がん・腫瘍疾患

膵臓がんの真実:日本の最新エビデンスに基づく早期発見と治療の最前線

膵臓がんは、その発見の遅れと進行の速さから、依然として治療が極めて困難ながんの一つとされています。しかし、診断技術、全身薬物療法、そして個別化医療における近年の急速な進歩は、この厳しい疾患の治療パラダイムを根本から変えつつあります。本稿は、**日本膵臓学会の「膵癌診療ガイドライン2022年版」**や**国立がん研究センター**の最新データなど、日本の医療制度と臨床指針を基軸に、信頼性の高いエビデンスを統合し、膵臓がんの全体像を包括的に解説します120。リスク因子に基づいた監視による早期発見の重要性、治癒を目指す術前補助療法の意義、有効性と副作用のバランスを考慮した化学療法の選択、そしてゲノム情報がもたらす治療の変革に焦点を当て、患者さんとご家族が治療に主体的に参画するための知識基盤を提供します。

この記事の科学的根拠

本記事は、日本の公的機関・学会ガイドラインおよび査読済み論文を含む高品質の情報源に基づき、出典は本文のクリック可能な上付き番号で示しています。

  • 日本の診療ガイドライン: 「膵癌診療ガイドライン2022年版」に基づき、国内の標準的な診断・治療法を解説しています20
  • 公的統計データ: 国立がん研究センター「がん情報サービス」の最新情報を参照し、日本国内の疫学や生存率に関する情報を提供しています1
  • 最新の国際的研究: The Lancet Oncology誌に掲載されたネットワークメタアナリシスなど、最新の国際的な研究成果を取り入れ、治療選択肢の有効性を比較評価しています7

要点まとめ

  • 膵臓がんの化学療法は近年大きく進歩しています。NALIRIFOX療法は、海外で一次治療の選択肢として承認されており、日本国内でも臨床試験が進行中です72123
  • 治療法の選択は、効果の高さだけでなく副作用とのバランスが重要です。体力や全身状態に合わせて、FOLFIRINOX療法のような強力な治療から、ゲムシタビンベースの治療まで、個別化されたアプローチが取られます8
  • がんゲノムプロファイリング検査により、生殖細胞系列BRCA遺伝子変異に対するオラパリブ(リムパーザ®)など、特定の遺伝子異常を持つ患者さん一人ひとりに合わせた標的治療が可能になっています1022
  • 急な糖尿病の発症や悪化は、膵臓がんの早期発見の重要な手がかりとなる可能性があります。気になる症状があれば、自己判断せず専門医に相談することが大切です25

第1章:膵臓がんの本質

「膵臓がん」と聞いても、具体的にどのような病気で、なぜ危険なのかが分からず、不安に感じられるのは当然です。その背景には、膵臓が体の奥深くにあってイメージしにくいことがあります。科学的には、この臓器は消化と血糖調節という生命維持に不可欠な二つの役割を担っており2、がんがこれらの機能を損なうことが深刻な影響を及ぼします。これは車のエンジンオイルと冷却システムが同時に故障するようなもので、互いに関連し合いながら全体に問題が広がっていきます。だからこそ、まずは膵臓の基本的な働きと、がんのリスクとなる要因について正しく理解することから始めましょう。

一般的に「膵臓がん」と呼ばれる病気の大部分は、膵液の通り道である膵管の細胞から発生する「膵管腺がん(PDAC)」です。国立がん研究センターによると、他にも稀な種類の腫瘍はありますが、性質や治療法が異なるため区別されます13。膵臓は、胃の背面に位置する長さ約20cmの細長い臓器で、解剖学的に膵頭部、膵体部、膵尾部に分かれます。がんが発生した部位によって初期症状や手術方法が大きく異なるのが特徴です。

リスクとなる要因

膵臓がんの発症には、遺伝的な要因と生活習慣が複雑に関係しています。MSDのマニュアルによると、喫煙、過度のアルコール摂取、肥満、そして2型糖尿病が、日本における明確なリスク因子として確立されています25。特に、急な糖尿病の発症や悪化は、高リスク群における膵臓がんの重要なサインとされています26。また、ご家族(親、子、兄弟姉妹)に膵臓がんの患者さんが2人以上いる「家族性膵がん」の家系では、リスクが有意に高まります。

日本における状況

日本国内では膵臓がんの患者数・死亡数ともに増加傾向にあり、公衆衛生上の大きな課題です。国立がん研究センターのがん統計によると、2019年にはがんによる死亡原因の第4位を占め、患者の9割以上が60歳以上であることも特徴です1

このセクションの要点

  • 膵臓がんの大部分は、消化液の通り道である膵管から発生する「膵管腺がん(PDAC)」です。
  • リスク因子には、喫煙、肥満、糖尿病などの生活習慣に加え、家族歴などの遺伝的要因が関わっています。

第2章:早期発見の重要性

「症状が出にくいと聞き、気づいた時には手遅れなのではないか」と心配になるかもしれません。「沈黙の臓器」と呼ばれるだけに、そのご心配はもっともです。科学的には、膵臓が後腹膜腔という体の深い場所に位置するため、腫瘍が小さいうちは特異的な症状が現れにくいのです1。これは、家の奥深くで起きた小さな水漏れが、壁や床にシミとして現れるまで気づくのが難しいのと似ています。しかし、注意すべき初期のサインや、リスクが高い方が受けるべき検査は確かに存在します。それらを知ることが、早期発見への第一歩です。

見逃されやすい初期のサインには、腹部の膨満感、便の色が白っぽくなる(白色便)、そして前述した新規発症または悪化する糖尿病があります1。進行すると、上腹部痛、背部痛、原因不明の体重減少、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)などが現れます。特に、腫瘍が胆汁の通り道を塞ぎやすい膵頭部に発生した場合、比較的早期に黄疸が出現するため、他の部位のがんより早く発見される傾向があります。実際に、93の研究を統合したメタアナリシスでは、膵頭部がんは体尾部がんに比べて予後が良いことが示唆されています9

日本の標準的な診断手順

膵臓がんが疑われた場合、血液検査(腫瘍マーカーCA19-9など)や腹部超音波検査から始まり、確定診断のために造影CTやMRIといった画像検査が行われます。「膵癌診療ガイドライン2022年版」では、特に超音波内視鏡(EUS)は小さな腫瘍の発見に優れ、組織を採取して病理診断を確定させる(EUS-FNA)ために不可欠な検査とされています420

受診の目安と注意すべきサイン

  • 皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)
  • 急激な体重減少(例:半年で5%以上)や原因不明の背部痛
  • 急に糖尿病と診断された、または血糖コントロールが急に悪化した

第3章:治療の戦略的枠組み:病期と切除可能性

ご自身の病状がどの段階にあり、手術が可能かどうかが分からず、専門的な内容に戸惑われることでしょう。治療方針を決める上では、二つの重要なものさしが使われます。一つは、がんの進行度を世界共通の基準で示す「TNM病期分類」です。これは、腫瘍の大きさ(T)、リンパ節転移(N)、遠隔転移(M)の3要素でステージを決定します4。がんの進行度によって5年生存率は大きく異なり、早期発見がいかに重要であるかを示しています。最新の公式な統計情報については、国立がん研究センターのウェブサイトをご参照ください24

もう一つの、そしてさらに重要なものさしが、腫瘍と周囲の主要な血管との位置関係で決まる「切除可能性分類」です。科学的には、がんの治癒が唯一期待できるのは外科切除であるため、この分類が実際の治療戦略の根幹となります4。これは、建物を解体する際に、隣接する重要インフラ(血管)を傷つけずに安全に作業できるかを判断するのに似ています。「切除可能」は安全に切除できる状態、「切除不能・局所進行」は重要な血管を巻き込み切除が不可能な状態です。そして、その中間に「切除可能境界」という状態があります。これは、まず化学療法(術前補助療法)で腫瘍を小さくし、血管から引き離すことで「切除可能」な状態への転換を目指す、戦略的な挑戦目標となります。

このセクションの要点

  • 治療方針は、がんの進行度を示す「TNM病期分類」と、手術の可否を決める「切除可能性分類」の二つの基準で決定されます。
  • 唯一の根治的治療は外科切除であり、「切除可能境界」と診断された場合は、手術の前に化学療法で腫瘍を小さくし、手術可能な状態を目指す戦略が取られます。

第4章:現代の治療法:ガイドラインに基づく分析

「抗がん剤治療は副作用が強く、とても耐えられないのではないか」というご不安、お察しします。確かに副作用はありますが、医療は日々進歩しています。科学的には、現在の化学療法は有効性と忍容性(副作用への耐えやすさ)のトレードオフを考慮して、複数の選択肢が階層化されています4。これは、目的地に行くために、最速だが運転が難しいレーシングカー(強力な化学療法)と、少し時間はかかるが安全で快適な乗用車(副作用が穏やかな化学療法)のどちらを選ぶか、という状況に似ています。医師は、患者さん一人ひとりの体力(Performance Status)や希望に合わせて最適な「車」を提案します。

外科手術と術後補助化学療法

膵臓がんに対する唯一の根治を目指せる治療法が外科手術です。手術で目に見えるがんを取り除いた後、再発を予防する目的で術後補助化学療法を行います。日本のJASPAC-01試験の結果に基づき、経口抗がん剤であるS-1を6ヶ月間内服するのが標準治療とされています425

進化する全身化学療法

切除不能な膵臓がんに対する化学療法には複数の選択肢(レジメン)があります。比較的若年で全身状態が良好な患者さんには、高い効果が期待できるFOLFIRINOX療法が選択されることがあります。より幅広い患者層には、ゲムシタビン+ナブパクリタキセル併用療法が用いられます。近年、NALIRIFOX療法という新しい3剤併用療法も登場しました。ただし、この治療法は米国食品医薬品局(FDA)により2024年2月に一次治療として承認されていますが、日本国内ではまだ承認されておらず、臨床試験が進行中の段階です(2025年9月現在)2123。The Lancet Oncology誌に掲載された最新のネットワークメタアナリシスによると、これらの3剤併用療法は、2剤併用療法よりも生存期間の延長において優れていることが示されています78

今日から始められること

  • 主治医に、ご自身の体力や生活スタイルに合った化学療法の選択肢と、それぞれの副作用について詳しく尋ねてみましょう。
  • 副作用を和らげる支持療法(吐き気止め、下痢止めなど)について事前に説明を受け、どのような時に病院に連絡すべきかを確認しておきましょう。

第5章:膵臓がんにおける個別化医療革命

「標準治療が効かなくなった場合、もう打つ手はないのだろうか」と、先の見えない状況に大きな不安を感じていらっしゃることでしょう。しかし、現代の医療には新しい希望の扉が開かれています。それが「がんゲノムプロファイリング検査」です。科学的には、この検査はがん細胞の設計図(遺伝子)を詳細に調べ、がんの増殖に直接関わる「ドライバー遺伝子変異」という特定の弱点を見つけ出す作業です4。これは、従来の画一的な攻撃ではなく、敵の要塞の特定の弱点を狙い撃ちする精密誘導ミサイルを見つけるようなものです。

日本で承認されている主な標的治療

この検査で見つかる代表的な標的と治療薬は以下の通りです。

  • 生殖細胞系列BRCA遺伝子変異とPARP阻害薬:切除不能膵がん患者さんの約4~7%に、生まれつきこの遺伝子変異(gBRCA1/2)があるとされます。これらの患者さんで、白金製剤を含む化学療法が効いた場合に、その効果を維持する目的でPARP阻害薬であるオラパリブ(製品名:リムパーザ®)が日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認されています1022
  • MSI-Highと免疫チェックポイント阻害薬:ごく一部(約1%)の患者さんでは、DNA修復機能に異常がある高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)という状態を示します。このタイプのがんには、免疫チェックポイント阻害薬ペムブロリズマブ(製品名:キイトルーダ®)が著効することがあります427

今日から始められること

  • 主治医に、ご自身が「がんゲノムプロファイリング検査」の対象となるか、また、どのタイミングで受けるのが最適かを相談してみましょう。
  • 検査を受ける場合、結果が判明するまでの期間や、結果に基づいて治療法が見つかる可能性について、事前に説明を受けておきましょう。

第6章:未来の治療法:注視すべき臨床試験

今ある治療法だけでなく、もっと新しい選択肢はないのか知りたい、というお気持ち、よく分かります。世界中の研究者が膵臓がんの克服に向けて、まさに今、新しい武器の開発に取り組んでいます。科学的には、膵臓がんの約90%以上で見つかるKRAS遺伝子変異は、長年「創薬不能」な難攻不落の要塞とされてきました15。しかし、近年この要塞の特定の弱点を狙う「KRAS阻害薬」の開発が急速に進んでおり、膵臓がん治療における最大のブレークスルーとなることが期待されています。これは、これまで開かなかった金庫の鍵が、ついに見つかりつつある状況に似ています。

世界と日本の研究動向

国際的な学会では、革新的な治療法の研究成果が次々と報告されています。前述のKRAS阻害薬に加え、がん細胞に特異的なタンパク質を狙って抗がん剤を直接送り届ける「抗体薬物複合体(ADC)」や、患者さん自身の免疫細胞を遺伝子改変して攻撃力を高める「CAR-T細胞療法」なども、有望な次世代の治療法として研究が進んでいます。日本国内でも、独自の革新的な臨床試験が進行中です。

このセクションの要点

  • 長年の課題であったKRAS遺伝子変異を標的とする薬剤の開発が急速に進んでおり、将来の治療に大きな期待が寄せられています。
  • 抗体薬物複合体(ADC)やCAR-T細胞療法など、新しいメカニズムの治療法も世界中で開発が進められています。

第7章:患者と家族のための実践ガイド

病気の治療と同時にお金の心配もしなければならないのは、本当に大変なことです。また、どこで最高の治療を受けられるのか分からず、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。しかし、日本にはこうした課題に対応するための心強い制度や仕組みが整備されています。科学的な治療選択と同じくらい、これらのサポートシステムをうまく活用することが、安心して治療を続ける上で不可欠です。

経済的負担を軽減する制度

日本の公的医療保険制度では、膵臓がんの標準治療はすべて保険適用となります。さらに、医療費の自己負担が過大にならないようにするための「高額療養費制度」という重要なセーフティネットがあります。全国健康保険協会の案内によると、事前に「限度額適用認定証」を申請すれば、窓口での支払いを上限額までにとどめることもできます1214

専門施設へのアクセス

膵臓の手術は特に難易度が高く、施設の経験数が治療成績に影響します。日本肝胆膵外科学会は、質の高い手術を提供できる施設を「高度技能専門医修練施設」として認定しています18。学会のウェブサイトから全国の認定施設を検索できるため、手術を受ける際の重要な参考になります。

相談窓口と患者会

全国の「がん診療連携拠点病院」などには、専門の相談員が無料で相談に応じてくれる「がん相談支援センター」が設置されています19。また、パンキャンジャパンのような患者支援団体は、貴重な情報源であり精神的な支えとなります10

今日から始められること

  • ご自身が加入している健康保険の保険者(保険証に記載)に連絡し、「限度額適用認定証」の申請方法を確認しましょう。
  • お住まいの地域のがん診療連携拠点病院を調べ、「がん相談支援センター」の連絡先を控えておきましょう。
  • 日本肝胆膵外科学会のウェブサイトで、お近くの「高度技能専門医修練施設」を検索してみましょう。

よくある質問

膵臓がんのリスクが高いのはどのような人ですか?

ご家族(親、子、兄弟姉妹)に膵臓がんの方がいる、喫煙習慣がある、肥満、長期間の糖尿病、慢性膵炎と診断されている方はリスクが高いとされています。また、特定の遺伝性疾患もリスク因子となります2。これらのリスクがある方は、定期的な検診について医師にご相談ください。

がん遺伝子パネル検査は誰でも受けられますか?費用はどのくらいかかりますか?

この検査は、標準的な治療が終了した、または終了が見込まれる固形がんの患者さんが対象となります。公的医療保険が適用され、検査費用そのものは約56万円ですが、「高額療養費制度」が利用できるため、実際の自己負担額はご自身の所得に応じて月額約5.6万円から16.8万円程度となります13。詳しくは病院のがん相談支援センターなどにご相談ください。

手術が難しいと言われました。もう治る見込みはないのでしょうか?

「切除不能」と診断されても、すぐに諦める必要はありません。まず手術の前に抗がん剤治療(術前補助療法)を行い、がんを小さくしてから手術を目指す戦略があります。また、手術ができない場合でも、新しい抗がん剤や遺伝子情報に基づく治療法により、がんの進行を抑え、生活の質を保つことが可能です4。主治医と今後の治療方針についてよく話し合うことが大切です。

結論

膵臓がんは、もはや画一的な「不治の病」というレッテルで語られるべき疾患ではありません。その診療は大きな変革期を迎えています。治療パラダイムは、画一的な化学療法から、有効性と忍容性のバランスを考慮した個別化された階層的選択へ、そしてゲノム情報に基づいた精密医療(プレシジョン・メディシン)へと進化を遂げています710。この道のりは依然として険しいものですが、疾患に関する正確で深い理解、最新の治療選択肢、そして日本国内に整備された手厚いサポートシステムを活用することで、患者と家族は自らの治療に主体的に関わる「パートナー」となることができます。それこそが、確かなエビデンスに裏打ちされた、未来への希望を切り拓く力となるのです。

医薬品情報に関する注意事項

本記事で紹介されている薬剤に関する情報は、教育目的で提供されています。特定の製品の広告や優位性を示すものではありません。治療の選択にあたっては、日本国内で承認された最新の添付文書を参照し、必ず主治医にご相談ください。国によって医薬品の承認状況は異なる場合があることにご留意ください2829

免責事項本コンテンツは一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療方針を示すものではありません。症状や治療に関する意思決定の前に、必ず医療専門職にご相談ください。

参考文献

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