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中耳炎のサイン5つ|受診の目安が60秒でわかるセルフチェック

中耳炎の主なサインは「耳がズキズキ痛む」「耳が詰まった感じがする」など5つ。済生会(2024年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

「耳がズキズキ痛む」「耳が詰まった感じがする」「聞こえにくい」— 済生会が中耳炎の症状として挙げるサインに答えるだけ。急性の強い痛みも、痛みのない滲出性のこもり感も、済生会の解説をもとにチェックできます。

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9問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします

※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は急性中耳炎について「耳の痛みは急性中耳炎の患者さんの約70%に認められます」と説明しています。

済生会は「急性中耳炎を発症してから5日ほど経つと、ほとんどの患者さんは具合の悪さを感じなくなります」としています。

済生会は「約90%の患者さんにおいて、風邪のような全身症状もみられます」と述べています。

このページのセルフチェックは、済生会が挙げる中耳炎の症状に沿って6つのサインを数え、受診の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

耳の痛み、耳の詰まった感じ、聞こえにくさ、耳鳴り、めまい、発熱 — 済生会が中耳炎の症状として挙げるサインに沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 耳がズキズキと激しく痛む
  • 耳が詰まった感じ、または水が入ったような感じがする
  • 聞こえにくさ(難聴)がある
  • 耳鳴りがする
  • めまいがある
  • 発熱がある
  • 耳から膿のような液(耳だれ)が出ている(この場合は早めの受診が必要です)

受診の目安の考え方

① 済生会が挙げる「中耳炎」は一つではありません

済生会は「一般的に、中耳炎は子どもが起こしやすい『急性中耳炎』を指す場合が多いですが、ほかにも中耳炎にはいくつか種類があります」としています。中耳炎という言葉は、耳の痛みを伴う急性中耳炎だけでなく、痛みのない滲出性中耳炎なども含みます。このチェックは、そのどちらのタイプの症状も数えます。

② 中耳とはどこを指すのか

済生会は「中耳炎とは、耳の鼓膜の向こう側にある鼓室と耳小骨の部分を指す『中耳』の部分に炎症が起きる病気です。中耳には空気で満たされた鼓室(中耳腔)と、鼓膜と内耳をつなぐ小さな骨(耳小骨)があり、音を増幅する役割を担っています」と説明しています。耳の痛みや詰まった感じは、この中耳の炎症や分泌液が原因で起こります。

③ 急性中耳炎は、痛みが治まっても油断できません

済生会は「急性中耳炎を発症してから5日ほど経つと、ほとんどの患者さんは具合の悪さを感じなくなります。一方で、鼓膜の炎症はなかなか改善しないことが特徴です。5日目の時点では、約80%もの患者さんに鼓膜の炎症が残っています」としています。そのうえで「たとえもう治ったと感じたとしても、鼓膜の症状が十分に治癒するまで通院・服薬を続けることが大切です」と述べています。

④ 耳だれが出るのは、重症化のサインです

済生会は急性中耳炎について「重症になるほど腫れがひどくなり、かかった患者さんの約10%が鼓膜に穴が空いて、そこから膿が出てくることがあります」としています。また中耳炎全般についても「症状が進むと鼓膜が破れて、中耳にたまった膿(耳漏=じろう、または耳だれという)が出てくることもあります」と説明しています。このチェックが耳だれを最初に聞くのは、このためです。

⑤ 痛みがない中耳炎(滲出性中耳炎)もあります

済生会は滲出性中耳炎について「痛みはありませんが、中耳に分泌液がたまって鼓膜が動きづらくなり、音が聞こえにくくなります」としています。成人の場合は「耳が塞がったような感じ、水が入ったような感じがあり自分で異変に気づきます」としており、乳幼児の場合は「難聴が原因で言葉の獲得が遅れたり、話しかけても反応しなかったりします」と述べています。痛みがないからといって、様子見でよいとは限りません。

⑥ 予防できるものと、できないものがあります

済生会は「中耳炎の状態によって異なりますが、急性中耳炎の場合は風邪を引かないこと、鼻をすすらないことが予防になります」としています。一方で「前庭と接触している耳小骨の一部(アブミ骨)が硬くなり、うまく動かなくなることで難聴や耳鳴りが起きる耳硬化症など、予防ができない中耳炎もあります」ともしており、「早期発見につなげられるよう、耳の聞こえづらさや痛みを感じたら早めに病院を受診してください」と呼びかけています。

⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること

このページの症状・原因・治療・予防の記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」の中耳炎・急性中耳炎・滲出性中耳炎の3ページによります。参照したページには2024.12.25 公開・2013.08.09 公開・2019.04.18 公開と記載されています。急性中耳炎は肺炎球菌、インフルエンザ菌の感染が発症原因の8割を占めると同会は述べています。耳の状態を確かめる方法は耳鏡(じきょう)や顕微鏡による観察、聴力検査、レントゲン、CTです。なお、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。当てはまる数が多いことは、特定の種類の中耳炎であることを意味しません。

中耳炎は何科を受診すればいいですか?

済生会は耳の激しい痛みや難聴、めまいなどの症状がある場合「早めに耳鼻咽喉科を受診してください」としています。

子どもの中耳炎はどう見分ければいいですか?

済生会は「乳児がかかった場合、たとえ耳の痛みがあったとしてもうまく訴えられず、泣き叫んだり、ぐずったりすることでしか症状を表現できません」としています。乳児が発熱したり風邪のような症状を示した場合は、急性中耳炎が隠れていないか確認することが重要だとしています。

中耳炎の治療は薬だけで終わりますか?

済生会は「飲み薬や点耳液(耳の中に直接垂らす薬)の使用で治療できる場合もありますが、鼓膜表面の皮膚が鼓膜の裏側(中耳)に入り込み...層状に蓄積して真珠状の腫瘍ができる球状真珠腫性中耳炎など、治療には手術が必要な場合もあります」としています。状態によって治療方針は異なります。

何度も中耳炎を繰り返します

済生会は「急性中耳炎を繰り返す子どもや、何カ月も治らない患者さんの場合は、中耳腔と鼻腔をつないでいる耳管の通りが悪くなっている可能性が高い」としており、鼓膜換気チューブ挿入術が有効な場合があるとしています。

耳が痛くないのに聞こえにくいのですが

済生会は滲出性中耳炎について「痛みはありませんが、中耳に分泌液がたまって鼓膜が動きづらくなり、音が聞こえにくくなります」としています。痛みがなくても中耳炎の可能性があります。

中耳炎はワクチンで防げますか?

済生会は「最近、日本でも接種できるようになった肺炎球菌ワクチンは、難治性の急性中耳炎を減少させることが期待されています」としています。一方で「インフルエンザ菌に対するワクチン(Hibワクチン)は...中耳炎の予防効果はほとんどありません」とも述べています。

中耳炎について詳しく読む

くわしい解説は 中耳炎の治療と薬|急性・滲出性の症状から原因、最新ガイドラインに基づく治し方まで をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
お子さん(15歳以下)では、次のような様子があればすぐに119番を
  • けいれんが止まらない/けいれんが止まっても、意識がもどらない
  • 意識がない(返事がない)またはおかしい(もうろうとしている)
  • くちびるの色が紫色/顔色が明らかに悪い
  • 激しい咳やゼーゼーして呼吸が苦しそう/呼吸が弱い
  • 激しい下痢や嘔吐で水分が取れず食欲がなく意識がはっきりしない/嘔吐が止まらない
  • 激しいおなかの痛みで苦しがる
  • 生まれて3カ月未満の乳児で、様子がおかしい
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、お子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。(総務省消防庁『救急車を上手に使いましょう』おとな/こども(15歳以下)の一覧より)

よくある質問

中耳炎は自然に治りますか?
済生会は急性中耳炎について「軽症の場合は、必要に応じて痛み止めを投与しながら、様子を見て治るのを待ちます」としています。ただし症状が重い場合は抗菌薬による治療が必要になるとしています。
耳鼻科に行くほどではないか迷います
済生会は「耳の激しい痛みや難聴、めまいなどの症状がある場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診してください」としています。迷うときの目安にしてください。
プールに入っても大丈夫ですか?
この点についての記載は、参照した済生会のページには見当たりませんでした。判断は医療機関にご確認ください。
耳だれが出たらすぐ治療が必要ですか?
済生会は、耳だれ(耳漏)を急性中耳炎が重症化したときに約10%の患者さんに見られる症状としています。症状が進んでいるサインのため、早めの受診が望まれます。
大人でも中耳炎になりますか?
済生会は急性中耳炎について「この病気は小さな子どもが多く発症する病気ですが、まれに成人がかかることもあります」としています。また滲出性中耳炎は「子どもと高齢者が発症しやすく」としています。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。
結果はどのくらい信頼できますか?
これは診断ではなく、当てはまった項目から受診の目安を機械的に示すものです。中耳炎の種類や有無を判定することはできません。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「中耳炎 (ちゅうじえん)とは(2024.12.25 公開)」(2026年8月4日参照) 社会福祉法人恩賜財団 済生会「急性中耳炎 (きゅうせいちゅうじえん)とは(2013.08.09 公開)」(2026年8月4日参照) 社会福祉法人恩賜財団 済生会「滲出性中耳炎 (しんしゅつせいちゅうじえん)とは(2019.04.18 公開)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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