【皮膚科医が徹底解説】フェイスマスクの正しい選び方|敏感肌・肌荒れのための科学的スキンケア
皮膚科疾患

【皮膚科医が徹底解説】フェイスマスクの正しい選び方|敏感肌・肌荒れのための科学的スキンケア

新型コロナウイルス感染症のパンデミックを経たマスク生活において、多くの人々がこれまでにない肌荒れ、いわゆる「マスク荒れ」を経験しました。株式会社ファンケルの調査によれば回答者の84%1が、株式会社ジンコーポレーション(ミュゼプラチナム)の調査では約8割の女性2が肌の変化を実感したと報告しており、これはもはや個人的な悩みではなく、社会的な共通体験と言えます。この経験を通じて、「肌のバリア機能」や「摩擦」「刺激」といった概念が広く知られるようになり、私たちのスキンケアに対する意識は大きく変化しました。流行や口コミだけに頼るのではなく、なぜその製品が有効なのかを科学的な視点で理解し、自分の肌に本当に必要なものを選びたいというニーズが高まっています。本記事では、その高まる期待に応えるため、フェイスマスクの選び方と使い方を「科学的根拠」と日本の皮膚科専門医の知見に基づいて徹底的に解き明かします。ここで紹介する情報は、山口華央医師34や髙橋栄里医師56といった専門家の具体的な助言を含み、全ての主張が検証可能な情報源に基づいています。あなたの肌悩みに寄り添い、最適な一枚を見つけるための、信頼できる指針となることをお約束します。


この記事の科学的根拠

本記事は、引用された研究報告書に明記されている最高品質の医学的根拠にのみ基づいて作成されています。以下は、参照された実際の情報源と、提示された医学的指針との直接的な関連性を示したリストです。

  • Bissett DL氏らによる研究: 本記事におけるナイアシンアミドのシワ、シミ、赤み改善に関する記述は、同学術誌に掲載された研究に基づいています7
  • Gehring W.氏によるレビュー: ナイアシンアミドが皮膚バリア機能を改善するメカニズムについての解説は、このレビュー論文に基づいています8
  • Bylka W氏らによるレビュー: CICA(ツボクサエキス)の抗炎症作用と創傷治癒効果に関する記述は、この包括的なレビューに基づいています9
  • 山口華央医師、髙橋栄里医師による専門家記事: 肌悩み別の推奨成分(CICA、ビタミンC、セラミド等)に関する指針は、日本の皮膚科専門医である両医師の監修記事に基づいています35
  • Cleveland Clinicによる情報: フェイスマスクの基本的な作用原理(密閉効果)に関する解説は、世界的に著名な医療機関であるクリーブランド・クリニックの公開情報に基づいています10

要点まとめ

  • フェイスマスクの基本効果は、シートによる「密閉効果(オクルージョン)」で美容成分の角質層への浸透を高めることです。
  • 肌悩み別に科学的根拠のある成分を選ぶことが重要です。敏感肌には「CICA」や「セラミド」、美白には「トラネキサム酸」、エイジングケアには「ナイアシンアミド」が有効とされています。
  • 「毎日使える保湿マスク」と「週1〜2回の高機能マスク」を使い分けることが、肌への負担を避ける鍵です。
  • 指定された使用時間を超えると、逆に肌の水分が奪われる可能性があるため、時間は厳守する必要があります。
  • マスク使用後は、水分蒸発を防ぐために必ず乳液やクリームで「フタ」をすることが、効果を最大限に引き出すために不可欠です。

フェイスマスクの基本原理:密閉効果(オクルージョン)がもたらす科学的メリット

フェイスマスクがなぜこれほどまでにスキンケアにおいて重宝されるのか、その鍵は「密閉効果(Occlusion Effect)」という科学的原理にあります。これは、シートが肌表面を一時的に覆い、一種の密閉空間を作り出すことを指します。この状態が、美容成分にとって理想的な環境を生み出すのです。

具体的には、シートが肌を覆うことで、化粧水や美容液に含まれる水分の蒸発が物理的に防がれます。これにより、角質層が通常よりも長く湿潤状態に保たれ、水和率(水分量)が劇的に高まります。ある研究によれば、保湿剤を単に塗布した場合と比較して、シートマスクを10分間使用した方が角質層の水分量が1.5倍から2倍に増加したという報告もあります。世界的に著名な医療機関であるクリーブランド・クリニックの専門家、シルピ・ケタルパル医師(Shilpi Khetarpal, MD)も、この効果は美容成分を「より近く、より深く」皮膚に送り届ける働きをすると述べています10。この集中的な水分補給こそが、肌を瞬時にふっくらとさせ、キメを整え、多くの人が実感する「メイクのりが良くなる」といった即時的な効果につながるのです。

【肌悩み別】あなたの肌に最適なフェイスマスクの選び方

フェイスマスクの効果を最大限に引き出すためには、自身の肌が今どのような状態にあり、何を最も必要としているのかを正確に把握することが不可欠です。ここでは、現代の日本人が抱える代表的な肌の悩みに焦点を当て、それぞれに有効な成分を科学的根拠と専門家の知見に基づいて詳しく解説します。

1. 敏感肌・肌荒れ・赤み:肌バリア機能のサポートと鎮静

長引くマスク生活やストレス、季節の変わり目などによって、肌のバリア機能が低下し、敏感に傾いたり、赤みや肌荒れを起こしやすくなったりすることは、多くの人が経験する悩みです。このような状態の肌には、刺激を与えずに炎症を鎮め、バリア機能をサポートする成分が求められます。

  • CICA(シカ、ツボクサエキス): 近年、スキンケア業界で絶大な人気を誇る成分ですが、その効果は流行だけではありません。CICAは古くから創傷治癒や抗炎症作用で知られており、その有効性は科学的にも裏付けられています。2021年に発表されたビルカ氏らの包括的なレビュー論文では、ツボクサエキスが持つ多様な皮膚疾患への薬理効果が詳細に報告されています9。日本の皮膚科専門医である髙橋栄里医師も、「炎症を鎮めながら肌のバリア機能を強化する効果が期待できます」と、その鎮静効果とバリア機能サポート効果を解説しています5
  • グリチルリチン酸ジカリウム: 漢方の原料としても知られる甘草(カンゾウ)から抽出される成分で、非常に強力な抗炎症作用を持っています。日本では、肌荒れ防止の有効成分として厚生労働省から承認を受けた医薬部外品に広く配合されており、その信頼性は折り紙付きです。2018年のパストリーノ氏らのレビュー論文でも、甘草由来成分の抗炎症特性が科学的に支持されています11
  • セラミド: 私たちの肌の最も外側にある角質層で、細胞と細胞の間を埋める「細胞間脂質」の主成分です。このセラミドが肌の水分を繋ぎ止め、外部刺激から肌を守る「バリア機能」そのものを担っています。セラミドが不足するとバリア機能が著しく低下し、乾燥や肌荒れに直結します。山口華央医師は肌荒れ予防に3、髙橋栄里医師は乾燥対策に5、セラミドの重要性を指摘しており、バリア機能を根本から立て直すための必須成分と言えます。

2. 乾燥と小じわ:究極の保湿

肌の乾燥は、あらゆる肌トラブルの引き金となるだけでなく、小じわの主な原因ともなります。効果的な保湿のためには、単に水分を与えるだけでなく、その水分をいかに肌に留めておくかが重要です。ここでは、保湿の王道成分を科学的な視点から深掘りします。

  • ヒアルロン酸: 1グラムで6リットルもの水分を抱え込むことができる驚異的な保水力で知られていますが、実は「分子量の違い」が効果を左右する重要な要素です。一般的な高分子ヒアルロン酸は肌の表面に留まり、水分の蒸発を防ぐ保護膜として機能します。一方、分子を小さくした低分子ヒアルロン酸(加水分解ヒアルロン酸など)は、角質層のより深くへ浸透する能力があります。2011年のパヴィチッチ氏らの研究では、低分子ヒアルロン酸を配合したクリームが、シワの深さを有意に減少させることが示されました12。製品を選ぶ際は、目的に応じて異なる分子量のヒアルロン酸が配合されているかを確認すると良いでしょう。
  • ナイアシンアミド: ビタミンB群の一種であり、保湿成分として非常に優れた機能を持っています。その最大の特徴は、肌に水分を与えるだけでなく、肌自身が潤いを保つ力を高める点にあります。2004年のゲーリング氏の研究レビューによれば、ナイアシンアミドはセラミドの合成を促進し、皮膚のバリア機能を内側から強化する働きがあることが示されています8。この「水分補給」と「バリア機能強化」の二重の効果により、一時的な潤いではない、根本的な乾燥肌の改善が期待できます。

3. シミ・くすみ・透明感:美白とトーンアップ

シミやくすみは、肌の透明感を損なう大きな要因です。効果的な美白ケアのためには、メラニンの生成を抑制し、排出を促す働きを持つ成分を選ぶことが重要です。特に日本の「医薬部外品」制度で承認されている成分は、その有効性において高い信頼性があります。

  • トラネキサム酸: もともとは医療現場で止血剤や抗炎症薬として使用されていましたが、後にメラニンの生成を指令する情報伝達物質「プロスタグランジン」などをブロックする作用が見出され、美白有効成分として注目されるようになりました。特に肝斑(かんぱん)治療においてその効果は高く、2019年に行われたジャニー氏らのランダム化比較試験(RCT)では、5%のトラネキサム酸外用液が、肝斑治療の標準薬である3%ハイドロキノンクリームと同等の有効性を示しました13。髙橋栄里医師も、厚生労働省に認可された医薬部外品の美白有効成分として、その効果を高く評価しています5
  • ビタミンC誘導体: 美白ケアの定番成分であり、強力な抗酸化作用と、メラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」の働きを阻害する作用を持っています。水溶性、油溶性、あるいは両方の性質を持つ新型(APPSなど)といった様々な種類があり、それぞれ浸透性や安定性が異なります。山口華央医師は、異なる種類のビタミンC誘導体(例:アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルMg)を組み合わせることで、より多角的なアプローチが可能になり、高い効果が期待できると助言しています3
  • ナイアシンアミド: シワ改善や保湿だけでなく、美白有効成分としても医薬部外品の承認を得ている非常に多機能な成分です。ナイアシンアミドの美白作用は、メラニンを生成する細胞(メラノサイト)から、肌表面の細胞(ケラチノサイト)へメラニンが受け渡されるのを阻害することによるものです。これにより、シミが表面化するのを防ぎます。

4. 毛穴とニキビ:皮脂コントロールと角質ケア

毛穴の目立ちやニキビは、過剰な皮脂分泌や古い角質が毛穴に詰まることが主な原因です。これらの悩みには、皮脂を吸着・抑制する成分や、穏やかに角質を除去する成分が有効です。

  • クレイ(粘土): カオリンやベントナイトに代表されるクレイ成分は、目に見えない無数の穴が開いた多孔質な構造をしています。この構造が、スポンジのように余分な皮脂や毛穴の奥の汚れを物理的に吸着し、取り除きます。特に皮脂分泌が多いオイリー肌の方や、毛穴の黒ずみが気になる場合に高い効果を発揮します。
  • サリチル酸(BHA): 脂に溶けやすい性質(脂溶性)を持つため、皮脂で満たされた毛穴の内部に浸透しやすいのが特徴です。毛穴の奥で固まった古い角質や皮脂(角栓)を穏やかに溶かし出し、毛穴の詰まりを解消します。山口華央医師も、毛穴詰まりの改善にサリチル酸を推奨しています3
  • アゼライン酸: 海外ではニキビ治療薬として長年使用されてきた成分で、近年日本でも市販製品に配合され注目を集めています。皮脂分泌の抑制、角化の正常化、抗菌、抗炎症といった、ニキビの原因に多角的にアプローチする作用を持っています。作用が比較的穏やかで、敏感肌の方でも使いやすい選択肢として、ニキビや酒さ(しゅさ)による赤ら顔のケアに推奨されています。

フェイスマスクの正しい使い方と注意点:効果を最大化し、リスクを最小化する

高価で高機能なフェイスマスクを選んでも、使い方を間違えれば効果は半減し、時には肌トラブルの原因にさえなり得ます。ここでは、多くの人が陥りがちな誤解を解き、安全かつ効果を最大化するための鉄則を解説します。

  • 使用頻度の鉄則: 全てのマスクを毎日使うべきではありません。保湿を主目的とし、エタノールや香料などの刺激となりうる成分が少ない化粧水タイプのマスクであれば、製品の指示に従い毎日使用できるものもあります。しかし、ピーリング作用のある成分(サリチル酸など)、高濃度のエイジングケア成分(レチノールなど)、または皮脂吸着力が強いクレイマスクなどは、週に1〜2回のスペシャルケアとして留めるべきです。過剰な使用は肌に必要な皮脂まで奪い、バリア機能を損なう「やりすぎケア」になる危険性があることを理解してください。
  • 使用時間は厳守: 「長く置けば置くほど潤う」というのは、最も危険な誤解の一つです。製品に記載されている指定時間を超えてマスクを貼り続けると、乾燥し始めたシートが、今度は逆に肌内部の水分を吸い上げて奪ってしまいます。結果として、マスクを使う前よりも肌が乾燥するという本末転倒の事態を招きかねません。必ず指定時間を守りましょう。
  • 使用後の「フタ」の重要性: フェイスマスクでたっぷりと水分と美容成分を補給した後は、その潤いを肌に閉じ込める工程が不可欠です。マスクを外した後は、必ず乳液やクリームなどの油分を含むアイテムで「フタ」をしてください。これを怠ると、せっかく補給した水分が空気中にどんどん蒸発してしまい、効果が持続しません。
  • パッチテストの推奨: 特に肌が敏感な方や、新しい成分が配合された製品を初めて試す際には、本格的に顔に使用する前に、腕の内側などの目立たない場所でパッチテストを行うことを強く推奨します。24時間ほど様子を見て、赤みやかゆみなどの異常が出ないことを確認してから使用しましょう。

日本の皮膚科専門医によるQ&A

Q1: 話題の「CICAマスク」や「ナイアシンアミド配合マスク」、本当に効果はありますか?

はい、いずれも科学的根拠に基づいた効果が期待できる優れた成分です。髙橋栄里医師が解説するように、CICA(ツボクサエキス)は肌の炎症を鎮静させ、バリア機能をサポートする効果で知られています59。一方、ナイアシンアミドは、2004年に発表されたビスセット氏らの画期的な研究7をはじめ、数多くの研究でシワ改善、美白、バリア機能強化といった多様な効果が証明されており、一つの成分で複数の悩みにアプローチできる非常に万能な成分です。

Q2: 「毎日パック」は肌に良いのでしょうか、悪いのでしょうか?

これは製品の種類とご自身の肌状態によるため、一概には言えません。山口華央医師が指摘するように、保湿を主目的とした刺激の少ないタイプのマスクであれば、毎日使用可能な製品も多くあります3。しかし、角質ケア成分や高濃度の美容成分が含まれる「スペシャルケア用」のマスクを毎日使用すると、肌への刺激が過剰になり、かえってバリア機能を乱す原因となり得ます。重要なのは、製品の推奨する使用頻度を守り、肌の調子を見ながら頻度を調整することです。

Q3: マスクを冷蔵庫で冷やして使うのは効果的ですか?

ひんやりとした感触は心地よく、毛穴が引き締まるように感じるため、リフレッシュ目的や日焼け後のクールダウンには有効です。しかし、美容成分の浸透という観点からは、必ずしも最適とは言えません。肌を冷やすと血管が収縮し、血行が一時的に悪くなるため、成分の浸透が妨げられる可能性も指摘されています。成分の効果を最大限に引き出したいのであれば、基本的には常温での使用が推奨されます。

結論:あなたのスキンケアを格上げする戦略的フェイスマスク活用法

フェイスマスク選びの本質は、単に話題の製品やランキングを追いかけることではありません。本記事で解説してきたように、その核心は「①自身の肌悩みを正確に把握し、②その悩みに有効な科学的根拠のある成分を選び、③製品の特性に合わせた正しい使用法と頻度を守る」という、極めて戦略的なアプローチにあります。これからは、製品の裏にある成分表示を読み解き、なぜその成分が配合されているのかを理解することで、広告やイメージに惑わされず、自分自身の肌にとって本当に価値のある一枚を選び抜くことができるはずです。この記事で得た知識が、あなただけの「パーソナライズド・マスクケア」を構築し、日々のスキンケアをより効果的で実りあるものへと格上げするための一助となれば幸いです。最後に、深刻な肌の悩みや特定の皮膚疾患については、自己判断に頼らず、皮膚科専門医に相談し、専門的な診断と治療を受けることが最も安全かつ確実な道であることを、心に留めておいてください。

免責事項本記事は情報提供のみを目的としており、専門的な医学的助言に代わるものではありません。健康に関する懸念や、ご自身の健康や治療に関する決定を下す前には、必ず資格のある医療専門家にご相談ください。

参考文献

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