【科学的根拠に基づく】自宅で治す白癬(はくせん)・水虫・たむしの科学的アプローチ:9つの効果的な治療法・治し方完全ガイド
皮膚科疾患

【科学的根拠に基づく】自宅で治す白癬(はくせん)・水虫・たむしの科学的アプローチ:9つの効果的な治療法・治し方完全ガイド

白癬(はくせん)は、一般的に水虫(みずむし)やたむしとして知られ、日本人にとって非常に身近な皮膚の悩みです。日本の疫学調査によれば、国民の約5人に1人が足白癬(水虫)、10人に1人が爪白癬に罹患していると推定されています11。一部の報告では、人口の約4分の1、実に数千万人が何らかの形でこの真菌感染症と共存している可能性も示唆されています13。特に高齢化が進む日本では、この問題は単なる美容上の懸念に留まりません。例えば、90歳以上の男性の半数以上が爪白癬に罹患しているというデータもあり12、白癬によって生じた皮膚の亀裂が細菌の侵入口となり、蜂窩織炎(ほうかしきえん)のような重篤な二次感染症を引き起こす危険性も指摘されています15。本稿では、JapaneseHealth.org編集委員会が、最新の科学的知見と日本の臨床現場の実情に基づき、白癬を自宅で効果的に管理・治療するための9つの具体的な方法を、専門家の視点から徹底的に解説します。安易な民間療法に頼るのではなく、根拠に基づいた正しい知識を身につけることが、完治への最短の道です。

この記事の科学的根拠

この記事は、入力された研究報告書で明示的に引用されている最高品質の医学的根拠にのみ基づいています。以下に示すリストは、実際に参照された情報源と、提示された医学的指導との直接的な関連性を示したものです。

  • 日本皮膚科学会 (JDA): 本記事における市販薬(外用抗真菌薬)および処方薬(内服抗真菌薬)に関する推奨は、日本皮膚科学会が発行した「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」に基づいています17
  • 米国疾病予防管理センター (CDC): ステロイド薬の誤用に関する警告や、薬剤耐性菌に関する情報は、米国疾病予防管理センター(CDC)の医療提供者向け情報に基づいています7
  • 臨床研究論文: ニンニク(アリシン)8、ココナッツオイル51、ウコンオイル54などの自然療法に関する有効性と注意点は、PubMed等のデータベースで公開されている個別の査読付き科学論文に基づき、そのエビデンスレベルを慎重に評価したものです。
  • 日本の臨床医による解説: 足白癬の具体的な治療法や日常生活での注意点に関する記述は、日本の皮膚科専門医によるウェブサイト上の解説記事を参考にしています4

要点まとめ

  • 白癬の治療は、まず皮膚科専門医による正確な診断から始めることが極めて重要です。自己判断でのステロイド使用は症状を悪化させる危険性があります。
  • 最も効果的な「自宅治療」は、市販の抗真菌薬を正しい用法(患部より広く、症状が消えても1ヶ月程度継続)で使い切ることです。
  • 治療の成功には、薬剤の使用と並行して、毎日の徹底した洗浄・乾燥と、靴や足拭きマットなどの環境管理が不可欠です。
  • ココナッツオイルやウコンオイルなど一部の自然療法には科学的根拠が示唆されていますが、あくまで補助的なものと考え、使用には注意が必要です。
  • 市販薬で改善しない、患部が広範囲、爪や頭皮に感染がある、あるいは糖尿病などの持病がある場合は、直ちに専門医の診察を受けるべきです。

白癬(水虫・たむし)とは何か?日本の現状とリスク

白癬は、皮膚糸状菌(デマトファイト)と呼ばれる真菌(カビ)の一種が、皮膚の角質層、髪、爪に含まれるケラチンというタンパク質を栄養源として増殖することで起こる感染症です1。原因となる菌は主にトリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属に分類され、日本国内および世界的に最も一般的な原因菌は白癬菌(Trichophyton rubrum)です7
日本では、感染した部位によって呼び名が変わることが一般的です。

  • 足白癬(あしはくせん): 一般的に「水虫(みずむし)」として知られています。
  • 股部白癬(こぶはくせん): 「いんきんたむし」と呼ばれます。
  • 体部白癬(たいぶはくせん): 「ぜにたむし」と呼ばれます4

「ハタケ」という言葉も俗称として使われることがありますが、これは他の鱗屑(りんせつ、皮膚が剥がれ落ちること)を伴う皮膚疾患を指す場合も多いため、正確な理解のためにはこれらの用語を区別することが重要です。

なぜ正確な診断が治療の第一歩なのか

白癬の治療を始める前に、最も重要かつ不可欠なステップは、皮膚科専門医による正確な診断を受けることです。自己判断による治療は、症状の悪化や治療の長期化を招く大きな危険性を伴います。なぜなら、白癬の症状であるかゆみ、赤み、皮膚の剥がれは、接触皮膚炎、汗疱(かんぽう)、乾癬(かんせん)といった他の多くの皮膚疾患と酷似しているためです4
誤診における最大の危険は、未診断の真菌感染症に対してステロイド(副腎皮質ホルモン)外用薬を塗布してしまうことです。これは米国疾病予防管理センター(CDC)をはじめとする多くの医療機関が強く警告している行為です57。ステロイドは皮膚の免疫反応を抑制する作用があるため、真菌が存在する場所に塗ると、菌の増殖を助長し、感染範囲を拡大させ、治療を著しく困難にしてしまいます19
皮膚科では、診断のゴールドスタンダードとして直接鏡検法(KOH法)が用いられます。これは、患部の皮膚や爪の鱗屑を少量採取し、水酸化カリウム(KOH)溶液で処理した後、顕微鏡で真菌の菌糸の有無を確認する方法です4。この検査の精度は非常に高く、水疱の蓋から検体を取った場合などではほぼ100%の確率で診断が可能です18。正確な検査結果を得るため、市販の抗真菌薬を使用している場合は、受診の1~2週間前から使用を中止することが推奨されます4。また、近年では爪白癬の迅速診断キット「デルマクイック®爪白癬菌」なども登場し、数分で抗原の有無を判定できるようになっています22
日本の市販薬(OTC)市場は非常に発達しており、テルビナフィンやルリコナゾールといった医療用と同等の強力な成分を含む製品が容易に入手できます4。しかし、「強力な薬が手に入る」ことと「自分の症状に適した薬である」ことは同義ではありません。専門医による診断こそが、数ある治療選択肢の中から最適な一手を選ぶための、最も確実な羅針盤となるのです。

自宅で実践する9つの効果的な白癬治療・管理法

専門医による診断を受けた後、治療の主戦場は自宅でのセルフケアに移ります。ここでは、科学的根拠の強さに従って、最も効果的な方法から順に9つのアプローチを解説します。

方法1:【ゴールドスタンダード】抗真菌薬の塗り薬を正しく使う

合併症のない体部白癬(ぜにたむし)や股部白癬(いんきんたむし)に対する最も強力で推奨される治療法は、抗真菌薬の局所塗布です。日本皮膚科学会(JDA)の2019年診療ガイドラインでは、この治療法に対して「推奨度A(強く推奨する)」という最高レベルの評価が与えられています17
正しい塗り方が成功の鍵を握ります。

  • 範囲: 薬は、発疹が出ている部分だけでなく、その境界から4~5cmほど広い範囲にまで塗布します。目に見えない菌糸を根絶するためです27。足白癬(水虫)の場合は、症状が片足にしかなくても両足全体に塗ることが再発予防の観点から推奨されます4
  • 期間: かゆみや皮むけなどの症状が消えても、自己判断で薬を中止してはいけません。角質層にはまだ真菌が潜んでいる可能性が高いからです。臨床症状が完全に消失した後も、少なくとも1~2週間28、理想的には1ヶ月程度は根気強く塗布を続けることが推奨されています4

剤形の選択も重要です。日本の市販薬はクリーム、軟膏、液体、スプレーなど多様な剤形があります。一般的に、じゅくじゅくした患部にはクリームやパウダースプレー、乾燥してひび割れている患部には軟膏、カサカサした患部には液体が適しているとされています425

表1:日本の主要な市販抗真菌薬の比較

症状と剤形に基づき、読者が賢明な選択を下すための情報
製品名 有効成分 剤形 主な特徴・適応 使用回数
ブテナロックVαクリーム ブテナフィン塩酸塩, クロルフェニラミンマレイン酸塩, グリチルレチン酸, l-メントール クリーム べたつかず、塗りやすい。かゆみ止め・抗炎症成分を配合。じゅくじゅくしてかゆみが強い患部に適する25 1日1回
メンソレータムエクシブWディープ10クリーム テルビナフィン塩酸塩, 尿素 (10%), リドカイン, ジフェンヒドラミン塩酸塩 クリーム 尿素10%配合で硬くなった角質を柔らかくし、有効成分の浸透を高める。かかとなどのガサガサ水虫に有効25 1日1回
ピロエースZ液 ラノコナゾール, クロタミトン, グリチルレチン酸 液体 硬い角質にも浸透しやすい。液体タイプでべたつかず、乾燥したカサカサタイプの患部に適する25 1日1回
ダマリングランデX テルビナフィン塩酸塩, リドカイン, l-メントール クリーム 1日1回の塗布で効果が持続。抗真菌、鎮痛、鎮痒、清涼感の成分を配合24 1日1回
タムシチンキパウダースプレーZ ブテナフィン塩酸塩, リドカイン, 塩化ベンザルコニウム スプレー(パウダー) パウダースプレーが患部を乾燥させ、じゅくじゅくした患部に適する。殺菌と鎮痒効果も併せ持つ24 1日1回

方法2:【治療の基盤】毎日の徹底した清潔ケアを習慣にする

衛生管理を単なる予防策ではなく、積極的な「治療法」と捉えることが重要です。研究によると、白癬菌が健康な皮膚に付着した後、角質層に侵入して感染を成立させるまでには約24時間かかるとされています36。皮膚に小さな傷がある場合は、この時間は12時間に短縮される可能性があります37
この「24時間の猶予」という知識は、日々の入浴が持つ力を浮き彫りにします。毎日、石鹸を使って優しく丁寧に体を洗い、菌が定着する前に洗い流すことが、極めて効果的な防御策となります38。ただし、ナイロンタオルや軽石でゴシゴシと強くこすることは、皮膚のバリア機能を傷つけ、かえって感染リスクを高めるため避けるべきです17。洗浄後は、真菌が好む湿った環境をなくすため、特に足の指の間などを丁寧に、完全に乾燥させることが不可欠です4

方法3:【再発防止の要】環境を管理し、再感染を防ぐ

治療の成功は、生活環境からの再感染サイクルを断ち切るかにかかっています。白癬菌は家庭内の様々な場所に潜んでいます。

  • 足拭きマットとスリッパ: 家族内感染の主な媒介物です。個人用のマットを使用するか、共有する場合は頻繁に洗濯・乾燥させることが推奨されます4。洗濯機での通常の洗濯で菌は死滅しますが39、より確実な消毒には70-80℃の熱湯に10分間つけるか、0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液に30分間浸す方法があります44
  • 靴と靴下: 靴は菌にとって理想的な温床です。通気性の良い靴を選び、複数の靴を交互に履いて完全に乾燥させる時間を確保しましょう4。アルコール含有の除菌スプレーを日常的に使用することも有効です46
  • 爪切り: 個人専用とし、共有は避けるべきです。やむを得ず共有する場合は、使用前後にアルコールで10分間消毒するなどの対策が必要です44

方法4:【有望な補助療法】補助的な保湿剤としてココナッツオイルを検討する

ここからは、科学的根拠を慎重に評価した上で、家庭で試せる自然療法について解説します。ココナッツオイルは、安全で有望な補助療法の一つです。主成分であるラウリン酸などの中鎖脂肪酸には、真菌の細胞膜を破壊する作用が報告されています250。小規模ながらランダム化比較試験では、内服抗真菌薬の補助としてバージンココナッツオイルを局所塗布した結果が、1%クロトリマゾールクリームと同等であったことが示されています51。治療薬の代替にはなりませんが、優れた保湿効果で皮膚のバリア機能を改善し、軽度の抗真菌作用で治療をサポートする役割が期待できます2

方法5:【有望な植物療法】ウコンオイルを試す(注意して)

ウコン(ターメリック)から抽出されるオイルは、提供された資料の中で最も有望な植物療法の一つです。実験室レベル(in-vitro)の研究だけでなく、白癬菌(T. rubrum)に感染させたモルモットを用いた動物実験(in-vivo)において、希釈したウコンオイルを塗布したところ、6~7日で病変が消失したという報告があります54。これは非常に強力なエビデンスですが、人間での臨床試験はまだ必要です。使用する際は、キャリアオイルで十分に希釈し、必ず腕の内側などでパッチテストを行い、皮膚への刺激がないか確認してください。

方法6:【有望な精油療法】レモングラスオイルを試す(注意して)

レモングラスオイルの主成分であるシトラールは、強力な抗真菌活性を持つことが知られています55。ある研究では、人間に感染する皮膚糸状菌に対して最も活性の高い精油の一つとして評価されています55。蒸気として接触するだけでも菌の増殖を抑制する効果が示されており57、そのポテンシャルは高いと言えます。しかし、精油は皮膚刺激を引き起こす可能性があるため、ウコンオイルと同様に、必ず希釈とパッチテストを行ってから慎重に使用する必要があります。

方法7:【限定的な選択肢】ニンニク(アリシン)抽出物を使う(細心の注意を払って)

ニンニクの有効成分アリシンは、実験室レベルで白癬菌に対し、処方薬であるケトコナゾールに匹敵するほどの強力な抗真菌活性を示すことが報告されています8。アリシンは真菌の細胞膜を破壊し、増殖を抑制します47。しかし、この有望なデータはあくまで実験室での話です。生のニンニクを直接皮膚に塗布することは、重度の接触皮膚炎や化学熱傷を引き起こす危険性が非常に高く、絶対に避けるべきです。もし試すのであれば、市販の安定化されたアリシン抽出物を含む製品を、厳格なパッチテストの後でのみ検討すべきですが、標準治療の代替とはなり得ません。

方法8:【症状緩和】アロエベラで症状を和らげる

アロエベラの白癬菌に対する直接的な抗真菌効果の証拠は弱いのが現状です61。しかし、アロエベラには優れた抗炎症作用と鎮静作用があり、白癬に伴うかゆみや炎症、ヒリヒリ感を和らげるのに役立ちます。治療そのものではなく、不快な症状を緩和するための補助的なケアとして位置づけるのが最も適切です。

方法9:【最重要】医師に相談するタイミングを知る

最後の、そして最も重要な「治療法」は、専門家の助けを求めるべき時機を正確に知ることです。以下のいずれかの状況に当てはまる場合は、自己判断を中止し、速やかに皮膚科専門医を受診してください。

  • 初めて白癬と思われる症状が出た場合。
  • 市販薬を2週間使用しても症状が改善しない、または悪化した場合6
  • 感染が広範囲に及んでいる、または急速に拡大している場合。
  • 膿が出る、強い痛みを伴うなど、細菌による二次感染の兆候がある場合。
  • 感染が爪(爪白癬)や頭皮(頭部白癬)に及んでいる場合。これらの部位は外用薬だけでは治癒が困難です17
  • 糖尿病や免疫抑制状態(例:抗がん剤治療中、HIV感染症など)の持病がある場合1。合併症のリスクが高いため、専門的な管理が必要です。

よくある質問

Q1. 家族に水虫の人がいます。どうすれば感染を防げますか?
A. 家族内感染を防ぐためには、環境の共有を避けることが基本です。具体的には、足拭きマット、スリッパ、爪切りは個人専用にしてください440。もし共有する場合は、足拭きマットはこまめに洗濯・乾燥させることが重要です。患者さんが歩いた床などにも菌は剥がれ落ちていますが、菌が付着してから感染が成立するまでには24時間程度の時間が必要なため36、毎日入浴して足を清潔に保っていれば、過度に神経質になる必要はありません。衣類の洗濯も、他の家族と分ける必要はないとされています39
Q2. 水虫の薬を塗ると症状が悪化したように感じます。なぜですか?
A. いくつかの可能性が考えられます。第一に、診断が間違っている可能性です。もし症状が白癬ではなく湿疹や接触皮膚炎だった場合、抗真菌薬は効果がなく、かえって刺激になることがあります4。第二に、使用している薬の成分(基剤や添加物)に対するアレルギー反応(かぶれ)の可能性です。第三に、治療初期に死滅した菌から放出される成分によって一時的に炎症反応が強まることが稀にあります。いずれにせよ、症状が悪化した場合は直ちに使用を中止し、診断の再確認のために皮膚科専門医を受診してください。
Q3. なぜステロイドを使ってはいけないのですか?市販のかゆみ止めクリームにも入っていることがありますが。
A. ステロイドは免疫反応を抑制することで炎症を抑える薬です。白癬は真菌に対する体の免疫反応によってかゆみや赤みが起きています。ここにステロイドを塗ると、免疫の働きが弱まり、原因である真菌が逆に増殖し放題になってしまいます。これにより、症状は一時的に軽快したように見えても、水面下で感染が拡大し(これを「菌交代現象」や「tinea incognita」と呼びます)、最終的にはるかに治療が困難な状態になります19。市販薬の中には、抗真菌成分と弱いステロイド、かゆみ止め成分を組み合わせたものもありますが、これらは専門家の指導なしに自己判断で使用するにはリスクが伴います。原則として、真菌感染が確定していない限り、ステロイドの使用は避けるべきです。
Q4. 酢や漂白剤で水虫が治るという話を聞きましたが、本当ですか?
A. これらの方法は科学的根拠に乏しく、非常に危険なため絶対に試さないでください。酢(酸)や漂白剤(アルカリ)は、確かに高濃度であれば菌を殺すかもしれませんが、それ以上に健康な皮膚組織に深刻な化学熱傷や炎症を引き起こします43。皮膚のバリア機能が破壊され、症状が悪化するだけでなく、細菌による二次感染のリスクも増大します。白癬治療は、皮膚にダメージを与えずに真菌だけを選択的に攻撃する、科学的に検証された抗真菌薬で行うのが原則です。

結論

白癬(水虫・たむし)の自宅での治療は、正しい知識と根気強い実践によって十分に可能です。その核心は、第一に「皮膚科専門医による正確な診断」、第二に「科学的根拠のある抗真菌薬の適切な使用」、そして第三に「再発を防ぐための徹底した衛生管理」という三本の柱に集約されます。市販薬は非常に有効ですが、その効果を最大限に引き出すためには、症状が消えた後も治療を継続する忍耐力が求められます。ココナッツオイルやウコンオイルのような自然療法は、あくまで補助的な役割として慎重に取り入れるべきであり、治療の主軸にはなり得ません。最も重要なことは、自身の判断に迷った時、あるいは症状が改善しない時には、ためらわずに専門家の扉を叩くことです。本稿が提供する情報が、皆様が白癬というありふれた、しかし厄介な問題を克服するための一助となることを心より願っています。

免責事項
本記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的助言を構成するものではありません。健康に関する懸念がある場合、またはご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

  1. Tinea Corporis – StatPearls – NCBI Bookshelf. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK544360/
  2. HERBAL MEDICINE IN DERMATOPHYTES SEPTICITY – Journal of Population Therapeutics and Clinical Pharmacology. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://jptcp.com/index.php/jptcp/article/download/3815/3701/9897
  3. antifungal activity of some common herbal plants and its active constituents against ringworm – IJPHT JOURNAL. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://ijprdjournal.com/myapp/uploads/31-89-104%20Akshata%20Zapke.pdf
  4. 【自宅での注意点は?】足白癬(水虫)の診断と治療【皮膚科専門医が… [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://urawa-hifuka.com/tinea_pedis/
  5. ぜにたむし(体部白癬)|ひふ研 – 第一三共ヘルスケア. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hifuken/symptom/zenitamushi/
  6. 『いんきんたむし(股部白癬)』の症状・治療法 – 田辺三菱製薬ヘルスケア. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://hc.mt-pharma.co.jp/hifunokoto/solution/2033
  7. Information for Healthcare Providers: Emerging Ringworm – CDC. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.cdc.gov/ringworm/hcp/clinician-brief-resistant-infections/index.html
  8. Antimicrobial effects of allicin and ketoconazole on trichophyton… [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3768852/
  9. Curcuma Turmeric Oil Enhanced Anti-Dermatophytic Drug Activity Against Candida albicans and Trichophyton mentagrophytes – PubMed. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34325638/
  10. Prevention of fungal infections | EBSCO Research Starters. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.ebsco.com/research-starters/consumer-health/prevention-fungal-infections
  11. 白癬の〝真〟常識 – ファーマスタイル – m3.com. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://ph-lab.m3.com/categories/clinical/series/featured/articles/99
  12. 白癬(水虫・たむしなど) Q6 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚… [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.dermatol.or.jp/qa/qa10/q06.html
  13. 水虫とは・水虫の予防. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://brand.taisho.co.jp/dermarin/dx/about/
  14. 爪白癬の潜在患者を診断・治療へつなげる ケアマネジャーの影響力調査. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.shinryo-to-shinyaku.com/db/pdf/sin_0061_03_0181.pdf
  15. 蜂窩織炎(ほうかしきえん)って何? 急にふくらはぎが腫れて痛くて歩きにくいです!. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.ncgg.go.jp/hospital/navi/45.html
  16. Treatment of Ringworm and Fungal Nail Infections – CDC. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.cdc.gov/ringworm/treatment/index.html
  17. 日本皮膚科学会皮膚真菌症診療ガイドライン 2019 – 公益社団法人… [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/shinkin_GL2019.pdf
  18. 皮膚真菌症診断・治療ガイドライン. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913553_3.pdf
  19. Ringworm and Fungal Nail Infections Basics – CDC. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.cdc.gov/ringworm/about/index.html
  20. Fungal Infection, Fungal Rash, Skin Fungus Treatment – Cleveland Clinic. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://my.clevelandclinic.org/health/diseases/4276-skin-fungus
  21. About Emerging Types of Ringworm – CDC. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.cdc.gov/ringworm/aboutemergingringworm/index.html
  22. 爪白癬 | 症状、診断・治療方針まで – 今日の臨床サポート. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://clinicalsup.jp/jpoc/contentpage.aspx?diseaseid=1477
  23. マルホ:デルマクイック爪白癬 ポックWEB | POC検査情報提供サイト – メディセオ. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.mediceo.co.jp/poc_web/products/reagent/trichophyton_47463855.html
  24. 水虫に効く治療薬とは?おすすめの市販薬を紹介!. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.jcvn.jp/column/mizumushi/%E6%B0%B4%E8%99%AB%E3%81%AB%E5%8A%B9%E3%81%8F%E6%B2%BB%E7%99%82%E8%96%AC%E3%81%A8%E3%81%AF/
  25. 水虫に効く市販薬はどれ?症状別おすすめ商品9選!【薬剤師厳選… [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.kusurinomadoguchi.com/column/athletes-foot-medicine-13077/
  26. 白癬の治療 | マルホ 医療関係者向けサイト. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.maruho.co.jp/medical/articles/tinea/treatment/index.html
  27. 白癬はうつる?症状と治療法. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.juncl.net/ringworm/
  28. Ringworm (Tinea Corporis): Diagnosis, Treatment and Prevention. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.nationwidechildrens.org/conditions/ringworm
  29. Therapy of Skin, Hair and Nail Fungal Infections – PMC. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6162762/
  30. Diagnosis and Management of Tinea Infections – AAFP. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.aafp.org/pubs/afp/issues/2014/1115/p702.html
  31. 水虫薬のおすすめ人気ランキング【手水虫にも!2025年】 – マイベスト. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://my-best.com/1955
  32. 水虫・たむし(医薬品) 人気売れ筋ランキング – LOHACO. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://lohaco.yahoo.co.jp/ranking/50816/50831/50836/
  33. 【おすすめ】水虫用市販薬の選び方!症状別におすすめタイプをご紹介|Joshin webショップ. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://joshinweb.jp/drug/mizumushi.html
  34. 治療方針が明確に、「皮膚真菌症診療ガイドライン2019」 – ケアネット. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.carenet.com/news/general/carenet/49459
  35. 白癬 (水虫、タムシ) – 石神井公園駅前皮膚科. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://shakujiikouen-hifuka.com/blog/%E7%99%BD%E7%99%AC%E3%80%80%EF%BC%88%E6%B0%B4%E8%99%AB%E3%80%81%E3%82%BF%E3%83%A0%E3%82%B7%EF%BC%89/
  36. 白癬の院内感染予防のポイントについて – 感染対策Q&A | 公益社団法人 静岡県病院協会. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.shizuoka-bk.jp/advice/detail.php?N=263
  37. 大切な家族を守るために 知っておきたい のこと. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://medinfo-sato.com/patient/pdf/48_nailin_family_202411.pdf
  38. 水虫(白癬菌)|原因・症状・治療・対策・予防法 – 大正健康ナビ. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.taisho-kenko.com/disease/209/
  39. 白癬(水虫・たむしなど) Q25 – 公益社団法人日本皮膚科学会. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.dermatol.or.jp/qa/qa10/q25.html
  40. どういうふうにうつるの?|水虫4コマ劇場 – マルホ. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.maruho.co.jp/kanja/mizumushi/comic/04.html
  41. いんきんたむし(股部白癬)とぜにたむし(体部白癬)の原因は?似た症状についても解説 – とどくすり. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://todokusuri.com/column/post_20240814/
  42. What Causes Ringworm and Fungal Nail Infections – CDC. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.cdc.gov/ringworm/causes/index.html
  43. Home remedies for ringworm: 11 natural treatments – Medical News Today. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.medicalnewstoday.com/articles/320911
  44. 白癬の人に使用した物品の消毒方法を教えて下さい – 感染対策Q&A… [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.shizuoka-bk.jp/advice/detail.php?N=456
  45. 水虫の治し方|タイプ別治療法と自宅でできる予防・再発防止策 – 治験ジャパン. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://chiken-japan.co.jp/blog/athletes-foot-how-to-cure/
  46. ココが知りたい水虫の治し方!自力で治す方法はある?市販薬は? – Fujifilm. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://sp-jp.fujifilm.com/hydroag/column/049foot_mizumushinaoshikata.html
  47. Antifungal Activity and Potential Action Mechanism of Allicin against Trichosporon asahii. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10269704/
  48. Garlic-Derived Quorum Sensing Inhibitors: A Novel Strategy Against Fungal Resistance. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11693938/
  49. Evaluation of the in vitro antifungal activity of allicin – PubMed. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/856026/
  50. Mechanistic Insight Into the Antifungal Effects of a Fatty Acid Derivative Against Drug-Resistant Fungal Infections – Frontiers. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.frontiersin.org/journals/microbiology/articles/10.3389/fmicb.2020.02116/full
  51. (PDF) Comparing the Clinical Efficacy of Topical Application of Virgin Coconut Oil and 1% Clotrimazole Cream as an Adjuvant to Systemic Antifungal in Chronic Dermatophytoses: A Randomized Controlled Trial – ResearchGate. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.researchgate.net/publication/369730030_Comparing_the_Clinical_Efficacy_of_Topical_Application_of_Virgin_Coconut_Oil_and_1_Clotrimazole_Cream_as_an_Adjuvant_to_Systemic_Antifungal_in_Chronic_Dermatophytoses_A_Randomized_Controlled_Trial
  52. Antifungal Activity Test of Virgin Coconut Oil (VCO) Against Microsporum canis – YMER. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://ymerdigital.com/uploads/YMER221130.pdf
  53. Effect of Addition of Antifungal Agents on Physical and Biological Properties of a Tissue Conditioner: An In-Vitro Study. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5651072/
  54. Antifungal activity of turmeric oil extracted from Curcuma longa… [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/8824742/
  55. Scientific basis for the therapeutic use of Cymbopogon citratus, stapf (Lemon grass) – PMC. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3217679/
  56. Antimicrobial Activity of Lemongrass Essential Oil (Cymbopogon flexuosus) and Its Active Component Citral Against Dual-Species Biofilms of Staphylococcus aureus and Candida Species – Frontiers. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.frontiersin.org/journals/cellular-and-infection-microbiology/articles/10.3389/fcimb.2020.603858/full
  57. In-vitro and in-vivo anti-Trichophyton activity of essential oils by… [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11413931/
  58. Daily Application of an Aqueous, Acidifying, Peelable Nail Polish versus Weekly Amorolfine for Topical Onychomycosis Treatment: A Prospective, Randomized, Blinded Trial. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6109032/
  59. Lactobacillus plantarum strain HT-W104-B1: potential bacterium isolated from Malaysian fermented foods for control of the dermatophyte Trichophyton rubrum – PubMed. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33625606/
  60. A Review of Attempts to Identification and Antifungal Susceptibility of Dermatophytes (Microsporum Canis and Tricophyton Mentagrophytes) Isolated from Infected Cats and Dogs with Experimental Dermatophytosis of Guinea Pigs – Open Access Pub. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://openaccesspub.org/veterinary-healthcare/article/1980
  61. Home Remedies in Dermatology – PMC. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10718121/
  62. The Effect of Aloe vera on Skin and Its Commensals: Contribution of Acemannan in Curing Acne Caused by Propionibacterium acnes. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11510295/
  63. Synergistic antifungal evaluation of over-the-counter antifungal creams with turmeric essential oil or Aloe vera gel against pathogenic fungi – PubMed Central. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7841903/
  64. Antifungal Effect of Antimicrobial Photodynamic Therapy Mediated by Haematoporphyrin Monomethyl Ether and Aloe Emodin on Malassezia furfur. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8637056/
  65. Aloe‐emodin‐mediated antimicrobial photodynamic therapy against dermatophytosis caused by Trichophyton rubrum – PMC. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8867962/
  66. Susceptibility testing of Candida albicans and Candida glabrata to Glycyrrhiza glabra L. | Request PDF – ResearchGate. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.researchgate.net/publication/318379785_Susceptibility_testing_of_Candida_albicans_and_Candida_glabrata_to_Glycyrrhiza_glabra_L
  67. Evaluation of the Antifungal effects of Glycyrrhiza glabra L.,Morus nigra L., and Urtica urens L. extracts against some pathogenic fungi in vitro. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: http://ijcar.net/assets/pdf/Vol10-No7-July2023/1.-Evaluation-of-the-Antifungal-effects-of-Glycyrrhiza-glabra-L.Morus-nigra-L.-and-Urtica-urens-L.-extracts-against-some-pathogenic-fungi-in-vitro.pdf
  68. Chemical composition, antifungal and antibiofilm activities of essential oils from Glycyrrhiza foetida (Desf.) growing in Tunisia – PubMed. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36740815/
  69. Toe Nail Fungus – Onychomycosis – Achilles Podiatry. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://achillespodiatry.com/patient-education/toe-nail-fungus-onychomycosis/
  70. grapefruit seed extract: Topics by Science.gov. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.science.gov/topicpages/g/grapefruit+seed+extract?fbclid=IwAR1ySWaDadCnwmXjcBxUaTxb4pGHcV_3bHJHcVoPUWHkR3lkUUpYNsjLBkk
  71. Nail fungal infection: Causes, treatment, and symptoms – Medical News Today. [インターネット]. [引用日: 2025年6月25日]. Available from: https://www.medicalnewstoday.com/articles/151952
この記事はお役に立ちましたか?
はいいいえ