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強直性脊椎炎のサイン6つ|受診の目安が90秒でわかるセルフチェック

強直性脊椎炎の主なサインは「安静にしても治まらない腰痛」「朝のこわばり」など6つ。済生会(2024年)が挙げる項目に答えると、受診の目安が約60秒でわかります。

「安静にしても治まらない腰痛」「朝のこわばり」「動くと楽になる」 — 済生会が挙げる強直性脊椎炎のサインに答えるだけ。診断までに平均7〜9年かかるとされる病気です。

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10問・約60秒 ・ 登録不要・無料 ・ 結果は受診の目安
回答に合わせて、必要な質問だけをお聞きします

※ 本チェックは医師の診断に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、医療機関にご相談ください。

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済生会は強直性脊椎炎について「男性の10代後半から20代に多く、40歳以降の発症は少ないといわれています」としています。

済生会は薬物療法について「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs:ジクロフェナク、ナプロキセン、セレコキシブなど)が第一選択となります。7~8割の患者さんで痛みが和らぐといった効果がみられます」としています。

済生会は「症状が現れてから診断までに時間がかかる(平均7~9年程度)とされていました」としています。

このページのセルフチェックは、済生会が「早期発見のポイント」として挙げる項目に沿って6つのサインを数え、受診の目安を出します。

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このセルフチェックでわかること

腰・お尻の痛み、こわばり、前かがみ姿勢、関節への広がり、付着部の痛み、全身症状 — 済生会が強直性脊椎炎の症状として挙げている項目に沿って当てはまる数を数え、受診の目安を確認できます。診断ではありません。

こんな症状のときに使えます

  • 誘因のない腰・お尻の痛みが3カ月以上続く
  • 朝や夜間に腰がこわばる
  • 安静にしていても痛みが改善せず、動く方が楽
  • 身体を反らしにくく、前かがみの姿勢になってきた
  • 股関節・膝・肩・足など他の関節にも痛みが広がった
  • かかとや肋骨など、靭帯が骨に付く部分が痛む

受診の目安の考え方

① 「靭帯の付着部」に炎症が起きる病気です

済生会は「強直性脊椎炎とは、腰と骨盤との関節である仙腸関節、腰や胸の脊椎(背骨)、手足の関節などにある靭帯の付着部(筋肉が骨に付く部分)に炎症が生じる病気です」としています。「免疫作用が過剰にはたらいて自身の組織を攻撃してしまう『自己免疫疾患』に分類されます」とも説明しています。

② 原因は遺伝子HLA-B27が関連しているとされています

済生会は「原因は白血球に存在する遺伝子HLA-B27が関連していると考えられています」としています。「腱や靭帯の付着部に強い負荷がかかり、免疫の異常が引き起こされることで炎症が生じるとされています」ともあり、進行すると「病変した部位の骨と骨が癒着し、動かしづらくなる場合があります」としています。

③ 「安静にすると悪化し、動くと楽になる」腰痛です

済生会は「初期症状の多くは、特に誘因のない腰やお尻の痛み(仙腸関節痛、坐骨神経痛)、こわばりです。安静にしていても痛みは治まらずにかえって強まり、身体を動かすと反対に症状が楽になる特徴があります(炎症性腰痛)」としています。このチェックが「動いている方が楽」かどうかを聞くのは、この一文があるためです。

④ 進行すると「前かがみの姿勢」になることがあります

済生会は「すべての患者さんがそうなるわけではありませんが、進行すると身体を反らすことが困難になり、前かがみの姿勢になります」としています。また「股、膝、肩、足などの大きい関節に症状が広がることもあり、かかとや足の裏、太ももの外側、肋骨、鎖骨、坐骨など靭帯が骨に付く部位で痛みが起こります」「倦怠感や疲労感、体重減少、発熱などの全身症状が出ることもあります」とも説明しています。

⑤ 診断までに平均7〜9年かかるとされていました

済生会は「慢性腰背部痛は、痛みの原因や異常が見つからない非特異的腰痛、椎間板ヘルニア、椎間板の傷みや骨の変形がみられる変形性腰椎症、肩こりなどの病気が原因となることが多いため、強直性脊椎炎の診断が容易ではなく、症状が現れてから診断までに時間がかかる(平均7~9年程度)とされていました」としています。だからこそ早期の目安が重要だとしています。

⑥ 治療は「完治」ではなく「症状のコントロール」が目標です

済生会は「残念ながら現時点では、病気を完全に治すことは難しいです。治療は痛みなどの症状をおさえ、日常生活に支障が出ないようにすることが目標になります」としています。治療の主体は「運動療法や薬物療法」で、運動療法は「進行すると背骨や胸の動きが制限されるため、体操や運動によって、柔軟性の改善、筋力の維持・増強を行ないます」としています。薬物療法では「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が第一選択となります。7~8割の患者さんで痛みが和らぐ」とし、「長期間服用すると、胃腸障害や腎障害といった副作用が現れるため、注意が必要です」ともしています。効果が得られない場合は「TNF阻害薬が使用されます」「7割以上に、痛みやこわばりなどの症状の改善がみられています」としています。「近年では、IL-17阻害薬やJAK阻害薬といった新しい薬も許可され、治療の選択肢も増えてきました」ともあります。喫煙については「病状がより進行しやすいと報告されているため、強直性脊椎炎と診断された際には禁煙をお勧めします」としています。

⑦ 出どころについて — 正直に申し上げること

このページの症状・診断・治療の記述は、社会福祉法人恩賜財団 済生会「症状別病気解説」の強直性脊椎炎のページによります。参照したページには2024.01.05 公開と記載されています。ページ内には解説医師名が記載されていますが、済生会自身により「所属・役職は本ページ公開当時のものです。異動等により変わる場合もあります」との断り書きが付されています。なお、このセルフチェックの結果が実際の診断とどの程度一致するかを検証したデータは見当たりませんでした。

強直性脊椎炎はどのように診断されますか?

済生会は「主に症状やX線検査から診断します。3カ月以上続く炎症性腰痛、こわばり、身体の動きの低下、大きな呼吸がしにくい、などを問診と診察により確認します」としています。「発症後早期にはレントゲンで異常が確認されないこともあるため、炎症などを詳しく調べる場合はMRI検査を行ないます」ともしています。

血液検査で分かりますか?

済生会は「採血検査で炎症反応やHLA-B27遺伝子の有無を調べます」としています。ただしHLA-B27だけで確定診断できるわけではなく、症状やX線・MRIとあわせて判断されます。

強い整体やマッサージを受けてもいいですか?

済生会は運動療法について「体操や運動によって、柔軟性の改善、筋力の維持・増強を行ないます」とし、「強い矯正を行なう整体・マッサージは控えた方がよいでしょう」としています。

薬で治りますか?

済生会は「残念ながら現時点では、病気を完全に治すことは難しいです」としています。非ステロイド性抗炎症薬やTNF阻害薬などで「痛みなどの症状をおさえ、日常生活に支障が出ないようにすること」が治療の目標だとしています。

予防はできますか?

済生会は「残念ながら発症を予防することは難しいです」としています。ただし「喫煙が原因で病状がより進行しやすいと報告されている」ため、診断後の禁煙は勧められています。

運動はしてもいいですか?

済生会は「進行すると背骨や胸の動きが制限されるため、体操や運動によって、柔軟性の改善、筋力の維持・増強を行ないます」としています。「運動内容は患者さんの状態によって決めますが、痛みが出ない程度にゆっくりとした運動やストレッチが勧められます」とし、「運動・ストレッチは、日本脊椎関節炎学会ホームページに掲載されている『AS患者さんのための体操教室』を参考にしてください」とも案内しています。

強直性脊椎炎について詳しく読む

くわしい解説は 脊椎関節炎による腰痛改善エクササイズガイド をご覧ください。

結果に関わらず、すぐに救急を考える症状

こんなときは、結果に関わらずすぐに救急要請(119)を
  • 強い胸の痛み・締めつけが続く/冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない・会話ができないほど苦しい
  • 意識がもうろうとする・けいれん・呼びかけに反応が鈍い
  • ろれつが回らない・片側の手足が動かない・顔がゆがむ
  • 大量の出血、吐血・下血が続く
判断に迷うときは救急安心センター事業「#7119」(対応地域)に、15歳未満のお子さんについては子ども医療電話相談「♯8000」(主に休日・夜間)にご相談ください。

よくある質問

腰痛があるだけで疑うべきですか?
済生会は「腰痛が3カ月以上続く」「朝、夜間に腰がこわばる」「安静にしていても痛みが改善せず、動いている方が楽」「45歳未満」に該当する場合、専門医の受診が大切だとしています。単なる腰痛との違いはこの組み合わせです。
女性はかかりませんか?
済生会は「男性の10代後半から20代に多く」としており、男性に多いとされていますが、女性の発症を否定する記述はありません。
坐骨神経痛と何が違いますか?
済生会は初期症状として「腰やお尻の痛み(仙腸関節痛、坐骨神経痛)」を挙げています。強直性脊椎炎はこの痛みに加え、こわばりや安静時の悪化・運動時の改善という炎症性腰痛の特徴を伴うとされています。
40歳を過ぎてから発症することはありますか?
済生会は「40歳以降の発症は少ないといわれています」としています。少ないとされていますが、可能性がないわけではありません。
遺伝しますか?
済生会は「原因は白血球に存在する遺伝子HLA-B27が関連していると考えられています」としています。「腱や靭帯の付着部に強い負荷がかかり、免疫の異常が引き起こされることで炎症が生じるとされています」とも説明されており、関連が考えられているという段階の説明です。
料金や会員登録は必要ですか?
無料で、会員登録は必要ありません。回答内容をアカウントに保存したり、第三者に渡したりすることはありません。
結果はどのくらい信頼できますか?
これは診断ではなく、当てはまった項目から受診の目安を機械的に示すものです。強直性脊椎炎かどうかを判定することはできません。

参考にした情報

社会福祉法人恩賜財団 済生会「強直性脊椎炎(2024.01.05 公開)」(2026年8月4日参照)

最終更新:2026年8月4日
本ページは医療者による個別の診断・治療に代わるものではありません。判断に迷う症状や強い症状があるときは、 医療機関にご相談ください。

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