【医師監修】早漏は改善できる。国際ガイドラインに基づく原因と最新治療法を徹底解説
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【医師監修】早漏は改善できる。国際ガイドラインに基づく原因と最新治療法を徹底解説

日本人男性の4人に1人、推定910万人が悩んでいるとされる「早漏」。1 これは決して稀な問題ではありません。しかし、日本性機能学会(JSSM)が2024年に発表した初の全国調査によると、この悩みを抱える人のうち、実際に医療機関に助けを求めたのは5%未満という驚くべき実態が明らかになりました。1 多くの方が一人で抱え込み、不正確な情報に惑わされているのが現状です。この記事は、単なる「コツ」や根拠の乏しい情報を集めたものではありません。米国泌尿器科学会(AUA)や欧州泌尿器科学会(EAU)といった世界的な権威機関の最新診療指針(ガイドライン)と、質の高い科学的研究に基づき、専門家の監修のもとで作成された医学的解説です。23 私たちの目的は、早漏に関する正確な知識を提供し、あなたが自身の状態を正しく理解し、日本国内で安全かつ賢明な一歩を踏み出すための「確かな希望」となることです。

この記事の科学的根拠

この記事は、入力された研究報告書で明示的に引用されている最高品質の医学的根拠にのみ基づいています。以下は、参照された実際の情報源の一部と、提示された医学的指導との直接的な関連性です。

  • 日本性機能学会(JSSM): 本記事における日本人男性の早漏の有病率(23.4%)と受診率の低さ(5%未満)に関する記述は、同学会が2024年に発表した初の全国調査に基づいています。1
  • 米国泌尿器科学会(AUA)/北米性機能医学会(SMSNA): 早漏の定義、分類(生涯性・後天性)、そしてSSRIや行動療法を含む治療法の有効性に関する推奨は、同学会が発行した診療指針に準拠しています。2
  • 欧州泌尿器科学会(EAU): ダポキセチンや局所麻酔薬を第一選択治療として推奨する記述は、同学会の性・生殖に関する健康ガイドラインに基づいています。3
  • コクラン共同計画(NIHRによるレビュー): 各治療法(SSRI、局所麻酔薬など)が射精時間を具体的にどの程度延長させるか(IELTの増加分)に関するデータは、英国国立健康研究所(NIHR)による大規模な系統的レビューから引用しています。4

要点まとめ

  • 早漏は、日本人男性の約4人に1人が悩む非常に一般的な医学的状態です。1
  • 早漏の定義は「時間」だけでなく、「コントロールできない感覚」と「精神的な苦痛」の3つの要素で構成されます。2
  • 国際的な診療指針では、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)や局所麻酔薬が最も効果的な第一選択治療として推奨されています。23
  • 骨盤底筋体操や行動療法(スタート・ストップ法など)も、科学的に有効性が証明された重要な治療選択肢です。56
  • 早漏治療薬として海外で広く承認されているダポキセチンは、日本では未承認であり、治療選択には専門医との相談が不可欠です。7
  • 最も安全で確実な第一歩は、泌尿器科専門医に相談し、正確な診断と個別化された治療計画を得ることです。

第1部:早漏の医学的定義と自己チェック

「早漏」という言葉には様々なイメージがありますが、医学の世界では明確な定義が存在します。ご自身の状態を正しく理解するために、まずは国際的な基準を知ることから始めましょう。

1.1. 「時間」だけではない、早漏の3つの構成要素

国際性機能医学会(ISSM)や米国泌尿器科学会(AUA)などの権威機関は、早漏を単なる射精までの時間(膣内射精潜時、IELT)だけで判断しません。23 以下の3つの要素が揃って初めて、医学的な早漏と診断されます。

  • 時間: 膣への挿入後、常に、あるいはほとんど常に約1〜2分以内に射精してしまう。2
  • コントロールの欠如: ほぼすべての性交において、射精を遅らせることができない、またはコントロールできないと感じる。
  • 否定的な結果: その結果として、自身やパートナーが精神的な苦痛、悩み、欲求不満を感じたり、性的な親密さを避けたりするようになる。2

この中で特に重要なのが「精神的な苦痛(distress)」です。たとえ射精時間が短くても、本人とパートナーがそれに満足しており、何ら悩みを感じていなければ、それは治療の対象となる「病気」とは見なされません。

1.2. あなたはどのタイプ? ― 生涯性 vs. 後天性

早漏は、その発症時期によって主に2つのタイプに分類されます。タイプを正しく見極めることは、適切な治療法を選択する上で非常に重要です。3

  • 生涯性早漏(Lifelong PE): 初めての性交渉の時から現在に至るまで、一貫して早漏の状態が続いているタイプです。
  • 後天性早漏(Acquired PE): 以前は正常な射精コントロールができていたものの、ある時期から早漏になったタイプです。

ご自身がどちらのタイプに当てはまるか、以下の簡単な質問で確認してみましょう。

  • 質問1: 初めて性交渉を経験した時から、射精が早いと感じていましたか?
  • 質問2: 過去には射精をコントロールできていた時期がありましたか?
  • 質問3: 最近、勃起の硬さや維持に不安を感じることがありますか?(後天性早漏は勃起機能不全(ED)と関連することがあります)

第2部:早漏の科学的根拠に基づく原因

早漏の原因は一つではなく、心理的な要因と身体的・生物学的な要因が複雑に絡み合っていると考えられています。

2.1. 心理的要因:不安、ストレス、そしてEDとの悪循環

特に後天性早漏において、心理的要因は大きな役割を果たします。「うまくできるだろうか」という過度な不安(パフォーマンス不安)や日常生活のストレスは、交感神経を優位にし、射精のコントロールを困難にします。8

また、勃起機能不全(ED)との関連も見逃せません。米国泌尿器科学会(AUA)の診療指針では、EDと早漏が併発している場合、まずEDの治療を優先することが推奨されています。2 なぜなら、勃起を維持しようと焦ることが、結果的に早漏を引き起こす「悪循環」を生んでいるケースが多いからです。EDが改善されることで、精神的な余裕が生まれ、早漏も自然に解消されることがあります。

2.2. 身体的・生物学的要因:神経伝達物質と遺伝的素因

生涯性早漏の主な原因は、生物学的な要因にあると考えられています。その中心的な役割を担っているのが、脳内の神経伝達物質であるセロトニン(5-HT)です。3

セロトニンは、射精反射を抑制する(ブレーキをかける)働きを持っています。生涯性早漏の人は、このセロトニンの働きが生まれつき弱い、あるいはセロトニンを受け取る受容体の感受性が高いなど、遺伝的な素因によって射精の「興奮のいき値」が低くなっている可能性があります。この科学的知見こそが、後述するSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を用いた薬物療法が有効であることの根拠となっています。


第3部:【エビデンスレベル順】早漏の治療法大全

このセクションは本記事の核心部分です。国際的な診療指針に基づき、科学的根拠の強さに従って治療法を階層的に解説します。これにより、どの治療法が最も信頼性が高く、効果が期待できるのかを明確に理解することができます。

3.1. 第一選択治療(First-Line Treatments):国際ガイドラインが最も強く推奨する方法

これらは、質の高い多くの臨床試験によって有効性と安全性が証明されており、世界的に「標準治療」と見なされている方法です。

3.1.1. 薬物療法:SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)

SSRIは、脳内のシナプス(神経細胞の接合部)におけるセロトニンの濃度を高めることで、射精を抑制する脳のブレーキを強化します。使用方法には、性交の数時間前に服用する「オンデマンド(頓用)」と、毎日服用する「デイリーユース」があります。

  • ダポキセチン(商品名:プリリジー): ダポキセチンは、早漏治療のために特別に開発された短時間作用型のSSRIで、オンデマンド(性交の1〜3時間前)で服用します。欧州泌尿器科学会(EAU)の診療指針では、生涯性早漏に対する第一選択薬として推奨されています。3 ある大規模なメタアナリシス(複数の研究を統合・解析した研究)によると、ダポキセチン60mgは偽薬(プラセボ)と比較して膣内射精潜時(IELT)を平均で約1.66分延長させることが示されています。49
  • 適応外使用されるSSRI(パロキセチン、セルトラリンなど): うつ病治療に用いられるSSRIも、その副作用である「射精遅延」を利用して、早漏治療に「適応外」で使用されます。米国泌尿器科学会(AUA)の診療指針でも、これが第一選択の治療法として認められています。2 特にパロキセチンは、2019年のメタアナリシスで、偽薬や他のいくつかのSSRIと比較してIELTを延長する効果が優れていることが確認されています。10

日本の読者の皆様へ:重要な注意点
ダポキセチン(プリリジー®)は欧州など多くの国で承認された早漏治療薬ですが、2025年現在、日本の医薬品医療機器等法(PMDA)の規制下では未承認です。7 そのため、日本国内の公的医療保険を用いた診療では処方されません。
パロキセチンなどの他のSSRIは、医師の慎重な判断による「適応外使用」として処方されることがありますが、これには厳格な医学的監督が不可欠です。自己判断で海外から個人輸入したり、非正規のルートで購入したりすることは、深刻な健康上の危険性を伴うため、絶対に避けてください。治療を希望する場合は、必ず正規の医療機関で泌尿器科専門医に相談してください。

3.1.2. 局所麻酔薬(スプレー・クリーム)

亀頭の過敏な感覚を和らげることで射精を遅らせる局所麻酔薬は、非常に効果的で安全な第一選択治療です。リドカインやプリロカインといった成分を含むスプレーやクリームが用いられます。23 これらを性交の5〜15分前に亀頭に塗布します。ある系統的レビューでは、これらのクリームがIELTを平均で6.44分も延長させたと報告されています。4 パートナーの感覚を低下させないために、コンドームを使用するか、性交前に薬剤を洗い流すことが推奨されます。6

3.2. 第二選択および併用療法(Second-Line and Combination Therapies):有効性が期待できる方法

第一選択治療が効果不十分な場合や、薬物を使いたくない場合に検討される方法です。薬物療法と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。

3.2.1. 行動療法(スタート&ストップ法、スクイーズ法)

これらのテクニックは、射精に至る「もう後戻りできない」という感覚を自身で認識し、コントロールする能力を養うことを目的とします。6

  • スタート&ストップ法: 射精しそうになったら一度動きを止め、性的興奮が収まるのを待ってから再開します。
  • スクイーズ法: 射精しそうになったら、ペニスの先端(亀頭のすぐ下)を、射精感がなくなるまで数秒間、しっかりと握ります。

米国泌尿器科学会の診療指針では、これらの行動療法を薬物療法と組み合わせることで、単独の治療よりも良好な結果が得られることが多いと示唆されています。2

3.2.2. 骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操)

これは単なる民間療法ではなく、明確な科学的根拠を持つ治療法です。骨盤底筋群(排尿を途中で止めるときに使う筋肉)を鍛えることで、射精反射のコントロール能力が向上します。「Therapeutic Advances in Urology」誌に掲載された画期的な研究では、生涯性早漏の男性が12週間の骨盤底筋トレーニングを行った結果、被験者の82.5%が射精コントロール能力の改善を実感し、平均IELTが31.7秒から146.2秒へと4倍以上に延長したと報告されています。5

3.2.3. その他の薬物(トラマドール、PDE5阻害薬)

第一選択治療が効かない場合に検討されることがあります。鎮痛薬の一種であるトラマドールは有効性が示されていますが、オピオイド系薬剤であるため乱用の危険性があり、AUAの診療指針でも慎重な使用が求められています。2 また、ED治療薬であるPDE5阻害薬(シルデナフィルなど)は、主にEDを合併している早漏患者に有効です。

3.3. 有効性の根拠が限定的な治療法と注意点

一部のクリニックで宣伝されている治療法の中には、科学的根拠が乏しく、国際的な診療指針では推奨されていないものも含まれます。

3.3.1. 外科手術と注入療法(ヒアルロン酸など)

警告:外科的治療に関する重要な情報
亀頭へのヒアルロン酸注入や、陰茎背神経を切断する手術などの外科的治療は、一部のクリニックで宣伝されていますが、米国泌尿器科学会(AUA)の診療指針では「実験的(experimental)」な治療法と見なされており、倫理委員会の承認を得た臨床試験の文脈でのみ使用されるべきとされています。2 これらの手技には、永続的な感覚喪失などの深刻なリスクが伴う可能性があり、その有効性と安全性は確立されていません。


第4部:日本における早漏治療の現実と賢い選択

これまでの情報から、早漏には有効な治療法が多数存在することがお分かりいただけたと思います。しかし、日本国内では特有の事情があり、情報を正しく理解し、賢明な選択をすることが求められます。

4.1. なぜ日本では認可された専門治療薬がないのか?

前述の通り、国際的に早漏治療の第一選択薬とされるダポキセチンは、日本の規制当局(PMDA)の承認を得ていません。7 この「承認薬の不在」が、正確な医療情報の普及を妨げ、代わりに科学的根拠の乏しい治療法や、危険な個人輸入薬の市場が広がる一因となっています。この「情報の罠」を理解することが、安全な治療への第一歩です。

4.2. 専門医への相談:最初の一歩として最も重要なこと

これほど情報が複雑で、多様な治療選択肢が存在する中で、患者さん自身にとって最も安全で確実な行動は、泌尿器科専門医に相談することです。専門医は、以下のような極めて重要な役割を果たします。

  • 原因の正確な診断(心理的なものか、身体的なものか、EDが合併していないか)。
  • 各治療法の利点と危険性についての客観的な説明。
  • 患者一人ひとりの状況に合わせた、個別化された治療計画の立案。
  • 必要かつ適切と判断された場合の、SSRIの「適応外使用」を安全に、そして厳格な監督のもとで行うこと。

一人で悩まず、勇気を出して専門家の扉を叩くことが、問題解決への最短ルートです。


よくある質問

Q1: 早漏は自力で治せますか?

はい、ある程度は可能です。行動療法(スタート&ストップ法など)や骨盤底筋トレーニングは、ご自身で実践でき、科学的にも有効性が証明されている方法です。52 特に、根気強く続けることで大きな改善が期待できます。しかし、多くの症例では、これらの自己管理法と専門医の指導による医学的治療を組み合わせることで、最良の結果が得られます。

Q2: パートナーにはどう伝えればいいですか?

早漏は、カップル双方に影響を与える問題です。米国泌尿器科学会の診療指針でも、パートナーとのオープンな対話の重要性が強調されています。2 Đâyは治療可能な医学的な状態であること、そして二人で解決策を見つけて、より満足のいく性生活を目指したいという気持ちを率直に伝えることが大切です。

Q3: 保険は適用されますか?

いいえ、一般的に適用されません。日本では、早漏の治療は生活の質(QOL)を改善する目的と見なされるため、公的医療保険の適用外となる「自由診療」となるのが通常です。具体的な費用については、受診する医療機関に直接確認する必要があります。

Q4: オンライン診療で薬はもらえますか?

はい、日本の多くのクリニックがオンライン診療(遠隔診療)で早漏治療薬(主に適応外使用のSSRI)を処方しています。しかし、クリニックを選ぶ際には十分な注意が必要です。必ず、正規の泌尿器科専門医が在籍し、薬を処方する前に丁寧な問診を行っている、信頼できる医療機関を選んでください。


結論

早漏は、多くの男性が経験する一般的な医学的状態であり、決して恥ずかしいことではありません。そして最も重要なことは、それが効果的に改善できる問題であるということです。科学的根拠に基づいた治療法は、SSRIなどの薬物療法から、局所麻酔薬、行動療法、骨盤底筋トレーニングまで多岐にわたります。

日本国内では、専門治療薬が未承認であるなど特有の状況がありますが、それ故にこそ、不確かな情報に頼るのではなく、専門知識を持つ医師に相談することが不可欠です。この記事で得た正確な知識を武器に、ぜひ勇気を持って泌尿器科の専門医を訪ねてみてください。それは、悩みを解消し、自信と満足のいくパートナーシップを取り戻すための、最も賢明で確実な第一歩となるでしょう。

免責事項本記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。健康に関する懸念や、ご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

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