片側だけの喉の痛みは、風邪や後鼻漏といった一般的なものから、扁桃周囲膿瘍や喉頭蓋炎など緊急性の高い病気まで、その原因は多岐にわたります。特に「口が開きにくい」「よだれが垂れる」「呼吸が苦しい」「高熱が続く」といった症状は危険なサイン(赤旗)です。この記事では、受診の目安と原因別の対処法を、国内外の信頼できる情報源に基づいて詳しく解説します。
本記事は、厚生労働省や関連学会のガイドライン、査読付き学術論文といった信頼性の高い情報源に基づき、JHO編集部がAIを活用して編集・検証しました。外部の医師・専門家の関与はありません。記述内容は日本の診療文脈に合わせて調整し、事実の記述直後に出典を明記しています。最新情報は本文および参考文献をご確認ください。
この記事の要点
なぜ喉の片側だけが痛むのでしょうか?
通常、風邪などで喉が痛む際は、ウイルスが喉の粘膜全体に広がるため、両側性に痛みを感じることが多いです。しかし、痛みが片側に集中している場合、それは炎症や刺激が局所的、つまり喉の特定の一部分に強く起きていることを示唆しています。5 例えば、片方の扁桃腺に細菌が集中的に感染したり、喉の片側だけに物理的な刺激が加わったりする場合です。この「片側性」という特徴は、原因を特定し、適切な治療法を選択する上で非常に重要な手がかりとなります。
一般的だが注意も必要:ウイルス・細菌感染による片側の喉の痛み
片側の喉の痛みの最も一般的な原因は、ウイルスや細菌による感染症です。これらは軽視されがちですが、中には重症化するリスクを伴うものもあるため、症状を正しく見極めることが大切です。
急性咽頭炎・扁桃炎(ウイルス性・細菌性)
急性咽頭炎や扁桃炎は、喉の痛み、特に嚥下時(飲み込む時)の痛みを引き起こす最もありふれた原因です。原因の多くはウイルス性ですが、一部は細菌性であり、両者では治療法が異なります。6 炎症が片方の扁桃腺やその周辺に強く生じることで、片側性の痛みとして感じられることがあります。例えば、扁桃の表面にある「陰窩(いんか)」と呼ばれる小さなくぼみに細菌が集中し、片側だけが強く腫れるケースです。
ウイルス性と細菌性を見分けるには、伴う症状が参考になります。一般的に、咳や鼻水、声がれなどを伴う場合はウイルス性の可能性が高く、対症療法が中心です。一方で、38℃以上の高熱や首のリンパ節の強い腫れがあり、咳があまり見られない場合は細菌性、特にA群レンサ球菌(溶連菌)が疑われます。7
【日本における注意喚起】A群レンサ球菌(溶連菌)感染症
細菌性扁桃炎の中で最も注意すべきものの一つが、A群レンサ球菌(通称:溶連菌)です。この菌は、放置するとリウマチ熱(心臓弁膜症の原因)や急性糸球体腎炎といった深刻な合併症を引き起こす可能性があります。7 近年、日本国内ではこの菌への警戒が強まっています。厚生労働省によると、2023年以降、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が過去最多レベルで推移しています。3 さらに、より重篤な病態である劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の報告数も2024年は過去最多を上回る水準となっており、喉の痛みがその初期症状となる可能性も指摘されています。8
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は多彩な症状を呈することが知られており、喉の痛みもその一つです。一部の症例で痛みが片側に偏ることも報告されていますが、片側性であることがCOVID-19に特異的な症状であるという高品質な科学的根拠はまだ限定的です。9 発熱や咳、倦怠感など他の症状と合わせて総合的に判断することが重要です。
伝染性単核球症(EBウイルス)
伝染性単核球症は、主にエプスタイン・バー(EB)ウイルスによって引き起こされる感染症で、特に思春期や若年成人に多く見られます。10 主な症状は、扁桃に付着する白い苔のようなもの(偽膜・白苔)、高熱、そして著しい倦怠感です。扁桃の腫れが左右非対称に起こることがあり、片側性の激しい痛みとして現れることも少なくありません。また、首のリンパ節、特に後頸部のリンパ節の腫れや、合併症として脾臓の腫大(脾腫)に注意が必要な疾患です。
炎症の波及と膿の形成:緊急性の高い原因
感染が扁桃の内部に留まらず、周囲の組織にまで及ぶと、膿の塊(膿瘍)を形成することがあります。これは気道を圧迫する危険があり、緊急治療が必要な状態です。
扁桃周囲膿瘍(Peritonsillar Abscess)
扁桃炎が悪化し、炎症が扁桃を覆う膜を越えて周囲の組織に広がり、そこに膿が溜まった状態が扁桃周囲膿瘍です。11 これは片側性の激しい喉の痛みを訴える場合に最も警戒すべき疾患の一つです。症状は急速に悪化し、以下のような典型的なサインが見られます。
- 唾も飲み込めないほどの激しい片側の痛み
 - 口が開きにくくなる(開口障害)
 - 声がこもり、まるで熱いジャガイモを口に含んだような不明瞭な声になる(専門的には”hot potato voice”と呼ばれます)11
 - 痛みのために、よだれが口から垂れてしまう
 
これらの症状は気道を塞ぎ、呼吸困難に至る危険性があるため、直ちに専門医(耳鼻咽喉科)の診察が必要です。治療には、抗菌薬の投与に加え、穿刺(針を刺して膿を吸い出す)や切開による排膿が不可欠です。12
鼻や歯からの影響:喉以外の原因
片側の喉の痛みは、必ずしも喉自体に原因があるとは限りません。鼻や歯で起きた問題が、関連痛として喉に現れることもあります。
後鼻漏(Post-nasal Drip)
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)があると、粘り気の強い鼻水が作られます。この鼻水が喉の奥へ流れ落ちる「後鼻漏」という状態になり、片側の咽頭後壁を慢性的に刺激することで、痛みやイガイガ感を生じさせることがあります。13 特に、就寝中に鼻水が流れ落ちることで、朝起きた時に片側の喉の痛みを感じる場合は、後鼻漏が原因である可能性が考えられます。
歯性感染症(歯根膿瘍・親知らず)
虫歯が進行して歯の根の先に膿が溜まる「歯根膿瘍」や、不完全に生えた親知らずの周囲で炎症が起きる「智歯周囲炎」など、奥歯の感染が原因で、同側の喉に痛みが放散することがあります。14 これは、歯や顎の神経と喉の神経が近接しているために起こる「関連痛」の一種です。特に、耳の下や顎の下の痛みも伴う場合は、歯が原因である可能性も考慮に入れる必要があります。
特殊な原因:神経痛、腫瘍、物理的圧迫
頻度は低いものの、見逃してはならない特殊な原因も存在します。
舌咽神経痛
舌咽神経は、舌の奥や喉の感覚を支配する脳神経の一つです。この神経が何らかの原因(主に血管による圧迫)で刺激されると、嚥下(飲み込む動作)、会話、あくびといった特定の動作によって誘発される、電撃が走るような鋭く短い痛みが喉の片側に生じます。15 痛みは非常に強いですが、持続時間は数秒から数分と短いのが特徴です。
口内炎(アフタ性口内炎)
通常は頬の内側や唇にできるアフタ性口内炎ですが、稀に扁桃やその周辺の粘膜など、喉の奥の片側に発生することがあります。この場合、口内炎の中心部が白く、周囲が赤いという典型的な見た目を呈し、局所的な強い痛みの原因となります。
稀な原因:喉頭がん・咽頭がん、イーグル症候群
頻度は非常に低いですが、生命に関わるため絶対に見逃してはならないのが、喉頭がんや咽頭がんといった悪性腫瘍です。4 持続する片側性の痛みや異物感、声がれ、血痰、首のしこりなどが警戒すべきサインです。これらの症状は初期には軽微なことが多いため、2週間以上症状が改善しない場合は専門医による診察が不可欠です。
また、非常に稀な原因として「イーグル症候群(Eagle’s syndrome)」があります。これは、側頭骨から伸びる「茎状突起」という骨が異常に長くなる(一般的に3cm以上が目安)ことで、周囲の神経や血管を圧迫し、飲み込む時や首を回した時に片側の喉や首に痛みを生じさせる病態です。16 診断にはCT検査が最も有用とされています。
【重要】病院へ行くべき危険なサイン(Red Flag Checklist)
片側の喉の痛みで最も重要なのは、危険な病気のサインを見逃さないことです。以下のチェックリストは、国際的な医療情報源2,7,11で「Red Flag(危険信号)」とされる症状を基に、日本の読者のためにJHO編集部が作成したものです。一つでも当てはまる場合は、自己判断せず、速やかに医療機関を受診してください。
| 症状 (Symptom) | 危険度 | 考えられる病態 (Possible Condition) | 取るべき行動 (Action) | 
|---|---|---|---|
| 呼吸が苦しい、息を吸う時に異音がする(吸気性喘鳴) | ★★★★★ (緊急) | 扁桃周囲膿瘍、急性喉頭蓋炎、気道閉塞 | 救急要請(119番) | 
| 口がほとんど開かない(開口障害) | ★★★★★ (緊急) | 扁桃周囲膿瘍 | 耳鼻科へ至急受診 | 
| 唾も飲み込めないほどの激しい痛み、よだれが垂れる | ★★★★☆ (準緊急) | 扁桃周囲膿瘍、重度の扁桃炎、急性喉頭蓋炎 | 耳鼻科へ至急受診 | 
| 38.5℃以上の高熱が3日以上続く | ★★★☆☆ (要注意) | 重度の細菌感染、扁桃周囲膿瘍、伝染性単核球症 | 翌日までに受診 | 
| 首の片側が明らかに腫れている、しこりがある | ★★★☆☆ (要注意) | 扁桃周囲膿瘍、リンパ節炎、悪性腫瘍 | 翌日までに受診 | 
| 痛みが2週間以上、改善せずに続く | ★★☆☆☆ (要相談) | 慢性炎症、悪性腫瘍など | 翌日までに受診 | 
喉の痛みが続く場合や、上記の危険なサインに一つでも当てはまる場合は、自己判断せずに専門医のいる医療機関を受診しましょう。
診断と治療:医療機関では何が行われるのか?
医療機関を受診すると、医師はまず問診と視診で喉の状態を詳しく確認します。症状が喉に特化している場合は耳鼻咽喉科が専門ですが、近隣にない場合や全身症状が強い場合は内科でも対応可能です。17
- 診断: 視診に加え、A群レンサ球菌を迅速に検出する検査(迅速抗原検出検査)や、原因菌を特定するための細菌培養検査が行われることがあります。7 必要に応じて、喉頭内視鏡(ファイバースコープ)で喉の奥を直接観察したり、扁桃周囲膿瘍や腫瘍が疑われる場合にはCT検査が行われたりします。
 - 治療(抗菌薬): 細菌感染が原因と判断された場合、抗菌薬(抗生物質)が処方されます。厚生労働省の「抗微生物薬適正使用の手引き」では、A群レンサ球菌に対してはアモキシシリンといったペニシリン系の抗菌薬が第一選択薬として推奨されています。18 ウイルス感染には抗菌薬は効果がなく、対症療法が中心となります。
 - 治療(その他): 扁桃周囲膿瘍の場合は、抗菌薬の点滴投与に加えて、針で膿を吸引する「穿刺」や、メスで小さく切って膿を出す「切開排膿」が不可欠です。12 また、痛みが非常に強い場合には、炎症を抑える目的でステロイドの単回投与が有効である可能性が複数の研究で示唆されています。19
 
よくある質問 (FAQ)
危険なサイン(赤旗)の中で最も優先すべきものは何ですか?
最も優先すべきは、「呼吸困難・吸気性喘鳴(息を吸う時のゼーゼー音)・よだれが垂れる」の3つです。これらは気道が塞がりかけている可能性を示す非常に危険なサインであり、直ちに救急要請(119番)または救急外来の受診が必要です。
熱がなくても病院に行くべきですか?
はい、行くべき場合があります。熱がなくても、「唾を飲み込むのが困難なほどの強い痛み」「口が開きにくい」「痛みが2週間以上続く」といった症状があれば、扁桃周囲膿瘍の初期段階や、悪性腫瘍、神経痛など、発熱を伴わない病気の可能性があるため、耳鼻咽喉科を受診してください。
溶連菌は最近流行していますか?
はい、流行しています。厚生労働省の発表によると、2023年以降、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は全国的に増加しており、さらに重症型の劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)も2024年は過去最多を更新するペースで報告されています。8 喉の痛みを軽視しないことが重要です。
扁桃周囲膿瘍を自分で見分ける方法はありますか?
自己判断は危険ですが、「激しい片側の痛み」「口がほとんど開かない」「声がこもる」という3つの症状が典型的なサインです。11 これらの症状が揃っている場合は、扁桃周囲膿瘍の可能性が非常に高いため、夜間や休日でもためらわずに救急外来を受診してください。
後鼻漏が原因の場合、どうすれば改善しますか?
後鼻漏による喉の痛みを改善するには、原因となっているアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の治療が最も重要です。耳鼻咽喉科で適切な治療を受けることに加え、室内の加湿、鼻うがい、就寝時に上半身を少し高くして寝るなどのセルフケアが有効です。
ステロイド治療は安全ですか?
医師の管理下で行われる単回投与は、一般的に安全と考えられています。複数の研究をまとめたメタ解析によると、急性咽頭炎の成人患者に対するステロイドの単回投与は、痛みを早く和らげる効果が期待できます。19 ただし、これは抗菌薬の代わりになるものではなく、あくまで対症療法の一つです。
【臨床教育向け】扁桃周囲膿瘍(PTA)の診断と治療の要点は?
診断は臨床所見が基本です。片側性の激しい咽頭痛、口蓋垂の対側への偏位、開口障害、 muffled voice(こもった声)が4徴です。診断に迷う場合や深部への波及を疑う場合は、造影CTが有用です。治療の第一選択は、穿刺排膿または切開排膿です。排膿後は、嫌気性菌もカバーする抗菌薬(例:ペニシリン系+メトロニダゾール、またはスルバクタム/アンピシリン)を投与します。12
結論
片側の喉の痛みは、ありふれた症状の裏に、見過ごしてはならない重要なサインが隠れていることがあります。多くは一般的な感染症によるものですが、扁桃周囲膿瘍のように迅速な対応が必要な病気や、稀ではあるものの悪性腫瘍の可能性もゼロではありません。大切なのは、安易な自己判断を避け、症状を注意深く観察することです。特に、この記事で提示した「危険なサインのチェックリスト」に一つでも該当する症状があれば、それは体からの緊急メッセージです。ためらわずに専門の医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが、ご自身の健康を守る上で極めて重要です。
免責事項:この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的アドバイス、診断、治療に代わるものではありません。健康上の問題や症状がある場合は、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。
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更新履歴(Living Review)
最終更新:2025年10月08日(Asia/Tokyo) ― 詳細を表示
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        2025年10月08日(Asia/Tokyo)|編集者:JHO編集部|変更種別:事実訂正/出典格上げ (P0/P1)
対象:COVID-19に関する記述、危険サイン表、イーグル症候群・舌咽神経痛・がんの出典、受診動線の表現。
要約:COVID-19の片側性咽頭痛に関する表現を、高品質な根拠が限定的であることから、より一般的な症状の一つとして安全な記述に修正しました。危険サイン表の誤記を訂正し、救急要請・至急受診・翌日までの受診といった具体的なアクションを明確化しました。イーグル症候群、舌咽神経痛、がんに関する参照文献を、より信頼性の高い公的機関や査読付き論文(StatPearls, 国立がん研究センター等)に格上げしました。
理由:EVIDENCE-LOCK++(根拠の厳格化)、Japan-fit(日本の実情への適合)、読者の安全性向上。
 

