頭部白癬(しらくも)完全ガイド:柔道・レスリング選手の症状から子供の治療、最新薬まで専門医が徹底解説
皮膚科疾患

頭部白癬(しらくも)完全ガイド:柔道・レスリング選手の症状から子供の治療、最新薬まで専門医が徹底解説

頭皮に治りにくいフケやかゆみ、円形の脱毛ができて不安に感じていませんか?それは単なる頭皮のトラブルではなく、特に日本の格闘技界や子供たちの間で「静かなる流行」となっている感染症、「頭部白癬(とうぶはくせん)」、通称「しらくも」かもしれません。この感染症は、放置すると永続的な脱毛につながる可能性もあり、また知らず知らずのうちに周囲の人へうつしてしまうリスクも抱えています。この記事は、JAPANESEHEALTH.ORG編集部が、日本の皮膚科専門医の監修のもと、最新の科学的根拠と日本の公式な診療ガイドラインに基づき、頭部白癬の診断から最新治療、そして実生活で役立つ予防法までを網羅的に解説する「決定版」です。あなたの不安を解消し、適切な次の一歩を踏み出すための確かな情報を提供することをお約束します。

要点まとめ

  • 頭部白癬(しらくも)は、塗り薬だけでは治癒せず、内服の抗真菌薬による治療が絶対に必要です1
  • 原因菌は主に2種類あり、柔道などの格闘技選手に多い「ヒトからヒトへうつる菌」と、子供やペットのいる家庭で問題となる「動物からうつる菌」では、有効な薬が異なります2
  • 症状がない「無症候性キャリア」でも他人に感染させる可能性があり、特に格闘技のコミュニティ内での集団感染が大きな問題となっています34
  • 疑わしい症状があれば、自己判断で市販薬を使わず、速やかに皮膚科専門医を受診することが、確実な治癒と感染拡大防止の鍵となります。

1. 頭部白癬(しらくも)とは? – 正しい知識が第一歩

まず、この病気の正体を正確に理解することから始めましょう。正しい知識は、不必要な不安を取り除き、適切な対策への第一歩となります。

1.1. 頭部白癬の医学的定義

頭部白癬とは、皮膚糸状菌(Dermatophytes)という種類の真菌(カビ)が、頭皮の表面にある角層や毛髪そのものに感染して起こる病気です5。一般的に「水虫」として知られる足白癬と同じ白癬菌が原因であり、それが頭部に感染した状態だと理解すると分かりやすいでしょう。単に皮脂の分泌異常で起こるフケ症や脂漏性皮膚炎とは異なり、頭部白癬は「感染症」であるため、原因となる菌を殺菌する専門的な治療が必要不可欠です。

1.2. 日本における2大原因菌:アスリートを襲う菌とペットから来る菌

頭部白癬の治療法を決定する上で、原因となっている菌の種類を特定することは極めて重要です。なぜなら、菌の種類によって効果的な薬が異なるからです6。2021年に日本皮膚真菌症学会が行った疫学調査によると、現在の日本では主に以下の2種類の菌が頭部白癬の原因となっています2

A) トリコフィトン・トンスランス (Trichophyton tonsurans)

この菌はヒトからヒトへと感染する「ヒト好性菌」です7。近年、日本の柔道、レスリング、相撲といった、選手同士の身体的接触が多い格闘技のコミュニティで大流行している主要な原因菌として、特に警戒されています4

B) ミクロスポルム・カニス (Microsporum canis)

この菌は主に犬や猫などのペットからヒトへ感染する「動物好性菌」です8。そのため、子供やペットを飼っている家庭での感染源として重要視されています。ペットに皮膚の異常がなくても菌を保有している場合があるため、注意が必要です。

2. 日本における頭部白癬の疫学:なぜ格闘技選手と子供に多いのか?

頭部白癬は誰にでも感染する可能性がありますが、日本では特に格闘技選手と子供に感染が集中するという特徴的な疫学的背景があります。

2.1. 【特集】格闘技界の「静かなる流行」: T. tonsurans 感染症の実態

本記事の核となる、日本特有の深刻な問題が、格闘技界におけるトリコフィトン・トンスランス(T. tonsurans)の蔓延です。この問題は2000年頃から顕在化し、今や「静かなる流行」として専門家の間で警鐘が鳴らされています4。この分野の研究は、順天堂大学の比留間 政太郎名誉教授などが精力的に行っています9
この流行の深刻さを示す、いくつかの衝撃的なデータがあります:

  • 2005年に行われた全国中学校柔道大会の参加者を対象とした調査では、参加者の9.1%がヘアブラシ法による検査で陽性であったと報告されています10
  • ある大学の柔道部を調査した研究では、部員の実に35%が、症状がないにもかかわらず菌を保有している「無症候性キャリア」であったことが判明しました3

最も厄介なのは、この「無症候性キャリア」の存在です。キャリアは自覚症状がないため、自分が感染源であることに気づかず、練習中の接触を通じてチームメイトや対戦相手に感染を広げてしまいます3。このメカニズムが、感染拡大の温床となっているのです。この事態を重く見た全日本柔道連盟(AJJF)は、公式に選手や指導者への注意喚起と対策の徹底を呼びかけています4

2.2. 小児における頭部白癬

かつて頭部白癬は男児に多い病気とされていましたが、近年ペットから感染するミクロスポルム・カニス(M. canis)が増加したことで、女児や成人女性にも見られるようになりました11。子供の場合、主な感染ルートはペットとの接触や、兄弟間でのタオルの共有などです。家族内での感染拡大を防ぐためにも、早期の発見と治療が重要です。

3. これって頭部白癬?見逃せない症状のサイン

頭部白癬は、その見た目(臨床症状)が非常に多様です。以下に代表的なパターンを挙げます。自身の状態と比較し、一つでも当てはまる場合は専門医への相談を検討してください。

3.1. 臨床症状の多様なパターン

  • 落屑を伴う脱毛斑(らくせつをともなうだつもうはん): これが古典的な「しらくも」です。境界が比較的はっきりした円形の脱毛斑ができ、その表面は灰白色の細かい鱗屑(フケのようなもの)で覆われます。感染した毛はもろくなり、抜けやすくなります。
  • 黒点状白癬(こくてんじょうはくせん): これは格闘技選手に多いT. tonsurans感染に特徴的な症状です7。感染した毛髪が皮膚の表面ですぐに折れてしまうため、毛穴が黒い点々(ブラックドット)のように見えます。一見すると脱毛が目立たないため、見逃されやすい危険なサインです。
  • ケルスス禿瘡(とくそう)(Kerion Celsi): これは菌に対する強いアレルギー反応・炎症反応によって生じる重症型です。頭皮が柔らかく腫れあがり、ブヨブヨした膿の塊を形成します。強い痛みを伴い、治療が遅れると毛包が破壊され、毛が二度と生えてこない永続的な瘢痕性脱毛(はんこんせいだつもう)となるリスクが非常に高いため、緊急性の高い状態です5

これらの症状は、一つだけ現れることもあれば、複数が混在することもあります。フケやかゆみだけが初期症状の場合もあり、自己判断は禁物です。

4. 専門医による正確な診断法:自己判断はなぜ危険か

頭部白癬の症状は、脂漏性皮膚炎や円形脱毛症など他の皮膚疾患と似ている場合があり、正確な診断には専門的な検査が不可欠です。市販薬で様子を見るなどの自己判断は、診断を遅らせ、症状を悪化させる原因となります。

4.1. 診断のゴールデンスタンダード:KOH直接鏡検と真菌培養

皮膚科で行われる最も基本的かつ重要な検査が「KOH直接鏡検」です5。これは、症状のある部位から毛髪や鱗屑(フケ)を採取し、水酸化カリウム(KOH)溶液で溶かして顕微鏡で観察することで、真菌の存在を直接確認する方法です。さらに、原因菌の種類を正確に特定するためには「真菌培養検査」が行われます。採取した検体を特殊な培地で培養し、生えてきた菌を同定します。前述の通り、原因菌によって最適な治療薬が異なるため、この培養検査は治療方針を決定する上で極めて重要です。

4.2. 補助的診断ツール

  • ダーモスコピー検査: ダーモスコープという特殊な拡大鏡を用いて頭皮を観察し、毛髪の形態異常(コンマヘア、コークスクリューヘアなど)を確認することで、診断の補助とします12
  • ウッド灯検査: 特定の菌(特にM. canis)に感染した場合、ウッド灯という紫外線を当てると青緑色の特徴的な蛍光を発することがあります13。これはM. canis感染を疑う際の補助的な検査となります。

5. 頭部白癬の治療:日本の診療ガイドラインに基づく最善の選択

診断が確定したら、いよいよ治療が始まります。ここで最も重要な原則を、まずお伝えします。

5.1. 治療の絶対原則:経口抗真菌薬(飲み薬)が必須

頭部白癬は、外用薬(塗り薬)だけでは絶対に治癒しません。これは、菌が毛髪の内部や、皮膚の深い部分にある毛根にまで侵入しているため、塗り薬の成分がそこまで到達しないからです1。この事実を知らずに市販の水虫薬を自己判断で使用し続けることは、時間とお金の無駄であるだけでなく、その間に病状を悪化させ、周囲への感染を広げる非常に危険な行為です。治療の根幹は、必ず「経口抗真菌薬(飲み薬)」となります。

5.2. 主要な経口抗真菌薬の徹底比較

治療薬の選択は、日本皮膚科学会が発行する「皮膚真菌症診療ガイドライン 2019」6や国際的な科学的エビデンス8に基づき、原因菌の種類、患者の年齢や体重、併用薬などを考慮して専門医が決定します。ガイドラインの作成には、金沢医科大学の望月 隆教授をはじめとする専門家が関わっています14。以下に主要な薬剤の特徴をまとめます。

表1:主要な経口抗真菌薬の比較(日本皮膚科学会ガイドライン等を参考に作成)
薬剤名 主な標的菌種 小児への適応・用量 治療期間の目安 主な副作用と注意点
テルビナフィン塩酸塩 ◎ Trichophyton属 体重に応じた用量調整が必要。日本の小児適応は限定的ですが、ガイドラインでは推奨されています6 4~6週間8 肝機能障害、血液障害。定期的な血液検査が必要です。
イトラコナゾール ○ Trichophyton属, ◎ Microsporum属 有益性投与。体重に応じた用量調整が必要です8 2~4週間8 肝機能障害、多くの薬と相互作用があるため併用薬の確認が必須です。
グリセオフルビン ◎ Microsporum属 かつての第一選択薬で、小児での使用経験が豊富です8 6~8週間以上8 消化器症状、頭痛。光線過敏症。現在日本では非常に入手困難な場合があります。
フルコナゾール △ Trichophyton属, △ Microsporum属 小児適応があり、シロップ剤もあります8 3~6週間8 他剤より肝障害リスクは低いとされますが、注意は必要です。

(注:◎は第一選択、○は有効、△は効果が劣る場合があることを示す一般的な目安です。実際の選択は専門医が判断します。)

5.3. 補助療法:抗真菌シャンプーの役割

硫化セレンやケトコナゾールなどが配合された抗真菌シャンプーが、補助的に用いられることがあります。これらのシャンプーは、頭皮表面の菌を減らし、抜け毛などに含まれる感染性のある菌の胞子が周囲に拡散するのを防ぐ目的で使われます8。これにより、他者への感染リスクを低減させる効果が期待できます。しかし、シャンプー単独では毛根の菌を殺すことはできないため、あくまで経口薬による治療の補助であることを、再度強調しておきます。

5.4. 小児の治療における特別な配慮

子供への薬剤投与は、効果と安全性を両立させるため、体重に基づいて厳密に計算されます8。保護者の方は、治療中にお子さんに腹痛や吐き気、食欲不振などの変化がないかを注意深く観察し、何かあればすぐに医師に報告することが重要です。また、兄弟がいる場合は、症状がなくても感染している可能性を考え、一緒に診察を受けることが勧められます。

6. 感染拡大を防ぐための徹底予防策

頭部白癬は感染症であるため、治療と同時に感染拡大を防ぐための予防策が極めて重要です。

6.1. 格闘技選手・指導者向けガイド

全日本柔道連盟の指針4なども参考に、以下の点を徹底してください。

  • 練習直後のシャワー: 練習が終わったら、可能な限り速やかにシャワーを浴び、頭と全身を洗浄する。
  • 物品の共有禁止: 練習着、タオル、帽子などは絶対に共有しない。
  • 練習場の清掃: 抜け毛に菌が潜んでいるため、道場や更衣室のマット、床などをこまめに清掃する。
  • 定期的なメディカルチェック: チーム全体で定期的に皮膚科専門医によるメディカルチェックを受ける体制を整えることが理想的です。

6.2. 家庭でできる予防策

家族内での感染を防ぐために、以下の点に注意しましょう5

  • 枕カバー、帽子、ヘアブラシ、くし、タオルの共有を避ける。
  • 感染者がいる場合、使用したシーツや枕カバーはこまめに洗濯する。可能であれば、他の家族の洗濯物と分けるか、熱湯消毒や乾燥機の使用が推奨されます。
  • 部屋の掃除をこまめに行い、カーペットやソファなどに落ちた抜け毛を掃除機でしっかりと吸引する。

6.3. ペット(犬・猫)がいる場合の注意点

M. canis感染の疑いがある場合、ペットが感染源となっている可能性があります。

  • ペットの体に脱毛やフケ、皮膚炎などがないか定期的にチェックする。
  • 何か異常を見つけたら、速やかに動物病院を受診させ、適切な治療を受けさせる。
  • 過度な接触は避け、ペットを触った後は手洗いをする。

7. よくある質問(FAQ)

Q1: 頭部白癬は自然に治りますか?
A: 絶対に自然治癒しません。1 放置すると症状は徐々に広がり、特にケルスス禿瘡のような重症型に移行すると、永続的な脱毛という深刻な後遺症を残す可能性があります。
Q2: 治療にはどのくらいの費用がかかりますか?
A: 頭部白癬の診断と治療は、すべて健康保険が適用されます。治療期間(通常1~2ヶ月)や処方される薬の種類、検査の頻度によって異なりますが、3割負担の場合、総額で数万円程度が目安となることが多いです15。正確な費用については、受診する医療機関にご確認ください。
Q3: 治療中、学校や練習は休むべきですか?
A: 経口抗真菌薬による治療を開始し、抗真菌シャンプーの使用などの適切な感染対策を行えば、通常は学校や練習を休む必要はありません。しかし、所属する学校やスポーツ団体の規定がある場合は、それに従う必要があります。最終的には、医師や指導者とよく相談して決定することが重要です。
Q4: 感染拡大を防ぐために、髪を剃る必要はありますか?
A: 通常、髪を剃ることは必須ではありません5。しかし、感染した毛髪を除去することで、治療効果を高めたり、周囲への菌の拡散を減らしたりする目的で、部分的に剃毛が検討される場合もあります。これも自己判断で行わず、必ず医師と相談してください。

8. 新たな脅威:抗真菌薬耐性菌の出現

世界的には、抗真菌薬が効きにくい、あるいは効かない「薬剤耐性」の白癬菌が問題となりつつあります16。幸いなことに、現時点では日本国内の頭部白癬において、この耐性菌が大きな問題となっているという報告はまだ少ないです。しかし、将来的なリスクとして国立感染症研究所(NIID)なども注意を払っています17。処方された薬を自己判断で中断したり、不規則に飲んだりすると、耐性菌を生み出す原因になりかねません。処方された薬は、症状が良くなったと感じても、必ず医師の指示通り最後まで飲みきること。これが、自分自身の治療を成功させ、未来の耐性菌発生を防ぐ「Antifungal Stewardship(抗真菌薬の適正使用)」という考え方において、極めて重要なのです。

9. 結論:正しい知識と早期の専門医受診が、あなたと周りの人を守ります

この記事を通じて、頭部白癬(しらくも)が決して珍しい病気ではなく、特に特定の環境下では深刻な問題となりうること、そして何よりも「治療可能な病気」であることをご理解いただけたかと思います。最後に、最も重要なポイントを再確認します。

  • 頭部白癬は、市販の塗り薬では治りません。必ず経口抗真菌薬が必要です。
  • 原因となる菌の種類(格闘技関連か、ペット関連かなど)によって、最適な治療薬は異なります。
  • 症状がなくても菌を保有し、他人にうつす「無症候性キャリア」が存在します。

もしあなたの頭皮に、あるいはご家族、チームメイトに少しでも疑わしい症状があれば、どうかためらわずに、そして自己判断に頼らずに、皮膚科専門医を受診してください。この記事で得た情報を基に、ご自身の症状や生活状況(スポーツ歴、ペットの有無など)を医師に正確に伝えることができれば、必ずや最適な治療へとつながり、あなた自身と、あなたの大切な周りの人々を感染から守ることができるでしょう。

免責事項
この記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的アドバイスに代わるものではありません。健康上の問題や症状がある場合は、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

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