要点まとめ
しつけの9原則:子どもの自己肯定感を守りながら育む具体的な方法
子どもの自己肯定感を守り、育むための具体的な9つの原則をご紹介します。これらの原則は、国内外の研究や専門機関の提言6, 7, 8, 9に基づいており、日々のしつけに役立つでしょう。
原則1:子どもの行動の意図を理解する努力をする (もし子どもに悪意がないのなら、罰するべきではありません)
子ども、特に幼児期の行動は、悪意からではなく、旺盛な好奇心や探求心、あるいは単に物事の結果をまだ理解できないことから生じることがほとんどです10。例えば2~3歳の子どもは「自分でしたい」という主体性が強く表れる時期です10。彼らが何かを探求している最中や、学んでいる過程で罰してしまうと、子どもは新しいことに挑戦する意欲を失い、探求することを恐れるようになる可能性があります11。厚生労働省も指摘するように、子どもが「言うことを聞かない」背景には、注目してほしい、自分なりの考えがある、言葉が理解できない、体調が悪いなど、様々な理由が考えられます5。頭ごなしに叱るのではなく、「どうしてそんなことをしたの?」と詰問する代わりに、「その時、どんな気持ちだったの?」と問いかけ、子ども自身の言葉で感情を表現する機会を与えることが大切です12。子どもの話を最後まで、途中で遮らずに聞く姿勢は、信頼関係の構築に不可欠です12。誤解に基づいて罰することは、子どもに恐怖心を植え付け、決断力を奪い、指示待ちで無責任な態度を助長しかねません13。日本の文化では親が子どもの行動を辛抱強く見守ることが重視されますが14、この原則は、子どもが理解され、尊重されていると感じ、安心感を育む上で極めて重要であり、自己肯定感の基盤となります15。
原則2:「提案」と「命令」を区別し、明確な指示を出す (提案と命令は別物です)
親は、子どもに対する言葉が「提案」なのか「命令」なのかを意識して使い分ける必要があります16。罰を与えるのは、子どもが明確な「命令」に従わなかった場合に限定し、単なる「提案」に従わなかったことで罰するべきではありません17。例えば、「ゲームで遊ばない方がいいんじゃないかな」という提案と、「ゲームで遊んではいけません」という命令は明確に異なります18。ユニセフ7や米国小児科学会(AAP)8も、明確な期待値を設定することの重要性を強調しています。「何をしてはいけないか」を伝えるよりも、「何をしてほしいか」を具体的に伝える方がずっと効果的です7。厚生労働省は、子どもに何かを頼む際には、作業を細分化し、具体的に、簡単なことから始めるよう助言しています4, 5。例えば、「お片付けしなさい」と曖昧に言うのではなく、「この箱におもちゃを入れようね」と具体的に指示します19。提案に従わなかったことで罰せられると、特に敏感な子どもは傷つき、罰を恐れて親の顔色をうかがい、命令されたことしかしないようになる可能性があります20。日本のコミュニケーション文化では、相手に配慮して遠回しな表現を好む傾向がありますが21、しつけの場面では、子どもへの敬意を保ちつつも、明確な指示を出す技術を親が身につけることが求められます22。子どもが行動の境界線を明確に理解することで、安心感を持ち、より適切に自己の行動をコントロールできるようになり、それが自己肯定感の向上に繋がります23。
原則3:感情に任せて罰しない (感情的に子どもを罰するべきではありません)
親自身の期待が満たされなかったことによる怒りや失望といった感情に任せて、子どもを罰するべきではありません24。大声で怒鳴ったり、感情的にコントロールを失ったりする親の姿は、子どもに長期的なトラウマや否定的な印象を与えかねません25。親が怒鳴ると、子どもが将来的に問題を抱える可能性があるという研究結果もあります26。否定的な言葉や皮肉は、子どもの感情を深く傷つけます27。専門家は、親がまず自身の感情をコントロールし、中立的な言葉を使うか、子どもが間違いを正すための代替行動を提案することを推奨しています28。ユニセフは「冷静な結果(calm consequences)」を用いることを7、AAPは冷静な言葉と行動で善悪を教えることを勧めています8, 29。もし親自身が感情のコントロールを失いそうだと感じたら、一時的にその場を離れる「タイムアウト」を取ることも有効です8, 30。厳しいしつけが子どもの精神的健康に与える悪影響については、多くの研究が警鐘を鳴らしています31, 32, 33。日本の親は、常に冷静さを保つことへの社会的プレッシャーを感じるかもしれませんが34、感情管理のスキルを学ぶことは、子どものためにも自身のウェルビーイングのためにも不可欠です。たとえ間違いを犯したとしても、冷静かつ尊重された態度で接してもらえることで、子どもは安心感を覚え、自分自身の感情をコントロールする方法を学ぶことができ、結果として自己肯定感が高まります35。
原則4:人前で罰しない、褒めすぎない (公の場で子どもを罰したり、過度に褒めたりするべきではありません)
人前で子どもを罰することは、子どもに屈辱感を与え、周囲の評価ばかりを気にする主体性のない人間にしてしまう恐れがあります36。逆に、人前で過剰に褒め称えることは、子どもを実力以上にうぬぼれさせ、傲慢にしてしまう可能性があります37。公衆の面前で罰せられた子どもは、自ら判断し行動する力を失いかねません38。褒めることに関しては、アルフィー・コーン氏などが、単に「自尊心」を高めることばかりに焦点を当てすぎると、自己満足に陥る危険性を指摘しています39。褒める際は、結果や子ども自身を漠然と褒めるのではなく、努力の過程や具体的な行動を評価することが重要です40。厚生労働省も、具体的に何が良かったのかを褒め、すぐに褒めるのが最善としつつも、落ち着いた時に褒めることの有効性も示唆しています5。日本の文化は「和」や他者の視線を重んじるため41、人前で罰せられたり、過度に注目を浴びる形で褒められたりすることは、子どもにとっても親にとっても気まずい状況を生みやすいと言えます42。この原則は、そうした文化的背景を持つ日本において特に重要です。プライバシーへの配慮は子どもの尊厳を守り43、適切な褒め方は、自己満足ではない健全な自己肯定感を育むのに役立ちます44。
原則5:罰すると脅したら実行する (もし罰すると脅したら、それを実行するべきです)
罰すると脅しておきながら実行しないのは、罰しないことよりも悪い結果を招く可能性があります45。子どもは親の言葉を信頼しなくなり、明確なルールや一貫した境界線がないために、何が良くて何が悪いのかを区別できなくなってしまいます46。しつけにおける一貫性の重要性は、多くの専門家や機関が指摘するところです47, 8。AAPは、罰則(consequences)は冷静かつ断固として伝え、最後までやり遂げる必要があると述べています8, 48。ユニセフも、子どもが警告の後に不適切な行動をやめない場合は、冷静に罰則を実行するよう推奨しています7, 49。一貫性がないと、子どもは親への信頼を失い、行動の許容範囲を理解できなくなります50。日本においても、親の一貫した態度は、子どもに安心感と予測可能性を与え、安定した情緒的発達を促します51。親が約束を守り、言行一致を示すことで、子どもは信頼という概念を学び、自分の行動には明確な結果が伴うことを理解します。これが自己調整能力の発達を助け、ひいては自己肯定感を強化することに繋がるのです52。
しつけの9原則(続き):子どもの自己肯定感を守りながら育む具体的な方法
原則6:兄弟や友達とのトラブルは、公平に解決を導く (以前の「双方罰する」から改訂)
子ども同士、特に兄弟や友人との間でトラブルが発生した際、誰に非があるのかを明確に特定できない場合があります。以前の考え方では、誤審や一方の子どもだけが罰せられることによる不公平感を避けるために双方を罰するというものがありましたが20、このアプローチは無実の子どもを不当に扱い、信頼を損ね、責任感を育む上で逆効果となる可能性があります。より建設的なアプローチは、罰を与えることよりも、問題解決そのものに焦点を当てることです。子どもたちに交渉し、共有し、自身の行動の責任を負うことを教えることが重要です21。まずは、それぞれの言い分をじっくりと聞く機会を設けます8。明確な責任の所在が不明な場合は、「罰」ではなく、状況を落ち着かせるための「タイムアウト」を双方に適用し、その後どのようにすれば仲良く遊べるかについて話し合う機会を持つことが推奨されます11。あるいは、散らかしたものを一緒に片付けるなど、起きた問題の結果を修復することに焦点を当てるのも良いでしょう16。場合によっては、共同で遊ぶ際には皆が場の調和や物を大切に扱う責任があるという「集団としての責任」を教えることも有効です。このような問題解決型のアプローチは、子どもたちが公平に扱われていると感じ、重要な社会的スキルを学ぶことを助け、自己肯定感を育みます9。日本の「和」を重んじる文化においては19、迅速な解決が求められがちですが、子どもたちに公正な紛争解決スキルを教えることは長期的に見てより有益です。
原則7:過去の過ちではなく、現在の行動に対してのみ罰する (過去の失敗を持ち出して罰するべきではありません)
しつけにおける重要なルールは「罰する – 許す – 忘れる」です22。過去の過ちを繰り返し持ち出して叱責することは、子どもを萎縮させ、新しいことへの挑戦をためらわせ、失敗から学ぶ機会を奪います23。子どもが過去の失敗を何度も指摘されると、常に恐怖を感じ、慣れたことしかやりたがらず、新しい課題に挑戦する意欲を失ってしまいます11。専門家は、罰則や指導が終わった後は、その問題行動について再び議論することなく、新たなスタートを切ることを推奨しています11。「タイムアウトが終わったら、全て終わり。新しい活動を提案して、気持ちを切り替えましょう」22。もし、子どもが過去に犯した良くない行動を後から知ったとしても、それを理由に罰するのではなく、なぜその行動が良くなかったのかを根気強く説明し、理解を促すことが大切です22。過ちを許し、水に流すという姿勢は、良好な親子関係を維持し、子どもが自分自身を肯定的に捉え、再挑戦する勇気を持つために不可欠であり、自己肯定感を育む上で極めて重要です9。
原則8:罰は年齢や状況、子どもの特性に合わせる (罰は子どもの年齢や好みに合わせるべきです)
罰は明確かつ公正で、その過ちの程度に見合ったものでなければなりません24。子どもの年齢や好み、発達段階、そして気質を考慮に入れることが不可欠です11。様々な種類の過ちに対して画一的な罰を与えていると、子どもは道徳的な価値観のグラデーションを理解できず、何がより深刻な問題行動なのかを学ぶことができません25。 乳児期(Infants)の子どもには、タイムアウトや叩くこと、何らかの権利を奪うといった罰は適していません11, 16。この時期は、規則正しい生活リズムを整え、子どもが自分で気持ちを落ち着ける方法を学ぶのを助けることが重要です11。AAPは、肯定的な言葉を使い、注意をそらす方法を推奨しています8。 幼児期(Toddlers)の子どもには、注意を別のものに向けさせたり、不適切な行動が見られた場所から一時的に移動させたり、子どもが落ち着くまで優しく抱きしめるなどの対応が有効です11。AAPは、良い行動に注目して褒めること、気をそらすこと、短い時間のタイムアウトを推奨しています8。 就学前(Preschoolers)の子どもには、年齢に応じた簡単な家事を任せたり、選択肢を与えたり、怒りの感情への対処法を教えたり、タイムアウトを用いることができます8。 より年長の子どもたちは、ルールとその結果を明確に理解する必要があります24。AAPは、罰則は冷静かつ毅然と説明することを推奨しています8。 また、子どもの好みや特性に合わせることも大切です。例えば、テレビが好きならテレビの時間を制限する、ゲームが好きならゲームの時間を制限するなどです26。子どもの気質(temperament)を考慮することも重要です11。公平で適切な罰は、子どもが理解され受け入れられていると感じる助けとなり、自己の行動を評価する能力を育み、自己肯定感を高めます9。
原則9:否定的な言葉、皮肉、不快な言葉を使わない (否定的な言葉、皮肉、または不快な言葉を使用してはいけません)
「ダメな子ね」「どうしていつもこうなの」といった否定的な言葉や皮肉、相手を不快にさせる言葉は、子どもの感情や自尊心を深く傷つけます27。特に感受性の強い子どもや、女の子は言葉による影響を受けやすいと言われています27。言葉による虐待(verbal abuse)は、身体的な罰と同じくらい、あるいはそれ以上に有害である可能性が指摘されています11, 28。AAPも、怒鳴ったり、辱めたりする子育ては効果がないばかりか、有害であると警告しており8, 29、厳しい言葉によるしつけが思春期の問題行動や抑うつ症状につながる可能性を示唆する研究もあります8。厚生労働省は、嘲笑したり、屈辱感を与えたり、馬鹿にしたりする言葉は、子どもの心を傷つける行為であり、子どもの権利を侵害するものとしています3, 4。例えば、「お前なんか生まれなければよかった」といった言葉は、決して許されるものではありません4。 効果的なコミュニケーションのためには、「あなたはいつも〇〇だ」といった「あなたメッセージ(You-message)」ではなく、「ママ(パパ)は△△だと感じるよ」といった「わたしメッセージ(I-message)」を使うことが推奨されます30。また、落ち着いた声で、具体的かつ明確に期待する行動を伝えることが大切です1, 17。子ども自身を否定するのではなく、「あなたが悪い子なのではなくて、その行動が良くなかったんだよ」というように、問題となる行動そのものに焦点を当てて伝えることが重要です27。日本の文化では直接的な対立を避ける傾向がありますが19、ストレスからつい否定的な言葉が出てしまうこともあります。肯定的な言葉かけの重要性を意識することが、子どもの自己肯定感を守り育む上で不可欠です9。
ポジティブディシプリンとは?日本での取り組みと国際的な視点
ポジティブディシプリンは、罰ではなく、相互の尊敬と協力に基づいて子どもを育てるアプローチです。この方法では、罰を与える代わりに、長期的な視点で子どもの社会的スキルやライフスキルを教え、問題解決能力を育むことを目指します31。 日本では、NPO法人きづく(日本ポジティブディシプリン協会事務局)4, 32, 33, 34やセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン35などが、ポジティブディシプリンの考えに基づいた親支援プログラムを提供しています。また、トリプルP(前向き子育てプログラム)36, 37や親子相互交流療法(PCIT)38, 39といった他の効果的なプログラムも日本で導入・研究されています。 国際的にも、ユニセフ7や米国小児科学会(AAP)8, 29などは、暴力的でない、肯定的なしつけの方法を推奨しています。これらのアプローチは、子どもの行動改善や親子関係の向上、そして自己肯定感の促進において効果的であることが、多くの国際的な研究で示されています9, 21, 40, 41, 42。また、温かく、かつ明確なルールのあるオーソリテイティブ(権威あるが民主的)な養育スタイルが、子どもの自己肯定感と最も強く関連していることが、近年のメタアナリシス研究で明らかになっています43。
健康に関する注意事項
- この記事で紹介する原則は一般的な子育て支援情報であり、個別の医学的または心理学的アドバイスに代わるものではありません。
- お子様の行動や発達に関してご心配なことがある場合は、決して自己判断せず、医師、臨床心理士、または地域の子育て支援機関などの専門家にご相談ください。
- 保護者自身の心の健康も非常に大切です。育児に疲れやストレスを感じる場合は、休息を取り、信頼できる人に相談するなど、ご自身のケアも忘れないでください。
よくある質問
Q1: 子どもが何度言っても聞かない場合はどうすれば良いですか?
Q2: 「褒める」のが苦手です。どうすれば効果的に褒められますか?
Q3: 「タイムアウト」はどのように使えば効果的ですか?
Q4: しつけにおいて、父親と母親の役割分担で気をつけることはありますか?
Q5: 子どもの自己肯定感が低いように感じます。今からできることはありますか?
結論
子どもの自己肯定感を育むしつけは、一朝一夕に成し遂げられるものではありません。本記事で紹介した9つの原則は、そのための道しるべとなるでしょう。重要なのは、これらの原則を機械的に適用するのではなく、目の前の子どもの個性や状況を深く理解し、愛情と忍耐をもって関わり続けることです。時にはうまくいかないこともあるかもしれませんが、その度に親子で学び、成長していくことができます。親自身が心穏やかでいることも、子どもの心の安定には不可欠です。今日からできる小さな一歩を積み重ね、お子さんとの信頼関係を深め、未来を力強く生き抜くための「心の根っこ」を育んでいきましょう。もし子育てに大きな困難を感じる場合は、決して一人で抱え込まず、かかりつけ医や地域の子育て支援センター、専門機関などに相談することも忘れないでください44。
この記事は医学的アドバイスに代わるものではなく、症状がある場合は専門家にご相談ください。
参考文献
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