要点まとめ
- 1歳未満はNG:米国小児科学会(AAP)および日本の厚生労働省は、1歳未満の乳児にオレンジジュースを含むいかなるフルーツジュースも与える必要はない、と明確に示しています12。栄養摂取の阻害や虫歯のリスクが利点を上回るためです。
- 1歳以降も慎重に:1歳を過ぎて与える場合でも、100%果汁のものを1日最大120ml(約4オンス)までとし、哺乳瓶ではなくコップを使用することが強く推奨されます1。これは推奨量ではなく、あくまで上限量です。
- 最良は「果物そのもの」:ジュースに加工する過程で失われる食物繊維を豊富に含み、咀嚼(そしゃく)の発達を促すため、ジュースよりも果物そのものを与えることが一貫して推奨されています。
- 情報の吟味が重要:インターネット上には古い情報や、最新の科学的根拠とは異なる慣習に基づいた情報も散見されます34。信頼できる専門機関の最新の推奨を確認することが不可欠です。
オレンジ(ジュース)の基礎知識
オレンジジュースについて考える前に、まずオレンジそのものの栄養価と、市場に出回っているジュースの種類について正しく理解しておくことが重要です。
オレンジの栄養価と乳幼児への潜在的メリット
オレンジには、ビタミンC、カリウム、葉酸といった乳幼児の成長に有益な栄養素が含まれています5。特にビタミンCは、免疫機能の維持や鉄分の吸収を助ける働きがあります6。また、フラボノイドやカロテノイドなどの抗酸化物質も含有し、これらは細胞を酸化ストレスから守るのに役立つ可能性があります7。しかし、これらの栄養的メリットは、主に「果物そのもの」を摂取した場合に最大限に得られることを強調しておく必要があります。ジュースに加工する過程で、特に健康に重要な食物繊維などの成分が失われてしまうことが多いのです8。
オレンジジュースの種類と注意点
市場には多様なオレンジ飲料が存在します。100%ストレートジュース、濃縮還元ジュース、果粒入りジュース、そして糖類や人工甘味料が添加されたオレンジ風味飲料などです。乳幼児に与えることを検討する場合、選択肢は「100%果汁」のみです1。甘味料、着色料、香料などが添加された飲料は、過剰な糖分摂取や不必要な化学物質への曝露につながるため、完全に避けるべきです。
さらに、低温殺菌(パストリゼーション)の有無は極めて重要です。特に免疫系が未発達な乳幼児には、低温殺菌されたジュースを選ぶことが不可欠です。非低温殺菌ジュースは、大腸菌やサルモネラ菌などの有害な細菌に汚染されているリスクがあり、重篤な健康被害を引き起こす可能性があります9。
【最重要】赤ちゃんはいつからオレンジジュースを飲める?世界の基準と日本の状況
この問題に関する最も信頼できる答えは、世界的な医療専門機関の指針にあります。ここでは、米国小児科学会(AAP)の厳格な推奨と、日本の現状を比較しながら詳しく解説します。
米国小児科学会(AAP)の厳格な推奨:1歳未満の乳児にはジュースを与えない
米国小児科学会(AAP)は、2017年に発表した最新のガイドラインで、乳幼児のフルーツジュース摂取に関する推奨を大幅に更新しました1。この勧告は、世界中の小児医療の基準に大きな影響を与えています。
推奨内容の核心
- 1歳未満の乳児:100%フルーツジュースであっても、原則として与えるべきではない。
- 1歳~3歳の幼児:1日の摂取量は最大4オンス(約120ml)に制限する。
- 4歳~6歳の小児:1日の摂取量は最大4~6オンス(約120ml~180ml)に制限する。
- 7歳~18歳の小児および青少年:1日の摂取量は最大8オンス(約240ml)に制限する。
なぜ1歳未満はダメなのか?科学的根拠に基づく理由
AAPがこれほど明確に「1歳未満禁止」を打ち出した背景には、複数の科学的根拠があります。
- 母乳や育児用ミルクからの重要栄養素摂取の阻害リスク:生後1年間の乳児にとって、母乳または育児用ミルクは、成長と発達に必要なタンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルを供給する唯一無二の栄養源です10。ジュースはカロリーを含むものの、これらの重要な栄養素のバランスが悪く、ジュースを摂取することでお腹が満たされ、最も重要な母乳やミルクの摂取量が減少してしまう可能性があります11。
- 未熟な消化器官への負担:乳児の消化器官はまだ発達途上であり、ジュースに含まれる糖分(特に果糖)や酸を適切に処理できない場合があります12。これが下痢、腹痛、鼓腸(お腹の張り)などの消化器症状を引き起こす原因となり得ます。
- 糖分の過剰摂取リスクと将来の健康への影響:
- 虫歯:ジュースに含まれる糖分は、口腔内の細菌によって酸に変えられ、歯のエナメル質を侵食し、虫歯のリスクを著しく高めます13。特に哺乳瓶やストローマグで少量ずつ長時間かけて飲む習慣(だらだら飲み)は、歯が常に糖と酸にさらされるため非常に危険です14。
- 肥満・生活習慣病:幼少期からの過剰な糖分摂取は、将来的な肥満や2型糖尿病、心血管疾患のリスク増加と関連しています15。100%フルーツジュースも例外ではなく、2024年に医学雑誌JAMA Pediatricsに発表されたシステマティックレビューとメタ分析では、100%フルーツジュースの摂取が、特に低年齢の小児において体重増加と関連する可能性が示唆されています16。
- 食物繊維の不足:果物そのものに含まれる食物繊維は、便通の改善や血糖値の急激な上昇抑制など、健康維持に重要な役割を果たします8。しかし、ジュースに加工する過程でその大部分が失われてしまいます17。
過去の推奨との比較(なぜ厳しくなったのか)
AAPは2001年のポリシーでは生後6ヶ月未満の乳児にジュースを与えないよう推奨していましたが、2017年の改訂で「1歳未満」へと対象年齢を引き上げました18。これは、過去の研究を積み重ねた結果、1歳未満のジュース摂取に栄養学的な利点はなく、むしろ潜在的なリスクが利点を上回るという科学的エビデンスが確立されたことを反映しています。
世界保健機関(WHO)の見解
世界保健機関(WHO)は、乳幼児の補完食(離乳食)に関する指針の中で、生後6ヶ月までは母乳のみ(または育児用ミルク)で育て、その後、栄養価の高い適切な補燃食を開始することを推奨しています19。WHOはまた、遊離糖類(食品加工時に添加される糖類や、蜂蜜、シロップ、フルーツジュースに含まれる糖類など)の摂取量を総エネルギー摂取量の10%未満、理想的には5%未満に抑えることの重要性を強調しており20、これはフルーツジュースの過剰摂取が糖分過多につながるリスクと一致します。
日本の状況:厚生労働省および専門家の見解
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年3月改定)」における果汁の位置づけ
日本の厚生労働省が発行する「授乳・離乳の支援ガイド」には、「離乳の時期にジュースや果汁を与える必要はありません。」と明確に記載されています(p.40)2。これは、母乳やミルクの摂取量が減ってしまうことや、栄養バランスの観点からの指摘です。同ガイドでは、「甘味の強い果物は、与えすぎに注意しましょう」とも述べられており、果物そのものであっても量には配慮が必要であることが示唆されています。
日本小児科学会の公式見解
日本小児科学会として、フルーツジュースに関する独自の包括的なガイドラインは公表されていません(2025年6月現在)21。しかし、多くの日本の小児科医は、AAPなどの国際的な権威ある機関の推奨や、厚生労働省の指針に沿った指導を行う傾向にあります22。
日本の管理栄養士・小児科医の一般的な指導内容と注意点
多くの専門家は、AAPや厚生労働省の指針に基づき、1歳未満の乳児へのジュース提供は推奨せず、果物そのものを適切な形態で与えることを勧めています。しかし、一部の育児情報サイトや古い情報源では、生後5~6ヶ月頃からの果汁開始を容認するような記述も見られることがあるため、注意が必要です34。これらは最新の科学的根拠や国際的推奨とは異なる場合があることを認識し、情報の信頼性を吟味することが重要です。かつては離乳準備として果汁を与える習慣もありましたが23、現在ではその考え方は否定されています。
JAPANESEHEALTH.ORGの立場: 私たちは最新の科学的エビデンスと国際的な専門機関の推奨に基づき、1歳未満の乳児へのオレンジジュース(その他全てのフルーツジュースを含む)の提供は推奨しません。
1歳を過ぎたらどうする?オレンジジュースの賢い与え方と注意点
1歳を過ぎ、離乳食も進み、多様な食品を摂取できるようになると、100%フルーツジュースを「適量」であれば食事の一部として取り入れることは可能になります。しかし、依然として積極的な推奨はなく、与える場合には細心の注意が必要です。
年齢別の適切な摂取量上限
AAPが推奨する1日の最大摂取量は以下の通りです124。これらはあくまで「上限」であり、「推奨量」ではないことを再度強調します。毎日必ず与える必要はなく、むしろ果物そのものを優先すべきです。
- 1歳~3歳:最大4オンス(約120ml)
- 4歳~6歳:最大4~6オンス(約120ml~180ml)
- 7歳~18歳:最大8オンス(約240ml)
与える際の具体的注意点
- 100%果汁を選ぶ:必ず「果汁100%」と表示されたものを選び、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、人工甘味料などが添加されていないことを確認します。
- コップで与える:哺乳瓶やストロー付きのマグカップ(sippy cup)で与えると、少量ずつ長時間かけて飲む「だらだら飲み」になりやすく、虫歯のリスクを著しく高めます25。また、過剰摂取にもつながりやすいです。必ずコップに移して与え、飲んだらすぐに片付けましょう。
- 就寝前は避ける:就寝中は唾液の分泌量が減少し、自浄作用が低下するため、口腔内が酸性に傾きやすく虫歯のリスクが高まります。就寝前に糖分の多いジュースを与えるのは絶対に避けるべきです26。
- 他の食事とのバランスを考慮する:ジュースでお腹がいっぱいになり、栄養価の高い他の食品(主食、主菜、副菜)の摂取量が減らないように注意します。ジュースは食事の補助的なものと位置づけましょう。
- 酸味が強い場合は薄めることも考慮:オレンジの酸味が強すぎる場合、少量のお湯や水で薄めることを検討してもよいでしょう。ただし、薄めても糖分の総量が変わるわけではない点に留意が必要です。
虫歯リスクを最小限にするために
- 飲んだ後はケアを:ジュースを飲んだ後は、水で口をすすぐか、可能であれば歯磨きをしましょう27。
- だらだら飲みをさせない:上記の通り、時間をかけて飲むことは虫歯の最大のリスク因子の一つです。
- 定期的な歯科検診:乳歯の虫歯予防と早期発見のために、定期的に小児歯科医の診察を受けることが重要です。日本小児歯科学会なども、早期からの歯科受診を推奨しています28。
アレルギーについて:オレンジはアレルゲン?
オレンジ(柑橘類)は、食物アレルギーの原因となることがあります29。症状としては、口の周りや口腔内の痒み、じんましん、腹痛、下痢、稀にアナフィラキシーショックなどがあります。初めて与える際は、他の新しい食品と同様にごく少量から始め、子どもの体調が良い日に、医療機関を受診できる時間帯に試すのが望ましいです。アレルギーが疑われる症状が出た場合は、すぐに与えるのを中止し、医師に相談してください。なお、オレンジは日本の食品表示法において「特定原材料に準ずるもの」として、表示が推奨されている28品目の一つです30。
健康に関する注意事項
- 本記事で提供する情報は、一般的な医学的知見に基づくものであり、個々の乳幼児の健康状態や発育状況に合わせた医療アドバイスに代わるものではありません。
- お子様の食事や健康に関して少しでも懸念がある場合は、自己判断せず、必ずかかりつけの小児科医、管理栄養士、または小児歯科医にご相談ください。
ジュースよりも「果物そのもの」を推奨する理由
AAPをはじめとする多くの専門機関が、ジュースよりも果物そのものの摂取を一貫して推奨しています1。その主な理由は以下の通りです。
食物繊維の重要性
果物には豊富な食物繊維が含まれており、便通を整え便秘を予防・改善する効果、食後の血糖値の急激な上昇を抑える効果、満腹感を持続させる効果などが期待できます31。しかし、オレンジをジュースにする際、特に搾りかすとして食物繊維の大部分が取り除かれてしまいます。市販の「果粒入り」ジュースであっても、果物そのものと比較すると食物繊維量は大幅に少ないのが実情です。
咀嚼(そしゃく)の発達
固形物をしっかりと噛むことは、顎の骨や筋肉の発達を促し、正しい歯並びや噛み合わせの形成に重要です32。また、咀嚼は唾液の分泌を促し、消化を助けるとともに口腔内の自浄作用を高めます。ジュースは噛む必要がないため、これらの重要な発達機会を奪うことになります。
満足感と過剰摂取の防止
果物そのものを食べる場合、咀嚼に時間がかかり、食物繊維も多いため、ジュースよりも少量で満腹感を得やすくなります。これにより、カロリーや糖分の過剰摂取を防ぐ効果が期待できます。液体であるジュースは短時間で大量に摂取しやすく、気づかないうちに糖分を摂りすぎてしまうリスクが高いのです。
日本の食事バランスガイドにおける果物の位置づけ
厚生労働省と農林水産省が策定した「食事バランスガイド」では、果物は健康的な食生活を構成する重要な要素として位置づけられています33。1日に摂取すべき目安量も示されており(例:幼児期でみかん1個程度)、ジュースではなく、果物そのものとして摂取することが基本とされています。
オレンジ以外の果物・水分補給について
ジュースを避ける代わりに、どのような選択肢があるのでしょうか。乳幼児に適した果物や、健康的な水分補給の方法について解説します。
乳幼児におすすめの果物
オレンジ以外にも、乳幼児に適した果物は多くあります34。月齢や発達段階に合わせて、形状や硬さを調整して与えることが大切です。
- 離乳初期(5~6ヶ月頃):バナナ(すりつぶす)、りんご(すりおろして加熱)、いちご(すりつぶす)など。
- 離乳中期(7~8ヶ月頃):桃(細かく刻む)、梨(細かく刻む)、ぶどう(皮と種を取り除き、4等分などに小さく切る)など。
- 離乳後期以降(9ヶ月頃~):多くの果物を、手づかみ食べしやすい大きさに切って与えられるようになります。
注意点として、種や硬い皮は必ず取り除き、窒息を防ぐために適切な大きさにカットしてください。アレルギーにも注意し、初めての果物は少量から試すことが原則です。
健康的な水分補給の方法
- 1歳未満の乳児:基本的に母乳または育児用ミルクで十分な水分が補給できます。湯冷ましや麦茶(ノンカフェイン)を少量与えることもできますが、食事や母乳・ミルクの妨げにならない範囲で行いましょう。
- 1歳以上の幼児:主な水分補給源は水や麦茶とすべきです35。牛乳もカルシウム源として重要ですが、飲みすぎには注意が必要です(1日400ml程度までが目安)。
- スポーツドリンクやイオン飲料の扱い:これらは糖分や電解質を多く含むため、日常的な水分補給には適していません36。発熱や激しい嘔吐・下痢などで脱水が懸念される場合に、医師の指示のもとで限定的に使用するべきものです。安易に与えると糖分過多や腎臓への負担につながる可能性があります。
よくある質問
Q1: 有機栽培や無添加のオレンジジュースなら1歳未満でも大丈夫ですか?
A1: いいえ、推奨されません。米国小児科学会(AAP)のガイドラインでは、100%フルーツジュースであれば、それが有機栽培(オーガニック)であろうと無添加であろうと、1歳未満の乳児には与えるべきではないとされています37。 「有機」や「無添加」といった表示は、栽培方法や製造過程に関するものであり、乳児の未熟な消化機能や栄養バランス、糖分摂取のリスクといった観点からジュースそのものが1歳未満に適していないという根本的な理由を解決するものではありません。
Q2: 子どもが便秘の時にオレンジジュースを飲ませても良いですか?
A2: まずは医師にご相談ください。AAPは、一部のフルーツジュース(特にプルーンジュースなど)が便秘の管理に役立つ可能性を限定的に認めていますが、これは医師の指導のもとで慎重に行われるべきです38。オレンジジュースが便秘解消に特に効果的であるという強い科学的根拠は確立されていません。自己判断でジュースを便秘薬代わりに与えることは、糖分の過剰摂取や根本的な原因の見逃しにつながる可能性があるため避けるべきです。便秘が続く場合は、食事内容の見直し(食物繊維の豊富な食品の摂取など)や生活習慣の改善とともに、小児科医に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。
Q3: みかんジュースもオレンジジュースと同じ考え方で良いですか?
A3: はい、基本的に同じ考え方です39。みかんジュースも100%果汁であれば、オレンジジュースと同様に、AAPの推奨する年齢別の摂取上限量を守り、1歳未満の乳児には与えない、与える場合はコップを使用するなどの注意点に従う必要があります。みかんもオレンジも柑橘類であり、栄養成分や糖分量に大きな差はありません。ただし、みかんの方が酸味が少ないと感じる場合があるかもしれませんが、糖分が含まれていることに変わりはありません。アレルギーに関しても、オレンジと同様に注意が必要です。
結論
乳幼児へのオレンジジュース提供に関して、最新の科学的根拠は明確です。1歳未満の乳児には与えず、1歳以上の子どもに対しても、ジュースは日常的な飲み物ではなく特別な嗜好品と位置づけ、厳格な量と方法の管理が求められます。最も健康的な選択は、常に「果物そのもの」です。近年、日本でも子どもの肥満や若年からの生活習慣病が懸念されており40、幼少期からの糖分摂取を賢く管理することは、将来の健康への重要な投資となります。この記事で提供された情報を基に、お子様の健康についてさらに個別化されたアドバイスが必要な場合は、信頼できる小児科医または管理栄養士にご相談されることを強くお勧めします。
参考文献
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- (これは一般的な傾向であり、特定の文献を指すものではない。ただし、多くの管理栄養士がAAPや厚労省の指針を尊重していることは、信頼できる育児雑誌や専門家向け資料で確認できる。)
- [小児科医ママが解説] 子どもとジュース。1日にどれくらい飲んでいいの?便秘には効果ある?. note.com. 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://note.com/sayomama_0903/n/ncf3a16441d32.
- Virginia Department of Health. Fruit Juice in Infants, Children, and Adolescents: Current Recommendations (Excerpts). 2017. 以下より入手可能: https://www.vdh.virginia.gov/content/uploads/sites/30/2018/01/AAP_Fruit_Juice_Recommendations_Excerpts_kap_2017.pdf.
- Virginia DOH – AAP Excerpts. “Toddlers should NOT be given juice from bottles or covered cups (“sippy cups”)”. 引用24参照.
- Virginia DOH – AAP Excerpts. “Infants and toddlers should NOT be given juice at bedtime.”. 引用24参照.
- (一般的な歯科衛生指導。日本歯科医師会 [日本歯科医師会] や日本小児歯科学会 [日本小児歯科学会] の情報を参照。)
- (日本小児歯科学会の推奨などを参照。)
- (食物アレルギーに関する信頼できる情報源、例:消費者庁 [消費者庁アレルギー表示]、日本アレルギー学会 [日本アレルギー学会] の情報を参照。)
- 消費者庁. 食物アレルギー表示に関する情報. 引用日: 2025年6月10日. 以下より入手可能: https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_allergy/.
- Anderson JW, Baird P, Davis RH Jr, et al. Health benefits of dietary fiber. Nutr Rev. 2009;67(4):188-205. doi:10.1111/j.1753-4887.2009.00189.x. PMID:19335713. Wiley Online Library.
- (咀嚼と顎の発達に関する歯科医学的文献を参照。例:日本顎口腔機能学会など。)
- 厚生労働省・農林水産省. 食事バランスガイド. 以下より入手可能: https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html.
- (日本の信頼できる離乳食ガイドブックや、厚生労働省の離乳食関連資料を参照。)
- Heyman MB, Abrams SA, et al. *Pediatrics*. 2017;139(6):e20170967. (“water and cow’s milk are preferred as primary fluid sources for children after weaning”).
- (AAPや日本の小児科医会などがスポーツドリンクの日常的な摂取に警鐘を鳴らしている情報を参照。)
- (AAPの公式見解では「有機だからOK」とはされていないことを明確にする。これはAAPの100%ジュース全般への推奨に基づく論理的帰結。引用1参照。)
- Heyman MB, Abrams SA, et al. *Pediatrics*. 2017;139(6):e20170967. (“unless there is a strong clinical basis for it in the management of constipation”).
- (みかんジュースもフルーツジュースの一種であり、基本的な考え方はオレンジジュースと同様であることを示す。栄養成分の微差はあるが、糖分や1歳未満への非推奨という点は共通。)
- 厚生労働省. 国民健康・栄養調査. 以下より入手可能: https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html.