【専門家監修】子供の運動嫌いを克服!科学的根拠に基づく「楽しい運動習慣」の完全ガイド
小児科

【専門家監修】子供の運動嫌いを克服!科学的根拠に基づく「楽しい運動習慣」の完全ガイド

日本の子供たちの体力低下と、運動習慣の「二極化」が深刻な問題となっています。スポーツ庁の最新調査では、一部の子供たちは非常に活発である一方、ほとんど運動しない子供たちの割合が増加していることが明らかになりました78。特に小学生女子の体力は低下し続けており、多くの保護者の皆様が「うちの子は運動が嫌いで困っている」「どうすれば体を動かすことの楽しさを教えられるだろうか」といった悩みを抱えているのではないでしょうか。この記事は、JHO(JAPANESEHEALTH.ORG)編集委員会が、世界保健機関(WHO)や日本の厚生労働省、文部科学省などの最新の研究と公式見解に基づき、お子様の運動嫌いを根本から解決し、生涯にわたる健康の礎となる「楽しい運動習慣」を育むための、科学的かつ実践的な方法を包括的に解説します。

この記事の科学的根拠

本記事は、提示された研究報告書に明示的に引用されている、最高品質の医学的エビデンスにのみ基づいて作成されています。以下は、実際に参照された情報源と、提示された医学的指導との直接的な関連性を示すリストです。

  • 世界保健機関(WHO): 本記事における5歳から17歳の子供の身体活動(1日平均60分の中高強度活動など)に関するガイダンスは、WHOの公式ガイドラインに基づいています14
  • 日本国文部科学省 (MEXT): 幼児期(3~5歳)の子供たちに「毎日合計60分以上の多様な遊びを通じた楽しい運動」を推奨する指針は、文部科学省の「幼児期運動指針」に基づいています15
  • 日本国厚生労働省 (MHLW): 「少しでも体を動かすことが重要」という原則や、生活習慣病予防の観点からのアプローチは、厚生労働省の「アクティブガイド」を参照しています22
  • 日本スポーツ庁: 日本の子供たちの体力低下、運動習慣の二極化、運動に対する意識などの最新データは、スポーツ庁が実施した全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果に基づいています23
  • 日本小児科学会: 2歳未満の子供のスクリーンタイム制限や、家庭でのメディア利用に関する具体的なルールは、日本小児科学会の提言に基づいています2830
  • 日本学術会議: 骨の成長を促すための運動の重要性や、運動・睡眠・栄養の統合的なライフスタイルの確立に関する提言は、日本学術会議の報告に基づいています26

要点まとめ

  • 日本の子供の体力は、運動する子としない子の「二極化」が深刻化しています5
  • 運動は身体だけでなく、脳機能、精神的健康(ストレス、うつ症状の軽減)、社会的スキルを向上させる上で極めて重要です11
  • 目標は1日合計60分の「楽しい運動」。幼児期は「多様な遊び」が中心です15
  • 運動嫌いの背景には、失敗体験や他者との比較による心理的障壁があります。結果ではなく「努力」を認め、子供自身の「成長」を褒めることが鍵です34
  • 親の役割は「監視者」ではなく「楽しい伴走者」。特別なスキルは不要で、一緒に楽しむ姿勢が最も重要です37

第1部: なぜ今、「楽しい運動」が子供の未来の鍵となるのか?

1.1 現代日本の子供たちを取り巻く運動の現状:深刻化する「運動格差」

現代日本の子供たちの身体的健康は、単なる医学的な問題に留まらず、複雑な社会的課題となっています。スポーツ庁が実施する全国調査からは、いくつかの懸念すべき傾向が浮かび上がっています。1
第一に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、子供たちの体力に明確な影響を残しました。2019年度(令和元年)から始まった全国的な体力低下の傾向は1、2024年度(令和6年)の調査で中学生男子がコロナ禍前の水準に回復するなど、一部で回復の兆しが見えるものの2、その回復は一様ではありません。深刻なのは、小学生女子の体力が依然として低下し続けている点です2。この男女差は、女の子が運動に参加する機会や意欲を削ぐような、目に見えない社会的・文化的障壁が存在する可能性を示唆しています。
第二に、専門家が最も警鐘を鳴らすのが、運動習慣の「二極化」です5。子供たちの社会は、週に420分(1日平均60分)以上運動する非常に活動的なグループと、週に60分未満しか運動しないほぼ非活動的なグループへと明確に分断されています。この傾向は特に中学生女子で顕著であり7、運動時間の短い生徒の割合は増加傾向にあります8
第三に、肥満の問題も依然として大きな懸念事項です。2022年(令和4年)にピークに達した子供の肥満率は、その後2年連続でわずかに減少したものの、小学生女子における改善はごく僅かです2。これは、過去10年間で成人男性の肥満率が増加している日本の長期的な傾向と合わせて見ると9、将来的な国民全体の健康への負担を予感させます。
最後に、注目すべき逆説が存在します。各種の運動行動指標が否定的なシグナルを示す一方で、子供たちの運動に対する意識や態度はむしろ肯定的です。「運動が好き」と回答する子供の割合は増加しており、中学生男子では過去最高を記録しました2。この「好き」と「実行」の間の矛盾は、問題が単に子供の怠惰さにあるのではないことを示唆しています。むしろ、運動したいという願望と、実際に子供たちがアクセスできる機会、環境、あるいは活動の種類との間にギャップが存在する可能性が高いのです。競争性の高い伝統的なスポーツ活動が、多くの子供、特に女の子にとっては、もはや魅力的でないか、適していないのかもしれません。

1.2 身体を超えた恩恵:脳、心、社会性を育む運動の力

身体活動の重要性は、肥満予防や持久力向上に留まりません。現代の科学的エビデンスは、運動が子供の脳、精神的健康、そして社会的スキルの発達にとって、不可欠な基盤であることを説得力をもって証明しています。
精神と脳への影響:
大規模なメタアナリシス(複数の研究結果を統合して分析する手法)は、身体活動が子供や思春期の若者の精神的健康を改善する上で効果的な介入であり、その影響は大きいこと(標準化平均差 – SMD = 0.37)を断言しています11。具体的には、運動には以下のような強力な効果があります。

  • ストレスの軽減: ストレスを軽減する効果は非常に顕著です(SMD = 0.86)11
  • うつ・不安症状の緩和: 運動はうつ症状(SMD = 0.46)や不安症状(SMD = 0.29)を和らげる助けとなります11
  • 自尊心の向上: 運動習慣は子供の自尊心(Self-esteem)を高めることにも寄与します11

神経生物学的な観点からは、運動は脳への血流を増加させ、神経細胞(ニューロン)の成長を促し、特に記憶を司る海馬や、思考・計画を担う前頭前野といった重要な脳領域のシナプス結合を強化します。これが直接的に、記憶力、集中力、計画能力といった認知機能、ひいては学業成績の向上につながるのです14
社会的スキルへの影響:
近年の研究で最も重要かつ説得力のある発見の一つは、身体活動が子供の社会的コンピテンス(Social competence)に与える強力なプラスの影響です(SMD = 0.56)11。社会的コンピテンスとは、他者と効果的に関わり、人間関係を築き、維持し、様々な社会的状況で適応的に反応する能力を指します11。したがって、運動は単に身体と心のための良薬であるだけでなく、子供たちにとっては安全な「社会の実験室」なのです。友達と体を動かす遊びに参加する中で、子供たちは貴重な教訓を学びます。

  • 協力とコミュニケーション: チームゲームで共通の目標を達成するために協力する15
  • ルールの遵守と自己抑制: 順番を待つことや、ゲームのルールを受け入れることを学ぶ15
  • 勝ち負けへの対処: 困難に立ち向かう強さ(レジリエンス)とスポーツマンシップを育む16

この関連性は極めて重要です。なぜなら、研究はまた、より高い社会的スキルが若者の不安やうつ症状の低さと直接関連していることも示しているからです11。運動が社会的スキルを向上させ、その社会的スキルが精神的健康を強化するというこの好循環は、保護者の皆様にご理解いただきたい核心的な論点です。子供を外で遊ばせることは、単に「エネルギーを発散させる」ためだけではなく、子供の将来の心理的な回復力と社会的成功への投資でもあるのです。

1.3 未来への土台作り:幼少期の習慣が一生を左右する

幼児期(3歳から5歳)は、運動能力の発達における「ゴールデンエイジ」と見なされています。この時期は、神経系、特に体の各部位を協調させ、バランスを保ち、力の加減を調整する「運動を調整する能力」が飛躍的に発達する時期です15。この段階で、バランスをとる動き(立つ、座る、転がる)、移動する動き(歩く、走る、跳ぶ)、物を操作する動き(投げる、捕る、蹴る)といった基本的な運動スキルを身につけることが、スポーツから日常生活に至るまで、後々のより複雑な全ての身体活動の不可欠な基盤となります15
文部科学省の「幼児期運動指針」で強調されている極めて重要な点は、構造化された硬直的なトレーニングよりも、「様々な遊び」を優先することです15。ここでの目標は、幼いアスリートを育成することではありません。子供たちが生まれながらに持つ好奇心と楽しむ心を通じて、自ら基本的な動きを発見し、習得することにあります19
幼児期のお子様を持つ保護者の方々へは、メッセージをより繊細に調整する必要があります。「60分運動しなさい」という目標を課す代わりに、「60分間、活動的に遊べる環境を作る」方法を案内するべきです。「運動(exercise)」から「遊び(play)」へと⾔葉を変えることは、親と子の双方にとってのプレッシャーを軽減し、子供の自然な学習本能に合致するため、非常に重要です。
さらに、幼少期からの運動習慣の構築は、目先の利益に留まりません。それは健康への長期的な投資です。幼い頃に形成された習慣は成人期まで持続する可能性が高く、将来的に心臓病、2型糖尿病、肥満といった生活習慣病のリスクを大幅に減少させます15。したがって、幼い頃から運動への愛情を育むことは、子供に一生涯の最も貴重な健康という贈り物を授けることなのです。

第2部: 科学的根拠に基づく行動計画 – 私たちは「何をすべきか?」

信頼性が高く、実用的な情報源となるために、この記事は世界と日本の主要な保健医療・科学機関からの公式な推奨に基づいている必要があります。このセクションでは、それらの主要な指針を統合し、体系化して、保護者の皆様が実践しやすい明確なアドバイスへと変換します。

2.1 世界と日本の専門家が示す「ゴールデンスタンダード」

子供の身体活動に関する推奨事項は、多くの権威ある組織によって研究され、標準化されています。これらの指針をまとめることで、保護者の皆様は目指すべき目標を明確に理解することができます。

  • 世界保健機関(WHO): 5歳から17歳の子供と青少年に対し、WHOは以下を推奨しています。
    • 主に有酸素運動(エアロビック)を中心に、中強度から高強度の身体活動を1日平均60分以上行う14
    • 高強度の有酸素運動に加え、筋力と骨を強化する活動を週に少なくとも3日取り入れる14
  • 文部科学省(MEXT): 幼児(3~5歳)に対しては、楽しさと多様性を重視した指針を示しています。
    • 主に多様な遊びを通して、毎日合計60分以上、楽しく体を動かす15
  • 厚生労働省(MHLW) – アクティブガイド: WHOの推奨を繰り返しつつ、実践における重要な原則を強調しています。
    • 少しずつ始める:運動習慣のない子供の場合、どんなに小さな活動からでも始め、徐々に強度、頻度、時間を増やしていくことが推奨されます22
    • 中心的なメッセージ:「何もしないよりは、少しでも身体活動を行うようにしましょう」という、非常に勇気づけられるアドバイスです22
  • 日本学術会議: 身体的発達に関する重要な側面を補足しています。
    • 骨の発達を最適化するため、学童期初期には骨に機械的な刺激を与える活動(縄跳び、持久走、片足跳びなど)を奨励する26

これらの情報を、保護者の皆様が参照しやすいように、視覚的なガイド表にまとめました。

表1: 日本の子供のための運動ガイドライン(WHO, MHLW, MEXTの情報を統合)
特徴 幼児 (3~5歳) 子供と青少年 (5~17歳)
毎日の目標 合計で少なくとも60分間の楽しい運動 1日平均60分以上の中~高強度の運動
活動の種類 主に多様な遊び(全身を使った遊び)を通じて、基本的な運動スキル(バランス、移動、操作)を発達させる。15 主に有酸素運動(エアロビック)。例:走る、泳ぐ、自転車に乗る。14
強化活動 特定の規定はなく、遊びの中に自然に組み込まれる。 週に少なくとも3回、以下の活動を組み合わせる:
筋力強化: 木登り、腕立て伏せ、スポーツ
骨の強化: 縄跳び、ランニング、片足跳び、バスケットボール
座りがちな生活の制限 座りっぱなしの時間、特にスクリーンタイムを制限する。対話的な活動を奨励する。 座りっぱなしの時間、特に娯楽目的のスクリーンタイム(recreational screen time)を制限する。14
黄金律 楽しさが第一!子供が自由に探求し、動ける環境を作る。 少しずつ始める!「何もしないよりは、少しでも運動する方が良い。」22

2.2 静かなる敵:座りがちな生活とスクリーンタイムの影響

現代社会において、運動時間の減少は、座りがちな生活様式(sedentary behavior)、特にスクリーンデバイスに費やす時間の増加と密接に関連しています。これは子供の健康にとって「静かなる敵」と見なされています。
WHOや厚生労働省などの主要な保健機関は、座りっぱなしの時間、特にテレビ視聴、ゲーム、スマートフォン利用などの娯楽目的のスクリーンタイムを減らすよう強く推奨しています14。科学的エビデンスは、座りすぎが肥満リスクの増加、体力の低下、社会的行動への悪影響、そして総睡眠時間の減少といった否定的な結果と密接に関連していることを示しています14
日本小児科学会は、保護者が行動するための明確なツールキットとして、非常に具体的で強力な「黄金律」を提唱しています。

  • 2歳未満の子供に対して: 長時間のテレビ・ビデオ視聴を最大限控える。この年齢での過度なスクリーン視聴が、言語発達の遅れリスクと関連することが研究で示されています28
  • 食事中や授乳中: テレビは絶対につけない。これは親子間の対話と絆を深めるための重要な時間です28
  • 子供部屋にスクリーンデバイスを置かない: これにより、使用時間を管理し、質の高い睡眠を確保することができます28
  • 時間制限を設ける: 全ての種類のメディアに接する総時間は、1日2時間を超えないように推奨されています30

ただし、全ての座りがちな行動が有害なわけではないことを明確にすることが重要です。読書や宿題のような静的な活動は、学業成績と肯定的に関連している場合があります22。したがって、この記事は保護者が「受動的な娯楽のスクリーンタイム」と「建設的な座り時間」を明確に区別できるよう支援する必要があります。小児科の専門家によって保証された具体的なルールを提供することは、単に「スクリーンタイムを減らしなさい」という漠然とした助言をするのではなく、家庭内で健全かつ合理的な境界線を設定する力を保護者に与えることになります。

2.3 健康のゴールデントライアングル:運動・睡眠・栄養

身体活動は孤立して存在するものではありません。持続可能な運動習慣を築き、その利益を最大限に引き出すためには、それをより包括的な文脈、すなわち「運動・睡眠・栄養」の三つの頂点からなる「健康のゴールデントライアングル」の中に位置づける必要があります。日本の国民健康・栄養調査がこれら三つの要素を定期的に追跡していること自体が、その密接な関連性の広範な認識を示しています2

  • 運動と睡眠: この二つの関係は双方向で非常に重要です。十分で質の高い睡眠は、身体と神経系を回復させ、翌日の身体活動への準備を整えます。逆に、日中の運動は夜間のより良い睡眠を助けます。ただし、就寝直前の高強度の活動や過度な興奮は、入眠を妨げる可能性があるため注意が必要です25。さらに、座りがちな生活の一形態である長時間のスクリーン使用は、睡眠時間を短縮させることが証明されています14
  • 運動と栄養: 全ての身体活動のエネルギーは栄養から供給されます。バランスの取れた食事、特に子供が朝食をしっかりと摂ることは、活動的な一日を送るための基盤です26。朝食は、身体と脳の両方に必要な「燃料」を供給し、子供が学習や遊びに十分なエネルギーを持つことを助けます。

日本学術会議は、これら三つの要素を統合した生活習慣を確立することの重要性を強調しています26。したがって、運動を「ゴールデントライアングル」の一部として提示することは、この記事を単なる運動ガイドから、包括的な健康の手引きへと昇華させます。このアプローチは、保護者が一つの側面(例えば、子供に運動を促すこと)を改善することが、他の二つの側面(十分な睡眠と適切な栄養を確保すること)と組み合わせることで、より大きな効果をもたらすことを理解する助けとなります。これは、子供の確固たる健康基盤を築くための包括的な戦略です。

第3部: 「嫌い」を「大好き」に!楽しい習慣を作るための実践計画

科学的根拠に基づいて「何をすべきか」を定義した後、次なる重要なステップは「どのように行うか」に答えることです。このセクションでは、保護者の皆様が知識を具体的で、楽しく、持続可能な行動へと移すのを助けるための心理的戦略と実践的なアイデアを提供します。

3.1 「運動嫌い」の心理を読み解く

多くの子供は、生まれつき運動が嫌いなわけではありません。「運動嫌い」という態度は、しばしば過去の否定的な経験に根差しています。子供がこの障壁を乗り越えるのを助けるために、親はまずその根本原因を理解する必要があります。

  • 失敗と恐怖の経験: ドッジボールでボールが顔に当たった、自転車の練習で痛い思いをした、鉄棒で逆上がりができなくて怖かった…これらの記憶は、運動に対する目に見えない恐怖を生み出すことがあります33
  • 恥ずかしさと比較される劣等感: かけっこやチームスポーツのような競争的な活動で、常に最下位だったり、友達ができることを自分だけができなかったりすると、子供は恥ずかしく、劣っていると感じ、次第に運動を避けるようになります33
  • チームメイトからのプレッシャーと勝敗へのこだわり: 「自分がチームの足手まといだ」という感覚や、勝たなければならないというプレッシャーは、運動の楽しさを心理的な負担に変えてしまいます33
  • 親の言葉による影響: 時には、「なんでできないの?」や「〇〇ちゃんはできているのに…」といった親の何気ない言葉が、子供が自信と運動への愛情を失う最大の原因となることがあります35

これらの心理的問題に対処するため、この記事は保護者の皆様に、単に「子供と何をするか」だけでなく、「子供に何を言うか」という「コミュニケーションと支援のツールキット」を提供します。

表2: 運動の楽しさを引き出す言葉遣い
避けるべき言葉 推奨される言葉(とその理由)
「どうしてそんなに走るのが遅いの?」 / 「また負けたの?」 「一生懸命頑張っていたね、すごいよ!」(結果ではなく、努力に焦点を当てる)36
「Aちゃんを見てごらん、もうできてるよ。」 「昨日より遠くまで投げられるようになったね!すごい進歩だ!」(他人ではなく、子供自身の過去と比較し、成長を認める)34
「これを練習しなさい、健康に良いんだから。」 「この遊び、一緒にやってみない?楽しそうだよ!」(運動を義務ではなく、楽しいゲームに変える)34
「大丈夫だよ、こんなの簡単だから。」(子供が怖がっている時) 「ちょっと不安に感じているんだね。大丈夫だよ。少しだけ試してみて、もしできなかったら別のことをしよう。」(子供の感情を認め、失敗を正常なこととし、選択権を与える)36

言葉遣いを変えることで、親は監視役や批判者から、伴走者であり、熱心な応援団へとその役割を変えることができます。これが、子供の運動への愛情を再構築するための、最初で最も重要な一歩です。

3.2 親の決定的な役割:監視者から楽しい伴走者へ

研究は一貫して、親の態度と関与が子供の運動習慣に深い影響を与え、それは美しい公園や広い庭といった物理的な環境要因よりも重要である可能性さえあることを示しています37
保護者の皆様のプレッシャーを和らげるために明確にすべき重要な点は、活動的な子供を育てるために、あなたが優れたアスリートである必要はないということです。一部の研究では、親のスポーツの「好み」や「スキル」が、子供の体力結果と直接的な相関関係にないことが示唆されています39。しかしながら、他の研究は親の「態度」「価値観」「関与」の重要性を強調しています38
この微妙な違いこそが鍵です。重要なのは、親がサッカーを知っているかどうかではなく、喜んで公園に行き、子供と楽しくサッカーをするかどうかです。親の役割はコーチではなく、手本であり、伴走者です。子供が親自身も運動に参加し、汗を流し、笑っている姿を見るとき、彼らは運動が家族にとって肯定的で待ち遠しい活動なのだと学びます34
したがって、この記事は保護者の皆様に以下を奨励します:

  • 主体的に手本を示す: 自身が運動し、その楽しさを子供に見せる。
  • 運動を家族の時間にする: 「遊びに行ってきなさい」ではなく、「家族みんなで散歩に行こうか」と声をかける。
  • 子供と一緒に参加する: 追いかけっこをする、一緒に縄跳びをする、一緒に探検する。親の存在と参加が、最大の動機付けとなります。

3.3 創造的で実践的な運動アイデアの宝庫

保護者の皆様がすぐに行動に移せるよう、この記事は日本の多くの家庭が直面する状況(狭いスペース、悪天候、費用がかからない)に適した、柔軟な運動アイデアの「メニュー」を提供する必要があります。

3.3.1 我が家をアクティブな遊び場に変える

雨の日や時間がない時に(道具不要):

  • かくれんぼ: 全身運動になり、思考力も鍛えられる古典的な遊び44
  • 音楽に合わせて自由にダンス: 子供のお気に入りの曲をかけて一緒に踊る。エネルギーを発散する素晴らしい方法です44
  • まねっこ遊び(こんなことできるかな?): 一人がポーズや動きをし、他の人がそれを真似る。観察力と協調性を育みます45
  • おしり歩き競争: 床に座り、お尻を使って前に進む。とても楽しく、体幹の強化にもつながります44
  • ごっこ遊び: スーパーヒーローや動物になりきり、飛んだり、跳ねたり、這ったりする44

家にある簡単なもので工夫する:

  • 風船やビニール袋: 風船を床に落とさないようにパスし合ったり、室内で「バレーボール」のように使ったりする46
  • クッションや毛布: 「砦」や「トンネル」を作り、子供が這ってくぐったり、登ったりするミニ障害物コースを作る48
  • タオルやリボン: 非常に楽しく高強度の運動になる「しっぽ取り」ゲームで遊ぶ46
  • カラーテープ: 床に直線やジグザグの線を貼り、子供が「平均台」のようにその上を歩いたり、四角を描いてケンケンパをしたりする。

3.3.2 屋外の楽しみを発見し、生活に溶け込ませる

日常の活動を活用する:

  • 歩く: 常に車を使う代わりに、子供と一緒に学校やスーパー、バス停まで歩く25
  • 階段を使う: 階段を上ることを小さな挑戦に変える:「どっちが早く3階に着くかな!」。50
  • 家事は運動: 雑巾がけ、部屋の片付け、庭仕事などはすべて価値のある身体活動です。これらを家族の共同作業にしましょう20

公園での遊びをレベルアップさせる:

  • 滑り台だけじゃない: ボールやフリスビーを持って行く。木々の間で追いかけっこやかくれんぼをする33
  • 自然を探検する: 様々な種類の葉っぱや昆虫を探したり、広い芝生の上でかけっこをしたりする51
  • 運動チャレンジ: 低い丸太の上を歩いてバランスをとったり、岩から岩へジャンプしたりする。

これらのアイデアを、状況(室内/屋外)、準備の度合い、年齢に応じて分類された柔軟な「メニュー」として提示することで、保護者は長い活動リストに圧倒されることなく、すぐに選択して実践しやすくなります。

よくある質問

うちの子は本当に運動が嫌いなのですが、具体的に何から始めればよいですか?
まず最も重要なのは、プレッシャーを完全に排除することです。運動を「義務」ではなく、「楽しい遊び」として再定義することから始めましょう。例えば、「運動しなさい」と言う代わりに、「この風船、床に落とさないでどっちが長くパスし続けられるか競争しない?」と誘ってみてください46。大切なのは、結果ではなく、一緒に楽しむプロセスです。子供が少しでも楽しそうな素振りを見せたら、「今の笑顔、最高だね!」と、その楽しんでいる感情自体を褒めてあげましょう。厚生労働省も推奨するように、「何もしないよりは、少しでも身体活動を行う」という考え方が基本です22
雨の日や家が狭い場合、どのようにして運動させればよいですか?
狭いスペースでも創造力を働かせれば、十分に体を動かせます。例えば、床にカラーテープで線を引き、その上を落ちないように歩く「平均台ごっこ」や、クッションを並べて障害物コースを作るなどが効果的です48。また、音楽をかけて親子で自由にダンスをするのも、スペースを取らずに心拍数を上げられる素晴らしい活動です44。重要なのは、特別な道具や広い場所がなくても、身の回りのものを活用して「遊び」を創造することです。
スマートフォンの利用時間は、具体的に何時間までが許容範囲ですか?
日本小児科学会は、全てのメディア(テレビ、ゲーム、スマホなど)を合わせた総接触時間が1日2時間を超えないようにすることを提言しています30。特に重要なのは、娯楽目的の受動的なスクリーンタイムを制限することです。食事中や就寝前のスクリーン使用は避け、子供部屋にはデバイスを置かないといった家庭内ルールを設けることが、子供の睡眠の質や家族のコミュニケーションを守る上で非常に有効です28。ただし、学習目的など建設的な使用もあるため、一律に禁止するのではなく、内容と時間を管理することが大切です。

結論

子供たちの未来の健康は、日々の小さな選択の積み重ねによって形作られます。運動は、単に体を丈夫にするだけでなく、学びへの意欲、困難に立ち向かう心、そして他者と協力する社会性を育む、かけがえのない「心の栄養」でもあります。この記事で紹介した科学的根拠と実践的なアイデアが、お子様との毎日の中に、笑顔と活力あふれる時間を少しでも増やす一助となることを、JHO編集委員会一同、心から願っています。
大切なのは、完璧を目指すことではありません。親が楽しむ姿こそが、子供にとって最高のモチベーションです。厚生労働省が提唱する「プラス・テン」(今より10分多く体を動かす)の精神で25、まずは一日10分、お子様と一緒に夢中になれる遊びを見つけることから始めてみませんか。その小さな一歩が、お子様の一生の健康という、最も価値ある贈り物へとつながっていくはずです。

免責事項
この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的アドバイスを構成するものではありません。健康上の懸念がある場合、またはご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

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  33. 子どもの運動苦手の原因と運動好きになるために家庭でできること. KidsSportsClub FUN+; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://funtas-kids-sports.com/cause-of-difficulty
  34. 運動が苦手な子も大丈夫!「できた!」を積み重ねる魔法. スポーツコミュニティ; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://sports-community.co.jp/3760/
  35. 運動に消極的な子になってしまう親の声かけ. ハピネス・スポーツクラブKOTA; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://happiness-sc-kota.com/blog/2021/03/21/684/
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  40. 子どもの運動習慣に母親が与える影響. 大阪体育大学学術リポジトリ; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://ouhs.repo.nii.ac.jp/record/189/files/OUHS-kiyo%E4%BD%93-53-97-104.pdf
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  42. 【運動嫌いを克服】よしお兄さんが実践する、子どもが夢中で体を動かす体操とは!?. Gakken家庭学習応援プロジェクト マナビスタ; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://www.gakken.jp/homestudy-support/edu-info/21857/
  43. 子どもに運動をさせたいと思ったら、まず家族で遊ぶこと。. note; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://note.com/charlielife/n/n2988a1074559
  44. 子どもが楽しめる室内遊び15選!雨の日でも体を動かして楽しもう. comotto – NTTドコモ; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://comotto.docomo.ne.jp/column/00000575-2/
  45. 室内遊び・室内ゲーム遊びアイデア大集合!〜幼児さんが楽しみやすい簡単ゲームなど20種類以上. HoiClue; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://hoiclue.jp/700138753.html
  46. 2歳児の室内遊び45選! 保育にぴったりな運動遊び・準備なしのゲーム性のある遊びなど. 保育士バンク!; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://www.hoikushibank-column.com/column/post_2490
  47. 雨の日も!【年齢別】室内でもできる運動遊び. 0歳からの幼児教室【ベビーパーク/キッズアカデミー】; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://www.babypark.jp/column/how-to-play-indoors-in-rainy-day/
  48. 子どもの運動神経を伸ばしたい!親が知っておくべき3つのコツ. JPCスポーツ教室; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://jpc-sports.com/column/7114/
  49. 【保育】元気いっぱい!体を動かす室内遊びのアイデア集. ラグインターナショナルミュージック; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://www.ragnet.co.jp/kids-indoor-exercise
  50. 子どもも運動不足に?問題点や家庭で取り組める解消方法を知っておこう!. ママソレ powered by ママ賃貸; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://mama.chintaistyle.jp/article/lack_of_exercise_in_children/
  51. 将来運動神経が抜群になる秘訣。幼少期から取り組むべきこと7選. 公益財団法人 東京都スポーツ文化事業団; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://www.taiiku-sports.com/column/exercise/20230906.html
  52. 【子どもの発達を知ろう】 「食事・睡眠・運動」子育ての悩みに「発達の専門医」榊原洋一先生が驚きの回答. コクリコ|講談社; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://cocreco.kodansha.co.jp/cocreco/general/childcare/tDTdD
  53. Olinace 児童発達支援/放課後等デイサービス. キッズ・パワー株式会社; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://olinace.kidspower.co.jp/
  54. 小山 貴之 – 検索詳細. 日本大学 研究者情報システム; 2025 [cited 2025 Jun 21]. Available from: https://researcher-web.nihon-u.ac.jp/search/detail?systemId=fb833bd83c3fffeb381f68e2438defc8&lang=ja
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