性暴力・レイプ被害に遭ったら:今すぐできる対処法と相談窓口の完全ガイド
性的健康

性暴力・レイプ被害に遭ったら:今すぐできる対処法と相談窓口の完全ガイド

性暴力は、被害に遭われた方の心と身体に深刻な傷を残す、決して許されない人権侵害です。もしあなたが、あるいはあなたの身近な人がこのような耐え難い経験をされたなら、まず知っていただきたいのは、「あなたは決して悪くない」ということです。責任は100%、加害者にあります。混乱し、恐怖を感じ、どうすればよいかわからないと感じるのは当然の反応です。この記事は、そのような危機的状況にある方々が、安全を確保し、適切な支援につながるための、信頼できる道しるべとなることを目指して作成されました。JAPANESEHEALTH.ORG編集委員会は、最新の医学的知見、日本の法制度、そして公的な支援情報に基づき、被害に遭われた方が次の一歩を踏み出すために必要な情報を、具体的かつ段階的に解説します。


この記事の科学的根拠

この記事は、提供された研究報告書で明示的に引用されている、最高品質の医学的・公的証拠にのみ基づいて作成されています。以下は、本記事で提示される医学的指針の根拠となった主要な情報源とその関連性です。

  • 内閣府男女共同参画局、厚生労働省、警察庁、法務省: 日本の公式な支援体制、相談窓口(#8891、#8103等)、2023年の刑法改正(不同意性交等罪)、および若年層への啓発活動に関する指針は、これらの政府機関が公表する最新の情報に基づいています25224462
  • 米国疾病対策予防センター(CDC): 性感染症(STI)の予防的治療(経験的治療)や、HIVの予防内服(PEP)に関する推奨事項は、世界的に権威のあるCDCの治療ガイドラインに基づいています1011
  • 日本性感染症学会: 日本国内における性感染症の診断・治療に関する専門的な指針は、同学会の発行する「性感染症 診断・治療 ガイドライン」を参照しており、国内の医療水準に準拠した情報を提供しています12
  • 全国被害者支援ネットワークおよび各都道府県のワンストップ支援センター: 全国のワンストップ支援センターの具体的な活動内容、連絡先、提供サービスに関する情報は、これらの支援機関が公式に提供する情報に基づいています14047

要点まとめ

  • 最優先は身の安全: まずは加害者から離れ、警察、友人宅、コンビニなど、安全な場所に避難してください。
  • 緊急相談は全国共通#8891へ: 警察への届出の有無にかかわらず、24時間365日、無料で医療・心理・法的支援を調整してくれる「ワンストップ支援センター」につながります。
  • 証拠はできるだけ保つ: 可能であれば、シャワー、着替え、歯磨きなどをせず、すぐに医療機関や支援センターに相談してください。これが後の法的手続きで重要になることがあります。
  • 「72時間の壁」を意識する: 妊娠を防ぐ緊急避妊薬やHIV感染を防ぐ予防薬は、72時間以内の服用が非常に効果的です。
  • 法律はあなたの味方です: 2023年の刑法改正により、「同意のない性行為」はすべて犯罪となりました。あなたが「嫌だ」と言えなかったり、抵抗できなかったりしても、それはあなたのせいではありません。

緊急フェーズ:被害直後にすべきこと

被害に遭った直後は、心身ともに極度のショック状態にあります。思考がまとまらず、体が動かなくなることもあります。しかし、この段階でのいくつかの行動が、あなたの将来の安全と心身の回復、そして正当な権利の行使のために非常に重要になります。

ステップ1:何よりもまず、身の安全を確保する

最も重要で、最初に行うべきことは、ご自身の安全を確保することです。直ちに加害者の元を離れ、安全だと感じられる場所に移動してください。それは信頼できる友人や家族の家、最寄りの交番、あるいは24時間営業のコンビニエンスストアや人通りの多い公共の場所でも構いません。現場の証拠を保存することよりも、あなた自身の心と身体の安全が絶対的な最優先事項であることを忘れないでください1。危険な環境から脱出することが、危機的状況を乗り越えるための最初の、そして最も不可欠な一歩です。

ステップ2:証拠を保全する(可能な範囲で)

将来的に警察へ届け出るかどうかを決めていなくても、証拠を保全しておくことは法的な手続きにおいて極めて重要です。ただし、これはご自身の安全が完全に確保された後に行うべきことです。

避けるべき行動:

  • 入浴、シャワー、手洗い、うがいをしない:体についた精液、唾液、髪の毛、皮膚など、加害者のDNA鑑定につながる重要な法医学的証拠が洗い流されてしまう可能性があります2
  • 着ていた服を着替えない:被害時に着ていた衣服には、加害者のものかもしれない毛髪や繊維が付着していることがあります2
  • 歯を磨かない:口腔への加害行為があった場合、歯磨きはDNA証拠を消してしまいます3
  • 飲食をしない:薬物を使われた疑いがある場合、飲食は証拠の採取や検査結果に影響を与える可能性があります2
  • 現場を掃除したり、片付けたりしない:事件現場には、捜査の手がかりとなる重要な痕跡が残されている可能性があります。

推奨される行動:

  • 衣服の保管:もし服を着替えてしまった場合は、着ていた服をそっと脱ぎ、清潔な紙袋に入れて保管してください。ビニール袋は湿気がこもり、カビが発生してDNA証拠を破壊する可能性があるため避けます2
  • 関連物品の確保:使用済みのティッシュペーパーやコンドームなど、事件に関連する可能性のある物品はすべて保管してください。
  • 薬物の証拠:薬物を飲まされたり食べさせられたりした疑いがある場合は、飲み物や食べ物の残り、そしてそれが入っていたコップやボトルも洗わずにそのまま保管してください2

重要:たとえ上記の「避けるべき行動」を一つでもしてしまったとしても、証拠が全く無くなるわけではありません。助けを求めるのに遅すぎることは決してありません1

ステップ3:最初の緊急連絡先

パニック状態の中で、どこに電話すればよいのか判断するのは非常に困難です。日本の支援システムは複数の窓口を提供しており、それぞれの役割を理解することが、ためらいを減らし、迅速な行動につながります。「警察の介入が今すぐ必要か?→#8103」「医療・心理・法務まで含めた包括的な支援を匿名で受けたいか?→#8891」「電話で話すのがつらいか?→SNS相談 Cure Time」というように、状況に応じた選択肢があります。

日本の主な緊急支援サービス
サービス名 電話番号 受付時間 主な機能と対象者
ワンストップ支援センター #8891(「はやくワンストップ」)
(NTTひかり等からは0120-8891-77)
24時間365日(多くのセンター) 最も推奨される最初の連絡先。医療、心理、法律相談など包括的な支援を調整。警察への届出は不要。性別を問わず誰でも利用可能26
警察 性犯罪被害相談電話 #8103(「ハートさん」) 24時間365日(多くの都道府県) 警察に被害を届け出たい、または身の安全のために警察の即時介入が必要な場合に利用。最寄りの警察本部の相談窓口につながる5
SNS相談「Cure Time」 ウェブサイトからアクセス51 毎日 17:00 – 21:00 チャットによる匿名相談。電話が困難な場合に最適。多言語対応。あらゆる性別・性的指向の人が対象47
児童相談所虐待対応ダイヤル 189(「いちはやく」) 24時間365日 被害者が18歳未満の児童である場合、または児童への性的虐待が疑われる場合に特化した窓口2

医療ケアのナビゲーション:包括的ガイド

性暴力被害後の医療機関受診は、非常に勇気がいることですが、身体的な健康を守り、自分の身体のコントロールを取り戻すための極めて重要なステップです。医療プロセスは複雑で、不安に満ちたものに感じられるかもしれません。このセクションでは、そのプロセスを解き明かし、被害に遭われた方が十分な情報を得た上で判断できるよう支援します。

まず理解すべきは、緊急の医療・法的要請と、被害者の心理状態との間には葛藤があるという点です。医学的には「ゴールデン72時間」の重要性が強調されますが、心理学的には、被害者はショックや麻痺状態にあり、行動を起こすこと自体が困難な場合があります8。婦人科系の診察が再トラウマ体験を引き起こす可能性もあります。したがって、最も重要なメッセージはこれです:

「たとえ72時間を過ぎてしまっても、助けを求めることは非常に重要であり、決して手遅れではありません1。」

「ゴールデン72時間」以内の緊急医療ケア

被害後72時間は、特に3つの重要な医療的介入にとって決定的な時間枠です。

  1. 緊急避妊薬(アフターピル):望まない妊娠を防ぐための最も効果的な手段です。保護されていない性交後、できるだけ早く、理想的には72時間以内に服用する必要があります2。ワンストップ支援センターは、この薬への迅速かつ機密性の高いアクセスを支援できます9
  2. HIV感染予防のための予防内服(PEP):米国の疾病対策予防センター(CDC)の指針によると、HIVへの曝露後72時間以内にPEP(Post-Exposure Prophylaxis)を開始することで、感染リスクを大幅に減少させることができます10。これは28日間の服薬治療であり、最大限の効果を得るためには厳密な服薬遵守が重要です。
  3. 法医学的証拠の採取:DNAやその他の生物学的痕跡は、この期間内に採取された場合に最も価値が高まります。時間が経つにつれて、採取できる証拠の質と量が低下する可能性があります1

性感染症(STI)の検査と治療

性暴力は、さまざまな性感染症(STI)に感染する危険性を伴います。CDCのガイドラインでは、多くの被害者が心理的な理由で再受診できない可能性があるため、初回の診察時に、検査結果を待たずに淋菌、クラミジア、トリコモナスといった一般的なSTIに対する予防的治療(経験的治療)を行うことが推奨されています11。これには通常、セフトリアキソンの筋肉注射と、ドキシサイクリンおよびメトロニダゾールの7日間経口投与が含まれます。

また、この機会に予防可能な感染症に対するワクチン接種も検討されます。未接種者にはB型肝炎(HBV)ワクチンの接種が、また、将来の関連がんを予防するために、適切な年齢(通常26歳まで)の被害者にはHPVワクチンの接種も推奨されます11。日本国内での信頼性を担保するため、これらの治療は日本性感染症学会の「性感染症 診断・治療 ガイドライン」に基づいて行われるべきです12

法医学的診察:あなたの権利と診察の流れ

法医学的診察(証拠採取のための診察)はつらい経験かもしれませんが、正義を実現するための重要なプロセスです。診察の流れとご自身の権利を理解することで、不安を和らげることができます。

  • 被害者の自己決定権:すべての処置はあなたの同意に基づいて行われることを強調しなければなりません。診察を受けるかどうか、いつでも中断すること、診察医の性別を希望すること、そして支援者(友人や支援センターの職員など)に付き添ってもらう権利があなたにはあります15
  • 診察のプロセス
    1. 問診:医師が被害の状況を尋ね、どの部位を検査する必要があるか判断します。
    2. 全身の診察:身体中の傷、あざ、擦り傷などを確認し、記録します。同意があれば写真撮影も行われます17
    3. 検体採取:専用の綿棒で、接触があった部位(口、腟、肛門、皮膚など)からサンプルを採取します。血液と尿も採取し、STI、妊娠、薬物の検査を行います3
  • 匿名の証拠保管:ワンストップ支援センター(SARCとも呼ばれる)の最も重要な機能の一つに、警察に届け出るか決めていなくても、法医学的証拠を安全かつ匿名で採取・保管できることがあります。これにより、重要な証拠を失うことなく、時間をかけて今後のことを考えることができます3

トラウマインフォームドケア:医療現場における配慮

トラウマインフォームドケア(Trauma-Informed Care – TIC)は、被害者に寄り添う医療の核となる考え方です。これは、問いを「あなたに何が問題なのですか? (What’s wrong with you?)」から「あなたに何があったのですか? (What happened to you?)」へと転換するアプローチです18。TICは、安全な環境の提供、信頼性と透明性の確保、そして何よりも被害者の「エンパワーメント、声、選択(Empowerment, Voice, and Choice)」を尊重することを基本原則とします19。医療従事者は、「あなたは悪くない」というメッセージを繰り返し伝え、二次被害(セカンドレイプ)を避けるための訓練を受ける必要があります20


法的背景の理解:2023年刑法改正の重要ポイント

2023年7月13日、日本の性犯罪に関する刑法が歴史的に改正されました。この変更を理解することは、被害者が自らの権利を認識し、古くからの誤解を払拭するために不可欠です。

「不同意性交等罪」の新設:何が変わったのか

新しい法律では、従来の「強制性交等罪」が廃止され、新たに「不同意性交等罪」が設けられました22。これは単なる名称変更ではなく、法の哲学における根本的な転換を意味します。焦点はもはや、被害者が「暴行や脅迫に対して、どれだけ激しく抵抗したか」ではなく、「真の同意があったかどうか」に移りました。

法律は、被害者が「同意しない意思を形成し、表明し、または全うすることが困難な状態」に陥る8つの具体的な状況を列挙しました。これらの状況下で性的な行為を行えば、犯罪が成立する可能性があります24

  1. 暴行または脅迫を用いること
  2. 心身の障害を生じさせ、またはそれにつけ込むこと
  3. アルコールまたは薬物を摂取させ、またはその影響下にあることにつけ込むこと
  4. 睡眠その他の意識が明瞭でない状態につけ込むこと
  5. 同意しない意思を表明する時間的・心理的いとまを与えないこと(不意打ち)
  6. 恐怖または驚愕させること
  7. 虐待に起因する心理的反応を利用すること(恐怖による凍りつき反応など)
  8. 経済的または社会的関係上の地位を利用すること(上司と部下、教師と生徒など)26

この改正により、証拠の性質も大きく変わりました。身体的な傷やDNAだけでなく、メールのやり取り、SNSの記録、職場の組織図、あるいはトラウマ反応に関する専門家の意見書なども、上記の8つの状況があったことを証明する重要な証拠となり得ます。また、夫婦間であっても同意がなければ犯罪が成立することが明記され23、公訴時効も10年から15年に延長されました28

刑法改正の比較(旧法 vs 新法)
比較項目 旧法:強制性交等罪 新法:不同意性交等罪
中核的要件 「暴行・脅迫」が前提 「同意がないこと」が核心。8つの具体的状況を列挙。
証明の負担感 被害者が激しい抵抗を証明する心理的圧力を感じがちだった。 8つの状況のいずれかが発生したことを立証することに焦点が移った。
夫婦間の関係 明記されておらず、争いがあった。 「婚姻関係の有無にかかわらず」と明確に規定23
公訴時効 10年 15年28

性的同意年齢の引き上げ

2023年の改正では、性交に同意できるとみなされる年齢(性的同意年齢)が、13歳から16歳に引き上げられました22。これは、16歳未満の者との性的な行為は、たとえ相手が「同意」しているように見えても、原則として犯罪となることを意味します。ただし、被害者が13歳から15歳の場合に、加害者が5歳以上年長である場合にのみ犯罪が成立するという特例があります。これは同年代の若者同士の合意に基づく関係を罰することを避けつつ、年長者による搾取から未成年者を保護するための規定です24。13歳未満の子どもに対する性的な行為は、相手の年齢にかかわらず、いかなる場合も犯罪です。


回復への道:長期的な心理的トラウマへの対処

性暴力の影響は、最初の危機が過ぎ去った後も続きます。しかし、回復は可能です。回復とは、起こったことを「忘れる」ことではなく、その経験を人生の物語に「統合」し、未来を乗っ取られないようにすることです。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)を理解する

PTSDは弱さのしるしではなく、異常で恐ろしい出来事に対する正常な生物学的・心理的反応です。その症状を知ることが、助けを求める第一歩となります。精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM-5)に基づくと、主な症状クラスターは以下の通りです32

  • 再体験(フラッシュバック):事件の記憶や悪夢が意図せず繰り返し蘇る。
  • 回避:トラウマを思い出させる思考、感情、場所、人物などを避けようとする。
  • 認知と気分の陰性の変化:罪悪感や恥、自分を責める気持ち、他者からの孤立感、喜びを感じられない状態。
  • 覚醒度と反応性の著しい変化:常に警戒し、些細なことで驚く、集中困難、いらだち、怒りの爆発、自己破壊的行動、睡眠障害34

科学的根拠に基づくPTSDの治療法

PTSDには効果的な治療法が複数存在します。どの治療法が最適かは個人によって異なり、専門家との相談の上で決定されます。

PTSDの主な治療法
治療法 概要 利点と注意点
心理療法 持続エクスポージャー療法(PE)認知処理療法(CPT)など、トラウマに関する思考や行動パターンを変えることを目指す。最も効果的な治療法とされる35EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)も有効な選択肢。 利点: 根本的な問題解決を目指し、効果が高い。
注意点: トラウマと向き合うため、一時的につらく感じることがある。
薬物療法 SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などの抗うつ薬が、不安やうつ症状を和らげるのに用いられる。 利点: 保険適用でアクセスしやすい。
注意点: 副作用の可能性があり、対症療法であるため心理療法との併用が望ましい3672
新しい治療法 TMS(反復性経頭蓋磁気刺激法)は、磁場を用いて脳の特定領域を刺激し、機能回復を促す36メマンチンなどの新薬の臨床試験も進められている38 利点: 副作用が比較的少ない(TMS)、最先端の治療を受けられる可能性がある(臨床試験)。
注意点: 費用が高い、まだ一般的ではない。

家族・友人のための支援ガイド

身近な人の支えは、回復の過程で非常に重要です。しかし、どうすればよいか分からず戸惑うことも多いでしょう。以下は、効果的な支援者になるための具体的な指針です。

すべきこと:

  • 信じて、聴く:「話してくれてありがとう」と伝え、判断せずに最後まで話を聴く2
  • 「あなたのせいじゃない」と伝える:罪悪感に苦しむ被害者にとって、この言葉は大きな救いになります2
  • 本人の決定を尊重する:警察に届けるか、治療を受けるか、どんな選択であってもその人のペースと意思を尊重する15
  • 具体的な手伝いを申し出る:「何か手伝うことはある?」ではなく、「病院に一緒に行こうか?」のように具体的に提案する。

避けるべきこと:

  • 詳細を詮索しない:本人が話したいと思うまで待つ15
  • 「気持ちはわかるよ」と言わない:「想像もできないほどつらかったと思う。でも、私はここにいるよ」といった言葉を選ぶ36
  • 「乗り越えて」「元気を出して」と励まさない:回復には時間が必要です。焦らせるような言葉は避ける36
  • 許可なく体に触れない:身体的接触が恐怖を呼び起こすことがあります。ハグなどでも、必ず事前に確認する15

日本における支援制度:助けを求める場所

幸いなことに、日本には性暴力被害者を支援するために設計された組織のネットワークが存在します。これらの機関を知り、その機能を理解することが、回復への大きな一歩となります。

ワンストップ支援センター:すべての支援を一つの場所で

ワンストップ支援センターは、被害者にとって最も重要で、第一に推奨される相談先です。その目的は、被害者が複数の機関を自分で探し回る負担を減らし、必要な支援(医療、カウンセリング、法的支援など)を一つの窓口で提供することにあります40

主なサービスは以下の通りです:

  • 24時間365日の電話相談40
  • 緊急避妊薬やSTI治療を含む医療支援(費用助成ありの場合も)1
  • 専門的なカウンセリングの提供または紹介1
  • 弁護士による法律相談43
  • 病院や警察、裁判所への同行支援1

全国共通の短縮ダイヤル#8891に電話すると、発信場所から最も近いセンターに自動でつながります6。以下は、主要都市の代表的なセンターのリストです。

主要都市のワンストップ支援センター
都道府県 センター名 電話番号 備考
東京都 性暴力救援ダイヤルNaNa (SARC Tokyo) 03-5577-3899, #8891 24時間対応。子ども専用ダイヤルあり40
大阪府 性暴力救援センター・大阪SACHICO 072-330-0799 24時間対応。男性・子ども専用ダイヤルあり45
神奈川県 かながわ性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「かならいん」 045-322-7379, #8891 24時間対応。男性・LGBTs専用ダイヤルあり1
千葉県 千葉性暴力被害支援センター「ちさと」 043-251-8500 (ほっとこーる) 24時間対応。地域の病院と緊密に連携43
埼玉県 埼玉犯罪被害者援助センター 048-839-8341 (性犯罪被害相談) 24時間電話相談に対応47
愛知県 ハートフルステーション・あいち 0570-064-810 電話相談、サービスへの接続支援48
北海道 性暴力被害者支援センター北海道「SACRACH(さくらこ)」 050-3786-0799 電話・メールでの相談を提供48
福岡県 ふくおか性暴力被害者支援センター・ユニティ #8891から連携 包括的支援、福岡県内のリソースに接続48

その他の支援リソース

  • 警察:#8103(ハートさん)は、各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながります5
  • 法的支援:日本司法支援センター(法テラス)は、犯罪被害者向けの無料法律相談を提供しています。専用ダイヤルは0120-079714(「なくことないよ」)です6
  • SNS相談:「Cure Time(キュアタイム)」は、政府支援のチャット相談で、毎日17時から21時まで匿名・多言語で利用できます4
  • NPO法人:「NPO法人Spring」54や「mimosas」53など、多くの非営利団体がピアサポートや政策提言など、専門的な支援を提供しています。

特定の被害者層への支援

性暴力は誰にでも起こり得ますが、特定の背景を持つ人々は、助けを求める上で特有の困難に直面します。

  • 男性およびLGBTQ+の被害者:「男らしさ」という社会規範や、性的指向・性自認への偏見が、被害の申告をためらわせる大きな障壁となります。一部の支援センターでは、男性やLGBTQ+の人々専用の相談窓口を設ける動きが広がっています4556
  • 障害のある被害者:特に知的・発達障害のある人々は、高い被害リスクに晒されています57。コミュニケーションの困難さや、介護者自身が加害者であるケースなど、複雑な問題が絡み合います58。支援機関は、障害の特性を理解した専門的な対応が求められています59
  • 外国人の被害者:言葉の壁、日本の制度に関する知識不足、在留資格への不安などが大きな障壁となります61。「Cure Time」50や「DV相談+(プラス)」6など、多言語対応の相談サービスも増えてきています。

予防と社会変革に向けて

被害後の対応も重要ですが、究極の目標は性暴力のない社会を作ることです。そのためには、教育と社会全体の意識改革が不可欠です。

「生命(いのち)の安全教育」

文部科学省は、子どもたちが被害者にも加害者にも傍観者にもならないための知識とスキルを身につけることを目的とした「生命(いのち)の安全教育」を推進しています62。この教育では、発達段階に応じて、プライベートゾーンの概念、同意の重要性、デートDVなどの具体的な暴力の形態、そして相談先の情報などを学びます64

「若年層の性暴力被害予防月間」

日本政府は、毎年4月を「若年層の性暴力被害予防月間」と定めています67。これは、新生活が始まる4月に若者が被害に遭いやすい状況に置かれることを踏まえたものです69。期間中は、「あなたの同意がなければ、それは性暴力です」「悪いのは100%加害者」といったメッセージが、SNSなどを通じて若者向けに広く発信されます。

よくある質問

警察に届け出ないと、支援は受けられませんか?

いいえ、そんなことはありません。ワンストップ支援センター(#8891)は、警察への届出とは無関係に、医療的・心理的支援を提供します。証拠保全のための診察も、警察に届け出るかどうかを後で決めることを前提に、匿名で受けることが可能です3。あなたの意思が最も尊重されます。

被害から72時間以上経ってしまいました。もう手遅れでしょうか?

決して手遅れではありません。緊急避妊薬やHIV予防薬の最適な時期は過ぎたかもしれませんが、性感染症の検査・治療や、心のケアを始めるのに遅すぎることはありません。PTSDなどの精神的影響は時間が経ってから現れることもあります。いつでも、ためらわずに支援を求めてください1

加害者が夫(パートナー)なのですが、犯罪になりますか?

はい、なります。2023年の刑法改正により、「婚姻関係の有無にかかわらず」、同意のない性行為は「不同意性交等罪」という犯罪であることが明確に定められました23。いかなる関係性であっても、あなたの身体に関する自己決定権は尊重されなければなりません。

何が「同意」で、何が「同意ではない」のか、よくわかりません。

同意とは、その性的な行為に対して、自由な意思に基づき、積極的かつ明確に「イエス」と示すことです。沈黙、抵抗しなかったこと、過去に同意したことがあること、服装、飲酒状態などは、決して「同意」を意味しません。もし相手が「イエス」と言っているか確信が持てないのなら、それは同意ではありません。2023年の新法では、相手が同意できない8つの状況が具体的に定められており、恐怖で体が動かなくなる(凍りつき反応)などの状態を利用することも犯罪とされています24

結論

性暴力の被害に遭うことは、誰のせいでもなく、あなたに起きた悲劇的な出来事です。しかし、その暗闇の中から一歩を踏み出し、回復への道を歩むことは可能です。日本には、あなたを一人にしないための支援システムが存在します。この記事で紹介した情報が、その第一歩を踏み出すための、そしてあなた自身の力と尊厳を取り戻すための、信頼できる伴走者となることを心から願っています。どうか一人で抱え込まず、今日、この瞬間から利用できる支援窓口に連絡してみてください。あなたは一人ではありません。

免責事項この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。健康に関する懸念がある場合や、ご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

  1. かながわ性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター「かならいん」. 神奈川県ホームページ; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f5g/cnt/f520370/p1163001.html
  2. こどもを性被害から守るために周囲の大人ができること. 政府広報オンライン; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.gov-online.go.jp/article/202312/entry-5240.html
  3. SARCs. Rape Crisis England & Wales; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://rapecrisis.org.uk/get-help/sexual-assault-referral-centres-sarcs/
  4. 性犯罪・性暴力被害者のための支援. 愛知県; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/seihanzai.html
  5. 各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「 8103(ハートさん)」. 警察庁; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.npa.go.jp/higaisya/seihanzai/seihanzai.html
  6. 被害相談. 政府広報オンライン; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.gov-online.go.jp/kurashinosodan/list/ct_higaisoudan.html
  7. 性暴力に関するSNS相談「Cure time(キュアタイム)」(内閣府). 兵庫県; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk14/curetime.html
  8. 性暴力被害直後の女性支援において産婦人科医療で求められる看護実践能力. J-Stage; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jans/43/0/43_43018/_html/-char/ja
  9. お知らせ|性暴力被害者への医療的支援. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://medical-care.nosvva.net/doc1/
  10. Evidence and recommendations – Responding to Intimate Partner Violence and Sexual Violence Against Women. NCBI Bookshelf; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK174251/
  11. Sexual Assault and Abuse and STIs – STI Treatment Guidelines. CDC; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.cdc.gov/std/treatment-guidelines/sexual-assault-adults.htm
  12. 性感染症診断・治療ガイドライン2020. ジュンク堂; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.maruzenjunkudo.co.jp/products/9784787824677
  13. 性感染症診断・治療ガイドライン2020. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.shindan.co.jp/np/isbn/9784787824677/
  14. ガイドライン委員会. 日本性感染症学会; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://jssti.jp/guideline_c.html
  15. Help after rape and sexual assault. NHS; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.nhs.uk/live-well/sexual-health/help-after-rape-and-sexual-assault/
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  20. 「性犯罪・性暴力被害者のための ワンストップ支援センター」と 医療機関との連携のために 知っていただきたいこと. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.city.mito.lg.jp/uploaded/attachment/48297.pdf
  21. 性暴力被害者への初期医療対応マニュアルが公開. 臨床ニュース…; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.m3.com/clinical/news/1278448
  22. 不同意性交等罪とは?成立する3つの要件や刑罰・時効を解説. ベンナビ刑事事件; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://keiji-pro.com/columns/559/
  23. 不同意性交等罪について、弁護士が解説. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://iclaw.jp/page-1990/
  24. 不同意性交等罪とは?旧強姦罪・強制性交との違いや具体例. 弁護士法人デイライト法律事務所; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.daylight-law.jp/criminal/sei/gokan/
  25. 不同意性交等罪とは?構成要件と刑罰、強制性交罪との違い. 刑事事件弁護士相談広場; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.keijihiroba.com/if/sex-without-consent.html
  26. 不同意性交等罪とは?構成要件・旧強制性交等罪との違い、罰則をわかりやすく解説. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://atombengo.com/column/27279
  27. 不同意性交等罪とは|構成要件や法改正のポイントをわかりやすく解説. ネクスパート法律事務所; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://nexpert-law.com/keiji/fudouiseikoutouzai/
  28. 刑法性犯罪改正に取り組むワケ. 一般社団法人Spring; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: http://spring-voice.org/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E7%90%86%E7%94%B1/
  29. 2023年の刑法改正について. 犯罪被害者のメンタルヘルス情報ページ; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://victims-mental.umin.jp/topics/02.html
  30. 不同意性交等罪をわかりやすく解説. 仙台青葉ゆかり法律事務所; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://sendai.lawyer-web.jp/criminal-case/1401/
  31. 刑法性犯罪規定改正の意義. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.zenroren.gr.jp/jp/koukoku/2023/data/321_03.pdf
  32. 心的外傷後 – ストレス障害. ニプロ; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://order.nipro.co.jp/pdf/2GE–625A-.pdf
  33. 外傷後ストレス障害※(PTSD). [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.aska-pharma.co.jp/iryouiyaku/news/filedownload.php?name=dde28d71c20e8f1e94ecbd8ac3170163.pdf
  34. レイプ被害によってひきおこされる、心と体の変化. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/suisin/kihon/6/nakazima3.pdf
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  39. 心的外傷後ストレス障害の治療におけるメマンチンの有効性 -オープンラベル臨床試験による実証. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.ncnp.go.jp/topics/2021/20210122p.html
  40. 性暴力救援センター・SARC東京. 性暴力や性犯罪の電話相談を24時間365日受付; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://sarc-tokyo.org/
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  48. 性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター. 内閣府男女共同参画局; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html
  49. 法テラス トップページ. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.houterasu.or.jp/
  50. 性暴力に関するSNS相談「Cure Time(キュアタイム)」. 越前市; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.city.echizen.lg.jp/office/010/130030/curetime.html
  51. CureTime 性暴力の悩み、相談してみませんか?. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://curetime.jp/
  52. NPO法人 しあわせなみだ へ本を寄付する. ありがとうブック; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.39book.jp/supporter/2028/
  53. NPO法人 mimosas. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://mimosas.jp/
  54. 一般社団法人 Spring / セルフヘルプという力. 東京ボランティア・市民活動センター; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.tvac.or.jp/special/selfhelp/stories_spring
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  60. 被害者支援ニュース. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.nnvs.org/wp-content/uploads/2022/03/b05c997cd156aacf0fd0590c538acce1.pdf
  61. 外国人が性被害にあって支援を受けたいが言葉が通じない. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://onestop-hyogo.com/2022/12/1359/
  62. 性犯罪・性暴力対策の強化について. 文部科学省; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.mext.go.jp/a_menu/danjo/anzen/index2.html
  63. 生命(いのち)の安全教育. 千葉県; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/jisei/inochinoanzenkyouiku/gakusyuichiran.html
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  65. 「生命(いのち)の安全教育」教材・指導の手引き等について. 文部科学省; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.mext.go.jp/content/20240222-mxt_sigakugy-000034150_09.pdf
  66. 「生命(いのち)の安全教育」で子供たちの 安心・安全を守る. [引用日: 2025年7月23日]. Available from: http://www.cb-kyoto.gr.jp/files/libs/619/202409301507184107.pdf
  67. 毎年4月は「若年層の性暴力被害予防月間」. 内閣府; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.cao.go.jp/press/new_wave/20250408.html
  68. 令和7年度「若年層の性暴力被害予防月間」について. まんのう町; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.town.manno.lg.jp/page/6247.html
  69. 若年層の性暴力被害予防月間. 金沢市; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/divercityjinkenseisakuka/gyomuannai/4/2/1111/8178.html
  70. 体験記. 公益社団法人みやぎ被害者支援センター; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://miyagivsc.jp/sentence-2/
  71. 手記 性被害者家族の痛み~時を重ねて~|令和6年版犯罪被害者白書. 警察庁; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.npa.go.jp/hanzaihigai/whitepaper/2024/zenbun/part2_chapter2/s2_2_1s01.html
  72. PTSD の薬物療法ガイドライン:プライマリケア医のために. 日本トラウマティック・ストレス学会; [引用日: 2025年7月23日]. Available from: https://www.jstss.org/docs/2013090600351/file_contents/guideline.pdf
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