毛穴の黒ずみを押し出すのはNG?皮膚科医が解説する、その行為を今すぐやめるべき3つの理由
皮膚科疾患

毛穴の黒ずみを押し出すのはNG?皮膚科医が解説する、その行為を今すぐやめるべき3つの理由

鏡を見るたびに気になる、鼻や顔の黒ずみ毛穴。「角栓(かくせん)」とも呼ばれるこの厄介な存在を、つい指や器具で押し出してしまった経験はありませんか?その瞬間はスッキリしたように感じるかもしれませんが、その行為、実は美肌から遠ざかるNG習慣かもしれません。JAPANESEHEALTH.ORG編集部では、皮膚科学の専門知識に基づき、なぜ角栓の押し出しが推奨されないのか、そして代わりに何をすべきなのかを徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたの毛穴ケアに関する常識が変わり、健やかで美しい肌への正しい道筋が見えてくるはずです。

要点まとめ

  • 角栓を無理に押し出す行為は、肌のバリア機能を破壊し、細菌感染や炎症を引き起こす直接的なダメージとなります1
  • 角栓の押し出しは、毛穴の詰まりを悪化させ、毛穴の開きや新たなニキビ、さらには慢性的な乾燥と皮脂の過剰分泌という悪循環を生む可能性があります2, 3
  • 長期的に見ると、炎症後の色素沈着(シミ)や、元に戻らないクレーター状の瘢痕(はんこん)といった深刻な肌トラブルにつながる重大なリスクを伴います4, 5
  • 正しいケアは、角栓を「取り除く」ことではなく、「できないように予防する」ことに重点を置きます。優しい洗顔、適切な保湿、そして角質ケアが基本です6

1. 肌への直接的なダメージと炎症の悪化

角栓を指や爪、あるいはピンセットのような器具で押し出す行為は、多くの人が考える以上に肌へ深刻な物理的ダメージを与えます1。特に皮膚が薄くデリケートな小鼻(こばな)の周りは、わずかな力でも傷つきやすい部位です7。この物理的な圧力は、肌の最も外側で体を守っている「皮膚のバリア機能」を破壊します1。このバリアが損なわれると、肌は外部からの刺激に無防備になり、乾燥しやすくなるだけでなく、細菌の侵入を容易にしてしまいます1。日本におけるスキンケアの考え方では、このバリア機能を優しく守ることが基本とされており、角栓を力ずくで押し出す行為は、その理念に真っ向から反するものです8
さらに、私たちの指や爪には、目に見えない無数の細菌が付着しています1。角栓を押し出す際に生じた傷口からこれらの細菌が侵入すると、それまで炎症を起こしていなかった単なる毛穴の詰まりが、赤く腫れた痛みを伴う「炎症性ニキビ」へと悪化する可能性があります1。この細菌感染と物理的刺激が引き金となり、肌は炎症反応を起こし、赤み、腫れ、痛み、場合によっては膿(うみ)を持った膿疱(のうほう)を形成することさえあります1。強く押しすぎた結果、皮下で内出血を起こしてしまうこともあり9、一時的な満足感とは引き換えに、深刻な炎症という代償を払うことになるのです。

2. 毛穴詰まりの悪化と新たな肌トラブルの誘発

角栓を押し出す行為は、問題を解決するどころか、しばしば事態をさらに悪化させる「悪循環」の始まりとなります3。角栓を完全に取り除いたつもりでも、実際にはその一部や皮脂、細菌などを毛穴の奥深くへと押し込んでしまっているケースが少なくありません10。これにより、さらに深刻な炎症性のニキビが発生するリスクが高まります。また、一度無理にこじ開けられた毛穴は、外部の汚れや細菌が侵入しやすい無防備な状態となり、新たなトラブルの温床となります10
このダメージは一度きりでは終わりません。繰り返し角栓を押し出すことで毛穴周辺の組織が傷つき、恒常的に毛穴が広がり、「開き毛穴」と呼ばれる状態を招きます11。開いた毛穴は、さらに皮脂や古い角質が溜まりやすくなるため、以前よりも角栓ができやすく、目立ちやすい状態になってしまうのです12, 13。さらに、指から付着した細菌が周囲の毛穴に広がり、次々と新しいニキビを誘発することもあります1
肌の自己防衛機能も、この悪循環に拍車をかけます。強い刺激によって肌表面の必要な皮脂まで奪われると、肌は乾燥から身を守ろうとして、かえって皮脂の分泌を活発化させます(皮脂の過剰分泌)1, 14。増えた皮脂は、新たな角栓の材料となり、問題が бесконечно続く原因となります。加えて、慢性的な刺激は毛穴周りの皮膚を厚く硬くする「角質肥厚(かくしつひこう)」を引き起こし、皮脂がスムーズに排出されるのを妨げ、さらに角栓が詰まりやすい肌環境を作り出してしまうのです4

3. 色素沈着や瘢痕(はんこん)といった長期的・不可逆的なダメージ

角栓の押し出しによるダメージは、短期的な炎症にとどまりません。最も懸念すべきは、長期的、場合によっては生涯にわたって残る可能性のある「不可逆的なダメージ」です4。炎症が治まった後、その部分の肌が茶色っぽいシミとして残ってしまう現象を「炎症後色素沈着(えんじょうごしきそちんちゃく)」と呼びます4。これは、肌が炎症から自らを守ろうとする過程でメラニン色素を過剰に生成した結果であり、一度できてしまうと薄くなるまでに数ヶ月から数年単位の長い時間が必要です5, 15。コンシーラーでも隠しきれないこのシミは、多くの人にとって深刻な悩みの種となります。
さらに深刻なのは、皮膚の深い層である真皮層までダメージが及んだ場合に形成される「瘢痕(はんこん)」、いわゆるクレーター状のニキビ跡です5。真皮層は一度破壊されると、元の滑らかな状態に再生することはほとんどありません5。角栓を無理に押し出す強い圧力は、このデリケートな真皮層を破壊し、肌表面が凸凹になる恒久的な傷跡を残すリスクをはらんでいます5。美容皮膚科でのレーザー治療など、高額な治療をもってしても完全な回復は難しい場合が多く、まさに「取り返しのつかない」事態と言えるでしょう。ほんの一瞬の「スッキリしたい」という衝動が、将来にわたる後悔につながる可能性があることを、私たちは強く認識する必要があります。

ではどうすれば?角栓を「押し出す」代わりの正しい毛穴ケア

角栓を押し出すことのリスクを理解した今、皆さんが知りたいのは「では、どうすれば良いのか?」ということでしょう。答えは、角栓を力ずくで「取り除く」ことから、角栓が「できにくい」肌環境を育てることへと、発想を転換することにあります。専門家が推奨する、肌に優しく効果的なアプローチは、日々の地道なスキンケアと、必要に応じた専門的な治療の組み合わせです6

自宅でできる毎日のスキンケア

美しい肌は一日にしてならず。以下の基本的なケアを毎日の習慣にすることが、角栓予防の第一歩です。

  • 優しいクレンジングと洗顔: 1日の終わりには、メイクや日焼け止めをクレンジングオイルやジェルで丁寧に浮かせ、しっかりと洗い流します。その後、洗顔料をたっぷりと泡立て、泡をクッションにして肌を擦らないように優しく洗うことが重要です6。熱すぎるお湯は肌の乾燥を招くため、ぬるま湯(32℃前後)を使用するのが理想的です。
  • 徹底した保湿: 洗顔後の肌は非常に乾燥しやすい状態です。すぐに化粧水で水分を補給し、その後、乳液やクリームなどの油分を含むアイテムで水分の蒸発を防ぎましょう。肌が十分に潤っていると、肌のターンオーバー(新陳代謝)が正常に働き、古い角質が自然に剥がれ落ちやすくなります6, 16
  • 定期的な角質ケア: 肌のターンオーバーを助けるために、週に1〜2回、スペシャルケアを取り入れるのも効果的です。サリチル酸(BHA)やグリコール酸(AHA)といった成分を含むピーリング剤は、古い角質や毛穴の詰まりを穏やかに取り除きます6。ただし、肌への刺激となる可能性もあるため、製品の指示に従い、使用頻度を守ることが大切です。酵素洗顔パウダーも、タンパク質分解酵素が古い角質を優しく分解するため、良い選択肢の一つです。

専門家による治療の選択肢

セルフケアだけでは改善が難しい場合や、より早く効果を実感したい場合は、皮膚科医や専門のエステティシャンに相談することを検討しましょう。

治療法 概要と期待される効果
ケミカルピーリング 高濃度の酸(グリコール酸、サリチル酸など)を肌に塗布し、古い角質を溶かしてターンオーバーを促進します。毛穴の詰まりを解消し、肌の透明感を高める効果が期待できます6
ハイドラフェイシャル 水の力を利用して、毛穴の洗浄、ピーリング、美容液の導入を同時に行う治療です。肌への負担が少なく、ダウンタイムもほとんどないため、人気があります。
レーザー治療 特定の波長のレーザーを照射し、皮脂腺の働きを抑制したり、肌のコラーゲン生成を促して毛穴を引き締めたりします。フラクショナルレーザーなどが用いられます。

健康に関する注意事項

  • 上記で紹介した市販のスキンケア製品や専門的な治療法が、すべての人に合うとは限りません。肌に異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、皮膚科専門医にご相談ください。
  • 特に、炎症を伴うニキビが多発している場合や、セルフケアで改善が見られない場合は、自己判断でケアを続けるのではなく、専門家の診断を仰ぐことが重要です。

よくある質問 (FAQ)

角栓とホクロやシミはどうやって見分ければよいですか?
これは非常に重要な質問です。角栓は毛穴の中に詰まった皮脂や角質が酸化したもので、表面は黒く見えますが、毛穴の「中」にある詰まりです。少し盛り上がっていることもあります。一方、ホクロ(黒子)やシミ(日光黒子など)は、メラニン色素が皮膚自体に沈着したものです。これらは皮膚の表面に平面的に、あるいはドーム状に存在し、毛穴の詰まりとは関係ありません。爪で軽くこすってみて取れるようなものは角栓の可能性がありますが、皮膚と一体化しているように見える黒い点はホクロやシミの可能性が高いです。見分けがつかない場合や、急に形や色が変わった場合は、絶対に自分でいじらず、皮膚がんなどの可能性も考慮して速やかに皮膚科医の診察を受けてください4, 5
市販の毛穴パック(シートタイプ)を使っても良いですか?
毛穴パックは、使用直後に角栓がシートに付着して取れるため、非常に高い満足感を得られる製品です。しかし、専門家の間では使用に注意が必要という意見が主流です17。シートを剥がす際の強い物理的な刺激は、角栓だけでなく、健康な角質層まで無理やり剥がしてしまい、肌のバリア機能を損なう可能性があります17。これは、指で角栓を押し出す行為と本質的に似たダメージを与えかねません。使用後は毛穴が開きっぱなしになり、かえって汚れが溜まりやすくなることも。もし使用する場合は、製品の使用頻度(週1回以下など)を厳守し、パック後は収れん化粧水や保湿ケアを徹底して、肌へのダメージを最小限に抑える努力が必要です17
食生活は角栓の発生に関係ありますか?
はい、大いに関係があると考えられています。特に、血糖値を急激に上げる高GI(グリセミック・インデックス)食品、例えば白米、パン、お菓子、甘い飲み物などの過剰摂取は、皮脂の分泌を促進するホルモンバランスの乱れを引き起こす可能性があります18。また、乳製品や脂質の多い食事も一部の人では皮脂分泌を増加させ、ニキビや角栓の原因となると報告されています18。バランスの取れた食事を心がけ、ビタミンB群やビタミンC、亜鉛など、皮脂のコントロールや肌の健康維持に役立つ栄養素を豊富に含む野菜、果物、全粒穀物などを積極的に摂ることが推奨されます18
男性も同じケアで良いのでしょうか?
基本的なケアの原則(優しい洗顔、保湿、角質ケア)は男女共通です。しかし、一般的に男性の肌は女性に比べて皮脂分泌量が多く、皮膚が厚い傾向にあります。そのため、さっぱりとした使用感の保湿剤を選んだり、女性よりも少しだけ頻繁に(例えば週に2回)角質ケアを取り入れたりするなど、個々の肌質に合わせた調整が有効です。毎日の髭剃りは肌に負担をかけるため、シェービング後の保湿ケアは特に重要です。最近では、日本の市場にも男性の肌特性に合わせて開発された優れたスキンケア製品が多数存在しますので、それらを活用するのも良いでしょう。
一度開いてしまった毛穴は元に戻らないのですか?
これはケースバイケースです。角栓の押し出しなどによって一時的に開いている毛穴は、正しい保湿ケアや、肌の弾力性を高めるレチノールやビタミンC誘導体配合の美容液などを使用することで、ある程度引き締まり、目立たなくなる可能性があります11。しかし、長年にわたるダメージの蓄積や、加齢によるコラーゲンの減少(たるみ毛穴)、あるいは重度のニキビ跡として真皮層が損傷してしまった「クレーター毛穴」は、セルフケアだけで完全に元に戻すのは非常に困難です5, 11。このような場合は、美容皮膚科でのフラクショナルレーザーやダーマペンといった、コラーゲン生成を促す専門的な治療が必要となります。

結論

毛穴の黒ずみ、角栓を無理に押し出す行為は、その瞬間の満足感とは裏腹に、肌への直接的なダメージ、毛穴トラブルの悪化、そして最悪の場合、元に戻らないシミや傷跡といった深刻な代償を伴うハイリスクな行為です。健やかで美しい肌への道は、力ずくで問題を取り除くことではなく、肌本来の力を信じ、優しく育むことにあります。日々のスキンケアの基本である「優しい洗浄」と「徹底した保湿」を見直し、必要に応じて穏やかな「角質ケア」を取り入れること。そして、自分の手には負えないと感じたときは、決して一人で悩まず、皮膚科専門医という頼れるパートナーに相談すること。その一歩が、長年の毛穴の悩みからあなたを解放し、自信に満ちた毎日へと導いてくれるはずです。

免責事項
この記事は医学的アドバイスに代わるものではなく、症状がある場合は専門家にご相談ください。

参考文献

  1. Thiboutot D, Dréno B, Abanmi A, et al. Practical management of acne for clinicians: An international consensus from the Global Alliance to Improve Outcomes in Acne. J Am Acad Dermatol. 2018;78(2 Suppl 1):S1-S23. doi:10.1016/j.jaad.2017.09.078. 全文リンク.
  2. American Academy of Dermatology Association. Pimple popping: Why you shouldn’t do it [インターネット]. Rosemont (IL): American Academy of Dermatology Association; [引用日: 2025年6月9日]. 以下より入手可能: https://www.aad.org/public/diseases/acne/skin-care/pimple-popping.
  3. Zaenglein AL, Pathy AL, Schlosser BJ, Alikhan A, Baldwin HE, Berson DS, et al. Guidelines of care for the management of acne vulgaris. J Am Acad Dermatol. 2016;74(5):945-73.e33. doi:10.1016/j.jaad.2015.12.037. PMID: 26897386.
  4. Davis EC, Callender VD. Postinflammatory hyperpigmentation: a review of the epidemiology, clinical features, and treatment options in skin of color. J Clin Aesthet Dermatol. 2010;3(7):20-31. PMID: 20725554.
  5. Fife D. Practical evaluation and management of atrophic acne scars: tips for the general dermatologist. J Clin Aesthet Dermatol. 2011;4(8):50-7. PMID: 21909459.
  6. Rodan K, Fields K, Majewski G, Falla T. Skincare Bootcamp: The Evolving Role of Skincare. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2016;4(12 Suppl):e1152. doi:10.1097/GOX.0000000000001152. PMID: 28018771.
  7. 日本皮膚科学会. 皮膚科Q&A – Q14.にきびあと、どうしたら治りますか? [インターネット]. 東京: 公益社団法人日本皮膚科学会; [引用日: 2025年6月9日]. 以下より入手可能: https://www.dermatol.or.jp/qa/qa10/q14.html.
  8. KOSÉ Corporation. The Philosophy of Japanese Skincare [インターネット]. [発行地不明]: KOSÉ Corporation; [引用日: 2025年6月9日]. [リンク切れの可能性あり]. 以下より入手可能: https://www.kose.co.jp/global/en/philosophy/skincare.html.
  9. Cleveland Clinic. Is It Bad to Pop Pimples? [インターネット]. Cleveland (OH): Cleveland Clinic; 2022年9月13日 [引用日: 2025年6月9日]. 以下より入手可能: https://health.clevelandclinic.org/is-it-bad-to-pop-pimples/.
  10. Goodman GJ. Postacne scarring: A review of its pathophysiology and treatment. Dermatol Surg. 2000;26(9):857-71. doi:10.1046/j.1524-4725.2000.00134.x. PMID: 10971560.
  11. Dong J, Lanoue J, Goldenberg G. Enlarged Facial Pores: An Update on Treatments. Cutis. 2016;98(1):33-6. PMID: 27537987.
  12. Porex. What causes open pores on face and how to treat them [インターネット]. [発行地不明]: Porex; [引用日: 2025年6月9日]. 以下より入手可能: https://www.porex.com/what-causes-open-pores-on-face-and-how-to-treat-them/.
  13. Healthline. How to Get Rid of Blackheads on Your Nose, Chin, and Forehead [インターネット]. San Francisco (CA): Healthline Media; 2023年3月8日 [引用日: 2025年6月9日]. 以下より入手可能: https://www.healthline.com/health/beauty-skin-care/how-to-get-rid-of-blackheads.
  14. Endly DC, Miller RA. Oily Skin: A review of Treatment Options. J Clin Aesthet Dermatol. 2017;10(8):49-55. PMID: 28979664.
  15. Medical News Today. What to know about post-inflammatory hyperpigmentation [インターネット]. [発行地不明]: Healthline Media UK Ltd; 2023年7月26日 [引用日: 2025年6月9日]. 以下より入手可能: https://www.medicalnewstoday.com/articles/post-inflammatory-hyperpigmentation.
  16. Harwood A, Nassereddin A, Krishnamurthy K. Moisturizers. In: StatPearls [インターネット]. Treasure Island (FL): StatPearls Publishing; 2023 Jan-. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK545171/.
  17. P&G Good Everyday. Are Pore Strips Good or Bad for Your Skin? [インターネット]. Cincinnati (OH): The Procter & Gamble Company; [引用日: 2025年6月9日]. 以下より入手可能: https://www.pggoodeveryday.com/beauty/skin-care/are-pore-strips-bad-for-your-skin/.
  18. Meixiong J, Ricco C, Vasavda C, Ho BK. Diet and acne: A systematic review. JAAD Int. 2022;7:95-112. doi:10.1016/j.jdin.2022.02.012. PMID: 35373155.
この記事はお役に立ちましたか?
はいいいえ