男性と豆乳の真実:ホルモン、健康、がんリスクへの影響のすべてを徹底解説
男性の健康

男性と豆乳の真実:ホルモン、健康、がんリスクへの影響のすべてを徹底解説

日本の食文化に深く根ざしている豆乳や豆腐などの大豆製品。一方で、特に男性が摂取することについては、「男性が豆乳を飲むと女性化する」「ホルモンバランスが崩れる」といった懸念の声がインターネット上やメディアで頻繁に見受けられ、多くの混乱を招いています1。JHO編集委員会は、このような誤解や不安を解消するため、男性の健康に対する豆乳の影響について、現在利用可能な最も質の高い科学的根拠のみに基づいて、包括的かつ客観的な情報を提供することを使命とします。本稿は、世にあふれる玉石混交の情報に終止符を打ち、読者の皆様が賢明な健康判断を下すための一助となることを目指します。

この記事の科学的根拠

本記事は、提供された研究報告書で明示的に引用されている最高品質の医学的証拠にのみ基づいて作成されています。以下は、参照された主要な情報源と、本記事で提示されている医学的指導との関連性です。

  • 複数のメタアナリシス(2010年、2021年発表): 本記事における「豆乳やイソフラボンの摂取は男性のテストステロンやエストロゲンレベルに影響を与えない」という中心的な結論は、複数の臨床試験を統合・解析したこれらの質の高い研究に基づいています23
  • 日本の公的機関(厚生労働省、食品安全委員会): イソフラボンの安全な摂取目安量の上限値(1日70〜75mg)や、サプリメントに関する注意喚起は、これらの機関が公表する公式見解に基づいています45
  • 国立がん研究センター(JPHC研究): 大豆製品の摂取と限局性前立腺がんのリスク低下との関連性に関する記述は、日本人を対象としたこの大規模コホート研究の結果を引用しています6
  • ハーバード大学公衆衛生大学院: 精子濃度に関する初期の研究報告と、その後の体外受精成功率との関連性を否定する追跡研究、さらに赤肉を植物性たんぱく質に置き換えることによる心疾患リスク低下のデータは、同大学院の研究に基づいています78

要点まとめ

  • 「女性化」は科学的根拠のない神話:質の高い複数のメタアナリシスの結果、適度な豆乳や大豆製品の摂取が男性のテストステロン値を下げたり、女性ホルモンを増やしたりすることはないと結論付けられています。
  • 妊よう性への悪影響はなし:初期の観察研究で懸念が示されましたが、後のより信頼性の高い研究では、大豆摂取と体外受精の成功率に関連はなく、精子の質にも悪影響はないことが示されています。
  • 心臓血管の健康を強力にサポート:大豆たんぱく質は悪玉コレステロールと血圧を低下させることが多くの研究で証明されており、心血管疾患による死亡危険性を著しく下げることが期待できます。
  • 前立腺がんのリスク管理に寄与する可能性:日本人を対象とした大規模研究では、大豆製品の摂取が限局性(早期)前立腺がんの危険性を低下させる可能性が示されていますが、進行がんへの影響は不明です。
  • 安全な摂取量の目安が存在:日本の食品安全委員会は、健康な成人が長期間、習慣的に摂取する場合のイソフラボン上限量を1日75mgと定めており、通常の食事でこれを守ることは比較的容易です。

懸念の解体:豆乳と男性らしさをめぐる科学的検証

男性が豆乳に対して抱く最も一般的な懸念を一つひとつ取り上げ、質の高い科学的根拠を用いて体系的に検証します。なぜ誤解が生まれたのか、そして科学が示す真実は何かを明らかにします。

「女性化」の神話:豆乳はテストステロンを低下させ、エストロゲンを増加させるのか?

懸念の起源
この懸念の根源は、大豆に含まれる「イソフラボン」という成分にあります。イソフラボンは植物エストロゲン(フィトエストロゲン)とも呼ばれ、女性ホルモンであるエストロゲンと化学構造が似ているため、体内でエストロゲン様の弱い作用を示す可能性があるとされています9。このことから、男性のホルモンバランスを乱し、女性化乳房(男性の胸が膨らむ症状)などを引き起こすのではないかという不安が生まれました10

神話の根拠となった情報の分析
この神話を支える「証拠」としてしばしば引用されるものには、主に二つの種類がありますが、いずれも人間への適用には重大な限界があります。第一に、初期の否定的な研究結果の多くは、ラットなどのげっ歯類を用いた動物実験によるものです11。しかし、げっ歯類と人間とではイソフラボンの代謝プロセスが大きく異なることが科学的に証明されており、動物実験の結果をそのまま人間に当てはめることはできません12。第二に、極端な摂取例に関する症例報告です。例えば、60歳の男性が女性化乳房を発症したという報告が広く知られていますが、この男性は1日に3クォート(約2.8リットル)もの豆乳を毎日摂取していました13。これは一般的な日本人の食生活からは考えられないほどの極端な量であり、この特殊な一例をもって、適度な摂取における危険性を論じることは非科学的です。

ヒト臨床試験が示す決定的な結論
誤解が広まる背景には、質の低い情報(動物実験や単一の極端な症例報告)が注目されやすい一方で、より信頼性の高い科学的根拠(人間を対象とした大規模なメタアナリシス)が十分に伝わらないという問題があります。2010年に行われた15件のプラセボ対照試験を統合したメタアナリシスでは、大豆たんぱく質やイソフラボンの摂取が、男性のテストステロン、遊離テストステロン、性ホルモン結合グロブリン(SHBG)のいずれの数値にも有意な影響を与えないことが示されました14。さらに大規模な、41件の研究(対象者1,750人以上)を対象とした2021年の最新メタアナリシスでも、これらの結果が再確認されました。この研究では、摂取量や期間にかかわらず、大豆食品やイソフラボンサプリメントが男性のテストステロンやエストロゲンレベルを変化させないと結論付けています3。権威ある学術誌『Fertility and Sterility』に掲載された総説論文でも、アジア人の典型的な摂取レベルか、それをかなり上回る量のイソフラボンを摂取しても、男性に女性化作用を及ぼすことはないと明確に述べられています15。このように、質の高い人間を対象とした研究の結論は一貫しており、「適度な豆乳摂取が男性を女性化させる」という懸念には科学的根拠がないことが明らかです。

精子への影響は?:男性不妊との関連性

相反するデータとその解釈
このテーマは、一見すると矛盾した研究結果が存在するため、より慎重な解釈が求められます。2008年にハーバード大学の研究グループが発表した観察研究では、不妊治療クリニックに通う男性において、大豆食品の摂取量が多いほど精子濃度が低いという逆相関の関係が報告されました16

研究結果を文脈の中で理解する
この報告は不安を掻き立てるものかもしれませんが、科学的な知見は常に進化し、自己修正されるものです。この研究にはいくつかの重要な限界点と、その後の研究で明らかになった事実があります。第一に、この研究は観察研究であり、大豆摂取と精子濃度の「関連性」を示したに過ぎず、大豆が精子濃度を低下させる「原因」であると証明したものではありません17。他の食生活や生活習慣の要因が影響している可能性も否定できません。最も重要なのは、この研究を発表した同じハーバード大学の研究グループが、その後に行った追跡研究の結果です。2015年に発表された研究では、男性パートナーの大豆摂取量は、体外受精(IVF)の成功率(受精率、妊娠率、生児獲得率など)と関連がなかったことが明らかになりました8

臨床試験が示す証拠の重み
精子濃度はあくまで「指標」の一つであり、最終的な「結果」である妊娠・出産能力への影響を見ることが不可欠です。ランダム化比較試験(研究デザインとして信頼性が高い)では、大豆たんぱく質分離物を摂取しても、健康な若い男性の精液の質(精子数、運動率、形態)に悪影響はなかったと報告されています18。前述の2010年の『Fertility and Sterility』誌の総説でも、臨床的証拠は精子や精液のパラメーターに影響がないことを示していると結論付けています15。結論として、単一の観察研究の結果に過度に懸念する必要はありません。実際の不妊治療成績を含む、より広範な科学的根拠は、適度な大豆摂取が男性の妊よう性(妊娠させる力)を損なうという考えを支持していません。

その他の潜在的なデメリット(過剰摂取の場合)

どのような食品でも、過剰に摂取すれば健康上の問題を引き起こす可能性があります。豆乳も例外ではありません。

  • 消化器系の不調:豆乳には食物繊維やオリゴ糖が含まれており、これらが一部の人の体質によっては、多量に摂取した場合にガスの発生や腹部膨満感の原因となることがあります19。これは個人の耐性の問題です。
  • 甲状腺機能への影響:大豆にはゴイトロゲンという物質が含まれ、理論上は「極めて大量に」摂取した場合、特に既存の甲状腺疾患やヨウ素欠乏がある人において、甲状腺機能に影響を与える可能性が指摘されています19。ある研究では、2型糖尿病でテストステロン値が低い男性において、イソフラボンを含む大豆たんぱく質が甲状腺刺激ホルモン(TSH)を上昇させたという報告もあり、特定の集団では注意が必要かもしれません20。しかし、ヨウ素摂取量が十分な一般の人が適量を摂取する分には危険性とは考えられていません。
  • たんぱく質の過剰摂取:豆乳を良質なたんぱく源として摂取することは有益ですが、他のたんぱく源と併用して過剰に摂取すると、消化器への負担や体重増加につながる可能性があります1。これは食事全体のバランスの問題です。

科学的根拠が示す男性のための豆乳の健康効果

懸念を払拭した上で、次に男性が豆乳を摂取することで得られる科学的に裏付けられた健康上の利点について解説します。

心血管疾患に対する強力な保護作用

豆乳の心臓血管系への恩恵は、複数の大規模研究によって強く一貫して支持されています。大豆製品の摂取は、心血管疾患の危険性の低下と関連しています12

  • コレステロールの改善:大豆たんぱく質は、LDL(悪玉)コレステロールを低下させる効果が確立されています21。2型糖尿病患者を対象とした22件の臨床試験のメタアナリシスでは、大豆製品の摂取が総コレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪を有意に低下させることが確認されました22
  • 血圧の低下:2021年に行われたランダム化比較試験のメタアナリシスでは、大豆の摂取が収縮期血圧と拡張期血圧の両方を significativamente(統計的に有意)に低下させることが示されました23
  • 死亡危険性の低下:ハーバード公衆衛生大学院の研究では、男性において赤肉を豆乳などの植物性たんぱく質に置き換えることで、心疾患の危険性が14%低下したと報告されています7。最新のメタアナリシスでも、大豆製品の摂取量が最も多いグループは、最も少ないグループに比べて総死亡危険性および心血管疾患による死亡危険性が低いことが確認されています24

前立腺の健康における複雑な役割

「豆乳は前立腺がんに良いのか悪いのか」という問いは、単純に答えることができません。科学的根拠は、がんの進行度によって異なる影響を示唆しています。歴史的に、大豆製品の消費量が多いアジア諸国では、欧米諸国に比べて前立腺がんの罹患率が低いことが知られており、これが研究のきっかけとなりました11

限局性がんと進行性がんの重要な違い
これが最も重要な点です。日本の国立がん研究センターによる大規模な多目的コホート研究(JPHC研究)では、大豆食品やイソフラボンの摂取量が多いグループほど、限局性前立腺がん(がんが前立腺内にとどまっている早期段階のがん)の危険性が最大で50%低下したと報告されています6。これは、大豆が早期がんの発症や進行を抑制する可能性を示唆しています。一方で、同じJPHC研究では、イソフラボンの摂取と進行性前立腺がん(転移したがん)の危険性との間に明確な関連は見られませんでした25。現在の科学的見解では、この関係は複雑で完全には解明されていません4。したがって、高用量のイソフラボンサプリメントを前立腺がん予防の目的で自己判断で摂取することは推奨されません。

その他の健康上の利点

  • 毛髪の健康(AGA予防):男性型脱毛症(AGA)は、男性ホルモンが5α-リダクターゼという酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることで進行します。イソフラボンには、この酵素の働きを阻害する作用があることが示されており、薄毛の進行を緩やかにする可能性があります6
  • 骨の健康:6万人以上の男性を対象とした上海での大規模前向き研究では、大豆イソフラボンの摂取量が多いグループは、骨粗しょう症性骨折の危険性が25%低下したと報告されています26。また、カルシウム強化豆乳は、骨の健康に不可欠なカルシウムの優れた供給源でもあります27
  • 筋肉量と筋力の維持:大豆は、必須アミノ酸をすべて含む「完全たんぱく質」であり、その質は肉や牛乳、卵に匹敵します28。筋力トレーニングと組み合わせることで、大豆たんぱく質は動物性たんぱく質と同程度に、筋肉量と筋力の向上をサポートすることが複数の研究で示されています18

日本人男性のための実践ガイド

この章では、科学的根拠を日本の食生活に即した、具体的で実践的な助言に落とし込みます。

摂取の黄金律:日本の公的機関の指針

日本の食品安全委員会(FSC)は、安全に摂取できる1日あたりのイソフラボン摂取目安量の上限値を、70〜75 mg(アグリコン換算値)と設定しています。これは、日常の食事から摂取する総量の上限です4。この指針の主な目的は、濃縮されたサプリメントなどによる習慣的な過剰摂取に注意を促すことです。食品安全委員会などは、サプリメントや特定保健用食品から「追加で」摂取するイソフラボン量の上限を、1日30 mgとすることを推奨しています29。平均的な日本人が日常の食事から摂取するイソフラボン量は1日あたり約18〜22 mgと推定されており4、バランスの取れた通常の食事に含まれる大豆製品は全く問題ないことを示しています。

表1:主な大豆製品に含まれるイソフラボン含有量の目安
食品 一人前の目安 イソフラボン含有量 (mg, アグリコン換算)
豆乳 200 ml (コップ1杯) 約50 mg
木綿豆腐 1/2丁 (150g) 約40 mg
納豆 1パック (50g) 約37 mg
味噌汁 1杯 約6 mg
きな粉 大さじ1 (10g) 約27 mg
油揚げ 1枚 約12 mg
出典: 農林水産省の資料などを基にJHO編集委員会が作成19

あなたに合った豆乳の選び方:栄養成分の比較

日本で市販されている豆乳は、日本農林規格(JAS)によって主に3種類に分類されます19

  • 無調整豆乳:原材料は大豆と水のみ。大豆本来の栄養を摂取したい場合に最適です。
  • 調製豆乳:飲みやすくするために砂糖や食塩、植物油脂などが加えられています。無調整に比べてカロリーや糖質が高めです。
  • 豆乳飲料:果汁やコーヒーなどで風味付けされています。糖質や添加物が最も多く、嗜好品として捉えるのが適切です。
表2:豆乳の種類別栄養成分比較(200mlあたり)
種類 カロリー (kcal) たんぱく質 (g) 脂質 (g) 炭水化物/糖質 (g)
無調整豆乳 約90-110 約8-10 約5-7 約3-5
調製豆乳 約110-130 約6-8 約6-8 約8-12
豆乳飲料 約120-160 約4-6 約4-6 約15-25
出典: 一般的な市販品の表示を基にJHO編集委員会が作成19

バランスの取れた食事への賢い取り入れ方

1日に大豆製品を1〜2サービング(例:豆乳1杯と豆腐半丁)程度を目安に、バランスを心がけましょう。厚生労働省の考え方にもあるように、高度に加工されたサプリメントよりも、豆乳、豆腐、枝豆、味噌といった食品全体として摂取することが推奨されます4

よくある質問

毎日豆乳を飲むと、本当に男性ホルモンは減らないのですか?

はい、その通りです。2021年に行われた41件の研究を統合した最大規模のメタアナリシスを含む、質の高い複数の人間を対象とした研究において、大豆製品やイソフラボンの摂取が男性のテストステロンやエストロゲンのレベルに影響を与えないことが一貫して示されています314。動物実験や極端な個人の事例報告に基づく「女性化する」という懸念は、科学的に支持されていません。

前立腺がんの予防のために、イソフラボンのサプリメントを摂るべきですか?

いいえ、推奨されません。日本の大規模研究では、食品からの大豆摂取が限局性(早期)前立腺がんの危険性を下げる可能性が示唆されていますが、進行がんへの影響は不明です625。食品安全委員会も、サプリメントによるイソフラボンの過剰摂取には注意を促しており29、自己判断での高用量摂取は避けるべきです。予防を考えるなら、豆乳や豆腐などの食品から適量を摂ることが賢明です。

どの種類の豆乳を選ぶのが一番健康的ですか?

健康上の利益を最大化する観点からは、「無調整豆乳」が最も推奨されます。原材料が大豆と水のみで、砂糖や油、添加物が加えられていないため、大豆本来のたんぱく質やイソフラボンを効率よく摂取できます19。体重管理や糖質を気にされる方も、無調整豆乳が最適です。

豆乳を飲むと髪が薄くなるのを防げますか?

豆乳が男性型脱毛症(AGA)を「治療」するわけではありませんが、進行を緩やかにする「可能性」は指摘されています。AGAの原因物質であるDHTの生成に関わる5α-リダクターゼという酵素の働きを、大豆イソフラボンが阻害する可能性があるためです6。ただし、これはあくまで補助的な役割であり、AGAの治療には専門医への相談が必要です。

結論

JHO編集委員会の最終的な見解として、大多数の男性にとって、豆乳は恐れるべきものではありません。バランスの取れた食事の一環として、適度な量(例:1日に大豆製品を1〜2サービング、イソフラボン75mgの上限内)を摂取する場合、豆乳は安全で栄養価が高く、多くの健康上の利益をもたらす有益な飲料です。根拠のない神話に基づいて摂取を避けるのではなく、全体の食事バランスと適量を重視することが、科学に基づいた賢明な健康管理への道です。

免責事項本記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。健康に関する懸念や、ご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

  1. 「男性が豆乳を飲むとホルモンバランスが崩れる」ってホント?スポーツ栄養士に聞いてみた. メロス. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://melos.media/wellness/43003/
  2. Hamilton-Reeves JM, Vazquez G, Duval SJ, Phipps WR, Kurzer MS, Messina MJ. Clinical studies show no effects of soy protein or isoflavones on reproductive hormones in men: results of a meta-analysis. Fertil Steril. 2010 Aug;94(3):997-1007. doi: 10.1016/j.fertnstert.2009.04.038. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19524224/
  3. Reed KE, Camargo J, Hamilton-Reeves J, Kurzer M, Messina M. Neither soy nor isoflavone intake affects male reproductive hormones: An updated and expanded meta-analysis of clinical studies. Reprod Toxicol. 2021 Mar;100:60-67. doi: 10.1016/j.reprotox.2020.12.019. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33383165/
  4. 農林水産省. 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_daizu_qa/
  5. 厚生労働省. 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0202-1a.html
  6. レバクリ. 大豆イソフラボンの効果とは?男性AGAに効く理由や摂取目安量を解説. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://levcli.jp/articles/male-aga/138/
  7. Harvard T.H. Chan School of Public Health. Straight Talk About Soy. The Nutrition Source. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://nutritionsource.hsph.harvard.edu/soy/
  8. Chavarro JE, Toth TL, Sadio SM, Hauser R. Male soy food intake was not associated with in vitro fertilization outcomes among their partners attending a fertility center. Fertil Steril. 2015 Dec;104(6):1448-55. doi: 10.1016/j.fertnstert.2015.08.026. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4693610/
  9. メディカル・ケア・サービス株式会社. 大豆イソフラボンの働きとは?男性への効果や摂取量についても紹介. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/50280
  10. あすか製薬株式会社. 大豆イソフラボンで男性の薄毛対策!豆乳の効果や誤解されているリスクについて. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.aska-pharma.co.jp/media_men/column/soy-isoflavones/
  11. Strauss L, Mäkelä S, Joshi S, Huhtaniemi I, Santti R. Dietary soy-phytoestrogens decrease testosterone levels and prostate weight without altering LH, prostate specific antigen or prostate histology in the adult male rat. J Endocrinol. 1998 Dec;159(3):R1-5. doi: 10.1677/joe.0.1700591. Available from: https://joe.bioscientifica.com/downloadpdf/journals/joe/170/3/591.pdf
  12. Messina M, Redmond G. Soy and Health Update: Evaluation of the Clinical and Epidemiologic Literature. Nutrients. 2016 Dec;8(12):754. doi: 10.3390/nu8120754. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5188409/
  13. Herbalife. 植物性エストロゲン、大豆製品に関する誤解と事実. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.herbalife.com/ja-jp/wellness-resources/articles/soy-power
  14. National Center for Biotechnology Information. Clinical studies show no effects of soy protein or isoflavones on reproductive hormones in men: results of a meta-analysis. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK80015/
  15. Messina M. Soybean isoflavone exposure does not have feminizing effects on men: a critical examination of the clinical evidence. Fertil Steril. 2010 May 1;93(7):2095-104. doi: 10.1016/j.fertnstert.2010.03.002. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20378106/
  16. AFPBB News. 大豆をたくさん食べると精子が減る、ハーバード大研究. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.afpbb.com/articles/-/2424165
  17. Chavarro JE, Toth TL, Sadio SM, Hauser R. Soy food and isoflavone intake in relation to semen quality parameters among men from an infertility clinic. Hum Reprod. 2008 Nov;23(11):2584-90. doi: 10.1093/humrep/den243. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2721724/
  18. SNI Global. Men’s Health Does An “About Face” On Soy…And Rightly So!. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://sniglobal.org/mens-health-face-soyand-rightly/
  19. アースミルク. 豆乳のデメリット【飲みすぎによる副作用と1日の摂取目安量を解説】. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://earth-milk.net/blogs/column/soy-milk-demerit
  20. Tanusondjojo A, Chokkalingam AP, Hsieh T, Cheah E, Koh WP. Effect of Soy in Men With Type 2 Diabetes Mellitus and Subclinical Hypogonadism: A Randomized Controlled Study. J Clin Endocrinol Metab. 2017 Feb 1;102(2):425-433. doi: 10.1210/jc.2016-2921. Available from: https://academic.oup.com/jcem/article/102/2/425/2972077
  21. EPARKくすりの窓口. 【管理栄養士執筆】豆乳は毎日飲むと危険?飲み過ぎを回避する1日の摂取目安量も解説. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/soy-milk-every-day
  22. Jalilpiran Y, Dokoohaki S, Zare M, Asadollahi A, Zarei M. The Effects of Soy Products on Cardiovascular Risk Factors in Patients with Type 2 Diabetes: A Systematic Review and Meta-analysis of Clinical Trials. Complement Med Res. 2022;29(5):455-467. doi: 10.1159/000524458. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34591084/
  23. Valsecchi V, Santos-Veloso M, Ciappolino V, Mologni L, Faga A, Gualerzi A, Mazzilli R, Strampalat S, Lenta FR, Del Bo’ C, Riso P. Soy intake is associated with lowering blood pressure in adults: A systematic review and meta-analysis of randomized double-blind placebo-controlled trials. Complement Ther Med. 2021 Mar;57:102661. doi: 10.1016/j.ctim.2021.102661. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33636295/
  24. Lin S, Liu X, Liu Y, Li V, Zhou P, Zhang R, Sun J, Ma L, Xiao Q, Qin X. Associations of soy product intake with all-cause, cardiovascular disease and cancer mortality: Guangzhou Biobank Cohort Study and updated meta-analyses. Food Res Int. 2024 May;183:114197. doi: 10.1016/j.foodres.2024.114197. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38520523/
  25. 国立がん研究センター. 大豆製品・イソフラボン摂取量と前立腺がんとの関連について. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/298.html
  26. Shi L, Jin Z, Zhang S, Hu B, Zheng D, Zhao Y, Wang Z. Associations of Dietary Intakes of Calcium, Magnesium, and Soy Isoflavones With Bone Fracture Risk in Men: A Prospective Study. JBMR Plus. 2022 Feb;6(2):e10563. doi: 10.1002/jbm4.10563. Available from: https://academic.oup.com/jbmrplus/article/6/2/e10563/7479540
  27. Healthline. Top 15 Calcium-Rich Foods – Including Many Nondairy Options. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.healthline.com/nutrition/15-calcium-rich-foods
  28. Soy Connection. Soy and Men’s Health: Is Soy Bad for Men. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.soyconnection.com/soy-and-mens-health
  29. 食品安全委員会. 大豆イソフラボンの安全性評価について. 2025年7月21日閲覧. Available from: https://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?retrievalId=kai20050708sh1&fileId=105
この記事はお役に立ちましたか?
はいいいえ