【医師監修】生後11ヶ月の赤ちゃんができることの全て:食事・睡眠スケジュールと成長を促す専門的ガイド
小児科

【医師監修】生後11ヶ月の赤ちゃんができることの全て:食事・睡眠スケジュールと成長を促す専門的ガイド

生後11ヶ月。それは、赤ちゃんが乳児期を卒業し、幼児期へと歩みを進める、めまぐるしくも感動的な移行期間です。昨日までハイハイしていたかと思えば、今日は家具につかまって立ち上がり、世界を新しい視点から眺めているかもしれません。喃語(なんご)でおしゃべりしていた口からは、やがて「ママ」「パパ」といった意味のある言葉が聞こえ始め、その小さな指先は、驚くほど器用に世界を探求し始めます。この時期の保護者の皆様は、日々の成長に目を細める一方で、「うちの子の発達は順調だろうか」「離乳食はこれでいいのかな」「夜泣きはいつまで続くの?」といった、尽きない疑問や不安を抱えていることでしょう。その気持ちは、子どもの健やかな成長を願う全ての保護者に共通するものです。この記事は、JAPANESEHEALTH.ORGが、そのような保護者の皆様に寄り添うために作成した、生後11ヶ月の赤ちゃんに関する包括的なガイドです。日本のこども家庭庁や厚生労働省が示す最新の公的データ1と、世界保健機関(WHO)などの国際的な知見2を基に、身体発育、運動能力、脳や言葉の発達、そして日々の生活の柱となる食事と睡眠について、専門的かつ分かりやすく解説します。私たちの目的は、単に「できることリスト」を提示することではありません。一つひとつの成長の背景にある発達のメカニズムを解き明かし、科学的根拠に基づいた具体的なケアの方法を提案することで、保護者の皆様が自信を持って、お子様一人ひとりのユニークな成長の旅路を支え、そのかけがえのない瞬間を心から楽しめるようにすることです。さあ、発見と喜びに満ちた生後11ヶ月の世界を、一緒に探検していきましょう。

この記事の科学的根拠

この記事は、明示的に引用された最高品質の医学的証拠にのみ基づいています。以下は、参照された実際の情報源と、提示された医学的ガイダンスとの直接的な関連性の要約です。

  • 厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査」: 日本の乳幼児の身長・体重の標準的な範囲に関するガイダンスは、この全国調査に基づいています1
  • 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」: 離乳食の進め方、3回食への移行、手づかみ食べの重要性、与えてはいけない食品に関する推奨事項は、この公式ガイドラインに基づいています3
  • 世界保健機関(WHO)「乳幼児発育曲線」: 母乳栄養児の理想的な成長パターンに関する国際基準、および「応答的な食事(Responsive Feeding)」の概念は、WHOの指針に基づいています24
  • 米国疾病予防管理センター(CDC): 2歳未満の乳児に対するWHO成長基準の使用推奨は、CDCのガイダンスに基づいています5

この記事の要点まとめ

  • 身体発育:生後11ヶ月の身長・体重の目安は、男の子が69.4~78.5cm・7.5~10.8kg、女の子が67.4~76.7cm・7.0~10.3kgです。ただし、成長曲線に沿った個人のペースが最も重要です1
  • 運動能力:つたい歩きが上手になり、一部の子は初めの一歩を踏み出します。指先が器用になり「指先でのつまみ」ができるようになるため、誤飲対策が不可欠です6
  • 心と知性:「ちょうだい」「バイバイ」などの簡単な言葉を理解し始め、指さしによるコミュニケーションが活発になります。人見知りや後追いは、健全な愛着形成の証です7
  • 離乳食:1日3回食が定着し、栄養の6~7割を食事から摂ります。硬さの目安は「バナナ」程度。鉄分不足に注意し、手づかみ食べを積極的に促すことが重要です3
  • 睡眠:1日の合計睡眠時間は11~13時間。昼寝は2回から1回へ移行する時期です。入眠儀式を取り入れると、寝つきがスムーズになります8
  • 安全と相談:運動能力の向上に伴い、転倒・転落・誤飲の危険が高まります。発達の不安は一人で抱えず、保健センターやかかりつけ医など公的機関に相談することが推奨されます9

1. 生後11ヶ月の身体発育:成長の軌跡を理解する

赤ちゃんの成長を客観的に把握する上で、身長と体重は重要な指標です。しかし、数字だけを見て一喜一憂する必要はありません。大切なのは、日本の基準と世界的な基準の両方を理解し、お子様自身の成長のペース、すなわち「成長曲線」の軌跡を見守ることです。

1.1. 日本の基準:こども家庭庁の最新データ

日本における乳幼児の身体発育の基準は、こども家庭庁(旧厚生労働省)が10年ごとに実施する「乳幼児身体発育調査」によって示されています10。これは、全国の乳幼児の実際のデータを集計したもので、日本の環境で育つ子どもの標準的な成長の様子を反映しています。最新の調査は令和5年(2023年)に発表されましたが11、ここでは広く参照されている平成22年(2010年)調査の数値を目安としてご紹介します。この調査では、大多数(94%)の赤ちゃんが以下の範囲内に収まっています6
表1:生後11ヶ月~12ヶ月未満の乳幼児の身長・体重の目安(平成22年乳幼児身体発育調査)

性別 身長 体重
男の子 69.4 cm ~ 78.5 cm 7.5 kg ~ 10.8 kg
女の子 67.4 cm ~ 76.7 cm 7.0 kg ~ 10.3 kg

出典:厚生労働省 平成22年乳幼児身体発育調査報告書1
この表は、あくまで統計的な目安です。この範囲から多少外れていたとしても、それだけで問題があるわけではありません。重要なのは、お子様が自分自身のペースで、成長曲線に沿って着実に大きくなっているかどうかです。

1.2. 世界的な視点:WHOの乳幼児発育曲線

近年、スマートフォンの育児アプリなどを通じて、世界保健機関(WHO)の成長基準に触れる機会も増えています。WHOの成長基準は、適切な栄養を与えられ、最適な環境で育った母乳栄養児のデータを基に作成された、「こうあるべき」という理想的な成長パターンを示すものです512。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)も、2歳未満の乳児にはこのWHO基準の使用を推奨しています5。ここで重要なのは、日本の調査(記述的:実際の平均値)とWHOの基準(規範的:理想的な成長)では、その成り立ちが異なるという点です。特に、生後3ヶ月以降は、一般的に人工乳(ミルク)で育つ赤ちゃんの方が母乳栄養児よりも体重の増加が速い傾向があるため、WHOの成長曲線ではパーセンタイル(全体の中でどの位置にいるかを示す数値)が高めに出ることがあります513。異なる二つの基準を見て混乱したり、不安になったりする必要はありません。大切なのは、どちらか一つの成長曲線を継続して使用し、単一の時点でのパーセンタイル値に固執するのではなく、時間の経過とともにお子様の成長がその曲線に沿って滑らかに上昇しているかを確認することです。

1.3. 乳幼児健診の役割:成長を見守るパートナー

赤ちゃんの成長を最も正確に評価する場は、定期的に行われる乳幼児健診です9。健診では、医師や保健師が身体測定の結果を成長曲線に記録し、これまでの成長の軌跡(トレンド)を評価します5。この継続的な観察こそが、お子様の成長が順調であるかを判断するための最も信頼できる方法です14。もし何か気になる点があれば、健診は専門家に直接相談できる絶好の機会となります。家庭での測定値や他の基準との比較で不安になる前に、まずはかかりつけの小児科医や地域の保健師に相談しましょう。

2. 運動能力の発達:あんよの準備は万端

生後11ヶ月は、運動能力が飛躍的に向上する時期です。赤ちゃんの視線は高くなり、行動範囲は劇的に広がります。この素晴らしい発達は、同時に新たな安全対策の必要性も示唆しています。

2.1. つたい歩きから初めの一歩へ

この時期の多くの赤ちゃんは、「つたい歩き」の達人になります。ソファからテーブルへ、壁から椅子へと、家の中にあるあらゆるものを支えにして巧みに移動します7。つたい歩きが安定してくると、一瞬だけ手を離して立ってみたり(ひとり立ち)、バランスを取りながらしゃがんで床のおもちゃを拾ったりする姿も見られるようになります6。そして、いよいよ「はじめの一歩」を踏み出す子も現れます。しかし、発達のペースは実に様々で、つたい歩きやハイハイの期間が長く続く子もいれば、まだずり這いが中心の子もいます6。あんよが早いか遅いかよりも、赤ちゃんが自分の体を使って移動することを楽しんでいるかどうかが大切です。高速ハイハイで目的地に突き進むのも、この時期ならではの立派な運動発達です15

2.2. 器用な探検家:指先の目覚ましい発達

大きな動きだけでなく、指先の細かな動きも驚くほど洗練されます。この時期の特筆すべき発達は、「指先でのつまみ(pincer grasp)」の完成です6。親指と人差し指の先を合わせて、小さなパンくずやボーロのようなものをつまみ上げることができるようになります。この能力の獲得により、赤ちゃんの遊びと探求の世界は一変します。

  • 絵本の特定の絵を指さして、興味を伝える16
  • おもちゃのボタンを押して、音や光の反応を楽しむ7
  • ティッシュの箱から中身を延々と引き出す。
  • 容器の蓋を開け閉めしようと試みる7
  • 自分でスプーンを持って口に運ぼうとする17

これらの行動はすべて、脳と指先が連携して働くようになった証拠であり、知的好奇心の表れです。

2.3. 新しい探検家のための安全な環境づくり

運動能力の向上は、親にとって喜びであると同時に、家庭内の安全対策を見直す重要なサインです。生後11ヶ月の安全対策は、この時期特有の発達段階と密接に関連しています。つまり、「つたい歩きで届くようになった場所」と「器用になった指先でできるようになったこと」という二つの観点から、危険を予測し、予防策を講じる必要があります。

  • 転倒・衝突対策:つたい歩きやひとり立ちの練習中は、頻繁にバランスを崩して転びます。テーブルの角や家具の尖った部分にはコーナーガードを取り付け、赤ちゃんが過ごす床にはジョイントマットなどを敷いて衝撃を和らげましょう16
  • 転落対策:腕の力が強くなり、ソファや低い椅子によじ登ろうとすることもあります15。階段にはベビーゲートを設置し、ベランダには絶対に出られないように鍵をかけるなどの対策が不可欠です。
  • 指先が引き起こす危険への対策:器用になった指は、コンセントの穴や家電製品の小さなボタンに強い興味を示します6。コンセントにはカバーをし、開けられたくない引き出しや棚にはチャイルドロックを取り付けましょう。
  • 誤飲対策:指先で小さなものをつまめるようになったということは、それをそのまま口に運んでしまうリスクが高まることを意味します。タバコ、薬、ボタン電池、硬貨、おもちゃの小さな部品など、誤飲の危険があるものは、赤ちゃんの行動範囲から徹底的に排除してください。

3. 心と知性の成長:脳・言葉・社会性の発達

目に見える身体の成長と並行して、赤ちゃんの心と知性も驚くべきスピードで発達しています。言葉を理解し、感情を表現し、他者との関わりを学び始める、まさに「内なる世界」の革命期です。

3.1. 「わかる」が芽生える

生後11ヶ月の赤ちゃんは、単に音を聞いているだけでなく、言葉の意味を理解し始めています。「ちょうだい」と言いながら手を出すと持っているおもちゃを渡してくれたり、「バイバイ」と言うと手を振ったりするようになります7。また、「ブーブはどこ?」と聞くと、おもちゃの車の方を向くなど、物の名前とその実物が結びつき始めます7。これは、記憶力と言葉の理解力が育っている証拠です。さらに、「目の前から物が消えても、それが存在し続けている」という「対象の永続性」の概念も確立してきます。これにより、「いないいないばあ」が、隠れた顔が再び現れるという予測と驚きに満ちた、最高の遊びになるのです18

3.2. コミュニケーションの芽生え

言葉の理解が進むと同時に、自分から何かを伝えようとする意欲も高まります。「あーあー」「まんま」といった喃語に、抑揚や感情がこもるようになります。そして、いくつかの家庭では、記念すべき「初語」が聞かれるかもしれません。多くの場合、それは「ママ」「パパ」「まんま(ごはん)」など、赤ちゃんにとって最も身近で大切な言葉です15。しかし、言葉の発達において、発語と同じくらい重要なのが「指さし」です。欲しいものや興味があるものを指さし、「あっ、あっ」と声を出すのは、言葉を使わずに他者の注意を惹き、自分の意図を伝える高度なコミュニケーションです6。保護者がその指さしの先にあるものを見て、「ワンワンだね」「お茶が欲しいの?」と応えてあげることで、赤ちゃんの「伝えたい」という気持ちは満たされ、言葉の発達がさらに促されます。

3.3. 社会性の発達:人見知りと模倣

この時期の社会性は、二つの側面を見せます。一つは、親や身近な人への愛着が深まることで強まる「人見知り」や「後追い」、「分離不安」です19。ママやパパの姿が見えなくなると泣き出したり、知らない人に抱っこされると固まってしまったりするのは、特定の養育者との間に強い絆が形成された証であり、健全な発達の証拠です。もう一つは、「模倣」を通じた社会性の学習です15。赤ちゃんは、大人の行動をじっと観察しています。電話をかけるふりをしたり、おもちゃのぬいぐるみをトントンして寝かしつけようとしたり、大人がすることの真似を始めます。また、公園などで他の子どもが遊んでいる様子に強い関心を示し、その行動を真似しようとすることもあります17。これは、他者を意識し、社会的なルールや行動を学ぶための第一歩です。

3.4. 遊びで心を育む:発達を促す関わり方

遊びは、赤ちゃんにとって最高の学びの場です。この時期の赤ちゃんの心と体の発達を最大限に引き出す、効果的な遊びをご紹介します。

指先と脳を育む遊び:

  • ポットン落とし:ミルクの空き容器などに穴を開け、ペットボトルのキャップなどを中に落とす遊び。指先の器用さと、「中に入れる」という因果関係の理解を育みます18
  • 形はめパズル・積み木:簡単な形のパズルや、積んだり崩したりする積み木遊びは、形の認識能力、問題解決能力、集中力を養います720
  • 絵本の読み聞かせ:ページをめくる、絵を指さすといった行動は指先の発達を促し、豊かな言葉のシャワーを浴びせることで言語能力の土台を築きます18

体幹と運動能力を育む遊び:

  • 手押し車(カタカタ):あんよのバランス感覚と脚の筋力を養います7
  • ボール遊び:ボールを転がす、投げるという動作は、全身の協調運動能力を高めます。親子で「どうぞ」「ちょうだい」とやり取りしながら遊ぶと、コミュニケーションの練習にもなります21
  • トンネルくぐり:段ボールや大人が作ったトンネルをハイハイでくぐる遊びは、空間認識能力と体を動かす楽しさを教えます22

スクリーンタイムとの付き合い方:

育児に追われる中で、テレビやスマートフォンに頼りたくなることもあるでしょう。しかし、研究によれば、乳幼児期の長時間の受動的なスクリーン視聴は、言語発達に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています23。赤ちゃんの脳は、保護者との応答的なやり取り、つまり、赤ちゃんが微笑んだら微笑み返し、何かを指さしたら「〇〇だね」と応える、といった生身のコミュニケーションを通じて最も効果的に発達します2425。テレビや動画を完全に取り除くことが難しい場合でも、関わり方を工夫することが重要です。もし見せるのであれば、一人で見せっぱなしにするのではなく、保護者も一緒に見て「ワンワンが走ってるね」「赤いリンゴ、おいしそうだね」と話しかけ、受動的な体験を能動的で共有された体験に変えていきましょう。

4. 離乳後期・カミカミ期:完全栄養ガイド

生後11ヶ月は、離乳食が「後期(カミカミ期)」の佳境に入り、栄養の主役が母乳やミルクから食事へと移行する重要な時期です。1日に必要な栄養の6~7割を離乳食から摂るようになります26。ここでは、食事のリズムから具体的な献立、そして最も大切な「食べる力」を育むための関わり方までを、国内外の最新ガイドラインに基づいて解説します。

4.1. 1日のリズム:食事とミルクのスケジュール

生活リズムを整えるため、食事の時間を決め、1日3回食を定着させましょう3。食事と食事の間隔は4~5時間程度あけるのが理想的です26。母乳や育児用ミルクは、離乳食の後に欲しがるだけ与えます。それとは別に、育児用ミルクの場合は1日2回程度、母乳の場合は授乳リズムに沿って与えます3
【1日のスケジュール例】

  • 7:00:起床、授乳①(母乳またはミルク)
  • 8:00:離乳食①
  • 10:00:午前睡
  • 12:00:離乳食②
  • 13:00:授乳②(母乳またはミルク)
  • 15:00:午後睡
  • 18:00:離乳食③
  • 19:00:入浴
  • 20:00:授乳③(母乳またはミルク)、就寝

このスケジュールはあくまで一例です。赤ちゃんの生活リズムに合わせて調整してください。

4.2. カミカミ期の食卓:何をどれくらい?

栄養バランスの取れた食事の基本は「主食・主菜・副菜」を揃えることです27。1回あたりの目安量は以下の通りですが、赤ちゃんの食欲や成長に合わせて調整しましょう。

  • 主食(炭水化物):5倍がゆ 90g ~ 軟飯 80g、または食パン 25g~30g、またはゆでうどん 60g~75g27
  • 副菜(ビタミン・ミネラル):野菜・果物 30g~40g27
  • 主菜(たんぱく質):魚または肉 15g、または豆腐 45g、または全卵 1/2個、または乳製品 80g28

特にこの時期は、胎内で蓄えた鉄分が少なくなり、鉄欠乏になりやすい時期です。母乳育児の赤ちゃんは特に注意が必要です3。鉄分が豊富な赤身の肉や魚(まぐろ、かつお)、レバー、ほうれん草、大豆製品などを積極的にメニューに取り入れましょう27

4.3. 食べ物の硬さと調理法:「バナナ」が目安

カミカミ期の名前の通り、この時期は「歯ぐきでカミカミしてつぶす」練習をする段階です。食べ物の硬さの目安は、指で軽く押すとつぶれる「バナナ」程度と覚えておきましょう3。食材は5~8mm角程度に切ると、赤ちゃんが自分で噛む練習をしやすくなります26。柔らかすぎると丸飲みの原因になるため、適度な歯ごたえを残すことが大切です。

4.4. 手づかみ食べの力:なぜ重要なのか

手でベタベタ、床はぐちゃぐちゃ…。「手づかみ食べ」は親にとって根気のいるものですが、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」でも、この時期の発達に極めて重要であると強調されています3。手づかみ食べは、単に栄養を摂る行為ではありません。

  • 五感の発達:食べ物の硬さ、温度、触感を自分の手で確かめる。
  • 食べる意欲の育成:「自分で食べる」という主体性を育み、食への関心を高める。
  • 目と手と口の協調運動:食べ物を見て、手でつかみ、口まで運ぶという一連の動作の練習になる。
  • 一口量の学習:自分でかじり取ることで、自分の一口の大きさを学んでいく26

柔らかく茹でた野菜スティック、おやき、小さなおにぎり、パンなど、赤ちゃんがつかみやすいメニューを毎食1~2品用意して、存分に手づかみさせてあげましょう26

4.5. 応答的な授乳・食事:赤ちゃんのサインを尊重する

食事の時間を、単なる「栄養補給」から「心を通わせるコミュニケーション」の時間へと変える鍵、それが「応答的な食事(Responsive Feeding)」という考え方です。これはWHOも推奨する、子どもの食へのサインに敏感に応える関わり方です4。遊び食べや食べムラに悩んだ時、つい「全部食べなさい」と言いたくなるかもしれません。しかし、赤ちゃんは自分の満腹感を伝えようとしています。

  • 満腹のサイン:口を固く閉じる、顔をそむける、お皿を押しやる、食べ物を吐き出す29
  • 空腹・もっと食べたいサイン:口を開けて待つ、前のめりになる、声を出して要求する30

これらのサインを尊重し、無理強いしないことが、食事の時間を楽しいものにし、生涯にわたる健康的な食習慣の土台を築きます。食事中はテレビを消し、赤ちゃんと向き合い、アイコンタクトを取りながら「おいしいね」と優しく話しかけましょう4。食事は愛情を育む時間でもあるのです。

4.6. 食事の安全:注意すべき食品

安全でおいしい食事のために、以下の点に注意してください。

  • 絶対NG:はちみつ。乳児ボツリヌス症のリスクがあるため、1歳を過ぎるまで絶対に与えないでください3
  • 1歳までは飲用しない:牛乳。調理に少量使うのは問題ありませんが、鉄分の吸収を妨げる可能性があるため、飲み物として与えるのは1歳を過ぎてからにしましょう3
  • 窒息の危険があるもの:ミニトマトやブドウは1/4にカットする。日本小児科学会によると、ナッツ類や豆類、硬い生野菜など、丸くて硬いものは窒息のリスクが非常に高いため、この時期には与えないでください31
  • アレルギー:卵、小麦、乳製品などのアレルギーが心配な食品は、自己判断で除去せず、必ず医師の指導のもとで少量から試すようにしましょう32

表2:生後11ヶ月の献立例:3日間モデルプラン

  1日目 2日目 3日目
朝食 軟飯、鮭とほうれん草の混ぜごはん、豆腐とわかめのみそ汁 スティックパン、かぼちゃのポタージュ、バナナヨーグルト 5倍がゆ、しらすと小松菜のせ、大根の煮物
昼食 鶏そぼろあんかけうどん、きざみトマト ツナと野菜のおやき、野菜スティック(人参・きゅうり) 軟飯おにぎり、鶏レバーと野菜の煮込み、みかん
夕食 軟飯、豆腐ハンバーグ、ブロッコリーのおかか和え 5倍がゆ、カレイの煮付け、さつまいものマッシュ 鶏ひき肉と野菜のあんかけ丼、きのこのスープ

上記は一例です。味付けはだしを基本とし、醤油や味噌は風味付け程度にごく少量使用します27

5. 睡眠と昼寝:安眠のための生活習慣

活発に活動する赤ちゃんの心と体を休ませ、成長を促すためには、質の良い睡眠が不可欠です。生活リズムを整え、安心して眠れる環境を作ってあげましょう。

5.1. 生後11ヶ月の理想の睡眠時間

生後11ヶ月の赤ちゃんに必要な1日の総睡眠時間は、お昼寝を含めて約11時間~13時間です33。そのうち、夜間の睡眠が9時間~12時間程度を占めます28。もちろん個人差はありますが、この数字を目安に生活リズムを組み立てていくとよいでしょう。

5.2. 昼寝の移行期:2回から1回へ

この時期は、多くの赤ちゃんにとってお昼寝の移行期にあたります。これまで午前と午後の2回だったお昼寝が、午後1回にまとまってくる子が増えます7。この移行期には、眠くてぐずったり、夕方に寝てしまって夜の睡眠に影響が出たりすることもあります。スムーズに移行するためのポイントは、夜の就寝時間に影響が出ないよう、お昼寝は遅くとも15時頃までには切り上げることです734。日中は公園で遊んだり散歩をしたりして、適度に体を動かすと、心地よい疲れでスムーズに入眠しやすくなります35

5.3. 入眠儀式のすすめ

毎晩、寝る前に同じ流れで決まった行動をすることは、「これから眠る時間だ」という合図を赤ちゃんに送り、心と体をリラックスさせるのに非常に効果的です。これを「入眠儀式」と呼びます35
【入眠儀式の例】

  • ぬるめのお風呂にゆっくり入る
  • 部屋を暗くして、静かな環境を作る
  • パジャマに着替える
  • 授乳や水分補給をする
  • 絵本を1冊読む、または静かな子守唄を歌う
  • 優しく抱きしめて「おやすみ」を言う
  • ベビーベッドに寝かせる

この一連の流れを毎日繰り返すことで、赤ちゃんは安心して眠りにつくことができるようになります。

5.4. 夜泣きと分離不安への対処法

順調に眠っていた子が、この時期に突然夜中に起きて泣き出すことがあります。これは「睡眠の退行」などと表現されることもありますが、多くの場合、赤ちゃんの成長の証です。この時期の夜泣きの背景には、心の発達が大きく関係しています。ママやパパとの強い愛着が形成されたことで、夜中にふと目が覚めた時に一人でいることに強い不安を感じる「分離不安」が原因の一つとして考えられます19。また、つかまり立ちやあんよなど、新しくできるようになった運動を、夜中に練習したくて起きてしまうこともあります。つまり、この時期の夜泣きは、困った後退現象ではなく、心が成長し、体が発達しているがゆえに起こる自然な過程なのです。このことを理解するだけでも、保護者の気持ちは少し楽になるはずです。夜中に起きてしまったら、まずは静かに寄り添い、背中をトントンするなどして安心させてあげましょう。

6. 保護者のためのガイド:個性の尊重と相談のタイミング

赤ちゃんの成長を見守る中で、他の子と比べてしまったり、発達の目安と違うことに不安を感じたりするのは自然なことです。しかし、最も大切なのは、目の前にいるお子様自身の個性とペースを尊重することです。ここでは、安心して育児に取り組むための心構えと、いざという時に頼れる日本のサポート体制について解説します。

6.1. 発達の個人差:赤ちゃんのペースを信じる

この記事で紹介してきた発達の目安は、あくまでも多くの赤ちゃんに見られる平均的な姿です。発達のスピードは、まさに千差万別。11ヶ月で歩き始める子もいれば、1歳半で歩き始める子もいます。どちらも正常な発達の範囲内です6。大切なのは、月齢の目安リストをクリアすることではなく、お子様が昨日より今日、今日より明日と、自分自身のペースで着実に成長していることです。できないことに目を向けるのではなく、できるようになったことを一つひとつ見つけて、心から褒めてあげましょう。その喜びの共有が、赤ちゃんの自己肯定感を育み、さらなる「やってみたい」という意欲を引き出します6

6.2. 日本のサポート体制:いつ、どこに相談すればいい?

「個人差があるのはわかっているけれど、やっぱり心配…」そう感じた時に、一人で悩みを抱え込む必要は全くありません。日本には、保護者の不安に寄り添い、専門的な視点からアドバイスをくれる、信頼できる公的なサポート体制が整っています。どこに相談すればよいか分からず不安に思う保護者のために、その具体的な相談経路を以下に示します。

  • 第一の窓口:市区町村の「保健センター」
    乳幼児健診の合間など、いつでも気軽に育児の悩みを相談できる身近な場所が、お住まいの地域の保健センター(または保健福祉センター)です36。ここには、育児と発達の専門家である保健師が常駐しており、電話や面談で無料で相談に乗ってくれます37。発達に関する心配事があれば、まずはここに連絡するのが最もスムーズな第一歩です。必要に応じて、より専門的な相談窓口や医療機関を紹介してくれます38
  • 定期的なチェックポイント:「乳幼児健診」
    1歳6か月健診や3歳児健診など、法律で定められた乳幼児健診は、病気の早期発見だけでなく、発達の状況を確認し、専門家に相談するための非常に重要な機会です9。問診票に気になることを詳しく記入し、診察の際に医師や保健師に直接質問しましょう。健診は「テスト」ではなく、「対話の場」です。
  • 医療的な判断が必要な場合:「かかりつけの小児科」
    明らかな体の症状がある場合や、保健センターで受診を勧められた場合は、かかりつけの小児科医に相談しましょう39。かかりつけ医は、お子様のこれまでの成長過程をよく理解しており、継続的な視点から的確なアドバイスをくれます。必要であれば、発達を専門とする「発達外来」や「児童精神科」などの専門医療機関への紹介状を書いてもらうこともできます38

これらの相談窓口は、保護者を評価したり責めたりする場所ではありません。保護者とお子様がより健やかに、安心して毎日を過ごせるように支援するためのパートナーです。少しでも不安があれば、ためらわずに活用してください。

6.3. 保護者自身の心と体のケア

赤ちゃんの成長に全身全霊で向き合う毎日。その中で、保護者自身の心と体の健康を後回しにしてしまいがちです。しかし、保護者が心身ともに健康でいることこそが、安定した育児の基盤となります。出産後の体は、まだ完全には回復していません。また、育児による睡眠不足やストレスは、心身に大きな負担をかけます16。時には意識的に休息を取り、パートナーや家族、友人に頼ること、そして地域のサポートサービスを利用することをためらわないでください。保護者の笑顔が、赤ちゃんの何よりの栄養になるのです。JAPANESEHEALTH.ORGは、お子様の健やかな成長と、それを支える保護者の皆様の幸せを心から応援しています。

よくある質問

生後11ヶ月でまだ歩きません。心配です。
心配いりません。歩き始める時期には大きな個人差があり、1歳6ヶ月頃までに歩き始めれば正常の範囲内とされています6。つたい歩きや高速ハイハイなど、赤ちゃん自身が楽しんで移動しているのであれば、温かく見守ってあげてください。どうしても心配な場合は、乳幼児健診や保健センターで相談してみましょう9
離乳食をあまり食べず、遊び食べばかりします。どうすればいいですか?
この時期の遊び食べは、食べ物への好奇心の表れでもあります。手づかみ食べのメニューを取り入れ、「自分で食べる」意欲を尊重しましょう3。また、お腹が空いていないのかもしれません。WHOが推奨する「応答的な食事」の考え方に基づき、赤ちゃんが口を閉じたり顔をそむけたりする満腹のサイン29を見せたら、無理強いせず食事を切り上げることも大切です4。食事の時間を楽しく過ごすことを第一に考えましょう。
夜中に何度も起きて泣きます。どうしてでしょうか?
この時期の夜泣きは、ママやパパへの愛着が深まったことによる「分離不安」や、日中の刺激、運動能力の発達などが原因で起こることがあります19。これは成長過程における自然な現象です。夜泣きが始まったら、まずは静かに寄り添い、背中を優しく叩くなどして安心させてあげましょう。毎晩同じ時間に入眠儀式を行うことも、安心して眠りにつく助けになります35
テレビやスマホの動画を見せてもいいですか?
乳幼児期の長時間の受動的なスクリーン視聴は、言語発達の遅れと関連がある可能性が指摘されています23。赤ちゃんの脳は、人との双方向のやり取りで最もよく発達します24。もし動画を見せる場合は、一人で見せっぱなしにせず、保護者も一緒に「ワンワンだね」などと話しかけながら、共有された体験にすることが推奨されます。

結論

生後11ヶ月は、赤ちゃんが「乳児」から「幼児」へと変貌を遂げる、ダイナミックで感動的な時期です。つたい歩きから初めの一歩へ、喃語から意味のある言葉へ、そして親への深い愛着の形成へと、心と体は目覚ましい成長を遂げます。このガイドで示した発育の目安はあくまで参考であり、最も大切なのは、一人ひとりの赤ちゃんのユニークな成長のペースを信じ、尊重することです。日々の食事や睡眠、遊びといった関わりの中で、赤ちゃんのサインに「応答的」に応え、安全な環境を整えることが、健やかな発達の土台となります。育児の中で不安や疑問が生じた際には、決して一人で抱え込まず、保健センターやかかりつけ医といった日本の充実したサポート体制を積極的に活用してください。JAPANESEHEALTH.ORG編集部一同、保護者の皆様が自信と喜びをもって、このかけがえのない時期を過ごせることを心より願っています。

免責事項
この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的アドバイスに代わるものではありません。健康上の懸念がある場合、またはご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

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  2. World Health Organization. Guiding principles for complementary feeding of the breastfed child [インターネット]. 2003. [引用日: 2025年6月23日]. Available from: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK143680/
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  37. こどもっとKOBE. 子どもの成長や発達が気になる・・・ そんなとき、相談できる場所があります [インターネット]. [引用日: 2025年6月23日]. Available from: https://kodomotto-kobe.jp/article/explain/0003.html
  38. LITALICOジュニア. 発達障害の診断基準は?検査方法や相談できる機関を紹介 [インターネット]. [引用日: 2025年6月23日]. Available from: https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/institution/
  39. LITALICOライフ. 子どもが発達障害かも?と思ったときの相談先、診断の流れ [インターネット]. [引用日: 2025年6月23日]. Available from: https://life.litalico.jp/hattatsu/contact/
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