。
よくある質問 (FAQ)
Q. 挿入の深さは関係ありますか?
A. いいえ、挿入の深さが直接赤ちゃんに届いて傷つけることはありません。しかし、深い挿入は子宮頸部への刺激が強くなり、お腹の張りや少量の出血の原因になることがあります。特に敏感になっている時期なので、優しく、ゆっくりとしたペースを心がけることが推奨されます。
Q. オーガズムで流産・早産しますか?
A. 健康で合併症のない低リスクの妊娠では、オーガズムによる子宮収縮自体が流産や早産を直接引き起こすことはない、というのが専門家の一致した見解です。4 ただし、子宮は一時的に収縮するため、早産のハイリスク(頸管無力症や早産の既往歴など)と診断されている場合は、オーガズムを伴う性的な行為全般について医師の具体的な指示に従う必要があります。
Q. 妊娠中の性感染症(STI)は赤ちゃんに影響しますか?
A. はい、非常に深刻な影響を及ぼす可能性があります。例えば、クラミジアや淋菌、性器ヘルペスなどのSTIは、出産時に産道を通じて赤ちゃんに感染し、新生児結膜炎、肺炎、さらにはより重篤な全身感染症を引き起こすことがあります。8 梅毒やHIVは胎盤を通じて感染することもあります。妊娠中のSTI予防は極めて重要であり、コンドームの使用はそのための必須の手段です。パートナーが不特定多数と関係がある場合や、少しでも感染の疑いがある場合は、必ずコンドームを使用し、速やかに医師に相談してください。
Q. 日本産科婦人科学会(JSOG)は、性生活について何か言っていますか?
Q. 細菌性膣症(BV)はどのように診断・治療するのですか?
A. 細菌性膣症は、おりものの性状検査や膣分泌物のpH測定、顕微鏡での細菌観察などによって診断されます。自覚症状がない場合も多いため、妊婦健診でおりものの異常を指摘されて初めて気づくこともあります。治療には、膣内に挿入する抗生物質の膣錠や内服の抗生物質が用いられます。治療可能な状態ですので、疑わしい症状(おりものの増加、灰色がかった色、魚のような臭いなど)があれば、ためらわずに医師に相談することが重要です。19
結論:最新の知識で、あなたと赤ちゃんにとって最善の選択を
妊娠初期の性生活は、国際的には「合併症のない低リスク妊娠なら安全」とされていますが、日本の最新研究は、特に「早産リスク」という観点から新たな注意喚起をしています。56 画一的な「OK」や「NG」の答えは存在しません。最も重要なことは、この記事で提供されたグローバルな視点と日本独自の最新データの両方を理解し、ご自身の健康状態(特に早産リスクや細菌性膣症の有無)をかかりつけの医師と正確に共有・相談することです。その上で、パートナーと心と体の変化についてオープンに話し合い、二人にとって最も安心で、愛情に満ちた方法を選択することが、健やかなマタニティライフを送るための鍵となるでしょう。
参考文献
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