【2025年最新ガイドライン準拠】透明な精液は不妊のサイン?医師が教える原因と科学的根拠に基づく精子の質改善法
男性の健康

【2025年最新ガイドライン準拠】透明な精液は不妊のサイン?医師が教える原因と科学的根拠に基づく精子の質改善法

精液がいつもと違って透明で水っぽく見えると、「自分の身体に何か問題があるのではないか」「もしかして不妊の原因になるのでは?」と、誰にも相談できずに一人で不安を抱えてしまう方は少なくありません。JAPANESEHEALTH.ORG編集部では、そのような切実な悩みに応えるため、最新かつ最も信頼性の高い医学情報を提供することを使命としています。本記事は、世界保健機関(WHO)が示す国際的な基準と、2024年に日本で初めて発行された「男性不妊症診療ガイドライン」という二つの最高権威の知見に基づき、透明な精液に関するあらゆる疑問に専門的な見地からお答えします12。厚生労働省の研究によれば、日本における不妊カップルのうち約半数には男性側にも何らかの原因が見られると報告されており、この問題は決して他人事ではありません3。この記事を通じて、ご自身の状態を正しく理解し、具体的な次の一歩を自信を持って踏み出すための一助となることを心から願っています。

本記事の科学的根拠

本記事は、引用された研究報告書に明示された最高品質の医学的根拠にのみ基づいています。以下に示すリストは、実際に参照された情報源と、提示された医学的指導との直接的な関連性を示したものです。

  • 世界保健機関(WHO): 本記事における精液検査の基準値、検査手順、および医学用語(例:乏精子症)の定義に関する指針は、WHOが発行した「ヒト精液検査・処理マニュアル第6版」に基づいています。
  • 日本泌尿器科学会(JUA): 日本国内の標準治療、検査の推奨度、および専門家の見解に関する記述は、同学会が発行した日本初の「男性不妊症診療ガイドライン(2024年版)」に準拠しています。
  • 辻村 晃 医師(順天堂大学): 上記ガイドライン作成の委員長である辻村医師の解説や論文を引用し、情報の信頼性と背景理解を深めています。
  • 小宮 顕 医師(亀田総合病院/千葉大学): 生活習慣の改善が精子の質に与える影響に関する科学的根拠として、男性不妊と栄養指導研究の第一人者である小宮医師の研究プロジェクトや論文を参照しています。
  • 各種メタアナリシス(統合解析研究): 喫煙、肥満、栄養素(コエンザイムQ10等)が精子の質に与える影響については、複数の臨床試験を統合・解析した質の高い査読付き学術論文を根拠としています。

要点まとめ

  • 透明な精液は、頻繁な射精などによる一時的な現象であることも多いですが、精子の数が少ない「乏精子症」などの医学的な状態を示す重要な兆候である可能性もあります。
  • 精液の状態を正確に知るためには、専門の医療機関で「精液検査」を受けることが最も確実な方法です。検査基準は、世界保健機関(WHO)の最新版(第6版)で定められています4
  • 精子の「数」だけでなく、遺伝情報の状態を示す「精子DNA断片化(SDF)」という「質」も、妊娠の可能性に影響を与える重要な要素です。
  • 精子の状態に影響を与える可能性のある疾患として、男性不妊の最も一般的な原因である「精索静脈瘤」などがあります5
  • 禁煙、バランスの取れた食事、適正体重の維持といった生活習慣の改善は、科学的根拠に基づき精子の質を向上させる可能性があります6
  • 不安や疑問がある場合は一人で悩まず、泌尿器科、特に生殖医療専門医に相談することが、あなたとパートナーの未来への最も賢明な一歩となります。

正常な精液とは?色と粘度の基本を理解する

正常な精液は、一般的に乳白色からやや灰色がかった白色をしており、特有の匂いがあります。射精直後は流動性が低く、ゼリー状の塊を含むことがありますが、これは精嚢から分泌されるタンパク質によるもので、約20分から30分で精子が動きやすいように液化します。この乳白色の外観は、主に前立腺から分泌される液体と、精巣で作られた数億の精子が混ざり合っていることによります7。精液の色や粘度は、その日の体調、水分摂取量、禁欲期間などによって多少変動するため、一度や二度透明に見えたからといって、直ちに異常と判断する必要はありません。

精液が透明・水っぽくなる主な原因

読者の皆様が最も知りたいであろう、精液が透明で水っぽくなる原因について、ここでは「多くの場合、心配が不要な一時的な要因」と、「医学的な注意が必要な可能性のある要因」に分けて、専門的に解説します。

1. 一時的な生理的要因:多くの場合、心配は不要です

頻繁な射精
精液が透明になる最も一般的で、かつ生理的な原因は、短期間に何度も射精を繰り返すことです。精子は精巣で常に作られていますが、その製造と補充には一定の時間が必要です。頻繁な射精により、精子の製造が追いつかなくなり、精液に含まれる精子の数が一時的に減少します。その結果、精液全体の見た目が透明で水っぽくなるのです。これは病的な状態ではなく、数日間射精を控える(禁欲する)ことで、精子の数は回復し、精液の色も元に戻ることがほとんどです。実際に、世界保健機関(WHO)のマニュアルでは、正確な精液検査のために2日から7日間の禁欲期間を推奨しており、これは精子数が安定した状態に戻るための期間に基づいています4

体調や水分摂取量
極度の疲労やストレス、あるいは体内の水分バランスも、一時的に精液の量や粘度に影響を与えることがあります。例えば、脱水状態では精液量が減少することがあります。これらも通常は体調が回復すれば元に戻ります。

2. 精子の数が少ない可能性(乏精子症・無精子症)

禁欲期間を十分に設けても、継続的に精液が透明で水っぽい状態が続く場合は、医学的な注意が必要な可能性があります。その最も重要な原因として考えられるのが、精液中の精子の数が基準よりも少ない状態、すなわち「乏精子症(ぼうせいししょう)」です。さらに、精液中に精子が全く見られない状態を「無精子症(むせいししょう)」と呼びます。これらの用語はWHOの定義に基づいており8、男性不妊の主要な原因となります。

3. その他の医学的要因

  • 逆行性射精 (Retrograde Ejaculation): 通常、射精時には膀胱の出口が閉じて精液が尿道から外へ射出されますが、この仕組みがうまく働かず、精液が膀胱内に逆流してしまう状態です。射精感はあるものの、精液がほとんど、あるいは全く出てこない「ドライオーガズム」が特徴的な症状です9。糖尿病による神経障害や、前立腺の手術などが原因となることがあります。
  • 栄養素の不足(特に亜鉛): 亜鉛は精子の形成や成熟に不可欠なミネラルです。体内の亜鉛が著しく不足すると、精子の数が減少したり、運動能力が低下したりする可能性が指摘されています。その結果として、精液が水っぽく感じられることがあります5

診断の核心:精液検査で何がわかるのか?

漠然とした不安を解消し、ご自身の状態を客観的かつ科学的に把握するための第一歩は、専門の医療機関で「精液検査」を受けることです。この検査は、男性の妊孕性(にんようせい:妊娠させる力)を評価するための最も基本的で重要な検査です。

最新の国際基準と国内基準を知る

精液検査の結果を正しく解釈するためには、国際的な基準値を知ることが不可欠です。現在、世界中の医療機関で基準とされているのが、WHOが2021年に改訂した「ヒト精液検査・処理マニュアル第6版」です4。さらに、日本では2024年に日本泌尿器科学会から初の「男性不妊症診療ガイドライン」が発表され、国内の専門家の視点も示されました1。これらの最新基準を知ることは、ご自身の状態を正確に理解する上で非常に重要です。

表1: 最新の精液検査基準値(WHO第6版)と日本の専門家の視点
検査項目 WHO第6版 (2021) 基準下限値 解説
精液量 1.4 mL 1回の射精で排出される精液の総量。極端に少ない場合は、精管の閉塞や逆行性射精などが疑われます。
精子濃度 1600万 / mL 精液1mLあたりの精子の数。この値を下回る状態が乏精子症です。
総精子数 3900万 / 1回射精 精液量と精子濃度を掛け合わせた、1回の射精に含まれる精子の総数。
総運動率 42% 前進している精子と、その場で動いている精子を合わせた割合。
前進運動率 30% 卵子に向かって前進する力を持つ精子の割合。妊娠成立に特に重要とされます。
正常形態率 4% 頭部、頸部、尾部が正常な形をしている精子の割合。形態が正常でないと、卵子に到達し受精する能力が低い可能性があります。

出典: 世界保健機関 (WHO) Laboratory manual for the examination and processing of human semen, 6th edition (2021) 4 及び 日本泌尿器科学会 男性不妊症診療ガイドライン 2024年版 1 を基にJAPANESEHEALTH.ORG編集部作成。

正確な結果を得るための注意点

精液検査は非常にデリケートな検査であり、結果の信頼性を高めるためにはいくつかの重要な注意点があります。WHOのマニュアルでも、以下の点が強調されています4

  • 適切な禁欲期間: 検査前2日から7日間の禁欲が必要です。期間が短すぎると精子数が少なく、長すぎると運動率が低下する傾向があります。
  • 全量採取: マスターベーション(自慰行為)によって精液の全量を採取することが重要です。特に、最初に射出される部分に精子が多く含まれるため、これを逃すと正確な結果が得られません。
  • 温度管理と時間: 採取した精液は、人肌程度の温度に保ち、1時間以内に検査室に提出することが理想的です。精子は温度変化や時間の経過に弱いためです。

精子の「質」という、もう一つの重要な視点:精子DNA断片化(SDF)とは

従来の精液検査では「数」「運動率」「形態」という、いわば精子の“外見”を評価してきました。しかし近年の研究では、精子の“中身”、すなわち遺伝情報(DNA)の健全性も、妊娠の成立や継続に極めて重要であることが分かってきました。この遺伝情報の損傷度合いを示す指標が「精子DNA断片化(SDF: Sperm DNA Fragmentation)」です。

精子のDNAは、いわば生命の設計図です。この設計図が傷ついたり、断片化したりしていると、たとえ精子が卵子に到達し受精できたとしても、その後の胚の発育が途中で止まってしまったり、流産の原因になったりする可能性が高まることが指摘されています6。SDFを引き起こす最大の要因は、体内で過剰に発生した活性酸素による「酸化ストレス」であると考えられています。この分野における日本の第一人者である小宮顕医師(亀田総合病院/千葉大学 特任教授)も、SDFと男性不妊の関係について精力的に研究を進めています10。SDF検査は、通常の精液検査で異常が見られないにもかかわらず、原因不明の不妊や反復流産に悩む場合に考慮される、より専門的な「拡張検査」として位置づけられています4

透明な精液の背景に潜む可能性のある疾患

継続的に精液が透明で、精液検査で精子数の減少が確認された場合、その背景には治療によって改善する可能性のある疾患が隠れていることがあります。

  • 精索静脈瘤 (Varicocele): 男性の不妊原因の中で最も頻度が高い疾患で、一般男性の約15%、男性不妊患者の約35%に見られるとされています5。精巣から心臓へ戻る静脈の血流が悪くなり、血管がこぶのように拡張する状態です。これにより精巣の温度が上昇し、酸化ストレスが増加することで、精子を作る機能が低下します。2024年の日本泌尿器科学会ガイドラインでもその重要性が指摘されており1、簡単な手術によって精液所見が改善する可能性があります。
  • ホルモンバランスの異常: 脳下垂体や精巣からのホルモン分泌に異常が生じると、精子を作る能力そのものが低下することがあります。代表的なものに「低ゴナドトロピン性性腺機能低下症」があり、これはホルモン補充療法などの薬物治療が有効な場合があります5
  • 感染症・炎症: クラミジアや淋菌などの性感染症や、精巣上体炎、前立腺炎といった細菌感染により、精子の通り道(精路)が炎症を起こしたり、精液中に白血球が増加(膿精液症)したりすることで、精子の機能に悪影響を及ぼすことがあります8

科学的根拠に基づく改善策:自分でできること、医療でできること

精子の状態は、決して変えられないものではありません。ここでは、最新の研究でその有効性が示唆されている、具体的で実行可能な改善策を「生活習慣の見直し」と「栄養補助食品」、「専門医による治療」の3つの観点からご紹介します。

1. 生活習慣の見直し(科学的根拠と共に)

日々の生活習慣が、精子の質に大きな影響を与えることが数多くの研究で示されています。精神論ではなく、科学的根拠に基づいた具体的な行動が重要です。

  • 禁煙: 喫煙は、精子DNA断片化(SDF)を引き起こす最大の酸化ストレス要因の一つです。2023年に発表された複数の研究を統合したメタアナリシスによると、喫煙者は非喫煙者と比較してSDFが平均で9.19%も高いことが示されています6。禁煙は、精子の質を改善するための最も重要で効果的な第一歩です。
  • 節度ある飲酒: 過度なアルコール摂取は、精液量の減少や精子の正常形態率の低下と関連があることが報告されています11。適量を心がけることが推奨されます。
  • バランスの取れた食事: 野菜、果物、魚、ナッツなどを豊富に含む、いわゆる「地中海食」のような食事が、精子の質と良好な関連があることがシステマティックレビューで示されています12。特に、抗酸化物質(ビタミンC、ビタミンEなど)や、亜鉛(牡蠣、レバー、牛肉など)、セレン(魚介類、卵、ナッツ類など)を意識して摂取することが重要です。
  • 適正体重の維持: 肥満(BMI 30以上)は、精子濃度や運動率の低下と関連していることが知られています11。適度な運動を取り入れ、健康的な体重を維持することが推奨されます。
  • ストレス管理と良質な睡眠: 強い心理的ストレスや慢性的な睡眠不足も、酸化ストレスを増加させ、精子の質に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています13

2. 栄養補助食品(サプリメント)の可能性と注意点

近年の研究では、特定の栄養素をサプリメントとして補うことが、精子の質を改善する可能性が示唆されており、専門家の間でも注目されています。2024年の日本泌尿器科学会ガイドラインでも、原因が特定できない特発性の男性不妊症に対する抗酸化剤の投与がクリニカルクエスチョンとして取り上げられています1

表2: 精子の質を改善するための科学的根拠に基づく栄養アプローチ
栄養素/アプローチ 期待される効果 科学的根拠のレベル 根拠となる主要な研究例
コエンザイムQ10 精子濃度、運動性、正常形態率の改善 メタアナリシス 2024年のメタアナリシスでは、精子の各パラメータとテストステロン値の有意な改善が報告された14
L-カルニチン 精子の運動性の改善 システマティックレビュー 複数の研究で、特に精子の運動性を高める効果が示唆されている15
亜鉛 精子濃度、運動性、正常形態率の改善 システマティックレビュー 精子の生成と成熟に不可欠なミネラルであり、不足すると妊孕性に影響する可能性がある15
セレン 精子の運動性、正常形態率の改善 システマティックレビュー 強力な抗酸化作用を持ち、亜鉛と併用することで相乗効果が期待される15

出典: 各種メタアナリシスおよびシステマティックレビューを基にJAPANESEHEALTH.ORG編集部作成。

極めて重要な注意点: サプリメントは医薬品ではありません。その効果には個人差があり、過剰摂取は健康を害する可能性もあります。自己判断で安易に使用することは絶対に避け、必ず事前に医師や薬剤師などの専門家に相談し、ご自身の状態に合ったものを適切な量で利用するようにしてください。

3. 専門医による治療

生活習慣の改善などを行っても精液所見の改善が見られない場合や、精索静脈瘤などの明らかな原因疾患がある場合は、専門医による治療が必要となります。日本泌尿器科学会のガイドラインなどを基に、以下のような治療法が検討されます1

  • 薬物療法: ホルモンバランスの異常が原因である場合は、ホルモン補充療法やクロミフェン療法などが行われます。
  • 手術療法: 精索静脈瘤に対しては、手術によって静脈瘤を切除することで、約半数から7割の患者で精液所見の改善が期待できます。
  • 生殖補助医療 (ART): 上記の治療でも妊娠に至らない場合は、人工授精 (AIH) や、体外受精 (IVF)、顕微授精 (ICSI) といった高度な生殖補助医療が選択肢となります。

よくある質問

Q1. どのタイミングで病院に行くべきですか?

精液の状態に継続的な不安を感じる場合、あるいは避妊をしていないにもかかわらずパートナーと1年間性交渉を持っても妊娠に至らない場合(不妊症の定義)は、専門医への相談を強く推奨します。若年層でも男性不妊のリスクはあり、20代でも10人に1〜2人が乏精子症に該当するという国内の調査報告もあります16。年齢や期間にかかわらず、少しでも気になったら早めに相談することが大切です。

Q2. 何科を受診すれば良いですか?

男性不妊に関する相談の第一選択は「泌尿器科」です。特に、ウェブサイトなどで「男性不妊」や「生殖医療」を専門分野として掲げている医療機関や、日本生殖医学会が認定する「生殖医療専門医」の資格を持つ医師が在籍するクリニックを選ぶと、より専門的な診断と治療が期待できます17。不妊治療は、女性側の婦人科と男性側の泌尿器科が連携して進めることが極めて重要であると、日本生殖医学会も強調しています18

Q3. 日本で相談できる専門医はいますか?

はい、日本国内には男性不妊症の分野を牽引する多くの優れた専門医がいます。例えば、本記事でもその知見を引用させていただいた、日本泌尿器科学会の「男性不妊症診療ガイドライン」作成で委員長を務められた順天堂大学の辻村晃教授や、精子DNA断片化と栄養指導などのプレコンセプションケア研究の第一人者である亀田総合病院・千葉大学の小宮顕特任教授などが、日本の男性不妊治療の最前線で活躍されています210。お住まいの地域で専門医を探す場合は、日本生殖医学会のウェブサイトなども参考になります。

結論

精液が透明で水っぽく見えるという現象は、多くの男性が経験しうるものであり、その多くは頻繁な射精などによる一時的なものです。しかし、その背後には精子の数や質の低下といった、ご自身とパートナーの将来に関わる重要な医学的なサインが隠れている可能性も否定できません。最も重要なことは、科学的根拠のない情報に惑わされたり、一人で悩み続けたりするのではなく、正確な知識に基づいて客観的にご自身の状態を把握することです。そのための最も確実な方法が、専門医のもとで精液検査を受けることです。そして、たとえ検査結果に何らかの問題が見つかったとしても、現代の医学では、生活習慣の改善から専門的な治療に至るまで、数多くの改善策が存在します。この記事が、あなたが抱える不安を解消し、勇気を出して専門医のドアを叩くための一助となれば幸いです。それが、あなたとあなたの大切なパートナーの未来に向けた、最も確実で賢明な第一歩となるでしょう。

免責事項本記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。健康に関する懸念や、ご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

  1. 日本泌尿器科学会. 男性不妊症診療ガイドライン 2024年版. 東京: リッチヒルメディカル; 2024.
  2. HOKUTO. 【日本初】男性不妊症診療GLが発刊 : 委員長・辻村晃氏に聞く [インターネット]. 2024 [引用日: 2025年6月24日]. Available from: https://hokuto.app/post/eiluLqGqVMwBDdcne3g7
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  6. Balas-Timar D, Stankov S, Timar B, Orășan O, Pop ID, Rațiu A, et al. Lifestyle-, environmental-, and additional health factors associated with an increased sperm DNA fragmentation: a systematic review and meta-analysis. Arch Gynecol Obstet. 2023;308(2):379-391. doi:10.1007/s00404-023-06927-4.
  7. United Clinic. 精液とは?透明・黄色などの色、サラサラ・ゼリー状などの粘度の違いや精液検査について [インターネット]. [引用日: 2025年6月24日]. Available from: https://united-clinic.jp/ed-pe/semen/
  8. Minerva Clinic. 精液の色でわかる精子の数|色が透明だと不妊症検査の対象 [インターネット]. [引用日: 2025年6月24日]. Available from: https://minerva-clinic.or.jp/column/infertility/clear-semen/
  9. Mayo Clinic. Retrograde ejaculation – Symptoms & causes [インターネット]. [引用日: 2025年6月24日]. Available from: https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/retrograde-ejaculation/symptoms-causes/syc-20354890
  10. KAKEN. プレコンセプションケアによる男性妊孕能への影響の解析 [インターネット]. 2023 [引用日: 2025年6月24日]. Available from: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23K08711
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  16. PR TIMES. 男性の不妊治療専門クリニック「大阪梅田紳士クリニック」が男性不妊の実態調査2024を発表 [インターネット]. 2024 [引用日: 2025年6月24日]. Available from: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000151580.html
  17. D Clinic Tokyo. 数少ない日本生殖医学会の専門医が“男性専門の不妊治療”を行います。 [インターネット]. [引用日: 2025年6月24日]. Available from: https://www.menshealth-tokyo.com/infertility/
  18. 日本生殖医学会. 生殖医療 Q&A (旧 不妊症 Q&A) [インターネット]. 2020 [引用日: 2025年6月24日]. Available from: http://www.jsrm.or.jp/document/funinshou_qa_2020.pdf
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