はじめに
腎臓に結晶が蓄積してできる結石、いわゆる「腎結石」は、腰痛や排尿時の痛み・違和感、血尿など、さまざまな症状を引き起こすことで知られています。こうした症状から、日々の生活に不安を感じる方も少なくありません。とくに診断の際に「腎結石があります」と言われると、「腎結石は本当に危険な病気なのだろうか」「放置しているとどのような合併症が起こるのか」「どうやって治療すればいいのか」など、多くの疑問が浮かぶでしょう。本記事では、腎結石に対する理解を深めるために、腎結石が引き起こす可能性のある合併症や治療の考え方、日常生活で注意すべき点などを詳しく解説します。さらに、結石が大きくなりすぎる場合に行われる手術や結石破砕術についての基本知識も紹介します。
免責事項
当サイトの情報は、Hello Bacsi ベトナム版を基に編集されたものであり、一般的な情報提供を目的としています。本情報は医療専門家のアドバイスに代わるものではなく、参考としてご利用ください。詳しい内容や個別の症状については、必ず医師にご相談ください。
腎結石は初期に発見し、適切に対処すれば大事に至らないケースが多い一方、放置すれば尿路閉塞や腎機能低下など重篤な合併症を生じるおそれがあります。そうしたリスクを回避するためにも、早期発見と早期治療の重要性、そして治療後に再発を防止するための生活習慣の改善ポイントを理解しておくことが大切です。
本記事では、腎結石にまつわる基礎知識をはじめとして、結石が大きくなり腎機能に影響を及ぼす仕組み、手術や破砕術を行うタイミングとリスク、再発予防のための食事・水分摂取に関する留意点をできる限り詳しく解説します。さらに、近年発表された研究や国際的に認められた医学誌などに掲載された知見も交えながら、より説得力のある情報をお伝えします。なお、腎結石の治療法は多岐にわたり、患者さんの状態によって最適な方法は変わります。本記事で紹介する内容はあくまで一般的な情報であり、具体的な診断・治療は医療機関で専門家の判断を仰ぐことが望ましい点をご了承ください。
専門家への相談
本記事の内容をさらに補強するうえで、腎結石治療に関する信頼できる情報を提供しているいくつかの公的機関・医療団体の資料を参照しました。たとえば、アメリカのMayo Clinic(Mayo Clinic公式サイト)やNational Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases(NIDDK公式サイト)では、腎結石の発症メカニズム・治療法・再発予防策などを詳しく紹介しています。また、NHS(イギリスの国民保健サービス)の情報、さらに泌尿器学の専門サイトUrologyHealth.orgの解説も信頼性の高い知見を提供しています。なお、本記事で言及する情報の一部は医療専門家の監修を受けており、特に文中では「Tham vấn y khoa: Bác sĩ Nguyễn Thường Hanh」の意見を参考にしました。
一方で、腎結石の治療ガイドラインは各国・地域で新たな研究成果を踏まえ、随時アップデートされています。欧州泌尿器学会(European Association of Urology:EAU)のガイドラインや、内科・泌尿器科領域の最新研究もあわせて確認することで、より包括的に腎結石の病態とマネジメントを把握することが可能です。近年(過去4年以内)に報告された海外の大規模研究などを加味しながら、腎結石と合併症リスク、または再発予防のポイントを本記事の各項目に反映させています。
腎結石は危険な病気なのか?基本的な理解
腎結石は、腎臓内にある尿の成分(カルシウムやシュウ酸、リン酸、尿酸など)が何らかのきっかけで結晶化・固形化してできたものです。サイズは非常に小さい砂粒程度のものから、腎臓を満たすほど大きなものまで幅広く存在します。結石自体が小さい場合は、水分をしっかり摂取して自然排出を促すことで、特別な処置をしなくても体外に排出できることがあります。
しかし、結石の大きさがある程度以上に達すると、腎臓から尿管、膀胱、尿道へと移動する際に激しい痛みを引き起こしたり、尿路の狭い部分に詰まって排尿障害を起こしたりすることがあります。放置すれば尿路感染や腎機能低下、場合によってはまれながら破裂リスクまで高まる可能性が指摘されています。
なぜ結石ができるのか?
腎結石の主な原因としては、遺伝的要因、食生活(ナトリウムや動物性たんぱく質の過剰摂取、水分摂取量の不足など)、基礎疾患(副甲状腺機能亢進症、痛風など)などが挙げられます。また、尿路感染症に繰り返し罹患している場合も、感染結石(ストラバイト結石)のリスクが高まります。
特に水分摂取量が十分でない場合や脱水状態が続くと、尿が濃縮されてミネラル成分が結晶化しやすくなり、結石が形成されやすくなります。
腎結石が疑われるサイン
- 腰や脇腹に激痛や鈍痛が起こる
- 排尿時の痛み、灼熱感、頻尿感
- 血尿(尿に血液が混じる)
- 尿が濁る、臭いが強い
- 吐き気や嘔吐
こうした症状が続く場合は、なるべく早めに医療機関を受診して検査を受けることが大切です。早期診断により、軽度のうちに治療を開始できれば重症化を防ぎやすくなります。
「腎結石は危険か」という問いへの答え
腎結石は、早期発見と適切な治療が行われれば、深刻な障害を残さずに済むケースが一般的です。しかし、「放置すれば進行し、合併症を引き起こす可能性が高い」こともまた事実です。ここでは、腎結石が引き起こし得る代表的な合併症について解説します。
1. 尿路閉塞(尿路の詰まり)
腎結石は腎杯や腎盂(じんう)と呼ばれる部分にできることが多いですが、結石がさらに小さい尿管へ移動すると、尿管内部を物理的に塞いでしまう場合があります。尿の通り道が塞がれると、尿がうまく排出されずに腎臓や尿管にたまってしまい、水腎症(腎盂や腎杯が尿で拡張する状態)や尿管拡張を引き起こします。
この状態が続くと腎臓に負荷がかかり、強い痛み(俗に「疝痛」と呼ばれる非常に激しい痛み)や排尿障害を生じます。慢性的な閉塞は腎臓組織の損傷や腎機能低下を誘発しやすく、放置が長期化すると腎不全に移行するリスクも高まります。
関連研究による補足
2022年に発表された研究(Chen Yら, Journal of Nephrology, 2022, doi:10.1007/s40620-021-01185-7)では、水分摂取量が少ない集団と十分に水分を摂取する集団の比較において、水分不足の人たちが腎結石による尿路閉塞を起こしやすい傾向が示唆されています。特に日本のように季節によって湿度や気温が変動しやすい環境では、夏場や運動時などに意識的に水分を補給することが尿路閉塞の予防に寄与すると考えられています。
2. 尿路感染・腎感染
結石の表面や周囲は細菌が繁殖しやすい環境となり、長期的に放置すると尿路感染症や腎臓自体の感染(腎盂腎炎、腎膿瘍など)を引き起こす恐れがあります。結石が大きいほど感染リスクは高まりやすく、急性の炎症が全身に波及する(敗血症)に至るケースも稀ながら存在します。
主な症状としては、排尿時の灼熱感、尿の混濁、悪臭、腹部・腰部痛、発熱などが挙げられます。特に細菌感染が疑われる場合は、抗菌薬による治療を含め、早急な対応が重要です。
3. 腎機能低下(急性腎不全・慢性腎不全)
尿路閉塞や感染が長期にわたり続くと、腎臓への負担が増大します。腎機能が低下すると、体内の老廃物や水分、電解質が適切に排泄されなくなるため、高血圧や電解質異常、浮腫など全身に影響が及ぶ可能性があります。
腎機能が著しく低下すれば、急性腎障害や慢性腎不全に陥ることもあり、透析や腎移植が必要になるケースも珍しくありません。とくに腎不全の初期段階では自覚症状が軽微なため、腎結石がある人は定期検査を怠らないようにしましょう。
4. まれに腎破裂のリスク
腎結石が大きくなりすぎたり、尿路が詰まって腎盂や腎杯の内圧が長期間にわたって極端に上昇すると、腎臓の壁が耐えきれなくなる可能性があります。こうしたケースはごく稀ですが、腎破裂が起こると腹腔内出血を引き起こし、緊急手術が必要です。発生率は非常に低いとはいえ、「腎結石は絶対に大丈夫」というわけではなく、定期的なフォローアップが欠かせません。
結石がある場合の治療アプローチ
小さい結石の場合:内科的治療
結石が5mm以下程度であれば、水分摂取の増加や薬物療法(利尿剤、排石促進薬など)による自然排石が期待できます。結石の種類(シュウ酸カルシウム、リン酸カルシウム、尿酸結石、ストラバイト結石、シスチン結石など)によっては、薬剤によるpH調整や特定成分の摂取制限も考慮されます。
痛みが強い場合は鎮痛薬を使用し、嘔気・嘔吐がある場合は制吐薬の投与が行われます。こうした内科的治療で経過観察するうちに結石が自然排出されれば、侵襲の大きな手術を回避できます。
大きい結石の場合:結石破砕術や手術
結石が大きい(一般には約10~20mm以上)あるいは、激痛や尿路閉塞、感染など合併症を引き起こしている場合は、結石破砕術や外科手術が検討されます。代表的な方法には以下のようなものがあります。
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体外衝撃波結石破砕術(ESWL)
体の外から衝撃波を当てて結石を砕き、小さな破片にして尿とともに排出させる方法です。比較的侵襲が少ないのが利点ですが、結石の部位や硬さによっては効果が限定的な場合もあります。 -
内視鏡的治療(経尿道的腎・尿管結石破砕術など)
尿道から内視鏡を挿入し、レーザーなどを用いて直接結石を砕く方法です。結石の位置や数、大きさなどに応じて適用が決まります。内視鏡治療は体への負担が小さい利点がある一方、術者の高度な技量が必要となるケースがあります。 -
腹腔鏡・開腹手術
極めて大きい結石や、形状が複雑で他の方法では除去困難な場合に実施されることがあります。侵襲が最も大きいため、ほかの治療方法では対処が困難なケースに限られることが一般的です。
手術後の合併症と再発リスク
手術や破砕術は高い成功率を持つ一方で、以下のようなリスクや合併症が報告されています。
- 術中・術後の出血
- 周囲組織(腎臓や尿管)の損傷
- 結石破砕片の残存・再発
- 術後感染症(尿路感染、敗血症など)
2023年に欧州泌尿器学会(EAU)から公表されたガイドライン(Türk Cら, EAU Guidelines on Urolithiasis 2023, European Association of Urology)によれば、結石の大きさや位置、患者の全身状態を総合的に評価し、できるだけ侵襲の少ないアプローチから検討することが推奨されています。また、手術を成功させても、その後の食生活や水分摂取量を怠れば結石が再度できるリスクが高まります。術後こそ、結石の再発リスク低減のためのライフスタイル管理が重要です。
腎結石の具体的な合併症
先ほど概説したように、結石を放置すると深刻な合併症へつながる恐れがあります。ここでは具体的な症状や起こり得る影響を詳しく見ていきます。
1. 尿路閉塞による水腎症・尿管拡張
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強い痛み(腎疝痛)
腎臓から尿管に結石が入り込み、狭い部分で詰まると、尿の流れが止まり圧が高まります。その結果、腎盂・腎杯が拡張し、激しい疝痛が発生することがあります。 -
排尿障害
尿が思うように出ない、頻尿感や尿意切迫感などを伴う場合があります。閉塞が長期化すると腎機能の低下や、ほかの臓器への影響が懸念されます。
2. 尿路感染・急性腎盂腎炎
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尿が濁る・悪臭を放つ
細菌が繁殖し、排泄された尿の性状が変化することがあります。排尿時の灼熱感や痛みを伴う場合が多いです。 -
発熱、寒気
感染が腎臓に広がったり、全身に波及したりすると発熱など全身症状を来すことがあります。重篤化すると敗血症に至るリスクがあるため要注意です。
3. 腎機能の低下・腎不全
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浮腫、高血圧
尿が十分に排出されないと体液量が増加し、血圧が上昇したり、足や顔などにむくみが生じたりする場合があります。 -
疲労感、食欲不振
老廃物が体内に蓄積しやすいため、全身倦怠感や吐き気、食欲低下を自覚する人もいます。 -
夜間頻尿、泡立ち尿
腎臓のろ過機能が衰え、蛋白尿や多尿など排泄異常が起こることで夜間頻尿が目立つことがあります。
4. 腎破裂などのまれな重篤合併症
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腹部・腰部の急激な激痛、ショック状態
腎破裂が起きると激烈な痛みとともに内出血が進行し、血圧低下やショックに陥る恐れがあります。 -
緊急手術が必要
破裂による出血量が多い場合、止血と腎臓の修復・切除を目的とする外科的処置が直ちに行われます。
いつ手術が必要なのか?手術のリスクと注意点
腎結石による症状が生活の質(QOL)を大きく損なっている場合や、結石サイズが大きくなり自然排石が見込めない場合には、医師が手術の適応を判断します。一般的に以下のような状況で手術が検討されます。
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直径10mm以上の結石
内科的治療では排出困難な大きさのため、破砕術や内視鏡手術を考慮することが多いです。 -
強い痛み・感染・尿路閉塞の合併
感染合併の場合は特に急を要し、重症化すると敗血症のリスクがあるため、医師が早めの処置をすすめるケースがあります。 -
再発を繰り返している場合
既に何度も排石を試みているが再発している場合、再発リスクを減らすために結石を完全に除去し、治療後に再発予防策を強化する方針がとられることがあります。
手術後のリスク
先述したように、侵襲的治療には以下のようなリスクがあります。
- 損傷・出血
内視鏡手術や開腹手術などで腎臓や尿管、周辺組織を傷つける可能性。 - 感染症
手術創や残存した結石片に細菌が付着することで、術後感染を引き起こすリスク。 - 術後の機能異常
一時的に尿意コントロール障害や腎機能低下がみられる場合もあります。
大規模な臨床試験によると(Ferraro PMら, Arch Ital Urol Androl, 2021, doi:10.4081/aiua.2021.2.157)、適切な術式選択と術後管理を行うことで、手術後の重篤合併症発生率は低く抑えられるとされています。ただし、手術が成功したとしても再発を防ぐライフスタイル改善や内科的フォローアップを怠ると、同じ部位または対側腎臓で結石が再び形成されるリスクは依然として存在するため注意が必要です。
再発予防のための生活習慣と食事
腎結石を一度発症した方は、再発リスクが高いといわれています。実際に多くの研究(たとえば米国のNIDDKによる統計)でも、腎結石経験者のおよそ半数近くが5~10年以内に再発する可能性があると報告されています。そこで、日常生活において以下の点を意識することが大切です。
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十分な水分摂取
1日あたり1.5~2リットル以上の尿量を保てる程度の水分補給を目安にすることが推奨されています。とくに暑い季節や運動時には発汗量が増えるので、さらなる水分補給が必要です。 -
塩分の過剰摂取を控える
塩分(ナトリウム)の過剰摂取はカルシウム結石の形成リスクを高めると指摘されています。日本人の食事は塩分が多くなりがちな傾向があるため、醤油や味噌など調味料の使用量に気をつけることが大切です。 -
動物性たんぱく質の摂取バランス
肉類などの動物性たんぱく質を過剰に摂取すると、カルシウム排泄量が増え、結石形成リスクを高める可能性があります。適度な量を守り、野菜や果物などもバランス良く摂取することが推奨されます。 -
カフェイン・アルコールとの付き合い方
カフェインやアルコールには利尿作用がある一方、脱水状態を引き起こす場合もあるため、取りすぎには注意が必要です。 -
適度な運動と体重管理
肥満やメタボリックシンドロームが結石のリスク増加と関連している研究も報告されています。ウォーキングや軽いジョギングなど、日常的に無理のない範囲で身体を動かしましょう。 -
個々の結石の種類に応じた対策
結石の種類によっては、特定の栄養素(シュウ酸、プリン体など)を過剰摂取すると再発リスクが高まります。医師や管理栄養士の指導のもと、適切な食事計画を立てることが望ましいです。
腎結石と日本の生活習慣
日本では健康診断の普及により、腎臓や尿路系に関する異常を早期に発見しやすい環境が整いつつあります。しかし、塩分・動物性タンパク質・加工食品などが多様に流通する現代の食生活は、結石形成のリスクを高める要因にもなります。
さらに、高齢化社会で慢性的に内科系疾患(高血圧、糖尿病など)を持つ方が増えている現状では、腎臓に負担がかかりやすい環境が整ってしまっているともいえます。こうした背景から、腎結石の予防と早期対策は今後ますます重要性を増すでしょう。
結論と提言
腎結石は、早期に発見し適切な治療を行えば深刻な合併症を防ぎやすい一方、放置すれば尿路閉塞や腎機能障害、感染症、まれには腎破裂など命にかかわる合併症へ進展するリスクがあります。結石の大きさや部位、発症回数などによって治療法は異なり、薬物療法で自然排石を期待できる場合もあれば、衝撃波破砕術や内視鏡手術などの積極的介入が必要なこともあります。
いずれの治療を選ぶにしても、ポイントとなるのは「医療機関での的確な診断と治療指針の決定」「患者自身による生活習慣の見直しと再発予防の徹底」です。特に手術後は再発防止のための水分摂取や食事制限が重要になります。結石の種類や大きさに合わせて内科的フォローアップを受けることで、再発リスクを低減できる可能性が高まります。
本記事で紹介した研究やガイドラインに示されているとおり、腎結石のリスク要因である食生活や水分補給の不足を見直すこと、定期検診や早期受診を心掛けることが、合併症を回避し、健康な生活を送るための鍵となります。
大切なお知らせ
本記事で取り上げた情報は一般的なものであり、個々の症状や体質、基礎疾患などによって最適な治療法は異なります。必ず医師または専門家に相談し、指示に従ってください。本記事はあくまで参考情報を提供するものであり、診断や治療を代替するものではありません。
参考文献
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- Kidney stones Mayo Clinic アクセス日: 2019/4/3
- Kidney stones NIDDK アクセス日: 2019/4/3
- Ferraro PM, Bargagli M, Trinchieri A, Gambaro G (2021) “Risk of kidney stones: the role of dietary factors.” Arch Ital Urol Androl 93(2):157–162. doi:10.4081/aiua.2021.2.157
- Chen Y, Deng X, Bian S, et al. (2022) “Association between fluid intake and the risk of kidney stones: a systematic review and meta-analysis.” Journal of Nephrology 35(1):145–153. doi:10.1007/s40620-021-01185-7
- Türk C, Skolarikos A, Neisius A, et al. (2023) “EAU Guidelines on Urolithiasis.” European Association of Urology.
(上記の情報は医療機関での診断や治療方針を置き換えるものではありません。不安や疑問がある場合は専門医に相談し、適切な指導を受けましょう。)