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結論から言うと… イボコロリ絆創膏Lは、有効成分サリチル酸(角質軟化・角質溶解)により、魚の目・タコ・角化した疣贅の角質除去を補助する可能性が高い外用薬です。特に疣贅では、サリチル酸外用が第一選択の一つとして推奨される根拠が複数あります。一方で本製品はサリチル酸50%配合の高濃度製剤にあたり、誤用すると皮膚刺激や化学熱傷(ただれ)のリスクがあるため、禁忌部位・基礎疾患(糖尿病など)を必ず確認してください。
根拠: 成分(サリチル酸50%)の作用機序 + PubMedおよびガイドラインに基づく臨床研究・総説の検証結果
購入判断ガイド
✅ 使用を検討しやすい方
- 角質が厚く硬い「魚の目・タコ」で、圧迫痛があり角質除去を補助したい方
- 表面がザラザラして硬い「角化した疣贅」が疑われ、まず外用でのケアを試したい方(※部位・状態により医師相談)
- 貼付型で患部を保護しながら、角質軟化を進めたい方(摩擦・圧迫の軽減が目的)
⚠️ 慎重に検討したい方
- 患部が小さい・浅い、または痛みが軽く、まずは靴・歩行環境の見直しで改善しそうな方
- 皮膚が弱く、絆創膏や粘着剤でかぶれやすい方(刺激症状が出やすい可能性)
- 短期間での変化を期待している方(角質除去は数週間〜数か月かかることがあります)
❌ 使用を避けたい方(または必ず医療者へ相談)
- 7歳未満の小児
- 顔面・目の周囲・唇・粘膜、首など皮膚の柔らかい部位、炎症や傷のある部位
- 糖尿病で治療中の方、妊娠中または妊娠の可能性がある方、医師の治療を受けている方
- 水いぼ、老人性いぼ(黒褐色の扁平なもの)、尖圭コンジローマ、群生・多発する疣贅が疑われる方
⚡ 知っておくべき3つの重要ポイント
Amazonの商品説明だけでは見落としやすい「効かせ方」と「危険回避」を、科学的背景から整理します。
🔬 ポイント1: これは「角質を溶かして剥がす」薬であり、万能な治療ではありません
イボコロリ絆創膏の有効成分サリチル酸は、角質細胞の結合をゆるめて角質を軟化・剥離させる角質溶解剤です。疣贅では「ウイルスそのものを直接殺す薬」というより、角化した病変を徐々に除去することで改善を狙います。したがって、病変のタイプ(特に尖圭コンジローマ等)や部位が違う場合は、同じ結果が期待できません(日本皮膚科学会ガイドラインでも疣贅の鑑別を重視)。
💡 ポイント2: サリチル酸50%は高濃度—「効きやすさ」と「刺激リスク」は表裏一体
疣贅治療でサリチル酸外用は複数研究で有効性が示されていますが、濃度が高いほど刺激も出やすくなります。ガイドラインではサリチル酸外用が推奨される一方、誤用や貼付時間の過剰で皮膚障害を起こしうる点も指摘されています。患部以外に薬剤が触れないよう密着させ、健康皮膚への付着を避けることが重要です。
⚠️ ポイント3: 「魚の目」と「疣贅」は似ていて別物—迷うなら先に皮膚科で確認
足裏の硬い病変は、魚の目(角質柱)・タコ(胼胝)・疣贅(ウイルス性)などが混在し、見た目だけで判断しにくいことがあります。特に黒点(点状出血)や痛みの性質、周囲皮膚の模様の消失などで鑑別しますが、自己判断が難しい場合は医師に相談してください。誤った対象に使用すると、刺激だけが増えて遠回りになる可能性があります。
科学的評価まとめ
✅ 科学的に支持される点
- 疣贅に対するサリチル酸外用は、システマティックレビューで有効性が示されている(例: Cochraneレビュー, PMID:22972052)
- 日本皮膚科学会の疣贅診療ガイドラインでも、サリチル酸外用は重要な選択肢として位置づけられている(公式ガイドライン)
- 角質溶解作用により、魚の目・タコの硬い角質を軟化させ、除去を補助しうる(作用機序として合理的)
- 貼付型で患部を保護し、外部刺激(摩擦・圧迫)を軽減しやすい設計(保護パッドの意義)
- 1回あたりのコストが低く、継続しやすい価格帯(短期間での改善を断言しない前提での実用性)
⚠️ 注意すべき点
- サリチル酸50%は高濃度で、誤用・過度の貼付により皮膚刺激や化学熱傷のリスクがある(症例報告も存在, PMID:18375067)
- 疣贅は種類や部位で適応が変わり、すべての「いぼ」に使えるわけではない(尖圭コンジローマ等は対象外)
- 効果実感まで時間がかかることが多く、自己判断で強く剥がすと痛みや損傷につながる
- 粘着剤・基剤(ラノリン、生ゴム等)で接触皮膚炎を起こす可能性がある(ラノリンアレルギーの疫学報告あり, PMID:35481824)
- 「1枚あたりの有効成分量(mg)」は公開情報だけでは評価が難しく、研究用量との厳密比較には限界がある
| 製品名 | 【第2類医薬品】イボコロリ絆創膏Lサイズ 12枚 |
| メーカー | 横山製薬株式会社(ブランド: イボコロリ) |
| 価格 | ¥633(税込・変動あり) |
| 1日あたり | 約25円(2〜3日貼付を想定した概算) |
| Amazon評価 | 評価情報なし(0件)※2026年1月21日取得時点 |
🔬 主要成分の科学的分析
本製品は第2類医薬品であり、一般的な化粧品や日用品とは異なり、効能・効果、禁忌、用法・用量が明確に定められています。ここでは、添付文書レベルの情報(公的データベース等)と学術研究(PubMed)を照合し、成分の有効性とリスクを整理します。
サリチル酸 / サリチル酸
エビデンス Level A
角質を柔らかくして剥がれやすくする「角質溶解剤」。硬くなった角質層に作用し、魚の目・タコ・角化した疣贅の除去を補助します。
膏体100g中 サリチル酸50g(50%)※1枚あたりmgは公的掲載情報では明示なし(KEGG医薬品DB等)
疣贅ではサリチル酸外用が第一選択の一つとして評価され、複数RCTを含むレビューで有効性が報告(PMID:22972052)。濃度は製剤により幅があり、プラセボ対照で改善率が上がる傾向が示されています。
✅ 十分(濃度としては高濃度だが、刺激リスクも上昇)
作用機序
サリチル酸は角質細胞間の結合を弱め、角質の剥離(落屑)を促進します。魚の目・タコのように厚く硬化した角質では、圧迫痛の原因になりやすい「角質の芯」や周辺の硬化層を軟化させ、段階的な除去を補助します。疣贅では、角化した表層を継続的に剥離させることで病変の縮小・平坦化を目指す考え方で、貼付・保湿(閉塞)により浸透が高まりやすい点が特徴です。
臨床エビデンス
- 研究: Cochraneレビュー(システマティックレビュー)
規模: 疣贅治療に関する複数RCTを統合(総合評価)
結果: サリチル酸外用はプラセボより治癒率を高める可能性が示された
PMID: 22972052 ✅ 検証済み - 研究: Kwokら(2011)メタ分析(疣贅治療の比較)
規模: 複数研究を統合解析
結果: サリチル酸は疣贅に対して一定の有効性が示唆され、第一選択として扱われる根拠の一つ
PMID: 21219294 ✅ 検証済み - 研究: 日本皮膚科学会 皮膚科診療ガイドライン(疣贅・伝染性軟属腫診療ガイドライン)
規模: 国内外エビデンスの整理と推奨度評価
結果: 疣贅治療でサリチル酸外用が重要な選択肢として提示される(適応や注意点の明記あり)
公式ガイドライン(PDF) ✅ 検証済み
補足(適用条件): 本製品は「貼付して角質を軟化させる」設計のため、研究で扱われるサリチル酸外用(角質溶解)と作用機序は整合します。ただし、疣贅のタイプや部位、皮膚の状態によって反応が変わるため、同等の結果を保証するものではありません。
精製ラノリン / 精製ラノリン
エビデンス Level C
羊毛由来の油脂成分で、皮膚への密着性や柔軟性を調整する目的で基剤に用いられることがあります。
添加物として含有(配合割合は公的掲載情報では不明)
—(有効成分ではなく基剤のため、用量評価は適用外)
ℹ️ 確認不可(基剤としての機能。リスクは体質依存)
役割(処方設計上の意味)
ラノリンは皮膚への密着性や基剤の可塑性に寄与しやすく、貼付剤では「患部へのフィット感」を補助する可能性があります。ただし、医薬品においてラノリンは主に基剤であり、魚の目・タコ・疣贅の改善に直接効く成分ではありません。
安全性(接触皮膚炎の観点)
ラノリン(羊毛アルコール)はアレルギー性接触皮膚炎の原因になり得ることが報告されており、パッチテストデータを用いた疫学研究が存在します。特に皮膚炎既往がある方では、かゆみ・赤みが出た場合に早期中止が重要です。
- 研究: 北米接触皮膚炎グループの大規模解析(レトロスペクティブ)
規模: n=43,691(2001〜2018年のパッチテストデータ)
結果: ラノリンアレルギーの疫学とトレンドを評価
PMID: 35481824 ✅ 検証済み
粘着基剤(エステルガム・ポリブテン・生ゴム) / 粘着基剤
エビデンス Level C
貼付剤として患部に密着させ、サリチル酸を一定時間保持するための基剤。保護と閉塞(おおう効果)にも関与します。
添加物として「精製ラノリン、エステルガム、ポリブテン、生ゴム」を含む(配合割合は不明)
—(基剤のため用量評価は適用外)
ℹ️ 確認不可(密着性向上のメリットと、皮膚刺激・かぶれのリスクが同居)
役割(密着=浸透の前提条件)
サリチル酸の角質溶解効果は「患部に継続的に接触していること」が重要です。粘着基剤は、患部に密着させて成分を保持し、さらに患部を覆うことで角質層を軟化しやすい環境(閉塞)を作る役割を担います。
注意(粘着剤関連の皮膚トラブル)
貼付剤は便利な一方、長時間貼り続けると、摩擦・剥離・蒸れにより皮膚刺激が起こることがあります。医療現場では粘着剤関連皮膚障害(MARSI)として整理されており、皮膚が弱い方では特に注意が必要です。
- 研究: 医療用粘着剤関連皮膚障害の総説(レビュー)
規模: 既存研究の整理(臨床的注意点を要約)
結果: 貼付剤による皮膚障害のリスク因子と予防策を解説
PMID: 32207648 ✅ 検証済み - 研究: 天然ゴムラテックスアレルギーのアップデート(レビュー)
規模: 実務的推奨を含む総説
結果: ゴム素材は接触反応の原因になり得るため、既往がある場合は回避が望ましい
PMID: 34386153 ✅ 検証済み
実務的なポイント: かぶれ体質の方は、貼付後に赤み・かゆみが出た時点で中止し、別の方法(医師相談・他剤形)へ切り替える判断が安全です。

📊 配合量の現実チェック
🔍 JHO独自分析: 本製品は「サリチル酸50%」と明記されており、角質溶解剤としては高濃度の部類です。ここでは“研究で扱われる条件”と“製品設計”を、誤解がない形で比較します。
※ 根拠: 疣贅に対するサリチル酸外用のレビュー(PMID:22972052, PMID:21219294)および国内ガイドライン
ここで重要なのは、経口サプリのように「mg/日」で単純比較できない点です。貼付剤は濃度・閉塞・貼付時間・患部の角質厚で実効性が変わります。したがって、数値上の濃度が高くても、貼付方法が不適切なら十分に作用しない一方、貼り過ぎれば刺激が増えます。
📋 配合量 vs 研究推奨条件
| 成分 | 本製品 | 研究で評価される条件 | 出典 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| サリチル酸 | 50%(膏体中) | 外用で有効性が評価(研究により条件は幅) | PMID:22972052 | ✅ 適切 |
| 精製ラノリン | 含有(量不明) | —(基剤) | PMID:35481824 | ℹ️ 体質差 |
| 粘着基剤(生ゴム等) | 含有(量不明) | —(基剤) | PMID:32207648 | ℹ️ 体質差 |
🎯 エビデンス信頼度メーター
本製品で期待されやすいポイントについて、科学的根拠の強さを可視化しました(効果の保証ではありません)。
Level A
Level B
Level C
📋 効果のエビデンス評価
※ エビデンスレベル: A=システマティックレビュー/メタ分析, B=RCT, C=観察研究/総説, D=症例報告, E=動物/細胞実験
| 期待される役割 | レベル | 研究規模 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 疣贅に対する角質除去の補助 | A | システマティックレビュー(複数RCT) | PMID:22972052 ✅ |
| 疣贅治療での有効性の再検証 | A | メタ分析 | PMID:21219294 ✅ |
| 足部の硬い角質病変(魚の目など)へのプラスター治療 | B | RCT(臨床比較) | PMID:24063387 ✅ |
| 貼付剤の皮膚障害(かぶれ・損傷) | C | 臨床総説 | PMID:32207648 ✅ |
| 高濃度サリチル酸による皮膚障害 | D | 症例報告 | PMID:18375067 ⚠️ |
🔍 メーカー主張 vs 科学的検証
| メーカーの主張 | 科学的検証 | エビデンス | JHO判定 |
|---|---|---|---|
| “サリチル酸の角質軟化溶解作用で魚の目・タコ・疣贅を取り除く” | サリチル酸外用は疣贅に対してシステマティックレビューで有効性が示され、角質溶解の作用機序とも整合します。ただし全ての病変で同等に効くとは限りません。 | Level A(PMID:22972052) | ✅ 概ね一致 |
| “患部に密着してサリチル酸の浸透効果を高める” | 貼付・閉塞により角質が軟化しやすい環境が整うのは合理的です。ただし「浸透の定量比較」を直接示す臨床データは限定的で、使用方法の影響が大きいと考えられます。 | Level C(作用機序+実務知見) | ⚠️ 要注意 |
| “保護用パッドが外部刺激による痛みをやわらげる” | 物理的保護としては妥当ですが、痛み軽減を主要アウトカムにした研究は多くありません。痛みが強い場合はサイズ調整や靴の見直しも同時に検討すべきです。 | —(データ不足) | ℹ️ データ不足 |
💰 コスト効率の見える化
💡 目安: 1日あたり約25円は、コンビニコーヒー1杯(約150円)の約17%程度。貼付期間(2〜3日)や患部の数により変動します。
疣贅は短期で決着しないことも多く、継続コストの見通しが重要です。一方で、貼付剤は「1ヶ所ずつ」使用することが推奨されるため、多発している場合は自己判断で広範囲に貼るのではなく、医療者に相談した方が安全です。
⏱️ 効果を実感するまでの目安
臨床研究と作用機序に基づく一般的な目安です。効果には個人差があり、病変の種類・厚さ・部位で大きく変わります。
初期段階
- 角質が白くふやけ、硬さがやわらぐ
- 痛みが「圧迫時のみ」に変化することがある(保護効果)
中期段階
- 魚の目では芯の除去が進むと再発が減りやすい
- 疣贅では表層が徐々に薄くなり、平坦化に向かう場合がある
長期段階
- 疣贅は数か月単位のケアが必要になることがある
- 改善が乏しい場合は治療方針の切り替え(皮膚科での凍結療法など)を検討
⚠️ 注意: 強引に剥がす、貼りっぱなしにする、健康な皮膚に薬剤が触れる—これらは刺激やただれの原因になります。改善が乏しい・悪化した場合は中止して医療者に相談してください。
💡 効果的な使い方
⏰ タイミング
入浴後など、患部を清潔にして乾かした後
理由: 皮膚が清潔で乾いた状態の方が密着しやすく、角質も軟化しやすい条件を整えられます。
📋 用量
患部を覆うように貼り、2〜3日継続(剥がれたら貼り替え)
理由: 貼付剤は「継続接触」が重要です。短時間での結果を求めて頻繁に剥がすより、説明文書に沿って継続する方が安全性と合理性のバランスが取れます。
🔧 効果を高めるコツ
患部だけに密着させ、健康皮膚に薬剤を触れさせない
理由: サリチル酸は健康な角質も軟化させるため、ずれると痛み・皮膚障害の原因になります。サイズ選択(患部より一回り小さい薬剤部)も重要です。
白く軟化して剥がれ始めた角質は、痛みを感じない範囲で少しずつ取り除きます。痛む場合は無理に剥がさず、貼付継続または医療者相談を優先してください。
👤 向いている人 / 向いていない人
✅ 向いている可能性が高い方
- • 硬い角質が原因で痛みが出ている魚の目・タコで、角質除去を段階的に進めたい方
- • 表面が硬く角化している疣贅が疑われ、まず外用ケアを試したい方(部位が適応内であることが前提)
- • 2〜3日単位で貼付し、数週間〜数か月の継続も視野に入れられる方
❌ 向いていない(または注意が必要な)方
- • 妊娠中・授乳中、糖尿病治療中、循環障害が疑われる方(使用前に医療者へ相談)
- • 顔・粘膜・首などの敏感部位に病変がある方(禁忌部位)
- • 絆創膏でかぶれやすい方、ラノリン・ゴム素材で皮膚反応を起こしたことがある方
✅ あなたとの相性チェック
当てはまる項目にチェックを入れてください(4つ以上で相性◎)。これは医学的診断ではなく、失敗しにくい前提条件を整理するためのチェックです。
🏆 JHO編集部の総合評価
✅ 科学的に支持されるポイント
- • 有効成分サリチル酸は疣贅治療で有効性が示され、国内ガイドラインでも重要な選択肢
- • 貼付型は閉塞環境を作りやすく、角質軟化を継続しやすい
⚠️ エビデンスが限定的な点
- • 痛み軽減(保護パッド)の定量的な臨床データは多くない
- • 1枚あたりの有効成分量(mg)を用いた厳密な用量比較は難しい
❌ 注意が必要な点
- • サリチル酸50%は刺激リスクがあるため、患部以外に触れない貼付が必須
- • 糖尿病治療中などリスクが高い方は自己判断での使用を避ける
JHO編集部の総合スコア(科学的評価)
本評価は、成分(サリチル酸)に関する臨床研究とガイドラインの整合性、ならびに安全性(禁忌・副作用注意)を重視して算出しています。
注: Amazon上の星評価データは取得時点で表示が確認できなかったため、スコア算定には使用していません(2026年1月21日取得)。
⚠️ 見落としがちなリスク
対策: 患部以外に薬剤が触れないよう貼付し、痛みや強い赤みが出たら中止。無理に剥がさない。症例報告もあるため、特に皮膚が弱い方は慎重に(PMID:18375067)。
対策: かゆみ・赤みが出たら貼付を中止し、別の方法を検討。ラノリンやゴム素材に反応したことがある方は特に注意(PMID:35481824, PMID:34386153)。
⚠️ 安全性・副作用・注意事項
報告されている副作用
| 症状 | 頻度 | 対象者 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 発疹・発赤、かゆみ | 頻度不明(添付情報に頻度記載なし) | 皮膚が弱い方、貼付剤でかぶれやすい方 | 公的医薬品情報(KEGG医薬品DB) |
| ただれ・化学熱傷 | 稀(症例報告ベース) | 長時間貼付、健康皮膚への付着、過剰使用 | PMID:18375067 |
| 広範囲使用によるサリチル酸中毒の懸念 | 稀(リスクは条件依存) | 広範囲・長期使用、小児、皮膚バリア低下 | PMID:24472429 |
⚠️ 医師・薬剤師に相談すべき場合
- • 妊娠中・授乳中、または妊娠の可能性がある方
- • 糖尿病で治療中の方
- • 服薬中・持病があり医師の治療を受けている方
- • 病変が顔面、粘膜、首など禁忌部位にある方
- • 1か月程度使用しても改善が乏しい、または悪化した場合
本製品は外用専用です。内服しないでください。小児に使用させる場合は保護者の監督下で行ってください(7歳未満は使用不可)。
❓ よくある質問(FAQ)
Q. イボコロリ絆創膏Lは本当に効果が期待できますか?
A. 有効成分サリチル酸は、疣贅に対する外用治療として複数の研究で有効性が示されています(例: システマティックレビュー)。ただし、疣贅の種類や部位によって反応が異なり、すべてのケースで同等の結果が得られるとは限りません。対象が適切か不安な場合は皮膚科で確認すると安全です。
参考: PMID:22972052
Q. 効果を実感するまでどのくらいかかりますか?
A. 角質を軟化させて段階的に除去するため、数日で劇的に変わるというより、数週間単位で変化が出ることが多いです。疣贅の場合はさらに長くかかることがあり、12週間以上の継続が想定されるケースもあります。途中で悪化する、痛みが強い場合は中止して医療者に相談してください。
参考: PMID:22972052
Q. 副作用はありますか?
A. 一般的には発疹・赤み・かゆみなどの皮膚症状が報告されています。サリチル酸50%は高濃度のため、貼付時間が過度になったり、健康な皮膚に薬剤が付着したりすると、ただれの原因になることがあります。異常を感じたら直ちに使用を中止し、必要に応じて医療者へ相談してください。
参考: PMID:18375067
Q. 使うベストタイミングは?
A. 入浴後などで患部を清潔にし、しっかり乾かした後が貼付しやすいタイミングです。水分が残ると剥がれやすくなり、患部からずれて健康皮膚に付着するリスクも上がります。貼付後はずれないよう密着させることが重要です。
Q. 似た薬(液体タイプ等)と比べてどう違いますか?
A. 貼付剤は患部に密着しやすく、閉塞環境を作ることで角質を軟化させやすいのが特徴です。一方、粘着剤でかぶれやすい方には不向きな場合があります。液体タイプは部位によって塗布しやすい反面、乾燥や塗りムラが課題になることがあります。
Q. コスパは良いですか?
A. 12枚で約633円の場合、2〜3日貼付を想定すると1日あたり約20〜30円程度の目安になります。疣贅は継続期間が長くなる可能性があるため、費用だけでなく「安全に続けられるか(刺激が出ないか)」も含めて判断することが重要です。
Q. 使用を避けるべき人は?
A. 7歳未満、顔・粘膜・首などの敏感部位、炎症や傷のある部位には使用できません。また、妊娠中、糖尿病治療中、医師の治療を受けている方は事前に医療者へ相談してください。疣贅でも種類によっては対象外のため、判断に迷う場合は皮膚科受診が安全です。
参考: KEGG医薬品DB(製品情報)
Q. 長期間使用しても大丈夫ですか?
A. 角質を溶解する薬のため、長期間・広範囲に使用すると皮膚障害のリスクが増えます。目安として1か月程度使用しても改善が乏しい場合は、漫然と続けず医療者に相談してください。特に刺激症状が出た場合は中止が優先です。
参考: PMID:24472429

イボコロリ絆創膏Lの製品情報を確認する
サリチル酸(角質溶解)の臨床エビデンスは比較的強く、適切な対象・正しい貼付方法であれば角質除去を補助する可能性があります。高濃度ゆえ刺激リスクもあるため、禁忌と注意事項を確認した上で判断してください。
📚 参考文献・引用元
※ 本記事で引用した研究・資料は、編集部が原文(PubMed等)で内容確認を行い、文脈の適合性を検証済みです。
記載形式: Vancouver Style
📊 臨床研究 (Clinical Studies)
Randomised trial comparing salicylic acid plasters with scalpel debridement for corns.
J Foot Ankle Res.
2013;6:40.
PMID:24063387
✅
Chemical burn associated with salicylic acid plaster use (case report).
Dermatol Online J.
2007.
PMID:18375067
✅
📚 レビュー論文 (Review Articles)
Topical treatments for cutaneous warts (meta-analysis / review).
Br J Dermatol.
2011.
PMID:21219294
✅
Local treatments for cutaneous warts (Cochrane review).
Cochrane Database Syst Rev.
2012.
PMID:22972052
✅
Evidence update on plantar wart treatments (systematic review).
—
2021.
PMID:33263934
✅
Salicylic acid toxicity from topical preparations (review).
—
2014.
PMID:24472429
✅
Lanolin allergic reactions: epidemiology and trends (patch test analysis).
Dermatitis.
2022.
PMID:35481824
✅
Update on latex allergy: New insights into an old problem (review).
—
2021.
PMID:34386153
✅
Medical adhesive–related skin injury: overview and prevention (review).
—
2020.
PMID:32207648
✅
🏛️ 公式ガイドライン・公的資料
- 日本皮膚科学会
疣贅・伝染性軟属腫診療ガイドライン.
公式PDF
(アクセス日: 2026-01-21)
✅ - KEGG 医薬品データベース
イボコロリ絆創膏(サリチル酸含有貼付剤)製品情報(成分・禁忌・用法用量).
KEGG(参照ページ)
(アクセス日: 2026-01-21)
✅
📋 引用基準:
• システマティックレビュー/メタ分析を最優先(Level A)
• 次にRCT(Level B)、公的ガイドライン(推奨度評価あり)
• 症例報告は「リスクの注意喚起」に限定して使用
• 検証日: 2026-01-21

