この記事の科学的根拠
この記事は、引用された研究報告書に明示されている最高品質の医学的根拠にのみ基づいています。以下に示すリストには、実際に参照された情報源と、提示された医学的指導との直接的な関連性のみが含まれています。
- 厚生労働省: 日本の公衆衛生を司る最高機関として、同省が発表した「妊産婦のための食生活指針」は、本記事におけるバランスの取れた食事(主食・主菜・副菜)の考え方の基盤となっています。また、日本国内の不妊治療に関する統計データも引用しています。12
- 日本産科婦人科学会 (JAOG): 日本の産婦人科領域における主要な専門家組織として、葉酸摂取の重要性や体外受精に関する国内データなど、専門的な見解と統計を提供しています。34
- 米国産科婦人科学会 (ACOG): 世界で最も権威ある産婦人科医の組織の一つとして、ACOGが発表した葉酸サプリメントに関する委員会見解は、本記事の最重要推奨事項の核心的な根拠となっています。5
- BMJ Evidence-Based Medicine: 権威ある医学雑誌であり、本記事で引用したカフェイン摂取に関する大規模な分析的研究は、最新かつ強力な科学的証拠として、カフェインのリスクを評価する上で重要な役割を果たしています。6
- 愛媛大学: 日本国内の研究機関として、同大学が行った妊娠中の大豆製品摂取に関する研究は、日本人にとって身近な食品である大豆製品の評価を、科学的かつ客観的に行うための根拠として引用しています。7
この記事の要点まとめ
- 最も重要: 妊娠を計画するすべての女性にとって、毎日400µg(マイクログラム)の葉酸サプリメントの摂取は、赤ちゃんの神経管閉鎖障害という先天異常の危険性を低減するための、最も強力な科学的根拠を持つ推奨事項です。5
- 最も注意すべきこと: アルコールは、安全な摂取量が確認されていないため、完全に避けるべきです。8 カフェインについても「安全な摂取量はない」可能性を示唆する強力な科学的証拠があり、摂取を大幅に制限するか、完全に避けることが賢明とされています。6
- 基本中の基本: 十分な水分補給(主に水)と、日本の「妊産婦のための食生活指針」に基づくバランスの取れた食事(主食・主菜・副菜)が、特定の「スーパーフード」的な飲み物を探すよりもはるかに重要です。1
- 医師への相談が必要なもの: ハーブティーや大豆イソフラボン(サプリメントなどでの高用量摂取)のような特定の成分は、科学的根拠が不十分であったり、専門家の間でも意見が分かれたりするため、自己判断での摂取は避け、必ず医師に相談すべきです。
なぜ妊活中の飲み物選びが重要なのか?日本の現状と科学的視点
「妊活」という言葉が一般的になった現代の日本において、妊娠は多くのカップルにとって、計画的かつ意識的に取り組むべきテーマとなっています。その第一歩として、日々の食生活、特に飲み物の見直しが注目されていますが、その背景には日本の社会が直面する深刻な現実と、最新の医学的知見があります。
4.4組に1組が経験:不妊治療と向き合う日本の現実
現代の日本では、子どもを授かることは必ずしも容易なことではありません。厚生労働省が2021年に実施した調査によると、日本の夫婦の約4.4組に1組(22.7%)が、過去に不妊の検査や治療を経験したことがあると回答しています。2 これは決して他人事ではなく、多くの人々が直面している身近な課題であることを示しています。さらに、日本産科婦人科学会(JAOG)の報告によれば、2021年に日本で生まれた赤ちゃんの約11.6人に1人(総出生数の8.6%にあたる69,797人)が体外受精(IVF)をはじめとする生殖補助医療によって誕生しました。39 これらのデータは、妊娠・出産において医学的なサポートがいかに重要かつ一般的になっているかを浮き彫りにしています。このような状況だからこそ、妊娠前から心身の健康を最適な状態に整えること、とりわけ栄養状態を改善することの重要性が、これまで以上に高まっているのです。
「奇跡の飲み物」はない:基本は食事全体のバランス
インターネットや雑誌では、「これを飲めば妊娠しやすくなる」といった特定の飲み物や食べ物が「スーパーフード」としてもてはやされることがあります。しかし、科学的な視点から見ると、「奇跡の飲み物」というものは存在しません。最も重要なのは、特定の食品に頼ることではなく、食事全体のバランスを整えることです。この考え方は、厚生労働省が発行する「妊産婦のための食生活指針」でも明確に示されています。1 この指針では、多様な食品を組み合わせ、エネルギー源となる「主食」、たんぱく質源の「主菜」、ビタミン・ミネラル源の「副菜」をそろえた、バランスの良い食事を基本とすることが強く推奨されています。これは妊娠前から実践すべき、健康な体づくりの根幹です。飲み物選びも、この大きな枠組みの中で考えるべき一つの要素であり、全体の食事バランスを補完し、健康を維持するための手段と捉えることが、科学的に最も正しいアプローチと言えます。
【科学が証明】妊娠前から「飲むべき」栄養素
妊活中の飲み物を考える上で、単なる水分補給以上の役割を持つ、科学的にその重要性が証明された栄養素があります。それは特定のビタミンであり、その摂取は飲み物選び以上に意識的に行う必要があります。
葉酸:すべての女性に必須のビタミン
妊活において、数ある栄養素の中で最も重要かつ確固たる科学的根拠を持つのが葉酸です。葉酸はビタミンB群の一種で、細胞の分裂や成長、そして赤血球の形成に不可欠な役割を果たします。特に妊娠初期の胎児の成長において極めて重要であり、脳や脊髄の基となる「神経管」が正常に形成されるために必須の栄養素です。
この神経管に先天的な異常が起きる「神経管閉鎖障害(NTDs)」は、葉酸の摂取によってその発症危険性を大幅に低減できることが数多くの研究で証明されています。10 神経管は妊娠のごく初期(妊娠6週末まで)に形成されるため、多くの女性が妊娠に気づく頃にはすでに重要な時期を過ぎてしまっています。そのため、妊娠を計画しているすべての女性が、妊娠する1ヶ月以上前から葉酸を十分に摂取していることが極めて重要になります。
この科学的根拠に基づき、世界中の保健機関が葉酸の摂取を強く推奨しています。例えば、米国産科婦人科学会(ACOG)や日本の専門家組織は、妊娠の可能性があるすべての女性に対し、以下のように推奨しています。54
- 推奨される摂取量: リスクの低いすべての女性に対し、妊娠を計画する段階から毎日400〜800マイクログラム(0.4〜0.8mg)の葉酸をサプリメントで摂取すること。
- 高リスクの場合: 過去に神経管閉鎖障害の子どもを妊娠した経験があるなど、特定の危険因子を持つ女性の場合は、医師の指導のもとで1日4ミリグラム(4000µg)という、より高用量の摂取が推奨されることがあります。
葉酸は食品にも含まれていますが、食事からだけで安定して十分な量を摂取することは難しいとされています。そのため、サプリメントの利用が強く推奨されるのです。11
葉酸を多く含む食品の例
食品名 | 100gあたりの葉酸含有量(目安) | 備考 |
---|---|---|
枝豆(ゆで) | 260 µg | 手軽に摂取できる優れた供給源です。 |
ほうれん草(ゆで) | 110 µg | 調理による損失があるため、生食も有効です。 |
ブロッコリー(ゆで) | 120 µg | ビタミンCも豊富です。 |
いちご | 90 µg | 果物の中では特に含有量が多いです。 |
納豆 | 120 µg | 日本の伝統的な発酵食品です。 |
出典: 12 USDA FoodData Central等のデータを基にJHO編集委員会が作成。
これらの食品を積極的に食事に取り入れることは非常に有益ですが、推奨量を確実に満たすためには、サプリメントの活用が最も確実な方法であることを、重ねて強調します。
【要注意】摂取を制限・避けるべき飲み物
健康な体づくりを目指す妊活中には、積極的に摂るべきものだけでなく、摂取を制限したり、完全に避けたりすべき飲み物も存在します。これらは胎児の健康や妊娠の維持に直接的な影響を与える可能性が科学的に示唆されているため、正しい知識を持つことが不可欠です。
カフェイン:「安全な量はない」という最新の見解
コーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンクなど、多くの飲み物に含まれるカフェインは、妊活中および妊娠中に最も注意が必要な成分の一つです。かつて、多くの保健機関は「1日200mg(マグカップのコーヒー約1〜2杯)までなら、おそらく安全だろう」という見解を示してきました。13
しかし、近年の研究はこの見解に警鐘を鳴らしています。2020年に権威ある医学誌『BMJ Evidence-Based Medicine』に掲載された48の研究を分析した大規模なレビュー論文では、妊娠中のいかなる量のカフェイン摂取も、流産、死産、低出生体重児、小児期の急性白血病といった深刻な健康問題の危険性増加と関連していると結論付けました。6 この研究は、「妊娠を計画している女性や妊婦にとって、安全なカフェイン摂取量というものは存在しない」と強く示唆しており、カフェインを完全に避けるか、少なくとも摂取を大幅に減らすことが最も賢明な選択であるとしています。
カフェインは血管を収縮させる作用があり、胎盤への血流を減少させる可能性があります。また、胎児はカフェインを効率的に代謝する能力が低いため、体内に長く留まり、成長に影響を及ぼすと考えられています。日本の食生活に深く根付いている緑茶にもカフェインは含まれているため、注意が必要です。
一般的な飲み物のカフェイン含有量(目安)
飲み物の種類 (約150mlあたり) | カフェイン含有量(目安) |
---|---|
コーヒー(ドリップ) | 約90 mg |
インスタントコーヒー | 約65 mg |
紅茶 | 約30 mg |
緑茶(煎茶) | 約30 mg |
緑茶(玉露) | 約150 mg |
ウーロン茶 | 約30 mg |
出典: 14 各種公的機関のデータを基にJHO編集委員会が作成。
表からもわかるように、特に「玉露」はコーヒーに匹敵するほどの高濃度のカフェインを含んでいるため、妊活中は避けるべきでしょう。カフェインの摂取を減らすことは、時に難しい習慣の変更を伴いますが、未来の赤ちゃんの健康を守るための重要な一歩です。
アルコール:妊活中は「一滴も飲まない」が原則
アルコールに関しては、カフェイン以上に明確な結論が出ています。それは、妊娠中および妊娠を計画している期間中のアルコール摂取は、いかなる量であっても安全ではないということです。世界保健機関(WHO)をはじめとする世界中の主要な健康機関は、この期間中の完全な禁酒を一致して勧告しています。81
アルコールは胎盤を容易に通過し、発育中の胎児に直接的なダメージを与えます。特に「胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)」と呼ばれる一連の深刻な先天異常を引き起こす可能性があり、これには身体的な奇形、低体重、そして生涯にわたる学習障害や行動上の問題などが含まれます。最も重要な点は、どのくらいの量のアルコールがこれらの問題を引き起こすのか、その「安全な下限値」が全くわかっていないということです。そのため、「少しだけなら大丈夫」という考え方は非常に危険です。妊娠が判明する前の、最も重要な器官形成期に意図せずアルコールを摂取してしまう危険性を避けるためにも、妊活を開始した時点から「一滴も飲まない」ことを原則とすることが、最も安全で責任ある選択です。
よく話題になる飲み物の科学的評価
妊活コミュニティやメディアでは、特定の飲み物が良いと話題になることがよくあります。ここでは、特に人気のある飲み物について、現在の科学的根拠に基づいた客観的な評価を行います。
ルイボスティー、麦茶、ハーブティー:安全な代替品、ただし過度な期待は禁物
ルイボスティー、麦茶、そして多くの種類のハーブティーは、カフェインを含まないため、コーヒーや緑茶の代替品として非常に優れた選択肢です。水分補給のために安心して飲むことができ、リラックス効果をもたらすことも期待できます。
しかし、「これらの飲み物が直接的に生殖能力を向上させる」あるいは「妊娠しやすくなる」という主張については、現時点で強力な科学的証拠は限定的です。抗酸化物質が含まれていることなどが利点として挙げられますが、それが妊娠率の向上に直接結びつくかどうかの質の高い臨床研究は不足しています。したがって、これらを「健康的な水分補給の選択肢」と捉えるのが適切であり、過度な効果を期待するのは避けるべきです。また、ハーブティーに関しては注意が必要な点もあります。一部のハーブ、例えばハトムギや特定の種類(カモミールなど)は、子宮を収縮させる作用を持つ可能性が指摘されているため、種類によっては摂取に注意が必要です。どのハーブティーが安全か不明な場合は、医師や薬剤師に相談することが賢明です。
豆乳と大豆イソフラボン:日本の食生活と科学的見解
豆乳や豆腐、味噌といった大豆製品は、日本の食生活に欠かせない存在です。大豆に含まれる「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンであるエストロゲンと似た構造を持つため、妊活への影響がしばしば議論されます。
このテーマは非常に複雑で、専門家の間でも見解が分かれています。一部の研究では、イソフラボンがホルモンバランスに影響を与える可能性が示唆されていますが、その影響が良い方向なのか、悪い方向なのかはまだ結論が出ていません。現在のところ、一般的なコンセンサスとしては、豆腐や味噌汁、納豆といった伝統的な日本の食事から適度な量の大豆製品を摂取することは問題ないと考えられています。15
一方で、愛媛大学が日本で行った研究では、妊娠中に納豆をよく摂取していた母親の子どもは、多動などの行動上の問題を示す危険性が低いという興味深い関連性が報告されています。7 これは、伝統的な食生活の有益性を示唆する一つのデータと言えるかもしれません。ただし、注意すべきはサプリメントなどによる高用量のイソフラボン摂取です。生殖ホルモンに与える影響が不明確であるため、医師に相談なく自己判断で高用量のイソフラボンサプリメントを摂取することは避けるべきです。16
まとめと実践的なアクションプラン
ここまで、妊活中の飲み物に関する様々な情報を科学的根拠に基づいて解説してきました。情報が多岐にわたるため、最後に日々の生活で実践できる、シンプルで具体的な行動計画を提案します。
妊活中の飲み物選びの基本は、「特別な何かを足す」ことよりも、「不必要なリスクを避ける」ことにあります。以下の3つのステップを心掛けることが、健康な体づくりへの最も確実な近道です。
- 最優先 (Top Priority): 毎日、推奨量の葉酸サプリメントを摂取してください。そして、喉が渇いたら、基本的には水で水分を補給する習慣をつけましょう。これがすべての基本です。
- 完全に避ける (Completely Avoid): アルコールは完全に断ちましょう。カフェインも、最新の研究結果を重く受け止め、可能な限り避けるか、大幅に摂取量を減らす努力をしてください。
- バランスを意識する (Be Mindful of Balance): 日本の伝統的な食事スタイルである「主食・主菜・副菜」をそろえたバランスの良い食事を心がけましょう。ルイボスティーや豆乳などの特定の飲み物に過度に頼るのではなく、あくまで食事全体の一部として、楽しみながら取り入れるのが良いでしょう。
妊活は時に、情報過多によって不安やストレスを感じやすい時期でもあります。しかし、科学的に証明された確かな知識を道しるべとすることで、自信を持って、そして穏やかな気持ちでその道のりを歩むことができます。皆様の旅路が実り多いものとなることを、JHO編集委員会一同、心より願っております。
よくある質問
Q1: 牛乳が苦手です。カルシウムはどのように補給すればよいですか?
A1: 牛乳が苦手な場合でも、カルシウムを補給する方法はたくさんあります。カルシウムは骨や歯の形成に重要なミネラルです。小松菜やチンゲン菜などの緑黄色野菜、豆腐や厚揚げなどの大豆製品、ししゃもやいわしの丸干しといった骨ごと食べられる小魚に豊富に含まれています。また、カルシウムが強化された豆乳やオレンジジュースを利用するのも良い選択肢です。多様な食品から摂取することを心がけましょう。12
Q2: 妊娠に気づく前に、お酒を飲んでしまいました。赤ちゃんに影響はありますか?
A2: 妊娠に気づく前の非常に早い段階での数回の飲酒が、必ずしも赤ちゃんに影響を与えるとは限りません。多くの女性が同様の経験をしており、無事に出産しています。最も重要なのは、妊娠の可能性に気づいた、あるいは妊活を始めた時点から、きっぱりと禁酒することです。もしご自身の飲酒について強い不安や心配がある場合は、一人で悩まず、かかりつけの産婦人科医に正直に話して相談してください。専門家が状況に応じた適切なアドバイスを提供してくれます。
Q3: 「体を温める飲み物」は妊活に良いと聞きますが、本当ですか?
A3: 「体の冷えは妊娠に良くない」という考え方は広く信じられていますが、体温の維持と生姜湯などの「体を温める」とされる飲み物が、直接的に妊娠率を向上させるという強力な医学的・科学的証拠は現在のところありません。17 もちろん、温かい飲み物を飲むことでリラックスできたり、心地よく感じたりすること自体は良いことです。しかし、それを「治療」や「妊娠率向上のための必須条件」と考える必要はありません。重要なのは、カフェインやアルコールを避け、バランスの取れた食事と十分な水分補給という、科学的根拠に基づいた基本を優先することです。
結論
妊活中の飲み物選びは、未来の健康への投資です。「奇跡の飲み物」を追い求めるのではなく、科学的根拠に基づき、リスクを避け、必須栄養素を確実に摂取するという基本に立ち返ることが最も重要です。日々の選択としては、水を基本の水分補給とし、葉酸サプリメントの摂取を習慣にすること。そして、アルコールとカフェインを避けること。この3つの柱が、あなたの妊活を支える最も強固な土台となります。ルイボスティーや豆乳などは、あくまでこの土台の上で、楽しみとして取り入れる副次的な選択肢と捉えましょう。本記事で得た知識が、皆様の不安を軽減し、自信に満ちた選択の一助となることを願っています。
参考文献
- 厚生労働省. 「妊産婦のための食生活指針」. 2021. Available from: https://sukoyaka21.cfa.go.jp/media/tools/s06_pre_lea015.pdf
- 厚生労働省. 「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」. 2024. Available from: https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/30l.pdf
- 日本産科婦人科学会. 「2021年体外受精・胚移植等の臨床実施成績」. 2023. Available from: https://sugiyama.or.jp/information/group/NEWS-00449
- 日本産科婦人科学会. 「先天異常部より 食事と先天異常」. Available from: http://www.jaog.or.jp/about/project/document/先天異常部より-食事と先天異常/
- American College of Obstetricians and Gynecologists. ACOG Committee Opinion: Folic Acid Supplementation. 2017. Summarized at: https://www.obgproject.com/2017/01/10/uspstf-releases-guidance-folic-acid-pregnancy/
- James JE. No safe level of caffeine consumption for pregnant women and would-be mothers. BMJ Evidence-Based Medicine. 2020. Available from: https://bmjgroup.com/no-safe-level-of-caffeine-consumption-for-pregnant-women-and-would-be-mothers/
- Miyake Y, et al. Maternal consumption of soy and isoflavones during pregnancy and risk of childhood behavioral problems. Ehime University. 2021. Available from: https://www.ehime-u.ac.jp/data_relese/data_relese-159404/
- Matsumoto Ladies Clinic. 妊活中に必要な栄養素と食事 避けるべき食べ物・飲み物も解説. Accessed 2025 Jul 27. Available from: https://www.matsumoto-ladies.com/columns/7984/
- 内閣官房. こども・子育ての現状と 若者・子育て当事者の声・意識. Available from: https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_seisaku_kyouka/dai1/siryou5.pdf
- Korenbrot CC, et al. Preconception care: a systematic review. Matern Child Health J. 2002;6(2):75-88. doi: 10.1023/a:1015460106832. PMID: 12092984.
- U.S. Department of Agriculture, Agricultural Research Service. Eating Right Before and After Pregnancy. 2023. Available from: https://www.ars.usda.gov/oc/utm/eating-right-before-and-after-pregnancy/
- Mayo Clinic Staff. Pregnancy diet: Focus on these essential nutrients. 2022. Available from: https://www.mayoclinic.org/healthy-lifestyle/pregnancy-week-by-week/in-depth/pregnancy-nutrition/art-20045082
- Plowden TC, et al. The Fetal Effect of Maternal Caffeine Consumption During Pregnancy—A Review. J. Dev. Biol. 2025;13(2):390. doi: 10.3390/jdb13020390.
- わこちゃんカフェ. 妊娠中の食材OK/NGリスト(飲み物編)|妊婦さんのお食事ガイド. Accessed 2025 Jul 27. Available from: https://community.wakodo.co.jp/community/food_guide/okng/drink.html
- Miyake Y, et al. 世界初の研究成果! 妊娠中の大豆、イソフラボン摂取が幼児の多動問題等に 予防的論文発表. 愛媛大学. 2021. Available from: https://www.ehime-u.ac.jp/wp-content/uploads/2021/05/20210513_med_miyake.pdf
- 亀田IVFクリニック幕張. 妊娠中イソフラボン過剰摂取は控えましょう(論文紹介). 2021. Available from: https://medical.kameda.com/ivf/blog/post_798.html
- SBC横浜院. 不妊治療に効果的な飲み物とは?. Accessed 2025 Jul 27. Available from: https://www.sbc-ladies.com/column/funinchiryo/2071.html