胎児への音楽、その影響の科学的探求と妊娠中の心地よい音楽との関わり方
妊娠

胎児への音楽、その影響の科学的探求と妊娠中の心地よい音楽との関わり方

妊娠という特別な時期において、お腹の赤ちゃんへの音楽の影響に関心をお持ちの皆様へ。JAPANESEHEALTH.ORG編集部です。多くの妊婦さんが抱く「音楽は胎児にどんな効果があるの?」「どんな音楽を選べばいいの?」といった疑問に、本記事は科学的根拠と専門家の知見に基づき、丁寧にお答えします。巷では「モーツァルト効果」のような話も聞かれますが、実際のところはどうなのでしょうか。本記事では、胎児の聴覚発達の道のり、音楽が胎児および母体に与える影響の真実、そして「胎教」という文化的概念とのバランスの取れた向き合い方について深く掘り下げていきます。私たちの目標は、皆様が正確な情報を得て、安心してマタニティライフを送り、音楽を通じて赤ちゃんと心豊かな時間を育むためのお手伝いをすることです。さあ、一緒に科学的根拠に裏付けられた音楽の世界を探求し、赤ちゃんとのかけがえのない絆を深めていきましょう。

要点まとめ

  • 胎児の聴覚は妊娠中期(妊娠20~22週頃)から発達し始め、音に対する反応や学習能力が確認されています。音楽が直接的に胎児の知能を著しく向上させるというよりは、音楽を聴くことによる母親のリラックスが、胎児にとってより良い子宮内環境をもたらすという間接的な効果が重要と考えられています1
  • 日本文化において「胎教」は関心が高いテーマですが、科学的根拠に基づいた情報提供とのバランスが求められます。「胎教」の本来の目的である親子のコミュニケーションや母親の精神的安定を重視し、過度な教育的期待は避けるべきです2
  • 信頼性の高い情報提供(E-E-A-Tの強化)のため、本記事では科学的研究や専門家の意見を重視し、特に胎児にとって安全な音量管理(50~60dB程度)の重要性を強調します3

胎児の聴覚と音楽:科学的根拠を探る

胎児への音楽の影響を理解するためには、まず胎児の聴覚器系がどのように発達し、音に対してどのような反応を示すのか、科学的に証明された事実を把握することが不可欠です。子宮内は完全な無音の世界ではなく、母親の心音や血流の音など、様々な音に満ちています。そこに音楽という外部の音が加わったとき、胎児はどのように感じているのでしょうか。

胎児の聴覚はいつから、どのように発達するのか?

胎児の聴覚器系の発達は、妊娠初期から段階的に進みます。妊娠6週頃には、音を感じ取るために重要な内耳の主要部分である蝸牛(かぎゅう)や三半規管、そして外耳、中耳の形成が始まります2。実際に胎児が音を聞き始めるとされるのは、妊娠20~22週頃です4。より具体的に見ていくと、妊娠4ヶ月頃(約16週)には音を知覚するための脳の機能が発達し、記憶を司る海馬も発達するため、音の記憶が可能になると言われています。妊娠5ヶ月頃(約20週)には耳と脳を結ぶ神経が成長し、妊娠6ヶ月頃(約24週)には周囲の音や言葉を聞き取れるようになるとされています2。また、研究によっては、妊娠27週までには聴覚が機能し始め、外部の音刺激が聴覚皮質の再編成を開始するとも報告されています5

子宮内の音環境は、母親の心拍音、血流の音、消化器系の音といった内部の音が支配的です2。母親の声は、自身の体を通じて効率的に伝達され、胎児にとって主要な音源の一つとなります3。音楽のような外部の音は、母親の腹壁や羊水によってある程度減衰され、特に高周波数の音は届きにくくなる性質があります5。実際、妊娠27週頃までの胎児は、主に500Hz以下の低周波数の音を聞いており、それ以上の周波数は母親の組織によるフィルタリングのため、妊娠29週頃まで感知できない可能性があると指摘されています6

この事実は、胎児が外部の音楽をどのように知覚しているかを考える上で非常に重要です。つまり、胎児は母親が聴いている音楽をそのままクリアに聴いているわけではなく、子宮という独特のフィルターを通した、いわば「くぐもった」音として体験しているということを理解しておく必要があります。

表1:胎児の聴覚発達のマイルストーンと音環境(2456に基づくJAPANESEHEALTH.ORG編集部作成)
妊娠週数 (目安) 主要な聴覚発達 知覚される音の性質 (内部/外部)
妊娠6週頃 内耳(蝸牛、三半規管)、外耳、中耳の形成開始 主に内部音
妊娠4ヶ月頃 (約16週) 音を知覚する脳機能の発達、海馬の発達 内部音、外部音の低周波成分を知覚し始める可能性
妊娠5ヶ月頃 (約20週) 耳と脳を結ぶ神経の成長、音を聞き始める 内部音、外部音の知覚がより明確に
妊娠6ヶ月頃 (約24週) 周囲の音や言葉を聞き取れるようになる 内部音、減衰された外部音(特に低周波)
妊娠27週頃 聴覚機能の確立、外部音刺激による聴覚皮質の再編成開始 内部音、減衰された外部音(主に500Hz以下を知覚)
妊娠29週頃 500Hz以上の周波数も感知できるようになる可能性 内部音、減衰された外部音(より広範囲の周波数)

音楽や音は胎児にどのような影響を与えるのか?最新エビデンス

音楽やその他の音響が胎児に与える影響については、様々な研究が行われており、単に「良い」というだけでなく、その効果は多岐にわたることが示唆されています。

生理学的反応: 音楽を聴かせることで、胎児の心拍数や胎動に変化が見られることは多くの研究で確認されています7。例えば、ゆったりとしたクラシック音楽は、胎児の心拍パターンを安定させる効果があるという報告もあります8。厚生労働省科学研究費補助金による東海大学医学部の高橋昌宏氏らが主導した研究プロジェクトでは、音楽聴取によって胎動や胎児心拍の変化が実際に起こることを確認し、胎児の聴覚検査法の確立を目指しました7。これは、音楽が胎児の身体的な状態に直接的に作用し得ることを示しています。

神経学的影響と学習: 驚くべきことに、胎児は子宮内で音を記憶し、学習する能力を持っている可能性が示されています。Partanen氏らによるフィンランドの研究では、妊娠後期に特定のメロディーを繰り返し聴かせた胎児は、出生後数ヶ月にわたりそのメロディーに対する脳の神経反応が強化されることが示されました5。これは、胎児期における音の学習と記憶の可能性を示唆する重要な知見です。また、出生後に、子宮内で聴き慣れたメロディーや音を認識することも報告されています2。さらに、慶應義塾大学(当時)の内田真理子氏らの研究グループは、母親の声が新生児の脳の前頭葉と側頭葉の間の機能的結合(いわゆる言語回路)の形成を促すことを明らかにしました9。これは、胎児期から母親の声に触れることの重要性を示しています。

母親のリラックスを介した間接的効果: 胎児への音楽の最も重要な効果の一つは、母親の精神状態を介した間接的なものであると考えられています。母親が音楽を聴いてリラックスすることでストレスが軽減され、その結果として胎児にとってより良い子宮内環境がもたらされるというメカニズムです1。解剖学者の養老孟司氏は、胎児がモーツァルトの音楽そのものを理解して聴いているというよりは、母親がそれを聴いて心が落ち着き、その穏やかな状態が胎児に反映されるのだろうと述べています1。妊娠中の過度なストレスは、流産や早産のリスクを高める可能性や、胎児の発育に悪影響を与える可能性が指摘されているため2、母親のリラックスは非常に重要です。

早産児への音楽療法の示唆: 直接的な胎児への影響ではありませんが、早産で生まれた赤ちゃんに対する音楽療法の研究も、胎児期の音環境の重要性を間接的に支持しています。音楽療法を受けた早産児において、バイタルサイン(心拍数、呼吸数、酸素飽和度など)の安定、睡眠の質の改善、痛みの軽減といった肯定的な効果が報告されています10。Cappelletti氏らによるシステマティックレビューでは、音楽刺激が早産児の胎盤プログラミングや神経発達に影響を与える可能性が示唆されています10。また、Azizi氏らによるメタアナリシスでも、音楽療法が早産児の酸素飽和度や心拍数といった新生児期のアウトカムを改善することが示されています11。これらの研究は、出生直後の非常にデリケートな時期の乳児であっても、音環境がその子の健康状態や発達に影響を与えることを示しており、胎児期における良好な音環境の重要性を裏付けるものと考えられます。

これらの科学的知見は、音楽が胎児に与える影響は、特定の音楽を聴かせることで胎児の知能が直接的に向上するといった単純なものではなく、母親の心身の安定や、胎児自身の音に対する学習能力といった、より複雑なメカニズムが関与していることを示唆しています。したがって、音楽を選ぶ際には、まず母親自身が心地よいと感じるものを選ぶことが大切です。

迷信の解体:いわゆる「モーツァルト効果」について

「モーツァルトを聴かせると賢い子が育つ」といった、いわゆる「モーツァルト効果」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。しかし、この効果については科学的なコンセンサスが得られておらず、多くの専門家は懐疑的です1。1993年に発表された最初の研究は、大学生を対象とした短期的な空間認識能力の向上を示したものであり、胎児や乳幼児の知能発達に直接結びつくものではありませんでした。その後の追試研究では、同様の効果が再現されないことも多く、音楽の種類(例えば、モーツァルト以外の音楽や、本人が好む音楽)によっても同様の短期的な気分高揚効果や覚醒レベル向上が見られることが示唆されています12。つまり、特定の作曲家の音楽が胎児の知能を特異的に高めるという考えは、科学的根拠に乏しいと言えます。JAPANESEHEALTH.ORG編集部としては、このような誤解に基づいた情報に惑わされることなく、母親自身がリラックスでき、心地よいと感じる音楽を選ぶこと、そして胎児との穏やかな時間を楽しむことを推奨します。

日本における研究と視点:胎教文化との調和

日本においても、胎児の聴覚や音楽の影響に関する研究は進められています。前述の東海大学医学部による研究3や慶應義塾大学による母親の声の重要性を示した研究8などはその一例です。また、日本では古くから「胎教」という概念があり、妊娠中から胎児によい影響を与えるための様々な取り組みが行われてきました。音楽を聴かせることも、その一環として捉えられることが多いようです2413

「胎教」の文化的な意義を尊重しつつも、大切なのは科学的根拠に基づいたアプローチです。例えば、教育評論家の山原麻紀子氏は、音楽が子どもの「生きる力」を育む可能性に言及しつつも、早期教育としての音楽ではなく、親子が共に楽しむコミュニケーションツールとしての音楽の価値を指摘しています14。胎児への音楽は、知育や早期教育といった過度な期待をするよりも、母親がリラックスし、胎児との絆を育むための手段として捉えることが、より健全で有益なアプローチと言えるでしょう。

妊娠中に音楽を聴く際の具体的な方法と注意点

胎児と音楽を楽しむためには、いくつかの具体的な方法と注意点を守ることが大切です。これにより、母親も胎児も安全かつ快適に音楽の恩恵を受けることができます。

適切な音楽の選び方

胎児に聴かせる音楽は、母親がリラックスできる穏やかなものが基本です。クラシック音楽(特にモーツァルトやバッハなど、調和のとれたメロディーラインを持つもの)、ヒーリングミュージック、自然の音(川のせせらぎ、鳥のさえずりなど)などが推奨されます。また、母親自身が好きな音楽で、聴いていて心地よいと感じるものであれば、ジャンルにこだわりすぎる必要はありません。ただし、極端に大きな音量や不協和音が多い音楽、激しいリズムの音楽(一部のロックやヘヴィメタルなど)は、胎児を驚かせたり、母親自身がリラックスできなかったりする可能性があるため、避けた方が賢明でしょう15

安全な音量とは

胎児に音楽を聴かせる際の音量は、非常に重要なポイントです。一般的に、50~60デシベル(dB)程度が推奨されています。これは、静かなオフィスや普段の会話程度の音量に相当します16。スピーカーで音楽を流す場合、母親が心地よいと感じる程度の音量であれば、通常は問題ありません。しかし、ヘッドホンをお腹に直接当てて大音量で聴かせることは避けるべきです。羊水は音を伝えやすいため、胎児にとっては音が大きすぎる可能性があり、また、特定の周波数が強調されて伝わることも考えられます2。コンサートホールや映画館など、85dBを超えるような極端に大きな音に長時間さらされる環境も、妊娠中は避けるのが望ましいとされています16。米国疾病予防管理センター(CDC)も、大きな騒音への曝露が妊娠に影響を与える可能性について注意を促しています6

聴かせる時間と頻度

音楽を聴かせる時間に厳密な決まりはありませんが、1回につき20~30分程度、1日に1~2回程度を目安にするとよいでしょう。長時間連続して音楽を流し続ける必要はありません。大切なのは、母親がリラックスして音楽を楽しめる時間を持つことです。例えば、就寝前や休憩時間など、ゆったりとした気分で過ごせる時に取り入れるのが効果的です。

母親自身の参加の重要性

音楽をただ流すだけでなく、母親自身が積極的に関わることで、その効果はより深まります。例えば、音楽に合わせてハミングしたり、優しく歌いかけたりすることは、胎児にとって母親の声をより身近に感じる機会となり、親子のコミュニケーションを豊かにします8。また、音楽を聴きながらお腹を優しく撫でたり、胎動を感じながらリラックスしたりする時間は、母親自身の精神的な安定にも繋がり、それが胎児への良い影響をもたらします1

健康に関する注意事項

  • 音楽を聴かせる際は、必ず適切な音量(50~60dB程度)を守り、胎児にとって安全な音環境を心がけてください。特にヘッドホンをお腹に直接当てることは避け、スピーカーで自然に音楽を流す方法を推奨します216
  • ロックコンサートや大音量の映画館など、極端に大きな騒音環境は、胎児の聴覚に影響を与える可能性があるため、妊娠中はできる限り避けてください6
  • 「胎教」として音楽を用いる場合でも、過度な期待や義務感を持つことは避け、母親自身が心からリラックスし、楽しむことを最優先にしてください。母親のストレスは胎児に影響を与える可能性があります1
  • この記事は情報提供を目的としており、医学的アドバイスに代わるものではありません。妊娠中の健康管理や胎児への対応については、必ずかかりつけの産婦人科医や専門家にご相談ください。

よくある質問

Q1: いわゆる「モーツァルト効果」は本当に胎児の知能を高めるのですか?

A1: 「モーツァルトを聴くと賢い子が育つ」という「モーツァルト効果」について、科学的に明確な証拠はありません。一部の研究で短期的な空間認識能力の向上が示されたこともありましたが、これは主に大学生を対象としたもので、胎児や乳幼児の長期的な知能発達に直接的な効果があるとは証明されていません112。音楽は母親のリラックスを促し、それが胎児にとって良い環境を作ることに繋がるという間接的な効果の方が重要と考えられています。

Q2: 胎児に音楽を聴かせるのに最適な時間帯や1日の合計時間はどれくらいですか?

A2: 胎児に音楽を聴かせる最適な時間帯に厳密な決まりはありませんが、母親がリラックスできる時間、例えば就寝前や休憩中などがおすすめです。1回あたりの時間は20~30分程度、1日に1~2回、合計で1時間以内を目安にすると良いでしょう。長時間聴かせ続ける必要はなく、母親と胎児が心地よいと感じる範囲で楽しむことが大切です。

Q3: ヘッドホンをお腹に直接当てて音楽を聴かせても良いですか?

A3: ヘッドホンをお腹に直接当てて音楽を聴かせることは、一般的に推奨されていません。羊水を通じて音が胎児に伝わる際、特定の周波数が強調されたり、音が大きすぎたりする可能性があるためです2。部屋にスピーカーで適度な音量(50~60dB程度)で音楽を流す方が、胎児にとってより自然で安全な方法とされています。

Q4: どのようなジャンルの音楽が胎児に適していますか?避けるべき音楽はありますか?

A4: 胎児に適しているのは、母親が聴いて心地よくリラックスできる、穏やかな音楽です。クラシック音楽、ヒーリングミュージック、自然の音などがよく推奨されます。一方で、極端に大きな音量や不協和音が多い音楽、テンポの速すぎる激しい音楽(一部のロックやヘヴィメタルなど)は、胎児を刺激しすぎる可能性があるため、避けた方が良いでしょう15

Q5: 胎教として音楽を始めるのは、妊娠何週目頃からが良いですか?

A5: 胎児の聴覚が発達し始めるのは妊娠中期、一般的には妊娠20~22週頃とされています4。この時期から音楽を聴かせ始めることは可能ですが、焦る必要はありません。大切なのは、母親自身が音楽を楽しみたいと感じるタイミングで、リラックスした気持ちで始めることです。音楽を通じた「胎教」は、早期教育というよりは、親子のコミュニケーションや母親の精神安定を目的とすることが望ましいです。

結論

妊娠中に音楽を聴くことは、科学的にも母親の心身のリラックスを通じて胎児に良い影響を与える可能性が示唆されています。いわゆる「モーツァルト効果」のような特定の音楽による知能向上といった直接的な効果を過度に期待するのではなく、母親自身が心地よいと感じる音楽を選び、適切な音量と時間で楽しむことが大切です。音楽は、お腹の赤ちゃんと心を通わせ、妊娠期間をより豊かに過ごすための一つの素晴らしい手段となり得ます。JAPANESEHEALTH.ORG編集部としては、本記事で提供した情報が、皆様の健やかで喜びに満ちたマタニティライフの一助となることを心より願っております。最終的には、音楽を通じて得られる親子の穏やかな時間こそが、何よりの宝物と言えるでしょう。

免責事項

この記事は医学的アドバイスに代わるものではなく、症状がある場合は専門家にご相談ください。

参考文献

  1. 株式会社プレジデント社. 脳と音楽の素敵な関係(養老孟司、久石譲)[インターネット]. PRESIDENT Online. 2011年10月17日号 [引用日: 2025年6月4日]. 以下より入手可能: https://president.jp/articles/-/5098
  2. ファミリードクター. 「胎教にいいこと」って音楽?絵本?それとも…気軽にできる7つの方法 [インターネット]. ファミリードクター; 2021年9月1日 [引用日: 2025年6月4日]. 以下より入手可能: https://www.family-dr.jp/?column=21091
  3. 高橋昌宏, 他. 胎児聴覚検査法の確立と聴覚刺激による胎児中枢神経系への影響に関する研究. 厚生労働省科学研究費補助金(子ども家庭総合研究事業)総括研究報告書. 2005. [引用日: 2025年6月4日]. 以下より入手可能: https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/14980
  4. ワールド・ファミリー株式会社. 胎教はいつから?何をするべき?専門家がおすすめする方法を解説![インターネット]. ワールド・ファミリー; 2024年4月16日 [引用日: 2025年6月4日]. 以下より入手可能: https://world-family.co.jp/english-education/articles/taikyo/
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  6. Centers for Disease Control and Prevention (CDC). Reproductive Health and the Workplace: Noise [Internet]. CDC; Last reviewed: October 26, 2023 [cited 2025 June 4]. Available from: https://www.cdc.gov/niosh/topics/repro/noise.html
  7. News-Medical.Net. Classical music found to stabilize fetal heart rate patterns [Internet]. AZoNetwork; Nov 16, 2015 [cited 2025 June 4]. Available from: https://www.news-medical.net/news/20151116/Classical-music-found-to-stabilize-fetal-heart-rate-patterns.aspx
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  9. Cappelletti M, Di Natale S, Soldera G, Gavioli S, Rizzolo A, Mosca F, Fumagalli M. Effect of Musical Stimulation on Placental Programming and Neurodevelopmental Outcomes in Preterm Infants: A Systematic Review. Children (Basel). 2023;10(2):386. doi:10.3390/children10020386. PMID: 36832514
  10. Azizi E, Zarean M, Torkaman M, Ghasemi R, Mazdaki M. Effect of music therapy on behavioral and physiological neonatal outcomes in preterm infants: A systematic review and meta-analysis. PLoS One. 2024;19(3):e0295832. doi:10.1371/journal.pone.0295832. 全文リンク
  11. Thoma MV, La Marca R, Brönnimann R, Finkel L, Ehlert U, Nater UM. The effect of music on the human stress response. PLoS One. 2013;8(8):e70156. doi:10.1371/journal.pone.0070156. PMID: 23940541 (この文献はPart1でref-6としてThoma et al. SAFE SOUND EXPOSURE IN THE FETUS AND PRETERM INFANTを指していましたが、ここで引用するモーツァルト効果に関連する一般的な音楽とストレス反応に関する文献として、このThoma MV et al. (2013)をref-12として新規追加します。Part1のref-6はCDCの騒音に関するものでした。混乱を避けるため、番号を新規に振ります。)
  12. 株式会社ybaby. 胎教に効果はない!?科学的根拠やメリット・デメリットを解説 [インターネット]. ybaby.me; 2023年11月2日 [引用日: 2025年6月4日]. 以下より入手可能: https://ybaby.me/maternity/maternity-taikyo.html
  13. 株式会社DNAイノベーション研究所. 胎教とは?いつから始める?人気の胎教方法7選と注意点 [インターネット]. DNA先端医療株式会社; [引用日: 2025年6月4日]. 以下より入手可能: https://dna-am.co.jp/column/child_rearing_information/post-16/
  14. 東洋大学. 音楽が子どもの「生きる力」を育む ―子どもの発達と音楽の関係性とは― 山原麻紀子 [インターネット]. 東洋大学; 2019年9月25日 [引用日: 2025年6月4日]. 以下より入手可能: https://www.toyo.ac.jp/news/academics/faculty/lt/20190925-01/
  15. Healthline. Music for Baby in Womb: Is It a Good Idea and What Should You Play? [Internet]. Healthline Media; Medically reviewed by Valinda Riggins Nwadike, MD, MPH; Written by ElNico Rallonza; Updated on March 13, 2020 [cited 2025 June 4]. Available from: https://www.healthline.com/health/pregnancy/music-for-baby-in-womb
  16. ベネッセコーポレーション. 声かけや部屋の音。おなかの中の赤ちゃんにはどう聞こえているの?[インターネット]. たまひよ; 監修:針生悦子先生(東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター准教授); [引用日: 2025年6月4日]. 以下より入手可能: https://st.benesse.ne.jp/ninshin/content/?id=93035
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