心臓の働きとは?知っておきたい重要ポイント
心血管疾患

心臓の働きとは?知っておきたい重要ポイント

心臓の機能と知っておきたいポイント

はじめに
心臓は、全身に血液を循環させる要(かなめ)となる重要な臓器です。日々の生活習慣や加齢、遺伝的要因などさまざまな要素が、心臓の働きに影響を及ぼします。とりわけ血圧やホルモンバランス、神経系のシグナルなど、体内の多くの機能は心臓と相互に関係しており、心臓の健康状態が損なわれると全身の健康にも大きなリスクとなります。本記事では、心臓の役割・構造・機能、機能低下につながる病気や誤解されがちな心臓病の情報などについて、詳しく解説します。

専門家への相談

本記事で取り上げる情報は、主として心臓の構造や働きに関する信頼性の高い文献(Cleveland Clinic、Better Health、British Heart Foundation、Heartfoundation、Health Navigator などの公式情報)や、ガイドラインにもとづく知見を参考としてまとめたものです。また、後述する研究については、欧米や日本の学会・ガイドラインから公表された、近年(過去4年以内)のものを可能な範囲で引用しています。ただし、本記事はあくまで一般的な情報提供を目的としており、個々の症状や治療方針は医師の診察・判断が必要です。少しでも異常を感じた場合や、心臓病のリスクを自覚される方は、必ず専門医や医療機関にご相談ください。


心臓の主な役割と機能

心臓は血液を全身に送り出すポンプのような働きを持ち、休むことなく拍動し続けることで、組織や臓器に酸素や栄養を届けます。統計的には、成人の心臓は1日におよそ10万回拍動するといわれ、これにより血液は血管網を通じて常に循環しています。

  • 酸素と栄養の供給
    心臓が血液を拍出する際、血液には酸素と栄養素が豊富に含まれています。これらは組織や臓器に行き渡り、代謝に必要なエネルギーを供給します。
  • 二酸化炭素や老廃物の回収
    組織から出た二酸化炭素や老廃物を含む血液は静脈を通して心臓に戻り、肺や腎臓などの器官へと運ばれて排出されます。
  • 血圧の維持
    心臓の拍動によって血液が押し出される力は血圧として表れます。血圧は動脈壁への圧力であり、これが安定しているからこそ、全身の臓器へ必要量の血液が届けられます。
    なお、近年の研究(Visseren FLJ ら, 2021, European Heart Journal, doi:10.1093/eurheartj/ehab484)では、心臓と血圧の管理が他の生活習慣病予防と密接に関連することが強調されています。日本国内でも、生活習慣や食文化を踏まえ、塩分や脂質の摂取量に注意しながら血圧を適正に保つことが推奨されています。
  • 恒常性(ホメオスタシス)の維持
    体内の水分や電解質などのバランスを保つためにも、心臓の安定したポンプ機能が欠かせません。

心臓と他の臓器との関連

心臓の働きは、単独ではなく神経系や内分泌系など、全身の臓器・システムとの緊密な連携によって保たれています。

  • 神経系との関係
    自律神経(交感神経と副交感神経)は、心拍数や血管の収縮・拡張をコントロールします。ストレスや運動などの際に心拍数を上げる一方で、安静時には拍動を抑えて、エネルギーの無駄を防ぎます。
  • 内分泌系(ホルモン)との関係
    甲状腺ホルモンやアドレナリンなどのホルモンは、心拍数や血管の収縮を調節します。たとえば甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、心臓の負荷が増加して動悸を感じるようになります。一方で、副腎皮質ホルモンなども、血圧や電解質バランスに影響を及ぼします。

心臓の構造と各部の役割

心臓は、主に「心臓壁」「心腔(心房・心室)」「弁」「血管」「電気伝導系」の5つの要素からなり、それぞれが協調しながら血液循環を維持しています。

上記はイメージとして挿入されたギャラリーですが、実際には心臓の構造を示す図が添付されています。イラストや図解を参考にすると、より理解しやすいでしょう。

1. 心臓壁(しんぞうへき)

心臓壁は大きく以下の3層構造を持ち、収縮・拡張して血液を送り出す役割を担います。

  • 内膜(ないまく)
    心房や心室の内側を覆う層。弁膜の一部を形成し、血液の流れをスムーズに保ちます。
  • 中膜(ちゅうまく)
    心筋(しんきん)とも呼ばれる層で、血液を拍出するポンプの中心となる筋肉です。心臓が力強く収縮するための重要な部分。
  • 外膜(がいまく)
    心臓を包む薄い膜状の層。摩擦を減らす液体を分泌し、心臓が周囲の組織とこすれ合って傷つくのを防ぎます。

2. 心腔(しんくう)

心臓は大きく4つの部屋に分かれ、それぞれが異なる役割を担います。

  • 右心房(うしんぼう)
    全身から戻ってきた酸素の少ない血液(静脈血)が集まる部屋。上大静脈と下大静脈を通して血液が流入し、右心室へ送ります。
  • 右心室(うしんしつ)
    右心房から受け取った静脈血を肺動脈に送り出します。肺へ運ばれた血液はそこで酸素を取り込み、二酸化炭素を放出します。
  • 左心房(さしんぼう)
    肺で酸素を取り込んだ血液が肺静脈を通して左心房に戻り、そこから左心室へ送り出されます。
  • 左心室(さしんしつ)
    心臓の中でも特に厚い筋肉層を持ち、全身へ血液を送り出すための強力なポンプです。大動脈を通して全身へと血液を送り届けます。

3. 弁(べん)のはたらき

心臓内には4つの弁があり、それぞれが逆流を防ぎながら血液を一定方向に流す働きをしています。

  • 三尖弁(さんせんべん)
    右心房から右心室への血流を制御。
  • 肺動脈弁(はいどうみゃくべん)
    右心室から肺動脈へ送り出す血流を制御。
  • 僧帽弁(そうぼうべん)
    左心房から左心室への血流を制御。
  • 大動脈弁(だいどうみゃくべん)
    左心室から大動脈へ血液を送り出す際に逆流を防止。

4. 血管ネットワーク

心臓のポンプ機能を通じて血液が循環するのは、動脈・静脈・毛細血管からなる血管ネットワークのおかげです。

  • 動脈
    酸素が豊富な血液を心臓から全身に運びます。肺動脈だけは例外的に酸素の少ない血液を肺に運びます。
  • 静脈
    全身で酸素や栄養を使い終わった血液を心臓へ戻します。
  • 毛細血管
    組織や臓器との間でガス交換や栄養・老廃物の交換が行われる場所です。

5. 電気伝導系

心臓には“ペースメーカー”とも呼ばれる洞房結節(どうぼうけっせつ)があり、ここから出る電気信号が心筋を収縮させるリズムを生み出します。

  • 洞房結節 → 房室結節 → ヒス束 → プルキンエ線維
    の順で電気刺激が伝わり、心筋が協調して収縮・拡張を繰り返します。運動時やストレス時などには拍動数が増加し、休息時には減少するなど、さまざまな状況に柔軟に対応します。

心臓機能を低下させる主な疾患

suy giảm chức năng của tim

心臓の機能が低下すると、全身への酸素や栄養供給に支障をきたし、さまざまな症状(呼吸困難、むくみ、倦怠感など)が現れます。以下に挙げる代表的な心疾患は、長期的にみると最終的に心不全(しんふぜん)に至る可能性があります。

  • 弁膜症(べんまくしょう)
    三尖弁、肺動脈弁、僧帽弁、大動脈弁のうち、どれかが狭くなる(狭窄)あるいは閉鎖不全(逆流)が起こり、心臓に負担をかけます。
  • 心筋症(しんきんしょう)
    心筋が肥大(ひだい)や拡張(かくちょう)を起こし、正常な収縮が困難になる疾患です。肥大型心筋症や拡張型心筋症、出産前後に発症する周産期心筋症などが知られています。
  • 不整脈(ふせいみゃく)
    洞房結節からの電気信号が乱れ、心拍が異常に速く(頻脈)なったり遅く(徐脈)なったり、あるいは拍動のリズムが不規則になる状態です。放置すると血栓や心不全のリスクを高めます。
  • 虚血性心疾患(冠動脈疾患)
    心筋に血液を供給する冠動脈が狭窄あるいは閉塞し、酸素不足になることで心筋梗塞や狭心症を引き起こします。
  • 高血圧・糖尿病・脂質異常症など
    これらの生活習慣病は、長年にわたって心臓や血管に負担をかけ、結果として心不全に移行しやすくなります。

心不全そのものは「最終的な状態」を示す病名であり、「心臓のポンプ機能が十分に働かなくなる」という意味です。実際には、上記のような原因疾患が長期にわたり進行して心不全に至るケースが多くみられます。

参考までに:
最新のヨーロッパ心臓病学会(ESC)では、急性および慢性の心不全管理についてのガイドライン(McDonagh TA ら, 2021, European Heart Journal, 42(36):3599-3726, doi:10.1093/eurheartj/ehab368)を更新しています。また、アメリカ心臓協会(AHA)とアメリカ心臓病学会(ACC)からも2022年に心不全管理ガイドライン(Heidenreich PA ら, 2022, J Am Coll Cardiol, 79(17):e263-e421, doi:10.1016/j.jacc.2021.12.012)が公表され、早期診断と包括的な治療プランの重要性が強調されています。日本においても、国内外のガイドラインを踏まえた上で各疾患の診療指針が整備されており、患者一人ひとりの背景に合わせた個別化治療が推奨されます。


心臓病にまつわるよくある誤解

lầm tưởng về bệnh tim

心臓疾患のリスクは年齢とともに高まりますが、若い世代であっても生活習慣次第では十分に注意が必要です。以下に挙げるのは、心臓病について広く誤解されがちなポイントです。

  1. 「心臓病は高齢者だけの病気」
    実際には、肥満や糖尿病、喫煙・飲酒、高脂肪食など、若年層でも心臓に負担がかかるライフスタイルを続けていると、心臓病の発症リスクは上昇します。
    最近の研究(Vaduganathan M ら, 2023, JAMA, 329(10):867-878, doi:10.1001/jama.2023.1687)によると、糖尿病や高血圧を有する若者であっても、早期からの厳格な血圧管理や食事療法に取り組むことで、心機能の低下を予防できる可能性が示唆されています。
  2. 「健康な女性にはあまり心臓病は起こらない」
    女性はエストロゲンによるある程度の保護作用があるといわれますが、更年期以降は男性と同様にリスクが高まります。また、若い女性であっても、喫煙・経口避妊薬の使用や肥満などがあると心臓病のリスクは十分に上がります。
  3. 「心臓病なら、はっきりした症状が必ず出る」
    心臓病は“サイレントキラー”とも呼ばれるように、自覚症状が乏しいまま進行するケースが多々あります。胸の違和感や軽い動悸程度で放置してしまい、検診で見つかるまで気づかない例も少なくありません。
  4. 「家族に心臓病の人がいるから予防は無意味」
    たしかに遺伝的にリスクが高い場合は注意が必要です。しかし、生活習慣の改善や定期的な検診によって、発症時期を遅らせたり重症化を防ぐことが可能です。食事のバランスや運動習慣などを見直すことで、家族歴がある方でも心臓病リスクを低減できます。
  5. 「心臓病があると運動しないほうがよい」
    全く逆で、むしろ適度な運動は心臓病の再発予防や症状緩和に役立ちます。ただし、激しい運動を急に始めるのは危険なので、医師の指導のもとで運動強度を徐々に調整することが大切です。
    アメリカ心臓協会(AHA)は、心臓病の既往がある人であっても週あたり150分(1日あたり20〜30分程度)の中程度の有酸素運動を推奨しています。2022年に改訂された心不全の管理ガイドライン(Heidenreich PA ら, J Am Coll Cardiol, 2022)でも、運動プログラムの導入が推奨されており、日本国内でも同様の方針が一般的となっています。

心臓を守るための具体的なポイント

心臓病を予防し、心機能を維持するためには、生活習慣の改善と定期的な健康チェックが重要です。近年は、研究成果を踏まえて運動指針や食事指導の具体的な推奨が世界中で発表されており、日本の医療現場でもガイドラインに沿った指導が広く行われています。

  • 定期健診を受ける
    自覚症状の有無にかかわらず、年1回~2回の健康診断や人間ドックで血圧・血糖・コレステロールなどを確認しましょう。心電図検査や心エコー検査で、初期段階の心臓病を発見できる場合があります。
  • 食習慣の見直し
    塩分・脂質を過剰に摂取すると血圧が上がり、冠動脈疾患のリスクも高まります。野菜や果物、魚を中心に、バランスのよい食事を意識してください。また、和食でも塩分が多くなりやすいので、だしや香辛料を上手に使い薄味を心がける工夫が必要です。
  • 適度な運動
    ウォーキングや軽いジョギングなど有酸素運動は、心肺機能を高めるうえで効果的です。週に数回でも継続することで血圧やコレステロール値のコントロールに寄与します。
    近年の大規模研究(Piercy KL ら, 2021年以降の米国保健当局の運動指針に関する諸報告)では、有酸素運動とレジスタンス運動を組み合わせたプログラムが、心不全リスクの低減や生活の質の向上に役立つと示唆されています(※アメリカ政府機関が示す「Physical Activity Guidelines for Americans」の更新版より)。
  • 禁煙・節酒
    喫煙は動脈硬化の進行を促し、心臓病や脳卒中のリスクを大幅に高めます。また、過度の飲酒も血圧上昇や不整脈のリスクを高める要因です。
    「1日何本までならセーフ」という考え方は誤りであり、なるべくゼロに近づける努力が必要です。
  • ストレス管理
    心身の緊張状態が続くと交感神経の活動が過度に高まり、血圧上昇や不整脈を誘発することがあります。適度な運動や趣味、睡眠衛生の改善などでストレスをうまくコントロールしましょう。
  • 持病の適切なコントロール
    高血圧・糖尿病・脂質異常症などがある場合、医師の指導に従って薬物療法や生活習慣の改善を継続することが重要です。早期からこれらをコントロールできれば、心臓への負担を大きく軽減できます。

推奨される検診・検査の例

以下は一般的な健康管理の一環として受けることが多い検査ですが、心臓病リスクが高い人や、すでに心臓病が疑われる人は、医師の判断でより精密な検査を行う場合があります。

  • 血圧測定
    最も基本的な検査であり、高血圧のスクリーニングに有用です。
  • 血液検査(コレステロール・血糖値など)
    動脈硬化や糖尿病の兆候を早期に発見できます。
  • 心電図(ECG)
    不整脈や虚血性変化、心肥大の有無などを把握できます。
  • 心エコー(超音波検査)
    弁の状態や心室・心房の壁の動き、心臓の大きさなど、解剖学的かつ機能的な情報を得られます。
  • ホルター心電図
    24時間の心電図記録を行い、日常生活のなかで起こる一過性の不整脈などを検出します。
  • 運動負荷試験(トレッドミル・エルゴメーター)
    運動時の心電図や血圧の変化を観察し、虚血性心疾患のリスクや運動耐容能を評価します。

まとめ

心臓は私たちの生命活動の中心にあり、1分1秒たりとも休むことなく働き続けます。そのため、遺伝的要因に加え、日々の食生活や運動習慣、ストレスコントロールといった生活習慣の積み重ねが、心臓の健康度を大きく左右します。また、女性や若年層でもリスクは存在し、加齢によるリスク増大だけが心臓病の要因ではありません。
世界各国のガイドラインや大規模研究も、早期診断と生活習慣の改善を軸にした総合的なケアの重要性を指摘しています。日本では食塩摂取量が多くなりやすい食文化もあり、現代の生活様式では運動不足も顕在化しつつあります。こうした背景を踏まえ、自らの健康状態を定期的にチェックし、必要に応じて医療機関や専門家に相談することが、心臓を守るうえで非常に大切です。


医師の診察を受けるタイミングと注意点

  • 胸痛や強い動悸、めまいがあるとき
    これらの症状が急激に起こった場合は放置せず、救急受診も検討してください。
  • 軽度でも慢性的に違和感が続くとき
    疲れやストレスと決めつけず、心臓や血管の異常かどうかを医師に相談しましょう。早期発見と治療が重症化を防ぎます。
  • 既往症や家族歴がある方
    親や兄弟などに心臓病歴がある場合や、高血圧や糖尿病などの持病がある方は特に注意が必要です。定期的に精密検査を受け、医師の指導に従って生活習慣を改めることが望まれます。

おすすめの生活習慣まとめ

  • バランスのとれた食事
    和食のメリットを活かしつつも塩分は控えめに。魚、豆類、野菜を多く取り入れる。
  • こまめな有酸素運動
    ウォーキングや軽いジョギングを週3〜5回、1回あたり20〜30分を目安に実践。体力や年齢に応じて無理なく始める。
  • 禁煙・節酒の徹底
    タバコは動脈硬化を進め、心臓病リスクを大幅に高める。アルコールも適度にとどめる。
  • ストレス管理
    睡眠をしっかり確保し、趣味やリラクゼーション法を取り入れて心身の緊張をほぐす。
  • 専門医との連携
    診察や検査結果に応じて、薬物療法・リハビリテーションなどを受ける。特に高血圧、糖尿病、脂質異常症がある人は要注意。

医療機関での治療とリハビリテーション

心臓病の治療法は疾患の種類や重症度によってさまざまです。薬物療法(降圧薬、利尿薬、抗血小板薬、血管拡張薬など)やカテーテル治療、外科的手術、植込み型デバイス(ペースメーカー、ICDなど)の使用が検討されます。治療後は心臓リハビリテーションと呼ばれるプログラムを通じて、再発予防と生活の質の向上を図ることが大切です。

  • 薬物療法
    不整脈を整える薬、血圧を下げる薬、心不全をコントロールする薬など、多岐にわたります。自己判断で中断するとリスクが高まるので、必ず医師の指示に従いましょう。
  • 心臓リハビリテーション
    手術後や心臓発作後の回復プロセスで有効とされるプログラムです。医療スタッフ(医師、看護師、理学療法士、管理栄養士など)の指導のもと、運動療法・栄養指導・メンタルケアを総合的に行います。
  • 再発予防
    一度心臓病を経験すると、再発リスクは高まります。検査や治療を継続しつつ、生活習慣の改善を怠らないことが重要です。

注意喚起と本記事の利用上のお願い

本記事で解説した情報は、公共機関や医療専門家が公表したガイドラインや研究を踏まえてまとめた一般的な内容です。ただし、個々の症状や背景により必要とされる対処や治療法は異なり、一律に当てはまるものではありません。
必ず医師や医療従事者の意見を優先し、疑問点や不安があれば速やかに受診・相談ください。本記事は医療行為の代替を意図するものではなく、あくまで参考情報としてご活用いただくようお願いいたします。


参考文献

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  6. Top 10 Myths About Cardiovascular Disease. https://www.heart.org/en/health-topics/consumer-healthcare/what-is-cardiovascular-disease/top-10-myths-about-cardiovascular-disease
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記事執筆・編集情報

  • 執筆・編集: Trúc Phạm
  • 医療監修: Phòng Khám Nội tim mạch BS Nguyễn Quang Khiên
  • 更新日: 16/08/2022

本記事に記載された内容は参考情報であり、診断や治療を目的としたものではありません。個別の健康状態や症状に応じた正確な医療アドバイスは、必ず医師など専門家にご相談ください。


以上が、心臓の機能や構造、病気・予防法などを包括的にまとめた情報となります。日常的なライフスタイルの改善と定期検診が心臓を守る第一歩です。とくに、日本では塩分や脂質の摂取量に留意し、適度な運動と禁煙を心がけましょう。万一、胸の痛みや動悸、息切れなど気になる症状がある場合は、専門家への受診を迷わず行ってください。心臓の健康を保つことは、人生の質を高める大切な鍵となるはずです。

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