腰椎椎間板ヘルニアは多くが保存療法で軽快しますが、特定の危険な兆候(赤信号:排尿障害・進行麻痺など)が見られる場合は早期の手術が必要です。1 国内の診療ガイドラインと最新の科学的レビューをもとに、自然に治る可能性、注射治療、そして手術の位置づけを整理し、2025年4月からの注射薬ヘルニコアの供給一時停止という最新状況も織り込んで詳しく解説します。2
この記事の要点
- 治療の第一選択は手術ではない「保存療法」です。多くの場合、数週間から数ヶ月で症状は改善に向かいます。1
- 排尿・排便の障害、進行する足の麻痺、会陰部(股間)の感覚低下といった「赤信号(レッドフラッグ)」は緊急事態であり、速やかな受診が必要です。
- 注射薬「ヘルニコア」は、2025年4月以降、製造元からの一時的な出荷停止により、多くの医療機関で新規の治療が休止されています。2
- 手術は、保存療法を3ヶ月以上続けても生活に大きな支障がある場合や、赤信号が出た場合に検討される有効な選択肢です。
- 治療法の決定には、専門医との対話を通じて、ご自身の症状や生活スタイルに合った選択肢を共に考えるプロセス(共同意思決定)が不可欠です。
第1章:椎間板ヘルニアとは?痛みの本当の原因を科学する
腰椎椎間板ヘルニアについて正しく理解することは、過度な不安を和らげ、適切な治療を選択するための重要な第一歩です。ここでは、痛みがなぜ生じるのか、その根本的な原因を科学的に解説します。
椎間板の構造とクッションとしての役割
私たちの背骨(脊椎)は、椎骨(ついこつ)と呼ばれるブロック状の骨がいくつも積み重なって構成されています。その椎骨と椎骨の間で、衝撃を吸収するクッションの役割を果たしているのが「椎間板」です。椎間板は二重構造になっており、外側は「線維輪(せんいりん)」という丈夫な層で、内側には「髄核(ずいかく)」と呼ばれるゲル状の柔らかい組織が収まっています。
なぜヘルニアは起こるのか?加齢、姿勢、そして遺伝的要因
「ヘルニア」とは、ラテン語で「本来あるべき場所から逸脱・突出する」という意味を持つ言葉です。腰椎椎間板ヘルニアは、この椎間板の線維輪に何らかの理由で亀裂が入り、内部の髄核が外に飛び出すことで発症します。この突出した髄核が、すぐそばを通る神経(主に下半身につながる坐骨神経)を圧迫したり、化学的な炎症を引き起こしたりすることが、腰、お尻、足にかけての鋭い痛みやしびれ(坐骨神経痛)の直接的な原因となります。
日本の診療ガイドラインでは、発症原因は一つではなく、複数の要因が複雑に関与していると考えられています。1
- 加齢による変化:20代を過ぎると、椎間板の髄核に含まれる水分量が徐々に減少し、クッションとしての弾力性が失われていきます。これが最も基本的な要因とされています。
- 環境要因(生活習慣):長時間座り続けるデスクワークや運転、中腰での作業、重い物を頻繁に持ち上げる仕事などは、椎間板への物理的な負担を増大させます。また、喫煙は椎間板の変性を早めるという研究報告もあります。1
- 遺伝的要因:近年の研究により、椎間板が変性しやすい体質、つまり遺伝的な要因も発症に関与していることが明らかになってきました。1 ご家族に腰椎椎間板ヘルニアを経験された方がいる場合、発症リスクが統計的にやや高まる可能性が示唆されています。
第2章:「自然に治る」は本当か?科学的根拠とあなたが知るべきこと
「ヘルニアは手術しなくても自然に治ることが多い」という話を聞いたことがあるかもしれません。これは単なる希望的観測ではなく、科学的な根拠に基づいた事実です。しかし、その意味を正しく理解し、適切な期間と条件を見極めることが非常に重要です。
自然治癒のメカニズム:マクロファージによる「お掃除」作用
線維輪から飛び出した髄核は、私たちの体にとっては「異物」として認識されます。すると、体にもともと備わっている免疫システムが作動します。具体的には、「マクロファージ」と呼ばれる白血球の一種が、異物である髄核を「食べる」ようにして分解し、時間をかけて体内に吸収していくのです。1 この体の自己修復能力、いわば「お掃除」作用によって神経への圧迫が物理的に取り除かれ、症状が改善に向かいます。これが、腰椎椎間板ヘルニアにおける自然治癒の主なメカニズムです。
どのくらいの期間で、どのくらいの割合で治るのか?
では、具体的にどのくらいの人が、どの程度の期間で自然に症状が改善するのでしょうか。2021年に改訂された日本の診療ガイドラインでは、複数の研究結果を総合的に評価し、「多くは数週間から数ヶ月の期間で症状が改善する」と示されています。1 以前は「60~80%が良好な結果を得られる」といった数値も参照されていましたが、個人差が大きいため、現在はより慎重な表現が用いられています。耐え難い痛みの最中にいる患者さんにとって、時間が解決してくれる可能性が高いという事実は、大きな希望となり得ます。
ただし、これは「痛みをただ我慢して放置する」という意味では決してありません。この期間は、薬物療法や理学療法などを適切に行い、痛みを上手に管理しながら、体が自己治癒するのを助けるための「積極的な管理期間」と捉えることが重要です。
自然治癒が難しいケースと危険なサイン(レッドフラッグ)
ほとんどのケースで自然な回復が期待できる一方で、看過できない例外も存在します。特に、以下に示す「危険なサイン(レッドフラッグ)」が見られる場合は、自然治癒を待つことは極めて危険であり、直ちに医療機関を受診し、場合によっては緊急手術が必要となります。これは日本の診療ガイドラインでも最も重要視されている点です。1
- 排尿・排便障害:尿意を感じにくい、尿が出にくい、あるいは逆に失禁してしまう。便意がない、便失禁があるといった症状。
- 進行性の筋力低下:足首や足の指に力が入らず、持ち上げられない(下垂足)。スリッパが意図せず脱げてしまう。階段の上り下りが困難になるなど、麻痺が明らかに進行している場合。
- 会陰部(えいんぶ)の感覚異常:お尻の周りや内股(サドル部分)の感覚が麻痺して鈍くなる、しびれるといった症状。
これらの症状群は「馬尾症候群(ばびしょうこうぐん)」と呼ばれ、神経に回復不能な損傷が残る危険性が非常に高いため、一刻も早い専門的な対応が求められます。
第3章:治療法の全貌:あなたに最適な選択肢は?
日本の診療ガイドラインでは、治療は体の負担が少ない方法から段階的に進めることが推奨されています。1 まずは「保存療法」から開始し、その効果を見ながら次のステップを慎重に検討するのが基本的な治療戦略です。
A. 保存療法:手術をしない治療の最前線
治療の出発点であり、多くの患者さんがこの段階で症状の改善を経験します。その目的は、痛みを和らげ、日常生活を可能な限り維持しながら、体が持つ自然治癒の力を最大限に引き出すことです。
薬物療法
痛みの種類や強さに応じて、複数の薬剤が組み合わせて用いられます。
- 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):ロキソプロフェンやジクロフェナクに代表される、炎症を抑えて痛みを和らげる一般的な鎮痛薬です。
- 神経障害性疼痛治療薬:プレガバリン(製品名:リリカ)やミロガバリン(製品名:タリージェ)など、傷ついた神経の過剰な興奮を鎮めることで、電気が走るような痛みやジンジンするしびれに効果が期待できます。
理学療法と運動療法
痛みが最も強い急性期を過ぎ、症状が少し落ち着いた段階で、理学療法士などの専門家の指導のもとで開始されます。ストレッチや筋力トレーニングを通じて、体の柔軟性を取り戻し、背骨を支える体幹を安定させ、再発を予防することを目指します。自己流の運動はかえって症状を悪化させる危険性があるため、必ず専門家の指導を受けてください。特に、急性期に体を強く捻ったり、深く前屈したりする動作は避けるべきです。5
神経ブロック・硬膜外ステロイド注射
痛みが極めて強く、内服薬だけでは日常生活が困難な場合に行われる効果的な治療です。局所麻酔薬や抗炎症作用の強いステロイド薬を、圧迫されている神経の周辺(硬膜外腔)に直接注射します。これにより、強力に炎症と痛みを抑えることができます。国際的な系統的レビューにおいても、短期的な痛みの軽減に関しては比較的確かなエビデンスが示されていますが、長期的な効果は限定的であるとも指摘されています。3 痛みの悪循環を一時的に断ち切り、その間にリハビリテーションを進めるための「橋渡し」として非常に有効な手段です。
B. 【重要】注射薬ヘルニコアは現在、供給が一時停止されています
保存療法と手術の中間に位置する選択肢として、2018年に日本で保険適用となった酵素注入療法「ヘルニコア(一般名:コンドリアーゼ)」がありました。しかし、2025年4月21日、製造元である科研製薬は、製造上の都合によりヘルニコアの出荷を一時的に停止すると発表しました。2 これに伴い、北里大学北里研究所病院6をはじめとする全国の多くの医療機関で、新規のヘルニコア治療が休止されています。供給再開の目途は立っていません(2025年10月現在)。
そのため、現時点ではヘルニコアを新たな治療選択肢として考えることは困難な状況です。以下は、本治療法の一般的な情報ですが、現在は利用できない点にご留意ください。
参考:ヘルニコア(コンドリアーゼ)とは?その作用機序
ヘルニコアの主成分であるコンドリアーゼは、椎間板の髄核の保水成分(プロテオグリカン)を分解する特殊な酵素です。レントゲン透視下でヘルニアのある椎間板に直接注射すると、髄核内の水分量が減少し、椎間板内部の圧力が低下します。その結果、神経への物理的な圧迫が軽減され、痛みが和らぐという仕組みです。有効率は70~80%程度と報告され、手術を回避できる可能性のある選択肢として期待されていました。7
C. 手術療法:最終手段としての決断
手術は、決して最初の選択肢ではありません。しかし、特定の状況下においては、失われた生活の質(QOL)を回復させるための最も有効かつ合理的な手段となります。
手術が推奨されるのはどんな時か?
日本整形外科学会の診療ガイドラインでは、以下のような場合に手術が強く推奨されます。1
- 馬尾症候群(排尿障害など)が見られる場合(緊急手術の絶対的適応)
- 明らかな筋力低下が進行し、回復が見込めないと判断される場合
- 薬物療法やブロック注射などの十分な保存療法を3ヶ月程度行っても、耐え難い痛みが続き、学業、仕事、日常生活に深刻な支障が出ている場合
手術を単に「恐れる」のではなく、「必要な時に選ぶべき有効な選択肢」として正しく理解することが、後悔のない治療選択につながります。
主な手術方法:内視鏡下手術から顕微鏡下手術まで
現在の手術は、患者さんの体への負担を最小限に抑える「低侵襲(ていしんしゅう)手術」が主流となっています。かつてのように「背中を大きく切る」というイメージは、もはや過去のものです。
- 内視鏡下ヘルニア摘出術(MED/FESS):1~2cm程度の小さな皮膚切開から内視鏡(カメラ)を挿入し、モニターで拡大された鮮明な映像を見ながらヘルニアを摘出します。筋肉への損傷が最小限で済むため、術後の回復が早く、早期の社会復帰が可能です。
- 顕微鏡下ヘルニア摘出術(MD):手術用の顕微鏡を用いて術野を明るく拡大し、より安全かつ正確に神経の圧迫を取り除く方法です。これも広く行われている標準的な手術法です。
これらの低侵襲手術は、東京大学医学部附属病院8のような先進的な医療機関で日常的に行われており、確立された安全な治療法です。
第4章:患者さんの声:激痛を乗り越えて手術を決意した体験談
科学的なデータや治療法の解説だけでは伝わらない、患者さん自身の生きた経験を知ることは、同じ病気と闘う人々にとって大きな励みとなります。ある患者さんは、その壮絶な体験をブログにこう記録しています。9
「朝、靴下を履くことすら一苦労。くしゃみ一つで腰に激痛が走り、その場でうずくまるしかない。仕事の重要な出張もキャンセルせざるを得ず、社会から取り残されたような絶望感に襲われた。」
この方は、数ヶ月にわたる保存療法やブロック注射を試みましたが、痛みは一向に改善しませんでした。手術への恐怖はありましたが、「このまま痛みを抱えて不自由な生活を送るよりは」と、最終的に内視鏡下での手術を決意します。術後、長年自身を苦しめてきた足のしびれが嘘のように消えた時の感動は、筆舌に尽くしがたいものだったと綴られています。このような体験談は、手術が決して「治療の終わり」ではなく、痛みのない新しい生活への「始まり」となり得ることを力強く示しています。10
第5章:再発を防ぎ、腰と長く付き合うために
治療によって症状が改善しても、それで終わりではありません。椎間板ヘルニアは、生活習慣と密接に関連しており、再発の可能性がある病気です。長期的な視点で腰をいたわり、再発を予防するためのセルフケアを身につけることが極めて重要です。
- 正しい姿勢を意識する:長時間同じ姿勢でいることを避け、デスクワークの合間には定期的に立ち上がってストレッチをするなど、意識的に体を動かしましょう。
- 適度な運動を続ける:ウォーキングや水泳など、腰に過度な負担をかけない有酸素運動は、血行を改善し、筋力を維持するのに役立ちます。
- 体幹(コアマッスル)を鍛える:腹筋や背筋といった体幹の筋肉は、背骨を支える「天然のコルセット」の役割を果たします。専門家の指導のもと、安全な体幹トレーニングを継続的に行いましょう。
- 体重管理:過体重や肥満は、腰椎への物理的な負担を直接的に増大させます。バランスの取れた食事を心がけ、適正体重を維持することが、腰の健康を守る上で非常に大切です。
結論:あなたに最適な治療法を見つけるための3つのステップ
腰椎椎間板ヘルニアとの闘いは、孤独で先の見えないトンネルのように感じられるかもしれません。しかし、本記事で解説したように、科学的根拠に基づいた信頼できる道筋は確かに存在します。ご自身の状態に最適な治療法を見つけるために、以下の3つのステップを踏むことを強くお勧めします。
- 正確な診断と現状の理解:まずは整形外科の専門医による正確な診断を受け、ご自身のヘルニアがどのタイプで、どの程度の状態なのかを客観的に把握することが全ての始まりです。特に、見逃してはならない危険なサイン(レッドフラッグ)がないかを確認することが最優先事項です。
- 全ての選択肢についての対話:本記事で紹介した保存療法、そして手術療法といった現在の選択肢について、それぞれの利点、欠点、成功率、回復にかかる期間などを医師とオープンに話し合ってください。あなたの生活様式、仕事の状況、そして何を最も大切にしたいかという価値観を伝えることが、納得のいく共同での意思決定(Shared Decision Making)につながります。
- 治療への主体的参加と再発予防:どの治療法を選んだとしても、あなた自身がリハビリテーションや生活習慣の改善に主体的に取り組むことが、回復と再発予防の最も重要な鍵となります。医師や理学療法士はあなたの伴走者です。専門家と協力し、共にゴールを目指しましょう。
痛みは必ず乗り越えられます。正しい知識を武器に、専門家と手を取り合って、あなたらしい、痛みのない健やかな日々を取り戻してください。
よくある質問
どのくらいで良くなりますか?
個人差が非常に大きいですが、多くの場合、数週間から数ヶ月で症状は軽快に向かいます。1 ただし、排尿障害や進行する麻痺などの「赤信号」がある場合は、時間を待たずに速やかに専門医を受診してください。
ブロック注射は根本治療になりますか?
ブロック注射の主な目的は、強い痛みを短期的に軽減することであり、ヘルニア自体をなくす根本治療ではありません。しかし、痛みの悪循環を断ち切ることで、リハビリテーションなどにスムーズに取り組めるようにするための「橋渡し」として非常に有用な治療法です。3
ヘルニコアはもう受けられませんか?
はい、2025年4月から製造元による出荷が一時停止されており、多くの医療機関で新規の治療は休止中です。現時点で供給再開の時期は未定です。2 治療を検討される際は、必ず医療機関に最新の状況をご確認ください。
手術が必要になる目安は?
手術が検討される主な目安は、①排尿・排便障害、会陰部の感覚低下、進行性の筋力低下といった「赤信号」が出現した場合、②薬やブロック注射などの保存療法を3ヶ月以上続けても耐え難い痛みが改善せず、日常生活に大きな支障をきたしている場合です。1
手術のリスクはどのくらいありますか?
現代の低侵襲手術は安全性が高いですが、リスクはゼロではありません。代表的な合併症には、神経を包む膜(硬膜)の損傷、感染、血栓症、再手術の可能性などがあります。これらの発生率は、手術の方法や患者さんの状態、医療機関によって幅があり、一概に「1%未満」と断定することはできません。4 手術前には、担当医から具体的なリスクについて十分な説明を受けることが重要です。
ヘルニアが自然に“吸収”されるというのは本当ですか?
はい、本当です。飛び出した髄核(ヘルニア塊)が、体の免疫細胞(マクロファージ)の働きによって異物として認識され、分解・吸収されて小さくなる現象は、多くの研究で報告されています。1 これが自然治癒の主なメカニズムですが、必ずしもすべての人に、同じように起こるわけではありません。
理学療法で悪化することはありませんか?
理学療法士などの専門家の指導のもとで、症状に合わせて段階的に行う限り、悪化するリスクは低いです。しかし、自己判断で痛みを我慢して強いストレッチやトレーニングを行うと、特に急性期には症状を悪化させる可能性があります。必ず専門家と相談しながら進めてください。1
研究者向け:治療法の推奨の確からしさは?
2025年の系統的レビューでは、複数のガイドラインを横断的に分析した結果、治療法によってエビデンスの確からしさにばらつきがあることが示されています。その中で、手術療法と硬膜外ステロイド注射は、他の非侵襲的治療法と比較して、推奨の根拠となるエビデンスの信頼性が相対的に高いと整理されています。3
免責事項
本記事は、医学的知識と情報の提供のみを目的としており、専門的な診断や治療に代わるものではありません。ご自身の健康状態や治療に関する決定を下す前には、必ず資格を有する医療専門家にご相談ください。
参考文献
- 日本整形外科学会, 日本脊椎脊髄病学会. 『腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021(改訂第3版)』. Mindsガイドラインライブラリ. 2021. [参照 2025-10-08]. https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00645/↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎ ↩︎
- 科研製薬株式会社. 腰椎椎間板ヘルニア治療剤「ヘルニコア®️椎間板注用1.25単位」の供給に関するお知らせ(医療関係者向け). 2025-04-21. [参照 2025-10-08]. https://www.kaken.co.jp/medical/information/di_hernicore_20250421.pdf↩︎ ↩︎
- Al-Ani M, Torka P, Al-Ani A, et al. A Systematic Review of Treatment Guidelines for Lumbar Disc Herniation. Neurospine. 2025;22(2):389-402. doi: 10.14245/ns.2550398.199. PMID: 40625005. [参照 2025-10-08]. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40625005/↩︎
- Kumar K, Doss C, Kumar Singh V, et al. Management of Lumbar Disc Herniation: A Systematic Review. Cureus. 2023;15(11):e47908. doi: 10.7759/cureus.47908. PMID: 38034203. [参照 2025-10-08]. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10683841/↩︎
- (旧参照:Fuelcells)[注:この参照は、より信頼性の高い一次情報源(ガイドライン等)を優先するため、本文での直接引用から除外されました。]↩︎
- 北里大学北里研究所病院. 【重要なお知らせ】腰椎椎間板ヘルニア治療薬(ヘルニコア)の出荷停止について. [参照 2025-10-08]. https://www.kitasato-u.ac.jp/k-hp/news/202504/20250421-01.html↩︎
- (旧参照:東京ベイ・浦安市川医療センター, 岩井整形外科病院)[注:ヘルニコア供給停止のため、これらのリンクは現在休止中の情報源となり、一次情報(科研製薬等)に置き換えられました。]↩︎
- The University of Tokyo Hospital. Orthopaedic Surgery and Spinal Surgery. [参照 2025-10-08]. https://www.h.u-tokyo.ac.jp/english/centers-services/clinical-divisions/orthopaedic-surgery-and-spinal-surgery/index.html↩︎
- 腰椎椎間板ヘルニア 手術体験記. Ameblo [ブログ]. 2018. [参照 2025-10-08]. https://ameblo.jp/tomomi9098/entry-12418334227.html↩︎
- 徳田志保. 腰椎椎間板ヘルニア闘病日記. Shiho Tokuda’s Blog. [ブログ]. [参照 2025-10-08]. https://blog.shihotokuda.com/archives/317↩︎
更新履歴
最終更新:2025年10月08日(Asia/Tokyo) ― 詳細を表示
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日付:2025年10月08日(Asia/Tokyo)編集者:JHO編集部変更種別:P0(最重要の事実訂正)対象範囲:H3「ヘルニコア」、FAQ、要点変更内容(要約):注射薬ヘルニコア(コンドリアーゼ)の供給が2025年4月以降、一時停止されている事実を明記し、現在受療できない旨を更新しました。根拠:科研製薬および大学病院の公式発表監査ID:JHO-REV+2025-10-08-483
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日付:2025年10月08日(Asia/Tokyo)編集者:JHO編集部変更種別:P1(表現修正/根拠補強)対象範囲:H3「手術のリスク」、FAQ変更内容(要約):「重篤な合併症は1%未満」という断定的な表現を撤回し、リスクには幅があることを示す記述に修正しました。根拠:査読付き系統的レビュー(Cureus 2023)監査ID:JHO-REV+2025-10-08-484

