この記事の科学的根拠
本記事は、引用元として明記された最高品質の医学的エビデンスにのみ基づいて作成されています。以下に、本記事で提示される医学的指針の根拠となった主要な情報源とその関連性を示します。
- 日本呼吸器学会・日本感染症学会・日本ワクチン学会: 65歳以上の成人に対する最適なワクチン選択(定期接種と任意接種の比較、PCV20やPCV15の使用法)に関する本記事の核心的な推奨事項は、これらの主要3学会が共同で発表した「65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種に関する考え方(第6版)」12に基づいています。
- 日本の厚生労働省(MHLW): 高齢者向けの定期接種制度(対象者、費用助成)89および、小児向けの定期接種における新しいワクチンへの切り替えに関する公式見解22に関する記述は、厚生労働省が公表している最新情報に基づいています。
- 日本小児科学会: 乳幼児の予防接種スケジュールや、新しい結合型ワクチン(PCV15/PCV20)への切り替えに関する専門的な考え方14は、日本小児科学会の提言を引用しています。
- 国際的な医学研究論文: 各ワクチンの有効性や安全性を比較した議論は、査読付き医学雑誌に掲載されたメタアナリシス(複数の研究を統合・分析した質の高い研究)25や、日本人乳児を対象とした臨床試験13など、国際的に認められた研究結果を根拠としています。
要点まとめ
- 肺炎球菌ワクチンには、主に高齢者の定期接種で使われる「PPSV23」と、より強力で長期的な免疫を作る「結合型ワクチン(PCV)」の2種類があります。
- 近年、従来のPCV13を改良した、より多くの血清型をカバーする新しい結合型ワクチン「PCV15」と「PCV20」が登場し、日本でも接種可能になりました。
- 子供の定期接種は、2024年4月からPCV13からPCV15またはPCV20へと順次切り替えられています22。
- 65歳以上の高齢者に対して、日本の専門家学会は公費助成のある定期接種(PPSV23)だけでなく、より高い予防効果が期待できる任意接種(自費)のPCV20(1回接種)またはPCV15とPPSV23の順次接種を強く推奨しています1。
- どのワクチンが最適かは、年齢、過去の接種歴、基礎疾患の有無によって異なります。最終的な決定は、必ず主治医と十分に相談の上で行うことが最も重要です。
肺炎球菌とは?感染症が特に危険なのはどんな人?
肺炎球菌(学名:Streptococcus pneumoniae)は、多くの人の鼻や喉に常在している身近な細菌ですが、体の抵抗力(免疫力)が落ちた際に、重篤な感染症を引き起こすことがあります。世界保健機関(WHO)によると、肺炎球菌は特に子供や高齢者において、肺炎、敗血症(血液が細菌に感染する状態)、細菌性髄膜炎(脳を覆う膜の感染症)といった、命に関わる可能性のある「侵襲性肺炎球菌感染症(IPD)」の主要な原因菌とされています24。ワクチンによる予防が極めて重要となるのは、以下のハイリスク群の方々です。
- 乳幼児(特に2歳未満):免疫機能が未熟なため、重症化しやすい最も危険性の高い集団です。
- 65歳以上の高齢者:加齢に伴い免疫力が低下するため、肺炎球菌による肺炎のリスクが著しく高まります。
- 基礎疾患(持病)を持つ成人:心臓病、呼吸器疾患(COPDなど)、腎臓病、肝臓病、糖尿病などの慢性疾患を持つ方、あるいは免疫機能が低下する状態(がん治療中、脾臓摘出後など)にある方は、年齢に関わらず重症化のリスクが高まります23。
【一目でわかる比較表】4種類の主要な肺炎球菌ワクチン
現在、日本で主に利用されている肺炎球菌ワクチンは4種類あります。それぞれの特徴を理解することが、最適な選択への第一歩となります。ここでは、その概要を一覧表にまとめました1345。
基準 | PPSV23 (ニューモバックスNP®) | PCV13 (プレベナー13®) | PCV15 (バクニュバンス®) | PCV20 (プレベナー20®) |
---|---|---|---|---|
ワクチンの種類 | ポリサッカライドワクチン(多糖体) | 結合型ワクチン | 結合型ワクチン | 結合型ワクチン |
カバーする血清型の数 | 23種類 | 13種類 | 15種類 | 20種類 |
免疫の仕組み | 主にB細胞を刺激(短期的な効果) | T細胞とB細胞を刺激(免疫記憶を形成) | T細胞とB細胞を刺激(免疫記憶を形成) | T細胞とB細胞を刺激(免疫記憶を形成) |
日本の定期接種対象 | 65歳以上(規定の年度に該当する方) | 乳幼児(順次切り替え中) | 乳幼児(2024年4月〜) | 乳幼児(2024年4月〜) |
主な特徴 | カバー範囲は広いが、効果は5年程度で減弱。 | かつての標準。強力な免疫記憶を誘導する。 | PCV13を改良し、22F、33Fの2つの型を追加。 | 結合型で最も広い範囲をカバー。成人には1回接種。 |
ワクチンの種類別・詳細解説:それぞれの長所と短所
上記の比較表を踏まえ、各ワクチンの詳細な特徴、利点、そして限界について掘り下げていきましょう。
1. 23価肺炎球菌ポリサッカライドワクチン(PPSV23)
「ニューモバックスNP®」という製品名で知られるPPSV23は、長年にわたり高齢者の肺炎予防の主役でした。このワクチンは、細菌の莢膜(きょうまく)という部分の成分(ポリサッカライド)を用いており、23種類という非常に広い血清型をカバーする点が最大の利点です。しかし、その免疫反応は主にB細胞のみを刺激する「T細胞非依存性」と呼ばれるタイプで、強力な免疫記憶を作ることができません。そのため、効果は約5年で低下するとされており、再接種が必要になる場合があります。また、免疫機能が未熟な2歳未満の乳幼児には十分な効果が得られません。現在、日本の厚生労働省による高齢者向け定期接種では、このPPSV23が公費助成の対象となっています8。
2. 結合型ワクチン(PCV)の基本概念
「プレベナー®」シリーズや「バクニュバンス®」に代表される結合型ワクチン(PCV)は、PPSV23の限界を克服するために開発されました。このワクチンは、肺炎球菌のポリサッカライドに「キャリアタンパク」という物質を結合させています。この工夫により、免疫システムの中核を担うT細胞を活性化させることができます7。T細胞が関与することで、以下のような大きな利点が生まれます:
- 強力な免疫応答:より多くの抗体を産生します。
- 免疫記憶の確立:長期間にわたって感染防御能が持続します。
- 乳幼児への有効性:免疫が未熟な乳幼児でも、効果的に免疫を誘導できます。
3. 13価結合型ワクチン(PCV13)
「プレベナー13®」は、PCVの価値を世界的に確立したワクチンです。13種類の主要な血清型に対して高い予防効果を発揮し、特に小児の重症肺炎球菌感染症を劇的に減少させました。しかし、ワクチンに含まれない血清型による感染症が増加するという「血清型置換現象」が課題となり、より広範囲をカバーする次世代ワクチンの開発が求められるようになりました。
4. 15価結合型ワクチン(PCV15)
「バクニュバンス®」として承認されたPCV15は、PCV13をベースに、近年問題となっている血清型22Fと33Fを追加した改良版です。日本の親御さんにとって非常に心強い情報として、このPCV15は日本の健康な乳児を対象とした臨床試験が実施されています。その結果は2023年に医学雑誌『Human Vaccines & Immunotherapeutics』で発表され、PCV15が日本人乳児において良好な安全性と強力な免疫応答を示すことが確認されました1113。これは、ワクチンが海外だけでなく、日本人の体質においても有効であることを示す重要な科学的根拠です。
5. 20価結合型ワクチン(PCV20)
「プレベナー20®」は、現在利用可能な結合型ワクチンの中で最も広い範囲をカバーする最新のワクチンです。PCV13の13種類に、さらに7つの血清型を追加しています。この広いカバー範囲と、結合型ワクチン特有の強力な免疫記憶を両立している点が高く評価されています。特に成人に対しては、多くのケースで1回の接種で済むという利便性も大きな特徴です。日本の専門家学会は、このPCV20を高齢者や基礎疾患を持つ成人の任意接種(自費での接種)における非常に有力な選択肢として推奨しています1。
【年齢・状況別】あなたに最適な肺炎球菌ワクチン接種プラン
どのワクチンが最適かは、個人の年齢や健康状態によって大きく異なります。ここでは、主要な3つのケースに分けて、専門家が推奨する接種プランを解説します。
ケース1:赤ちゃん・子どもの定期接種 (生後2ヶ月から)
日本の乳幼児は、生後2ヶ月から肺炎球菌ワクチンの定期接種を公費で受けることができます。2024年4月より、厚生労働省は従来のPCV13から、より防御範囲の広いPCV15またはPCV20への切り替えを開始しました22。日本小児科学会もこの方針を支持しており、どちらのワクチンも安全性と有効性が確認されているため、医療機関で利用可能なワクチンを接種することが推奨されています14。接種スケジュールが移行期にあたるお子様の場合でも、原則として途中から新しいワクチンに切り替えて接種を継続することが可能です。大切なお子様を守るため、かかりつけの小児科医と相談し、定められたスケジュール通りに接種を進めましょう。
ケース2:65歳以上の高齢者の方
高齢者にとって、肺炎球菌ワクチンの接種は自身の健康を守るための極めて重要な投資です。選択肢は主に2つあります。
2.1. 基本プラン:公費で受けられる定期接種(PPSV23)
厚生労働省は、65歳の方を対象に、PPSV23の定期接種を実施しています(年度によって対象年齢が異なるため、お住まいの自治体からの通知をご確認ください)。この制度を利用すると、費用の一部または全額が公費で助成されます8。これは、肺炎球菌感染症に対する基本的な防御策として、すべての方が利用を検討すべき制度です。
2.2. 最適プラン:専門家が推奨する任意接種の考え方
しかし、基本的な防御で満足せず、より確実で長期的な予防を望む場合、専門家の間では任意接種(自費)の活用が強く推奨されています。2024年に改訂された日本呼吸器学会などの合同提言1では、高齢者の状態に応じた最適なプランが示されました。その考え方を以下の表にまとめます。
選択肢(65歳以上) | ワクチンと接種順序 | 利点 | 欠点・留意点 | 推奨元 |
---|---|---|---|---|
基本プラン | PPSV23 (1回) | 公費助成あり(定期接種対象の場合)。 | 免疫記憶が弱く、効果が約5年で減弱する。 | 厚生労働省8 |
最適プラン 1 | PCV20 (1回) | 1回接種で完結し、利便性が高い。強力な免疫記憶と広い防御範囲を両立。 | 任意接種のため全額自己負担。 | 日本呼吸器学会など1 |
最適プラン 2 | PCV15 (1回) → 1年以上あけて → PPSV23 (1回) | 最も広い範囲をカバーできる可能性。PCV15で強力な免疫記憶を獲得後、PPSV23でカバー範囲を最大化。 | 2回の接種が必要で複雑。全額自己負担。 | 日本呼吸器学会など1 |
JHO編集委員会の見解: 科学的根拠に基づくと、金銭的な負担が許容できるのであれば、「最適プラン1(PCV20単回接種)」が、効果、利便性、そして防御範囲のバランスが最も取れた選択肢であると考えられます。この点について、主治医と具体的に相談されることをお勧めします。
ケース3:基礎疾患(持病)をお持ちの成人 (19~64歳)
慢性的な心臓病、肺疾患、糖尿病などを持つ19歳から64歳の成人は、高齢者と同様に肺炎球菌感染症の重症化リスクが高い集団です。米疾病対策センター(CDC)などの国際的なガイドラインでは、この集団に対しても肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されています23。日本国内の専門家も同様の見解を示しており1、基本的には「ケース2:65歳以上の高齢者の方」で示した最適プラン(PCV20単回接種など)を検討することが望ましいでしょう。ご自身の病状と最適なワクチンについて、主治医に相談してください。
接種の費用と公的助成について
ワクチンの費用は、接種計画を立てる上で重要な要素です。
- 定期接種(PPSV23):対象年度の方であれば、自治体からの公費助成があり、無料または数千円程度の自己負担で接種可能です。費用はお住まいの市町村によって異なります1718。
- 任意接種(PCV15, PCV20など):全額自己負担となり、医療機関によって費用は異なりますが、一般的にPCV15は20,000円~25,000円程度、PCV20は25,000円~30,000円程度が目安となります6。
ただし、一部の自治体では、任意接種に対しても独自の助成制度を設けている場合があります。例えば、東京都新宿区17、千葉県船橋市18、福岡市20、仙台市21などでは、独自の助成プログラムが存在します。接種を検討する際には、お住まいの自治体の保健所やウェブサイトで、助成金制度の有無を確認することをお勧めします。
主な副反応と対処法
肺炎球菌ワクチンは安全性の高いワクチンですが、他の医薬品と同様に副反応が起こる可能性があります。過度に心配する必要はありませんが、正しい知識を持つことが大切です。
- よく見られる副反応:接種した部位の痛み、赤み、腫れ、熱感。また、筋肉痛、倦怠感、頭痛、軽い発熱などが起こることがありますが、これらの多くは数日以内におさまります8。
- まれな副反応:非常にまれですが、強いアレルギー反応(アナフィラキシーなど)が起こる可能性があります。接種後30分程度は、接種した医療機関で安静にし、様子を見ることが推奨されるのはこのためです。
接種部位の痛みが強い場合は、清潔な布で冷やすと和らぐことがあります。発熱や倦怠感がつらい場合は、医師に相談の上、解熱鎮痛剤を使用することも可能です。症状が長引いたり、普段と違う強い症状が出たりした場合は、速やかに接種した医療機関またはかかりつけ医に連絡してください。
よくある質問(FAQ)
Q1: 以前にニューモバックス(PPSV23)を接種したことがありますが、プレベナー20(PCV20)を追加で接種できますか?その場合、どれくらい期間をあけるべきですか?
はい、接種可能です。日本の専門家学会の最新の指針によると、過去にPPSV23を接種したことがある方がPCV20を接種する場合、少なくとも1年以上の間隔をあけることが推奨されています。これにより、PCV20の効果を最大限に引き出すことができます1。
Q2: 自治体から定期接種(PPSV23)の案内が届きましたが、自費でプレベナー20(PCV20)を接種した方が良いのでしょうか?
これは非常に重要な選択です。定期接種(PPSV23)は公費助成があり経済的負担が少ない利点がありますが、免疫記憶が形成されにくく効果の持続期間が比較的短いとされます。一方、任意接種のPCV20は自己負担が高額になりますが、より強力で持続的な免疫記憶を誘導し、1回の接種で完結する利便性があります。どちらがご自身にとって最適か、両者の利点と欠点を理解した上で、ご自身の健康状態や価値観について主治医とよく相談して決定することが最善です。
Q3: 子供の予防接種スケジュールが、ちょうどワクチンの切り替え時期にあたります。どうすればよいですか?
Q4: ワクチンを接種すれば、絶対に肺炎にならないのですか?
いいえ、そうではありません。肺炎の原因は肺炎球菌だけでなく、他の細菌やウイルスなど多岐にわたります。肺炎球菌ワクチンは、ワクチンに含まれる血清型の肺炎球菌が原因で起こる肺炎や、その他の重篤な感染症の発症を予防したり、かかってしまった場合の症状を軽くしたりする効果があります。ワクチンを接種していても、手洗いやうがいなどの基本的な感染対策は引き続き重要です。
Q5: 妊娠中や授乳中でもワクチンを接種できますか?
妊娠中のワクチン接種は、その安全性に関するデータが限られているため、原則として治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ接種を検討します。授乳中の方への接種については、大きな問題はないと考えられていますが、いずれの場合も必ず産婦人科医や主治医に相談し、個別の状況に応じた判断を仰ぐ必要があります8。
結論:主治医と相談し、最適な予防計画を
肺炎球菌ワクチンの世界は、PCV15やPCV20といった新しい強力な選択肢の登場により、大きな転換期を迎えています。特に65歳以上の高齢者にとっては、公費助成のある定期接種(PPSV23)を基本としつつ、より高いレベルの予防を目指して任意接種(PCV20など)を検討することが、専門家によって強く推奨される時代になりました。2025年の最新の科学的知見では、効果の持続性、免疫記憶の強さ、そして防御範囲の広さから、結合型ワクチン(PCV)が中心的な役割を担うことは明らかです。この記事で提供した情報が、皆様一人ひとりがご自身の健康状態やライフプランに合った最適な予防接種計画を、信頼できる主治医と共に立てるための一助となることを心から願っています。予防接種は、未来の健康を守るための最も確実な投資の一つです。
参考文献
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