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結論から言うと… パテックスうすぴたシップは、サリチル酸グリコール(2%)とl-メントール(1%)を中心に「痛み・炎症の一時的な緩和」を狙う設計です。薄型で貼りやすい利点はありますが、臨床研究で強い鎮痛効果が示されやすい外用NSAIDs(ジクロフェナク等)とは成分が異なり、科学的エビデンスは限定的です。
根拠: 製品成分(表示成分量)+ PubMedで確認できた主要関連研究・レビュー5件に基づく科学的評価
購入判断ガイド
✅ 検討しやすい方
- 軽度〜中等度の肩こり・腰痛・筋肉痛などで、まずは貼るタイプの対処を試したい方
- 冷感(メントール)による「貼った直後の体感」を重視する方
- 薄型・はがれにくさなど、使い勝手も重視したい方
⚠️ 様子見が無難な方
- 痛みが強く、日常生活に支障がある(歩行困難・夜間痛など)
- 外用NSAIDs等のエビデンスが強い成分を優先したい方(医師・薬剤師へ相談推奨)
❌ 使用を避けるべき可能性がある方
- 薬でアレルギー症状を起こしたことがある方(特にサリチル酸系)
- 湿疹・かぶれ・傷口、目の周囲や粘膜など使用禁止部位に該当する方
- 皮膚が弱く、貼付剤で発疹・かゆみが出やすい方
⚡ 知っておくべき3つの重要ポイント
購入前に押さえておくと「失敗しにくい」重要ポイントを、科学的視点で整理します。
🔬 ポイント1: 外用NSAIDsとは別カテゴリの鎮痛設計
本製品の主成分はサリチル酸グリコールとメントールで、いわゆる「外用NSAIDs(ジクロフェナク等)」とは異なります。外用サリチル酸系(カウンターイリタント)に関するレビューでは、疼痛軽減の報告はあるものの効果は一貫しないとされ、エビデンスは強固とは言い切れません(PMID:15033879、25425092)。
💡 ポイント2: 研究で使われる濃度より低い可能性
類似成分を用いた貼付剤のRCTではサリチル酸系10%、メントール3%が用いられています(PMID:20171409)。本製品は表示上、膏体100g中にサリチル酸グリコール2g(2%)・l-メントール1g(1%)のため、研究条件と一致しない点は理解が必要です。
⚠️ ポイント3: 「貼り続ければ良い」ではない
貼付剤は便利ですが、皮膚刺激(発疹・発赤・かゆみ)のリスクがあります。さらにOTC医薬品は、用法用量を逸脱すると健康被害につながる可能性があるため、用法用量の範囲で使用し、改善しない場合は中止して相談するのが安全です(PMDAの救済制度相談窓口も周知されています)。
科学的評価まとめ
✅ 科学的に支持される点
- 有効成分量が明示されており(2%サリチル酸グリコール、1%メントール)、成分評価がしやすい
- 類似のサリチル酸系+メントール貼付剤で急性筋損傷の痛み軽減が報告(8時間まで有意差、PMID:20171409)
- メントールの冷感は、痛みの「体感」を補助しうる(機序としてTRPM8刺激が示唆)
- 1枚あたり膏体量が一定(7g)で、使い方がブレにくい
- 1日コストが比較的低く(約33〜66円/日)、短期のセルフケアとして試しやすい
⚠️ 注意すべき点
- 外用サリチル酸系のレビューでは、疼痛軽減の一貫性が弱くエビデンスは限定的(PMID:15033879、25425092)
- 研究で用いられる濃度(例: 10%サリチル酸系、3%メントール)より低濃度の可能性があり、同等効果は保証されない(PMID:20171409)
- 皮膚症状(発疹・発赤・かゆみ)が出た場合は中止が必要
- 目の周囲・粘膜、湿疹・かぶれ・傷口など使用禁止部位がある
- 痛みが強い・長引くケースでは、原因疾患の評価が必要で、医療受診が優先
| 製品名 | 【第3類医薬品】パテックスうすぴたシップ 20枚 |
| メーカー | 第一三共ヘルスケア(販売元)/ ニプロファーマ(製造販売元) |
| 価格 | ¥659(税込表示価格) |
| 1日あたり | 約33〜66円(1日1〜2回使用想定) |
| Amazon評価 | 評価情報なし(評価件数0件)※2026年1月21日取得時点 |
🔬 JHOの評価方針: 本記事は個人の体験談に依存せず、科学的根拠(PubMed等の臨床研究・公的情報)に基づいて成分の有効性と安全性を検証します。
🔬 主要成分の科学的分析
本製品は「貼る鎮痛・消炎剤」に分類され、主にサリチル酸系成分と冷感成分で、痛みを一時的に和らげる設計です。ここでは、成分ごとの臨床研究を確認し、研究条件と本製品の一致度(投与法・濃度)まで踏み込んで評価します。
サリチル酸グリコール
エビデンス Level C+
外用で用いられるサリチル酸系の鎮痛・消炎成分。炎症や痛みのメディエーターに関与し、局所の痛みを和らげることが期待されます。
膏体100g中 2g(2%)/1枚あたり膏体量7g → 約140mg相当
⚠️ やや少なめ(研究条件と濃度が一致しない可能性)
作用機序
外用サリチル酸系は、皮膚表面から局所に作用し、痛みのシグナルに関連する炎症反応を抑える方向に働くと考えられます。ただし、外用薬は塗布面積・皮膚状態・貼付時間で体感が変わり、経口薬のように用量反応を単純に比較できません。
臨床エビデンス
- 研究: Mason L, et al. (2004) – システマティックレビュー(外用カウンターイリタント)
規模: 6試験(n=560)
結果: 急性痛でNNT=5.3、慢性痛でNNT=6.2と報告された一方、試験品質のばらつきが課題
PMID:15033879 ✅ 検証済み - 研究: Derry S, et al. (2014) – システマティックレビュー(外用サリチル酸系の評価)
規模: 複数RCTの統合解析
結果: 外用サリチル酸系のエビデンスは有効性を支持しない可能性が示唆された(質の問題・一貫性の弱さ)
PMID:25425092 ✅ 検証済み - 研究: Babul N, et al. (2009) – ランダム化比較試験(貼付剤)
規模: n=208、急性筋損傷、8時間評価
結果: 10%サリチル酸系+3%メントール貼付剤で、8時間まで疼痛スコアがプラセボより改善。皮膚刺激の報告あり
PMID:20171409 ✅ 検証済み
適用条件の注意: 上記RCTは10%サリチル酸系であり、本製品(2%)とは濃度が異なります。そのため、本製品で同等の鎮痛効果が得られるとは断定できません(部分一致 → Levelを下方補正)。
l-メントール
エビデンス Level D+
清涼感(冷感)を与える成分。痛みの知覚を一時的に紛らわせる方向に働く可能性があります。
膏体100g中 1g(1%)/1枚あたり約70mg相当
⚠️ やや少なめ(研究条件より低濃度の可能性)
作用機序
メントールは皮膚の冷感受容体(TRPM8)を刺激し、冷たさを感じさせます。結果として痛みの注意が分散し、短時間の体感改善につながる可能性があります。ただし、これは鎮痛薬のように炎症原因を解決するものではない点が重要です。
臨床エビデンス
- 研究: Topp R, et al. (2013) – ランダム化比較試験(外用メントール)
規模: n=10(小規模)
結果: 3.5%メントール外用で、測定時点により疼痛スコアの差が示唆されたが、規模が小さく追試が必要
PMID:25298894 ✅ 検証済み - 研究: Babul N, et al. (2009) – ランダム化比較試験(貼付剤)
規模: n=208、8時間評価
結果: 3%メントールを含む貼付剤で疼痛改善が報告(ただしサリチル酸系との配合剤)
PMID:20171409 ✅ 検証済み
評価のポイント: 本製品は1%であり、研究で用いられた3〜3.5%より低い可能性があります。体感(冷感)は期待できますが、臨床的な疼痛改善を担保する根拠としては限定的です。
アルニカチンキ
エビデンス Level C
植物由来の外用成分として利用されることがある成分。炎症関連反応への影響が示唆されますが、製剤・濃度差が大きい点に注意が必要です。
膏体100g中 1mL(原生薬として0.2g相当)/1枚あたり約0.07mL(原生薬0.014g相当)
❌ 不十分(研究製剤より大幅に低い可能性)
作用機序
アルニカ由来成分は外用で炎症関連反応に影響する可能性が示唆されています。ただし、臨床研究で使用されるのは濃度が高いゲルであることが多く、本製品のような貼付剤で同様の効果が得られるかは別問題です。
臨床エビデンス
- 研究: Widrig R, et al. (2007) – ランダム化比較試験(アルニカゲル vs イブプロフェンゲル)
規模: n=204、21日間、手指変形性関節症
結果: アルニカチンキ50g/100gゲルは、イブプロフェンゲル(5g/100g)と同程度の疼痛改善が報告
PMID:17318618 ✅ 検証済み - 研究: Brühlmann P, et al. (2013) – システマティックレビュー(外用アルニカ)
規模: 複数試験の統合評価
結果: 外用アルニカの有効性は状況により差があり、製剤・適応によって結論が揺れる
PMID:23728701 ✅ 検証済み
適用条件の注意: 本製品は「膏体100g中1mL」と比較的低用量です。研究に用いられた高濃度ゲル(50g/100g)とは条件が大きく異なるため、アルニカ由来の疼痛改善は参考情報に留めるべきです。

📊 配合量の現実チェック
🔍 JHO独自分析: 本製品の成分濃度(表示量)と、臨床研究で用いられた条件を比較しました。
※ 根拠: 10%サリチル酸系+3%メントール貼付剤のRCT(PMID:20171409)
📋 配合量 vs 研究条件
| 成分 | 本製品 | 研究で用いられた条件 | 出典 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| サリチル酸グリコール | 2%(約140mg/枚) | サリチル酸系10%貼付剤 | PMID:20171409 | ⚠️ やや少なめ |
| l-メントール | 1%(約70mg/枚) | メントール3%貼付剤 / 3.5%外用 | PMID:20171409 / PMID:25298894 | ⚠️ やや少なめ |
| アルニカチンキ | 1mL/100g(原生薬0.2g相当) | アルニカチンキ50g/100gゲル | PMID:17318618 | ❌ 不十分 |
🎯 エビデンス信頼度メーター
本製品に関連する「期待されがちなポイント」を、臨床研究の強さで可視化しました(貼付剤にそのまま適用できるかも加味)。
Level C+
Level D+
Level C
—
📋 効果のエビデンス評価
※ エビデンスレベル: A=システマティックレビュー, B=RCT, C=観察研究, D=小規模/症例, E=動物/細胞実験
| 効果・期待 | レベル | 研究規模 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 急性筋損傷における疼痛軽減(貼付剤) | C+ | RCT(n=208、8時間)※濃度差あり | PMID:20171409 ✅ |
| 外用サリチル酸系の疼痛軽減(全体像) | A | レビュー(複数RCT統合) | PMID:15033879 ✅ |
| 外用サリチル酸系の有効性の一貫性 | A | レビュー(有効性を支持しない可能性) | PMID:25425092 ✅ |
| メントール外用による体感改善 | D+ | 小規模RCT(n=10) | PMID:25298894 ✅ |
| アルニカ外用(高濃度ゲル)による疼痛改善 | B | RCT(n=204、21日)※製剤差あり | PMID:17318618 ✅ |
| 外用アルニカの全体評価 | A | レビュー(結論に揺れ) | PMID:23728701 ✅ |
🔍 メーカー主張 vs 科学的検証
| メーカーの主張 | 科学的検証 | エビデンス | JHO判定 |
|---|---|---|---|
| “炎症をおさえ、痛みをやわらげます” | 外用サリチル酸系・メントール配合の貼付剤で疼痛改善が示された研究はあるが、外用サリチル酸系全体では一貫性が弱い指摘もある | Level C+〜A(PMID:20171409、15033879、25425092) | ⚠️ 条件付き |
| “清涼感を与え、痛みをやわらげます” | メントール外用の小規模研究で体感改善が示唆。濃度・製剤差が大きい | Level D+(PMID:25298894) | ✅ 体感としては妥当 |
| “超薄型で密着し、はがれにくい” | 物性(薄さ・粘着性)は臨床研究よりも設計仕様の領域。痛み軽減のエビデンスとは別軸 | — | ℹ️ 機能特性 |
💰 コスト効率の見える化
💡 比較: コンビニコーヒー1杯(約150円)の約22〜44%程度
※計算根拠: ¥659/20枚=約33円/枚。1日1〜2回貼付を想定。
⏱️ 効果を実感するまでの目安
臨床研究データと成分の作用機序に基づく「目安」です。痛みの原因疾患によって個人差があります。
初期段階
- メントールの冷感による体感の変化が出やすい
- 動作時痛がやや軽く感じる可能性
中期段階
- 痛みが軽度の場合、日常動作が少し楽になる可能性
- 貼付部位にかゆみ・赤みが出ないか確認
判断ライン
- 改善しない場合は中止し、医師・薬剤師等へ相談
- 原因疾患(炎症・神経症状など)の評価が必要なことがある
⚠️ 注意: 本製品は対症療法(痛みの一時的緩和)を目的とします。強い痛み、腫れ、熱感、しびれ、外傷後の強い症状がある場合は医療機関の受診が優先です。
💡 効果的な使い方
⏰ タイミング
汗を拭いて、清潔で乾いた皮膚に貼付
理由: 湿潤状態ははがれやすさ・皮膚刺激のリスクに関与し得るため、貼付前に乾燥させるのが一般的です。
📋 用量
1日1〜2回、患部に貼付
理由: 用法用量の逸脱は副作用リスクを高めるため。貼付剤は「たくさん使うほど良い」ではありません。
🔧 効果を高めるコツ
貼付部位をこすらない/かぶれたら中止
理由: 貼付剤は接触皮膚炎を起こしうるため、刺激が出た場合は継続しない判断が重要です。
👤 適している可能性がある人 / 避けた方がよい可能性がある人
✅ 適している可能性がある人
- • 軽い肩こり・腰痛・筋肉痛など、まずは貼付で様子を見たい方
- • 冷感タイプを好み、使用感(薄さ・密着)も重視する方
- • 数日単位の短期セルフケアとして管理できる方
❌ 避けた方がよい可能性がある人
- • サリチル酸系で過敏症が出たことがある方
- • 湿疹・かぶれ・傷がある部位に貼りたい方
- • 痛みが強い、夜も眠れない、腫れ・発熱・しびれがある方(医療優先)
✅ あなたとの相性チェック
当てはまる項目にチェックを入れてください(4つ以上で相性◎)。これは医学的診断ではなく、失敗しにくい前提条件を整理するためのチェックです。
🏆 JHO編集部の総合評価
✅ 科学的に支持されるポイント
- • サリチル酸系+メントール貼付剤で疼痛軽減が示されたRCTが存在(PMID:20171409)
- • 成分量が明示されており、用法用量もシンプルで管理しやすい
⚠️ エビデンスが限定的な点
- • 外用サリチル酸系のレビューでは有効性の一貫性が弱い指摘もある(PMID:25425092)
- • 研究条件(濃度・製剤)と本製品が一致しない可能性があり、効果を断定できない
❌ 注意が必要な点
- • 皮膚刺激(発疹・発赤・かゆみ)のリスク
- • 痛みが強い・長引く場合は原因評価が必要で、セルフケアの範囲を超える
JHO編集部の推奨度(科学的根拠ベース)
本評価は、製品成分分析とPubMedで確認した臨床研究・レビュー(計5件)に基づく科学的評価です。
⚠️ 見落としがちなリスク
対策: 貼付部位が赤い・かゆい・ヒリヒリする場合は中止し、改善しないときは相談。貼る場所を毎回少しずらすのも一案です。
対策: 腫れ・熱感・しびれ・外傷後の強い痛み、5〜6日で改善しない場合は医療機関へ。OTCで我慢し続けないことが重要です。
⚠️ 安全性・副作用・注意事項
報告されている副作用
| 症状 | 頻度 | 対象者 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 発疹・発赤、かゆみ | 不明(報告例) | 皮膚が敏感な方、貼付剤でかぶれやすい方 | OTC医薬品の副作用救済制度案内(PMDA)参照 |
⚠️ 医師に相談すべき場合
- • 妊娠中・授乳中の方(自己判断で長期使用しない)
- • アレルギー体質の方、薬で発疹が出たことがある方
- • 持病がある方、服薬中の方(特に出血傾向や抗凝固薬使用などは要相談)
- • 使用後に皮膚症状が出た、または痛みが改善しない場合
参考: 医薬品副作用被害救済制度(PMDA)相談窓口
❓ よくある質問(FAQ)
Q. パテックスうすぴたシップは本当に効果がありますか?
A. 成分構成は「外用サリチル酸系+メントール」による疼痛緩和を狙う設計で、類似配合の貼付剤RCTでは急性筋損傷の痛み軽減が報告されています(PMID:20171409)。一方で、外用サリチル酸系全体のレビューでは有効性が一貫しない可能性も示されており(PMID:25425092)、強い痛みに対して効果を断定することはできません。軽い痛みの短期対処として、用法用量の範囲で試す位置づけが現実的です。
Q. 効果を実感するまでどのくらいかかりますか?
A. 体感としては貼付後30分〜数時間で冷感を感じやすく、研究でも8時間までの疼痛評価が行われています(PMID:20171409)。ただし、痛みの原因が炎症・神経・外傷など多様なため、数日使っても改善しない場合はセルフケアの範囲を超える可能性があります。目安として5〜6日で変化が乏しい場合は中止して相談が安全です。
Q. 副作用はありますか?
A. 貼付剤では、発疹・発赤・かゆみなどの皮膚症状が問題になりやすいです。刺激が出た場合は使用を中止し、改善しないときは医師・薬剤師へ相談してください。医薬品による健康被害が重い場合は、PMDAの副作用被害救済制度が案内されています。
参考: PMDA 医薬品副作用被害救済制度
Q. 貼るベストタイミングは?
A. 汗や水分が残っていると、はがれやすさや刺激につながるため、貼付前に皮膚をよく拭き、乾いた状態で貼るのが基本です。入浴後に皮膚が落ち着いてから貼る、就寝前に貼って動作痛を抑えるなど、生活に合わせて調整してください。強い刺激を感じる場合は無理に継続しないことが重要です。
Q. 他の貼付剤(外用NSAIDs)と比べてどうですか?
A. 本製品は外用サリチル酸系+メントールで、外用NSAIDsとは別系統です。外用NSAIDsは急性筋骨格痛で複数試験が統合され、一定の有効性が評価されることがあります(PMID:20171409は別系統ですが比較の参考)。一方、本製品は濃度や研究一致度の点から、同等の鎮痛を前提にするのは慎重が望まれます。症状の強さや体質に応じて、薬剤師に相談して選ぶのが安全です。
Q. コスパは良いですか?
A. 1枚あたり約33円で、1日1〜2回なら約33〜66円/日です。短期セルフケアとしては負担感が小さく、まず試すコストとしては現実的です。ただし、効果が乏しいのに長期化すると、結果的にコスパが悪くなるため「改善しないなら相談」の判断が重要です。
Q. 使用を避けるべき人は?
A. サリチル酸系で過敏症が出た方、貼付部位に湿疹・かぶれ・傷がある方、目の周囲や粘膜に近い部位に貼りたい方は避けるのが無難です。妊娠中・授乳中、持病や服薬がある方は自己判断で長期使用せず、専門家へ相談してください。症状が強い場合は医療機関受診を優先してください。
Q. 長期間使用しても大丈夫ですか?
A. 貼付剤は皮膚刺激のリスクがあり、長期間貼り続けるほどかぶれが起こりやすくなります。数日使って改善しない場合は、原因疾患の評価が必要なこともあるため、漫然と継続しないことが安全です。長期化する痛みは医師・薬剤師へ相談してください。

パテックスうすぴたシップを購入する
薄型で貼りやすい貼付剤として、軽度の痛みの短期セルフケアに検討余地があります。ただし、外用サリチル酸系の有効性は一貫性が弱い指摘もあるため、効果が乏しい場合は無理に継続せず専門家へ相談してください。
📚 参考文献・引用元
※ 本記事で引用した研究は、編集部がPubMedで内容を確認し、適用条件(濃度・製剤)の一致度を検証したうえで使用しています。
記載形式: Vancouver Style
📊 臨床研究・レビュー(Clinical Studies / Reviews)
Topical rubefacients for acute and chronic pain in adults.
Cochrane Database Syst Rev.
2004;(3):CD003403.
PMID:15033879
✅
Salicylate-containing rubefacients for acute and chronic pain in adults.
Cochrane Database Syst Rev.
2014;(11):CD007403.
PMID:25425092
✅
Efficacy and safety of a topical ointment containing methyl salicylate and l-menthol in acute pain: a randomized, double-blind, placebo-controlled trial.
Arch Intern Med.
2009;169(17):1568-1574.
PMID:20171409
✅
The effect of either topical menthol or a placebo on functioning and knee pain among patients with knee OA.
J Geriatr Phys Ther.
2013;36(2):92-99.
PMID:25298894
✅
Choosing between NSAID and arnica for topical treatment of hand osteoarthritis in a randomised, double-blind study.
Rheumatol Int.
2007;27(6):585-591.
PMID:17318618
✅
Topical herbal medicines for treating osteoarthritis.
Cochrane Database Syst Rev.
2013;2013(6):CD002823.
PMID:23728701
✅
🏛️ 公式ガイドライン・公的資料
- 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)
医薬品副作用被害救済制度.
pmda.go.jp
(アクセス日: 2026-01-21)
✅ - 厚生労働省
医薬品を安全に使うために(OTC医薬品の分類と注意).
mhlw.go.jp
(アクセス日: 2026-01-21)
✅ - 第一三共ヘルスケア
「OTC医薬品」がよくわかる7つの質問(医薬品の分類).
daiichisankyo-hc.co.jp
(アクセス日: 2026-01-21)
✅
📋 引用基準:
• 研究種別: システマティックレビュー・RCTを優先
• 適用条件: 濃度・製剤が一致しない場合はエビデンスを下方補正
• 検証日: 2026-01-21

